宮藤「坂本さーん!この変な形のボールは何ですか?」 (31)

ストパンssです

坂本「良くぞ聞いてくれた宮藤!それはラグビーボールだ」

宮藤「らぐびー?」

リーネ「芳佳ちゃん、ラグビーっていうのはブリタニア発祥のスポーツだよ」

坂本「ああ。最近扶桑が南アに勝利したんでな!まったく…南アに勝利する以前からもっと注目してほしいものだ。」

リーネ「あの…そういうメタな発言は…」

坂本「おお、そうだったな。すまんすまん」

宮藤「??」

坂本「説明は後だ!みんなを集めてくれ」

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坂本「と、言うわけでこのボールを使って皆でラグビーをする!」

ミーナ「み、美緒?いきなりどうしたの?」

坂本「ブームの波に乗ろうと思ってな!」

リーネ「で、ですからそういう発言は…」

バルクホルン「そんなことをしている暇は無いと思うが」

宮藤「バルクホルンさんはやらないんですか?」ウワメヅカイー

バルクホルン「少佐、ルールを説明してくれ」

ミーナ「トゥルーデ…」

ここからしばらくはラグビーがわからない人のために書いたものです。ルールがわかる人や、そんなもん調べるわ!という人は飛ばしてください


坂本「ここで、らぐびー?なんだそりゃ、と思っている者達へルールをざっくり説明しよう!」

リーネ「まず、ラグビーの基本は前にパスが出来ないことです」

ペリーヌ「前に落としてもいけませんわ」

ペリーヌ「それ以外にボールを扱う制限が少ないのが魅力ですわね」

坂本「持って走ってよし、蹴ってよし、後方ならば投げるのもアリだ」

リーネ「そうやってボールをチームで繋いで相手陣地の最後尾にあるラインより向こう側にボールを付くとトライとなり、5点が入ります」

ペリーヌ「トライの後はキックのチャンスがあり、決めると2点が加算されますわ」

坂本「点数は基本的にトライの5点、トライ後のコンバージョンキックの2点、ペナルティキックによる3点が基本だ」

リーネ「ボールの扱い、得点についてはだいたい説明できましたね」

ペリーヌ「ラグビーにはタックルが可能になっていますわ」

坂本「サッカーやバスケでは考えられないことだがな」

リーネ「基本的にボールを持っている人に相手プレイヤーはタックルができます」

ペリーヌ「ここから少し複雑ですわよ。タックルされたプレイヤーが倒れたらラック、倒れなかったらモールという形になりますわ。まぁ、基本的にはラックになりますわね」

リーネ「タックルされたプレイヤーは倒れてしまうとボールを離さないといけません」

坂本「まあ、基本的に倒れたら離すのが一般的だ」

リーネ「ラック、モールは調べたほうがわかりやすいですが、一応説明しますね」

坂本「まずは、ラックだな」

ペリーヌ「タックルされたプレイヤーが相手に背を向けて倒れてボールを離すと、相手プレイヤーは倒れたプレイヤーを挟んでボールを取ることができますわ。」

ペリーヌ「倒れたプレイヤーのチームはそれを阻止するためにキープ、オーバーを行いますわ」

リーネ「倒れたプレイヤーの上に覆いかぶさってボールを取られないようにすることをキープといいます」

リーネ「その状態から相手に向かってまっすぐ押し返す動作をオーバーといいます」

ペリーヌ「ここで注意ですわ!」

エーリカ「ほえ?」

ペリーヌ「中尉ではありませんわ!!」

リーネ「こ、この場合に真正面からではなく、横からボールを取るとオフサイドという反則になります」

坂本「好き勝手には出来ないということだな。さすが紳士のブリタニアスポーツだな」

ペリーヌ「以上がラックのおおまかな説明です」

坂本「次はモールだ」

ペリーヌ「主にゴールライン付近でのプレーですわね」

リーネ「タックルされたプレイヤーが倒れずに後ろを向きます。チームメイトがボールをプレイヤーごと押して進みます」

坂本「以上だ」

バルクホルン「脳筋だな」

一同「…」

ペリーヌ「で、ではラックとモールはこれで説明終了ですわ」

坂本「まぁ動画が一番わかりやすいのでそちらをオススメする」

リーネ「次はラインアウトの説明ですね」

坂本「サッカーでのスローインと思ってくれて結構だ」

ペリーヌ「両チームが並んだ状態から中間にボールが投げられてそれを取り合うのですわ」

リーネ「ちょっと雑になりましたけど、ラインアウトは以上です」

ペリーヌ「これは口頭での説明が聊か困難ですわ…」

坂本「次はポジションについて説明しよう」

坂本「ラグビーのポジションはフォワードとバックスに分けられる」

ペリーヌ「フォワードは主にスクラムやラインアウト、ボールのキープ等のプレーが中心となります。パワー、スタミナがある人が向いていますわね」

リーネ「バックスはボールを回してゲインする役目を担います。走力やパス、キックの精度が求められますね」

坂本「ラグビーは15人で行われるスポーツで、1~8番がフォワード、9~15番がバックスだ」

ペリーヌ「細かく見ていきましょう。1、3番はプロップですわ。プロップはスクラムで前列に位置し、最もパワーが求められますわね」

ペリーヌ「続いて2番のフッカーですわ。スクラムの際にボールを後ろに蹴る等の役目を担いますわ」

ペリーヌ「4、5番はロックですわね。身長が高い人が適任ですわ。ラインアウトでもスクラムでも重要な役割を担いますわ」

ペリーヌ「6、7番はフランカーですわ。最もタックルの精度が求められるポジションですが、走力があると攻撃パターンが増えますわ」

ペリーヌ「8番はそのままナンバーエイトですわ。チームの司令塔であらゆる能力が求められますわ。しかし、もっとマシなネーミングは無かったんですの?」

坂本「ペリーヌがゲシュタルト崩壊する前にバックス解説をリーネ、頼むぞ」

ペリーヌ「しょ、少佐?!」

リーネ「9番はスクラムハーフです。スクラムからバックスへボールを繋ぐ役割を担います。パスの精度が必要なのは勿論ですが、背が小さく小回りが利く選手が向いていますね」

リーネ「10番はスタンドオフまたはフライハーフと呼ばれて、バックスへのパス出しやライン上げのキックのほか、キックオフを務めることが多いポジションです。判断力も求められますね」

リーネ「11、14番はウィングですね。求められる能力はずばりスピードで、チームで最速の選手が務めることが多いです。最もトライが期待できるポジションです」

リーネ「12、13番はセンターですね。パスやスピード、突破力、スタミナ等のあらゆる能力が必要とされます。センターのレベルによって得点力に大きな影響が出ます」

リーネ「15番はフルバックです。あの五郎○選手のポジションですね」

坂本「おいリーネ、さっき私に言っていたg

リーネ「バックスですが防御よりのポジションで、運動能力の高いものが多き抜擢されます。特にタックルやキックのスキルは必要不可欠ですね」

坂本「」

ペリーヌ「フォワードに比べてバックスの説明が丁寧ではありませんの?!」

リーネ「書いてる人がバックスなんですから仕方ないですよ」

ペリーヌ「」

坂本「」

リーネ「以上でポジションの説明を終わりますね」

とりあえず一区切りします

リーネ「最後に反則について説明します」

ペリーヌ「反則を取られますとスクラム、ラインアウト、フリーキックまたはペナルティキックからのスタートになりますわ」

リーネ「ラインアウトはさっき説明しましたね」

ペリーヌ「スクラムとはフォワード8人が特定の形で組み合っている足元にボールを転がすプレーですわ」

ペリーヌ「足でボールを掻いてスクラムの最後尾にいるナンバーエイトの後ろまで運ぶとスクラムハーフがボールを出す、という流れになりますわ」

坂本「ものすごい迫力だ。フォワードの醍醐味といえるだろう」

リーネ「フリーキックは直接ゴールを狙えません。また、横のタッチラインを割っても相手ボールのラインアウトになります」

リーネ「ペナルティキックは直接ゴールを狙うことが可能です。蹴ったボールがタッチラインを超えると自分達のボールでラインアウトとなります」

坂本「反則の重さによって開始の仕方が変わるんだ」

リーネ「フリーキックはスクラムやらいなうと時に軽い反則があった場合に適応されます」

ペリーヌ「ノットストレートはラインアウト時にまっすぐボールを投げなかった場合、コラプシングはスクラムやモールを故意に崩す行為ですわね」

坂本「前者はスクラムかラインアウトか選択できる。後者はペナルティキックで再会だ」

ペリーヌ「ボールを前に落とすノックオン、前にボールを投げるスローフォワードはスクラムで再会になりますわ」

リーネ「ラック時に倒れこむオーバーザトップ、中にあるボールを拾うピックアップ、ボールを持っていない相手を妨害するオブストラクション、倒れてもボールを離さないノットリリースザボール、タックルされた後に妨害するノットロールアウェイ、そしてオフサイドはペナルティキックとなります」

坂本「特に大事なのはオフサイド、ノックオン、スローフォワード、ノットリリースそしてオブストラクションだな」

坂本「二人が詳しくて助かった!リーネ、ペリーヌ」←世界ランキング10位(扶桑)

ペリーヌ「と、とんでもありませんわ少佐!この程度なら私はなn」←世界ランキング7位

リーネ「お役に立てて嬉しいです」←世界ランキング8位(ブリタニア)
(ちなみにウェールズは4位、スコットランドは9位。8位はイングランドです)

宮藤「わぁー!皆さん詳しいんですね、ありがとうございました!」

坂本「ルール説明はここまでだ」

早明戦しびれました!
もうちとしてから続き書きます

坂本「それではラグb…訓練を開始する!」

宮藤「わーい!」

ミーナ「訓練…?」

シャーリー「たまにはこういうのもありだよな!」

エイラ「え~…私はめんどくさいからパスダナー」

サーニャ「シャーリーさん、頑張りましょうね」

エイラ「はいはいはいはいはい!!私もやるんダナ!!」

ルッキーニ「はやくはやくー!」

エーリカ「15人いないし、奇数人だからチーム分けが大変そうだけどどーするの?」

リーネ「バックスのみでやりませんか?スクラムは危険ですし」

シャーリー「人数は?」

坂本「助っ人を呼んである!」


>>20(ウィッチ限定 複数可)

ニパ

ニパ「ニッカ・エドワーディン・カタヤイネン曹長です。ニパって呼んでください」

宮藤「お、おおぉぉぉ…」

ニパ「イッルー!」

エイラ「おー!ニパじゃねーカ。楽しくなってきたナー」

サーニャ「一緒にがんばりましょうね、ニパさん」

ニパ「はい!サーニャさん」

ミーナ「…美緒?502にこんなことをするためにカタヤイネン曹長を呼んだの?」

美緒「それは違うぞミーナ」

ミーナ「?」

ロスマン「ど、どーも」

クルピンスキー「やぁ、ミーナ中佐」

ミーナ「」

美緒「二人には実況と解説を頼んだ。ますます盛り上がりそうだな!はっはっはっは」

ロスマン「お久しぶりね。エーリカ」

エーリカ「わぁ!先生やっほー!」

クルピンスキー「私には挨拶なしか?フラウ」ムギュー

エーリカ「ひゃっほーふふひふふひー」

クルピンスキー「あっははは!相変わらず可愛い奴だなー」

ロスマン「後でまたゆっくり話しましょうね」

シャーリー「賑やかになってきたなー」

バルクホルン「ハルトマンめ…」グヌヌ

シャーリー「妬いてんのか?堅物お姉ちゃーん」

バルクホルン「な、なんだとリベリアン!!」

ペリーヌ「少佐、チーム分けですが…」

美緒「お、そうだな。私とミーナがリーダーとなって取りケンでもするか」

ミーナ「はぁ…こうなったらやるしかないわね」

ミーナ(やるからには勝ちに行くしかないわ…となるとまずは強力な戦力を手に入れたいのは山々だけど…)

ミーナ「ねぇ美緒、試合は後日にして、何日か練習期間にしない?」

坂本「なるほど、心得た」

坂本(実力を見極めてベストメンバーを揃える算段か…)

坂本「わかった。三人にも皆となれる期間が必要だろうしな。今日は全体練習の後にチームを決めるか」

ミーナ「ええ、では明日はチーム練習ね。あさってに試合としましょう」

ミーナ「……負けないわよ、美緒」

坂本「こちらの台詞だ。ミーナ」

坂本「パス、キック、タックルなどの基礎訓練は終了だ」

宮藤「坂本さーん!ご飯出来ましたよー」

シャーリー「疲れた~」

ペリーヌ「お疲れ様です少佐」

ミーナ「三人もゆっくりくつろいで下さいね」

クルピンスキー「お、さすが中佐」

ロスマン「あなたは程々にしなさい」

エイラ「よーし、ニパは後で私の部屋でサーニャとタロットでもするカ」

ニパ「うん!」ポヨヨーン

宮藤「…ッ」

坂本「502の三人も、我が501自慢の食事を堪能してもらおう!」

ルッキーニ「いっただきー!!」

サーニャ「おいしい…」

坂本「夕食後にチーム分けをする」

坂本「いくぞ、ミーナ」

ミーナ「ええ」

坂本ミーナ「じゃーんけーん」

坂本「ぽん」パー

ミーナ「ぽん!」チー

ミーナ「まずは私ね…じゃ、ハルトマン中尉」

ハルトマン「わーい」

坂本「ほほう、シャーリーで取り合いになると思ってたのだがな。ならこっちはシャーリーを貰おう」

シャーリー「よろしくー少佐」

坂本「さて二人目…」

坂本ミーナ「じゃーんけーん…」

坂本「ぽん!」パー

ミーナ「ぽん!」グー

坂本「もちろんバルクホルンだな」

バルクホルン「全力を尽くそう、少佐」

ミーナ「そうね…ルッキーニさんかしら」

ルッキーニ「シャーリー、負けないよ!」

シャーリー「お、ルッキーニヤル気満々だなー」

坂本ミーナ「じゃんけんぽん!」チー パー

坂本「また私の勝ちだな!なら、エイラを頂く」

エイラ「少佐、次はサーニャな!」

ミーナ「宮藤さん、あなたを指名します」

宮藤「え!?は、はい!」

坂本(宮藤だと…?ミーナめ何を企んでいる)

坂本ミーナ「じゃんけんぽん!」チー グー

ミーナ「サーニャさん、お願いね」

サーニャ「はい。一生懸命頑張ります」

エイラ「あああ!サーニャぁぁぁぁ!」

サーニャ「ダメよ、エイラ」

坂本「カタヤイネン曹長!頼んだぞ」

坂本ミーナ「じゃんけんぽん!」グー チー

ミーナ「また…」

坂本「はっはっはっは!ミーナはじゃんけんが弱いな!リーネは頂く」

ミーナ「では、ペリーヌさんはこちらのチームね」

リーネ「芳佳ちゃん…負けないから!」

宮藤「頑張ろうね!リーネちゃん」

ペリーヌ「少佐ぁぁぁ」

坂本「以上、チーム分けだ。解散!!」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年12月17日 (木) 10:14:57   ID: CL00SqpO

何か久しぶりにクロス以外を見た気がする・・・

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