希「ミラクルをキミと起こしたいんや」 (27)

希「突然やけど」

希「ウチがにこっちのこと好きなんは知っとるやんな?」

希「一年生のころ出会って、ハートを打ち抜かれたっきり!」

希「ウチの心臓はにこっちの前では正常に動作してくれないんよ」

希「平然を装ってるはいいけど、このまま卒業したって寝覚めが悪い」

希「にこっちを想い始めていいかげん3年目やし、そろそろ行動に移そうと思ってな?」

希「今度勇気を出してにこっちをデートに誘おうと思うんやけど」

希「どこがいいと思う?」

にこ「…」


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にこ「…」

にこ「…」

にこ「…」

にこ「…」

にこ「…」

にこ「…」

にこ「…」

にこ「…」










にこ「は?」

にこ「いやいやいやいや」

にこ「いやいやいやいやいやいや」

にこ「え?ん?」

にこ「ちょ、ちょっと待って」

希「ええよ」

にこ「…希ってにこのことそういう目で見てたの?」

希「そうやねぇ。あわよくばこのまま倒しこみセッ」

にこ「んなこた聞いてないわよ!バカ!スケベ!マヌケ!」

希「つれへんなぁ…でもにこっちのそういうところも好きやで」ポッ

にこ「なっ、ちょっ、はぁ!?!!!?」

にこ「さっきからあんた、それマジで言ってるわけ!?」

希「マジや。ウチはにこっち大好き」

にこ「んぁ…あ?」

希「あーでも告白って緊張するやん。どうやってしよか…」

にこ「えっ…もうしてるじゃない…」

希「え?」

にこ「ん?」

希「はっ!そうやん!告白なう」ポチポチ

にこ「ツイッターやめい!炎上するわよ!」

希「にこっちは火属性っぽくないわ。ウチのイメージだと水やね」

にこ「何の話よっ!どうでもいいわ!んなことすごいどうでもいいわ!」

希「えぇ…」

にこ「それで、告白の答えを言えばいいわけ?」

希「うーん…」

にこ「なによ」

希「なんかこー…ウチが思い描いていた感じと違うなぁ」

にこ「…聞こうじゃない」

希「え?」

にこ「希の理想、聞いてやるから言いなさいよ」

希「そうやなぁ…まず、場所は神田明神でな…」

にこ「そこから違うの!?というかアンタが急に部室来てくっちゃべり出したんだからそれは無茶苦茶じゃない!?」

希「そこはほら、堪忍やん?」ヤンヤン♪

にこ「…」

希「あ、部室バージョンもあるよ?」

にこ「ソレを最初に言いなさいよ…」

希「まずな、部室で思いを告げたウチを壁ドンしてやな…」

にこ「…」

希「荒々しく唇を奪った後、『あんたはこれから私のものね』って…」キャー!

にこ「…ちょっとアンタ、壁際に行きなさいよ」

希「えー?嫌や…今日寒いからヒーターの前から動かれへん…」

にこ「にこにどうしろっていうのよぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!」

希「にこっち、答えを他人に求めてるうちは二流や。答えというのは自分で見つけてこそ価値を発揮するんやで」

にこ「全てを察した上でもっともらしいこと言ってるんじゃないわよっ!」

希「…」スクッ

にこ「…?結局立ち上がるの…?」

希「…」スタスタ

希「…」ガシッ

にこ「ふぇっ?」

希「んっ…」

にこ「ん!?」

チュゥッ

希「んー…」チュゥゥゥ…

にこ「んむむ…!」チュウウウ…

希「…」プハッ

にこ「はっ!はぁ…はぁ…な、なななな…」

希「…にこっち」ジッ

にこ「は、はひぃ…?」

希「愛してる」

にこ「にこぉ…」キュン









希「…っていう計画で行こうと思うんよ」

にこ「それたった今崩壊したわよ」

希「なんやて工藤!?」

にこ「矢澤よ」

希「せやかて工藤!」

にこ「矢澤だってば」



とりとめのない会話集です。

百合がやってみたいんです。

たぶん

にこ「…」

にこ「違う違う、冷静に対応してる場合じゃないわ」

にこ「え?希、私のこと好きなの?」

希「え?」

にこ「ん?」

希「…?」

にこ「なに不思議そうな顔してんのよ!こっちがしたいわ!」

希「にこっち、どこでそれ聞いたん…?まさかえりち…」

にこ「いやいやたった今あんたから聞いたんだけど?」

希「…あっ」

希「そうやん…なにをウチは馬鹿なことを…」ガクッ

にこ「じょ、冗談じゃなかったの…」

希「…」

希「…よし!」スクッ

にこ「?」

希「突然やけど」

希「ウチがにこっちのこと好きなんは知っとるやんな?」

希「一年生のころ出会って、ハートを…」

にこ「計画進めようとすなっ!」スパーン!

希「あてっ!」

にこ「それさっき全貌を聞いたやつよ!?正気!?」

希「むむむ…」サスサス

にこ「なんか今日おかしいわよ希。帰って暖かくして寝たほうがいいって…」

希「うぅ…そうかもしれんけど…」

にこ「そうしなさい!にこももう帰るから、鍵は返しといてあげるわ」

希「で、でも…」

にこ「デモもストもないわよ!さ、出た出た!」

希「うぅ…にこっちぃ…」

にこ「なによ、帰るったら帰るからねっ」

希「…好きなんは、本気だもん」ボソッ

にこ「な…」

希「…」

希「出直すわ…またね、にこっち…」

にこ「え?え?本気?結局本気なの!?」

希「…」ニカッ

にこ「なによその笑みは!…はっ、どうせ扉の影からビデオ持った凛とかが…」

希「…」

ガチャ、バタン…


ドッキリジャナイニコォォォォオォォオオオオォォォ!?!?!?!!?

―――――神田明神

希「…さて」

絵里「さて、じゃないわよ!どうするの希!?」

希「…」

絵里「にこをデートに誘いつつさらっとオトす…計画の全てをよりにもよって本人の目の前でしゃべるなんて!」

希「…」

絵里「そんな…穂乃果から借りた少女マンガを元に2人で1週間かけて立てた計画を…」

希「うぅ…」

絵里「…希?」

希「うわーん!どないしよえりち!」ビェェ

絵里「まさかのガン泣き!?落ち着いて希!」ドウドウ

希「ぐすっ…ひっぐ…」

絵里「どうしたのよ、らしくもない…」

絵里「…いつもの余裕しゃくしゃくで母性あふれ出る希はどうしたのよ」

希「…」グスグス

希「…にこっちの前だと頭サーッと真っ白になってしもて」

希「かなり頑張らんといつもの感じには…」

絵里「それはもう随分相談されてるから知ってるけど…」

希「そんなやのに告白とかデートのお誘いなんて無理やもん!」ビエーン!

絵里「ああっ!よしよし…」ナデナデ

希「ふぐぅぅぅぅ…」

絵里「もう…甘えん坊さんね…」ギュッ

希「むぶぶ…」ギュッ

絵里「こんなことでへこたれちゃだめよ、希」ナデナデ

希「…」

絵里「だめだったなら、また次の手を考えましょう?」

希「…ズズッ」

絵里「希のにこを想う気持ちはそんなものじゃないでしょう?」

希「ズズッ…チーン!」

絵里「…」

絵里「…え?今鼻かんだ?」

希「ふむむ…」グシグシ

絵里「ちょっ」

希「はぁー!すっきりしたわ!ありがとなえりち!」パッ

絵里「」ベチャァ

希「そうや!えりちの言うとおりやね!くよくよしてたらあかん!」

絵里「」

希「次の作戦や!にこっちを絶対ウチのモノにするよ!」

絵里「」

希「ほら、えりち!また手伝ってくれる?」

希「ウチら…親友、やもんな」テレテレ

絵里「」

希「よし!そうと決まれば、また東條’sマンションルームで会議や!行くで!」

絵里「」

絵里「…」

絵里「え?…ああ…え?」

絵里「…ああ」

絵里「…」

絵里「え?」

続きが思い浮かばないのでここまでにします。
いつか完投したいです。

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