……??
…姫始めって、なんだろう?
「今は湯浴みで身を清めていることでしょうー」
あ、新年最初のお風呂のことなのかな?
確かにゆっくりしたい気分だろうし
「じゃあ私もお風呂いこうかなあ」
「わたくしは後ほど向かいますゆえー。美穂も『おぼれぬように』ごゆるりとー」
「だ、大丈夫ですよっ、…多分…」
お風呂で寝ちゃうのは流石に危ないですからね
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「んっ…」
露天風呂だから当たり前ですが、空気はひんやり
蘭子ちゃんはどこかなあ…
「はあ、はあ…白き奔流を…っ!我が聖域に、新たな魂の源をっ…!」
「あっ、蘭子ちゃ…?!」
わたしは思わず目を疑ってしまいました
遠目に見える蘭子ちゃんは、バスタオルを付けていないどころか…
ぷ、プロデューサー…?と、抱き合って…!?
「遠慮はっ…必要ないわっ…あっ、あっ、赤ちゃんっ!プロデューサーの赤ちゃんちょうらいっ…!ひゃううっ!!」
…えっ、えっ?
赤ちゃんって、えっ?
「美穂」
「…ひっ!?」
後ろを振り向くと、すぐそばに芳乃ちゃんがいました
芳乃ちゃんも…バスタオルをつけていません
頭が追いつかなかったのもあって、スラッとした体をしばらく見つめてしまいました…
「美穂は姫始めを存じなかったようでしてー」
「ここここれって…?」
「幾つかの意味を持ちますがー、近年では専ら男女における年明け初めての生命の儀を行うことでしてー」
生命の、儀式…って
見間違えじゃないんだ…
「すっ、すごいのっ!おなかの中っ弾けちゃうよぉっ!」
蘭子ちゃんは夢中になっているのか、相変わらず気持ちよさそうな声を出していました
逆に、プロデューサーはこちらを意識しているような感じが…
「わたくしもこれより儀式を執り行いますがー、美穂はいかがいたしましてー?」
「わ、わ、わたしは…」
エッチなこと…は、ちょっと考えてみたことはありましたけれど
あんなに、激しく…今すぐ決めるなんて…
「生命の儀、即ち男女の交わりは邪ではないのでしてー、美穂のまことの想いに従うべきかとー」
その瞬間、まるで心臓を鷲掴みされたような感触がしました
「はふー…あ、芳乃ちゃん…んっ?!ふやっ、美穂ちゃんっ!?」
「美穂も連れてきたのかい、芳乃」
「美穂もそなたと交わりたくー。そなたの活力なら差し支えないかとー」
「やだっ、見ないでっ、見ないでえええっ!!」
「多分途中から見られてたぜ、蘭子」
プロデューサーの言葉で追い討ちされて、蘭子ちゃんは泣きそうなほど慌てていました
わたしもきっと、同じようになっちゃうだろうなあ…
「うう…我が失態…」
「んでどちらから始める?」
「まずはわたくしが示すのでして」
芳乃ちゃんは微笑みを浮かべながら
プロデューサーに体をくっつけていきました
「あっ…はあっ…それでは、まいりま…しょうー…っ」
改めて近くで見ると…すごい大きさ
なのに当たり前のように…入っていって
だけど、根元まではやっぱり無理みたい…?
「うっ、く…そなたの力が、漲っているのでしてーっ…!」
「一カ所じゃ足りないって顔してるなっ」
「はううーっ!そ、そこはもろいのでぇーっ…!」
芳乃ちゃんの小さな乳首を、親指と人差し指で挟んでくいっと捻るプロデューサー
ついつい、自分の手でも…真似しちゃいました…
「んっ…私の欲望が…魂から溢れてくる…っ」
バスタオルをつけなおした蘭子ちゃんも
我慢しきれないのか、自分の体を触っていました
みんな、わたしよりとてもエッチだったんだなあ
「そなたっ、そなたあっ…!わたくしにっ、そなたの全てをーっ…!?」
「…うわあ…」
今までのイメージがひっくり返しになったような感じ
芳乃ちゃんも、好きな人に愛されたら嬉しいに決まってるよね
キレイな…顔…
「んあうっ…そなたっ、そなたっ、そなたあああーっ!!」
「いくぞっ、芳乃っ…!」
「っ…!ひいいいー…っ!!」
冷たい空気とは別の、ゾクゾクとした気持ちよさ…
わ、わたしも、プロデューサーに愛してもらえるのかな…
「こ、このようにー…満たされるのでしてー」
体を離した後、普通なら人に見せられないような場所を…わたしにしっかり広げて見せる芳乃ちゃん
白く濁ったピンク色が、頭に焼き付いてしまいそう
「美穂ちゃん、プロデューサーって、とっても気持ちいいんですよ?あったかくて、ふわふわして、極上の至福みたいな…えへへ…」
蘭子ちゃんからもわたしを誘う言葉が聞こえてきました
自分に、正直に…ならなきゃ…
「美穂は初めてかな?」
「はっ、はははいっ!?よろしく、お願い…しますっ…」
手始めとばかりに、キス
深く、浅く、わたしの色々なものをぐちゃぐちゃにしてくるキス
初めて思い出に刻まれるキス…
忘れられるわけ、ないですよね
「んっ…んむっ…んは…んっ!」
よだれと舌が、まるで絡みついてくるみたいでした
大げさでなく、口の中が支配されちゃっています
わたしの心は、握りしめられた新雪のように溶けて
プロデューサーの中に吸い込まれてしまいました
好き…スキ、あなたが…好きです…
「わたくしも力添えいたしましてー」
「わっ、私も新たな饗宴の準備をっ」
キスの嵐が収まった直後、わたしは二人によって完全に裸を晒されちゃいました
ぷっ…プロデューサーに…胸もっ、しっ、したも見られっ…
「原初における契りならば、精神肉体共に満たすべきね!」
「まままってっ、恥ずかしいよっ!?ダメっ…そこやあっ…」
「恥じらいも儀には必要なものでしょうー」
「芳乃はともかく、蘭子もすっかりノリノリだなあおい」
わたしのおっぱいをしゃぶったり、もみほぐしたりし始める二人
一方プロデューサーは、さっきの芳乃ちゃんを連想させるような感じで…
わ、わ…わたしのあそこを、指でゆっくり広げていきました
…繋がる瞬間が、待ち遠しくてたまらないです
「…らめっ、らめえっ?!ななっ…舐めひゃんっ!?」
「初々しいねぇ。蘭子の初めてはどうだったっけなあ?」
「それは禁忌よ!恥ずかしいからあっ!」
「道を滑らかな湿り気で満たすのでしてー」
一切肌を隠すことを許されないまま、ヒミツの儀式は進んでいきます
知らないことだらけで、本当に『おぼれて』しまいそう
芳乃ちゃんは、そっちの意味で言ってたのかな?
いつの間にかわたしのピンク色の場所は、三人がかわりばんこで舐める状態になっていました
芳乃ちゃんは優しく、プロデューサーは荒々しく、蘭子ちゃんはその間くらい…?
それぞれ違うやり方で…
快感のあまり、お尻の穴にもつい力が入ってしまいました
は、は、恥ずかしいっ…
衝動に駆られて書く予定早めましたが気力が追いつかなんだ
一旦ここまで
ぼちぼち再開します
「ひんっ!やっ、やあっ!?」
「これぐらいでいいか?さ、記念写真撮ろうな」
「……へっ?!」
足を二人にしっかり掴まれて抵抗もできず
一生残ってしまうだろう記録を、なすすべなく…刻まれてしまい
撮ったばかりのそこを突きつけられて…まともに見られるわけがなくて…
「やだ…やだあ…」
「フフ…汝も我が同志とならん!証を刻まれし花弁…わ、私たちも…その、撮られちゃってるから…ね?」
「舞台も整いましたゆえー、本年の新たな儀を始めましょうー」
鼓動を落ち着かせる余裕なんてありません
あっという間に、なだれ込むように
わたしに触れて
大きな大きなプロデューサーが
わたしのなかへ
入ってくる
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