モバP「アーニャ…なのか?」オルタナティブアナスタシア「ダー」 (50)

P「いや…確かに見た目はアーニャだ…だが…」

オルタナティブアナスタシア「シトー…何ですか?プロデューサー?」キラキラ

P「うぉ!まぶし!!!」

P(尋常じゃないほど青く…いや碧く光り輝いてるぞ!直視できん!)

オルタナティブアナスタシア「どうかしましたか?」キラキラ

P(アーニャ…一体なんでこんなに光っているんだ?俺の目がおかしくなったのか?)

P(にしてもアーニャ…今日はいつも以上に)

オルタナティブアナスタシア「?」

P(ふつくしい…)

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P(このふつくしさ…いつものアーニャとは思えない。まるで別人のようだ)

P「な、なあアーニャ。本当にアーニャなんだよな?」

オルタナティブアナスタシア「ダー!私は正真正銘の、アナスタシアです」キラキラ

P(だよな…どう見てもアーニャだ…だがなんか違う…)

P(よし、色々質問してカマかけるか)

P「なあアーニャ、一昨日やった仕事はなんだっけ?」

オルタナティブアナスタシア「ドラマの撮影、です」キラキラ

P「昨日蘭子と話していた内容は?」

オルタナティブアナスタシア「休日ランコとみくたちと一緒に、スキーに行く約束です」

P「今履いている下着の色は?」

オルタナティブアナスタシア「碧です」

P「違う!」

オルタナティブアナスタシア「っ!?」ビクッ!

P「アーニャは下着の色を尋ねられたら顔を赤らめて『言えません…』って言う子だ!」

P「そんな恥じらいなく下着の色を言うようなビッチな子じゃない!」

オルタナティブアナスタシア「ビッチ…」

P「さあ答えろ!一体お前は何者だ!」

オルタナティブアナスタシア「先ほども言いました、私はアナスタシアです」

P「まだ言うか!」

オルタナティブアナスタシア「ただし…」

バタン

アナスタシア「そっちの私は闇の私」

P「はぁ!?アーニャがふ、二人!?」

アナスタシア「そしてこの私は光の私」

オルタナティブアナスタシア「一つの魂は光を誘い」

アナスタシア「一つの魂は闇を導く」

ダブルアナスタシア「やがて二つの魂は新たな肉体を創造する!」

ダブルアナスタシア「光と闇のアナスタシアが、今こそ一つとなる!」

ピカアアアアアアアアアアア!!!

P「ぐぁあ!光がさらに強く…!」

ダブルアナスタシア「слияние!!!」

P「な、何をする気だ!!アーニャ!!!」

シュウウウウウウウウウウウウ…

P「光が消えた…アーニャ!おい大丈夫か!」

ツインバーストアナスタシア「ダー」「ダー」ウニョウニョ

P「」

ツインバーストアナスタシア「プロデューサー」「どうかしましたか?」」ウニョウニョ

P「」

バタリ

ツインバーストアナスタシア「プロデューサー!?」「大丈夫、ですか!?」ウニョウニョ

バタン!

蘭子「今この部屋から禍々しい白銀の光が放たれていたぞ!何か大きな災いでも…!」

ツインバーストアナスタシア「アー、ランコ」「プロデューサーが倒れて…」ウニョウニョ

蘭子「ぎにゃああああぁああああぁぁぁあああああぁぁぁぁあああああぁぁあ!!!!!!」

蘭子「」フッ…

バタリ

ツインバーストアナスタシア「ランコ!!!」「ランコォ!!!」ウニョウニョ

十数分後

P「う、うぅ………ひどい夢を見た気がする…」

アナスタシア「プロデューサー、大丈夫ですか?」

P「ああ、アーニャか…。聞いてくれよ。さっきアーニャが半分縦に切って再生して頭が二つになったプラナリアのようになってた夢を見たんだ」

P「ひどい夢だったよ…あれじゃせっかくの美少女も台無しだ」

アナスタシア「そうですか…プロデューサー…ごめんなさい…」

P「え?」

蘭子「アア…ァァアアアアアァ…」

オルタナティブアナスタシア「大丈夫ですか?蘭子」

蘭子「アッ…アワ………アァアアァァ…」

P「蘭子?そして…あれはアー…ニャ?」

アナスタシア「イズヴィニーチェ…本当にごめんなさい、二人を怖がらせてしまいました」

P「だとするとアレは夢じゃないのか…」

蘭子「アワ…アニャー…アーニャー…」

P「はぁ…一体なんでアーニャが二人に増えたんだ?」

アナスタシア「それは先日のことです」

アナスタシア「私は夜の7時ごろ、たくさん星が見えるお気に入りの場所に行きました」

アナスタシア「いつも通り満天の星々、とても綺麗でした」

アナスタシア「しかし、アーニャは寂しかったです。星を見る度に家族のことを思い出してしまいます」

アナスタシア「ランコたちやプロデューサーもいるから寂しくないと思っていました。しかし友人では、家族の埋め合わせができませんでした」

アナスタシア「そんな時流れ星が降ってきて、私は祈りました。一人は寂しい、だから寂しさを埋めてほしい、家族といたいと」

アナスタシア「そうしたら奇跡が起きました、私の体が突然光り」

アナスタシア「私を含め五人のアーニャが生まれたのです」

P「そ、そんな馬鹿げた話が…でも現にアーニャがここにいるしまさか流れ星が本当に…」

P「って五人!?」

アナスタシア「ダー、そこのアーニャの他にもまだ第3第4のアーニャがいます」

P「どこぞの魔王じゃないんだぞ!」

蘭子「ァ…ァア…ああ?」

オルタナティブアナスタシア「ランコ、目が覚めましたか?」

蘭子「アーニャちゃん…?あー…」

ツインバーストアナスタシア『ダー』『ダー』

蘭子「にぎゃあああああああああああああああああ!!!!!!」ゴロゴロゴロゴロ

アナスタシア「落ち着いてくださいランコ!」

オルタナティブアナスタシア「何も怖がることは、ないですよ」

蘭子「あ、あー!!!…あああああーにゃ…ちゃんが二人?え?ふ、二人?」

アナスタシア「二人じゃありません」

蘭子「え?」

バタン

シャイニングアナスタシア「三人です」

蘭子「」

バタリ

P「蘭子!!!」

蘭子「」ブクブクブクブクブクブク

P「泡吹いてる!口から泡吹いてる!」

アナスタシア「二人が気絶している間にシャイニングと話してちょっと驚かそうと計画しましたが…」

シャイニングアナスタシア「やりすぎました…」

P「さっきので反省しろよ!また戻ったじゃないか!!」

蘭子「」ブクブクブクブクブクブク

P「おいアーニャ軍団!後で謝れよ!」

アナスタシアズ「イズヴィニーチェ……」

蘭子「あっ…ああ…蒼き眼の白髪の天使が我をヴァルハラへ導こうと…」ブツブツ

P「目を覚ますのしばらく時間がかかりそうだ」

P「にしても」チラッ

アナスタシア「・・・」

オルタナティブアナスタシア「・・・」

シャイニングアナスタシア「・・・」

P「似ているようで微妙に違うな、そっちのアーニャは普通のアーニャより光っているし微妙に肌が碧い」

オルタナティブアナスタシア「ダー」

P「そっちのアーニャは武装が目立つな。鎧を着ているみたいだ、重くないのか?」

シャイニングアナスタシア「ちょっと重たい、です」

P「見た目もそうだが性格の違いもあるみたいだな、こんないたずら仕掛けるなんて誰が思いついた?」

オルタナティブアナスタシア「私です、プロデューサーの驚く顔を見たかったので」

オルタナティブアナスタシア「ですがそのせいでランコを怖がらせてしまいました…」

P「ああ、後で謝ろうな」

蘭子「あっあはは…すでに役者は揃った…宴の時が今…始まらんとする…」ブツブツ

P「それでどうやって元に戻るか考えないとな」

P「さすがにこのまま分裂したままにするのはまずい…」

アナスタシアズ「…」

P「ん?どうしたんだ?」

アナスタシア「パチュムー…なぜ戻る必要があるのですか?」

P「え?」

オルタナティブアナスタシア「私たちはすでに一つの人間として独立しています」

シャイニングアナスタシア「私たちを一つに戻すこと、それは私たちの存在を消すことになります」

P「えっ…ちょ…」

アナスタシア「それに一人に戻ってしまったら、また寂しい日々が続きます!」

アナスタシア「せっかく星が与えてくれた家族を失うようなことはしたくない…もう…寂しい思いをしたくはありません!」

P「えっ…でも5人に分裂したら…色々面倒なことが…食費とか学校とかそれに…」

アナスタシア「5人もいれば両立できます!プロデューサー!」

P「で、でも…」

バタン!

みく「Pちゃん!Pちゃん!あーにゃんがいろいろおかしいにゃ!」

トゥーンアナスタシア「アハハハハハ!アハハハ!」

P「なんか一番変わってるの来た!?ロリだ!ロリアーニャだ!」

みく「見た目が3頭身になっててしかも言葉話さないで笑ってばかりで不気味……にゃ?」

アナスタシア「アー、みく?」

みく「にゃっ…にゃぁあ!?」

オルタナティブアナスタシア「アー…」

みく「にゃ…にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ」ワナワナ

シャイニングアナスタシア「みく、これには…」

みく「に"ゃああああぁぁぁああぁあああぁぁぁああああああぁぁぁあああ!!!」

みく「」フッ…

バタリ

P「ああもうまたこれかよ!」

みく「」ブクブク

P「後でみくにも謝れよ!」

アナスタシアズ「イズヴィニーチェ……」

トゥーンアナスタシア「ンン?アハハハハ!!!」

みく「にゃぁあぁあ…」チーン

蘭子「我は総てを破壊し総て愛でよう…それが愛というもの…」ブツブツ

P「なんかぷにぷにてかてかしてるな、弾力性がある」プニプニ

トゥーンアナスタシア「アハハハハハ!」

P「ほら、飛行機だぞ」

トゥーンアナスタシア「ンン?」ヒョイ

トゥーンアナスタシア「アハハハ!!!ブウウウウウウウンキイイイイイイイイイン!!!!」ヒュウウン

P「はぁ…まるで子供だな」

P「ところでさっき5人といったな」

アナスタシア「ダー」

P「えっとまず普通のアーニャだろ」

P「次にオルタアーニャだろ」

オルタナティブアナスタシア「ダー」

P「そしてシャイニングアーニャ」

シャイニングアナスタシア「ダー」

P「そしてこのちっちゃいアーニャ」

トゥーンアナスタシア「アハハハハ!!!ダーダー!」

P「もう一人はどこに行ったんだ?」

アナスタシア「そういえば…さっきから姿が、見当たりません」

オルタナティブアナスタシア「もしかしたら外に出たかもしれません」

P「何!?」

アナスタシア「ニィチェヴォー フショー フ パリャートキィ…大丈夫です、一通り散歩したら戻ってきます」

アナスタシア「仮にも私、しっかりしているから問題ありません」

オルタナティブアナスタシア「少し…アー、性格が怖いところもありますが…」

P「そ、そうか…ならしばらく様子見だな…。なにもなければいいがな」

P「とりあえず最後の一人は置いといて、まずこっちをどうにかしよう」

蘭子「天使が…天使が…片翼の天使があはははは…」ブツブツ

P「あの二人が目を覚ましてこの状況をみたらまた驚くだろうな」

P「だからどうやってあの二人を驚かせずにこの状況を伝えるか、なんとかしないと」

P「まず目を覚ましたらきっとテンパるからまずアーニャ、あっ普通のな」

アナスタシア「はい」

P「アーニャはここで俺と待機だ、お前が一番二人のことを分かっているからな」

P「残りのアーニャはここから離れるんだ、二人がある程度落ち着いたらまた交わらせる」

シャイニングオルタナティブアナスタシア「「ダー」」

トゥーンアナスタシア「アハハハハハハハ!」

P「ついでにこいつのお守りも頼む」

シャイニングアナスタシア「わかりました」

トゥーンアナスタシア「アハハハハハハハ!」

P「それじゃあまた後でな」

ダブルアナスタシア「ダー」

バタン

P「さて」

みく「」チーン

蘭子「白き液体と黄色の魂を混ぜ甘い粉を入れ加熱した摩訶不思議な料理は我の腹を満たし……」

P「おい、二人とも起きろ」

みく「にゃっにゃ…」チーン

蘭子「白き液体は喉を潤して…」

P「だめか…なら力づくで…」

アナスタシア「任せてくださいプロデューサー…」スゥ…

P「ん?」

アナスタシア「お魚のゾンビが5体に分裂して襲いかかってきましたよ」ボソリ

みく「お魚!?」ビクッ!

蘭子「ゾンビ!?」クワッ!

P「うぉ!?急に目が覚めた!」

みく「お魚!さかなああああああああ!!!おさかにゃどこ!?あっちいけ!」ジタバタ

蘭子「ゾンビ!?ひぃ!?ゾンビいやあああああああああああああ!!!」ジタバタ

P「落ち着け!魚もゾンビもいないから安心しろ」

小梅「今ゾンビの話?」にゅっ

P「してないから」

アナスタシア「大丈夫ですか、ふたりとも?」

みく「え?あーにゃん?」

蘭子「さっきアーニャちゃん…二人いたような…?」

アナスタシア「アー…はい、確かに私は二人、いや五人います」

みく「え?日本語なのに何言ってるのか分からないにゃ」

P「簡単に言うとさっきお前らが見たのは本物だということだ」

P「実際にアーニャは五人に分裂した。そしてお前たちはそのうち何人かのアーニャと出会っていたわけだ」

みく「そ、それじゃあさっきのは…」

蘭子「夢じゃないんだ…」

P「もう気絶するなよ…これ以上気絶したらマジで困るから、介抱するのもう嫌だ」

みく「わかったにゃ…」

蘭子「はい…」

アナスタシア「大丈夫ですか、ふたりとも?」

みく「え?あーにゃん?」

蘭子「さっきアーニャちゃん…二人いたような…?」

アナスタシア「アー…はい、確かに私は二人、いや五人います」

みく「え?日本語なのに何言ってるのか分からないにゃ」

P「簡単に言うとさっきお前らが見たのは本物だということだ」

P「実際にアーニャは五人に分裂した。そしてお前たちはそのうち何人かのアーニャと出会っていたわけだ」

みく「そ、それじゃあさっきのは…」

蘭子「夢じゃないんだ…」

P「もう気絶するなよ…これ以上気絶したらマジで困るから、介抱するのもう嫌だから」

みく「わかったにゃ…」

蘭子「はい…」

アナスタシア「ランコ、みく…ごめんなさい…」

アナスタシア「面白がって、二人をおどろかせてしまいました」

アナスタシア「ですがまさか気絶するとは思ってなかったです」

みく「別にいいにゃ、あーにゃん…。そんなんでみく怒らないよ」

蘭子「うん、それより私、アーニャちゃんたちと会いたい」

蘭子「新しく生まれたアーニャちゃんたちと一緒にお話がしたい」

アナスタシア「ランコ、みく…ありがとう」

P「ふぅ…まずこっちはなんとかなったな…」

アナスタシア「ランコ、みく…ごめんなさい…」

アナスタシア「面白がって、二人をおどろかせてしまいました」

アナスタシア「ですがまさか気絶するとは思ってなかったです」

みく「別にいいにゃ、あーにゃん…。そんなんでみく怒らないよ」

蘭子「うん、それより私、アーニャちゃんたちと会いたい」

蘭子「新しく生まれたアーニャちゃんたちと一緒にお話がしたい」

アナスタシア「ランコ、みく…ありがとう」

P「ふぅ…まずこっちはなんとかなったな…」

バタン

オルタナティブアナスタシア「大変ですプロデューサー!」

P「ん、どうした?」

みく「うわっ!?」

蘭子「本当に二人いた!?」

オルタナティブアナスタシア「ミナミが私たちを見つけて、びっくりして」

シャイニングアナスタシア「白目を向いて泡吹いて気絶しました」

P「はぁ!?」

トゥーンアナスタシア「アハハハハハ!!!」

みく「またたくさんでてきた!?」

P「もおおおおおおおおおおおおおおおおおう!!!いい加減にしてくれぇ!」

一方

Sinアナスタシア「…」

ワイワイ ガヤガヤ

Sinアナスタシア「…」

ワイワイ ガヤガヤ

Sinアナスタシア「хлопотно…Дети Каина」

「なあなああの子かわいくね?」「あれってアナスタシアちゃんじゃね?」
「んなバカな、あのアーニャたんが髪半分黒く染めてあんなマブい服着るわけないじゃん」「目つきも怖いし」

Sinアナスタシア「グリャーズヌィ…」

続く

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