奴隷「あと良い服とかアクセサリーをくれるようなりました」
奴隷「どうしてでしょう?」
メイド「...」
奴隷「前のご主人様の時は優しくされた後は決まって酷い仕打ちが待っていました...」
奴隷「ご主人様もそう言ったご趣味があるのでしょうか?」
メイド「...気にする必要はないと思うわ」
奴隷「そうですか...」
メイド「それより部屋にいるご主人様にコレを届けてきてちょうだい」
奴隷「分かりました」
••••••
•••
コンコン
男「誰だ?」
奴隷「ど、奴隷です。お食事を思いしました」
男「そうか、入っていいぞ」
奴隷「失礼します」
ガチャ
男「飯はそこのテーブルに置いて置いt...」
奴隷「どうかされましたか?」
男「お、お前... その手に持っているのは何だ!?」
奴隷「え? ご主人様の好きなサンドイッチですけが...」
男「やめろおおおおおお!!!」
バン!
奴隷「キャ!!!」
ガチャァン
奴隷「...も、申し訳ありませんご主人様。何か不手際がありましたでしょうか?」
男「お前自身に不手際はない。だがこれからは食事は他のものに持って来させろ」
男「お前はもう下がれ」
奴隷「ですが片付けを...」
男「いいからすぐ下がれ!」
奴隷「...はい」
申し訳ない。
先に某奴隷を愛でる同人ゲーのネタだって言っておくべきでした。
••••••
•••
奴隷「ということがあって...」
メイド「なるほどあのサンドイッチはそう言うことだったのですか」
奴隷「申し訳ありません...」
メイド「気にしないで。サンドイッチを運ばせた私も悪かったわ」
奴隷「けれど何故サンドイッチなのですか?」
メイド「それは...」
男「おい」
奴隷「ご、ご主人!」
メイド「どうかなさいましたか?」
男「少し出かける。奴隷お前も付いて来い」
奴隷「え!私がですか?」
男「何か問題があるのか?」
奴隷「いえ...」チラッ
メイド「...いってらっしゃい奴隷」
奴隷「わ、分かりました...。では」
男「待て、そのまま行く気か?」
奴隷「え?そうですが?」
男「そんな仕事着で隣を歩かれては俺の品格に関わる。ちゃんとした服装にしろ」
奴隷「ちゃんとした服装ですか...」
男「この前くれてやったのがあるだろう?」
奴隷「あれは...」
男「何だ不服か?」
奴隷「いえ...。ただあのような可愛い服は私には不釣り合いな気がして...」
男「し、知るかそんなこと。お前は俺の奴隷だ。分かったらさっさと着て来い!」
奴隷「わ、分かりました!」タッタッタ
男「ふぅ...」
メイド「...ご主人様?」
男「なんだ?」
メイド「最近随分と奴隷のことを目ね掛けているようですが?」
男「そうでもないだろう?」
メイド「...この前の失態について奴隷に仕置をしたいと思っているのですg」
男「やめろおおおおおお!!」
男「奴隷ちゃんが怪我でもしたらどうするんだ!!!」
メイド「...」
男「...いや、これはだな...」
メイド「隠さなくても大丈夫ですご主人様。巷の流行りくらい私も心得ています。」
男「いや、だからな...」
メイド「知っていますよ。今流行りの奴隷を愛でるゲーム。そのせいで今奴隷市場が高騰流れてとか」
男「え?そんなレベルなの?」
メイド「ええ。そして今まで辛辣だった主人がいきなり奴隷に優しくなるケースが多発してるそうです」ジー
男「...あぁそうだよ!あんなゲームやっちまったらもう前みたいに接するなんて出来ねぇよ!!」
男「奴隷のこと甘やかしたいと思っても仕方ねぇだろ!」
メイド「それでこれから奴隷を連れてどこに?」
男「パンケーキが評判の店だけど?」
メイド「...ご主人様」
男「何だ!」
メイド「あまり撫ですぎないようお願いします」
男「お前まさか!」
タッタッタ
奴隷「お待たせして申し訳ありません...」
奴隷「どうかなさいましたか?」
男「い、いやなんでもない。それより行くぞ」
奴隷「はい!」
メイド「いってらっしゃいませ」
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