モバP「ほう、タマムシシティか」 (46)

ニビ・ハナダ・クチバ・シオンと来て第5話。
相変わらず妄想が暴走しており大変危険です。
十分注意してお読みください。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1450055339

P「着いたなあ…いやあ、でかい街だ……」

カラカラ「…………!」キョロキョロ…

P「ははは、見るものすべて珍しいんだろうなあ…きょろきょろしてら」

P「行くぞカラカラ。見て回りたいところは色々あるが、まずはジム戦といこう」

P「前回の雪辱を晴らしたいってのが2匹。ボールの中で燃え上がってるからな」

ーーーーーーーーー

P「そういやタマムシジムって男子禁制だったっけか? 昔アニメでサトシが女装してた記憶があるなあ」

P「ま、流石にアニメだけだろうけどな、ゲーム版では普通に戦えるわけだし」

P「……そう言えば、ジムの前にのぞき魔がいたよな」

P「…………」




熱海「うひひ…お山が…お山がたくさん…! ここがあたしの桃源郷か…!」


P「またとない配役だぞお前」

ージム内部ー


夕美「あれ、プロデューサーさんだっ!」

凛「あ、本当だ…どうしたの、今日はもうお店おしまいだよ?」

P「……あれ、ジムじゃなかったっけここ」

琴歌「はい、特製のハーブティーですわ♪」

P「あ、ああ…随分大所帯だな、このジムは…みんなここのトレーナーなのか」

智絵里「いえ…ここ、色んな植物が見られる植物園だったり、喫茶店が一緒になってて」

紗枝「お花のお稽古もやってますしなあ…気付いたらうちら、いつの間にかひとかたまりになってたんどす」

桃華「まあ、この街の大きさを見てもらえればわかると思いますけれど、この建物はジムがメインではないのですわ」

P「へえ? …確かに、植物園に喫茶店…花屋に…アロマの店なんてのもあるんだな。まるでアミューズメントパークだ」

P「……で、ちなみに聞きたいんだけど、その、ジムリーダーってのはこの中の誰なんだ?」

>>6
訂正で。

一番最初のセリフの上に
ーーーーーーーーー

ーーーーーー

が抜けてました。

ーーーーーーーーーー

ータマムシシティジム・サンルームー

P「ここか…よし、それじゃあ行くか!」

カラカラ「…………!」こくん!

P「たのもーっ! ジムリーダーは……」がらっ……

ぽかぽか……ちゅんちゅん…ピヨピヨ…

P「…ものっすごいうららかだな…本当にここがジムなのか…?」

藍子「あ、プロデューサーさん! どうしたんですか、こんなところまで…」

藍子「もしかして、プロデューサーさんも日光浴ですか? ここ、日当たりが良くて気持ちいいんですよ…♪」

P「来る場所間違えたかな俺」

ーーーーーーーー

P「まさかの展開だ、お前がジムリーダーとは予想してなかったよ…」

藍子「私も、自分がそういう立場になるなんて思ってませんでしたけど…」

藍子「でも、みんな、私のこと推薦してくれて…私一人だと、色々危なっかしいからって、集まってくれたんです」

P「なるほど…それでこういう造りになってるんだな…」

藍子「あとで、みんなでお茶にしようって約束があるんですけど…」

藍子「よかったらプロデューサーさんも一緒にいかがですか?」

P「それは光栄だな…ありがたく御相伴に預からせてもらうとしよう。……だが」

P「勝負は勝負。こっちは全力で勝たせてもらうから、泣きを見ることになっても知らないからな」

ヒトカゲ「かげかげ!」

藍子「わかりました。それではこっちも全力でお相手させてもらいますね。」

ーーーーーー


P「カラカラはそこで見学していてくれ。いいか、しっかり戦いを見て、勉強するんだ」

カラカラ「………から!」

P「いい返事だ。仲間の見てる前で無様は晒せないってな」

P「この勝負は勝ちに行くぞ!」

ヒトカゲ「かげ!」


ー戦闘開始ー

藍子「それでは、いきますね…! むむむ……!」

P「藍子の身体が光って……いや、光を吸収してるのか!」

P「なら、チャージが終わる前に崩す! ヒトカゲ、ひのこ!」

ヒトカゲ「かあああげっ!!」ぼおおおおおっ!

P「以前までより威力は上がってる、必殺の炎だ!」

P「流石にジムリーダー、これで倒せるとは思わないが、致命打にならぬまでも少しくらい…」

藍子「ひゃあああああっ!」ぼおおおお……

P「………………ええ…」

P「………避けるどころか反応すらしない……だと…!?」

藍子「いたた…もう、ひどいじゃないですか!」ぼろ…っ

P「…あれ、勝負してるんだよな俺たち…」

藍子「おしおきです! いきますね、『ソーラービーム』!!」

ぎゅおおおおおっ!!

P「来た!ヒトカゲ、かわしてひのこ!」

ヒトカゲ「かげ!」

P(ビームの速度もそれほど早くない…これなら余裕で避けられる!)

ヒトカゲ「かげっ!」すかっ!

藍子「あああっ!」

P「いいぞ、そのまま……!」

きいいいいいい…………ん!

P「……何の音だ?」きょろ…

ばしゅうううううう!!

ヒトカゲ「かげえええっ!!」ぎゅおおおおっ!

P「!?」

P(避けたはずの光弾が背後から!? ……しかも、速い…!)

藍子「やりました!うまくいったみたい…」

P「一体、何がどうなって…! …………あれは……」

鏡「…………」

藍子「はい。お日様の光をうまく調整するための鏡です。このお部屋のあちこちに置いてあるんですよ」

藍子「そして……それをうまく使えば、こんなことだって!」

ぱあああああああああ…………

P「うお…っ! 陽射しが、強く…!」

ヒトカゲ「かげ……っ!」

藍子「……………」しゅううう………

P「傷が…治っていく……!」

藍子「………はい、これで元気になりました!まだまだいきますよ!」

P「一体、どうなってるんだ…!? だって、さっきまで、あんなにボロボロで…」

凛「『光合成』だよ。陽の光を吸収して体力を回復するの」

P「凛!」

凛(なんとなく様子が気になって来てみたけど……この分だと、勝負はもう決まったようなものかな…)

P「だったら、その回復量を上回る攻撃で…!」

ヒトカゲ「かげ!」

凛「無駄だと思うけど…単純に回復量だけで言うならあれ、ほとんど全回復だし…」

P「……は!? 全快!?」

凛「……藍子の怖いところは、無意識で相手を自分のペースに引き込んじゃうところ…」

凛「そして、その藍子がやる気になっちゃった今…」

凛「一撃の威力だけで勝つのは、ちょっと難しくなったんじゃないかな…」

藍子「それでは、次はこちらからいきますね! はああっ!」

ぎゅおおおおおっ!

ヒトカゲ「かげっ!?」

P「な!? チャージなしでビーム!?」

ヒトカゲ「かげっ!」すかっ

P「うまい、よくかわしたぞヒトカゲ! そのまま…」

凛「……まだ終わってない」

P「何!?」

ヒトカゲ「かげーーーっ!!」ぎゅおおおおおおお………

P「しまった、向こうにも鏡が…! 直撃だ、大丈夫かヒトカゲ!」

ヒトカゲ「か、かげ…!」むく…っ

P「よし、まだやれる…!」

凛(効果は今ひとつ、だからね…けど、これからだよ)

藍子「これはどうでしょう…ええーーーいっ!」

ぎゅおっ!ぎゅおっ!ぎゅおおおおっ!

P「れ、連射!?」

P(それも、連射間の予備動作もほとんどないなんて…)

ヒトカゲ「かげっ!」すかっ

きゅいいいい……ん! ぎゅおっ!

ヒトカゲ「かげ…かげ、かげっ…!」すかっ、すかっ…すかっ!

P「く……八方から攻められて、これじゃ防戦一方じゃないか…!」

P「……まてよ?」

P「………ヒトカゲ!」

ヒトカゲ「かげ!」こくん

P「やってくれるな! よし、ひのこ!」

ヒトカゲ「かげーーーーっ!」ぼおおおおおっ!

藍子「遅いです!」すかっ!

P「は、速い! さっきまで、避けるそぶりすらなかったのに…!」

藍子「この速さも陽の光のおかげです! まだまだいきますよ! えーーいっ!!」ばしゅうう!

P「く、ひのこ!」

ヒトカゲ「かげ!」ぼぼぼ…!

P「ひのこ!」

ヒトカゲ「かげー!」ばばばば!

P「もう一発ひのこだ!」

ヒトカゲ「か、げー!」ぼおおおお

ーーーーーーーーー

ーーーーーー

藍子「そろそろ、ひのこも吐けなくなってきたんじゃないですか?」

ヒトカゲ「かげ…かげ…」ぜえぜえ…

藍子「これでおしまいです!『ソーラー…』」

P「…確かにな…」

P「……確かに、もうおしまいだよ」

藍子「え……? あ、あれ?」しゅううう……

凛「陽射しが…弱くなってる」

P「藍子、避けまくったりビームを乱射するお前の戦い方は、確かに脅威だったけどな」

P「知るべきだったんだ。お前のそのビーム…鏡の位置をそのまま俺たちに教えてるってことに!」

割れた鏡「………」

藍子「そんな…! じゃあ、はじめから私じゃなく、鏡を…?」

P「……チェック・メートだ! ヒトカゲ!」

ヒトカゲ「かげかげかげ…!」だっ……

藍子「く…だけど、陽射しが弱くても少しだけなら回復できるんです…!」

藍子「まだ、負けは決まったわけじゃ…!」

ヒトカゲ「かーーーーげーーーーー!」だだだだだ……

ぱああああああああ…………

藍子「えっ!?」

P「………これは…!」

凛「……進化の、光…!」

リザード「がぁああああああ!!」ごおおっ!!

P「………!!」

P「……いっ………けええええええええ!!」

藍子「………!!」

P「『はじけるほのお』!!」

リザード「がああああああっ!!」

どごおおおおおお………ん………


ーーーーーーーーーー

一回・喫茶スペース

琴歌「はい、こちら、夕美さんとの共同作ですの。」

P「おお、いい香りだな…ん、こっちのケーキもうまい!」

藍子「うう…ボロボロです…」くすん…

凛「まさか、ビーム戦法が裏目に出るなんてね…けど、頑張ったよ、うん」


桃華「それにしたって、PちゃまもPちゃまですわよ」

桃華「そもそも、進化したからっていくら何でも至近距離で攻撃する必要なかったんですの」

桃華「回復はほとんど封じていたのですから、一撃いれてしまえばそれだけで隙を作って勝てましたのに」

桃華「Pちゃまはもう少し、レディの扱いを心得ておくべきですことよ」

夕美「確かに、藍子ちゃん、回復はできるけど体力はほとんどないからね…」

智絵里「あ、あはは…」

P「……そういや、最初のひのこだけで既に虫の息だったような…」

P「なのに途中からめちゃくちゃ張り切りだしたよなお前。実は破れかぶれだったんじゃ…」

藍子「あ、あれはその…別に、そういうわけじゃなくてですね…」あわあわ…

紗枝「あらあら、藍子はんのお顔がまっかっかや♪ ほんにプロデューサーはんはいけずなお人やなぁ」

藍子「もう!紗枝ちゃん!」

カラカラ「カラカラ!」しゅっ!

P「ん?」

カラカラ「……から、から!」しゅっ!しゅっ!

P「はは、素振りの練習か、それ。…もしかして、リザードのマネなのかもな」

リザード「がる?」

P「……ふう…何にせよ勝ててよかった。」

ナゾノクサ「なぞ、なぞなぞな!」

P「そうだな、次はお前の番だ…頑張るぞ、目指すは妥当、唯…ってな!」

ナゾノクサ「なぞ!」

ーーーーーーーーーー

ぴぴぴぴぴ……

……かちっ


P「ん……なんか今日は寝覚めがいいな…」

P「あれ、外、すごい晴れてるな…うわ、陽もあんなに強く…」

P「大丈夫だよなこれ…日傘とかさしたほうがいいんじゃなかろうか」

P「っと、冗談はほどほどにして…そうだな、今朝は…」

P「目玉焼きと、サラダでも食べて行くとしようかなー」

ーがちゃ……ばたん…

レインボーバッジ「…………」



ーおしまい。


と言うことでタマムシジム編でした。
戦闘描写が苦手なので、脳内で上手いこと補完してやってください…
ついでにBGMとかも脳内補完すれば、それなりには誤魔化せるんじゃないかなぁ(白目)

では、毎度の如く今回も、妄想にお付き合いいただきましてありがとうございました。

KA・KO・SA・KU ☆ (エリカちがい)▼

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いつまでたってもポリゴンが手に入らず、指をくわえて見ていた景品交換所…
そう言えばゲームコーナーって大人の事情でもう無理なんでしたっけ、ゲームに出すの…

ではでは、依頼とさせていただきます。ありがとうございました。


あ、訂正します。

>>4
熱海→愛海

すみません…「師匠」のイメージが強いもので…

なお、次は「グレン編」になります。
順路が違うのはストーリー展開の都合という事で、
スレを建てた折にはお付き合いのほど、よろしくお願いします。

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