未央「な、なんで・・・」・

モバP「4周年を迎えたからな、今後も活躍するために反省会だ」・

モバP「まず未央、ウザい。なのにメンタルが弱い。加えて考えなしだ」・

未央「いきなり3つ！？」

モバP「何かしら気をつかったり緊張を隠したりするために茶化すことが多いがな・・・」

モバP「不安なみんなを元気づけるためならいい。だが自分を鼓舞するために仲間の士気を下げるな、俺だけに見せろ」

未央「ご、ごめんなさい・・・」

モバP「ムードメーカーを自称するなら仲間にボロは出さないように」

モバP「ポロっと不安を口にすることもあるけど俺以外に聞かれるなよ？ひどいことしちゃったかもしれないけど実はこういう意図があったの、なんてむしろ腹が立つからな」

未央「気を付けます・・・」

モバP「それから仲間想いとされているが・・・お前、友達の話ちゃんと聞いてあげてるか？」

未央「き、聞いてるよ・・・！」

モバP「そうか、蘭子はお前がつけたあだなに不服だったらしいぞ」

未央「！そ、それは・・・」

モバP「ちなみに卯月も疑問に思っていたし凛も納得しているわけじゃないぞ」

未央「そ、そうした方が仲良くなれるって―」

モバP「でも加蓮にはつけてないな」

未央「うっ・・・」

モバP「文武両道のハイスペックだからな、未央は。そもそも共感したり他人を理解できていないんだよ」

モバP「良かれと思ってしたことのフォローをされたことが何度あった？」

モバP「あくまで自分が良かれと思っただけで行動する。独善的なんだよ。自己満足の域から出ていない」

未央「ひ、ひどい・・・」

モバP「そんなお前もかわいいがとりあえず反省しろ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

モバP「扱いが不遇という声もあるな。お前より仕事が回ってこないアイドルが何人いると思っている。何様だ？」

モバP「ミツボシは名曲？やっと？これまでの、最初からのファンは軽視か」

未央「あ、あたしが言ったんじゃ―」

モバP「口答えするな、キスするぞ」

未央「・・・そっか、あたし・・・全然ダメなやつじゃん・・・」

モバP「ああ」

未央「もう、アイドルなんて、やめた方が・・・」

モバP「それは違う」

未央「え・・・」

モバP「確かにお前は言うほど大した奴じゃない。だがそれがどうした？俺は大好きだ」

モバP「だが輝きたい理想のあり方があるのなら、一度欠点とも向き合わないとダメだ」

モバP「どうする、未央？今のままでもいい、それがお前の個性だ」

モバP「今だって俺もファンもいるんだしな」