ダフィー「いらっしゃいますぇ！！ デイドリームカフェへようこすぉ！！」

エルマー「！！！」

ダフィー「ご注文はダフィーですか？」

エルマー「……？？」

ダフィー「クォクォロピョンピョン待ち！！ くぁんがえるふりしtパァァァァン！！

エルマー「お前に用はない！！」

ダフィー「」バタッ

チノ「店内での銃の乱射はやめてください」

チノ「あとダフィーさん、この店の名前はデイドリームカフェじゃなくてラビットハウスです、いい加減覚えてください。 それとそのタップダンスもやらなくていいです」

ダフィー「え、ええと……お客様。 ご用件はなんでそう」

エルマー「ウハギをかいにきた！！」

ダフィー「かい……ああ、狩りでふか」

エルマー「ここにウハギがいうのは間違いないんだ！！ 『アビットハウス』って書いてあったんだかあな！！」

ダフィー「ええと、ウサギウサギ……あっ！！」

ダフィー「チノつぁんの頭の上に！！」

エルマー「！！！」











バッグス「に〜……」クッチャクッチャ

バッグス「……どったのセンセー？」

ダフィー「おいブァッグス！！ チノつぁんの頭の上に乗ってんじゃねえ！！」

バッグス「何言ってんだよ、僕はチノちゃんのペットなんだ。 頭の上に乗っかったって構わないだろう？」

チノ「頭に乗るのは構いませんが、立った状態で乗るのはやめてください」

バッグス「ご主人様がそう言うんだったらしょうがないなー……」

パァァン！！

バッグス「おおっと、チノちゃんがしゃがめって言わなかったら弾が当たってるところだった。 ありがとうありがとう」

エルマー「ちっ……次は当てう！！」

チノ「お客様、これ以上暴れるのでしたら警察に通報します」

バッグス「警察だ！！！」

エルマー「！！！ ま、待て！！」

バッグス「ダフィー・ダック！！ 君を猥褻物陳列罪で逮捕する！！」

ダフィー「は、はい……この度は本当にすみますぇんでした……刑務そで反省して……」

ダフィー「……っておい！！！」

バッグス「なんだよいきなり怒って。 だって君、真っ裸でしょ」

ダフィー「そんなこと言ったらお前もだ！！」

バッグス「やだなぁ、ちゃんと警官の服着てるよ。 ほら」

ダフィー「お前いつの間に！！！」

エルマー「そえよいウハギをかあせお！！」

チノ「ダメです、やめてください」

バッグス「あんたさぁ、さっきからウサギウサギ言ってるけど……今はウサギ狩りのシーズンじゃないよ？」

エルマー「何！？」

バッグス「ほら、このラテアートをよく見てよ」

エルマー「……！！」

『カモ狩り解禁』

ダフィー「！！！？」

バッグス「ほら、狩るならあの人を……いや、あのカモを」

エルマー「よし！！」

ダフィー「ス、ストップストップ！！」

ダフィー「おいアンタ！！ このラテアートを見ろ！！」

エルマー「！！」

『ウサギ狩り解禁』

エルマー「！！」スチャッ

バッグス「や、やだ貴方……こんなカモの言うことを信用するの？」

ダフィー「おい！！ すぉんな女装しても無駄だぞ！！」

エルマー「……」スチャッ

ダフィー「やめろやめろやめろ！！！」

エルマー「……結局今は何がいなんだ？」

バッグス「カモ狩りだ！！」

ダフィー「ウサギ狩りだ！！」

バッグス「カモ狩りだ！！」

ダフィー「ウサギ狩りだ！！」

バッグス「カモ狩りだって！！！」

ダフィー「ウサギ狩り！！！」

チノ「ウサギ狩りです」

ダフィー「カモ狩りだ！！ 打て！！」

パァァァァン！！！

ダフィー「」バタッ

カランコロン……

ボガード「……」

バッグス「おっとお客さんだ。 ほらさっさと行った」

エルマー「は？」

バッグス「上司に向かって『は？』とはなんだ新人！！ 今日からここでバイトするんだったら敬語ぐらいちゃんと使いたまえ！！ 天々座エルマーくん！！」

エルマー「い、いや……おえはバイトじゃなくて……ウハギをかいに……」

バッグス「チノちゃん、この人用の服は！？」

チノ「あります、どうぞ」

バッグス「どーもありがとー。 さぁ、さっさと着替えて！！ それとこの銃は没収！！ 君はこのモデルガンがちょうどいい！！ さあ、お客様に対応しなきゃ！！」

エルマー「は、はい……」

ボガード「注文いいかな」

ダフィー「どうぞお客すぁま！！ なんなりと」

バッグス「ああもう！！ 君がモタモタしてるからダフィーに仕事をとられてるじゃないか！！」

エルマー「す、すいません……」

バッグス「君はここでバイトする前に別のところで修行した方がいいかもね。 ほら地図あげるからさ、そこで修行しておいで」

エルマー「はい……行ってきます」スタスタ

バッグス「じゃあねー、ちゃんと基礎を学んでくるんだぞー」

エルマー「……」スタスタ

エルマー「……っは！！」

バッグス「！！」

エルマー「おいこあウハギ！！ 騙さえないぞ！！」

ダフィー「よかっとぅあら傷害保険入ります？」

チノ「お客さんに保険を勧めないでください、ダフィーさん」

ボガード「注文したいんだが……」

ダフィー「おおっとすぃつれい！！ ……注文は？」

ボガード「フライドウサギを一つ」

チノ「ここは喫茶店です、ありません」

バッグス「う〜ん、君のその見た目じゃお客様は来ないよ」

エルマー「じゃ、じゃあどうすえば……」

バッグス「こいつを使おう」

『アクメ社製育毛剤 ツインテールタイプ』

エルマー「！！！」

バッグス「……」サッサッサッサッ

モサッ

エルマー「うわ！！？」

バッグス「ほーら！！ あっと言う間にツインテール！！」

エルマー「お、おえ……似合ってう？」

バッグス「うん、似合ってるさ！！ あとこれも！！」

『アクメ社製豊胸塗り薬 男性も使用可』

バッグス「……」ペタペタペタペタ

ボイン！！

エルマー「わお！！」プルンプルン

バッグス「さぁ働いた！！」

エルマー「は、はい！！」

エルマー「……ん？ おえ、なんかわすえてうような……」

バッグス「口動いている暇あったら手を動かして！！」

エルマー「は、はい！！」

バッグス「どうチノちゃん？ 一人新しいバイトの人が入ったけどいないよりマシだよね？」

バッグス「銃の件は働いてチャラってことで」

チノ「……分かりました」

ダフィー「それよりもチノつぁん！！ そろそろ俺のことをお兄つぁんって呼んで！！」

チノ「いやです」

宇治松ポーキー「い、いいいいいいいいいい言いなさい！！！」










桐間フォグホーン「おい！！ そりゃお前、リゼ先輩が好きってもんだ！！」

バッグス「……」クッチャクッチャ

チノ「……」ゾー

バッグス「……おっと失礼！！ チノちゃんはニンジン……というか野菜が嫌いだったね」

バッグス「でもね、好き嫌いしちゃいけないよ？」

チノ「わ、分かってはいるんですけど……」

バッグス「じゃあダフィーを見てごらん、彼なんか嫌いな物を我慢して食べるからね」

バッグス「おーいダフィー！！」

ダフィー「はいはい、なんでふか？」

バッグス「君の嫌いな物を食べて欲しい」

ダフィー「おい、なんだ急に」

バッグス「君が食べてる姿を見ればチノちゃんも頑張って野菜食べると思ってね」

ダフィー「チノつぁんのためか……ならいいでそう」

バッグス「それじゃあダフィーに食べてもらうのは……」

ダフィー「……」

バッグス「ダイナマイト入りニンジンスープさ」

ダフィー「！！！？？」

ダフィー「おいブァックス！！ 寧ろこれ好きってやつぐぁいると思うか！？」

バッグス「まぁまぁ、ここはチノちゃんのためにも食べなよ」

チノ「……」ジー

ダフィー「いや、チノつぁんのためとはいっとぅえもね、食べれないものは食べれないのよ」

バッグス「いよっ！！ ルーニーテューンズ……いや、ワーナーブラザーズ人気ナンバーワン！！ 不可能を可能にする男！！」

ダフィー「よっしゃ！！ まかすぇなさい！！ 食べてみせましょう！！」

ダフィー「いただきまーす！！」パクッ

ドカアアアアアン！！！

バッグス「みてよチノちゃん！！ あのダフィーも頑張って食べれたんだ！！ 君でも食べれる！！」

チノ「……頑張ってみます」パクッ

バッグス「偉いぞチノちゃん！！」

ダフィー「」バタッ

客「ちょっと店員さん、貴方愛想悪いわね」

エルマー「す、すいません……」

ダフィー「！！ つぉうどいい……ここはせんぷぁいとしてお手本をみすぇてあげましょう」

ダフィー「おい君！！」

エルマー「！！」

ダフィー「俺を見てなさい、どんなお客も毛嫌いせずに対応してみせます」

カランコロン……

ダフィー「いらっすぁいませお客すぁまーーーー！！！」

タズ「……」

ダフィー「」

タズ「ラーーーーーーーーーーーーーウ！！！」

ガリガリガリガリ！！

チノ「そういえばタズマニアンデビルが脱走したことを言うのを忘れてました……」

バッグス「僕も来ないように張り紙貼ったんだけどなぁ……」

『ラビットハウス 名物カモ店員います』

ダフィー「……こんなんでくぉないわけないでしょ」

夜

バッグス「さあバーの時間だ、タカヒロさんに任せて僕らは休もう」

エルマー「おえも？」

ダフィー「もつぃろん」

バッグス「いや待てよ……新しいバイトの人も入ったことだし……今日はショーをやろう！！」

エルマー「ショー！？」

ダフィー「いつもはショーなんてやんないだろ！？ すぉれにタカヒロさんの許可がないと……」

バッグス「だーい丈武だって！！ 僕の力を借りればタカヒロさんだって僕らが主役のショーの許可をくれるはずだ。 何せバッグス・バニーの頼みなんだからね！！」

バッグス「そうだ！！ チノちゃんもショーに出ないかい！？」

チノ「私は別にいいです、風呂に入ってます」

『ラビットハウス特別ショー 金のチョッキの娘』









バッグス・ダフィー・エルマー・タカヒロ「わーれらはショーの案内役♪」

バッグス・ダフィー・エルマー・タカヒロ「お楽しみあれ、それではまた〜♪」









ダフィー「前座じゃねえか！！」

ダフィー「何が主演だ！！ 脇役でさえねぇじゃねえか！！」

バッグス「うーん……ちょっと予定と違ったかなータカヒロさん」

タカヒロ「悪いな、親父に暴れてもらったら困るんだ。 何やらかすか分かんないからな」

ダフィー「おやずぃ！？ つぉっと待って、おやずぃだと！？」

ダフィー「おいブァックス！！ いくらティッピーがタカヒロさんの親だからってそこまで設定再現しなくてもいいんだよ！！」

バッグス「待ってくれよ、ダフィー。 この設定を加えたのは僕じゃない」

ダフィー「！！ ……そうか、すぉういうことか……」

ダフィー「……」チラッ

ダフィー「つぉっとKoi先生！！ こんなんでいいんですか！？」

ダフィー「くぉんな汚らわしいウサギがタカヒロさんのおやずぃでいいんですか！？」

ダフィー「それにブァックスは列記としたウサギ！！ 人間じゃありますぇん！！」

ダフィー「というかこのSSにつぃやちゃんはいつ登じょ……」

ダフィー「……」

ダフィー「……」バンバンバンバン！！！

ダフィー「……」

ダフィー「……」イライラ

ダフィー「……」

ダフィー「……」スラスラスラスラ

『音をください』

ダフィー「すぉもすぉも俺ら前座だったら主役は誰だ！？」

タカヒロ「あいつらさ」











シルベスター「くぉとぅおりいとぅわだきぃ！！」

トゥイーティー「性悪ネコたん！！」








ダフィー「あんなやつらより俺の方が何倍も面白い！！」ダッ

バッグス「あっ！！ ちょっとダフィー！！」







ダフィー「どーもーー！！ 保登ダフィーでーーす！！」

ガン！！ ゴン！！ バキ！！ チュドーン！！

タカヒロ「あいつ、お客様に飛ばされたぞ親父」

バッグス「悪いね、壊れた壁は後で直しておくよタカヒロさん」

お風呂

チノ「……」チャポン

チノ「……」

ドカアアアアアン！！！

チノ「！！！？」

ダフィー「いてて……あいつら、何もぶっとばすことはないでそう」

チノ「……」

ダフィー「！！！ チ、チノつぁん……ぬう浴中でしたか……」

チノ「……」

ダフィー「あっ！！ つぉっと待って！！ これは誤解！！ 決して覗こうとしたわけでは……」

バッグス「警察だ！！ ここら辺に覗き魔が出没しているという噂を聞いたんだが……」

チノ「ここにいます」

ダフィー「いやチノつぁん！！ 俺は覗き魔じゃない！！ 第一俺はカモ！！ 俺はカモで発情するの！！」

ガン！！ ドン！！ バキ！！

バッグス「個室という名の刑務所で反省しましょうね〜」

ダフィー「……へいへい」ズルズル

タカヒロ「親父達もやっと大人しくなったみたいだな」

ココア「こんばんはー！！」

タカヒロ「……小さい女の子がこんな夜遅く一人で……危ないじゃないか」

ココア「ご、ごめんなさい……あの！！ 私、下宿先探してるんです！！」

タカヒロ「下宿先？」

ココア「香風さん家って……どこにあるか知ってますか？」

タカヒロ「……香風はうちだが？」

ダフィー「本当にすみますぇんでした……」

チノ「故意じゃなかったとはいえ……次からは気をつけてください」

タカヒロ「チノ、お客さんだ」

チノ「？」

ココア「こんばんはーー！！」

タカヒロ「今日から下宿する事になった保登ココアくんだ」

チノ「……保登？」

ダフィー「！！！」

チノ「保登さんはもう既にいるんですけど……」

ココア「え、ええっ！？ 誰！？」

チノ「……この人です」

ダフィー「どうも……保登ダフィーでふ」

ココア「私こんな人知らないよ！？」

タカヒロ「うちに来るのはカモではなく女の子と聞いていた……恐らく彼女が本当の下宿人だろう」

チノ「じゃあ……貴方は誰ですか？」

ダフィー「……」

ダフィー「おいブァックス！！ 逃げるぞ！！」

バッグス「逃げる？ 何言ってんだ、僕はチノちゃんのペットなんだ。 逃げる動機なんかないよ」

ダフィー「とぼけんな！！ 俺はつぃやんと覚えてんだぞ！！」

ダフィー「お前の方向音痴の所為で最初は間違ってきんモズァの世界にきちゃったことを忘れたのか！！」

バッグス「そんなことあったっけなぁ〜」

ダフィー「もういい！！ 俺は逃げる！！」

スチャッ

リゼ「覚悟しろ不審者……」

ダフィー「うわおっ！！ いつの間に！！」

ダフィー「なんでくぃみがくぉくぉに！？」

リゼ「チノから連絡を貰ったんだ」

ダフィー「いくらなんでも来るのが早い！！」

バッグス「君だってタズに追われてる時に郵送頼んだらすぐに来たじゃないか。 至って普通だよ」

リゼ「もう逃げられないぞ……」

ダフィー「……チッチッチッ」

リゼ「な、なんでそんな余裕なんだ？」

ダフィー「俺はね……つぃあんとごちうさについて調べてきたんですよ」

ダフィー「君が持ってるのはふぉんものの銃じゃなくてモデルガン……」

ダフィー「どぅからそんなもの向けられても怖くありますぇん」

バッグス「ねぇ、ダフィー。 君が言ってるモデルガンってこれのこと？」

ダフィー「そ、それはリゼつぁんのモデルガン！！ な、なんでブァックスがそれを！？ じゃあリゼつぁんが持ってるのは……」

リゼ「……」スチャッ

ダフィー「エルマーの銃！？ なんで持ってんの！？」

エルマー「おえがあげた」

パァァァァン！！！

バッグス「いや〜26レスも費やしてようやく分かったことがあるよ」

バッグス「ウサギという共通点があるってだけで安易な気持ちで共演しちゃいけないってことがね」

バッグス「やっぱり僕らはロジャー・ラビットのように同じカートゥーンアニメやスペース・ジャムのように三次元と共演するのが一番だね！！」

バッグス「ダフィー、君もそう思うだろ？」

ダフィー（霊体）「……お前ってサイテー」