四畳半鎮守府 (21)

安価ありやる気なし

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突然だが、鎮守府と言うとどのような物を想像するだろう。

立派な建物に豪華な設備。実働部隊の艦娘と、彼女らを支える提督の存在。

これらが組み合わさって鎮守府が成り立つ、そう思っているのではないだろうか。

もちろんその認識は正しい。と言うかほとんどの鎮守府はその通りである。

だがしかし、例外と言うものがある。

海辺のアパートの一室の、たった四畳半のスペースの中にその鎮守府は存在する。

提督「……」

設備ほぼなし、直属艦娘0、家賃3万4000円(管理費含む)であるこの鎮守府を軍は侮蔑の意味を込めてこう呼ぶ。


『四畳半鎮守府』


提督「……暑い」

今日もまたここに誰かが立ち寄る。任務のためか単なる私用か、はたまた他の目的か。それは誰にも分からない。

書くのは明日以降だけど、立ち寄る艦娘↓

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