穂乃果ちゃん「海未ちゃんっ、一緒に帰ろっ♪」
海未ちゃん「ええ、もちろんです♪」
穂乃果ちゃん「そうだ、今日の小テスト結構解けたよ!」
海未ちゃん「おお、頑張りましたね♪」
穂乃果ちゃん「えへへぇ♪海未ちゃんが褒めてくれるならお勉強もっと頑張ろ」ニコニコ
海未ちゃん「では、今度の定期テストで今までで一番の成績を残したら、御褒美に何でもしてあげますよ」
穂乃果ちゃん「よぉし!ファイトだねっ!」シュパッ
海未ちゃん「(何かしてあげたいですし、私も頑張って勉強を教えてあげましょう♡)」
穂乃果ちゃん「あ、そうだ!海未ちゃんは虹色マカロンって見たことある?」
海未ちゃん「虹色?」
穂乃果ちゃん「うん!虹色のマカロンがあるんだって!」
海未ちゃん「は、はぁ....?」
私の幼馴染はピュアガールです
海未ちゃん「最近は周りでもスマートフォンを使っている方が多くなりましたね....ことりと『穂乃果ちゃん』が使ってるのを見てると少し羨ましいと思ったり....///」
海未ちゃんママ「そうですね、便利みたいですし」
海未ちゃん「あの、それでお母様、ひとついいですか?」モジモジ
海未ちゃんママ「どうしました?」
海未ちゃん「わ、私もスマートフォンに替えたいなぁ、なんて....」モジモジ
海未ちゃんママ「まぁ!おねだりなんて珍しいですね♪もちろんいいですよ♪」
海未ちゃん「えっ!?ほっ、本当ですか!?」パァァ
海未ちゃんママ「はい、おねだりなんてお母さんも嬉しいですし、いつもいい子にしているので♪」
海未ちゃん「あ、ありがとうございますっ♪」キャッキャッ
‥‥‥‥
海未ちゃん「そんなことがあって、ついに私もスマートフォンを手に入れました♪」
穂乃果ちゃん「わぁ、おめでとう♪良かったね♪」キャッキャッ
海未ちゃん「どうして私以上に喜んでくれるんですか?」
穂乃果ちゃん「大切な幼馴染が幸せなら穂乃果も幸せだよ〜♪」
私の幼馴染は心優しい女の子です
アゲタイ!キメタイ!ワタシタチキョウノタメニー
穂乃果ちゃん「あ、海未ちゃんからメールだ♪初メールだね!」
『こんばんは。
なんだか緊張しますね....あれからいろいろと触ってみましたが、アプリも豊富で、便利な機能も沢山あって楽しいです。
あ、ほかのみんなはLINEなどのアプリを使って連絡し合っているのでしたっけ?
まだわからないことだらけなので、いろいろ教えてもらえると嬉しいです』
穂乃果ちゃん「ふふん!任せなさい」キリッ
ソシテワタシタチハメグリアウー
海未ちゃん「穂乃果からですね」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1448985341
『海未ちゃんこんばんは〜(*^^)
μ’sのみんなはLINEやってるよ〜!海未ちゃんも始めたら?
わからないことがあったら何でも聞いてね!
他の人に聞いちゃダメだよ?穂乃果に聞くんだよ?』
私の幼馴染は心強い女の子です
穂乃果ちゃん「海未ちゃん♪」
海未ちゃん「あ、穂乃果ちゃん」
穂乃果ちゃん「え?」
海未ちゃん「....あ....」
ほのうみ「‥‥‥‥」
海未ちゃん「間違いです!忘れてください///」
穂乃果ちゃん「え〜、初めてちゃん付けされて嬉しかったのにぃ」
海未ちゃん「え、ほんとですか?」
穂乃果ちゃん「うん♪」
海未ちゃん「でも....やっぱり恥ずかしいです....///」
穂乃果ちゃん「じゃあ、ちゃん付けしてくれないと海未って呼んじゃうもん!」
海未ちゃん「うぅ、それも慣れませんね....」
穂乃果ちゃん「海未って呼ばれるか、穂乃果ちゃんって呼ぶかだよ!」
海未ちゃん「ええっ!?」
穂乃果ちゃん「....海未ちゃぁん....おねがぁい♪」
私の幼馴染はずるい女の子です
海未ちゃん「はぁ....穂乃果....ちゃんからメールの返信が来ませんねぇ....お昼寝でもしているのでしょうか」
海未ちゃん「‥‥‥‥」
海未ちゃん「なんだかそわそわしてしまいますね」
ソシテワタシタチハメグリアウー
海未ちゃん「あっ、きました♪」
『海未ちゃんメールありがとっ♪
穂乃果ね、今頑張ってるんだよ!
それはね....
お勉強ですっ( *`ω´)
海未ちゃんにご褒美もらうんだもん♪
だから少し返信が遅れちゃうかもだけど、その分学校で沢山おしゃべりしようね!』
私の幼馴染は頑張り屋さんな女の子です
穂乃果ちゃん「海未ちゃぁん」
海未ちゃん「わっ!?どうして泣いているのですか!?誰かに酷いことをされたのですか!?」
穂乃果ちゃん「あのね、カバンに付けてたストラップがなくなっちゃったの〜」ウワーン
海未ちゃん「あらら....どこに落としたか心当たりはありませんか?」
穂乃果ちゃん「うぅ....わかんないよぅ〜」
海未ちゃん「うーん....どうしようもありませんねぇ....学校に着いたころは付いてましたか?」
穂乃果ちゃん「うん、多分....」
ヒフミ「穂乃果〜!」
穂乃果ちゃん「うん?あ、ヒデコとフミコとミカ!どうしたの?」
ヒデコ「あのさ、これって穂乃果の?」スッ
穂乃果ちゃん「わぁ!穂乃果のだぁ♪」パァァ
フミコ「よかったぁ、校門の前に落ちてて、まさかと思ってね....」
ミカ「誰にも盗られてなくてよかったね♪」
穂乃果ちゃん「うんっ!ありがとうっ!みんな大好きっ♪」ギュー
ヒフミ「うぅ、苦しい....」
穂乃果ちゃん「今度なにか奢るね!」
ヒデコ「え、やった!....んじゃ、私たちは行くねー」
穂乃果ちゃん「うん!ばいばーい」
‥‥
海未ちゃん「穂乃果ちゃん、良かったですね♪」
穂乃果ちゃん「うん!とっても大事なものだから♪」
海未ちゃん「そう....ですか、大事にしてくれていたのですね....♪」ジーン
穂乃果ちゃん「海未ちゃんがくれたんだもん、当たり前だよ〜♪もうなくさないように気をつけるね!」
海未ちゃん「はい、気をつけてくださいね♪」
穂乃果ちゃん「それにしても流石ヒデコたちだねぇ....♪」
私の幼馴染は良い友人が沢山いる女の子です
穂乃果ちゃん「ついに明日はテストだね!いつも緊張しないのに今回はすごく緊張してるよ〜」ブルブル
海未ちゃん「大丈夫ですよ、あんなに努力してきたのですから♪」
穂乃果ちゃん「そうだけど....」
海未ちゃん「あんなに熱心に勉強して、まるで穂乃果じゃないみたいでした」クスクス
穂乃果ちゃん「むっ!今穂乃果って言った!」
海未ちゃん「ご、ごめんなさい穂乃果....ちゃん///」
穂乃果ちゃん「よろしい♪」ニコニコ
海未ちゃん「もう、私はペットか何かですか?(それはそれでいいのですが)」
穂乃果ちゃん「ぺ、ペットだなんて、そんな酷いこと思ってないよっ!?もうちょっと―きゃっ!」ズコッ
海未ちゃん「あっ、穂乃果ちゃん!」
ドサァァ
海未ちゃん「大丈夫ですか!?怪我はしてませんか!?」アタフタ
穂乃果ちゃん「....ぅ....ぅぅっ....」プルプル
海未ちゃん「わぁっ!!膝、すごいケガではないですか!!!」
穂乃果ちゃん「い、痛くないもん....穂乃果泣かないもん....」プルプル
海未ちゃん「何言ってるのですか!えっと....ひとまず穂むらに帰りましょう!立てますか?」
穂乃果ちゃん「うん....」ヨイショ
海未ちゃん「さぁ、行きましょう」
クッツキ
海未ちゃん「ん?」
穂乃果ちゃん「....海未ちゃん....痛いよぅ....」ナミダポロポロ
海未ちゃん「....ほら、痛くないもんとか言って、本当は泣くほど痛いのでしょう?我慢なんてしなくていいのに....」
穂乃果ちゃん「だって恥ずかしいもん....」
海未ちゃん「穂乃果ちゃんは、私がそんなことで馬鹿にするような、酷い人だと思っているのですか?むしろ私は―
穂乃果ちゃん「優しくしてくれる....♪」
海未ちゃん「ふふっ、わかっているではないですか♪」
穂乃果ちゃん「ありがと海未ちゃん」
私の幼馴染は強い女の子です
穂乃果ちゃん「ただいまー!」
穂乃果ちゃんママ「おかえりなさい....あ、海未ちゃん!いらっしゃい♪」
海未ちゃん「こんにちは♪あ、そうだ。急にすみませんが、救急箱をお借りしてもよろしいですか?」
穂乃果ちゃんママ「え?どうしたの?」
穂乃果ちゃん「穂乃果転んじゃって....」エヘヘ
穂乃果ちゃんママ「あらあら、ちょっと待っててね」
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
穂乃果ちゃん「痛っ!」
海未ちゃん「あっ、ごめんなさい....」
穂乃果ちゃん「あ、いや....消毒してるんだから仕方ないよね....」
‥‥
海未ちゃん「....はい、終わりましたよ」ポンポン
穂乃果ちゃん「わ、ぽんぽんしたら痛いよ!」
海未ちゃん「ふふっ、今度からは気をつけてくださいね?」
穂乃果ちゃん「....うん....心配かけちゃってごめんなさい....」
海未ちゃん「穂乃果ちゃんは足が綺麗ですね....」
穂乃果ちゃん「ぅえっ?聞いてた?」
海未ちゃん「ごめんなさい、ちゃんと聞いていましたよ」クスクス
穂乃果ちゃん「むぅ、海未ちゃんの意地悪」プクー
海未ちゃん「....私と穂乃果ちゃんの仲ではないですか。これからも頼ってください♪」
穂乃果ちゃん「なんか今日の海未ちゃんすごく優しい♪」
海未ちゃん「いつも優しいですよ〜」
穂乃果ちゃん「うん、それでも今日は特別!」ニコニコ
私の幼馴染は素直な女の子です
穂乃果ちゃん「....ふにゃぁ....」グデー
海未ちゃん「穂乃果ちゃん、どうしました?」
穂乃果ちゃん「テスト疲れたよ....」
海未ちゃん「そうですね、自信はありますか?」
穂乃果ちゃん「そりゃもうすごくあるよ!だって海未ちゃんがお勉強に付き合ってくれたんだもん♪」
海未ちゃん「....私は穂乃果ちゃんが思ってるほど完璧な人ではありませんよ?」
穂乃果ちゃん「え??頭いいし、運動できるし、手先が器用だし、可愛いし....挙げたらキリがないよ?」
海未ちゃん「う、そんなに褒められても....///でも、私は恥ずかしがり屋ですし、明るくないですし、友達も多い方ではありません....穂乃果ちゃんを尊敬してます」
穂乃果ちゃん「ほ、穂乃果を!?なんでぇ??」
海未ちゃん「穂乃果ちゃんは私のもってないものを沢山もっているのですよ」
穂乃果ちゃん「えっ??海未ちゃんだって穂乃果のできないことが沢山できるよ!?あ、そうだ、みんなちがってみんないい!だよっ!」
海未ちゃん「....そうかも....しれませんね」クスクス
穂乃果ちゃん「うんうん!海未ちゃんが穂乃果みたいになっちゃったら....楽しくお話できる自信が無いよ」
海未ちゃん「たしかに自分とお話するのは難しそうです」
穂乃果ちゃん「そう、海未ちゃんはもっと自分に自信を持った方がいいよ!」
私の幼馴染は正直な女の子です
穂乃果ちゃん「ほわぁ〜〜♡」キュンキュン
海未ちゃん「‥‥」
穂乃果ちゃん「ふふ〜♡可愛い〜♡」キャッキャッ
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
海未ちゃん「穂乃果ちゃん、どうでした?」
穂乃果ちゃん「あ、海未ちゃん....」
海未ちゃん「あら?もしかしてダメでしたか?」
穂乃果ちゃん「違うんだ....こ、これ見てよ....」スッ
海未ちゃん「うん?..........あっ!!!これは!!!」
穂乃果ちゃん「こんな点数とれたの初めてだよ!!」
海未ちゃん「しかも全教科....凄いです....どちらかといえば頭のいい類ですよこれ....」
穂乃果ちゃん「うん....やったよ!海未ちゃぁん♪」ダキツキ
海未ちゃん「穂乃果ちゃんは流石ですね....やればできるのです....♪」ナデナデ
穂乃果ちゃん「えへへ♪自分でも驚いちゃった」
私の幼馴染はセンスのある女の子です
海未ちゃん「ついに穂乃果ちゃんもお勉強をするようになりましたね....そういえば....」
『ふふ〜♡可愛い〜♡』
海未ちゃん「....よし♪」
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
穂乃果ちゃん「ただいまー!」
穂乃果ちゃんママ「あら、おかえりなさい。そうだ、ちょっと手伝ってくれる?」
穂乃果ちゃん「うん、いいよ♪」
穂乃果ちゃんママ「助かるわ♪....そういえば、さっき海未ちゃんが来てこれを置いていったわよ」スッ
穂乃果ちゃん「....はわっ!?なんで!?」
穂乃果ちゃんママ「この前のテスト凄かったでしょ?穂乃果が頑張ってくれて海未ちゃんも嬉しかったんだって。ほんといい子ね....」
穂乃果ちゃん「う....お母さん、お手伝いちょっと待ってて!」
ソシテワタシタチハメグリアウー
海未ちゃん「あ、穂乃果ちゃんからです♪」
『海未ちゃん!
穂乃果ビックリだよ(@_@。
あの恐竜さんのぬいぐるみ、穂乃果すごく欲しかったの!
でも、あれ高かったよね!?貰っちゃっていいの!?
どうせなら直接渡してくれればよかったのにぃ!
....海未ちゃん、ありがとう!大好き(*^ω^*)』
私の幼馴染はとにかく可愛い女の子です
穂乃果ちゃん「海未ちゃぁん♪」
モッギュー♡
海未ちゃん「ひゃっ!?どうしました??///」
穂乃果ちゃん「昨日ぬいぐるみありがと〜♡」ギュゥ
海未ちゃん「いえいえ、ほんの気持ちですよ♪あ、私が何でもしてあげるという約束はどうしますか?」
穂乃果ちゃん「えっ!?ぬいぐるみ貰ったよ!?」
海未ちゃん「それとは別にです♪」
穂乃果ちゃん「おお....!!ほ、穂乃果、これからもお勉強頑張るね!」
海未ちゃん「はい♪それで、どうしますか?」
穂乃果ちゃん「うーん....それじゃあねぇ....今度の金曜日の放課後から土日に....」
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
穂乃果ちゃん「お世話になります」ペコリ
海未ちゃんママ「あらあら、そんなに固くならないでください♪穂乃果さんが泊まりに来てくれるのは久しぶりですから、大歓迎ですよ♪」
穂乃果ちゃん「ありがとうございます♪」ニコニコ
海未ちゃん「それでは、部屋に行きましょうか」
穂乃果ちゃん「うん!」
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
穂乃果ちゃん「海未ちゃんのお部屋はやっぱり綺麗だねぇ....お家も広いし....」
海未ちゃん「....ほ、ほんとにお泊まり会なんてものでいいのですか?」
穂乃果ちゃん「うん♪2泊するよっ!」
海未ちゃん「ですが、予定が合えばいつでも....」
穂乃果ちゃん「いいの!穂乃果は満足してるよ♪」
私の幼馴染は遠慮しがちな女の子です
穂乃果ちゃん「そういえば海未ちゃんって、普段お家で何をしてるの?」
海未ちゃん「うーん....読書や、たまにゲームをしたりしますね」
穂乃果ちゃん「へぇ、ゲームするんだねぇ」
海未ちゃん「おかしい....ですかね?」
穂乃果ちゃん「ううん、全然!何やってるの?」
海未ちゃん「〜です」
穂乃果ちゃん「ほんとっ!?穂乃果もやってるよ!」
海未ちゃん「そうなのですか!?どこまで進んでいますか?」
穂乃果ちゃん「今ねぇ、☆5の魚の敵を倒したところだよ♪」
海未ちゃん「おお、私も☆5で、その少しあとまで進んでいますよ!結構近いですね」
穂乃果ちゃん「あっ、穂乃果持ってきてるよ?協力プレイする?」
海未ちゃん「はい、ぜひやりましょう!」
穂乃果ちゃん「一緒にゲームするなんて新鮮だねぇ♪」
私の幼馴染は趣味が合う女の子です
穂乃果ちゃん「可愛い装備が手に入って嬉しいなぁ♪」
海未ちゃん「そうですね♪それに、久しぶりに―
グウゥゥ
穂乃果ちゃん「はっ///」
海未ちゃん「....ふふっ、もうそんな時間ですね。そろそろ夕飯の用意ができる頃だと思いますし、あちらに行きましょう」
穂乃果ちゃん「うん///」
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
いただきます♪
穂乃果ちゃん「....わぁ、凄く美味しいです♪」モグモグ
海未ちゃんママ「そうですか、嬉しいです♪」
海未ちゃんパパ「....いやぁ、可愛い娘がもうひとりできたみたいだ」
海未ちゃん「むっ!たしかに穂乃果ちゃんは可愛いですけど....お父様がそう言うのは破廉恥です!」
海未ちゃんママ「そうです。高校生の女の子にむやみに可愛い可愛いと言うのはいけません」
海未ちゃんパパ「えっ?いや、そんなつもりは....」
穂乃果ちゃん「あはは....」
海未ちゃんママ「あら?そういえば、海未さんは穂乃果さんのことを直接ちゃん付けで呼んでいましたっけ?」
海未ちゃん「あっ....えっと、それは....」
穂乃果ちゃん「ああ、海未ちゃんったら、この前間違えて穂乃果ちゃんって言ったんです。でも、嬉しかったのでそう呼んでもらうようにしてもらったんですよ♪」
海未ちゃんママ「あらあら、家での癖でしょうか」クスクス
海未ちゃん「ひゃっ!?お母様それ以上は―
海未ちゃんママ「いつも、穂乃果ちゃんとお出かけの約束をしました♪だとか、穂乃果ちゃんがテストでいい点数をとりました!みたいに、嬉しそうに話してくれるのです♪」
穂乃果ちゃん「へぇ....海未ちゃんにもそんな一面が....♪」ニヤニヤ
海未ちゃん「うぅ....///」カァァ
海未ちゃんママ「中学生の頃なんかは―
海未ちゃん「ごっ、ごちそうさまでしたぁっ!///」テッテッテー
穂乃果ちゃん「あっ、海未ちゃん!」
海未ちゃんママ「うふふ、照れて行ってしまいましたね。少し意地悪だったでしょうか....」
穂乃果ちゃん「ほんと、恥ずかしがり屋さんなんだから♪」
海未ちゃんママ「あ....そうだ、海未さん、学校ではどうですか?」
穂乃果ちゃん「学校で、ですか?すごくいい子ですよ♪勉強も弓道もアイドルも作詞も両立してて、凄いなぁと思います!けど....」
海未ちゃんママ「けど??」
穂乃果ちゃん「....海未ちゃん、頑張り過ぎてないかなぁって、思うんです....お稽古とかもあって、もともと部活もやってたわけですし、穂乃果がアイドルをやるって言ったせいでもっと大変になってないかなぁって....」
海未ちゃんパパ「....それは、ないと思う....」
穂乃果ちゃん「えっ?」
海未ちゃんパパ「もちろん、最初は無理をしてないか心配だった....けど、海未を見ててわかるんだ。今が一番楽しいって、伝わってくるんだよ♪」
海未ちゃんママ「そうです。前よりも明るくなった気もしますし、穂乃果さんのことになると、あの海未さんがおしゃべりさんになってしまうんですもの。私たちはむしろ、穂乃果さんに感謝していますよ♪」
穂乃果ちゃん「そう....ですか....少し安心しました♪」
海未ちゃんママ「これからも仲良くしてあげてくださいね♪」
穂乃果ちゃん「はいっ♪....あ、では、ごちそうさまでした。お片付け手伝います♪」
海未ちゃんママ「あぁ、お客さんなのですから、そんな気を使わなくていいですよ♪海未さんのところへ行ってあげてください♪」
穂乃果ちゃん「....そ、それじゃあお言葉に甘えて....って、あれっ?海未ちゃん??」イタノ!?
海未ちゃん「あの、穂乃果ちゃん....私心配をかけているなんて知らずに....」
穂乃果ちゃん「ぁ.....」
海未ちゃん「私は、お父様が仰った通り、今が楽しいです!だから、心配なんてしなくて大丈夫です♪」
穂乃果ちゃん「....うん....わかった♪....」
海未ちゃん「では―
穂乃果ちゃん「でもね、この前、歌詞で悩んで一人で泣いてるの見ちゃったんだ....」
海未ちゃん「えっ....それは....」
穂乃果ちゃん「その時はライブまでの準備期間が短かったからだよね?でもさ、なんで相談してくれなかったの?」
海未ちゃん「....い、一度引き受けた仕事だったので....」
穂乃果ちゃん「....歌詞はとても大事なもので、無かったら、穂乃果たちはただ踊るだけの寂しいアイドルになっちゃう。そんな大事な歌詞を、全部海未ちゃんが考えてる。穂乃果だったらプレッシャーに負けちゃうよ....」
海未ちゃん「‥‥」
穂乃果ちゃん「だから、海未ちゃんは凄い!....けど、なんで辛い時、穂乃果たちを頼ってくれないの!?」ナミダポロポロ
海未ちゃん「穂乃果ちゃん....」
穂乃果ちゃん「穂乃果ね、いつも心配だったの!海未ちゃんが苦しんでないかな、とか考えちゃって....穂乃果も声をかけてあげられなかったのはごめんなさい。でもね、その前に海未ちゃんには頼ってもらいたかった!弱音を吐いてもらいたかった!」ナミダポロポロ
海未ちゃん「そんな....泣くほど私のことを....」ナミダポロポロ
穂乃果ちゃん「....さっきね、海未ちゃんのお父さんとお母さんの言葉を聞いて少しは安心したの。けど....海未ちゃんの、本当の気持ちが聞きたい。海未ちゃん、今が本当に楽しい?辛くない?無理をしてない?」
‥‥
海未ちゃん「....私は....今が最高だと思っています。たしかに、全てを両立するのは大変じゃないと言ったら嘘になってしまいます。けど、本当に楽しいんです!....今まで....心配をかけてすみませんでした」
穂乃果ちゃん「そっか............よかった♪........海未ちゃん、今度から、少しでも苦しくなったら、一人で背負い込まないで穂乃果たちを頼って?」ニコッ
海未ちゃん「....はい....♪」ニカッ
海未ちゃんママ「感動しました....」ナミダポロポロ
海未ちゃんパパ「穂乃果さんはいい子だなぁ」ジーン
穂乃果ちゃん「ひゃぁっ!いけない、穂乃果人のお家で....///」カァァ
海未ちゃんママ「いいんですよ、ありがとうございます。これからも海未さんのことをよろしくお願いします♪」ペコリ
穂乃果ちゃん「は、はいっ!」
私の幼馴染は思いやりのある女の子です
ほのうみ「‥‥‥‥」
穂乃果ちゃん「なんか、あんなに泣いちゃって恥ずかしいなぁ///」
海未ちゃん「そうですね、久しぶりにあんなに泣きました....///」
穂乃果ちゃん「二人きりだと余計に....」
海未ちゃん「そ、そろそろ寝ましょうか。お布団も敷いてますし」
穂乃果ちゃん「うん....海未ちゃん、一緒のお布団で寝てもいい?」
海未ちゃん「えっ?あ、別に良いですけど....」
穂乃果ちゃん「やったぁ♪」
‥‥
海未ちゃん「では、電気を消しますよー」カツン
モゾモゾ
穂乃果ちゃん「海未ちゃん温かい♪」
海未ちゃん「穂乃果ちゃんもです♪(穂乃果ちゃんの顔がすぐ近くに....♡)」
穂乃果ちゃん「....今日は楽しかったなぁ....」
海未ちゃん「まだ明日がありますよ♪」
穂乃果ちゃん「ふふっ、そうだね♪」クスクス
海未ちゃん「それにしても、お泊まり会なんて久しぶりで....中学生の頃ぶりでしょうか....」
穂乃果ちゃん「....zzz」
海未ちゃん「って、寝て....しまいましたか....」クスクス
穂乃果ちゃん「海未....ちゃん....zzz」
私の幼馴染は早寝の女の子です
(・8・)朝だよ〜起きて〜ちゅんちゅん〜
海未ちゃん「....」ムクリ
(・8・)チュンチュン
海未ちゃん「鳥が元気に鳴いていますね....」
穂乃果ちゃん「んん....」パチクリ
海未ちゃん「あ、穂乃果ちゃんおはようございます」
穂乃果ちゃん「うん〜おはよ〜」
海未ちゃん「8時半ですか....昨日は夜ふかしはしていないのですが....」
穂乃果ちゃん「海未ちゃぁん....ねむーい....」モギュゥ
海未ちゃん「(はぁん、かぁんわいいです♡)二度寝はダメですよ〜」
穂乃果ちゃん「ぅぅぃ....zzz」
私の幼馴染は朝弱い女の子です
いただきまーす!
穂乃果ちゃん「あれ?そういえば海未ちゃんのお父さんとお母さんはどこ?」
海未ちゃん「今気づいたのですか....休日ということで、今日と明日で夫婦水入らずの旅行らしいです」
穂乃果ちゃん「へぇ、旅行いいねぇ....そういえば朝ごはん作ったの穂乃果たちだもんね」クスクス
海未ちゃん「はい、穂乃果ちゃんもお料理ができるのですね」
穂乃果ちゃん「うん、簡単なものなら♪たまにお菓子も作るよ。ことりちゃんに教えてもらったりするんだ♪」
海未ちゃん「(最近お勉強もし始めましたし、意外と何でもできる子?)へぇ、今度作ったお菓子を食べてみたいです♪」
穂乃果ちゃん「うん、いいよ〜♪」ニコニコ
海未ちゃん「さて....今日はどうしましょうか....フルで遊べますね」
穂乃果ちゃん「こんなに広いお家に今日は二人だけなんだね....」
海未ちゃん「そうですね、二人きり....」
穂乃果ちゃん「うん?どうしたの?」
海未ちゃん「あっ、い、いえ、なんでもありません(いかがわしいことは考えてはダメです)」
穂乃果ちゃん「....?あ、明日日曜日はどこか行こうよ♪」
海未ちゃん「いいですね♪では、今日は家でのんびりしていましょうか」
穂乃果ちゃん「うん♪....あれ?海未ちゃんはこれもう食べないの?」
海未ちゃん「あぁ、はい、残りは穂乃果ちゃんが食べていいですよ」
穂乃果ちゃん「やったぁ♪」ヒョイパクッ
私の幼馴染は食いしん坊な女の子です
穂乃果ちゃん「‥‥」
海未ちゃん「‥‥」
シーン....
海未ちゃん「へっくちっ」
穂乃果ちゃん「ふふ、海未ちゃんのくしゃみ可愛い」
海未ちゃん「そ、そうでしょうか....?」
穂乃果ちゃん「うん〜♪」
海未ちゃん「....たまには寝転がってのんびりしているのもいいですね」
穂乃果ちゃん「そうだねぇ....♪」
海未ちゃん「明日、どこに行きましょうか」
穂乃果ちゃん「海未ちゃんは行きたいところある?」
海未ちゃん「穂乃果ちゃんとならどこでもいいですよ」
穂乃果ちゃん「うーん....じゃあ新しくできた喫茶店に行ってみようよ!あとクレープ屋さんも!あと、ショッピングモールも!」
私の幼馴染は少し欲張りさんな女の子です
海未ちゃん「....ん....」パチッ
穂乃果ちゃん「〜♪」ジャージャー
海未ちゃん「あれ?私いつの間に寝て....もう夕方ですか....」
穂乃果ちゃん「熱っ!....気をつけないと」アセアセ
海未ちゃん「うん?穂乃果ちゃん、何をしているのですか?」
穂乃果ちゃん「あ、海未ちゃん起きたの?夕ごはん作ってるんだよ〜♪勝手に台所使ってごめんね?食材は穂乃果が買ってきたから気にしないで」
海未ちゃん「えっ、家にあるものを使ってよかったのに....でも、ありがとうございます。....あの、私はいつから寝ていました?」
穂乃果ちゃん「明日のお約束して、その少しあとかな〜、海未ちゃん気持ちよさそうに寝てた♪」
海未ちゃん「寝ているところを見られるとなんだか恥ずかしいですね....」
穂乃果ちゃん「あ、そうそう、海未ちゃんいびきかいてたよ〜」ニヤニヤ
海未ちゃん「ほ、本当ですかぁ!?///」カァァ
穂乃果ちゃん「わわっ、ごめんなさい、冗談だよ〜!本気にしないで〜」アタフタ
私の幼馴染は少し意地悪です
ごちそうさまでした!
海未ちゃん「いやぁ、穂乃果ちゃんは料理が上手ですね♪簡単なものしか作れないというのは嘘ではないですか」
穂乃果ちゃん「う、だって、そんな美味しいって言ってもらえる自信がなかったから....嬉しいなぁ///」カァァ
海未ちゃん「(ひゃぁ、かぁわいいです♡)では、片付けてしまいましょう」
穂乃果ちゃん「うん、あ、今日一緒にお風呂にはいろうよ♪」
海未ちゃん「えっ、一緒にですか!?」
穂乃果ちゃん「うんうん〜♪」
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
穂乃果ちゃん「‥‥」
海未ちゃん「‥‥」
穂乃果ちゃん「タオル外さないとね....」スッポンポン
海未ちゃん「っ!ほ、穂乃果ちゃん....///」モジモジ
穂乃果ちゃん「どうしたの?女の子同士なんだからいいじゃん!ほらほら〜」
バサッ
海未ちゃん「ひゃぁっ///」ボフン
穂乃果ちゃん「な、なんだか穂乃果が変な人みたい....」
海未ちゃん「恥ずかしいんですから仕方ないでしょう....///」カクシカクシ
穂乃果ちゃん「うぅ....なんだか穂乃果も恥ずかしくなってきちゃったよぅ....///」
ほのうみ「‥‥///」カァァ
穂乃果ちゃん「タオル....着けたままでもいいよね?///」
海未ちゃん「は、はい....///」
‥‥
チャポン
穂乃果ちゃん「温まる〜♪」
海未ちゃん「はい〜♪こうして一緒に入るのは何年ぶりでしょうかね」
穂乃果ちゃん「修学旅行とかは?でも、それは二人じゃないかぁ」
海未ちゃん「....あの....二人きりですし、普段しにくい質問をしてもよろしいですか?」
穂乃果ちゃん「うん?なぁに?」
海未ちゃん「ど、どうすれば胸が大きくなるのでしょうか....」ペッタン
穂乃果ちゃん「な、なんで穂乃果に聞くの??うーん....特に何もしてないけどなぁ....」
私の幼馴染は私より胸が大きい女の子です
あなたの後にもいるかもしれません....
穂乃果ちゃん「はぅぅっ!」ギュウッ
海未ちゃん「ちょ、どうしたのですか」
穂乃果ちゃん「海未ちゃんは怖くなかったの!?穂乃果今日寝れないよ....」
海未ちゃん「....幽霊なんて出るわけないでしょう....」
穂乃果ちゃん「でも....」
海未ちゃん「もしも出たら私が倒してあげましょう」
穂乃果ちゃん「ほんとに?」
海未ちゃん「はい♪それに、今日も一緒に寝れば怖くないでしょう?」
穂乃果ちゃん「....うん、それなら大丈夫かも....」
私の幼馴染は怖がりな女の子です
穂乃果ちゃん「海未ちゃん、実は今日行く喫茶店はね....あ、やっぱ言わないでおこう♪」
海未ちゃん「え〜、気になります!」
穂乃果ちゃん「ふふ〜、行ってからのお楽しみだよ〜♪」
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
海未ちゃん「は、はわわぁ....♪」
にゃーにゃー
海未ちゃん「はぁん♪」キュンキュン
穂乃果ちゃん「ふふ、猫さんと触れ合えるんだよ♪」
海未ちゃん「凄く可愛いです♪」
穂乃果ちゃん「海未ちゃんが猫さん大好きなの知ってたからさ♪」
海未ちゃん「穂乃果ちゃん....ありがとうございます♡」
にゃー♪
私の幼馴染はいいお店を知っている女の子です
ズズズ
穂乃果ちゃん「珈琲も美味しいよね♪」
海未ちゃん「はい♪マスターもお優しい方で。あ、新しくできたとか言っていましたが、違かったのですね?」
穂乃果ちゃん「うん、ぎりぎりまで海未ちゃんに秘密にしたかったんだ。マスターとも仲良しなんだよ♪」
海未ちゃん「へぇ、リピーターだったのですね。少し意外です」
穂乃果ちゃん「まぁ、たしかにあまり喫茶店とか行かないからなぁ....ここだけは特別だね」
海未ちゃん「今度からは一緒に来ましょう♪」
穂乃果ちゃん「うん、もちろん♪」
私の幼馴染は喫茶店のマスターと仲良しの女の子です
穂乃果ちゃん「海未ちゃん海未ちゃん!」
海未ちゃん「なんですか?」
穂乃果ちゃん「この白いワンピース、海未ちゃんに絶対似合うよ!」
海未ちゃん「こ、これがですか....?あまり自信が出ませんね....」
穂乃果ちゃん「絶対似合うから!試着試着〜♪」グイグイ
海未ちゃん「ああっ、ちょっと!」アセアセ
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
シャーッ
海未ちゃん「うぅ....///」モジモジ
穂乃果ちゃん「わぁ、可愛いよ♪」キャッキャッ
海未ちゃん「こういう服は慣れませんねぇ....///」モジモジ
穂乃果ちゃん「凄く可愛いよ♪」
海未ちゃん「うぅ....可愛い可愛いって....///も、もう脱ぎますっ!///」
穂乃果ちゃん「えぇ〜!!」
私の幼馴染は褒め上手な女の子です
穂乃果ちゃん「昨日は楽しかったなぁ....あのワンピース絶対似合ってたのに....」トコトコ
ことりちゃん「〜〜〜」
穂乃果ちゃん「あれ?ことりちゃん、空き教室で何してるんだろ....」
海未ちゃん「‥‥‥‥??」
穂乃果ちゃん「えっ?海未ちゃんも!?うーん?」
ことりちゃん「わ、私....海未ちゃんのことが好きですっ!///」
穂乃果ちゃん「....えっ........ことりちゃんが海未ちゃんを....好きに....ここから離れよう....」
‥‥
穂乃果ちゃん「....なんだろう....胸が....」
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
穂乃果ちゃん「....はむっ....」モグモグ
海未ちゃん「あっ、穂乃果ちゃん、中庭にいたのですか!お昼一緒に食べましょうよ」
穂乃果ちゃん「あ、うん....」
海未ちゃん「あれ?なんだか元気がありませんね?」
穂乃果ちゃん「ううん、何でもないよ。元気元気」
海未ちゃん「そうですか....あ、そういえば、先ほどことりに告白されました」
穂乃果ちゃん「....へ、へぇ、そうなんだ....」
海未ちゃん「まぁ、お友達のままでいたいとお願いしましたけど....私こういうの初めてで、ことりを傷付けてないか心配です....」
穂乃果ちゃん「ふぅん....(あれ?ことりちゃんがふられちゃったってことなのに...穂乃果はどうしてホッとしてるんだろう.....)」ボー
海未ちゃん「....??穂乃果ちゃん、やっぱりおかしいです。悩み事でもあるのですか?」
穂乃果ちゃん「え?あ、いや、大したことじゃないよ!心配しないで!」アハハ
私の幼馴染はたまに真剣に何かに悩む女の子です
穂乃果ちゃん「海未ちゃん!」
海未ちゃん「何ですか?」
穂乃果ちゃん「ほのニーってなぁに?海未ちゃんたちは毎日してるって希ちゃんが言ってたんだけど」
海未ちゃん「なっ、ほっ、穂乃果ちゃん!破廉恥ですっ///」
穂乃果ちゃん「ええっ!?穂乃果変なこと言っちゃった!?」
海未ちゃん「あ、い、いえ....ほ、ほのニーとは....えっと、穂乃果ちゃんのことを応援することです!(希....後で覚えておきなさい....)」アセアセ
穂乃果ちゃん「わぁ、毎日穂乃果のことを応援してくれてるの!?ありがとう♪」キャッキャッ
海未ちゃん「(ぐぅ....私はなんて嘘を...でも仕方がありません....)」
穂乃果ちゃん「そっか、ほのニーのほのは穂乃果のほのなんだね。あれ?ニーはなんだろ....」
海未ちゃん「」ビクッ
穂乃果ちゃん「英語....?ロシア語かなぁ....」ハテ....
海未ちゃん「....い、以前白ニーハイに抵抗があるって言ってましたよね?初めは、難なく履けるようにとニーハイのニーを取って使ってたのですが、穂乃果ちゃんには毎日頑張ってもらいたいので、ほのニーを正式名称にして今も使ってます」
穂乃果ちゃん「へぇ、じゃあみんなにもやってもらおー♪ヒデコー―
海未ちゃん「ままま、待ってくださいっ!!」
穂乃果ちゃん「おお....どうしたの?」
海未ちゃん「ほのニーという言葉は誰にも言っちゃダメです」
穂乃果ちゃん「なんで???」
海未ちゃん「えっと....なんでもです」
穂乃果ちゃん「うん〜?....まぁ、海未ちゃんがそう言うなら....」
ヒデコ「どーしたのー?」
穂乃果ちゃん「あ、ごめんね、やっぱりなんでもない。それなのに呼んじゃってごめんね?」
ヒデコ「あ、そうなんだ、いいよ、気にしなくて」
穂乃果ちゃん「ありがとう〜♪じゃあ後で一緒にお昼食べよっ」
ヒデコ「うん、OK♪また後でねー」
穂乃果ちゃん「はーい」
海未ちゃん「いいですか?絶対に誰にも言っちゃダメですよ?」
穂乃果ちゃん「むぅ、わかってるよ」
海未ちゃん「ほんとでしょうか....」
穂乃果ちゃん「あ、信じてない!うがー!」
海未ちゃん「うぅ、ほっへはをうりうりするのはやめへくらはい(もっとしてください♡)」
穂乃果ちゃん「海未ちゃんのほっぺたもちもちしてて可愛い〜♪」キャッキャッ
海未ちゃん「....(あはぁ♡あなたの手もふにふにで可愛いですぅ)」カァァ
穂乃果ちゃん「あ、あれ?海未ちゃん顔赤くない?もしかして熱!?」
海未ちゃん「ふぇ?ち、違いますよ!大丈夫です!」
穂乃果ちゃん「ほんとう?無理はしないでね?海未ちゃんがお休みしたら穂乃果寂しいし」
私の幼馴染は純粋な女の子です
穂乃果ちゃん「3年生の卒業式緊張したねぇ....」
海未ちゃん「そうですね....」
穂乃果ちゃん「もう....本当にお別れなんだね....」ナミダポロポロ
海未ちゃん「っ!泣かないって決めたじゃないですか!」ナミダポロポロ
穂乃果ちゃん「だってぇ....だってぇ!!」ナミダポロポロ
海未ちゃん「うぅっ....私たちが泣いていてはダメなのに....」ナミダポロポロ
穂乃果ちゃん「....ぐすっ....お休みの日に会えるよね....」
海未ちゃん「....そうです、永遠にお別れするわけじゃありません」
穂乃果ちゃん「また、一緒に歌えるよね....」
海未ちゃん「今度カラオケに誘いましょう....」
穂乃果ちゃん「また、9人みんなで笑い合えるかな....」
海未ちゃん「ええ、きっと....」
穂乃果ちゃん「また、お勉強を教えてもらえるかな....」
海未ちゃん「はい、教えてもらいましょう....」
穂乃果ちゃん「....でもっ....」
海未ちゃん「....くぅっ....」ナミダポロポロ
穂乃果ちゃん「やっぱり寂しいよぅ....」ナミダポロポロ
私の幼馴染は思い出を大切にする女の子です
穂乃果ちゃん「あ、海未ちゃん」
海未ちゃん「穂乃果ちゃん....どうしたのですか?あ、これ、買ってきたのですが飲みますか?」スッ
穂乃果ちゃん「うん、ありがとう♪穂乃果はね、少し風に当たってこようかなぁって」
海未ちゃん「ご一緒してもよろしいですか?」
穂乃果ちゃん「うん♪」
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
ほのうみ「‥‥‥‥」
穂乃果ちゃん「綺麗だねぇ....♪」
海未ちゃん「....本当に外国に来れるなんて思ってもみなかったです」
穂乃果ちゃん「ライブ、絶対成功させようね」
海未ちゃん「はい....♪」
穂乃果ちゃん「ふぅ....凄いよね、穂乃果の一言でアイドルになって、みんなと出会って、今じゃ外国でライブ」
海未ちゃん「そうですね、穂乃果ちゃんは凄いです....穂乃果ちゃんじゃなかったら、きっと私たちをここまで連れてくることができなかった」
穂乃果ちゃん「そうかなぁ....穂乃果はそうじゃないと思うよ」
海未ちゃん「....?」
穂乃果ちゃん「穂乃果たち9人だったから、ひとつの光....μ’sとして、輝きを追いかけ続けることができたんだと思うんだ....」
海未ちゃん「....ひとつの光、ですか....」
穂乃果ちゃん「もちろん、みんなと出会えたことは嬉しくて、離れたくないのは本当だけど....穂乃果たちはμ’s。その事実は変わらないから....サヨナラの涙なんていらない。最後まで一生懸命踊り続けようって思うんだ。明日、みんなにも言うよ」
海未ちゃん「....穂乃果ちゃんらしいです....♪そうですね、まずは明日のライブです!その後のことは未来の私たちに任せましょう。きっとなんとかなります!」
穂乃果ちゃん「うん♪......そろそろ、お部屋に戻ろうか」
私の幼馴染はやはり私たちのリーダーです
穂乃果ちゃん「........」
海未ちゃん「穂乃果ちゃん、お昼食べに行きましょう♪」
穂乃果ちゃん「あ、うん♪」
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
穂乃果ちゃん「いやぁ、今日もパンがうまいっ♪」モグモグ
海未ちゃん「ふふっ、そうですか♪」
‥‥
穂乃果ちゃん「....はぁ....穂乃果たちも、3年生になっちゃったね....」
海未ちゃん「ええ、高校最後の一年。大切に過ごしていきましょう」
ほのうみ「‥‥」
穂乃果ちゃん「....ラストライブ、楽しかったなぁ....」
海未ちゃん「....はい....いつかは懐かしむことしかできなくなるのでしょうか....」
穂乃果ちゃん「うん、だから今が最高なんだ」
ハラッ
穂乃果ちゃん「あっ、海未ちゃん、頭に桜の花びらが乗ってる♪」クスクス
海未ちゃん「うん?....あ、ほんとですね♪」クスクス
穂乃果ちゃん「....あのさ、海未ちゃん」
海未ちゃん「はい?」
穂乃果ちゃん「海未ちゃんは、卒業したら、大学に進学するんだよね?あの頭のいいところ」
海未ちゃん「まぁ、目指してますね」
穂乃果ちゃん「....あのね、穂乃果も3年生だし、そろそろ考えなきゃって。それでね、穂乃果も、海未ちゃんと同じ大学目指したいなって思ったの」
海未ちゃん「....そう....ですか....穂乃果ちゃんならきっと大丈夫です!」
穂乃果ちゃん「うん、きっとじゃなくて、絶対うかる!勉強も頑張る!穂乃果、絶対海未ちゃんと同じがいいの」
海未ちゃん「なぜ、そこまで?」
穂乃果ちゃん「....海未ちゃんは気付いてないと思うけど、いつも助かってた。アイドルを始めようって言った時も、協力してくれた。勉強を教えてくれたり、いつもそばにいてくれて....それが当たり前だったから忘れてた気持ち、今言うね。『海未ちゃん、いつもありがとう』」
海未ちゃん「は、はい....」
穂乃果ちゃん「そんな優しい海未ちゃんに、きっとこれからも穂乃果は迷惑かけたりする。それでも仲良しで....ううん、違うなぁ」
海未ちゃん「....」
穂乃果ちゃん「海未ちゃん、穂乃果大切なことを言うよ」ギュ
海未ちゃん「はい....」
穂乃果ちゃん「....幼馴染とか、友達とかに向けてとかそういうんじゃない、穂乃果の本当の気持ち。」
海未ちゃん「」ゴクリ
穂乃果ちゃん「穂乃果は、海未ちゃんのことが―
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
私の幼馴染は....私の恋人です
おしまい。
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