A「女が嫌い」B「まーた始まった」 (28)
A「三次元の女でマトモなのいないし」
B「三次元全体無理なのか?」
A「どんなに可愛い女でも三次元ってだけである程度嫌いになれるわ」
C「偏見入ってんなぁ」
B「流石二次元百合厨」
C「んで具体的に何処が嫌いなんだよ」
A「うーんそうだな…」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1448122544
A「まずうるさい」
B「あー分かる」
A「だよな!やっぱうるさいよな!?」
C「そうか?男も大概うるさい奴はいるだろ」
B「でも女うるさいのはとにかくうるさいだろ」
C「そりゃそうだが」
A「男はまだいいよ、建設的で実のある会話できるもん」
B「建設的?語彙力やべえな」
C「実のある会話?語彙力やべえな」
B「なるほど、女に足りないのは建設的な会話をするだけの語彙力か」
C「俺みたいに実のある会話が出来るだけの語彙力ってことだな」
B「は?」
C「いやほらお前俺もあれやべえからなあれ、そう語彙力。語彙力まじで超やべーからまじで」
A「ほらよく言うじゃん『女3人寄れば姦しい』ってやつ」
B「あーあるある」
C「姦しいってアレだろ、あのエロい漢字」
B「おんなおんなおんなとかエロすぎるよな、酒池肉林感溢れる」
C「酒池肉林とか語彙力やべえな」
B「んで姦しいってどんな意味よ?」
C「姦しい分からんとかお前語彙力やべえな」
A「そらもううるさいって意味よ」
C「ぴゃーぴゃー甲高い声で叫んでる感じだろ?」
A「そうそうそんな感じ」
B「へぇ、昔の人も同じようなこと考えてたのか」
A「どうでもいいけど辞書で姦しい調べたら『大いに耳障りである』とかクッソ辛辣なのな」
C「それ面白いな」
B「いや何で調べてんのお前」
C「そんで他には?他には何かねぇの?」
A「そうだな…アレだよな、俺みたいなのとかおっさんとかをとにかく『汚い』と思ってそうだよな」
B「あー分かる」
C「いや分かるってA可哀想だろめっちゃ分かるけど」
A「電車で隣におっさん座ったら無言で席変えるみたいな」
B「でも男の俺でもめっちゃ臭いおっさん乗ってきたら移動することあるぞ」
C「実際汚いおっさんってたまにいるからな…俺みたいにイケメンだったらむしろ寄ってくるんだが…」
B「は?」
C「いやこの間もあれだからな電車で隣に綺麗なOL乗ってきてわざわざ隣に座ってきたからウッヒョーとか思ってたんだけどそしたら
B「で、どこの男なら建設的な実のある話ができるって?」
B「そんでもおっさんっつったら40歳とか50歳とかだろ?女で言ったら…」
C「30代女性くらいか?」
A「いやそれは大丈夫でしょ間接ケツ的に」
B「間接…なんて?」
A「いやだから30代女性が座ったばっかの公衆トイレならまだギリギリ使えるじゃん?間接ケツ可じゃん?」
B「んー…まぁ、そんくらいなら」
C「待って間接ケツとか言うクソ語彙ワードで笑えるんだけど」
A「でもおっさんが糞尿撒き散らした後の便所って嫌じゃない?」
B「言い方の悪意やばいな」
C「じゃあお前は20代女性が使ってたらどうすんの」
A「舐め回す」
B「待ってその一言でこの話題の根幹覆りそう」
C「いやそりゃ舐めるだろ20代女性っつったら最高に若くてジャスト微妙に熟れてて人生で一番美し
B「黙れ」
C「反論を許さないスタイル嫌いじゃない」
A「いやいや俺だってくっそ可愛い美少女とかいたら性欲湧くよホモじゃないんだから」
C「じゃあ仮に俺が今この場で美少女とするじゃん?」
B「おう」
C「うっわレイプ案件だよこれヤバいね」
B「お前みたいな性格の女どんだけ見た目良くてもごめんだわ」
C「ほらほらAの大好きなワガママなお嬢様キャラだぞー」
A「調子乗んな死ね」
C「心折れそう」
B「話戻すけど今時30代でもおっさんとか言われてね?」
C「あー街頭インタビュー受けてる女子高生が言ってた」
A「JKからしたら30代とかパパだろ」
B「いやいやいくらなんでもそこまでないでしょ、JKの父親世代っつったらそれこそ40代50代の…」
C「それもうパパ(意味深)よ」
B「お前らほんと三次元の女に厳しいな」
C「常に厳正な審査を心掛けておりますゆえ」
B「てか30代でオバサン扱いなら女の40代50代とかどうなんだよ」
A「そらもう魔女よ」
C「商店街の半額シールの守護者よ」
A「奴らは損得のみの為に生き、その為なら女すら捨てるバケモノ」
B「どっちみち偏見やべえな」
C「俺美少女なんだけど食いたくなったからちょっとパン買ってこい」
B「死ね」
A「陰毛が一斉に抜けた時の痛みで死ね」
B「話だいぶ逸れたな。元々何の話してたっけ」
C「俺の語彙力がマジでやべえって話」
B「確かにマジでやべえな」
C「語彙力で思い出したんだけどグッスリ眠るのグッスリってグッドスリープの略なんだと」
B「そうかそうか、何言ってんだお前」
A「それと女っつったらアレだよな」
B「あ、続けんのその話」
A「取り敢えず『可愛い』って言っときゃいいみたいなアレあるよな」
C「風潮」
A「風潮あるよな」
B「それはすげー分かる」
A「何見ても取り敢えず『可愛い』っ言う奴はマジで分からん。絶対思ってないよな」
B「しかも自分よりブスな奴にばっか言うよな」
C「でも前に動物園でカバに向かって『強ぇ…』って愕然としてるJKいたぞ」
B「いや確かにカバは強いが」
A「可愛い奴が周りにブス連れて歩いてるアレなんなんだよ」
C「フルメタルブスアーマー」
B「ネーミングセンス」
A「アレ纏って突撃してくるもんだから廊下通れねえんだよ」
C「フルメタルブスアーマー」
B「フルメタルブスアーマー」
A「フルメタルブスアーマーは別にいいだろそこそんなにアレか?」
C「重要」
A「そう、そこそんなに重要か?」
B「今の訂正は重要なのか?」
C「じゃあ男における、女の『可愛い』的なセリフってなんだ?」
B「『死ね』とかじゃね」
A「いやいや女は『可愛いって言ってる自分が可愛い』みたいなニュアンスで言ってるんだぞ」
B「ほんとにアレだなお前」
C「偏見ヤバい」
B「偏見ヤバいなお前…いやお前もさっきからなんなんだよ」
C「語彙力」
B「アレだ、死ね」
C「お前の理屈で言うと『死ねって言ってる俺死ね』みたいなニュアンスになるわけか」
A「そうだな」
C「どうでもいいけどさっき俺が言ったグッスリの下り全部嘘な」
A「何でそんな適当ぶっこいといてこのタイミングでカミングアウトした?」
B「Aの言う理屈で言うと『可愛い』の男版で『カッケェ』か?」
C「そこに気付くとは…お前カッケェなマジで建設的にカッケェ」
A「お前さっきから新しい言葉覚えたての小学生みたいになってるけど大丈夫か」
C「ところでお前が普段読んでるあの漫画のキャラたちはどうなんだよ、全員レズだぞ」
A「百合だっていつも言ってんだろ。アレはいいんだよ可愛いし可愛いしそれに可愛いだろ」
B「こいつ要するにただのキモオタだもんな」
C「キモオタが普段お近づきになれない異性を無駄に神格化して恐れる、ありますあります」
B「今のこの話がその一言でまとめられちゃこいつも浮かばれんな…」
A「いや何言ってんのお前らリアルはほんとクソだからこの漫画こそが真実だから現にアニメもやってるし見てみろって絶対面白いから」
C「漫画読んだけど俺が中学生の頃描いた小説の方が面白かった」
B「そんなものを平然と読めるお前のメンタルが今日一番面白いわ」
C「そろそろ寝るかな」
B「はよ消えろ」
C「部屋戻るの面倒だしここで寝るわ」
A「お前の部屋隣だろうが」
C「隣とか遠すぎ、ブラジルかよ」
B「ブラジル馬鹿にしてんのか、南米やぞ」
C「えっ北欧じゃないの?」
B「は?」
A「中国の隣だろ?」
B「!?」
C「まぁいい、とにかく俺はこの部屋で寝る」
B「好きにしろよ」
C「たまにはアレだな、修学旅行の夜みたいなアレもアレだな」
B「語彙力」
C「んじゃおやすみ」
B「おう」
A「おい俺のベッドで寝んなベッド占領すんなどけ、おいどけ、部屋戻れって、どけってオラァ!」
おやすみ
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません