狐「第2回SSオフを開くのじゃ」(46)

男「え、またssオフやんの?」


 ss限定でまた集まるのじゃ
 1:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/20(火) 21:00:41 id:tama1mae

 前回は楽しかったんじゃ。またss限定で集まらぬか?


男「…」


 36:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/20(火) 22:58:37 id:tama1mae

 日曜に汐留さまーぱーく遊園地に集合じゃ

男「…」


 53:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/20(火) 23:29:12 id:tama1mae

 最後に参加人数の確認じゃ


男「…」


 60:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/20(火) 23:35:58 id:tama1mae

 全部で7人かの、待っとるのじゃ



男「俺?…もちろん不参加さっ!」

男「(ノートルダムの鐘の主人公似の顔が憎い)」

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11:00 汐留サマーパーク

狐「全員揃ったかの?じゃぁ自己紹介をするのじゃ」

俺「俺の名前は俺。よろしくな!」

サキュバス「サキュバス、色魔よん。俺さぁん、この後いいことしなぁい?」

俺「ははは、昼からはちょっと」

女「女よ。俺さんのクラスメートで学級委員長でもあるわ。」

妹「い、妹です。お…とこさんの義理の妹なの」

幼馴染「幼馴染。俺の隣人、幼稚園からの仲なんだ。」

女魔王「我は女魔王、世界征服を目指してる。多忙だが参加させてもらったぞ」

狐「みな、忙しい中来てくれてありがとうなのじゃ」

女魔王「前回は嘘かもしれんかった。それにss代表として、出ない訳にはいかぬ」

幼馴染「私もそう!1回目楽しそうだったし」

狐「メリーは忙しいと言っとったが、」

狐「結局、雪女と影女は来なかったの、雪女は醜態を晒しとったからのぅ」

俺「影女って?」

狐「障子の中に住む妖怪で月の夜で女の影が障子に出たりする妖怪なのじゃ」

俺「へぇ、なるほど。ありがとな!」

俺「よし、じゃぁ並びに行こうぜ」

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俺「ところで、このアトラクション何?」

幼馴染「知らないで並んでたの?あなた変わってないわね、まったく…」

狐「すりーでーしあたーと書いてあるのじゃ」

女「映像が立体になって見えるのよ」

狐「なんと!?映像が立体にじゃと!」

妹「知らないの狐ちゃん?」

狐「文明の利器ってやつかの!」

キャストの人「次の方どうぞー」

狐「ほら、早く行くのじゃ!」パシッ

男「あ、ちょっと!」

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キャストの人「次の方どうぞー」

狐「ほら、早く行くのじゃ!」パシッ

男「あ、ちょっと!」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

俺「(他の人たちとはぐれてしまった)」

狐「中は暗いの…」ギュッ

俺「あの。あんまり強く抱きつかないで…」

俺「(む、、胸が当たってる。狐さん見かけによらず巨乳、)」

俺「(いかんいかん。ここは紳士の対応だ)」

俺「その、狐さんは暗いところが苦手なんですか?」

狐「殺生石の中に居た頃が思い出されるのじゃ」

俺「狐さん始まりますよ」

狐「怖くて見れないのじゃ…」

俺「(横目で見る姿がかわいい)」

狐「っ!」ビクッ

俺「(うっ。狐さんが驚くたびに俺の腕に胸が…)」

狐「ひっ」ビクッ

俺「(平常心、平常心。)」

俺「大丈夫?」

狐「だ大丈夫なのじゃ」

俺「(狐さん。本当に暗いところが苦手なんだな)」

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狐「怖かったのじゃー!」

妹「狐ちゃん、おもしろーい」

俺「」ボー

女魔王「汝、何かあったのか?ボーっとしておるぞ」

俺「い、いやなんでもない」

俺「(狐さんの胸の感触しか記憶に残らなかった)」

サキュバス「ねぇん。今度は俺ちゃんの飛び出す―」

俺「言わせねぇよ!?」

サキュバス「まだ何も言ってないじゃなぁい」

俺「(サキュバスさんのおかげで正気に戻れた)」

幼馴染「ねぇ、そろそろご飯にしない?」

女「そうね、丁度お昼時だし」

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キャストの人「肉まんひとつおまたせしましたー」

俺「…」

俺「」パフパフ

俺「(狐さんってホント純真無垢で可愛いよな)」

幼馴染「どうしたの?腕に肉まんなんて押し付けて」

俺「え!?いや何でもない」

幼馴染「?」

幼馴染「そうだ。はい、これ」

俺「お、大好物のラーメンに一味唐辛子たっぷりがけじゃん。」

俺「」ズズー

俺「味付けもばっちり、すごいなお前!」

幼馴染「そりゃぁ幼稚園の頃から一緒にいるんですもん。味の好みくらい覚えるわよ」

俺「それもそうだな!」ズズー

幼馴染「…」

幼馴染「ねぇ俺」

俺「なに?」ズズー

幼馴染「これ、覚えてる?」

俺「なんだその汚い輪っか、なんかの一部に見えるけど?」

幼馴染「ううん!覚えてないならいいの」

俺「…?」

妹「あ、居たー。こっちこっち!」

女「ごめんなさい。店員が手間取ったの」

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キャストの人「すいません、こちらのお化け屋敷はより恐怖を体験してもらうため、2人ずつのご入場となります」

狐「す、すまぬわらわには無理そうじゃ。外で待っておる」

俺「じゃーじゃんけんで決めましょう!」

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女魔王「」

俺「(まさか、この人とペアになるとは)」

俺「(この人世界征服を目指してるって言ってたな)」

女魔王「」

俺「(話し方も厳格だし)」

俺「(怖くて近寄りがたいって言うか)」

女魔王「」

俺「?」

俺「(さっきから何も話さないな)」

俺「!」

俺「(顔面が魂が抜けたかのように蒼白だ)」

俺「暗いところ苦手なんですか?」

女魔王「馬鹿者!そんなわけ無かろう」

女魔王「ただお化けが苦手なだけぞ」

俺「魔王なのに?」

女魔王「」オバケナンテイナイオバケナンテイナイ

俺「(重症だな…)」

俺「わっ!」

女魔王「きゃっ!」

俺「(以外に色っぽい声出すな)」

女魔王「汝、何をするのだ!」

俺「(からかい甲斐があって面白い)」

女魔王「」ココニオルノハニセモノココニオルノハニセモノ

俺「(このギャップがなんとも言えない)」

女魔王「汝、この事は2人だけの秘密ぞ」

俺「解ってますよ」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

女「」オロオロ

妹「あ~ん、お化けがーお化けが~!」

狐「よしよし、もうお化けはいないんじゃ」ナデナデ

妹「えへへー」

俺「お、出口か」

女魔王「(やっと出れたんぞ)」

俺「あ、すいません。狐さん」

狐「いいのじゃ」

妹「狐ちゃん、好きー」

俺「妹は狐さんが気に入ったのか?」

妹「うん!」

サキュバス「次はどこに行くのかしらぁん?」

女「提案があります。」

幼馴染「どうぞー」

女「あと30分ほどで4時のパレードが始まります」

女「それを見るというのはいかがでしょうか」

妹「でも空き時間どうするの?」

俺「自由行動って事にしない?お土産も買いたい人も居るだろうし」

女「ではそれで行きましょう」

俺「」ジー

女魔王「汝、どうした?」

俺「(そういえば異性の人と二人だけの秘密を持ったのなんて初めてだ)」

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汐留サマーパーク内ゲームセンター

俺「ああは言ったけど、お土産買う性格じゃないから、結局ゲームセンターに来ちまった」

妹「(このままじゃ駄目。お兄ちゃんとの距離を縮めようと、無理やりついてきたのに)」

妹「(妹になってから半年、いまだに『お兄ちゃん』って呼べてない)」

妹「(ううん違う。初めて見た日から、一人の異性として…)」

俺「どうした、そんなアホみたいな顔して?」

妹「あ、アホ!?」

妹「(そっか、お兄ちゃんは私の事なんて意識もしてないんだ)」グスッ

俺「どどうしたんだ!?急に泣き出して?」

妹「俺さんのばかー!」

俺「ちょ、妹ー!待てよ!」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

妹「(馬鹿ね私、一人で怒って飛び出して)」

妹「(もうすぐパレード始まっちゃうけど、戻る気になれないな…)」

妹「(『お兄ちゃん』って心の中ではちゃんと呼べるのにな)」

俺「」ハァ…ハァ…

妹「おに、俺さん」

俺「やっと、、追い、、ついた。どしたんだよ、急に?」

妹「なんでもないって!」

俺「兄妹、だろ?」

妹「!」

妹「あーあ、なんで私、この人の妹になっちゃったんだろうなー」

俺「え?」

妹「パレード始まっちゃうよ。もう行こ!」

俺「そ、そうだな」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

女「遅いわよ。」

サキュバス「ひょっとしてふたりで良い事してたのぉん?」

俺「そんなわけないでしょう。義理とはいえ妹ですよ?」

妹「…」

幼馴染「(いいな、妹ちゃんは。ずっと俺さんと一緒で)」

女魔王「汝、まさかさっきの秘密をばらしては居ないだろうな?」

俺「大丈夫ですって」

俺「(意外に小心者なんだな、こういうのを『ギャップ萌え』っていうんだっけ)」

女「さ、パレードに行きましょ」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

女「(参ったわねこんなに女性が多いなんて)」

女「(でも、俺くんはまだフリーのはず。絶対私がゲットするわ)」

俺「(なんか視線を感じるな)」

女「(あ!またやっちゃったわ。私ってつい思い焦がれる人を睨み付けるように見つめちゃうのよね)」

俺「(委員長か、あの人いつも俺の事睨んでるから苦手なんだよな)」

女「(俺さんの前だと意識しちゃって口調も淡々としちゃうし)」

俺「(あの人、俺にだけツンツンした口調なんだよな、何か怒らせるような事したっけ?)」

女「(さっきのお化け屋敷で妹ちゃんが泣いたときも、ただオロオロしてただけだったわ」

女「(神様お願い、もう一度チャンスをちょうだい)」

キャストの人「おっと、ここでパレードをご覧の方だけに朗報でーす」

女「!?」

キャストの人「汐留サマーパークのマスコットキャラのシッキーに選ばれた一組はシッキーと写真が撮れますよー」

ギャラリー「キャー、シッキー!!」

シッキー「」スッ

女「私!?」

女「(チャンス!)」

女「俺さん、呼ばれてるわ行きましょ」グイッ

俺「え、女さんとですか!?」

キャストの人「はーい。笑ってー」

俺「(この人こんなときでも仏頂面だな)」

女「(嬉しすぎて失神しそう、耐えるのよ私)」

キャストの人「もう少し近寄れませんかー?」

女「(再びチャンス!男の子は積極的な子が好きって『恋愛マニュアル』にも書いてあったし…)」

女「腕組むわよ」ガシッ

俺「(顔真っ赤だし、やっぱ怒らせちゃったんだろうな)」

女「(死ぬほど恥ずかしい)」

キャストの人「撮りますよー」パシャッ

キャストの人「この写真は無料サービスとなっておりますのでー。ありがとうございましたー」

俺「あの女さん、俺で良かったんですか?」

女「もちろんよ。ありがとう。」

女「(し、死にそう)」

俺「(怒らせた訳じゃないのかな?)」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

狐「最後はあのでっかいまぁるいのに乗りたいのじゃ」

サキュバス「観覧車ねぇん」

幼馴染「この遊園地の観覧車、かごが小さくて多いのが売りなの」

妹「一つのかごに載れるのは…」

女「2人ね」

女魔王「汝は誰と乗りたいのだ、申してみよ」

俺「(最初から積極的だったサキュバスさん。)」

俺「(狐さんは純真無垢な性格で、妹も気に入ってる。)」

俺「(食事の時に何か言いかけた幼馴染。)」

俺「(『ギャップ萌え』の女魔王さん。)」

俺「(意味深な発言をした義理の妹。)」

俺「(シッキーと一緒に写真を撮るという一生に一度あるか無いかのチャンスを俺に使った女さん。)」

俺「俺は…」

安価下

サキュバス「俺ちゃぁん。私を選んでくれたって事は、つまりokってことよねぇん?」

俺「へ?」

サキュバス「いやねぇん。とぼけちゃってぇ。ずっと誘ってるじゃなぁい」

俺「でも観覧車の中で、さすがに行為に挑んだりは…」

サキュバス「私は色魔よぉん?つまり悪魔、常識はずれの事だってするわぁ」

俺「ちょっと、ダメですって!」

サキュバス「この観覧車が1周するまで数十分、最高の数十分を味わわせてあげるわぁ」

俺「~~~~~~~~っ!」

happy end?

エロは書けない。寝落ちした上、尻窄まりですまぬ

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