男「パンツあるじゃん?」友「うん」 (12)
男「あれってさぁ、風で偶然めくれるから神秘度が上がるんであって、見せてくれるのはなんか有り難み薄れるよね」
友「あー……ソシャゲで出現率うpしてるときと、そうでない時にでる激レアキャラてきな?」
男「てきな」
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友「じゃあ、見せてくれるパンツには魅力感じないんだ?」
男「いや、そういう訳ではない」
友「ううん?」
男「有り難みは確かに薄れるけど、それでもパンツ自体は神聖なものじゃん?こう……神様てきな」
友「意味かぶってるよソレ」
男「いやさ、でもほら、伝わるでしょ?こう、言わんとしてる事は」
友「まぁ、伝わるけど……」
男「しかも、例えば、例えばだよ?」
男「めちゃくちゃ清純系な女の子が、恥ずかしそうに、ちょっと涙目になりながらスカートを捲るのってそそらない?」
友「あー……そそる」
男「ビッチ系がやるのと、清楚系とか清純系では、まるで意味が違うんだよ」
友「じゃあ、ビッチ系には興味ないんだ?」
男「いや、そういう訳ではない」
友「ううん?」
男「例えば、例えばだ。ある日突然起きると隣にめちゃくちゃエロいお姉さんが気持ちよさそうに眠ってたらさ」
友「うん」
男「とりあえずおっぱい揉まない?」
友「あー……揉むね」
男「それでさ、そのお姉さんがそれで目覚ましちゃって」
男「なんか優しそうに微笑み返してくるのよ」
男「で、そっとキスすんの」
友「ヤバイね」
男「で、そんままお姉さんがリードして……」
友「いっちゃう訳だ」
男「やっぱり年上はいいねぇ、こう母性に溢れてるっていうか」
友「母性かー。年下にはない良さってことか」
男「あ、でも別に年下がダメな訳じゃないよ?」
友「ううん?」
男「例えば、例えばだ。放課後、一人で帰ってると後ろから後輩の女の子が走ってくるわけよ」
男「で、途中まで一緒に帰りましょうとか言われちゃう訳。この辺でもうこない?」
友「わりとくる」
男「で、駅の近くとかまで歩いていくの。そんで、後輩の子が名残惜しそうな顔するの」
男「で、で、俺がまた明日ねとかいったら、今度は嬉しそうにまた明日とかいう訳」
男「健気可愛いくね」
友「健気可愛いね」
男「でさ、でさ……」
友「うん……あ、俺こっちだから」
男「あ、うん……」
友「じゃ、また明日」
男「おっ、おう!」キュン
男「……あれ?」
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