男「俺が君を幸せにしてみせる」(217)

男「はぁ…女…」

男「今日も可愛かったなー…」

男「俺なんかに気に入られて…迷惑じゃないかな」

男「あー…」

男「あの分け隔てなく接する感じも好きだしなぁ…」

男「…告白の練習だ」

男「あの…!」

男「…す、好きです!」

男「…いやこんなんじゃ無理だな」

男「女と付き合いてー…」

次の日

学校

男「おはよ」

女「あ、おはよー!」

男「1限目なんだっけ?」

女「えーと…」

女「確か数学じゃなかったかな」

女「ごめんね、うろ覚えっ」テヘ

男「可愛いなぁ…」ボソッ

女「ん?」

男「な、何でもない!」スタスタ

女「…」

女「か、かわいいって…いったよね…」

女「男くんから…」

女「///」

女「あっ、プリント届けないといけないんだった…」

女「いーそご」タタタタ

…………
教室

男「…聞かれてないよな…」

男「うん…大丈夫」

友「どうしたい」

男「何でもない」

友「ふーん」

友「あ、授業始まるぞ」

授業中

男「…」

男「…ん?」

男(校門の子は…迷子か?)

男「…」

…………
休憩時間

男「…」タタタタ

女「どこいくんだろ…」

友「知らん」

女「友くんに聞いてない」

友「…」

校門

男「おーい」

?「あ、見つけた」

男「ん?」

男(うわっ、美少女だ…)

?「初めまして、今日からあなたの恋のお手伝いをさせていただきます」

?「天使、そう呼んでください」

男「え?」

男「と、とりあえず親とかは?」

天使「いませんよ。」

男「あ…ごめん」

天使「?」

男「親御さんいないんだったら…」

男「どこに住んでるんの?」

天使「んー…言ってもわかんないと思います」

男(相当遠いのか)

男「あ、こんなとこにいるのもアレだから家来る?」

天使「いくいくー」

男「じゃあ放課後まで待っててね」

天使「はい」ニコッ

昼休み

友「なぁさっき何してたん?」

男「秘密ー」

友「(´・ω・`)」

男「お前がやっても可愛くないから」

友「やめろよそんなこと言うのはよぉ!」

男「はっはっは」

女「…」

放課後

男「じゃーなー」

友「また月曜なー」

男「おー」スタスタ

女「男くーん」

男「ん?」

男「あっ、お、女…さん」

女「さん付けなくてもいいよ」

男「あ、うん」

男「ど、どうしたの?」

女「もしよかったら今日一緒に…」

女「帰らない?」

男「え?マジ?」

女「うんっ」

男「あ…」

男(あの子が…)

男「ご、ごめん」

男「ちょっと今日用事があって…」

女「そ、そう…」

女「ごめんね、じゃあまた月曜!」

男「…うん」

男「じゃ」スタスタ

女「…ダメか…」

校門

男「お待たせ」

天使「あ、もういいんですか?」

男「え?4時間ぐらい待たせちゃったと思うけど…」

天使「んー私達にとっては時間の概念がないんですよね」

天使「だから早いのか遅いのかが…」

男「そうなんだ」

男(私達って…そういう設定なのかな?)

男「あ、こっちだよ」

天使「はーい」テクテク



男「さ、くつろいで」

天使「お邪魔しまーす」

男「何か飲む?」

天使「紅茶いいですか?」

男「うん、少し待っててね」

天使「はい」

何かつまんなそうだから終わらせる

罪悪感があるから一応やってやる

例え誰も見てなくても

天使「本題に入りますよ」

男「うん」

天使「女さん…というかたが好きですよね?」

男「そんなことないよ」

天使「…」

天使「この書類に、男と言う人はポーカーフェイスが半端ないと書いてあります」

男「あー」

男「確かに勝負ごとしたら向こうが絶対降りるね」

天使「つまり、付き合わせてあげると言うね」

男「ンナコトできないよ」

天使「任せてください」

~中略

神様「ならばお前に永久的に天使と言う称号を剥奪する」

神様「そして、人間界へ追放する」

~中略

男「俺が君を幸せにしてみせる」

天使「ありがと…」






終わり

>>11から行きます

お昼頃

ちょっと早いけん書く

>>11続き

男「はいどうぞ」コト

天使「ありがとうございます」ゴク

男「どうかな」

天使「とっても美味しいです」

男「それはよかった」

男「そう言えば何で校門にいたの?」

天使「男さんが学校に居たからです」

男「あれ?俺名前言ったっけ?」

天使「私が担当ですから個人情報はすべて揃ってますよ」

男「ほー…」

男(スゴい凝ってるな…)

天使「あ、本題に入ってもいいですか?」

男「え?あ、うん」

天使「コホン…私達天使はですね、基本恋のお手伝いをしています」

男「恋?」

天使「はい」

天使「それで今回は男さんが悩める男児だと聞かされたので、それでこちらに。」

男「へー…」

男(何だか怖くなってきたぞ…名前も知ってるし好きな人がいることも…)

男「具体的には何をしてくれるの?」

天使「んーそうですねー…」

天使「ちょっとした偶然でお二人を恋人にさせます。詳しく聞かれてもお答えするのは難しいですが…」

男「なるほど…」

天使「その偶然は私達天使が引き起こしているんですが、最近の若い人たちって行動力がなくて…」

男「シャイだからね」

男「あ、もうこんな時間だ」

男「家はどの辺?」

天使「先程も言ったようにわからないかと…」

男「そういう事は友達同士でやった方がいいよ」

天使「へ?」

男「世の中には悪い人たちがいっぱいいるからね」

天使「いやあの…」

男「校門にいたときは良心から連れてきたけど、もう遅いから…ね」

天使「えと…」

男「いいかい?俺は何もしないけど、変な人の家についてっちゃダメだよ」

天使「…信用なさらないのですか…?」

男「ごめんね」

天使「…」

男「さ、送ってくよ」

天使「明日…」

男「ん?」

天使「明日、私が女さんとの距離を少し縮めてあげます」

男「何で女さんまで…」

男「いい加減やめなよ、プライバシーもあったもんじゃない」

天使「ですから明日!」

天使「明日まで待ってて下さい…」

男「…」

天使「もしそれでも信用できないのなら、私は戻ります」

男「戻るって…」

天使「天界です」

天使「そこが私のすんでる場所です」

男「…」

男「…わかった。明日何もなかったら、ちゃんと帰るね?」

天使「はい!」

天使「ですから…」

男「まだあるの?」

天使「今晩泊めてください!」

男「」

夜、ベッド

男「都合で布団が足りなくなるとは…」

天使「いい機会ですから一緒に寝ましょう」

男「えー…」

天使「何もしませんよ」

男「むしろこっちがしそう」

天使「え?」

男「気にしないで」

天使「はい、じゃあ…」スッ

男「…」

天使「早くしないと誘惑しますよ」

男「その格好からしてすでに誘惑じゃない?」

天使「え?」

男「シャツとパンツって…」

天使「この世界ではこうするものだと…」

男「教えた人ってむっちゃエロ親父でしょ」

天使「そんなことは…」

男「他に何を教えてもらったの?」

天使「耳元で優しく吐息をかけると堕ちるとか…」

男「…」

天使「まぁいいです、早く寝ましょう」ワクワク

男「…お邪魔します…」

男「おやすみ…」

天使「おやすみなさい」

……


天使「ん…んぅ」

男「」スースーピーン

天使「何か…硬いのが…」

天使「…」サワサワ

男「」ビクッスースー

天使「ははー…これが朝勃ですか…」サワサワ

男「」ビクッ

天使「硬い…」

男「…ん…」

天使「!」

男「飯…食べよう」

天使「はいっ」

男「…」


男「ごっそさん」

天使「ご馳走さま」

男「じゃあ…学校いってくる」

天使「行ってらっしゃい」

学校
男「おはよー」

女「おはよー」

友「おはy」

女「男くん」

男「なんだいハニー?」

女「え?」

男「え?」

友「おはy」

男「ち、違う!間違い!」

女「…」

女「ま、まぁ…いいけど…」

男「それで…何のよう?」

友「おh」

女「屋上に来て…ほしいんだけど…」

男「昼休みでいい?」

女「うん!」

友「…」

一方

天使「あれ…何でチャラ男のデータが…」

天使「…」

ピピッ

天使「あぁ!送っちゃった!」

天使「…ど、どうしよう…」

天使「とりあえず効果が消えるまで待たないと…」

天使「男さんごめんなさい…」

昼休み、屋上

女「…でさ、話があるの…」

男「可愛い子の頼みなら何でもきぃちゃうよぉ!」

女「え?」

男「…あれ?」

女「あ…それでね」

男「え、ちょま…マジ可愛いwww」

男「…」

女「…」




天使「ほんとごめんなさい…」

女「真面目に聞く気がないならもういい!」タタタタ

男「あ…」

男「…怒った顔もかわうぃーね…」




天使「…」

天使「これはまずいことになりました…」

廊下

女「…」タタタタ

ドンッ

女「あっ…」ヨロッ
バタッ
女「いっつつ…」

イケメン「おっと、大丈夫かい?」テヲダス

女「あ、ありがとう…」

イケメン「何をそんなに急いでたんだ?」

女「いや…ちょっと…」

イケメン「俺でよかったら聞くよ」

女「…うん」


男「どこに…言ったんだ…」タタタタ

男「あっ!」

女「!」

イケメン「君か…この子をへこましたのは」

男「いやそんな…」

女「…」

イケメン「謝りな」

男「…ふざけてしまってマジsorrywww」

女「…」ダッ

イケメン「…救いようがないな…」

男「…」


天使「…うーん…どうしよう…」

天使「とりあえず友さんに助けを出させますか…」


友「へい」

イケメン「友くん」

男「友…」

友「そいつに悪気はねぇぜ」

イケメン「何でそんなことがわかるんだ?」

友「長い付き合いだからな」

男「ちょwマジたよりになるwww」

友「前言撤回する」

男「…」

友「なぁ、お前は何がしたいんだ?」

男「俺だってわかんねぇよ…」

友「…」

イケメン「…」

イケメン「女さんを傷つけて謝罪もなく、尚且つふざけるとはな」

男「マジsorryだってwww」

イケメン「…もう近づくな」

イケメン「女さんが可哀想だ」スタスタ

友「相談に乗るぜ」

男「サンキューwwwwww」

教室

女「…はぁ」

男「女ぁ、さっきは…」

女「…」

男「マジsorrywww」

女「…もういいから…」

男「わりぃわりぃwwwwww」

男「きにしなーいw」

友「」バシンッ

男「っにすんだよぉ!」

友「ちょっとこい」ズルズル

女「もういや…」

廊下

友「何しとんの?」

男「俺もわかんない」

友「はぁ…」

男「元気だしていこぉぜぇ!」

友「誰のせいだと思ってるんだ」

男「それはー?」

男「俺だ俺だ俺だ俺だ…」

友「いっぺんしねや」

男「マジsorrywww」

友「…」


天使「ああぁ…」

天使「…!」

天使「新しいデータを上書きすれば…」

天使「…よし」

ピピッ


男「!」

友「今度はなんだよ」

男「ごめんよ友…」

男「俺がかっこいいからってそんな怒るなよ」

友「はぁ?」


天使「ナルシストになってもーた…」

男「さ、行こうか…」サラッ
友「髪をかきあげる仕草キメェ」

男「ひ・が・む・な☆」

友「」ゾゾゾ

教室

女「あっ…」

男「やぁ」

女「あの…さっきはごめんなさい…」

女「私少し焦ってたみたいで…」

男「いいんだよ、君が僕にてれていることは知ってるんだから…」

女「え?」

男「あまりに僕がかっこよすぎて嫉妬してしまったんだね…可哀想な子羊ちゃんだ…」

女「」ゾゾゾ

友「」ゾゾゾ

イケメン「あ!」タタタタ

イケメン「近づくなといったろう!」

男「近づくな…か」

男「それは前の俺だろ?」

男「多少イケメンだからってこの俺の前では蛾のような存在…だね」

イケメン「…え?」

友「今のは何一つ理解できなかった」

男「俺を理解できるのは…俺だけさ」キラッ

イケメン「」ゾゾゾ


天使「ダメだ悪化してる…」

天使「…どうしようかな…」

天使「…」

天使「まぁ様子見として…」

ピピッ

天使「不良のデータを…」

天使「どうなるかな」ワクワク


友「お前マジでおかしいぞ」

男「あ?」

友「え?」

男「誰がおかしいだって?」

男「ぶち殺すぞゴルァっ!」

友「…」

女「ね、ねぇ…どうしちゃったの?」

男「黙れビッチが」

女「そんな…」

イケメン「おい!今のはないだろう!」

男「黙れやハゲェ!」


天使「…まずいな…」

天使「…あ」

天使「ここにオール消去のデータがあったっけ…」

天使「そーしん!」
ピピッ


男「!」

友「おい、もう許さねぇぞ」

イケメン「君には呆れ果てた。勝手にしろ」

女「ひどいよぉ…」ポロポロ

男「あ…あ…」

男「…ごめん!」ダダダダダダ

友「おい!」

女「ヒック…」

自宅

男「なんで…」

天使「あの…」

男「…っ!」ガバッ

天使「きゃっ」

天使「や、優しくして…ください…ね」

男「ふっざけんな!!」

天使「」ビクッ

男「俺が何をしたんだ!」

男「お前に対して酷いことをしたのか!?」

天使「あ…あの…」

男「もう終わりだ!」

男「友達には喧嘩を売った、女さんにはひどいことを言った、イケメンくんには呆れられた!」

男「もうおしまいだよ!」

男「お前が余計なことをしたせいで!」

天使「…ご、ごめんなさ…」

男「謝って許すと思うのか!?」

天使「う…」

男「…」パッ

天使「あ…の…」

男「出てけ」

天使「…」

男「もう顔もみたくない」

天使「…ごめんなさい…」タタタタ

男「…こっから…どうすんだよ…」

ガチャ

天使「…」ポロポロ

天使「男さん…ヒック…ごめんなさい…」タタタタ

友「おーい」

天使「…友さん…?」ポロポロ

友「あれ?なんで知ってるん?」

天使「…」ゴシゴシ

天使「男さんから…聞きました」

友「あーやっぱりあいつ知ってるんだな」

友「ちょっと話したいことがあるんだけど…」

天使「はい…」

喫茶店

天使「そういえば何で友さんが…」

友「んー」

友「何かさー男の性格がコロコロ変わるからおかしいなーって思ったわけよ」

天使「…」

友「最後の一言にはキレたけどさ、よく考えたら何で?ってなってな」

天使「そう…ですか」

友「で、早退してこっちに来たわけよ」

天使「…」

友「で、聞きたいことがあるんだ」

天使「はい、何でもどうぞ」

友「君は誰?」

天使「え?」

友「校門にいた子ってのはわかってるんだけど」

友「君に男が喋りかけた翌日、まぁ今日だな。
おかしくなった」

友「君が関係してるのか?」

天使「…えと」

天使「誰にも言わないって…約束出来ますか?」


男「クソッ!クソッ!」ドンッ

男「もうだめだ!」ドンッ

男「…クッソォォォ!」


天使「…というわけです」

友「あー…」

友「にわかには信じられないけどあんなもん見せられたらなー…」

天使「ごめんなさい…」

友「まぁでも恋に協力するってのはいいと思う」

友「俺にもできることはないか?」

天使「友さん…」

天使「ありがとうございます…」

友「気にすんなって」

天使「はい…じゃあ女さんの誤解を解いてきてくれませんか?」


女の家
ピンポーン

女「はい」
ガチャ

友「オッス、おら友!」

女「うん」

友「…うん」

友「何かごめん」

女「うん?」

友「あ、男のことで来たんだけどさ」

友「話を聞いてくれる?」

女「……」

友「嫌かー、そうかー、せっかくなー、良いこと教えてあげようとなー、思ったのになー。」

女「入って」

友「お邪魔します」


天使「…私は…男さんをどうにかしないと…」

天使「元はと言えば私のせい…」

天使「自分の尻拭いは…自分で…」タタタタ

自宅

男「…」

ガチャ

男「…」

天使「…男さん」

男「顔もみたくない…そう言ったよね?」

天使「…確かに私がヘマをしたせいで男さんを傷つけたかもしれません」

天使「でも…私は…」

男「…」

天使「何でかわからないけどほっとけないんです!」

天使「罪悪感なのかはわかりませんが…」

男「もう…いいから出てってよ」

天使「出ていきません」

男「何で俺なんかに執着するわけ?」

男「仮に天使ってのがホントだったとして、その上の奴に担当を変えてもらえばいいだろ?」

男「何でそこまでするんだい?」

天使「…確かにそうですが…」

天使「…」

男「言えないだろう?」


友「まぁと言うわけでな、あいつに悪気はないんだよ」

女「……そう」

女「でもまぁ…いい人なのはわかってるし、今は怒ってないけどね」

友「それはよかった」

女「じゃあ今から男くんの家に遊びにいかない?」

女「別に怒ってないよって感じで」

友「そうするか、行くぞ」タタタタ

女「おー」タタタタ

自宅前
イエナイダロウ?

友「何か話してるな」

女「何が言えないのかな」

友「さぁ?」

自宅

天使「わかんないんですよ!」

男「わかんない?」

天使「私がどうしたいのか、何で男さんにこだわるか…」

天使「わかんないんです!」

男「…」

天使「ずっとモヤモヤしてて…」

男「…そんなこと聞いてない」

天使「…」

友「おいおい、それはないだろ」

女「そーだよ」

男「…何でいるの?」

友「遊びに来た」

女「男くんと一緒に。」

男「…」

男「俺のこと嫌いになったんじゃ…」

友「え?そんなこと言ったっけ?」

女「一言も」

友「だよなー」

男「…」

天使「…私がしたことは失敗でした。でもその失敗がこうして功をそうした」

友「こうだけに」

女「つまんないからやめて」

友「…」

男「…」

天使「これは私の責任です」

天使「謝罪しても許してくれないと思いますが」

天使「皆様、申し訳ありませんでした」

友「いやいや、気にすんなって」

女「そうだよ、妹さん」

天使「妹さん?」

友「」チラッ

天使「…あぁ」


友…デキるやつだな

( ・∀・)

男「ほんとに…ごめん」

天使「いえ私が悪いのです」

男「いや俺が…」

友「じゃあ俺が…」

男・女・天使「つまんないからやめて(ください)」

友「俺って可哀想なやつだよな、うん」

見てる人少ないかもしれないけど、ちょい寝ます

>>73見てくれてありがとう

女「さ、辛気臭くならないで、ゲームしよ?」

友「モンハン」

女「モンハン?」

友「化け物を狩るゲィム」

女「どんな化け物?」

友「そりゃもうお前さんみたいn」
ドゴォ

友「」

女「さ、何やる?」

男「何でも…」

天使「あっ私!やりたいのがあります!」

女「何ー?」

天使「女体もr」

男「鬼ごっこでもしようかぁ!」

男「外でて!」

女「へ?」

天使「女体…」

男「ほら」



友「俺が鬼か」

女「妥当だね」

天使「適役です」

友「…数えるぞ」

男「…女さん、天使、こっち」タタタタ

天使「あっ…」

女「おっ…と」
タタタタ

天使(初めて名前で読んでくれた…)

男「…」タタタタ

倉庫

男「ここにいよう」

女「鬼ごっこだよね?」

天使「隠れるものなんですか?」

男「いや…」

男「二人にちゃんと言っておきたくて…」

天使・女(真剣な顔…カッコいいな…)

天使(はっ、わ、わたしは何を…)

男「あのさ…」

男「この子がやったことでみんなに迷惑をかけた」

天使「…」

男「でもね、俺はそんなことよりも」

男「俺が何も言わずに逃げ出したことを謝りたいんだ」

女「…わざとじゃないって知ってるから…」

男「でも逃げたのは事実」

男「ビッチなんて言ってごめんなさい、女さん」

女「…私はまだ処女なのにね」

男「えっ?マジで?」

女「うん」

女「まぁそれは別にいいよ」

男「…ありがとう」

男「…それから天使。」

天使「は、はい」

男「あの時はパニクって心にもないことを言ってしまった、ごめんね」

天使「い、いえ!私が悪いのですから…」

男「」フルフル

男「そんなことないよ」

男「天使なりの応援だったんでしょ?」

天使「…」

男「それを否定しちゃってごめん」

天使「…そんなこと…ないです…」

友「どこじゃゴルァ!」



男「来たね」

女「逃げる?」

男「よし、じゃあ行こう」

女「うん」ダッ

男「そら!」ダッ

天使「あっ待ってくださ…い!?」ツルッ

男「おっと」ガシッ

男「気を付けてね、行くよ」

天使「は、はい…」
タタタタ

30分後

友「よぉし、全員鬼になったところで終わりますかー」

男「割りに…疲れた…」

天使「」ヒューヒュー

男「おぉい大丈夫か!」

天使「わた…したちは…体力…の…面では…」

天使「にんげ…んの…百…分の…一」ガクッ

男「…何で参加したんだよ…」

女「とりあえず…部屋はいろ?」

友「レッツゴー」
スタスタ

自宅

男「さて、次どうする?」

友「俺はもう帰るわ」

女「うん、私も。」

友「飯時だしな」

男「そ、そうか…」

友「じゃあまたな」

男「はいよ」

男「あとさ…二人とも、ほんとごめんね」

友「しつけぇ」

女「もういいって言ったじゃん、ね?」

男「…そうだね、また明日」

女「バイバーイ」
ガチャ
バタン

天使「男さん、私は約束した通り帰ります」

男「…」

天使「たった一日でしたがありがとうございました」スタスタ

男「…なぁ」

天使「はい?」クルッ

男「君は…どうしたいの?」

天使「どうしたい…とは」

男「…だから…その…」

天使「残りたいかってことですか?」

男「…はい」

天使「残りたいですね」

天使「でも…迷惑をかけちゃったし…」

天使「だから帰ります」

男「そんなの…」

天使「…でもですね、急ぐことじゃないのでもう一日だけ…」

天使「明日までいてもいいですか?」

男「…!」

男「もちろんだよ!」

天使「…ありがとうございます」



男「おやすみ」

天使「…おやすみなさい」


男「寝ちゃった?」

天使「寝れないです…」

男「だよね…」

男「…あのさ」

天使「はい」

男「考え直してくれないかな…」

天使「…一度言ったことですから…」

男「そう…」

天使「男さんっ」

男「ん?」

ギュー

天使「…寝れるまで…こうしてていいですか?」

男「…うん」ギュー

天使「…嬉しい…」

男「おやすみ…天使」

天使「おやすみなさい…男さん」



男「」スースー

天使「…さようなら」

男「」スースー

男「いくな…ぁ」スースー

天使「…」

スタスタ

バサッバサッ

天使「では…」
………

男「…」バッ

男「天使…!」キョロキョロ

男「もう行ったのか…」

それから二ヶ月が経ったのかな

未だに女さんとは付き合えていないけど一緒に遊びにいくまでになった

天使…君は今何してるのかな…

無事に戻れた?
最初は信じられなかったけどさ、今じゃ信じてる

二日しか一緒にいられなかったね

もう…会えないのかな…


え?まだ続くの?って思いうんざりしてる人もいると思いますが

まだまだ続きます

一応1部完ということで。

始めましょうか

学校

男「じゃあまたねー」

女「うん!」

友「死ぬなよー」

男「死ぬと思うか?」

友「7割」

女「死んだら殺すからね!」

男「いや死んでるし」

友「じゃあな」

男「ノシ」

自宅
男「ただいまー」

男「まぁ誰もいないんですけどね」

男「…」

男「二ヶ月経ってもこの物足りない感じは無くならないのか…」

男「今ごろなにしてんのかねー…」

男「…暇だし寝るか」

……

天界

神様「あれ?」

助手天使「どうしました?」

神「いやさーこの二ヶ月前の資料なんだけどさー」

助手「それがどうかしました?」

神「未達成なんよねー」

助手「はあ」

神「これの担当の子呼んでくんね?」

助手「少々お待ちを」タタタタ

神「何だろうね、甘酸っぱい力がここに封じられてる…」

神「甘酸っぱい力ってなんだよ」


天使「暇だなー…」

天使「仕事も来ないし…」

天使「…」

天使「男さん…何してるのかな…」

タタタタ

タタタタ

ズザー

タタタタ

助手「見つけた!」

天使「あ、助手ちゃん」

天使「今転んだけど大丈夫?」

助手「実を言うと痛い」

天使「だろうね」

助手「あ、それでね」

天使「ん?」

助手「二ヶ月前の仕事さ、終わってないだって」

天使「…あー…」

天使「ごめんね」

助手「いやいや、終わらせないと後がつかえるんだよ」

天使「そうはいってもなー…」

天使「別の人がやるってことは出来ない?」

助手「今みんな忙しいみたいだから…」

天使「人間界じゃ夏だからね」

助手「これを待ってる天使達もいるのよ。だから…ね?」

天使「うー…」

天使「今行ったら…」

助手「行ったら?」

天使「抱きついちゃうかもしれない」

助手「え?」

天使「何かよくわかんないけど抱きつきたくなるの」

助手「…」

助手「恋しちゃったの?」

天使「恋ってなに?」

助手「…」

助手「私達の仕事ってなにかわかってる?」

天使「えーっと…」

天使「資料に載ってる男女を恋人にさせる…」

助手「はいそこぉ!」

天使「えっ?」

助手「恋人ってわかるよね?」

天使「いっつも一緒にいることだよね」

助手「違わないけど違う!」

天使「何なの?」

助手「…好きな人と好きな人が付き合い始めて恋人となるの」

天使「フーン」

天使「それと恋と何の関係があるの?」

助手「こやつは…」

助手「あのね、恋ってのは…」


天使「え、私男さんに恋しちゃったの?」

助手「最初からそういってるよね?」

天使「そうかー…あのモヤモヤは恋なんだ…」

天使「二日しかかしかいなかったのに…」

助手「…でもさ、私達にとって人間に恋はご法度だよ?」

天使「それは知ってるけど…」

助手「とりあえず気持ちを隠して仕事をするしかないね」

天使「…」

助手「ほら、早くいかないと神様に報告しちゃうよ?」

天使「や、やめて!」

天使「この記憶は消されたくないっ!」

助手「じゃあ急いで行こうね」

天使「うぅ…」

続きはミッドナイトで☆

すみません…

皆ありがとう

始めます

……

男「…んー」

男「朝かー…」

男「…今日は…」

男「……遊びにいくかぁ…」

男「女を誘って映画でもどうかな…」

男「よし」

prrrr
女『もしもし~』

男「もしもし」

女『どうしたの?』

男「遊びにでもいかないかなって」

女『えっ?ほんと!?』

男「うん」

女『行く逝く!』

男「じゃあ駅前で待っててね」

女『あーいっ』
ピッ

男「さて…」

……
天使「うー…」

天使「来たはいいけど……」

天使「見た感じうまくいってるしなぁ」

天使「とりあえず憑けましょうか」

天使「違う違う」

天使「後を追いましょうか」

天使「と言いつつ実は上手く行ってほしくない自分がいる」

天使「複雑だなぁ…」

天使「…」

駅前

男「お待たせ」トンッ

ブス「は?」

男「間違えました」

ブス「は?」

男「失礼します」タタタタ

ブス「は?」


男「どこだ…」キョロキョロ

女「ごめんごめーん」タタタタ

男「あ…」

女「お化粧に時間かかっちゃって…」

男「とっても似合ってて可愛いよ」

女「…えっ?やっ、その…」

男「行こ?」

女「…」コクン

……
天使「うわぁぁ」

天使「めっちゃ綺麗になってるじゃないですかぁ!」

天使「…」

天使「何か…」

天使「男さんを幸せにしてくれるなら…女さんでも…」

天使「」ハッ

天使「なにいってるの私!」

天使「元々それが目的じゃない!」

天使「よし…次は…映画ね、距離を縮めてあげないと…」

映画

男「…」ジー

女「…」ジー




天使「コーラをとると見せかけて手に触れろ…」シュウウウ

男「」スッ

女「!」

男「あ…」

男「ご、ごめん」

女「う、ううん…」



天使「もうちょっと積極的に行きましょうよ…」


天使…(´・ω・)



男「面白かったね」

女「うんっ」

男「…あれ?」

女「あっ…」

女の子「風船さぁん!」タタタタ

男「うわぁ…何か恋愛ドラマであるような…」

女「…どうする?」

男「もちろん取り行くよ」タタタタ

女「頑張って!」

男「おぉぉ!」タンッ

男「はいよー!」ジャーンプ
女「掛け声…」

ガシッ

男「届いたぁ!」スタッ

男「ふぅ…」

男「はい」スッ

女の子「あ、ありがとう!」

男「いえいえ」ニコニコ

女「男くーん」タタタタ

男「あ、見て、取れた」ニコ

女「」ドキッ

女「…そ、そうだね!」

男「次はちゃんと持ってるんだよ?」

女の子「はぁい!」

男「じゃ、行こうか」

女「うん…」ドキドキ


洋服店

女「わっ、可愛い…」

男「欲しい?」

女「えっ?」

男「今貯金があるから買ってあげようか?」

女「そんな…悪いよ…」

男「んー…」

店員「今ならこのガラガラを回すだけでほしい商品が当たる!」

店員「さぁさぁ!」



男「あれだ」

女「…やるの?」

男「ただだからね」

女「…別にいいんだよ?」

男「そんなこと言わないで。」

男「それに…」

女「ん?」

男「何でもない、行ってくるね」スタスタ

女「…うん」

店員「あんちゃんやるかい!」

男「はい」

店員「一人二回までだからね!」

男「はい」

店員(ははは、これには初めから2000の玉と2つの当たりしかないのだよ。)
男「…」ガラガラ

コロン

。←当たり

男「これは?」

店員「…」

店員「当たり…です」

男「おぉ!」

店員「もう一回…引けますが…」

男「…」

男「やります」

店員「ではどうぞ」

店員(はっはっは。今のはまぐれ!1/2001!当たるはずが…)

男「…」ガラガラ

。←当たり

店員「…」

男「…当たりですか?」

店員「インチキしてる?」

男「してないです」

店員「…」

男「当たり…?」

店員「好きな服2着どうぞ…」

男「ども」ペコ


男「はい、これだよね?」スッ

女「…すごい…」

男「たまたまだよ」

女「…ありがと…」

男「いえいえ」ニコ

女「」ドキッ


駅前

男「さ、もう帰ろうか」

女「うん!」

女「今日はとても楽しかったよ!」

男「それはよかった」

女「あ…その服は…」

男「あ、うん」

男「もう戻ってこないと思うけどさ、あの子に何もしてあげれなかったから…」

男「一応持っとこうかなって」

女「妹さん?」

男「うん」

女「…どっか行っちゃったの?」

男「…んー」

男「実家に帰っちゃったんだよね」

女「え?嫁さんなの?」

男「違う違う」

女「…」

男「まぁ忘れたくないんだよね…」

男「あの子のものは何もないからこれから増やしていこうかと」

女「…戻ってくると思うよ」

男「え?」

女「男くんがそんなに思ってるんだから、絶対戻ってくるよ」

男「…そうだね」

女「じゃあまたね!」タタタタ

男「…またね」

自宅

男「んー!」ノビー

男「疲れたなー…」

男「今日は寝るか…」


深夜

天使「…男さん」

天使「女さんといい感じに進んでますね」

天使「頑張った甲斐があるもんです!」

天使「…」

天使「私にも服を買ってくれたんだ…」

天使「優しいですね」

天使「これからも陰で応援します、頑張ってくださいね」



男「…」

男「天使…?」

男「…いや」

男「あの子は帰ったんだ。もうここには来ない」

男「学校に行こう」

学校

友「アローハー」フラフラ

男「先生友くんがラリってます」

友「ちょっ」

先生「職員室かもん」

友「…」


男「この前の服気に入った?」

女「うんっ」

女「男くんがくれたんだもん、嬉しいよ」

男「///」

女「可愛い~(笑)」

男「女さんこそ」

女「!」

男「!」

男「な、何でこんなことを…」

女「ほ、ほんとに?」

男「…う、うん!」

女「」カァァ

昼休み

友「おい」

男「なんだもう釈放されたのか」

友「貴様のせいで…」

男「ごめんごめん」

友「俺四角い袋に砂糖いれてたから警察まで来たんだぞ!?」

男「何で持ってたんだよ」

友「コカインごっこ」

男「…」

放課後

男「今日は一人で帰宅」

男「別に皆用事があって一緒に帰れない訳じゃないよ?」

男「何言ってんだ俺」
スタスタ

男「…」スタスタ

男「…もうすぐ夏休み」スタスタ

男「…旅行いきたいな…」

男「そう思ってたら商店街についた」

商店街

男「…なんだあれ」

男「ガラガラか…」

男「一等…ハワイか」

男「…引くか」タタタタ

男「すいません一回…」

店員「はいよ」

ガラガラ

。←当たり

男「…」

店員「おめでとぉ!」

店員「一等だよぉ!」カランカラン

男「運よすぎでしょ…」

店員「はい、ペアチケットね」スッ

男「…どうも」

しばらく離れます

2日とか3日でまた描きます

もしよろしければ再開したときに見てください

では。

乙、

待ってる(*´ω`)

おもいのほか暇になったので描きます

自宅

男「貰ったけど…どうすんだこれ」

男「…ペアか」

男「女と行くのがいいのかな…」

男「…」

男「いや、一人で行こう。気分転換もかねて」

………
数日後

男「さぁ行くかぁ!」スタスタ

………
空港→ハワイ

ハワイ

男「何か早くついたな…」

男「英語少ししかしゃべれないけど…」

男「まぁいいか」

ホテル

フロント「ペラペラペラオ」

男「…オーケーオーケー」

フロント「thank you」


フロント「come on」スタスタ
男「yes,iam 」

フロント「ペラペラペラオ」(何かございましたら受け付けに申し出てください)

男「yes, i feeling is headache」

フロン「ペラペラペラオ!?」(大丈夫ですか!?頭痛薬ならありますが…)
男「no. thankyou」

フロント「ペラペラペラオ」(わかりました。では)スタスタ

男「通じたのか…?」

306号室

男「うわ広っ!」

男「何ゆえダブルベッド…」

男「…一人だぜ?」

男「…」

男「まぁいいや、寝るか」

男「てかさっき頭痛いって言ったけど…」

男「絶対変な方向に捉えられてるな…」

男「…」

男「」スースー

……

天使「何で女さんと来なかったんですか」

天使「せっかくペアにしたのに…」

天使「…」

天使「男さん、私ね、あなたを好きになったみたいなんですよ」

天使「…恋はダメなんですがね…」

天使「それに男さんにも迷惑だろうし、あなたへの気持ちはしまっておきます」

天使「…では」

……

男「んー」ノビー

男「夜か~…」

男「…よし、夜の海ってのもなかなか乙なもんですな」

男「行くぜ!」タタタタ

ガチャ
バタン

天使「…海…」

……


男「来たどー!」

ヒュウウウ

男「寒っ」ブルブル

男「フィクション!」

男「ヤバイ寒い…」ブルブル

男「あれ?」

男「何であんなとこに毛布が落ちてんだろ…」スタスタ

男は毛布を手にいれた

男「…新品だ」

男「誰かのか知らないが使わしてもらおう」クルクル

男「」ポー

男「普通のとは比べ物にならないくらい温かい…」ポー

男「…」

男「…星がきれいだな…」

男「…一人で来たはいいけどさ、やっぱ寂しいな…」

男「…天使と来たかったな…」






天使「!!!」

男「…あの子はもういないんだけどね」

男「…」

男「ん?」

男「なんだあのケース」

男「…」スタスタ

スッ

男「おも…」

カチャ

男「…!」

?「フリーズ」

男「へ?」

ガツンッ

男「」

?「ペラペラ」(見られた、こいつもつれてけ)

??「ペラペラ」(うぃっす!)
ズルズル

ズルズル


天使「…」

以下英語訳

?「んだてめぇ」

天使「その人をどうすんですか?」

??「ばらすんだよ」

天使「…」

天使「こんなことして…天罰が下りますよ」

?「おれたちゃマフィアだ。んなもんこわくねぇ」

天使「…」

手下「ひひっ、よくみりゃ可愛いじゃん」

ボス「よしそいつも連れてくか」スタスタ

天使「…その人を離してください」

ボス「あー?こいつがなんだってー?」バシン

男「うっ…」

天使「!」

手下「おらこいや」グイッ

天使「触らないで…」

ボス「…こいや」

天使「その人を離してください」

ボス「チッ」

ドガッ

男「あがっ…」

天使「!!」

ボス「こんなやつのどこがいいのかねー」

ボガァッ

男「がっ…」

天使「めて…」

手下「あぁん?」

天使「やめて!」バチバチ

手下「いつっ!?」

ボス「んだ?」

天使「やめて…」バチバチ

ボス「…」

ボス「何の手品か知らんがしょせん子供騙しだろ?」

バゴンッ

男「うっぐ…」

ボス「はっ」

ボス「たのしぃねぇ…」

天使「許さないから…」バチバチ

ボス「あ?」

手下「あ?」

ドゴォ!ジシャァァァ!

男「…ん…?」

男「…まぶし…」

男「…!」

天使「…体をもって…懺悔しなさい…」

ボス「」プスプス

手下「」プスプス

男「…天使?」

男「いっつ…」キズヲミル

男「からだいた…」カオヲアゲル

男「!?」

男「…天使!?」

男「どこだ!?」キョロキョロ

男「…どこだよ!」タタタタ

ズキンッ

男「くっ…」タタタタ


海の岩に人影

男「あ!」

男「…」タタタタ

男「天使!」バッ

岩影「」

男「…いないのか…」

男「どこだよ…」

男「やっと…会えたと思ったのに…」

男「どこだよぉ…」

天使「男さん」

男「!」バッ

天使「振り向かないで」

男「う…」ピタッ

天使「おひさしぶりですね。」

男「あぁ…」

天使「私は何回か会ってますけどね」

男「…そうなのか?」

天使「ええ、寝てるときに…」

男「…起きりゃよかった…」

天使「私の力も働いてるので、無理ですよ」

天使「それより、さっきは大変でしたね」

男「うん…」

天使「私がちゃんとしてればあのようなことは起きなかったんですが…」

男「…!」

男「天使」

天使「はい?」

男「聞きたいことがあるんだけど…」

天使「んー」

天使「今はダメです」

男「え…?」

天使「なぜかわかりますか?」

男「いや…」

天使「これ以上話してたら抱きつきたくなるんです」

男「え?」

天使「2回目…なんですがね、私は男さんが好きになったみたいなんですよ」

男「…」

天使「迷惑ですよね」

男「そんなこと…」

天使「いいんです」

天使「まぁそれより、私の担当期間があと1週間なんですよ」

天使「だから1週間で女さんと付き合うように頑張ります」

天使「実際行動するのは男さんですけど」フフ

男「な、なんで…」

天使「はい?」

男「なんで1週間…?」

天使「…さぁ?」

男「さぁって…」

天使「…うぅ…」

男「ど、どうしたの?」

天使「もう…無理です…」

天使「いいですか!?」

天使「この1週間で何がなんでも女さんを彼女にしてください!」

天使「では!」

バサッバサッ

男「ちょ…」

男「」クルッ

男「…」

男「勝手すぎだよ…」

男「…」

男「1週間か…」

男「…」

男「」

三日後、日本

男「やっぱ日本がいいな」

男「あと四日」

男「…女に会いに行くか…」
……
女の家
男「…」
ピンポーン

女「はいはーい」

ガチャ

女「あっ…」

男「おひさ」

女「ひっ、久しぶり!」

男「…どこか遊びにいかないかい?」

女「えっ?」

男「ダメ?」

女「だ、ダメじゃない!」

女「ちょっと待っててね!」タタタタ

男「…」

オカーサン!

ナニヨ

アノフクドコ!

カマドノナカヨ

ナンデ!?

カンソウキコワレテタノヨ

ダカラッテサァ!


男「なんちゅう会話だ」

30分後

女「お待たせ!」

男「」フルフル

男「行こう?」

女「うんっ!」

……
映画

男「…」

女「…」ガクガク

プギャー

女「!!」ガタタッ

男「大丈夫?」

女「う、うん…」

男「怖かったら、見なくてもいいんだよ」ナデナデ

女「」ドキッ

女「ありがと…」

……
ボーリング

男「よいしょー!」スッ

ゴロゴロ
ドカーン

女「スプリット…」

男「…」

男「ついにあの技を見せるときが…」

女「倒せるの?」

男「まぁ見てて」キラッ

女「」ドキッ

女(な、なんでさっきからこんなに…)

男「秘技、ツイストサーブ!」

女「もろパクリやん…」

ゴロゴロ
カーン カーン

男「来た~!」

女「おぉー」

女「スゴい!」

男「はは、ありがと」

……
デパート

男「試食コーナーってさ」

女「うん」

男「ここで食べて」

男「あ、美味いって思うじゃん?」

女「うんうん」

男「でさ、買って食べると」

男「え?マジで同じ商品?って思わない?」

女「たしかに。味付けかなぁ」

男「そう思ってまた買うんだよね」

店員「ちょっとそれ17個目だよ。自重しなさい」

帰り道

男「今日はどうだった?」

女「いきなりでビックリしたけどとっても楽しかったよ」

男「そう、ならよかった」

女「あっ」ヨロッ

男「おっと」ガシッ

男「ん?」ヨロッ

女「きゃっ」

ドタッ

男「この体制を騎乗位というんだ」

女「へっ?あっ、ごめん!」バッ

女「!」

男「ん!?」

ガシッ

女「体に力が…」

男「…」

男「俺は動けるから家まで送ってくよ」

女「ごめんね…」ヘナヘナ

女の家

女「あ、ありがと…」

男「まだ動けないでしょ?」

女「うぅ…」

男「部屋まで行くよ」スタスタ

女「…」ドキドキ

部屋

男「どう?」

女「…あ」

女「戻ってきた」

男「じゃあ…俺は」

女「男くん」ドキドキ

男「ん?」

女「…」スッ

男「…何をしてるの?」

女「ゆ、誘惑?」カァァ

男「顔赤いよ」

女「///」

女「お、男くん」

男「なんだい?」

女「もう…我慢できない…」ガバッ

男「ちょっ」

チュゥ
女「ん…ふぁ…あっ…」

男「はぁはぁ…」

女「男くん…」

男「何を…してるの?」

女「…男くんが好きなの…」

男「えっ…」

女「最初から好きだったんだけど…最近はもっと好きになって…」

女「付き合ってほしい…の」

男「…」

女「…」

男「ごめん」

男「俺も女が好きだよ」

女「じゃあ…」

男「でもね、女以外にもっと好きな人ができたんだ」

男「今まで気づかないふりをしてた」

男「でももう…そんな風に自分に嘘をつくのは嫌なんだ」

女「…」

男「だから…ごめん」

女「…」

女「うん、わかった」

女「その人を大切にしてね」

男「ごめん、ありがとう…」

女「でも私はまだ諦めないからね」

男「うん」

女「辛くなったらいつでも相談してね」

男「うん」

男「ありがとう」

自宅

男「…ただいま」

男「いるんだろ?」

男「…」

男「出てこいよ」

天使「…」

男「…やっと会えた」

天使「どうして?」

男「…」

天使「どうしてあの時に!」

男「君が好きだから」

天使「…っ」

男「初めてあったときはなんともなかった」

男「たった2日じゃ好きにはならない」

男「でもね、なぜか忘れることがなかった」

男「君を忘れれなかった」

男「そこで気づいた」

男「ああ、好きになったんだって。」

男「2日だけなのに、知らない間に君という子に惹かれてたんだ」

天使「男さん…」

男「迷惑?そんなことない。むしろ嬉しい」

天使「…」

男「今までの運も君がいてこそ成り立ったものだし」

男「君がいなかったらこんな風にはならなかった」

男「もう一度いう。」

男「君が好きだ」

天使「…」ポロポロ

男「付き合ってほしい。いや、結婚を前提に付き合ってほしい」

男「人間と天使じゃ無理なんて言わないでくれ」
天使「男さん…」ポロポロ

天使「私も…好きです…」

天使「大好きです…」

天使「私も付き合いたいです。ずっと一緒にいたいです…」

男「…」

天使「でも…」

男「でも?」

天使「それは…無理なことなんです」

天使「神様が許しません」

男「神様?」

天使「私達の上司みたいな方です」

天使「なので…」

男「要は神様を説得すればいいんでしょ?」

天使「そう…ですが…」

男「君は俺が嫌いなの?」

天使「そんなことはないです!」

男「…よし」

男「俺を天界に連れていける?」

天使「出来ますが、行くまでに見つかったら…」

男「…そんなの気にしちゃいけない」

男「さ、神様を説得に行こう」

天使「…」

天使「だめ…です」

天使「好きな人を…危険にさらすなんて無理です…」

男「俺はこのまま君と離ればなれになるくらいだったら、そのくらいのリスクを背負うよ」

男「それだけ君を愛してるから」

天使「…わかりました」

天使「では行くのはいつに…」

男「今すぐ」

天使「…」

男「時間がないんでしょ?」

天使「わかりました」

天使「では…私に捕まってください」

男「こ、こう?」ガシ

天使「ひゃんっ」

男「おぅえ?」

天使「そこは…」

男「え…?」

天使「腕に捕まってください…」

男「あ、はい…」

男(どこ触ったんだろ…)

天使「行きますよ…」
ブワッ

男(綺麗な羽だ…)

天使「それっ」バサッバサッ
ビューン

男「おぉぉ!」


……
上空

男「寒い!」

天使「もう少しですよ」

男「宇宙にあるの?」

天使「いえ、空間を裂いて天界へと行くんです」

男「ほー…」

……
天界

男「あれ?もう?」

天使「すぐですからね」

男「…」

天使「さぁ、神様はあの塔にいます」

男「よし、行こう」

天使「待ってください」

男「ん?」

天使「さっきも言いましたが、見つかったら終わりです」

男「…わかってる」

塔まで残り一キロ

男「近いようで遠いな…」スタスタ

天使「隠れながらですもんね」

天使「…!」

男「!」バッ

チクリ天使「あっるぇ?」

チクリ「何々もうかえったのー?」

天使「う、うん…」

チクリ「はやいねー」

天使「う、うん。私急いでるから…」

チクリ「私もー。じゃねー」スタスタ

天使「…ふぅ」

チクリ「あっ、今さ、人間の臭いがしたんだけど?」

天使「ふぇ!?」

天使「あっ、ず、ずっと人間界にいたからだよ!」

チクリ「ふーん」

チクリ「まぁいいや、じゃね」スタスタ

天使「…」

天使「…よし」

男「なんだ今の…」

天使「この世界で一番の告げ口さんですよ」

男「チクリ魔か…」

天使「まぁ…はい」

天使「先を急ぎましょう」スタスタ

塔まで残り600m

男「ここらへんは誰もいないんだ」

天使「そうですね、ここはエングマという生物がいますから」

男「もしかして、天界の熊から来てる?」

天使「よくわかりましたね!」

天使「その通りです!」

男「ダジャレやん…」

男「その熊ってどんな生物?」

天使「んー…」

天使「お腹がすいた豹を20匹集めたぐらいの危険性です」

男「ヤバイじゃん!逃げようよ!」

天使「あはは、大丈夫ですよぉ」

天使「この鈴さえあれ…ば…」ガサゴソ

男「ま、まさか…」

天使「…」

男「そんな漫画みたいなことは…」

天使「てへ☆」

テングマ「グギャォォォ」ダダダダ

男「うぉぉ!」ダダダダ

天使「きゃーっ」バサッバサッ

男「怖がってないし飛んでるし!」ダダダダ

天使「いやまぁ飛べば追ってこないんですよ」

男「…」ダダダダ

天使「あ、危ない!」

テングマ「グギィヤァァ!」ピョーン

男「う、うわぁぁぁ!」

「離れろ!」

テングマ「」ビクゥッ

「巣に帰れ」

テングマ「クゥーン」ノッシノッシ

「っとにもぉ…」

男「…ん?」

男「生きてる?お礼来てる?」

男「ねぇ生きてる?」

天使「…男さん。」

男「はい?」

天使「ちょっとまずいことに…」

男「え?」クルッ

助手「…天使」

天使「…」

助手「その人だれ?」

天使「…人間」

助手「っはぁ!?」

男「…え?」

助手「何かってに連れてきてんの!?」

天使「…」

助手「…」ピーン

助手「あぁ、その人があなたの好きな人…ね?」

天使「…///」

男「あの…」

助手「あなたは黙ってて」

男「…」

助手「訳を…説明できる?」

天使「うん…」


天使「というわけでね!」

天使「男さんが私と一緒にいたいって…!」

助手「わかったわかった」

助手「興奮しないの」

天使「だってだって…」

助手「…聞いて?」

天使「…うぅ。うん…」

助手「あなたがしたことは大変まずいことなのよ?」

天使「知ってるけど…」

助手「ちなみにここから先は神様の塔。警備が厳重だよ?」

天使「…」

助手「…協力してあげようか?」

天使「ほ、ほんと!?」

男(天使…可愛いなぁ)

天使「なんでもするよ!」

助手「うん、あなたにしてもらうんじゃないの」

天使「へ?」

助手「そこの人間」

男「はい」

助手「友達はいる?」

男「少ないですが…」

助手「よろしい」

男「はあ」

天使「???」

助手「その中にイケメンはいる?」

男「イケメン?」

助手「何度も言わせない」

男「は、はい。」

男「いますよ。友という奴です」

助手「彼女は?」

男「天使です」

天使「///」

助手「あなたじゃない。その友って人の」

男「いないと思います」

助手「イケメン…どうて…コホン…最高ね…」ジュルリ

人間界

友「」ブルッ

友「何だ?悪寒が…」

母「呼んだ?」

友「お呼びじゃないよ」

友「お呼びじゃないよ」

友「大切なことなので二回言いました」

母「照れないの」

友「照れてないよ」

母「ウフッ」

友「オボロロロ」ビシャー

天界

助手「よし!じゃあ私についてきなさい」

天使「ありがと!」

男「ありがとう」

助手「いいえー」
スタスタ

塔まで残り100m



門番「おい止まるのだ」

助手「あぁ?」ギロッ

門番「~♪」

助手「…」スタスタ

天使「…」

男「…」

門番「おい最後の…」

男「あぁぁ!?」

門番「~♪」

広間
助手「私はここまでね」

天使「ほんとにありがとう…」

男「…」

助手「人間、その友って人を戻ってきたら紹介してよね」

男「あぁ、君みたいなロリに会えたらあいつも本望だろうし」

助手「ロリ…?」

男「気にしないで」

天使「いきましょう」

男「うん」

助手「ガンバ~」ヒラヒラ

螺旋階段

男「目が…」

天使「大丈夫ですか?」

男「ん、まぁ…」

男「しかし長いなぁ…」

天使「ですよねー…」

天使「あ、光が見えましたよ」

男「お、ホントだ」スタスタ

塔屋上・高原

男「…え?」

天使「神様は静かで緑が多いとこがお好きなんです」

男「ほー…」

天使「いないですね…」

男「探すか」

天使「はいっ」

大樹

神「らっしゃい」

天使「…」ペコリ

男「…」ペコリ

神「ここに来た理由はわかってるよ」

天使「さすがですね」

神「神様だからね」

神「…んー」

神「男。」

男「は、はい!」

神「その子好きか?」

男「はい」

神「とっても?」

男「いえ」

神「…」

天使「え?」

男「言葉で言い表せないほど…です」

神「…」ニコ

神「そーゆーのを聞きたかった」

神「次に天使」

天使「は、はい」

神「お前がすべてを失ったとしてもこいつのそばにいたいか?」

天使「いたいじゃないです」

天使「そばにいます」

天使「たとえ何があっても」

神「そーかそーか」

神「じゃ、失ってもらうぞ」
シュウウ


男「え?」

天使「…」バタッ

男「お、おい!」

男「おいあんた!」

神「ん?」

男「天使に何をした!」

神「いやだから失ってもらうって云ったじゃん?」

男「何を…」

天使「ん…ん?」

神「起きたなら、羽だしてみ」

天使「は…ね?」

神「そ」

天使「はい…」

ブワッ

天使「…?」

男「…羽が…出ない?」

神「お前には」

神「精鋭天使の称号剥奪。天使としての能力。」

神「これをなくさせてもらったよん」

天使「え?」

神「つまり、君は天使じゃなくなった」

男「…どういう…」

神「鈍いなぁ。お前は天使じゃないからここにいれない。人間界にいけって意味」

男「あ…」

神「住みにくいだろうから人間と同じ構造にしといたよ」

神「まぁ…17か18ぐらいかな」

天使「ていうことは…」

神「ここからは俺が言えることじゃない。結婚したけりゃ自分等ですりゃいい」

男「…」

天使「…」

神「ほらさっさといけ」シッシ

天使「あ…」

男「…ありがとう…ございます…」

天使「ありがとうございます…」

神「はよ」

広間

男「…実感がわかない…」

天使「私もです…」

助手「お、戻ってきたね」

助手「約束通り友ってやつを紹介してもらうよ」

男「う、うん…」

天使「…」

助手「ここに用はないんでしょ?」

助手「私に捕まって」

男「あ、はい」ガシ

助手「あっ…///」

男「え?」

助手「どこつかんでるにゃ!」

男「にゃ?」

助手「き、きにしないで!」

天使「ふふ」

助手「い、いくよ!」ブワッ

男「真っ黒だ…」

助手「こっちの方がスピードでるの」

男「スピード?」

天使「男さん、しっかり捕まってください」

天使「下手したら死にます」

男「え?」

助手「いっくよぉ!」ビューン

男「オワアワアワワワ」

天使「はっやい…」

助手「いやっほー」ビューン

人間界

助手「ついた!」バサッスタッ
男「」

天使「ふぅ」

助手「人間、行くぞ」

男「」

助手「おい」

男「あ、はい」

友の家
ピンポーン
友「ンダゴルァ!」
ガチャ

友「はい、どちら?」

男「よっ」

友「おぉー!」

天使「ど、どうも…」

友「二人とも久しぶり!」

友「まぁなかは入れよ」

男「あ、いや…」

天使「あの…」

友「ん?」

男「この子がね、紹介してって」

助手「ども…」

友「」

友「付き合ってください」

助手「へ?」

男「じゃああとはガンバってな~」

天使「さようなら」ペコリ

助手「…」

友「…」

助手「私…どう?」

友「すっごい魅力的」

助手「///」

自宅

男「ふぅ」

天使「疲れましたね」

男「だなー…」

天使「…」

男「…」

天使「結婚…なんですが」

男「うん…」

男「勢いで言ったけどさ、年齢的にちょっと無理なんだよ…」

天使「ですよね」

男「それに君の戸籍やら俺の両親やら…」

天使「頭がいたくなります…」

天使「…」

天使「やっぱり無謀なんですかね…」

男「そんなことないよ」

天使「でも…」

男「大丈夫」



男「俺が君を幸せにしてみせる」



fin

少しでも支援してくれた人、ありがとうございます

やっぱ途中でやめなくてよかったです

では…

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