八幡「小町がんばれー!超がんばれ!」雪乃「突然なにいっているのかしら?この男は」 (161)

奉仕部

八幡はDSでポケモンをやっていた

八幡「よーし!いいぞ!さすがオレのこまち(ニャオニクス)!」

雪乃「さっきから何を騒いでいるのかしらシス谷くん。ついに理性という最低限人が持っているものまでなくしてしまったのかしら?」

八幡「たしかにオレはシスコンだが理性は失ってねえ!むしろオレの理性はSランクだ!」

雪乃「シスコンは否定しないのね…だったら、なぜゲームしながら小町さんの名前を叫んでいたのかしら?現実とゲームの区別ができなくなったのかしら?」

八幡「オレはいまポケモンやっているんだよ」

雪乃「ポケモン?あなたその年になってもポケモンやっているの?あれは…」

八幡「おのれぇぇぇぇぇぇ!!!!」

雪乃「っ!?」ビクッ

八幡「このクソ野郎!!こまちに毒を浴びせやがった!![ピーーー]!ぜってー[ピーーー]!!」

雪乃「ひ、比企谷くん…」ビクビク

八幡(こまち少し休んでいてくれ…あとで治してやるからな)



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雪乃(私に怒ったわけではないのね…よかった)

八幡「いけー!とづか(マリルリ)!こまち(ニャオニクス)に毒を浴びせた汚物をぶち殺せ!!たきのぼりだ!!」

とづか『ルリ~』

八幡「とづかかわいいよ~とづか!」(*´Д`)ハァハァ

雪乃(と、戸塚くんまで…シスコンだけでなくゲイなのかしら)ドンビキ

八幡「よしよしさすが、とづか!えらい!えらいぞ!八幡的にポイント高~い♪」

雪乃「ゲイ谷くん…いい加減騒ぐのはやめてもらえるかしら耳障りよ」

八幡「おい!オレはゲイじゃないぞ!あと、最後に谷つければいいわけねーだろ!」

雪乃「あら?あれだけ戸塚くんのことを腐った目とニヤケ顔で気持ち悪いこと言っていたら説得力ないわよ」

八幡「戸塚は天使だ!なので何も問題ないだろ!」

雪乃(だめだこいつ…早くなんとかしないと…)

雪乃「ポケモンで小町さんと戸塚くんの名を叫ぶ理由はなぜかしら?いくらゲームでもそんな名前のキャラいると思えないのだけど?」

八幡「ああ、ニックネームだよ。ポケモンには自分の好きな名前つけられるんだ」

雪乃「えっ///」

雪乃(じゃあ私の名前もあるのかしら?)ドキドキ

雪乃「比企谷くん。ポケモン見せてちょうだい」

八幡「はあ、なんで?おまえ、ポケモンなんてやらねえだろ」

雪乃「いいから見せなさい!見せないとさっきの気持ち悪い言動を姉さんに報告するわよ!」

八幡「わ、わかった!わかったから、あの人だけは言わないでくれ!」サッ

八幡「…これがオレのメインパーティーだ」

雪乃「………」ワクワク




こまち♀(ニャオニクス)
とづか♀(マリルリ)
さいか♀(ミミロップ)
マコ♀(チラチーノ)
こまちちゃん(ライチュウ)
マクスコーヒ(マフォクシー)



雪乃「…どうして小町さんと戸塚くんが二匹もいるのかしら?」イライラ

八幡「はあ?なにいってんの?おまえ?小町と戸塚だぞ?基本だろ?」

雪乃「ふざけないで!同じ人物なんて一匹で充分でしょ!他にもつけるべき名前あるでしょ」

雪乃(わたしとか///)

八幡「人それぞれだろそんなの?現実が苦い分ゲームくらい甘々にしたい」

雪乃「じゃあこのマコって一体誰かしら?比企谷くんがストーカーしている相手?」

八幡「はあ?なにいってんのおまえ?人の名前じゃねえよ。マックスコーヒーを略してマコにしたんだよ。
ストーカーなんてするか!逆にしていないのに冤罪で捕まって牢屋にいれられる…捕まるのかよ!」

雪乃「そ、そう…」

雪乃(よかった…)

八幡「あと言うまでもないが、マクスコーヒはマックスコーヒーのことだからな」

雪乃「どれだけ好きなの…でも納得できないわ!」

八幡「なにがだよ?」

雪乃「このかわいい猫!ニャオニクスがなぜ私じゃないのよ!」バン

八幡「はあっ!?なにいってんだよおまえ!なんでオレがおまえをメインポケモンのニックネームしなくちゃいけねえんだ?」

雪乃「ぐっ………私が猫好きだからよ…だから、猫ポケモンには私の名前が、あうのよ」

八幡「なにいってんのおまえはどう考えても氷タイ…」

雪乃「はぁ!?」

八幡「い、いえ!何でもありません!」

八幡(こ、こえー………やっぱこいつ氷タイプだわ。絶対零度で瞬殺されちゃう)

八幡「オレは自販機に行ってくる。いいな、勝手にいじるなよ」ガラガラ

雪乃「………」

雪乃「さすがにポケモンが六匹だけということはないわね。きっと他のポケモンに私の名前を…」ドキドキ

雪乃「あら?どうすれば他のポケモン見られるかしら?」

結衣「やっはろー!ゆきのん!あれっ、なにやっているの?」

雪乃「由比ヶ浜さん…これはその……」

結衣「珍しいね!ゆきのんがゲームしてるなんて!」

雪乃「ち、違うのよ!これは…比企谷くんのよ」

結衣「ヒッキーの?なになに、どんなゲームなの?」

雪乃「ポケモンよ」

結衣「そうなんだ。アタシ、もう長いことやってないから、最近のポケモン知らないんだよね。ちょっと見せてよ?」

雪乃「いいわよ」

雪乃(ほんとは見るなと言われているのだけど)

結衣「どれどれ…ヒッキー、ポケモンにニックネームつけるんだ。ちょっ!?なにこれ…小町ちゃんとさいちゃんばっかり!」

結衣「それにこのマコってだれ?どうしてアタシとゆきのんの名前ないの!?」ムッキー

雪乃「由比ヶ浜さんも納得できないのね。私もよ」

結衣「そうだよね!ヒッキーたら、小町ちゃんやさいちゃんはまだ許せるけど、私やゆきのんをさしおいてマコっていう子の名前つけるなんてサイテー!」

結衣「もしかしてヒッキーの好きな子なんじゃ…」シュン

雪乃「…安心して由比ヶ浜さん。そのマコって名前マックスコーヒーを略してマコという意味らしいから」

結衣「へっ?なーんだ!そうだったんだ!そうだよね!ヒッキーに好きな子なんて…小町ちゃんかさいちゃんくらいだもん!あはは…」

雪乃(実妹と同性を好きということ自体おかしな話だけど…)

結衣「てゆうか…ヒッキーたら、かわいいポケモンばっかり使うんだ。結構意外…しかも最初にもらえるポケモン以外♀じゃん!ヒッキーキモ!」

雪乃「そうね。いくら現実でモテないからって、ゲーム中でハーレム築こうなんて終わっているわね二次谷くん」

結衣「そういえばヒッキーは?」

雪乃「たぶんそのうち戻ってくると思うけど?」

雪乃「ちょっと、由比ヶ浜さんその機械返してくれるかしら?」

結衣「うん、いいよ」

雪乃「ニャオニクスかわいい♪」モキュ

結衣「私はイーブイとかが好きだな~犬ぽいし」

雪乃「納得できないことに比企谷くんはニャオニクスに私ではなく小町さんの名前入れているのよ!私がネコ好きなのを知っていながら…」

結衣「うん!それわかる!ヒッキー、さいちゃんがうさぎ好きなのを知って、マリルリやミミロップにさいちゃんの名前入れているのにそれなのにネコポケにゆきのんいれないとかありえない!」

雪乃「それで納得できない私は他のポケモンを見ようとこの機械を操作していたのよ…」

結衣「そうなんだ…ゆきのんこういうのやらなそうだもんね」

雪乃「ええ」

結衣「じゃあ私がやるよ」

雪乃「由比ヶ浜さんできるの?あなた最近やっていなかったんじゃ…」

結衣「基本操作は大差ないから大丈夫だよ。ポケモンセンターにいってパソコンいじれば見れるはずだしね」









雪乃「これは…」

結衣「えっ、なんで?」

八幡「ウース…って、おまえ…なに勝手にDSいじってんだよ」

雪乃「比企谷くん!」

結衣「ヒッキー!」

八幡「な、なんだよ逆切れか?」

雪乃・結衣「これはどういうことかしら(なの)!?」

八幡「げっ!おまえボックスの中身見たのかよ!」

雪乃「ええ、それでなんでこのユキメノコというポケモンに私の名前があるのかしら?」ゴゴゴゴゴ

結衣「ヒッキーなんでアタシはミルタンクなの?なんで牛なの?アタシがサブレ飼っているの知っているでしょ。
まあちょっとかわいいから許せるけど…ゆきのんがユキメノコはひどくない!」

八幡「そんなことないだろむしろピッタ「比企谷くん」はひっ」ビクッ

雪乃「理由を聞かせてもらえるかしら?」ニッコリ

八幡「いやその前に人のDSいじったこ「………」なんでもありません」

八幡(こわっ…その冷たい視線絶対氷タイプだろ!氷の女王め…)

雪乃「冷凍コンテナに閉じ込めてやろうかしら?」

八幡「ナチュラルに人の心を読むなよ」

結衣「ヒッキー怒らないから早く答えて」

八幡(嘘付け、絶対怒るだろ)

八幡「オレの雪ノ下のイメージだ。人を罵倒し、見下す時の冷たい眼差しがまるで氷のように冷たく、相手誰だろうと冷徹態度で容赦なく相手を評価し、無慈悲なきつい判決を言い渡す(由比ヶ浜除く)。それに名前に雪が2つ入っているからあうだろ)」

結衣「雪か、たしかに」

雪乃「後半はともかく前半は納得できないわね…死にたいのかしらこの男は」ギロ

八幡(ひい!怖いよ~八幡ちびちゃいそ…)( ;゜Д゜)ガクブル

結衣「だったら、氷タイプでもかわいいのにすればいいじゃん!グレイシアとかラプラスとか、それにフリーザーはキレイだし、ゆきのん似合うんじゃないかな?
マニューラも猫ポケモンだし気に入ると思うよ。それなのになんでユキメノコなの?」

雪乃(あら氷タイプにも猫ポケモンがいるのね♪あとで見せてもらおうかしら)モキュ

八幡「…ユキメノコは雪女をイメージしてある。こいつに一番ピッタリだろ」

雪乃「………」

八幡「ッ!?」ゾクッ

雪乃「比企谷くん…由比ヶ浜さんの話の後でユキメノコから、私の名前を消しなさい。そして別のポケモンに私の名前をつけなさい」

八幡「な、なんでだよ…めんどくせ…」

雪乃「いいわね?」

八幡「はい…」

雪乃(比企谷くんのバカ…)

八幡(ルージュラよりマシだと思うんだが…)

結衣「今度はアタシだね。ヒッキーなんでアタシ、ミルタンクなのさ?まあ、ちょっとかわいいからいいけど…理由聞かせてよ?」


八幡「そりゃ、だって…おまえ」チラッ

結衣「?」ボイーン

雪乃「そう…そういうことだったのね…乳好きくんそのゲスな視線をいますぐ由比ヶ浜さんから離しなさい」

結衣「ちょ、ヒッキーどこみて///まさかヒッキー…アタシのおっぱいでミルタンクにアタシの名前つけたの!ヒッキーのエッチ!変態!まじキモいし!」

八幡「あんまりキモイキモイいうなよ…死にたくなちゃうだろ…」

雪乃「そうね、葬式くらい出てあげるわよ。香典は十円でいいわね♪」

八幡「すくな…出している意味あんのかよそれ?」

結衣「ヒッキーいますぐミルタンクからアタシの名前消して!いますぐ消して!」

八幡「わかった…後で消してやるから」

結衣「いちおう言っておくけどFカップとかビッチとかに変えてもダメだからね!」

八幡「あ、ああ…」(ちっ、気づいたか…由比ヶ浜のくせに生意気よ)

雪乃(F…Fカップ…クッ!)ペタペタ

八幡「あ~めんどくせ」カチカチ

八幡「ほら、おわったぞ」

結衣「たしかに消してあるね」

雪乃「そうね。ところで新しいポケモンに私の名前入れたかしら?」

八幡「ああ、ホレ」

雪乃「…何かしらこのポケモン」

結衣「ちょっと!ありえなくない!」

八幡「なんでだよ?」

雪乃「この小太りが、なぜ私なのか説明しなさい!」

結衣「そうだよ!あまりかわいくないじゃん!全然ゆきのんに似てないじゃん!」

八幡「なんだよ似ているだろうが、名前が」

雪乃・結衣「「はっ?」」

八幡(なにこの二人…声低!こわっ!まじこわ!)

八幡「マ、マクノシタとユキノシタ………かなり似ているだろ…」

雪乃「………」

結衣「………」

雪乃「はあ…もういいわ…比企谷くんに期待した私がバカだったわ…」

雪乃(どうして猫ポケモンにつけないのよ!)

結衣「ヒッキー、女の子にとって太っているのはマイナスイメージなの!いくらポケモンだからってそんなのにつけないでよ!」

八幡「あ、ああ…わかった」

雪乃「わかったらさっさと猫ポケモンに私の名前を入れなさい!いますぐよ!無能谷くん!」

八幡「へいへい」

八幡(どうしてゲームキャラにニックネームつけることまで罵倒されなきゃいけねえんだ…後でざいもくざと名前つけた♂ポケモンと育て屋さんに預けて卵生ませるぞ)イライラ

八幡「…これでいいだろ」

ニューラ♀ゆきの

雪乃「ええ♪」(フフフ…)

結衣「ヒッキー!わたしも!」

八幡「ほれ」

ドーブル♀ゆい

結衣「なんでこれなの?」

八幡「ボックスに♀なのこいつしかいなかったんだよ。♂でもいいならリオルにするが?」

結衣「♂はちょっと…もういいよ、これで」

いろは「せんぱーいちょっとやばいんですぅ!助けてくださーい!ってなにやってるんですか?」

結衣「いろはちゃん聞いてよ!ヒッキーたらひどいんだよ!」

いろは「えっ、なにかあったんですか?」

八幡「別にたいしたことじゃねえよ。それより、なにしにきた?また雑用でも頼みにきたのか?」

いろは「あっ、ちょっとだけめんどー…じゃなかった困ったことがおきまして」

八幡(言い直す必要なくないか?)

雪乃「一色さん少し人に頼りすぎじゃないかしら?生徒会長ならできるだけ自分の力で解決しなさい。それに今ちょっと立て込んでいるのよ」

いろは「うっ、まあいちおうわかりました…ところでさっきから何を?」

八幡「一色には関係ない。ほれっ、さっさと生徒会室戻れ」

いろは「ちょ、なんなんですか!教えてくださいよ!」

結衣「ヒッキーが私とゆきのんの名前を変な理由でポケモンにつけていたの」

いろは「えっ」

八幡「バカいうな!」

いろは「へ~そうなんですか。もしかして私の名前もあるんですか?それもメインメンバーに入れてずっと連れ歩いているんですか?
遠まわしにずっと一緒にいたいと伝えているんですか?ごめんなさい、まだ先輩が18じゃないので無理です」

八幡「なんでそうなるんだよ…」

八幡(こいつオレの事ふりすぎでしょ…オレが18だったら、なんていうつもりだったんだこいつ…)

結衣「むっ!」

雪乃「ゲームを使って、ずいぶん手の込んだことするのね…告白谷くん。そんなだから目がいつまでも腐っているのよ」

八幡「ちげえよ!大体メインメンバーに入れてないのはおまえも知ってんだろうが」

いろは「え~!そうなんですかぁ!」

いろは(もう!先輩なんで私をメインメンバーにいれてないんですか!もしかして二人が怒っているのはそのことなんでしょうか?)

結衣「ヒッキーたらひどいんだよ!ユキメノコにゆきのんの名前入れて、アタシにはミルタンクなんだよ!」

いろは「え~先輩それってちょっとひどくないですかw」

いろは(すごくピッタリじゃないですか(笑)まあ雪ノ下先輩はともかく結衣先輩にはちょっとセクハラぽいですね)ニコニコ

八幡(こいつ…ピッタリとか思ってんな)

結衣「でしょ!しかもパーティーに入れてないとかありえなくない!妹の小町ちゃんやさいちゃんやマックスコーヒーでさえ入っててるのに!」

いろは「シスコン」

八幡「ちげーよ」

八幡(こいつにシスコンだとバレたら、弱みが増えて、ますます生徒会の仕事手伝わされちまうからな
絶対否定しとかないとな)

いろは(飲み物ごときに負けたのはおもしろくないですね…)

八幡「結衣先輩それ貸してください」

結衣「いいよ」

八幡「おい、勝手に渡すな。オレのだぞ」

雪乃「なにか?」ニッコリ

八幡(くっ)ゾクッ





いろは「ちょっとせんぱーい!なんなんですかぁこれは!」

八幡「なにって、おまえにピッタリだろ」

いろは「どこがですか!なんで私がクチートなんですか!?」

八幡「だって、おまえあざといだろ。あざむきポケモンのクチートにおまえの名前。ナイスネーニングだろオレ」ドヤ

結衣「ヒッキーなんで得意気な顔してんの。キモ!まじキモいから」

いろは「あざとくないです!少しはかわいいですけど、もっとかわいいポケモンの方がいいです!」

八幡「何が不満なんだ?フェアリータイプだぞ。おまえ妖精さんだぞ?」

雪乃「私なんて氷タイプよ」ボソッ

いろは「ニンフィアとかキルリアとかいるじゃないですか?なぜそっちにしないんですか!?」

八幡「こっちの方がおまえに合っているだろう。図鑑にだって、かわいい顔に騙されると危険だよ、と書いてあるんだぞ」

いろは「か、かわいい///ふ、ふーん!そんなこと言われても…べ、別に…うれしくありませんからね!まるで男をだましているといわれているみたいで…」

八幡(ちょっと、うれしそうなのは気のせいだろうか…)

いろは「とにかくクチートじゃなくて、別のポケモンに変えてください!ライチュウとかプクリンとかいるでしょ!他にもかわいいポケモンいるじゃないですか!」

八幡「残念だったな。ライチュウはすでにメインメンバーだ」

八幡「………」

八幡(ぶっちゃけ、一色に似合っているポケモンはいる。チョロネコだ。特にアニメのチョロネコはかなりあざとかわいすぎる…)

八幡(ハトーボーの木の実を横取りし、怒られても謝罪せず気にせず食べた。
怒ったハトーボーは仲間を呼び、数が増えたのでチョロネコは逃亡。偶然会ったサトシたちをかよわくてかわいいキャラになりきり、ハトーボーたちを悪者扱いにして、だまして撃退させた。
特にミジュマルとニャースは完全にだまされた上に惚れる。チョロネコにトラウマがあるデント以外、サトシたち全員を完全に騙した)

八幡(求愛して花束をチョロネコに渡すミジュマルとニャース。そのときはうれしそうな顔で受け取っていたが、誰も見ていない所で「ケッ!」といって花束捨てるw
ニャースとミジュマルがチョロネコの奪い合い、サトシたちから木の実を盗むため、一時同行して罠にかけた隙に強奪
最後別れていたトレーナーと再会していろいろあって和解
ニャースとミジュマルが告白するが実はオスだったという
恐ろしい…なんと恐ろしい。あのあざとかわいい仕草や言葉を使って男を手玉にとっていたチョロネコがオスだったとは)

八幡(あのチョロネコ、一色以上にあざといわ~人間まで骨抜きにするかわいさとか、まじぱねえわ~
涙目で上目づかい手をあわせてお願いポーズとかあざとすぎだろ!
しかも根はいいやつだったとか一色に似てるな…)

いろは「とりあえずクチートはやめてください。別のかわいいポケモンに」

八幡「わかった」

八幡(あんまかわいいキャラにすると調子のりそうだから、こいつでいいか)カチカチ

ピッピ♀いろは

いろは「まあ、いいでしょうこれで。かわいいですし♪」

結衣「いろはちゃんいいな~」

雪乃「それにしても私たちばかりニックネームつけられるのは不公平ね。比企谷くんにもつけてやりましょう」

結衣「そうだよ!よーし、ゆきのん一緒に選ぼう」

いろは「私にも選ばせてください」

八幡「あの…やめてくれない。それオレのゲームなんだけど、自分のポケモンに自分の名前入れるのはちょっと…」

雪乃「姉さんに連絡しようかしら」

八幡「ごめんなさい…勘弁してください…」

八幡(ああ、どうせこいつらのことだから、どくタイプかゴーストタイプにするんだろうな~よくてあくタイプか。
タイプ関係なしならマッギョとかにされそう…いやだな~マッギョは好きだけど、ニックネームにはされたくないな)







結衣「ゆきのんこれなんてどう?」

雪乃「プ、いいわね」

いろは「雰囲気も似てますね!」

結衣「ヒッキー決まったよ」

八幡「そうか」

八幡(さて、どんなポケモンか…ベトベトンとか嫌だな~ヘドロかよ)

スリープ♂ ヒッキー

八幡「こいつかよ!」

結衣「このどよーんとした目とか、きだるそうな雰囲気とかヒッキーに見てない!」

雪乃「そうね。この目つきとかいかにも比企谷らしいじゃないかしら、あと暗そうなイメージも、怪しい感じも」

いろは「いろいろと悪知恵が働く先輩なら、エスパータイプでも違和感ないですしね♪」

八幡「さ、さいでっか…」

八幡(よかった…そっちのポケモンか…
マジ焦ったわ…一瞬あの事がバレッたかと思ったぜ。あのことを知っているのは小町だけのはずだからな
こいつらに…特に雪ノ下にバレたら通報される!説明する前に、もし、スリープではなくそのし…)

留美「八幡いるー」

八幡(ま、ま、ま、ままままままずい!?ビネーガピーンチ!!!!!)

次回で終わりです。八幡とのカップリングはルミルミでした。ちなみに八幡とルミルミ関係は小町だけでなく鶴見先生も知ってます
ルミルミのSS最近見かけなくて

いろははギエピーなんか…

>>25
しまった!そういえばコロコロのピッピは…とりあえず普通のピッピのつまりで選びました
誤字修正ということであとで別のポケモンに変えるかもしれません

>>20
誤字修正 ×八幡(あんまかわいいキャラにすると調子のりそうだから、こいつでいいか)カチカチ
ピッピ♀いろは
いろは「まあ、いいでしょうこれで。かわいいですし♪」

○八幡(あんまかわいいキャラにすると調子のりそうだから、こいつでいいか)カチカチ

ロコン♀いろは

いろは「なかなかかわいいじゃないですか!ありがとうございます!先輩♪」

>>2。誤字修正
×八幡「いけー!とづか(マリルリ)!こまち(ニャオニクス)に毒を浴びせた汚物をぶち殺せ!!たきのぼりだ!!」
とづか『ルリ~』
八幡「とづかかわいいよ~とづか!」(*´Д`)ハァハァ
雪乃(と、戸塚くんまで…シスコンだけでなくゲイなのかしら)ドンビキ
八幡「よしよしさすが、とづか!えらい!えらいぞ!八幡的にポイント高~い♪」

○八幡「いけー!とつか(マリルリ)!こまち(ニャオニクス)に毒を浴びせた汚物をぶち殺せ!!たきのぼりだ!!」
とづか『ルリ~』
八幡「とつかかわいいよ~とつか!」(*´Д`)ハァハァ
雪乃(と、戸塚くんまで…シスコンだけでなくゲイなのかしら)ドンビキ
八幡「よしよしさすが、とつか!えらい!えらいぞ!八幡的にポイント高~い♪」

>>3
×
こまち♀(ニャオニクス)
とづか♀(マリルリ)
さいか♀(ミミロップ)
マコ♀(チラチーノ)
こまちちゃん(ライチュウ)
マクスコーヒ(マフォクシー)



こまち♀(ニャオニクス)
とつか♀(マリルリ)
さいか♀(ミミロップ)
マコ♀(チラチーノ)
こまちちゃん(ライチュウ)
マクスコーヒ(マフォクシー)


ちょっとだけ投稿

結衣「あれっ?この子」

いろは「クリスマスイベントでいた子ですね」

雪乃「鶴見留美さんね。どうしてこんな所にいるのかしら?」

八幡「………」ダラダラ

留美「平塚先生という人にキャンプとクリスマスイベントのお礼に来たと言って入れてもらった」

結衣「そうなんだ…ごめんね、あの時は…」

留美「知ってる。私のためにしてくれたんでしょ」

留美「あとから、なんとなく気づいたし、そのおかげで嫌なことはなくなった…ありがとう」

雪乃「そう…」

雪乃(思っていた以上にかしこい子ね…それに落ち着いているし、精神年齢も高いわね。
由比ヶ浜には失礼だけど、この子の方が大人ぽいわ、あのときも冷静だったし)

雪乃(そういえばあんな状況でも自分を除け者した相手さえ助けたりするあたり、比企谷くんに似ているわね。
比企谷くんもあまり好きでもない相模さんを救っていたし、意外な共通点ね)

いろは(この子、私よりも先に先輩と出会っていたんですね…それに下の名前で呼ぶなんて…なんだかおもしろくありませんね……
そういえばさっきから先輩やけに静かですね?)

八幡「………」

八幡(やばい!やばい!なぜルミルミがここに?
オレとおまえの関係がバレたらどうするんだ!小町にも言わないよう口止めしてあるのに)

留美「まあ、今のは口実で、ほんとは八幡に会いに来たの」(つ・ω・)つダキ

八幡「ふえ…」ビク

「「「!?」」」

結衣「ど、どういうことなのヒッキー!?」

雪乃「ロリ谷くん正直にいいなさい!」

いろは「クリスマスイベントの時一緒にいたのも…先輩やっぱり年下好きなんですね…でもさすがに年齢差ありすぎです!まじ引きます!」

八幡「どうしてそうなるんだよ!ルミルミはただオレに会いに来ただけといっているだけじゃねえか!」

「「「ルミルミ!?」」」

留美(ルミルミいうな…)

八幡「あ……今のは…」

留美「八幡もしかしてその人たちにいってないの?」ボソッ

八幡「い、いえるわけねえだろ…」ボソッ

留美「とっくにいってるかと思った…」ボソッ

八幡「いえるか!いったら通報される!とくに雪ノ下には…」ボソッ

雪乃「何をコソコソ言っているのかしらペド谷くん? いったいどんな弱味を握って鶴見さんを脅しているのかしら?
いくら女の子に相手にされないからって、堕ちるとこまで堕ちったのね。見損なったわ…いえ、元々見損なっていたけど小町さんもこんなロクデナシの兄をもってかわいそうね…」

結衣「ヒッキーキモーイ!まじキモイから!」

いろは「もしかして高校生に嫌気がさしましたか………? 悪口いわれたり、こき使われてすぎて…
ごめんなさい。これからは少しくらい優しくしてあげます…でもいくらなんでも小学生はまじありえないです」

留美(………たしかにいえないかも…この人たち八幡の味方だと思っていたのに………)

八幡「いや弱味なんて握ってないから…そもそもする気もする度胸ない。そんなことするわけねーだろ!あとロリコンじゃない!」

留美「八幡…」ウル

八幡「ち、違うぞルミルミ…い、今のは本音ではなくだな…こいつらをごまかすためにいったセリフであって、ルミルミを否定しているわけじゃねーから…」ナデナデ

留美「う…うん」シュン

八幡(やべー!罪悪感が半端ない…だが、こいつらにバレたらシャレにならねえし、由比ヶ浜は今以上にキモイを連呼しそうだし、連続16回くらい
なにそれ!どこの超究武神破斬だよ…)

八幡(一色には弱味握られたら、さらにこき使われてだろう…ネクロマンサーに操られている死体のごとく…雪ノ下にバレたら………うん。社会的に死ぬ!テヘペロ♪………笑えねえ)

雪乃「なにコソコソとやっているのかしら? セクハラくんさっきの言い訳で一瞬信じそうになったけど、さっきからのあなたたちの態度見て、どうみても普通の関係に見えないのだけど」イライラ

結衣「ちょっと、ヒッキー!なんで留美ちゃんの頭撫でているんだし!…ずるい………じゃなくてキモっ!早く手を離して!」

いろは「先輩!なにやっているんですか!さっきから怪しいです!超怪しいです!絶対何か隠していますよねえ…ねえ………」

八幡「な、なんでもねえよ…」

八幡(声低…こわっ!いろはすこわい!)

留美「ねえ、なんでみんな八幡にきついことばっかり、言っているの? 八幡、別に何も悪いことしてないのに」

結衣「えっ」

いらは「そ、それは…」

雪乃「わ、私たちはあなたのことを心配して…」

留美「余計なお世話…それに私は八幡の側にいたくているの。八幡にはいろいろ助けてもらったりしてむしろ感謝している。
八幡は何も悪いことしてないんだから悪口いわないで!」

八幡(ルミルミ…)

「「「………」」」

留美「八幡が優しくて怒らないのをいいことに言いたい放題いわないで」グス

八幡「ルミルミありがとうな。でも大丈夫だ。オレはプロのボッチだし、教室には戸塚という回復の泉があるし、回復アイテムにはマックスコーヒーがある。
家には小町という宿屋がある。たまにダメージ受けるけど…そしておまえがいるからな」ナデナデ

留美「八幡///」

雪乃「ごめんなさい比企谷くん…ちょっと言い過ぎたわ」

結衣「ごめんね…ヒッキー」

いろは「私もちょっと調子にのってました…」

八幡「あ…ああ……」

八幡(こいつらがオレに謝るなんて…すげー!ルミルミ!さすがオレの最初の友達であり秘密の恋人…)

留美「わかってくれた? あまり八幡をイジメないでね」ヨッコイショ、ポスン

八幡「相変わらず軽いな」ナデナデ

「「「ちょっとまって!!!」」」

まだ下書きあるけど、きりがいいのでここまで
留美と八幡の関係が深まった原因のとこまでは書けてなくて…できれば長くならなくしたいけど、軽くなりすぎにもしたくないし文章って難しい

途中までしか書けてないけどエタリそうなので投稿

留美「?」

八幡「な、なんだ」

結衣「なんで当たり前のように留美ちゃんを膝に乗せてるの!」

雪乃「そうよ!なぜごく自然に鶴見さんを乗せているのかしらロリた…比企谷くん」

いろは「そうですよ!絶対おかしいです!」

留美「なんで?」キョトン

八幡「………」

結衣「な、なんでじゃないよ!兄弟でもないのに!」

八幡「そ、そんなことないぞ!小町が小学生(低学年)の時も…」

結衣「小町ちゃんは実の妹じゃん!」

留美「別にいいでしょ? いつもこうしているんだから」

「「「いつも!」」」

雪乃「ど、どういうことかしら? わけを話してくれるかしら比企谷くん?」

八幡「オ、オレは自分から誘ったこと一度もないぞ!全部ルミルミからしているんだ」

結衣「だったら断ればいいじゃん!ヒッキー、キ…そういうのよくないよ!」

八幡(いちおう、さっきのルミルミの発言を気にしているんだなこいつら…でも隠しきれてないからな…)

八幡「それだとオレがまるでルミルミを信じていないみたいで失礼だろうが
オレなんかに気を許して、優しくしてくれるルミルミにそんなことできるか」

留美「八幡はなんかじゃないよ!私は八幡だからするんだよ!他の人には絶対しない!」

八幡「ありがとよルミルミ」

いろは「…せんぱいなんであだ名読みなんですか? しかもルミルミだなんて…だったら私にも」

八幡「やだよ~いろはすなんて読んだら戸部ぽくなるじゃねえか」

いろは「誰が戸部先輩と同じにしろといいましたか!」

いろは(先輩になら、いろはと呼ばれたいですけど///)

結衣(アタシも言われたいな///)

雪乃(私は下の名で呼ばれたいわ///)

八幡「それに。なんですか!急に私をあだ名で呼ぶなんて? もしかしてオレとおまえは特別な存在だと遠まわしに伝えているんですか? ごめんなさい無理です!っていうつもりだろう」

いろは「なんですかそれ!私の真似ですか? 正直かなりひ…いえ、そういうのやめてください…」

留美「私は留美と呼ばれた方がいいけど」

八幡「恥ずかしくて言えるか!オレが名前で呼べる異性は妹の小町だけだ!ボッチ歴が長いオレがさわやかイケメンみたいにサラッと下の名前を呼ぶには経験値が足りなさすぎる!」

八幡(ほんとはたまに留美って呼んでるけどな…)

雪乃「でも鶴見さんいちおう同意の元でも端から見たら危険な光景よ。
年の離れた異性がそんなに密着するのを誰かに見られたら通報されるかもしれないわ」

留美「うん。だから二人きりの時はしない。
必ず他に知っている人がいる人の前でしてる。お母さんとか」

結衣「…お母さんも許しているんだ」

いろは(親にも信用されているなんて…せんぱい、この子に何したんですか?)

留美「私はかまわないっと、いつも言っているけど、八幡がオレみたいなのと二人きりでいるとおまえにどんな迷惑がかかるかわからないからなって、言うから我慢してる…」

留美「でも八幡が私の事を心配していってくれているから、ちょっとうれしい///」

雪乃「………」

結衣「むう~」

いろは「完全に気を許してますね…せんぱい、一体この子に何したんですか?」

八幡「べ、別にたいしたことしてないぞ」

いろは「ほんとですか雪ノ下先輩?」

雪乃「…わからないわ。いくらなんでもキャンプの事だけでここまで懐くのは変ね」

結衣「そういえば随分仲がいいよね。お互い気を許しているっていうか…まさかよく会っているの?」

留美「会っているよ」

「「「!?」」」

八幡「お、おい…ルミルミ」

留美「いずれバレることだし早めにいっとこう。
それに八幡はこれくらいで心変わりしないでしょ」

八幡「…まあな」

いろは「どういうことなんですか!? せんぱい!」

八幡「休日はだいたいこいつと一緒に過ごしてる…あっ、勘違いするなよ小町も一緒だからな」

結衣(小町ちゃん知っていたんだ………どうりで最近)

八幡(夜遅い時間三人で出かけることがあったり、たまに家に泊まらせているなんてことはいえない…一切やましいことはしてないが)

留美「八幡は用心深いんだよね。絶対二人きりになろうとしないし、もしもの時のためいつも三人映った写真を携帯で撮ったり、音声までとったりして」

八幡「オレのリスクリターンスキルはハイレベルだからな。
もしもの時のために警戒は十分してる」

結衣「さすがに警戒しすぎじゃ…」

八幡「いやどこでいらぬ疑いがかかるかわからんからな…オレはいいが、ルミルミはそうもいかないだろ。
同級生に見られて変な噂になって学校で嫌がらせやイジメの原因になるかもしれないし」

いろは「………その子の事よっぽど大事なんですね」

八幡「まあな。こいつはオレにとって…特別な存在だからな」ポリポリ

「「「特別!?」」」

留美「八幡///」

雪乃「それってどういう意味かしら? 返答によっては…」

八幡「そ、そのままの意味だ!へ、変な勘ぐりするんじゃねえ!」

結衣「…怪しい」

いろは「………」

雪乃「………まあいいわ…さっきの話によると小町さんがトイレに立ったわずかな時間も?」

八幡「当然だ」

結衣「さすがに心配し過ぎじゃ…」

八幡「いやそんなことないぞ。中学の時小町と買い物していただけなのに翌日学校で小学生と付き合っているとか、ロリコンとか噂されたからな」

結衣「ヒッキーかわいそう………」

いろは「………せんぱい」

雪乃「さすがに気の毒ね」


留美「ほんとバカばっか…八幡の事よく知りもせず、よくそんなことを言えるよね」

結衣「ねえ留美ちゃんかなりヒッキーのこと気に言っているみたいだけど…特別ってヒッキーとどういう関係なの?」

留美「友達…かけがえのない友達」

八幡「そうだオレとルミルミは友達だ。オレの一番の友達だ。…悪かったな黙ってて」

雪乃「そ、そう…」

いろは「友達ですか…」

結衣「よかった…」

八幡「何がよかったんだ由比ヶ浜?」

結衣「う、ううん!何でもない!」

八幡(よし!ウソは言ってないぞ!真相は話してないが)

いろは(友達というのはウソじゃないみたいですけど…どうも引っかかりますね~留美ちゃん、せんぱいともっと距離を縮めたそうですし…)

結衣「じゃあ休日いつもいっていた用事は」


八幡「ああ、予備校かこいつと遊ぶ約束をしているからだ」

結衣「ねえ、だったら私やゆきのんも一緒に…」

八幡・留美「それはダメ(ダメだ)!」

結衣「えっ? なんでどうして!?」

八幡「こいつオレと同じボッチ属性だからな。あまりリア充的な事やリア充がするような長話とか苦手だ。
基本物静かな場所が好きであと四人以上になると気が休まらないと思う…小町はオレと長年過ごしているからボッチとのうまい接し方をマスターしているからルミルミも気にならないしな」

結衣「そ、そうなんだ…」

いろは「残念です…」

八幡「一色そんなこといってほんとはついでにおごってもらおうとか荷物持ちさせようとか企んでいたんじゃねえのか?」

いろは「そ、そんなことありませんよ…な、なにいってんですか…」

雪乃「じゃあ私は?」

八幡「おまえマンガとかゲームほとんど知らないだろ…それに今日見てわかっただろう? ルミルミはオレの悪口聞くと少しムキになるしな」

雪乃「………」

留美「やっぱり八幡優しい…私の事よく理解してくれてる。
前見たゲームキャラみたいに話し合いで解決できると本気で思っていたゆとりのお兄さんとは大違い」

雪乃「プッ!」

結衣「えっ、もしかしてそれって隼人くんのこと?」

いらは「ええー!!葉山先輩の事をこんな風にいう女の子初めてです!!」

雪乃「フフ…フフフ…一色さんそれは違うわ」

いろは「えっ?」

雪乃「私もよ…フフ…フフフ……フグ!」

いろは「………そういえばそうでした」

結衣「留美ちゃんが言っていたゲームキャラってなに?」

八幡「ああ、たぶんFF8にいたドープっていう奴だろ。ガルバディア軍が街に侵攻してきた時、「話合えば分かるさ・・・」と、本気で思っていた奴だな」

留美「侵攻してきた軍が話し合いで出て行くわけがないじゃない。バカじゃないの?」

雪乃「~~~!!!」バンバン

八幡「お、おい…ウケすぎだろ。そんなにツボにはいったのかよ?」

雪乃「フフフ…だって鶴見さんの感想が実に的確だったから…フフフ…」

結衣「わ、笑いすぎだよ…ゆきのん」

いろは(雪ノ下先輩といい留美ちゃんといい…何がそんなにおかしいのでしょうか…葉山先輩と何があったんでしょうか?)

いろは「留美ちゃん葉山先輩と何があったの?」

留美「…余計なお節介をされて状況が悪化するところだった…八幡がなんとかしてくれなかったら、今私はここにいない」

雪乃「あなたは運が良かったわ…私の時はそんな人いなかったから最悪な結果になってしまったのだけど…」

結衣「ゆきのん」

八幡「………」

留美「あの人、昔も同じことしていたの…信じられない」

いろは(えっ、なんですかこの空気? もしかして私だけ置いていかれてませんか?)

いろは(あの葉山先輩がとんでもないことをしたということなんでしょうか…ちょっと信じられないことですが…)

いろは(でも留美ちゃんは軽蔑した表情を浮かべてますし、本当みたいですね…)

いろは(でもせんぱいのおかげでなんとかなって、それが本当ならせんぱいに懐くのも少しわかりますね)

雪乃「あの男は昔から何も変わらないのよ…ほんと余計な事しかしないのだから…話して解決できるのだったら、今ごろイジメの少ない世の中になっているわよ」

八幡「…そうだな」
留美「………」

雪乃「それでそのドープというの人結局どうなったのかしら? 怖じ気づいたのかしら?」ワクワク

八幡「いや、ちゃんとガルバディアの兵士に話し合いで解決しようとしていたぞ」

雪乃「あら、途中で投げ出さないなんて感心ね。口だけではなかったのね。
てっきりどうにもできず最後あきらめるのかと思ったわ。葉山くんのように…」

八幡「…まあ結局相手に話し合いは通じなかったけどな、最後は街を火をつける、といわれた後、「あんたからいくか?」と殺されかけてた」

雪乃「長途半端じゃないだけ葉山くんよりはいいけど、やはり無謀というか考えが甘いわね」

留美「うん。話し合いで解決できていたら世の中戦争なんて起きない」

雪乃「同感だわ。まあ葉山くんは侵攻してきた軍隊に話し合おうとかしないでしょうね。
どうにもできない状況の時は自分の保身を考えて手を出さないから」

いろは「…そうなんですか」

雪乃「ええ、ソースは私」ニッコリ

いろは「………」

八幡「結局話し合いだけじゃ解決できねんだよ…
ドープの奥さんは『私達は信じているの。話し合いで解決出来ないことはないってね。お互いに理解し合えれば、戦いなんて必要ないでしょう?』とか言っていたが…」

雪乃「綺麗事ね。そんなわけないじゃない。
それでドープはどうなったの?」

八幡「主義ややり方が我々と合わないと言って、毛嫌いしていた主人公たちに助けられた」

葉山『どうしてそんなやり方しかできないんだ!』

八幡(あれ、デジャヴ?)

八幡「いまさらだがルミルミ、なんで今日ここに来たんだ? 小町は今日から学校の行事で2~3日くらいいないぞ」

留美「どうしても八幡に会いたくて…」

「「「!!?!」」」

今日はここまで、今度こそ八幡とルミルミが付き合うことになったきっかけのとこまで書きたい
あと、付き合うとかと関係ないけどポケモンに詳しい人ならあのポケモンネタ使う事に感づいている人いるかも

八幡「でもな小町もいないし、ルミルミのお母さんもいない時は会わないと決めていただろ?」

留美「そうだけど…ここなら私と八幡の事を知ってる人いるから大丈夫かなって」シュン

八幡「そうだが…リスクがでかすぎるだろ。おまえはともかくオレはヘタすれば捕まるぞ」

いろは「せんぱいは私達の事をなんだと思っているんですか!」

結衣「そうだよヒッキー!」

雪乃「まるで私達が話が通じない相手と思われているみたいで不愉快だわ…」

八幡「実際ルミルミが説明するまでキモイやロリやら言いまくっていたじゃねえか…スマホを取り出してきたり」

「「「………」」」

留美「とにかく私と八幡は清い関係なんだから、変な邪推しないで。
八幡は絶対『小学生は最高だぜ!』とか言ったりしないから」

結衣「…じゃすいって何?」

八幡「………由比ヶ浜、おまえ小学生以下の学力でよくこの学校に入れたな…」

結衣「キー!」

留美「そういえば八幡達は何をしていたの?」

結衣「ポケモンの事を話していたんだよ!ヒッキーアタシたちにポケモンの名前つけていたから逆にヒッキーにつけていたの」

留美「どんなポケモン?」

いろは「これです」

八幡(スリープ)

留美「ふ~ん、これなんだ」

雪乃「そういえば鶴見さんの名前がついたポケモンいなかったわね…」

八幡「っ!!」ギクッ

いろは「たしかにそうですね…これだけ留美ちゃんと仲がいいのにつけてないのは変ですね?」

八幡「な、何を言っている!それをいったら、オレの両親だっていないだろう!」

いろは「むしろ親の名前いれてる人なんてほとんどいないでしょ」

八幡「………」

留美「………」

雪乃「鶴見さんも自分の名前をつけられてないと知っても反応がないのはおかしいわね…何か隠してないかしら?」

留美「…別に私は八幡にとって特別だから気にしてないだけ」

八幡(お、おい…)

結衣(さっきからヒッキーも留美ちゃんも特別って言ってるけど友達って意味じゃなかったの? よし、小町ちゃんに聞いてみよう)ポチポチ

雪乃「どう特別なのかしら説明してちょうだい?」

留美「他の人より親密で仲がいいということ…いちいち言われないとわからない?」

雪乃「………」イラッ

いろは「やっぱり変ですよ!キャンプの時、何があったか知りませんけど、いくらせんぱいに助けられたからって…
その子なつきすぎです!他にも絶対何かあったんじゃないですか!せんぱい!?」


八幡「べ、別によく一緒にいるから仲良くなってるだけだ。なあルミルミ」ナテナデ

留美「そう…八幡と私は長い時に過ごしたきた。だから他の人より仲がいいのは当然」ギュウウ

八幡「お、おい…そんなに抱きつくな」

八幡(んっ、こいつの胸成長してないか? 前に抱きつかれた時より当たる感触が…前から思っていたが絶対雪ノ下よりあるぞ)

雪乃「…なぜかしら今ものすごく比企谷くんを殺したくなったけど?」

八幡(こいつエスパーかよ!!絶対このユキメノコ、サイコキネシス使えるぞ!!)

雪乃「何か失礼な事考えてないかしら?」ビョオオ

留美「…八幡この人絶対氷タイプ」

八幡「よ、よせルミルミ!奴を刺激するな!殺されるぞ!」

留美「大丈夫。八幡が守ってくれるもん」ギュウ

八幡「ま、まあ…確かに見捨てる気はさらさらないが…だがオレでは奴に勝てん」

雪乃「………」ギロ

いろは「こ、怖すぎです…雪ノ下先輩…まるで私…こごえるかぜをくらったみたいに鳥肌が止まりません…」

雪乃「一色さん今なんて言ったかしら?」ニッコリ

いろは「………あっ」

留美「あっ、ロックオンされた」

八幡「一色…[ピーーー]なよ」

いろは「や、やだなー冗談に決まっているじゃないですか…」プルプル

雪乃「足が踊っているわよ一色さん」フフ…

いろは「せ、せんぱーい!た、助けてくださーい!!」

八幡「相手が悪い………オレには無理だ」

いろは「そ、そんなぁ~」

結衣「えええええー!!!!!」

八幡「ど、どうした!?」

結衣「ヒッキーどういうこと!?」プンプン

八幡「いや、聞きたいのはこっちの方だが…」

雪乃「そうよ、今は邪魔しないでもらえるかしら由比ヶ浜さん。話なら後で聞くから」

いろは「い、いえいえ!結衣先輩があんな大声出すからには何かとんでもないことがあったに違いありません!ゆ、結衣先輩何があったんですか!?」

いろは(この人この巨乳の人に話をさせて自分の危機を逃れようとしてる…)

結衣「いま小町ちゃんにヒッキーと留美ちゃんが特別な関係だと小町ちゃん知ってる? と、メールしたら
『あーバレちゃいましたか…そうですよ!留美ちゃんはお兄ちゃんと将来結婚する予定の嫁候補です!いちおう今は友達以上恋人未満ということになってますけどね…』
って返事きたんだよ」

留美「あ~あ」

八幡「小町の奴…」

八幡(やべ…バレた!!このままだと雪ノ下たちに罵倒された後通報されちゃう~バカバカバカ!小町のバカ!
早まりやがって!特別な関係とは言ったが、こいつらにはオレと留美の関係はとても仲がいい友達で通していたのに………どうしよ~八幡捕まちゃうのォォォ)

いろは「…一体これはどういうことですか? せんぱ~い?」ニッパー

八幡「うお…」

八幡(怖っ!いろはす怖!なんでそんな笑顔で…そんな声出んの? こんなの絶対おかしいよ!)

雪乃「ロリ谷くんもう言い逃れはできないわよ…一体どんな卑劣な手を使って小学生を毒牙にかけたのかしら?
『あの時の恩を返してもらうぜ…体でな!』とかムリヤリ…この鬼畜」

八幡「してねえ!何、オレそんなに性犯罪するような目をしてるの? じゃあ通勤していたら痴漢冤罪で捕まるじゃん!
怖っ!やっぱ働くのって、マジないわ~怖えー!やっぱ専業主婦が一番だな!安全だし!おうち最高!」

結衣「ヒッキーの変態!ロリコン!ペド!そんなに小さい子がいいの!同じ年の子だっていいじゃん!」

八幡「だから…何もやましいことしてねえって!必ず小町かルミルミの母親のどっちかがいるようにしてるからな!」

八幡(はぁ だからこいつらに言いたくなかったんだよ。ちっとも話を聞いちゃくれねえ…)

雪乃「どうかしら? この男、悪知恵だけは働くから鶴見さんをうまく誘導して…」

留美「八幡はそんなことしない!いつも私の気持ちを優先して嫌がる事絶対しないもん!」

結衣「で、でもおかしいよ…小学生と高校生が友達以上恋人未満なんて…」

八幡「だからだよ。世間的なことがあるから俺はルミルミの告白を保留して恋人になってねえんだ。
小町が口を滑らしたが小町とルミルミの両親以外にはルミルミとオレはルミルミの友達の小町のお兄さんという立場にしている。
まあ小町もおまえだったから偽らないで返事返したんだろうな…」

留美「私はいつでもOKなのに…」

「「「!?」」」

雪乃「鶴見さん。そんな迂闊な発言したらこの男に何されるかわからないわよ」

いろは「そ、そうですよ…」

八幡「おまえらな…」イラッ

留美「別にいい。むしろバッチコイ。でも八幡は誠実だから少なくとも16歳になるまではダメだって…」

結衣「なんで16歳?」

雪乃「ま、まさか…結婚できる年齢だから」

いろは「あざといです!せんぱい超あざとすぎます!飽きさせないよううまく結婚まで関係を長引かせてから、いただくつもりなんですね!」

雪乃「鶴見さんが16歳になって、そして結婚してしまえば夫婦!もう何をしようが法律にひっかからない…
なんてせこい手を…さすがペド谷くんね。平塚先生がいっていたとおりあなたのリスクリターンはたいしたものね」

八幡「軽蔑されながら誉められてもうれしくねえ…」

留美「八幡を悪く言わないで!八幡は私の立場や世間体を気にして真剣に考えてくれたの!告白したのだって私からなんだから!」

結衣「こ、告白!!」

いろは「だからって年の離れた子の告白を真に受けた時点でそれは世間でいうとやっぱロリコンですよ!せんぱい合うポケモンはスリープではありません!ロリーパーですよ!」

八幡「げっ!おまえ知ってんのか!」

雪乃「ロリーパー?」

留美「なにそれ?」

結衣「アタシも知らない…」

いろは「スリープの進化系でスリーパーっているんですけど、それを多くの人が昔からネタでロリーパーって呼んでいるんですよ」

結衣「アタシもスリーパーは知っているけど、でもなんで?」

いろは「ポケモン図鑑にこう書いてあるんですよ『ふりこのようなものをもちあるく
こどもにさいみんじゅつをかけてどこかへつれさるじけんがあった』」

結衣「ええー!!」

雪乃「あ、危ないポケモンだわ…」

いろは「それでこいつはきっとロリコンだ!と、どんどん多くのプレイヤーが言いだして、ついには公式まで認めました。
アドバンス版では幼女に襲いかかり、ポケセンでTシャツまで売られて」

結衣「それほんと!」

いろは「はい。マジです」

八幡「………」ダラダラ

雪乃「ロリーパーくん」

八幡「いや連れ去ってねえし!催眠術なんか使えねえし!」

結衣「スリーパーにヒッキーの名前つけよう!」

八幡「よ、よせ…」アセアセ

いろは「…せんぱい年下好きが悪いとは言いませんがさすが低すぎです。ごめんなさい!せめて年下は1歳下までにしてから出直してください!」

八幡「なにこの流れ…どこに告白した要素あったの?」

雪乃「さてと…どうしようかしら小学生に劣情抱く社会不適合者は」

八幡「スマホ取り出すんじゃねえ!オレとルミルミはまだ友達以上恋人未満だ!」

結衣「………でも将来付き合う予定でしょ」

八幡「…………まあな、ルミルミが他の奴を好きになってなければ」

留美「それはない。私は八幡以外の人間と結婚する気ない」キッパリ

結衣「やっぱ付き合う気満々じゃん!」

雪乃「鶴見さんに彼氏ができないよう手元に置いて監視、ころあいを見てゲットするつもりね…なんて男」

八幡「う、うるせえ!最近ポケモンでも『お兄ちゃんキープよ!キープ!』って自分が十歳になった時のため兄にポケモン捕まえさせているじゃねえか!
だからオレは悪くない!」

結衣「こいつ開き直った!」

留美「私はデデンネポジションか…かわいいからいいけど」

結衣「よくないよ!」

いろは「留美ちゃん年上に憧れる気持ちはわかるけど、さすがに4~5歳以上は離れすぎですよ。1~2歳ぐらいにしておいた方が…」

留美「そんなこといったら芸能人はどうなるの? 10~20歳離れていることもよくあるし、中には30歳や50歳以上離れている夫婦もいるよ」

いろは「ぐっ!」

雪乃「そ、それは…」

結衣「た、たしかにそうかも…」

八幡(すごいぞルミルミ!あの三人を黙らせた!同じことをオレが言ってもこうはならない)

留美「八幡に何の恨みがあるの!さっきから八幡の話にろくに耳を傾けようとしないで悪口言ったりして!
もしかして普段から八幡を責めてばっかりしているんじゃない!? 八幡が怒らない事をいいことにイジメないで!!」

いろは「ちょ!」

結衣「べ、別に…イジメてなんか…」

雪乃「そ、そうよ…」

留美「何を言ってもめったに怒らない八幡の優しさをいいことに言いたい放題しているんじゃないの!」

結衣「うっ…」

いろは「そ、それは」

雪乃「………」

雪乃(だって比企谷くんとのあのやり取り心地良いんだもの
比企谷くんも怒らないし…)

留美「あなたたちのことはあまり知らないけど…たしかそこの巨乳の人」

結衣「きょ!」

留美「キャンプの時、見たけどあの縦ロールの人とかにはどちらかというと控えめというか少し発言を気にしていた感じだった。
同じグループにパネーとか騒がしい人いたけど、他の人が文句言うまでうるさいと言ったりしないで苦笑いをして見ていただけだった。
そんなに周りに気を使うことができるのになぜそれを八幡にしないの?」

結衣「そ、それは…」

留美「気を許してるって聞こえはいいけど、だからっといって何を言ってもいいわけじゃない」

結衣「うう…」

留美「なぜキモイとか軽々しくいうの? それで八幡が傷つくと思わないの? 八幡の気持ち考えて言っているの? もっと人の気持ちを考えてよ!」

結衣「っ!?」

雪乃「つ、鶴見さん…ちょっと言い過ぎよ」

八幡(留美…もしかして小町から聞いて)

留美「よくいうよ。さっきから八幡に言いたい放題言っていたくせに」

雪乃「…っ」

留美「この人がダメで八幡ならいいっていうの?」

留美「それって差別じゃない」

雪乃「!?」

いろは「…たしかに私達はせんぱいに言い過ぎましたけど…なら理由を…理由を聞かせてください!
どうしてそこまでせんぱいを信じられるのか!なぜせんぱいを好きになったのか教えてください!」

留美「………それは」

八幡「一色…」

いろは「っ!? は、はい…」ビクッ

「「えっ?」」

いろは(せ、せんぱいの声がいつもと違う…も、もしかして怒ってる…)


八幡「おまえ留美の保護者なのか先生なのか? どうしてそんなプライバシーに関わる事を聞く必要がある?」

いろは「っ」

八幡「誰にだって人に言いにくいことや話したくないことがある…そうだろ?」

いろは「で、でも…」

八幡「しつこいんだよ!さっきから人をロリコン呼ばわりしやがって!黙ってろ!」

いろは「………」シュン

留美「もういいよ八幡…私を庇うためにわざと憎まれ役しないで」

八幡「だ、だがよ!おまえにとってあんなこといいたくないし、思い出したくもないはずだ!」

留美「ありがとう八幡…やっぱり優しいね。こんな状況でも自分より私を守ることを優先するなんて、ヘタすると悪い噂を流されて八幡が学校に居づらくなるかもしれないのに…」

いろは「しません!そんなこと!」

留美「…そう」

結衣(ヒッキー…この子のことそんなに大事なんだ)

雪乃(あんなに私たちから責められても怒らなかった比企谷くんが本気で怒るなんて…鶴見さんによぽどのことがあったようね)

留美「…やっぱり私が話す。このままだと八幡が悪者にされるし」

八幡「無理して話す必要がない…それにオレはいつもこんな扱いだから気にしねえよ」

「「「っ!?」」」

留美「八幡が私を守りたいと思うように私も八幡を守りたいの。
お互いを助け合うのは親友でも恋人でもすることでしょ」

八幡「…ありがとな…でも辛かったらいつでもやめていいからな…」ナデナデ

留美「うん♪」

留美「別に悪いことだけじゃなかったし///それにこの人達に話すことでメリットがあるし」クス

八幡「メリット?」

いろは「ごめんなさい…せんぱい」

八幡「…いや、オレもきつくいいすぎたかもな」

いろは「いえ、私も事情も知らずに軽々しく聞き過ぎました…せんぱい怒っていても私ができるだけ傷つかないように言葉を選んでいたじゃないですか。
出ていけ!とか、もうここに来るな!とか、顔も見たくねえ!とか言いませんでしたし」

八幡「………」

結衣「ヒッキーごめんね!アタシの方こそ普段からヒッキーの気持ち考えてなかった!
自分の気持ちを押し付けるだけでヒッキーの事理解してなかった!理解しようともしてなかった!」

雪乃「比企谷くんちょっと……いえ、かなり言い過ぎたわ…これからはもう少し気をつけるわ」

八幡「あ、ああ…」

八幡(こいつらがオレに謝るなんてなんだか調子狂うな…)

留美「私が八幡にゾッコンになったのは命を守ってもらったから」

なかなか思ったように文が書けなかったけど、エタるよりはましなので投稿しました
残りも下書きしてあるのですが、留美がいろはたちに説明するシーンとかなので長すぎないよう文を削ってます。でも短いと説明不足になるし、ほんとやりづらい

投稿します…雑とか説明不足になるかもだけどエタらないうちに一気に完結させることにしました
エタらないようラストまで展開を決めてからスレ立てしていたけど時間がたつとモチーベーション低下していって、さらにこの話はこうやって終わらせるという固定概念に捕らわれて楽しく書けない思うどおりに書けずなかなか投稿できなくなった
やる気がなくなる前に1~3日で全部書いた方がいいねSSは私の場合、これで八幡×留美は終わりです、エタらないうちに八陽を完結させないと…あとセフィロスも

雪乃「なんですって!?」

いろは「命を…」

結衣「まさか!サブレを助けたみたいに?」

八幡「お、おい…それは大げさだろ? オレは策を練っただけで直接助けたわけでは…」

留美「でも八幡がいなければ私こんなに平和に暮らせていない!八幡があの方法考えてくれたおかげで以前と変わらない…ううん、幸せな日々おくれている」

結衣「えっ? どううことよくわかんない?」

留美「………小学生連続殺人事件」

結衣「それって!」

いろは「何ヶ月前まで千葉で幼女を殺していたという…」

雪乃「幼女を拉致して、わいせつな行為をした後、[ピーーー]というあの胸くその悪い事件ね…」

留美「その犯人に私は狙われていたの…」ブルブル

「「「なっ!?」」」

八幡「…大丈夫か?」ギュ

留美「…うん」

留美(不思議…八幡が手を握ってくれただけで心が落ち着いてくる…)

「「「………」」」

留美「…初めは私が犯人に追いかけられていた所を偶然八幡が気づいて助けてくれたの」

八幡「あの野郎…周りに誰もいないと思って留美を連れていこうとしたようだがオレには全く気づいてなかったみたいでな…すげー驚いていたわ。
まさかこんなところでステルスヒッキーが役にたつとは思わなかったぜ」

結衣「ヒ、ヒッキー…」

雪乃「…あなたの存在感の無さが鶴見さんの危機を救ったのね」

いろは「でもそのおかげで留美ちゃんが助かってよかったです」

留美「あの時、八幡がいなかったら、私は連れて行かれたあと殺されていた…」

八幡「…オレは留美を連れてそこを離れた。すぐ人どおりの多い道に行き、つけられている可能性も考えてすぐに家に向かわず
デパートでわざとあっちこっち移動してから他の客と紛れてから遠回りして帰った」

いろは「警察に電話しなかったんですか?」

八幡「普通の犯人ならそれでよかったんだが…あの腐れ外道は警察の捜査をかいくぐりながら十人以上の………
とにかくヘタに通報してもうまくかわされてしまう…」

結衣「そんな…」

いろは(せんぱい、留美ちゃんの事を気にして…殺されたとかの言葉を避けましたね)

八幡「俺は無事、留美を家に届けた後、留美の母親が来るまで待っていた」

結衣「ヒッキー偉い!」

いろは「やっぱりせんぱいは優しいですね!」

雪乃「なるほど…あなたの言っていた策はこのあと考えつくのね」

八幡(知ってる奴が異常犯罪者に狙われていると知ってほっとけるかよ…)

八幡「そうだ…帰ってきた留美の母親がオレを見て驚いた顔が今でも忘れられない」

雪乃「犯罪者と間違われてしまったのね…」

留美「お母さんたら…私が知らない人を家にいれるわけないのに」

留美「そして八幡とお母さんと一緒に作戦立てて、その後犯人は逮捕されたの」

結衣「どんな方法?」

八幡「最初オレは一番安全なプランAをおすすめしたんだが…」

いろは「どんな作戦なんですか?」

雪乃(プランA…ということは他にも考えていたのね)

八幡「引っ越し」

結衣「ええー!!」

いろは「ひ、引っ越し…」

雪乃「なるほど…問題の解決ではなく解消が狙いだったのね」

八幡「ああ、そうだ。北海道か九州にでも引っ越せばさすがの犯人も狙って来ないだろう」

いろは「……たしかにそうですけど…」

雪乃「それでは犯人捕まらないじゃない。それは逃げているだけだわ」

八幡「別にいいだろ逃げたって、一般庶民がそんな凶悪犯と戦わないといけない義務も責任もない。
それに逃げた方が生き残る確率が一番高いだろ」

結衣「だ、だけど!仲の友達とかと離れるんだよ!そんなの寂しいよ…」

留美「全然。そんなの一人もいないし」キッパリ

結衣「………」

八幡「こういう時ボッチて身軽でいいよな…何者にも縛られず、誰も縛らず自由に生きれる。やっぱボッチ最強だわ」

留美「うん♪」

いろは「………」

留美「でも今、私には八幡がいるからボッチじゃない///」

八幡「ああ、それと小町もな」

留美「うん♪」

雪乃(ほんと…仲がいいわね
それに鶴見さんもすっかり比企谷くんと同じ価値観に…)

雪乃「なら、なぜプランAを使わなかったの?」

いろは(そうなれば…せんぱいと大仲良しにならなかったのに…)

八幡「オレの話を聞いてルミルミの母親も娘の身の安全のため警察に通報した後、引っ越そうと考えていたがルミルミがそれを拒否してな…」

留美「八幡と会えなくなるのは嫌…」

いろは(この子…そのころからすでに…)

八幡「オレと留美の母親が何度も説得したがな…留美の決心は変わらなかった…」

八幡「その後、三人でいろいろ話し合った結果プランCを実行することにした」

結衣「プランC?」

いろは「Bはどこいったんですか?」

留美「後で説明する」

雪乃「それでプランCはどんな作戦?」

八幡「まず、警察にすぐ通報しなかった」

結衣「えええええー!!」

いろは「なんでですか!?」

雪乃「正気とは思えないわね」

八幡「今の世の中は警官も殺人とかいろいろやっているしな…
特にひどいのは警察に助けを呼んだのに駆けつけた警察は犯人でなく助けを呼んだ人を間違えて取り押さえた…その直後その人は犯人刺し殺された」

結衣「…それ知ってるアタシもニュースで見た」

八幡「留美を助けた直後、オレが警察に通報しても犯人と間違えられて捕まって連れて行かれる可能性もありそうだ…
そうなったら留美は一人きりになって余計に危ない」

雪乃「………そうね」

いろは「………否定できませんね」

八幡「……他にも理由はある。とりあえず話が進まないから最後まで聞け」


留美「犯人の警戒心を弱めるため…警察が動いたらしばらく雲隠れするかターゲットを別の子を変えて殺した後、再び私を殺しに来るかもしれないから」

八幡「そうなったらいつ狙われるかわからないからな…」

八幡「長引けば長引くほどルミルミの心が恐怖でまいってしまうからな…早くかたをつけたかったんだ」

留美「それで八幡は私が親にまだ言っていないか、親が薄情だからまだ警察に言ってないと犯人に思いこませるため通報しなかったの」

結衣「ちょっと待って!それって自分を囮にしたということ!」


八幡「…正確には違うが間違ってもいない。由比ヶ浜、後で質問は受け付けるからルミルミの話を聞いてやれ」

結衣「…わかった」

留美「翌日私はある程度人がいる道を歩き、髪型とメガネで見た目を変えた八幡はステルスヒッキーを使って、もし私が襲われてもすぐ来れる所に隠れていた。
お母さんは八幡から連絡いったら、警察に通報して、ある場所に警察に来るようにしておいた。
念のため私には防犯ブザーやGPSなどを身につけて」

留美「犯人が私をつけてきたと八幡が気づいたら私とお母さんにメールをする。
私は指定された場所に移動する」

留美「そこは多くの子供が集まる公園。子供の私が向かってもおかしくない」

八幡「奴は誘導されて公園に来た時、目移りするはずだ。自分の守備範囲の幼女もたくさんいるからな」

雪乃「さっきの言葉はそういうことだったのね」

八幡「そしてその場所に向かう前からルミルミの母親に○○公園に怪しい男が向かっているのを見かけたっと
警察に連絡させているから警察もほぼ犯人と時間差なくやってくる」

八幡「あらかじめ服装も報告してあるから駆けつけた警官たちによって犯人は逮捕されたということ」

結衣「留美ちゃんが好きになるわけだね…ヒッキーに命を助けられたなら…」

結衣(ヒッキーすごいな…アタシにはこんなこと思いつかないよ)

いろは「そうですね…もし私が小学生だったら確実に狙われていたので留美ちゃんの気持ちよくわかります…」

いろは(せんぱいって、ほんと便りになるな…凶悪犯から女の子を守るなんて)

雪乃「何も知らない子供達を利用するのはちょっと思う所はあるけど…よくやったわ比企谷くん。
たしかにあなたのおかげで鶴見さんは救われたわ」

雪乃(悔しいけど…私にはこんな妙案は浮かばないわ…)

八幡「…ありがとよ」

留美「わかったでしょ八幡は私にとって命の恩人でヒーローなの!好きになって当然!」

八幡「それは大げさだろう…オレが直接犯人を倒して捕まえたわけじゃない…上条さんみたいに命がけで魔術師とかを相手に拳でそげぶして倒したりしたわけじゃねえから」

留美「助けられたことには変わりはない!それだけじゃないキャンプやクリスマスイベントでも八幡は私を助けてくれた!」

八幡「留美…」

留美「八幡…」チュ~

「「「!?」」」

八幡「…だからキスはダメだと言っただろう。あと四年は絶対ダメだ」サッ

留美「む~」

「「「………」」」ホッ

いろは「さ、さっきの話の続きですが!それならスーパーとかでよくないですか?」

留美(………ちっ)

結衣「たしかに」

八幡「たしかに犯人を捕まえるだけならそれでよかったんだが世の中そうもいかないからな」

雪乃「どういうことかしら?」

八幡「無事犯人捕まっても留美は犯人に狙われたかわいそうな子というレッテルがついてしまうからだ」

八幡「そうなると学校で嫌な視線や噂をされてしまう」

「「「あっ!?」」」

八幡「されていないのに体触られたとか変なことされたとかな…
残りの小学時代がそれだとかわいそうだろ…中学いっても同小から噂されて広がってイジメや嫌がらせのターゲットにされる可能性がある」

八幡「だからそうならないよう配慮しなくてはならなかったんだ」

結衣「それがスーパーではなくたくさん子供がいる公園に誘導した理由なの?」
八幡「ああ」

いろは「どうしてですか?」

八幡「木を隠すなら森」

雪乃「なるほど…そういうこと」

結衣「ゆきのんはわかったの」

雪乃「大体はね…でも細かい所まではわからないわ」

八幡「ああいう変態鬼畜ペド野郎の動機なんて大体こうだ『かわいい女の子なら誰でもよかった』」

結衣「なっ!!」

八幡「奴は絶対ルミルミでなければいけない理由は特にないんだ。
ルミルミが狙われたのだって美少女だったからでそれ以外特に理由がない」

留美(美少女///)

八幡「だから警察も犯人は公園にいる子供達の誰かを狙っていたと思わせ、ルミルミが狙われていたと思わせないようにしたわけだ」

いろは「誰がターゲットにされていたか警察にわからないようにしたんですね」

八幡「ああ、留美が集中的に事情を聞かれるのではなく公園にいた全員が事情を聞かれるから、誰も留美が狙われていたと断定できないだろう」


留美「八幡は私の命だけでなくその後の生活や人生を守ってくれたの!私がこうして幸せにいられるのも八幡のおかげ!」ギュ

八幡「だから大げさだっつの、それでも絶対学校の連中がちょっかいかけてこないとは限らなかったんだぞ」

留美「でも八幡がそうしてなければ、私学校で不愉快な目にあっていたんでしょ」

八幡「…そうだな。90%の確率で」

留美「…そんなに高いんだ」

八幡「人間っていうのは陰湿だからな…人に嫌がらせやイジメをするネタを探していたり、おまえみたいな美少女だと妬みや嫉妬を抱いている女子もいるだろうしな…」

留美「でもそうならなかった…これも全て八幡のおかげだよ本当にありがとう…」

八幡「ああ」

いろは(そこまでその子の事考えて…そこまでされたらベタボレするのも仕方ないじゃないですか!!)

結衣(ヒッキーそこまで考えていたんだ…もしアタシが小学生だったら同じように守ってくれたのかな…どうしようますますヒッキーが好きになりそう)

雪乃(比企谷くんは鶴見さんの命と人生救った…けして褒められるやり方じゃないけどそのおかげで鶴見さんは救われた…
私ももっと臨機応変に考えなければいざという時、誰も助けられない…もっと視野を広げないと…)

雪乃「それにしても…なぜあんなに警察の捜査をうまくかわしていた犯人が比企谷くんの策にひかかったのかしら?」

結衣「そういえばたしかに」

八幡「一つはオレのステルスヒッキーの性能のおかげだが、前日に警察に通報や被害届を出していなかったことが吉になったんだ」

いろは「ど、どういうことですか!?」

留美「犯人の仲間が警察内部にいたの」

「「なっ!?」」

八幡「今まで仲間が被害届が来たことや見回りルートなどを教えてきたからなかなか捕まらなかったんだ」

雪乃「犯人は仲間から鶴見さんの被害届や通報が来なかったことを聞かされて安心していたのね…あるいは被害届を出される前に犯行を起こしたかった」

八幡「そういうことだ」

雪乃「もし犯人が誘いにのらなかったらどうしていたのかしら?」

八幡「1~2回やって誘いにのらなかったら警戒してのってこないかバレているんだろうと考えてプランBかDにうつるつもりだった」

結衣「プランB?」

雪乃「プランBはそれはどんな…?」

八幡「それは…」

留美「私が八幡の家に居候すること」

「「「なん…だ……と…」」」

八幡「だがそれだと犯人の対象年齢ではないとはいえ小町に危険がくるかもしれない…絶対狙われないとは限らないからな…なのでこれは微妙だ」

八幡「逆にオレが留美の家に居候するのもあったけど…さすがにそれは…」

留美「私は気にしないのに…」

八幡「オレが気にするわ…まあ犯人が早く捕まったから取り越し苦労だったけどな。
それにオレが毎回小学校に迎えに行くのもな…集団下校があったとしてもその後ろから目の腐った男が、ついてくるのはどうみても怪しいだろ」

結衣(それは否定できないかも…)

八幡「それにこのプランは長期戦だからリスクもある…結局警察が犯人捕まえるまで待たないといけないからな」

八幡「これに近いやり方は被害者の中にやっていた人もいたもいただろう…それでもダメだったんだ」

八幡「いくらオレがプロボッチで人の視線や気配に敏感とはいえ…警察になかなか捕まらないあんな凶悪犯にいつでも気づけるとは限らない」

八幡「だから一番安全なプランAがおすすめだったんだ」

雪乃「プランDは?」

八幡「家に引きこもる」

いろは「えっ」

八幡「犯人が捕まるまで家にずっと引きこもる!雨戸もしめきって、できればセコムに入ったり、家の外に大型犬を飼うとかな…
Bより安全度高いが先で学校とかの問題がな…これやるくらいならプランAが正直いいだろ」

寝落ちしちゃった…とりあえず誤字修正
>>22
誤。八幡(ま、ま、ま、ままままままずい!?ビネーガピーンチ!!!!!)

正。八幡(ま、ま、ま、ままままままずい!?ビネガーピーンチ!!!!!)


>>73
誤。八幡(スリープ)

正。はちまん(スリープ)

>>81
誤。いろは「だからって年の離れた子の告白を真に受けた時点でそれは世間でいうとやっぱロリコンですよ!せんぱい合うポケモンはスリープではありません!ロリーパーですよ!」

正。いろは「だからって年の離れた子の告白を真に受けた時点でそれは世間でいうとやっぱロリコンですよ!せんぱいに合うポケモンはスリープではありません!ロリーパーですよ!」

>>100
誤。結衣「えっ? どううことよくわかんない?」

正。結衣「えっ? どういうことよくわかんない?」


>>106

誤。留美「翌日私はある程度人がいる道を歩き、髪型とメガネで見た目を変えた八幡はステルスヒッキーを使って、もし私が襲われてもすぐ来れる所に隠れていた。
お母さんは八幡から連絡いったら、警察に通報して、ある場所に警察に来るようにしておいた。
念のため私には防犯ブザーやGPSなどを身につけて」

正。留美「翌日私はある程度人がいる道を歩き、髪型とメガネで見た目を変えた八幡はステルスヒッキーを使って、もし私が襲われてもすぐ来れる所に隠れていた。
お母さんは八幡から連絡いったら、警察に通報して、ある場所に警察に来るようにしておいた。
念のため私には防犯ベルやGPSなどを身につけて」

>>109
誤。八幡「だから警察も犯人は公園にいる子供達の誰かを狙っていたと思わせ、ルミルミが狙われていたと思わせないようにしたわけだ」

正。八幡「だから警察にも犯人は公園にいる子供達の誰かを狙っていたと思わせ、ルミルミが狙われていたと思わせないようにしたわけだ」

>>112
誤。八幡「これに近いやり方は被害者の中にやっていた人もいたもいただろう…それでもダメだったんだ」

正。八幡「これに近いやり方は被害者の中にやっていた人もいただろう…それでもダメだったんだ」

雪乃「そういえばなぜ私達に教えてくれなかったの? いってくれれば協力していたわ」

いろは「私もそんな外道な犯罪者許せません!」

結衣「そうだよ!ヒッキーなんで!」

八幡「あのな…いくら犯人の対象年齢が小学生だからって、そんなやばい凶悪犯の事件におまえらを巻き込めるか」

「「「………」」」

留美「他にも八幡はいろんな作戦を私のために考えてくれた…
両親以外でこんなに私の事を心配してくれて、一生懸命になってくれて、すごくうれしかった」ギュ

八幡「………」ナデナデ

(((いいな~)))

雪乃「…も、もし犯人がいつまでも捕まらなかった時はどうするつもりだったの」

留美「そうなったら最終手段を使うって八幡はいっていた」

結衣「最終手段?」

八幡「ああ、正直使いたくないし…ある意味バクチに近い…ていうか怖い…関わりたくねえ…」

いろは「それは…いったい?」

八幡「雪ノ下さんに頼ることだ」

雪乃「…納得だわ」

八幡「あの人が…いや魔王が…その気になればいくら大犯罪者でもなんとかしてくれそうな気がする…
ただあの人は知らない人間がどうなろうがどうでもいいと考える冷たい人だからな」

一色「ええー!!そうなんですか!!」

雪乃「そうよ…比企谷くんが躊躇するのもわかるわ…あの人ならどんな状況でも楽しんで場をわざと場をかき乱す事もしかぬないわ…」

八幡「味方になれば心強いが…もし敵になれば確実にゲームオーバーだ…」

雪乃(姉さんなら…『比企谷くんは雪乃ちゃんのモノだから、この子(留美)がいると邪魔だな~
よしっ!消えてもらおう♪』とか考えて犯人に鶴見さんを殺させかぬないわ)ゾクッ

八幡「あの人なら意味もなくわかっていながら、わざと留美のトラウマをいじるような事とかやりかぬないし…助ける代わりにとんでもない条件をいいだしてきそうだ…」

留美「………」


結衣「と、とりあえず陽乃さんに頼らないですんでよかったじゃん!」

いろは「そ、そうですよ!」

いろは(なんだかあの人に会うのが怖くなりました)ブル

留美「雪ノ下さんって人…そんなに怖いんだ」

八幡「ああ…ほとんどの人が気づかないが本性はかなり恐ろしいぞ…」

留美「ほんと、人は見かけによらないからね………私もその人と関わりたくない」

結衣「………」

いろは「………」

雪乃「そうね…」

結衣「ねえ、留美ちゃん聞いてもいいかな?」

留美「……なに?」

結衣「………いつ…ヒッキーに告白したの?」

八幡「ちょ…おい、まて!」

結衣「ヒッキーはちょっと黙ってて!今、留美ちゃんに聞いているの」

八幡「………」

「「…」」ゴクッ

留美「犯人が捕まった翌日」

「「「!?」」」

留美「私の様子を見に家に八幡が来て、最後のアドバイスをくれた時」

いろは「どんなアドバイスですか?」

留美「もし何かあったときのため信頼できる彼氏か旦那をつくっとけよ。おまえ将来美人になるからモテるだろうし相手も見つかるだろう…
結婚して名字変わっていればあのペドが出所しても気づかれる可能性減るし、何かあっても守ってくれるだろっと」

雪乃「比企谷くん!」

結衣「ヒッキー!」

いろは「せんぱーい!」

八幡「な、なんだよおまえら…オレはただ留美の心配をして…」

結衣「さっきから思っていたけど留美ちゃんの呼び方あだ名から下の名前に変わっているし!」

八幡「し、仕方ねえだろ…あの事件の事話すのにルミルミといっていたら変だろ」

留美「そして私は告白のチャンスだと思って両親の前で告白したの」

雪乃「だ、大胆ね…」

留美「お母さんもお父さんも大賛成してくれた!」

いろは(自分の娘のためいろいろがんばってくれたせんぱいなら気にいるでしょうね…)

留美「むしろお父さんは八幡くん以外の男など信用できるかぁ!!留美の旦那さんは八幡くんしか認めん!!と暴走した」

雪乃(最愛の娘があんな危ない事件に巻き込まれていたら、そう思うのも無理はないかもしれないわね…)

八幡「オレはパニックっていたな…初めてマジ告白された相手が小学生で、しかもそこはその子の家で、その両親が目の前にいて、結婚を前提にした付き合いまで申し込まれて…頭が働かなかった」

いろは「それでOKしちゃったんですか?」ギロ

八幡「な、なに怒ってんの…おまえ」ビクッ

八幡(なんか怖いんだけど…)

結衣「ヒッキー…」

留美「八幡はオレなんかよりいくらでもいい男いるだろうとか、それは勘違いだ吊り橋効果によるものだ、とかいってきたけど
私は「大好き!」とか「愛している!」とか「八幡以外の男と付き合う気はさらさらない!」とか、私の本気の気持ちを八幡にぶつけて告白した」

雪乃「す、すごく積極的ね…」

雪乃(この子も私には持っていないものを…強さを持っているのね………私には無理だわ)

結衣(留美ちゃん…すごい)

いろは(大人しそうな見た子なのに…まさかここまでせんぱいを攻めていたとは思いませんでした)

留美「お父さんとお母さんも応援してくれた『君は娘の未来を救った男だ!』『あなたなら安心して娘を任せられる!』と、盛り上がっていた」

八幡「…オレは専業主婦を夢に持つようなボッチ男ですよっといっても『かまわん』とか『それがどうしたの?』とか即答してきたしな…」

結衣「ヒ、ヒッキー」

八幡「オレなんかのためにそこまで本気の気持ちをぶつけられたら、年齢とか世間体とかを言い訳にするのは失礼だと思ったんだ…
オレはそのころ恋愛感情はなかったが留美が好きか嫌いかといわれたら、
………好き…だったしな…」

留美「八幡♪」

「「「………」」」

八幡「だが気持ちはどうあれ、ガチで付き合ったらマジでやばいからな…少なくとも留美が16までは親友でいようと決めたんだ…」

留美「そして今にいたる…」

「「「………」」」
八幡「まあこいつはオレと同じボッチ属性で相性いいし、年の割に落ち着いているからうるさくないし、かなりの優良物件だと思う」

留美「八幡大好き」(つ・ω・)つダキ


八幡「ん~」ヨシヨシ

雪乃(これはまずいわね…)

結衣(このままじゃ留美ちゃんエンドになっちゃうよ!)

いろは(留美ちゃんいいな~私もせんぱいに抱きつきたいです!)

雪乃「……鶴見さん少し相手を選ぶのは早すぎじゃないかしら? あなたなら将来美人になっているだろうし」

結衣「そ、そうだよ!平塚先生と違ってまだ慌てる時間じゃないよ!」

いろは「こ、これからいくらでもかっこいい人見つかりますよ!」

八幡(なんでこいつらこんなに必死なの?
そうか!カースト最下層でボッチであるオレが先に彼女持ちなのが気に食わないんだな!)

留美「私は八幡が好きなの。私が八幡以外の男と付き合うなんてありえない」

「「「!?」」」

八幡(ルミルミ…)

留美「それに私は八幡の優しい心を好きになったんだから見た目とかどうとか関係ない。
それに見た目なんてあてにならない…中身はとんでもない奴かもしれないし…」

結衣「え?…それってどういうこと?」

八幡「…あの犯人は全く犯罪起こしそうに見えない見た目をしていたんだ」

結衣「ウソ…ほんとに」

いろは「あんな悪魔のような犯罪を犯していて…」

八幡「まあ雪ノ下さんの強化外骨格さえも見抜けるオレの観察眼は一瞬でウソくせえーとわかったけどな」

雪乃「そうよね」

いろは「そういえば犯人は未成年だったんですよね。どんな感じだったんですか?」

八幡「…そうだなオレを…いや材木座を真逆にしたような感じだな…」

結衣「そうなんだ…」

雪乃「たしかに犯罪起こしそうに見えないわね」

いろは「………」

留美「あの事件以来…八幡とお父さん以外の男の人が苦手になった…
小さい男の子を見ても、これが成長したらあの腐れ外道みたいに強姦した後、何人も[ピーーー]ような人間に育つのかもしれないっと、思うようになった」

いろは「そんな怖い目にあっていたんですね…ごめんなさいそうとも知らずいろいろ聞こうとして…」

雪乃「そうね私も軽率だったわ…ごめんなさい鶴見さん」

結衣「アタシもごめん!留美ちゃんがそこまでヒッキーの事好きだと認めないで留美ちゃんとヒッキーにひどいこといって!
アタシにできることあるならなんでも遠慮せずいってね!」

雪乃「そうね。私もせめてもの償いで一つだけならお願いを聞いてもいいわよ」

いろさ「私もです!なんでもいってください」


留美「…後で取り消すとかなしだから」

結衣「もちろん!」

雪乃「私は虚言をはかないわ」

いろは「できる範囲なら問題ありません」

留美「じゃあ八幡と私の恋を応援して」クス

雪乃「!?」

結衣「へっ?」

いろは「なんですっと!?」

八幡(なるほど…そうきたか)

留美「そんなに難しいことじゃない。私と八幡の関係がバレないようにフォローしたり、八幡に私以外の女が恋人になろうと近づいてきたらガードしたり、
小町を入れた三人で楽しく遊べるイベントとかの情報を教えてくれたりするだけだから」

結衣「で、でも!」

留美「私には八幡しか心を許せる男の人がいないの…そのへんにいる男の人たちだって心の中では何考えているかわからないし
中にはあの犯人みたいな人もいるだろうし、今は大丈夫でも後からなる人だっているかもしれない…」

いろは「そ、それは………そうかもですけど」

留美「なんでもっていたよね? まさか危うく殺されそうになったかわいそうな私を助けてくれた命の恩人八幡との仲を邪魔をしたりなんてひどいことしたりしないよね?
両想いの二人の仲を引き離すようなひどいこと優しいお姉さんたちならしないよね?」

雪乃「っ!?」

留美「小町から聞いたけど雪ノ下さんは虚言やウソ吐かない人だよね。
だったらさっき自分でいったことちゃんと守ってくれるんだよね」クスッ

雪乃(………やられた…これが狙いだったのね…この子)ギリッ

雪乃(彼女の狙いは今のお願い以外にももう一つあったのだ…)

雪乃(私達に比企谷くんの事をあきらめさせること…)

一気に終わらせるつもりだったのに終わらなかった…自分では昨日寝落ちしなければ完結できるはずだったのですが
それが今日の夜中でも終わらなかった…なのでもう少しだけこの話続きます。やはり急いで投稿したからテンポとか文がますます思いどおりになってない気がする…
下書きなくなったから今日はここまで

>>117
誤字修正
× 雪乃「そうよ…比企谷くんが躊躇するのもわかるわ…あの人ならどんな状況でも楽しんで場をわざと場をかき乱す事もしかぬないわ…」

○ 雪乃「そうよ…比企谷くんが躊躇するのもわかるわ…あの人ならどんな状況でも楽しんでわざと場をかき乱す事もしかぬないわ…」

深夜再放送の遊戯王見て投稿遅れました…久しぶりに闇バクラの狂気に満ちた笑い声を聞いて楽しめたw
ポケモンのサトシと同じ声だからギャップがあっておもしろい。闇バクラ「ゾクゾクするぜ…貴様等のおびえ惑う姿を想像しただけで体に震えが走る」

これで八幡×留美は終わりです、次はいい加減八陽を完結させないと…セフィロスも
最近古いゲームを最初からプレイして2つネタが浮かんでその一つが八幡×留美なのでそのうち短編で書くかも

雪乃(今のお願いを聞いてしまえば私達はもう比企谷くんに好意を伝えることができなくなってしまう…)

雪乃(断れば比企谷くんに薄情者に思われてしまうだろう…比企谷くんからしたら鶴見さんのお願いは簡単なものに思えるからだ…
いや、比企谷くんに限らず比企谷くんに恋愛感情持たない人達からしたら、たいした手間もかからない簡単なお願いなのだから…)

雪乃(逆に比企谷くんが好きな女の子からしたらとても嫌なお願い…)

雪乃(だけど今の鶴見さんの悲しい話を聞いた後、断れば比企谷くんに薄情な人に思われるだろう………
なぜなら先に言い出したのは私達の方だからだ。なのに殺されかけた小学生の簡単なお願いを聞かなかったら比企谷くんに失望されるかもしれない…)

雪乃(比企谷くんに鶴見さんは私達がこう言い出すのを待ってから、このお願いを言い出したのよ!比企谷くんを他の女に奪われないようにするための鶴見さんの策略よ!
っと、言っても信じないだろうし…鶴見さんをとても大事にしている比企谷くんは怒るだろう…)

雪乃(いまここで…私や由比ヶ浜さんが比企谷くんに告白しても心に深い傷を負った小学生から大事な人を奪おうとする泥棒猫か人の幸せを壊す悪女…
自分の事しか考えてない自己中でワガママで身勝手な女にしか見えないわね…)

雪乃(それ以前にこんな話を聞いた直後その相手から男をとろうとする行為は人としてどうかしているわ…)

雪乃(お願いを聞くか聞かないかの問題ではなく、このお願いの内容を聞いてしまった時点で鶴見さんの勝ちは決まっていたのね…)

雪乃(全てこの子の思いどおり…私達はこの子の手のひらの上で踊らされていたにすぎなかったのね…)

雪乃(少しずつ比企谷くんと仲良くなって手をつないでみたりするのも難しくなり…告白することも封じられてしまった…)

雪乃(鶴見さんが比企谷くんを好きになったきっかけを話す前にいっていたメリットはこのことだったのね…)

雪乃(自分の不幸な出来事を語り、私達に同情させ、罪悪感を強くさせた…
そして私達が言い出すのを待ってからを頼み事を言う。
私達を鶴見さんと比企谷くんの関係を守るヘルパーにすると同時に比企谷くんと恋人になるチャンスを奪ったのね…)ギリッ

雪乃(鶴見さんと比企谷くんの事情を知らなければ比企谷くんと仲良くなろうとスキンシップしても告白しても知らなかったですむけど知ってしまえば軽々しい行動できなくなるから………)

雪乃(まさか今日学校来たのも比企谷くんに会いに来ただけでなく…これを狙って(?)

雪乃(いやさすがにそこまでは………でも敵情視察くらいは考えていたかもしれないわね………
そして機会があればと…)

雪乃(私達が比企谷くんを通報するような人物でないことも見抜いた上の行動…
仮に通報した所で小町さんに感づかれて恨まれるだけで)

雪乃(もう…私には勝ち目ないわね)フッ

結衣(えっ…………あれっ……もしかして…アタシたち………はめられた…?)

いろは(な、なんて…おそろしい子………小学生でありながらこの知力と計算高い言動…なんなんですかこの子は!?
これじゃあ私…せんぱいとこれ以上親密になることができないじゃないですか………ただでさえせんぱいは難攻不落なのに……)

いろは(仮に約束破ってせんぱいの体に密着しても、せんぱいは私に軽く注意するだけですみますけど…結衣先輩と特に雪ノ下先輩は…)

雪乃『一色さんあなた比企谷くんにくっつきすぎじゃないかしら? あなたも鶴見さんの話を聞いていたでしょ。だから今すぐ比企谷くんから離れなさい)

いろは(…真面目な雪ノ下先輩の事だから見逃してくれないでしょうね…
ただでさえ私はせんぱいとの恋を応援してくれる人がいなくて孤立無援なのに…なのにせんぱいの許嫁?のサポートさせられて私もボディタッチできないなんてあんまりです………)シュン

雪乃「…………わかったわ…ようするに比企谷くんとあなたの不利益にならないようにサポートすればいいのね」

結衣「ゆきのん!?」

いろは「本気ですか!?」

雪乃「………ええ…私は自分のいったことにちゃんと責任を………もつわ…」

いろは「………」

結衣「ゆきのん…」

留美「ありがとう雪ノ下さん…私、八幡と学校が違うから心配だったの…八幡の良さに気づいた誰かが八幡を狙ってこないか…」ペコ

八幡「ありがとな雪ノ下…まあルミルミがいうような奴はいないだろう。だから、オレとルミルミの関係さえ黙ってさえいてくれたらそれでいいから何も難しいことはないぞ」

「「「………」」」

留美「………」

八幡(なに…この反応?)

結衣「………アタシもいいよ」

結衣(ヒッキーのバカ………)

いろは「…わたしもです」

いろは(もう完全に手遅れですね………葉山先輩に振られた直後、せんぱいに迫ればよかった………)

留美「………ありがとう」




結衣「そういえばヒッキー…留美ちゃんの名前がついたポケモンはどこにいるの?」

留美「育て屋さん」

いろは「そこですか…」

八幡「もう隠す必要ないな…ホレ」







るみ(ファイアロー)100

雪乃「こ、これは」

結衣「レベル100!!」

いろは「育てすぎじゃないですか!!」

八幡「ちなみに鶴ぽいポケモンいないから変わりにファイアローにしてみた。鳥つながりで。進化前のヤヤコマかわいいし、ちょうどいいだろと思ってな」

留美「八幡に大事にしてもらえてうれしい」スリスリ

「「「むっ…」」」

結衣「あれっ、預けているもう一匹のポケモン…ヒッキーだ!」

いろは「なんですっと!!」

はちまん(ネイティオ)64

いろは「鳥ポケモン…ということは」シュン

結衣「いろはちゃん?」

結衣(中途半端なレベルだね…ていうか自分の名前をつけたポケモンより留美ちゃんをレベル100に育てるなんて…)

雪乃「…なぜ比企谷くんはこのポケモンに自分の名前を?」

八幡「目がなんか独特だろ…それにルミルミと同じ鳥グループでオレに合うポケモンはそれだと思ったからな」

雪乃「?」

結衣「それってまさか…」

いろは「………やっぱりそうなんですね…せんぱいと留美ちゃんを育て屋に預けて卵産ませたんですね」

雪乃「なんですって!!」

結衣「ゆ、ゆきのん」

雪乃「ポケモンって卵産むの?」

結衣「驚くとこそこ?」

八幡「まあ…現実でルミルミに我慢してもらっているからゲームでくらいはな」
いろは「しかもなんですか!産まれたポケモンにマミとか、つることか名前つけて、どんだけですか!」

八幡「マミは八幡のま、と…ルミルミのみを…」

いろは「別に聞いてませんてば!でも♂には『ああああ』とか『いいいい』とか適当すぎじゃないですか!」

八幡「娘が産まれた方がうれしいし…」

いろは「せんぱい!メタモンに私の名前つけてせんぱいと一緒に育て屋さんに預けてください!」

「「っ!?」」ガタッ

留美「………」

八幡「お、おまえ…急になにいってんだよ?」

雪乃(落ち着いているわね…あの子。キャンプの時もだけどほんと冷静な子だわ)

結衣(留美ちゃん…なんかアタシより精神年齢高いかも…アタシなんていろはちゃんの発言でヒッキーにムッときたのに…)

いろは「別にいいじゃないですか~しょせんゲームの中ですよ」

八幡「ダメだ。そんじゃあまるでオレが浮気にしてるみてえだろ」

いろは「せんぱいって、変なとこで真面目ですね」

八幡「嫌だよ…♂も♀も性別なしさえもバッチコイのポケモンにオレが襲われるなんて…」

いろは「そういわずに」

八幡「なんでメタモンなの? まさかおまえ男も女も両方いけるくち…」

結衣「えっ…そうなのいろはちゃん?」
いろは「全然違います!!せんぱいが♀の鳥ポケモン持ってない可能性を考えて」

「生徒会長ここにいたんですか!」ガラガラ

いろは「すいません。後にしてくれませんか…いま大事なとこなんです」

「それはこっちのセリフです!ポケモンなんかやっている場合じゃありませんよ!
副会長のことここの人達に相談したんですか?」

いろは「あっ…忘れてました」テヘペロ

八幡「そういえばおまえここにきた時なんか厄介な事がどうとかいっていたな…」

いろは「はい、でもそんな心配するようなことじゃありませんよ。副会長がちょっと今の生徒会に不満があるみたいなこといっていただけですから」

結衣「…そうなの?」

「とんでもない!今、生徒会室で副会長が!」

いろは「へえ~副会長がどうかしたんですか?」

八幡(どうでもよさげな反応だな…それでいいのか生徒会長さんよー)

「副会長がグレました!!」

いろは「はっ?」

雪乃「グレた…?」

八幡(えっ、まじで…そんな奴には見えなかったけどな…)

いろは「ちょ…冗談ですよね? あの副会長が…」

「冗談じゃありません!さっき録音してきたのでこれ聞いてください!」カチッ


本牧『くっそおおおおお!!!!俺は生徒会長になった人をサポートするため副会長になったのであってパシリになったのではない!!!!』

本牧『なんだよ!!ジュース買ってこいって!!ふざけるな!!そんなの自分で買いにいけ!!!普段から仕事を押しつけやがって、こっちが書類をまとめている間、奉仕部でおいしい紅茶のんびり飲んでいやがって!!!』

本牧『生徒会じゃない比企谷にまで仕事手伝わせるなんてどんだけ仕事やりたくねえんだ!!うちの会長さんはよおぉぉ!!』

本牧『いっそ比企谷が生徒会長だった方が俺は良かった!!クリスマスイベントの時だって、生徒会の経験ないはずなのに仕事はできるし、指示も的確だった!!』

「「「………」」」

留美「八幡はやっぱりできる男なんだね♪なんか聞いていて私もうれしくなってきた」

八幡(…あれ? なんだか俺…副会長に誉められてない…信じられねえ…この学校で戸塚以外でこんなこという奴がいたとは………もしかしてアイツ酒飲んでるんじゃ?)

本牧『もう嫌だ…こうなったら生徒会なんかやめてやる!!!ダメだったら登校拒否か転校してやる!!!』

いろは「ちょ!?」

本牧『今まで散々困らされてきたんだ…最後に仕返ししてやるう!!!』

『落ち着いて副会長ヤケにならないで!!』

雪乃「一色さんあなた…」

いろは「………」ダラダラ

本牧『うるさーい!!オレは生徒会をやめるぞー一色ィィィィ!!!!!』

本牧『どうせオレはルルーシュみたいにイケメンでも天才的な頭脳なんてありませんよ~!!同じ副会長でもオレはただの凡人ですよ!!』

「こんな状況なんですよ!生徒会長早くなんとかしてください」

いろは「うっ……」

八幡「今までのストレスが爆発したんだな………大人そうな奴ほど内側にため込みやすいからな
だからその分怒った時の反動が大きい」

雪乃「一色さん…これはあなたが自分で解決しなければいけない問題よ」

いろは「そ、そんな~」

結衣「…それにしてもすごい豹変ぶりだね。酒でも飲んだの?」

「わかりません…ずっと見ていたわけじゃありませんから」

いろは「ど、どうしよう…」

「とにかく来てください!先生にバレると厄介ですから!」

いろは「そ、そんな~せんぱーい助けてくださーい!!」

留美「自業自得だと思うけど…」

1ヶ月後

雪乃「あら、おはようロリーパーくん。昨日も鶴見さんと休日を過ごしたのかしら?」

八幡「だからそのあだ名やめてくんない…小町が真似したらどうすんだよ。
昨日は小町も入れて三人でポケモン映画見にいっただけだよ」






結衣「ロッキー!部活行こう!」

八幡(なんだよロッキーって!カービィに出る敵キャラかよ!オレの能力ストーンなの? 確かにオレの存在感は道端の石ころ程度しかないけど…)

結衣「ロッキー!早く!」

八幡「さっきにいけ…後から来るから」







八幡「…………ふぅ」

八幡「やっぱマッ缶は最高だぜ」

いろは「ロリーパー先輩!」

八幡「その呼び名やめろ…マジで。かなり危ない先輩みてえじゃねえか。
つーか、今までどんなときもせんぱいでしかオレを呼ばなかったのに…」

いろは「いいじゃないですか周りに誰もいませんから」

八幡(こいつといい雪ノ下たちといい…あれ以来奉仕部や他の奴がいない時にはオレをロリーパー呼びしてくるようになった…
まあいちおう周りを気にしてから言うからいいけど…いやよくないか)

八幡(ちなみに平塚先生にバレて、嫉妬して殴ってきたがルミルミによって平塚先生は完全に論破されて泣いた)

十年後

「パパー!」

八幡「おーよしよし!真美相変わらずかわいいな!」

真美「エヘヘ…真美ね!大きくなったらパパと結婚するの!」

八幡「そうか、真美はかわいいから大きくなったらきっとかなりの美人になるな!」

真美「わーい!パパのお嫁さん♪」(≧∇≦)

八幡「天使だわ…」ジーン

留美「八幡…真美にデレデレしすぎ」

八幡「いや、めっちゃかわいいから仕方ねえだろ!」

留美「限度があるでしょ…このままだとこの子将来ファザコンになるよ」

八幡「最高じゃねーか」

留美「はぁ…バカ」

留美(ほんとシャレにならないよ…八幡は結婚する前はかなりのシスコンだったし、小町もブラコンだったし、お義父さんも娘の小町を溺愛していたから…
その比企谷家の遺伝子を真美は受け継いでいるからファザコンになってもおかしくない)

留美(まあファザコンじゃなく、弟のたつやにブラコン、鶴子にシスコンになるかもしれないけど…)

真美「パパ!おままごとしよう!」

八幡「おういいぞ」

真美「わたし奥さん役!パパはダンナさん!ママは赤ちゃん役ね!」

留美「どうして赤ちゃん…」

真美「パパお帰り!」

八幡「ただいま真美」

真美「ごはんにする~お風呂にする~それともわ・た・し♪」

「「ちょ!?」」

留美「真美!そんなこと一体どこで…」

真美「う~ん…かなり前どこかで聞いた…」

留美「い、意味わかっているの?」

真美「う~んたしか…大好きな同士が愛し合ってキスしたり抱きしめたりすること…?」

留美「真美…愛し合うの意味わかる?」

真美「大好きってこと♪」

「「ホッ」」

八幡(どうやら細かい事はわかってないようだ…)

八幡(よかった…これなら夜、俺のふとんに忍び込んでナニかすることはなさそうだな…)

真美「真美は将来パパと結婚して毎日愛し合うの♪」

八幡「真美」

留美「本当に八幡が好きなのね」

真美「うん♪」

八幡(気持ちはすごくうれしいが…親子は結婚できないぞ真美………幼い真美に夢を壊すような事はいえないし…だからといって、もしこのままエスカレートしたらまずい気がする)

留美(今の八幡目が腐ってないから、誰が見てもかっこいいから真美には仮面ライダーとかの変身前のかっこいいお兄さんみたいにヒーローに見えているのかもしれない…)

留美「八幡…真美たちぐっすり眠った。
だからしよ♪」

八幡「いいけど、ちゃんと避妊するからな」

留美「どうして?」

八幡「まだ貯蓄とか十分じゃないのに四人目つくるのは早すぎるだろ…」

留美「そうか…まあ今日は安全日だから気にしないでいっぱい愛し合おうよ」

八幡「そうなのか…まあ明日休みだし、朝早く起きる必要ないしな…留美いくぞ」

留美「きて………八幡…」





留美「…幸せ」ギュ

八幡「オレもだ留美…」ギュ

留美「八幡と結婚できてよかった…私とても幸せ…」

八幡「オレもおまえといられてうれしいぜ…
いまこうしていられるのも平塚先生のおかげだな」

留美「うん、あの人が八幡を奉仕部入れなかったら私キャンプで八幡と出会えなかったから…」

八幡「ああ、だからあの人には絶対幸せになってもらいたい」

留美「そうね。早くいい人見つかって結婚できるといいね」

八幡「全くだ…世の中間違っている!どうしてあんないい人が結婚できない!見る目がない男多すぎだろ!」

留美「ほんとバカばっか…」

八幡「いっそ小町に告白して振られた傷心中の大志を誘導して平塚先生に差しだそうかな?」

留美「いいんじゃない?」

八幡「決まりだな!よし!待っていてください平塚先生!あなたからもらった恩!必ず返します!」

留美「うん!絶対あの人には幸せになってもらおう!その前にまた私を幸せにして八幡」

八幡「ああ、いくらでも幸せにしてやるぜ」




おわり

別のSSでルミルミ書けとか言われてなんとか約束どおり完結できて良かった…
たぶん勘のいい人は一番最初の投稿に出たスリープの時の八幡の反応や留美の登場でロリーパーネタが出ると気づいた人もいるでしょう
みなさん最後まで読んでくれてありがとう

十年後って、ルミルミ何歳よ

>>153
約22~23歳だよ

しまった!あげちゃた

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年09月17日 (木) 16:16:34   ID: bpIb7tAc

ちょーおもしれぇwww

2 :  SS好きの774さん   2015年09月17日 (木) 16:37:11   ID: mZKr_9ua

まさかのルミルミスレw

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