モバP「なんだこれ…光線銃?」 ちひろ「なんでこっち向けるんですか」 (197)

モバP(以後P表記)「凄いレトロなデザインですね…50年ぐらい前のマンガにある「未来銃」みたいな」

ちひろ「銃口がドリルみたいになってますもんね。ジグザグのビームが出てきそうなフォルムというか」

P「どれどれ」

ちひろ「だからどうしてこっちに向けるんですか!」

P「すいません」

ちひろ「もうっ…」

P「セーフティがかかったままでした」カチッ

P「これでよし」

ちひろ「何にもよくねーよ」

P「ただのジョークですって。そんな睨まないで下さいよ。命乞いしたくなるじゃないですか」

晶葉「おい助手っ!」ガチャンッ!

P「うぉっ!?」ビクッ ビーッ

P「どうした晶葉、そんなに慌てて。ビックリしたじゃないか」

晶葉「す、すまん…ってそれどころではない!この辺りに私の作った発明品が無かったか!?」

P「いや、特には…。こんなレトロな未来銃ぐらいしか」

晶葉「まさしくそれだ!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1447861355

P「ああ、これ晶葉が作ったのか。てっきりウサミンが子供のころのオモチャを持ってきたのかと」スッ

晶葉「お、おいやめろ!不用意にそれを人に向けるんじゃあない!」

P「えっ、これってそんな危険なのか?」

晶葉「ああ…とてつもなく危険な代物だ。ゆっくりデスクの上に置くんだ…」

P「ま、まさか…対象を原子レベルまで分解してしまうとか、別次元に転移させてしまうとか、そんなアレか?」ビクビク

晶葉「いや、流石にそこまでのモノは作れないぞ…」

P「なんだ、ちょっと安心した…」カタッ ビーッ

晶葉「うおっ!危険だと言っただろう!まずはセーフティをかけろ!トリガーが緩いのだから!」

P「す、すまん」

P(危険なのにトリガー緩いって駄目だろ…)

晶葉「危なかった…。ほら、見てみろ助手。今の暴発した光線に当たったアレを」

P「アレ?もしかしてコレのことか?」

P「って言っても俺がさっきまで飲んでたコーヒーなんだが……っ!」

晶葉「…どうだ、どうなっている?」

P「ば、バカな…さっきまで普通のコーヒーだったのに…」



P「いつの間にかクリープが入っている!?」

晶葉「どうだ、あまりにしょうもなさすぎて危険だろ…」

P「…確かに危険だ。ヘタをすると大火傷では済まないな、コレは」

晶葉「うむ。誰かが拾ってヘタに使ってしまわないようにと探していたのだが…よかった、まだ何も被害が出ていなかったのだな」

P「しいて言うなら俺のコーヒーが犠牲になったな。…おれ、クリープじゃなくてミルク派なのに…」

晶葉「尊い犠牲だったな…冥福を祈ろう」ナムナム

P「…まあ、飲むけどさ」ズズーッ

晶葉「しかしここに落としていたのか…。助手1人でいてくれたのが幸いだったな」

P「えっ?俺1人って…ちひろさんがいるだろ」

晶葉「何を言っているんだ、ここには助手しかいないだろう」

P「…なん、だと…?」

P「…ちひろさん?」キョロキョロ

P「…え?」

晶葉「どうしたのだ助手?」

P「…あ」


-P「うぉっ!?」ビクッ ビーッ -


P「まさか、あの時暴発して…」

晶葉「…おい、まさかちひろさんに当ててしまったのか?」

P「そ、そんな…じゃあ、まさかちひろさんが…」

P「ち、ちひろさんがクリープまみれにっ!?」

晶葉「想像すると卑猥な光景だな」

P「いや、でも千川だし…」

晶葉「急に冷めるな。一応ちひろさんもあれで女性なのだぞ。そういうリアクションは傷つくと思うが」

P「そうか、慰謝料に何モバコイン請求されるか分かったもんじゃねぇ」

晶葉「しかし、当の本人はどこに行ったというのだ?光線に当たったのではないのか」

P「いや、晶葉が来たら挨拶ぐらいは絶対するだろうから???れ、本当にどこにもいねぇ」

P「…原子分解されたか?」

晶葉「い、いやそこまでのテクノロジーは無いはずなのだが…」

ーン、…キーン

P「まさか、異世界に飛ばされて今頃チート無双をしているとか」

晶葉「彼女ならどんな世界でもやりそうで恐いが…」

キーン…-ン

P「超電磁砲とか平気でブッ放せそうだもんなあ、ちひろさん。しっかし本当にどこに…って…」

晶葉「どうした助手?」

P「いや、何かに袖を引っ張られてるよう、な…」


ちっひ「カキーン」


P「…」

晶葉「…」


ちっひ「カキーン、ガチャー、カキーン」


P晶葉「「ぷちになっとる!!」」

P「うわぁ~…マグカップサイズのちひろさんだ」

ちっひ「カキーン」

P「…鳴き声は不吉だけど」

晶葉「やはり光線が当たってしまったようだな」

P「どういう事だ?ちひろさんはクリープが混ざると縮むのか?」

晶葉「クリープ混入光線ではない!使い道が限定的過ぎるだろ!」

晶葉「あの光線銃はな、名付けるのならば「特異点崩壊光線銃」なんだ」

P「…」

晶葉「どうした?」

P「日本語でオナシャス」

晶葉「…噛み砕いて言うと、「何が起こるかわからない光線銃」だ。これで理解できたか?」

P「パルプンテ光線か」

晶葉「やめろ。まるで頭の悪いウルト○マンの必殺技のような名前をつけるのは」

ちっひ「ガチャー、ガチャー」

P「で、どうすれば元に戻るんだ?時間経過か?」

晶葉「いや、このままではずっと元には戻らない」

P「時間制限無しかよ。え、じゃあずっとこのちひろさん?」

ちっひ「カキーン?」

P「…別にいいか」

晶葉「落ち着け。当然元に戻す方法はある」

P「戻さなくても…」

ちっひ「モバコイーン」

晶葉「気持ちはわからなくもないが聞け。手の平に載せるな堪能するな」

晶葉「元に戻す方法は簡単だ。この光線銃のエネルギーを使い切ればいい」

P「おお、なんだ簡単じゃないか」チャキッ

晶葉「最後まで聞け」

ちっひ「ガチャー」

晶葉「使い切るだけと言ったが無機物を対象にしてもほとんど残量は減らないんだ。どうも生物、特に人体相手でなければろくにエネルギーを消費しないようだな」

P「とことん人に優しくないな、お前の発明って」

ちっひ「モバゲハイジーン」

晶葉「五月蝿い!…要するに、だ。この銃の効力を元に戻す方法は只1つ」

P「もっともっと人に撃ちまくって犠牲者を増やす、か…。矛盾してるけど、仕方ないのかな」

晶葉「科学に犠牲は付き物だ。止むを得んだろう」

P(自分で作っておいて、いけしゃあしゃあと)

ちっひ「スタドリエナドリー」

P「何人ぐらいに撃てばいいんだ?」

晶葉「銃の横にゲージがあるだろう?コーヒーとちひろさんに1発撃ったがどれぐらい減っている?」

P「んー…、あんまり減ってないな」

晶葉「だとすると、それなりの人数に撃つ必要があるな…。ちなみに同じ相手には効果がないからな

P「なるほど…せちがらいな」チャキッ

晶葉「まあ、そう上手くいかないものさ…っと、何故こちらに銃口を向けているのだ助手よ!」

P「いや、取りあえず製作者が責任取ろうぜ」

ちっひ「エナドリチャージ!」

晶葉「ま、待て助手よ!私の優秀な頭脳を消し去ってはならない!」

ちっひ「イッテイーヨ!」

P「いっていい、ってさ」カチッ

晶葉「ま、待て!待つのだ助手…っ!あばばばばばばばば」バリバリバリバリ

P「お、確かにちょっと残量が減ったぞ」

ちっひ「カキンハサーン」

晶葉「うぅ…何の躊躇も無く自分のアイドルを撃つとは…」

P「おお、無事か晶葉!」

晶葉「どの口が言うか!」

P「…あれ、晶葉には何の変化も無いのか?」

晶葉「うむ?…そう言われれば、特に何も変化は感じられないな…」

P「年齢制限でもあるのかな、コレ」

晶葉「うむ、そうかもしれんな」

P「もしくはメガネには効かないとか」

晶葉「ありえるな」

P「…精霊ルヒタニ様を信仰していない異教徒は対象外だとか」

晶葉「十分に考えられるな」

P(アカン、アホになっとる)

P「…取りあえずコレのエネルギー使い切ればいいんだよな。暇そうな奴に片っ端から使っていくしかないか…」

晶葉「ああ、そうだ。エネルギーって言葉の意味はわからんがじゃんじゃん使うといい」

P「被害者は増えるだろうが、大勢に使えばその分早くこのヘンテコ発明の効果が切れるんだし、仕方ないよね」

晶葉「そうだな、助手は実に頭がいいな。きっと3桁の足し算もできるのだろう」

P(加速度的にアホになっていってる気がする…)

ちっひ「ガチャー」

P「よーし、じゃあちょっくら行って来る。晶葉はここでお留守番だ。待ってられるか?」

晶葉「分かった。助手に任せて私は大人しくここで舞っていよう」パタパタ

P「お、おう。じゃあ行って来るからな…」ガチャッ

P(…アイツ、俺が戻ってくるまで延々とあそこで舞ってるつもりなんだろうか)

P(さてと…。とんだ面白そ…ゲフン、面倒な事になってしまった)

ちっひ「カキーン!」

P「うぉっ!やっべ、頭の上に乗せたままだったか」

P「おーい、晶葉と一緒に舞って…待っててくれよぷちひろさん」

ちっひ「エナドリー」ガシッ

P「痛い!髪を掴まないで頭皮を掴まないでハゲてしまいます!」

P「…仕方ない。連れて行くか…」

ちっひ「ログインボーナスー!」

P「さて、誰かいないかなっと…」テクテク

ちっひ「カキンー、カキーン」

P「んっ?あれは…」

美穂「…あ、プロデューサーっ」トテトテ

P「闇に飲まれよ!」

美穂「やっ、闇に…って、だからそれは熊本の一般的な挨拶じゃないんですってば!」

P「すまん、つい…。おはよう美穂。レッスン上がりか?」

美穂「はいっ」

P「そっか、お疲れ様。この後は何か予定あるのか?」

美穂「…?いえ、特にはありませんけど…どうしてですか?」

P「いや、この後も仕事が入っていたりしたら可哀想だな、って」

ちっひ「ガチャマワセー」

美穂「…え?あ、そう言えばその頭の上の…」

P「てやっ」カチッ ビーッ

美穂「小さなちひろさんみたいなななななななななななななっ」ビリビリビリビリ

P(晶葉の時もそうだったけど、微妙に痺れるみたいだな、この光線…)

P(…かわいい)

美穂「うぅ~…な、なんですか今の…びりびり来ましたよぉ…」

P「ああ、ごめんごめん。晶葉の最新作、「疲労回復光線銃」だ」

美穂「晶葉ちゃん凄い…。あ、本当に体が楽になったような気がします」

P(ごめんなさい、ただのプラシーボだと思います)

ちっひ「モバコインー」

P「撃っておいてなんだが大丈夫か美穂。どこか体に違和感は無いか?縮んでないか?クリープついてないか?」

美穂「えっ?いえ…別に特に何も無いと思いますけど…?」キョトンッ

P(む…?また変化がわかり難いパターンか?取りあえずアホにはなってないみたいだが…」

ちっひ「カキーン、ローン、ハサーン」

美穂「そう言えば、こうしてプロデューサーとお話するのも久しぶりな気がします」

P「そうだっけ?まあ、俺も色んな娘見てるし美穂も今じゃ人気アイドルで忙しいもんなぁ」

美穂「そ、そんな…わたしなんてまだ全然…」ピクピク

P「…ん?」

美穂「どうしました?プロデューサー」ピクピクッ

P「すまん。ちょっと触るぞ」

美穂「えっ…っ?わっ、わわっ!ち、近…ひゃぅ!」

P(…美穂の頭に獣耳生えとる…また安直な…)

美穂「ぷ、プロデューサー…?」ビクッ

P(あ、しかもご丁寧にクマだこれ。クマ美穂だこれ)

ちっひ「ツラレナイクマー」

美穂「あっ、あの、ぷ、プロデューサー?…んっ」ビクッ

P(ホンモノだ…ちゃんと頭から生えとる。感覚もあるみたいだな)ムニムニ サワサワ

美穂「ちょっ、な、にを…んっ!あぅっ…!」ビクッ、ビクッ

P(しかもフカフカして、本物の熊っていうよりぬいぐるみのクマみたいな手触りだ…本物触ったこと無いからアレだけど)サワサワ、グニグニ

美穂「ひゃんっ!んっ!んんっ…!んくっ、んっ…んぅ~…!」ビクンッ、ビクンッ

P「…っと、ごめんごめん。ついベタベタ触っちゃったな。…美穂?」

美穂「…はぁ、はぁ…」

P(顔を真っ赤にして両手で口を押さえながら涙目でこちらを見上げる美穂…)サワッ

美穂「…っ!」ピクンッ

P「…」ツツ…、ムニッ ムニムニッ

美穂「…っ!~~っ!!」ビクッビクッ

P(…たまらん)ムニュッ、ムニムニムニムニ キュッ

美穂「~っ!?んんっ!むぐぅっ!~~っ!!」ビクッ、ビクビクッ!

ちっひ「レアメダルー」ペチペチッ

P「…はっ!俺は一体何を…」

P「すまん美穂。つい理性が…、美穂?」

美穂「」ビクンビクンッ

P「だ、大丈夫か?ああほら、涎出て…」フキフキ

美穂「ぁう……ぁ…」ハァハァ

P「…やりすぎた。すまん、つい夢中になってしまった…」

美穂「…ら、らい、りょうぶ、れす…」ペタッ

P(目の焦点があってない娘に大丈夫と言われましても)

ちっひ「ジョシリョウー」

P「そ、そうだな。こんな姿の美穂をこのままにしてたら通りすがりに薄い本展開されてしまう」

P「美穂、寮まで送っていくぞ。ちょっと我慢してくれな」ヒョイッ

美穂「んっ!…ぁっ…」

P(背中越しに耳元で甘ったるい声を漏らさないでいただきたい!)

ちっひ「エナンザムー」



P「ふぅ…なんとか無事に部屋に送り届けられたぞ」

P(俺が部屋から出る直前、ベッドの中でモゾモゾしてた気がするけど…深く考えないようにしよう)

ちっひ「ガチャー、カキンー」ペチペチ

P「ああ、はいはい。さっさと残量使いにいけって?」

P「ぷちひろになっても可愛げが無い…」ボソッ

ちっひ「レアメダルコウカーン」ブチッ!

P「前髪抜くなぁ!!」

P「痛てて…あやうくハゲてしまうところだった…パッションPになってしまうところだった…」

P「…おや、あそこにいるのは…」

夏樹「ん?プロデューサーじゃないか。お疲れ様」

P「おぅお疲れさん。今日はもう仕事上がりか?」

夏樹「ああ。そういうアンタはまだまだ仕事?大変だねぇ」

P「ま、プロデューサーだからな」カチッ ビーッ

夏樹「ハハッ、いつもアタシ達の為に頑張ってくれて感謝してるみょみょみょみょょみょみょみょ」ビリビリビリビリ

P「そうやってストレートに感謝の言葉をかけられると流石に照れるな」

ちっひ「ゲンテイガチャー」

夏樹「うぅ…照れながら何すんだにぃプロデューサー…」

P「すまんすまん、つい照れ隠しで」

夏樹「ったく…いきなりビックリしたにぃ……って」

P「oh…、こうきたか」

夏樹「に、にょわっ!?な、何、何これどういうことだにぃっ!?」

P「夏樹の場合は口調変化か…ホントに何が起こるか分かんねぇな、コレ」

夏樹「Pちゃんのせいなのー?何てことするのー!うきゃーっ☆」

P「本当に何てことをしてしまったんだ」

ちっひ「カキンッ、カキンッ」

夏樹「お口が勝手に動いちゃうーっ☆Pちゃんどうすればいいんだにぃ!?」

P「…すまん、元に戻すにはまだ時間がかかりそうなんだ…」

夏樹「」ニョワーッ

P「…そうか、相手によってはとんでもない事になるんだな…コレ」

ちっひ「モバコインー、カキンー」

P「あ、でも残量減ってる。誰にどんな効果が出るのかが全然分からないっていうのが厄介だよなぁ…」

P「人間相手じゃないとエネルギーが減らないっていうのも面倒だし。ていっ」ビーッ

ドラム缶「なんでや」ポンッ

P(花が咲いた…、やっぱ全然減らないや。無機物じゃ駄目か)

晴「何ブツブツ言ってんだ?P」

P「うぉっ、…何だ晴か。脅かすなよ」ビーッ

晴「アンタがボーッとしてただけだろ?一体何やってエ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙」ビリビリバリバリ

P「いかん、条件反射でブッ放しちまった」

ちっひ「ハルチーン、パラガス」

P「やめなさい」

晴「な、何だ今のっ!ビビッたじゃねーか!」

P「すまんすまん、晶葉の怪しい発明品だから心配するな」

晴「どこにも心配しなくていい要素がねーよ!」

P(…あれ、晴も特に変化が無いな…口調は、そのまま。アホには…駄目だ、元から割りとアレだから判断出来ん)

晴「ったく…Pも晶葉もロクなことしないよな…」

P「だから悪かったって。今度またラージャン狩り手伝ってやるから」

晴「いーよ!どうせまたオレを大タルで爆破するだけだろ!」

P「ハッハッハッ…あ、ところで晴」

晴「なんだよ」



P「背、伸びた?」

晴(18)「…え?」

晴(18)「な、なんだこりゃああ!!」

P「晴に光線当てると成長するのか…しかもご丁寧に服のサイズまで変わってるし)

晴(18)「はぁ!?何だコレ!おいPっ、一体何したんだよ!」

P「当たると何が起こるか分からない光線銃を撃っただけだ」

ちっひ「ホテルー、ハルチーン」

晴(18)「何してくれてんだよ!」

P「サーセン」

晴(18)「な、何だよ…目線の高さが全然違うし…それに」ダプンッ

P「…立派になったな」ジーッ

晴(18)「しみじみとドコ見て言ってんだヘンタイ!」ゲシッ

P「痛っ!成長してるから筋力が強い!」

晴(18)「早く戻せよっ!」

P「戻せないんだよ。後個人的に戻したくない」

晴(18)「もーどーせーよー!」グイグイッ

P「ぐぇぇっ…だ、だから戻したくても戻せないんだって…!ってか当たってる、デカいのが当たってる!」

晴(18)「…っ!」バッ

晴(18)「ロリコンッ!ロリコンッ!」ゲシゲシッ

P「今のお前相手じゃロリコンにはならないだろって痛い痛い痛い痛ぇ!」

晴(18 88-57-88)「うぅ…何でなんだよ、よりによって何でこんな体に…」

P「将来性を約束されたな、晴」

晴「黙れ!」ゲシッ!

ちっひ「sレアー」

晴(18)「ハァ…、要するに、そのオモチャみたいな銃を使い切らないとみんな元に戻らないのかよ」

P「その通りでございます」ボロッ

ちっひ「スタドリー、エナドリー」

晴(18)「その頭の上のマスコットも幻覚じゃなくてちひろさんなのかよ…何でもアリすぎだろ」

P「…っつー訳で、俺はまだまだ他のアイドルを撃たねばならないんだ。もうしばらく我慢してくれ」

晴(18)「事情は分かったけどよ…出来るだけ早くしてくれよな」

P「…折角だし今の姿で写真でも取っておくか?」

晴(18)「ヘンタイっ!」ガスッ

P「だから強い痛い!」

P「あいたた…晴は成長しても変わらないのな」

晴(18)「中身は変わってないからな。って言っても外見だってデカくなっただけだろ?………特に一部が」ボソッ

P「んー…そうでもないぞ?」

晴(18)「そうか?」

P「何というかな、晴って成長するとこういう感じになるんだなーって」

P「意外にカワイイっていうより綺麗って感じになるのかってさ」

晴(18)「んなっ…!カワっ…きれっ…!?」

ちっひ「カキンー、カキンー!」ベチベチ

P「あいたた…悪い、ぷちひろが急かすからもう行く。その姿じゃレッスンは無理だろうし今日はもう寮に帰っていいからな」

晴(18)「あ、おいちょっと…!」

P「もうちょっとだけ辛抱しててくれよー」スッタカター

晴(18)「行っちまった…好き勝手な事言いやがって…」

晴(18)「…」クイッ チラッ

晴(18)「…そっか、これだとロリコンじゃあないのか…」

晴(18)「………」

晴(18)「………そっか…」ニヘッ


---------------------------------------------------------

P「パターンが全然読めん…マジで何が起こるか分かんねえ…」

P「キュート、クール、パッション特に法則性も無いみたいだし…どんな事になるか予想が全く出来ないのが恐いな」

P「…まぁ、かと言って」カチッ ビーッ

ウサミンロボ「ウササササッ」バリバリバリバリ

P「…うん、やっぱエネルギー減らねぇや。もうちょいでようやく半分、ってところか」

P「一応撃つ相手も吟味しないとな…。これから仕事の予定が入ってなくて、多少の無茶が効くような…」

心「フンフンフフンフーン、スウィーティー♪」スタスタ

P「あれでいいや」




常務「…何?事務所の前で巨大なウサギロボが暴れている?そんな馬鹿な話があるか、仕事に戻れ」

常務「…みんな疲れているのか?」

P「おーい、心さーん」ビーッ

心「んー?あー、プロデューサーおつかれっしたばばばばばばばばばばばばばばばば」バリバリバリビリ

ちっひ「シュガー、ギリギリー」

P「お疲れ様っス心さん。大丈夫スか?」

心「あだだ…、てんめーww挨拶と同時に変な光線撃ったろ今ww」

P「サーセン、マジサーセン。のっぴきならない事情があるんス、ウス」

心「やめろwwなんではぁとだけ部活の先輩みたいなノリで接するんだよww」

P(見た目変化なし…性格も…特に変わった気配は無いな)

ちっひ「ショウミキゲンー、ギリギリー、アウトー」

心「ちょっww頭の上のスウィーティーな妖精さんは何だよww」

P「課金の精霊です。気にしないで下さい」

ちっひ「シュガー、ギリギリー」

心「さっきから気になって仕方ない鳴き声ばっかりなんだけど。説明しろコラww」

P「俺もさっきから気になって仕方ないんスけど」

心「え?何がだよww」

P(本人に自覚が無いのか…。そうか、心さんの場合は☆がwwに変わるのか)

P「…地味だな」ボソッ

心「ちょっww」

P「ようやく残り半分ぐらいか…」

ちっひ「カキンー、ガチャガチャー」

P「もう、後は誰彼構わず撃ちまくっちまうかな…」

P「とは言え、見ず知らずの人を撃つのはやはり気が引けるし…やっぱり自分が知ってる相手じゃないと…」

時子「ちょっと、道の真ん中に突っ立ってるんじゃないわよ邪魔よ豚」

P「うぉっ!ビックリした…」

時子「アァン?何よその態度。相変わらず生意気な豚ね」

P「あぁ悪い悪い。でも喰らえぃ」ビーッ

時子「ふにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ」ビリビリバリバリ ポンッ

P(意外とリアクションが可愛い)

P「…あれ?時子が消えた」

P(やっべ、まさかドSに浴びせると原子分解するのか?…あ、でもちひろさんは無事(?)だから違うか)

ちっひ「スターエン゙レムー」

P「おーい時子ー、どこだー?縮んだのかー?」

?「ちょっと!」ゲシッ

P「あいたっ!」

ときこ「どこをみているのよ、このぶた!」

P「……」

ときこ「ぶたのぶんざいでごしゅじんさまにむかってなめたことしてくれるじゃない。かくごはできてるんでしょうねぇ?」

P「…また縮んどる」

P「しかもぷち化じゃなくて幼児化しとる」

ちっひ「ロリコン、ノータッチ」

ときこ「みくだしてるんじゃないわよぶたぁ!」ゲシッ

P「痛っ!…ああ、でも大した威力じゃねぇや」

ときこ「たいどだけじゃなくて、ずうたいまでおおきくなったわねぇ」

P「お前が縮んだんだろうが」

ときこ「だからわたしをみくだすんじゃないわよっ!」ゲシッ

P(蹴られるの分かってれば全然平気だ…何だこの時子。テイクアウト可なんだろうか)

ちっひ「プチデレラコレクショーン」

ときこ「ぶたのくせに、げすいしせんでひとのことをみおろして…ゆるされるとおもってるのかしら」プンスカ

P(いや、もうお前誰だよ)

ちっひ「プロダクションマッチー」

P「頭の上も足元からも騒々しいわ」

ときこ「みおろすんじゃないわよっ、ぶた!」ピョン、ピョン

ときこ「み、みくだすんじゃ、ないわよ…」プルプル

P「…あ」

ときこ「ぶ、ぶたのくせに…、ぶたのくせにぃ…」グスッ

P(アカン、アカンやつやコレ)

ちっひ「イベントー、ドリンクタリナーイ」

ときこ「うぅぅぅ~…」

P「な、泣くな泣くな!見下ろしてないっ!ほら、見下してないぞー」シャガミ

ときこ「あわれむんじゃないわよ!」ザスッ

P「流石に目潰しは通じる!」

ちっひ「バルスッ」

P「あいたたた…あやうくロリ時子に眼魂持っていかれるところだったわ…」

P「試しにスタドリ垂らしたら目も治ったし」

ちっひ「ガチャー」ポムポム

P「ロリ時子も小一時間高い高いしてようやく満足してくれたし…何だかどんどん放っておいたらいけない状態の連中が増えてるな」

ちっひ「モバコインー」

P「そうだな、頑張ろう。次だ次!」

藍子「あ、こんにちはプロデューサーさん」

P「おぅ、お疲れ様藍子。調子はどうだ?」ビームッ

藍子「はい、ラジオも順調です。あ、今度新しいコーナーがはじまややややややややややややや」ビリバリビリバリ

藍子「はうっ」ポンッ

P(花が咲いた…)

藍子「あぅぅ…な、何ですか今の…」

P「晶葉特性の疲労回復光線だ。いきなりやって悪かったな」

藍子「あ、そうなんですか。いえいえ、ちょっとびっくりしましたけど、お気遣いありがとうございます」ペコリ

P「悪いけどちょっと急いでるからまた今度ゆっくり話そうな。ラジオ頑張れよー」スタコラ

藍子「あ、はい。お疲れ様です」

藍子「…あれ?頭の上にお花が…いつの間に?」




P「…」

ちっひ「アイコー、ドラムカ」

P「それ以上はいけない」ギュッ

ちっひ「モガー」

P「…うん、気にしないようにしよう」

P「よーし、この調子でガンガンいこうぜー」

ちっひ「アイドルフェスー」

P「さぁ、次の獲物は…っと」

乃々「…」コソコソ

P「ターゲットはっけーん」

ちっひ「モリクボォー」

P「おーい森久保ー」

乃々「っ!ひぃっ…!み、見つかったんですけど…早く隠れないとなんですけど…!」ワタワタ

P「…おーい、目の前でデスクの下に逃げ込んでも意味無いぞ?」ヒョコッ

乃々「ほ、放っておいてほしいんですけど…もりくぼはこのまま静かに机の下で余生を過ごしたいんですけど…」

P「後50年以上机の下で暮らす気なんかい」

ちっひ「ボノノー、ボーノー」

P「相変わらず森久保はビビりだなぁ。ペットショップから買われて初日のシマリスみたいだな」カチッ ビーッ

乃々「な、なんですか、なんなんですかそのピンポイントな例えはわはわはわわわわわわわわわわわ」バリバリビリビリボノボノ

P「ほら、出て来な森久保。別に虐めたりしないって」

P「今は」ボソッ

乃々「うぅ…たった今いぢめられたんですけど…何かよくわからないビーム撃たれたんですけど…」

ちっひ「ボノノー、ボノボノー、シマリスクーン」

乃々「ぼ、ぼののです…ぼのぼのじゃないです、いがらしみきお先生関係ないです………ぼののでもないですもりくぼです…」

P「そうだよ、森久保はぼのぼのじゃないぞ。だって白目あるし」

乃々「相違点そこだけなんですか…いぢめですね、いぢめなんですね…」

P「ところで森久保。何か変わったところは無いか?」

乃々「もりくぼは何もかわりません…不変不動の森久保ですから」

P「何その異名。ちょっと格好いい」

ちっひ「フェイフェイー、レアメダルー」

P(あれ、またこれといった変化が見当たらないぞ…獣耳…無い。アホには…わからん。大人にも子供にも…、うーむ)

乃々「な、なんですか、なんでそんなジーッと見つめてるんですか…」

P(んー…駄目だ全然わかんねぇ)

乃々「あ、あんまりジロジロ見つめないで欲しいんですけど…ドキドキするからやめてほしいんですけど…」

ちっひ「ガチャー、ケイトー、シホー」

P「…ん?ああ、すまん。本当に森久保はビビりだよなぁ」

乃々「うぅ…いいんです、どうせ…森久保はプロデューサーがこうして構ってくれれば…」

P「…うん?」

乃々「…」

乃々「…っ!?」

ちっひ「トークバトルー、アイドルチャレンジー」

P「も、森久保…?」

乃々「なっ、何でもないんですけどっ!?別に普段から思ってる事を言ってるだけなんですけど!?」

乃々「!?!?」

P「もしかして…」

P「…なぁ乃々。俺の事嫌いか?」

乃々「…っ!」ムグッ

P「いや、いつもいぢめ…って言うか弄ってばっかりいるから」

P「乃々はそういうキャラだから、頃この底から本気で嫌がられていたら流石に可哀想だな、って思ってさ…」

ちっひ「オニー、アクマー、プロデューサー」

乃々「うぅ…べ、別に…本気で嫌という訳じゃあ、ないです…」

乃々「プロデューサーさんに構って貰えるのは、すごく嬉しいですし…」

乃々「プロデューサーさんのデスクの下も、プロデューサーさんを近くに感じられるみたいで居心地が良いから………って…」

P「乃々…」グスッ

乃々「…な、な…っ」

P「そっか…良かった、嫌われてる訳じゃないんだな…ごめんな、もっともっと構ってやるからなぁ」ヨシヨシ

乃々「な、何ですか、なんなんですかコレもりくぼの口から心の声がダダ漏れしてるんですけどぉ!?」

P「乃々に光線を当てるとどうやら「嘘がつけない」ようになるみたいだな…うん、でもよかった…これからも一緒に頑張ろうな乃々」

乃々「……」

P「…乃々?」



乃々「むぅううーーーーーーーーーーーーーーーーーーりぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」ダダダダダダダッ



P「…茜も真っ青の速度で走り去ってしまった…」

P「うん、今度から変なちょっかいかけずに普通に構うことにしよう」

ちっひ「トークバトルー、フェスティバルー」

P「思わぬところで乃々の本心が聞けたな…今度手羽先でも食べに連れて行くか」

ちっひ「ライブバトルー」

P「さてさて次のターゲットは…そろそろ幸子とかみくとか幸子あたりに会えないかな…」

ちっひ「カキンカキーン」

優「あっ、Pくんっ♪」

P「おぅ優にアッキー。お疲れさま」カチッ ピーーッ

優「はぁいお疲れさまー☆ねぇねぇ、そう言えばアッキー「ワフゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」バリバリバリバリ

P(やべっ、アッキーに当たっちまった)

ちっひ「ニャントワンダフルー」

優「あ、アッキー!?一体どどどどどどどどどどどどど」ビリビリビリビリ

P(アッキーを介して優までビリビリしてしまってる…)

優「う~…、今の何なのー?痺れたよぉ」

アッキー「突然驚いたぞ」

P「ごめんごめん。晶葉作の「アッキーモフモフ光線銃」だ」

優「もう~、そんなの使わなくてもアッキーはレノア使っているのかと疑われるぐらいモフモフのフワフワだよ?ねぇ☆」

アッキー「モフモフの毛皮で人間を癒すのが飼い犬のルールではないのか」

P「それもそうだ。いきなりビックリさせて悪かったな」モフモフ

アッキー「気にするな」

P(うーん…アッキー越しだから優には特に影響無いみたいだな。…あ、でもちゃんと残量減ってら」

ちっひ「シグナルバイクッ」

P「そう言えばさっき何か言いかけてなかったか?」

優「あ、そうそう。さっき幸子ちゃんがPくんのこと探してたよ?何か用があるんじゃない?」

アッキー「アイドルの世話をするのがプロデューサーの使命だろう」

P「幸子が?…どうせまた何かワガママ言ってくるだけな気がするけど…」

ちっひ「スカイダイビングー」

優「まだ向こうにいると思うからちゃんと構ってあげなよー♪」

P「分かった。じゃあちょっくら行ってくるよ」

優「行ってらっしゃーい☆」フリフリ

アッキー「イッテイーヨ!」

ちっひ「イッテクルヨ」



P「幸子が俺に何の用だろうなぁ…最近は紐無しバンジーも秘境探索もやらせてないから不満は無いと思うんだけど」

ちっひ「サチコー、イモトー」

P「…お、噂をすればあの横跳ね頭の後姿は…」

幸子「まったく、プロデューサーさんはどこをほっつき歩いてるんでしょうね…」ブツブツ

P「おーい幸子ー」ビーッ

幸子「えっ?あ、いましたねプロデューサーさん!一体どこにはみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃ」ビリビリビリビリ

P「何か俺に用があるのか?優からお前が探してたって聞いてさ」ビーーーッ

幸子「みゃみゃみゃみゃみゃみゃゃややややややややややややややややややや」バリバリビリビリ

P「何か仕事に不満か?ここのところは特に変な仕事は入れてないと思うんだが…」ビーーーーーッ

幸子「あややややややややややややややややややややややややややややや」バリビリビリバリ

P「あ、また買い物に付き合えとかか?オフの日ぐらい友達と過ごせよ。こんなオッサンと休日まで顔を合わせることもないだろうに」ビーーーーーーーッ

幸子「はわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ」バリビリバリビリバリビリ

ちっひ「オーバーキルー」

P「…はっ、ついトリガー引きっぱなしにしてしまった!」

ちっひ「サッチー、モンゼツー」

幸子「…ぁ、…ぅぁ…」ビクッビクッ

P(やりすぎた…床の上でビクビク痙攣しとる)

P「ごめんごめん。大丈夫か?」グイッ

幸子「…ひぃっ!」ビクンッ

P「うおっ!?」

幸子「…な、なにを、したん、ですかぁ…」ハァハァ

P「いや、晶葉の新発明「カワイイ成分増幅光線」をだな…」

P(手を掴んだだけで体が跳ね上がった…どんな効果なんだよ)

幸子「そ、そんなモノに頼らなくても…んっ…!ぼ、ボクは十分最高にカワイイじゃないですかぁ…」

P「お、おい大丈夫か?フラフラじゃないか」

ちっひ「オマエノセイダヨー」

幸子「プロデューサーさんが、変なモノを…浴びせたからじゃ、ない、で…」ヨロッ

P「おっと!」ガシッ

幸子「ひゃん!!」ビクビクッ!

P「さ、幸子…?」

幸子「あ、あぅ…っ!んっ……!」ビク、ビクッ…

P(アカンこれ、さっきの美穂みたいな反応しとるがな…)ダラダラ

ちっひ「クリムゾンコミックー」

幸子「は、離して、ください…っ!」グイッ

幸子「…ひゃっ!」ガクッ

P「ちょっ!」ギュッ

幸子「ひぅぅっん!!」ビクビクビクッ!

P(説明しよう)

P(完全に腰砕けになってしまっていて手を離すと既に立っていることも出来ない幸子が崩れ落ちそうになったので思わず抱き込んでしまった)

幸子「~~~~ッ!!」ビクビクッ! ギュゥゥッ

P(思い切り抱きしめてしまう形になってしまった結果、俺の胸にしがみ付いて悶え狂い続けている…)

幸子「~ッ!!んん~~っ!?」フゥー、フゥー!

ちっひ「ウスイホンー、エロドウジンー」

P「不吉な鳴き声をやめろモバコイン妖精」

幸子「ぷ、ぷろ、でゅぅさぁさん…」ハァハァ

P「やめてください、恍惚顔で見上げないで下さい荒い吐息で覗き込まないで下さい」

P「埼玉県民が紳士でも限界というものがあるんです」

ちっひ「ジュウマンゴクマンジュウー」

P「ほ、ほら、離して欲しいんだろ?そこにゆっくり座って…そう、んじゃあ離すぞ…?」

幸子「…やぁ」ギュッ

P「わふん」

幸子「か、カワイイボクが、こんなになってるのに…はなれるんですかぁ…?」グイッ

P「うぉっ!」ドサッ

幸子「プロデューサーさん…」ギュッ スリスリ…

P(押し倒された…ヤバイヤバイヤバいヤバい。こういう時こそ僕らのヒーロー早苗さん!早苗さーん!!)

幸子「プロデューサーさん…ふふ…、プロデューサーさぁん…」ススッ

P(お願いですから早く来てくれ早苗さーーん!!)

ちっひ「ゼツホヴガオマエノゴールダ」



早苗「イッキシ!」クシュンッ

早苗「あ゛~…、どこかでイケメンがあたしの噂してるのかしら」

瑞樹「…それより私に何か言う事ないかしら?」グチョッ…

P「あ、危ないところだった…」ゼェゼェ

P「どうやってあの状況から紳士的に脱出したかは秘密にしておく」

幸子「」ビクンッビクンッ

ちっひ「ノックアウトー」

P「白目剥いて悶絶痙攣してる幸子をこのままにしておく訳にもいかん…誰もいないしレッスンルームに放り込んでおこう」ポイッ

P「さて残量は…あれ?幸子にしこたまぶっ放したのにそんなに減ってないな」

P「…あ、そう言えば同じ対象には1回しか効果が無いんだっけか…。無駄にビリビリさせただけやん」

のあ「何が無駄なのかしら」

P「うわっ!…ビックリするから音も気配も無く背後に立たないでください、のあさん」

ちっひ「ニャンニャンニャンー」

のあ「……そう。驚かせるつもりは無かったのだけれど…何をしているのかしら」

P「まあ、あちこちで色々と…。そういうのあさんは?」

のあ「…私も色々と、かしら。……ところでP。みくを見かけなかったかしら」

P「ああ、やっぱりみくを探してたんですね…脇に土佐ガツオ抱えて何やってんだって思ってたところですよ」

ちっひ「トレタテー、センドバツグーン」

のあ「……別に、みくのお昼をコレと摩り替えようとなんて考えてないわ……んっ、安心して、頂戴……っ」

P「脇でカツオがピッチピチ暴れてますけど。よりによって何で生きたままなんですか」

のあ「その、ほうが…、面白いと思ったから…っ…よっ…」

P「カツオめっちゃ暴れてますやん。事務所の廊下が磯臭いんですけど」

P(相変わらずキング・オブ・ミステリアスだわ…)

P(…だからこそ、のあさんを撃ったらどうなるかという興味が沸いて仕方が無い)

ちっひ「ガチャー、カキーン、キュウリョウツギコミー」

のあ「…じゃあ、私はみくを探しにいくわね……」

P「ああはい。いってらっしゃい。お手柔らかにお願いしますねー」

P(後ろを向いた…今なら当てられるか…?)

P(いや、当ててみせるっ!)チャキッ

ちっひ「ネライウツゼー」

のあ「……ブリのほうが良かったかしら……」スタスタ

P「もらったぁ!」ビーーッ

ちっひ「ウォブマネー!」

のあ「……甘いわ」シュンッ

P「っ!」

P(完全に虚を突いた筈なのに…まさか反応するだと!?)

のあ「……甘いわ、P」

のあ「…一体、何のつもりかは知らないけれども……」

のあ「そう、易々と私の隙をつけなんて……少し楽観的すぎないかしらゃゃやややややややややややややややややや」ビリビリバリバリ

P(でも全然避けれてねぇや)

のあ「あやややややややややややややややややややや」バリバリバリバリ

カツオ「ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ」バリバリバリバリ

ちっひ「スペシャルスカウトー」

のあ「……くっ、やるわね…流石よ、P…」

P「いや、のあさん振り返っただけじゃん」

ちっひ「ポンコツー」

のあ「…それで、その怪しい銃は…一体何なのかしら…?」

P「晶葉特性の「キャライメージ崩壊光線銃」です」

のあ「…なんてものを撃ったの、貴方という人は……」

P(あれ?一見また特に変わった様子が見えないけど…)

P(…あー、でもそういう時に限ってとんでもない事になるんだよな、今までの経験上)

P「のあさん、体の調子はどうです?何か違和感とかはありますか?」

のあ「……そうね…特に、これと言って何も感じないわ……」

P(外見も内面も何も変わってないな…残量はまだあるし…カツオが盾になったってオチ…」

カツオ「」チーン

P(無いな)

のあ「…P。…こういうイタズラは、ほどほどにしておくことね…」

P「すんません。以後気をつけます」

のあ「……やるなら、みくにしなさい」

P「はいそうします。……っておい今何つった?」

のあ「…カツオの鮮度が落ちるから、もういくわ」クルッ ミャーン

P「あ、はい。いってらっしゃい…今度こそ」

のあ「またね、P」スタスタ ミャーン ミャーンミャーンニャーンミャーン

P(…)



P(足音がファンシーになっとる…)

ちっひ「ピヨピヨサンダルー」

P「大分使ったな…あとちょっとってところかな」

ちっひ「モバコインコウカーン」

P「そんなタイヤコウカーンみたいに言われても」

まゆ「あらぁ…?随分可愛らしい子ですねぇ…」

P「うおっ!…どうしてみんな音も無く背後に立ちたがるんだよ。俺がゴルゴだったら大変な事になってるぞ」

まゆ「うふ…こんにちわぁPさん。随分楽しそうにお話していましたけど誰とお喋りしていたんですかぁ…?」

P「え?ああ、頭の上のコレ」スッ

ちっひ「ママユー、リボンー、ポンコツー」

まゆ「」

P「どうだ、可愛げがあるようで微妙だろ。ちなみにほら、こうしてモバコインカードを渡すと…」タシッ

ちっひ「カキンー、カキンッカキーン、ガチャガチャー」ピョンピョン クルクルッ

P「金額に応じて喜びの舞を踊るんだ。どうだ?やっぱり可愛さ微妙だろ」

まゆ「」

まゆ「…はっ!?ご、ごめんなさい…うっかり意識の手綱をポイしちゃいました…」

P「おいおい、やめてくれよそんな加蓮みたいなマネすんの」

ちっひ「ポンコツー、マユマユヘタレー」

まゆ「何だかこの小さいちひろさん、まゆに対して辛辣じゃないですかぁ…?」

P「そうか?さっきからずっと不吉な鳴き声ばっかりだけど」

ちっひ「ママユー、ナキムシー」

まゆ「あ、今確実にまゆのほう見て言いましたよ。絶対ワザとです」

ちっひ「サクマドロップー」

P「まあまあ、重課金兵の死神相手にムキになっても仕方ないだろ?」

ちっひ「エナンザムー、ハサンー」

まゆ「ぐぬぬ……。…ところで、Pさんはその死神と何をしているんですかぁ…?」

P「ああ、あちこち見て回りながら」

P「こんなことやってるところだ」ビーッ

まゆ「何ですかぁ?そのレトロなオモチャわにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ」バリバリマユマユ

ちっひ「シンデレラドリームー」

P(何でみんな撃たれる時愛くるしい声出すんだろ…)

まゆ「うぅ…何ですかぁ?」

P「すまんすまん、晶葉の新作「ポンコツ風評被害治療光線銃」だ」

まゆ「そうだったんですかぁ?…もう、先に言ってくれればまゆはPさんにならどんな事をされたって…」

P(まゆの場合、近頃本当にポンコツになりつつあるから晶葉に本気で作ってもらおうかな…)

ちっひ「キャリアケッサイー」

P「で、どうだまゆ?ポンコツは改善されたっぽいか?」

まゆ「改善も何も、まゆは元々ポンコツじゃありませんよぉ…どこかの花屋の娘さんじゃないんですから」

P(花屋の娘…一体どこの渋谷凛の事なんだ?)

ちっひ「クンカークンカー、シブワンコー」

P「うーん…特に変化が見られないな…」

P(まあ、美穂や幸子のときみたいな症状がまゆに起こったら助かる自信ゼロですけどね)

まゆ「変化…と言われても、普段どおりのPさんのまゆのままですよぉ…?」

まゆ「…あ、でもしいて言うなら…」

P「言うなら?」

まゆ「何だか胸が苦しいような…あぁ、でもそれってPさんがまゆの目の前にいるからですかねぇ…?」

P「え?俺って底に立っているだけでまゆの動悸息切れの原因?」

まゆ「もう、分かっててそういう意地悪を言うんですねぇ…うふ、でもそういうお茶目なところも…」パツーン

P「いてっ」コツッ

ちっひ「ハジケトンダー」

まゆ「…はい?」

P「何か飛んできたぞ……何だこれ、ボタン?」

P「まゆ、ボタンが飛んだ、け……ど…」

まゆ「……え?」ダプンッ

ちっひ「オイカワボクジョウー」

まゆ「えっ、えっ?な、なんですかっ、なんですかぁ?」ガバッ

P(うわ、手で全然隠しきれてねぇ…)

P「なるほど…まゆに光線当てると「一部分及川化」か…」カシャッ

まゆ「な、何を撮ってるんですかぁ…!」アセアセ

ちっひ「タカクウレルゼー」

P(凄いサイズアップだな…ボタン2つ3つ弾けてるんじゃないか?)カシャッ

まゆ「と、撮らないでくださいよぉ…流石にPさん相手でも、これは恥ずかしすぎますぅ…」

P「大丈夫、綺麗だよまゆ。さぁ…その手をゆっくり離してみようか」

まゆ「いかがわしい映像のインタビューみたいなこと言わないでくださいよぉ…せ、せめてお部屋で、2人きりで…」

P「いやいや、それはマズい。アイドルに手をださないのがプロデューサーのルールだろう」カシャッ

まゆ「写メを撮るのもアウトだと思いますよぉ…」キュッ

P「動画だよ」

まゆ「どっちでもいいですよぉ!?」

ちっひ「ムーディーズー、TMAー」

まゆ「あ、あのPさん…?お部屋でしたら、まゆは何でもしますよ…?だから、お願いですから…」ウルッ

P「…」

まゆ「Pさぁん…」

P「すまん、悪ノリしすぎた」ファサッ

まゆ「…あっ」

P「なかなか、こんなまゆのリアクションなんて見られないからな。つい調子に乗っちまった、ごめんな」ナデナデ

まゆ「い、いいえ…いいんです」フニャッ

ちっひ「チョロスギー、チョロイポンコツー」

まゆ「あ、あのPさん…?こ、このまま、上着を少しお借りしてていいですかぁ…?」

P「え?嗅ぐのか?」

まゆ「まゆはクンカーじゃあないですよぉ…どこぞの3代目シンデレラガール様じゃあないんですからぁ………クンクン」

P(どこぞの3代目シンデレラガール…一体何渋谷凛なんだろう…)

ちっひ「フーン、アンタガワタシノカイヌシサマー」

まゆ「で、出来れば寮のお部屋までお借りしていきたいんですけど…駄目ですかぁ?」

P「…ジップロックに入れて保存したりしないよな」

まゆ「ポンコツクンカー犬じゃないですってばぁ…」

ちっひ「ナマハムメローン、タベタイ」

まゆ「えっと、その…、こんな格好ですから…」アセアセ

P「…ああ、それもそうだ。悪い、気が利かなくて」

まゆ「いえ、いいんですよぉ……?」ブチッ

まゆ「……」

P「…え、何?今の音」

まゆ「……れました」

P「はい?」

まゆ「…ブラのホック、千切れました…」

P「…」

P「…」スチャッ

まゆ「だから撮らないでくださいよぉ…!」エーン

P「へくちっ!」ブシュンッ

P「う~…、事務所の中とは言え、そろそろこの時期は上着がないと肌寒いな…」

ちっひ「フトコロモサムイゼー」

P「まゆに上着を貸したら真っ赤な顔で慌てて帰って行った。…あんなまゆ滅多に見られないので正直ムラッとしました」

P「まあ、埼玉県民は紳士なので手を出したりはしませんよ?」

ちっひ「サイタマー、ワンパンー」

P「…お、そろそろ残量もなくなりそうだ。ようやく終わりが見えてきたぞ」

楓「そろそろ名古屋に到着ですか?」

P「それは終わりじゃなくて尾張……こんにちは楓さん」

楓「はいこんにちは。…上着どうしたんですか?」

P「只今レンタル中です」

楓「上着が無いとうわ、P「へぴちっ!」ブシュン

P「う~…、すいません。流石に寒いですね」ブルブルッ

楓「…くすん」

ちっひ「ボケゴロシー」

楓「休憩室、暖房効いてますからどうぞ?」

P「ああ、気を使わせてしまってすいません…」

楓「いえいえ、ちょうど私も一休みしようと思っていたところですから」

楓「暖房でひーとり暖まろうとしていました…ンフッ」

P「32点」

楓「っ!」ガーン

ちっひ「25サイジー、sレアホウシュウー」

P「う゛あ゛~…暖けぇ…」

ちっひ「カキーン」ヌクヌク

楓「何か暖かいもの飲みます?」

P「あ、どうもありがとうございます。…その手に持っている一升瓶は使いませんよね?」

楓「熱燗は、あっかんですか?」

P「ダブルの意味でアウトです」

楓「むぅー」プクー

P(ほっぺた膨らませながらもコーヒー淹れてくれてる)

P(フリーダム過ぎるところはあるけど基本的には出来た人なんだよなぁ…)

ちっひ「ストライクフリーダムー」

P(流石に、こんな女神を撃つのは躊躇われる…)ビーッ

楓「あ、プロデューサーってお砂糖幾ついれるんでしたっあわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ」ビリバリタカガキ

P(でも早くエネルギー使い切らないとほかの娘たちもずっとあのままだもんな………今のままのほうが良いような気がする娘も何人かいるけど)ビーーッ

楓「あやややややややややややややややややややややややややややややや」バリバリバリバリ

ちっひ「ウッテルーヨ」

P「…あ、いつの間に」

楓「ふにゃあ…」フラフラ

楓「うーん…、何ですか、今の…」

P「すいません、晶葉特性「ダジャレ向上光線銃」が暴発してしまったようで」

チッヒ「クチカラデマカセー」

楓「ビームをくらって、くらくらします…」ンフッ

P「おぅ、全然余裕じゃないっスか」

P(さぁ、どうなる?もう大概のことじゃ驚かねぇぞ?)

楓「…アイドルに不意打ちするなんて酷いです。罰として今夜付き合ってください」プンスカ

P「え?いや今夜は…」

楓「この前言ってたお店でいいです。私、明日はオフですから」

P「俺は思い切り明日も明後日も仕事なんですけど…」

P「あ、あの楓さん?晩酌は今度付き合いますから…。いきなり撃ったのも謝りますから」

楓「やっ!」

P「えぇ~…」

ちっひ「タカガキチャン25サイジー」

楓「プロデューサーは、お仕事とお酒どっちが大事なんですか!」プンスカプン

P「100パー仕事ですよ!?」

楓「っ!?!?」

P「めっちゃショック受けてますけど俺どんなイメージなんですか!」

ちっひ「サケー、スタドリノメヨー」

楓「駄目ですっ!プロデューサーは今夜私と飲みにいくんです!」ブンブン

P「いやだから今夜は無理ですってば痛い痛いポカポカパンチしないでくださいネクタイ引っ張らないでください」

P(何だコレ…日ごろから自由な人だけど光線浴びたらめっちゃ欲望むき出しのワガママさんになっちまった…)

楓「う~~っ、おーさーけー!ぷーろーでゅぅーさぁーっ!」ポカポカペチペチ

P「痛い痛い。だから叩かないで引っかかないで噛み付かないで…あっコラ!指を咥えない!」

楓「うじゅぅぅ~…」ハムハムッ

P「志乃さんや礼子さんとかいるでしょう?別に俺じゃなくても…ってあだだだだ」

楓「ううぅぅ~…」カジカジカジカジ

P「やめて噛まないで指無くなっちゃいます」

楓「私は、プロデューサーと行きたいんですっ!」

P「だから今夜は無理ですってば!後日予定空けますから…」

楓「やーっ!」ハムッ

P「だーかーらー指を咥えないで!」

ちっひ「フリーダムー、ストライクフリーダムー」

楓「むぅぅぅ~…」ハムッ、チュッ、チュッ…

P「…っ!噛むなとは言ったけど、だからって舐めないで!しゃぶらないで!」

楓「んっ…、ちゅ……じゃあ、行ってくれますか…?」

P「無理どす」

楓「やーっ」ペロ、ピチャ…

P(うあー…やめてー…、お願い許してー…どんどん舐め方がエロくなってるじゃないですかヤダー)

ちっひ「コノエイゾウハー、5000モバコインカラー」

楓「んっ、ちゅっ…んむ、ちゅっ、ぴちゃっ…れる、んん…」チュパ、チュパ…

P(指先から付け根までねちっこく舌絡めてくるんですけど…なんだこれ、なんだこれ凄いゾクゾクするんですけど変な趣味目覚めそうなんですけど)

楓「…んぅ?」チラッ

P「…駄目ですってば」

楓「…ぷぅ」ピチャッ、チュッ、レロ…ッ

P(上目遣いからの無言のオネダリとかヤメテ、マジでヤメテ!!)

ちっひ「ミタケリャカキンシロー」

楓「…んっ、ふぅ、あむ…ん、んんっ…」ピチャ、チュパ、チュッ…

P「~~~っ!!だ、駄目なものは駄目ですっ!」バッ

楓「…あっ」

P(危ない…こんなの続けられたら頭おかしくなってまう…落ち着け俺。俺は紳士、素数を数えろ3.1415…)

楓「むぅぅ~…どうしてそんな意地悪ばっか言うんですか…」プクッ

P(926535897932384626433832795……)

楓「意地悪ばっかり言う悪いプロデューサーなんか…こうですっ」ガバッ

P(0288419716939937510……あれ、これ素数じゃねぇ)

P「うおっ!?」ドサッ

楓「んふふ…素直に今夜付き合ってくれると言うなら今のうちですよ…?」

P(あかん、また押し倒された…しかも今度は大人相手!ヤバい、ある意味今迄で一番ヤバい!)

ちっひ「バッチリミロー」

P「か、楓さん…?今夜急には流石に都合がつきませんから、だから後日、後日絶対予定を空けますから!付き合いますから…!」

楓「だーめっ」カプッ

P「!?!?」

楓「んふっ…嫌って言い続ける悪いプロデューサーなんか、いやーを噛んであげます…っ」ハムハムッ

P(駄目っ!指もアレだったけど耳は駄目っ!ってか近い近い近い近すぎるっ!もう完全に抱きつかれてます押し倒されてます理性がっ、理性がァァ!!)

楓「ん~…っ♪あむっ、はむっ…」レロ、チュッ…

P(舐めないでぇェ!吐息がっ、何かやたら色っぽい声がっ!!助けてヒーロー!!)

ちっひ「ショータイムダー」




光「へっぷち!!」クシュンッ

光「うーん…どこかで助けを求める声が聞こえたような…」

麗奈「そう、アタシは取り合えずタオルを求めたいんだけど」ビチョッ…

P「うぅ…、もうお嫁にいけない…」ボロッ

P「結局「今夜付き合います」って言うまで延々と舐められ続けた…何度賢者になりかけた事か…」

ちっひ「ペロペロー、モグモグー」

P「…誰かに残業押し付けないと…」

凛「何を押し付けるって?」

P「うわぁ!だからいきなり背後に立つな!」

ちっひ「クンカークンカー!」

凛「そんな驚かなくてもいいじゃない。…どうしたの、なんかボロボロだけど」

P「…色々あったんだよ、色々…」

凛「ふーん、まあ、別になんでもいいけど」

P「凛はレッスン帰りか?毎日頑張ってくれてるなぁ」ヨシヨシ

凛「…当たり前のことをやってるだけでしょ?子ども扱いしないの」パタパタ

ちっひ「シッポフルナヨー、メスイヌー」

P「あ、すまんすまん。何か凛は撫でたくなるんだよな…何でだ?」

凛「知らないよ…。あと、人によってはそういうのセクハラなんだから気をつけてよ?」

P(俺はついさっきまでたっぷりと逆セクハラされてたけどね…)

凛「……」ソワソワ

P「…凛?」

凛「…っ!」バッ

凛「…え、何?」

P「いや、何身構えてんの?…ってかソワソワしてるけど、どうした」

ちっひ「ハスハスシタイノカー」

凛「そ、そんな事ないよ。気のせいじゃないの?」

P「そうか?まあ、ならいいんだけど」

凛「…」

P「さてと…これからどうしたものか…」

凛「…」

P「…凛?」

凛「…っ!?」ババッ

P「だからどうして身構える」

P「どうしたんだよ、何か俺に用か?」

ちっひ「カキンシタイノカー」

凛「…ないの?」

P「え?」



凛「どうして私のことは撃たないの!?」

P「」

凛「他の娘みたいに思い切り撃てばいいじゃない。バリバリビリビリさせればいいじゃない!」

凛「なのにこんな隙だらけのシンデレラガールに何もしないなんてプロデューサー、どうしちゃったのさ!」

P「どうしちゃったのさ、は俺がお前にかけたい言葉なのですが…」

P「…え?凛ってこの銃のこと知ってるのか?」

凛「知ってるも何も、見てたからね」

P「…いつから?」

凛「プロデューサーがそれを拾ったところから、かな」

P「最初っからじゃねーか!」

ちっひ「カキンシマセンカー、イマナラ1ワリマシデスヨー」

凛「ほらほら、遠慮なく撃ちなよ!それで晴みたいなムチムチにするなりまゆみたいなダプンダプンにするなりケモ耳生やさせたり発情させたりハムハムさせればいいんだよ!」

P「お前それ全部自分がやりたいだけだろ。アホになったり縮んだりするかもしれないんだぞ?」

凛「プロデューサーをハムハムできる可能性があるなら、私はそれに賭けてみるよ」キリッ

P「うわあ、仕事でもなかなか見せない良い顔をこんな状況で見せられたよ…どんな顔すればいいんだよプロデューサーとしては」

ちっひ「ワラエバイイトオモウヨ」

P「ハハッ(裏声)」

凛「さあ、プロデューサー!思い切り撃ち抜いて!」

P「誤解を招くからそんな大声で言うな。…まあ、使い切らないといけないから撃つけどさぁ…」

凛「さあさあ、ハリーハリー!」フンスッ

P(スカウト時の純真だった頃の凛に戻れーっ)ビーッ

凛「ふーん、これがプロデューサーのビーム?悪くないかななななななななななななななななななななななな」ビリバリシブリン

ちっひ「キレイナハナビデスヨー」

P「さて、凛には一体どんな効果が………んっ?」ピーッ、ピーッ、ピーッ

凛「ネバセッ!」ボンッ

P「うぉっ!?」ボンッ

P「またビックリした…いきなり爆発したよ、銃も凛も…」

凛「きゅう…」プスプス

P「どうやらエネルギー全部使い切ったみたいだな…。よかった、ようやく終わった…」

P(苦しい戦いだったが、これで事務所の平和は守られた……)

P(決して、みくやありすにも使いたかった、なんて思ってないからな?」


凛「うぅ…ハムハム…、した、かっ、た…」ガクッ

------------------------------------------------

P「…一時はどうなることかと思ったけど、これといった騒ぎにもならずに済んで良かった…」カタカタカタカタカタカタ…ッターンッ

P(まあ、時子や心さんからは若干風当たりが強くなった気がするが……あとは)チラッ

美穂「」ジーッ

晴「」ジーッ

幸子「」ジーッ

P(…気づかないフリ気づかないフリ…)

優「あっ、プロデューサー。昨日は大変だったみたいだねぇ」

夏樹「まったくだぜ…」

P「おう、お疲れ様二人とも」

優「私は特に何の被害も無かったけど。ねぇ?アッキー☆」

アッキー「飼い主を守るのが飼い犬の指名ではないのか」

夏樹「アタシはあの後だりーと約束してたから大変だったんだからな?」

P「本当に悪かった…」

優「まあ、おかげで私はアッキーとお喋り出来たんだけどねぇ~♪」

アッキー「みみの うらを みせろ」

夏樹「ったく…二度とゴメンだからな、勘弁してくれよ?」スタスタ

P(…夏樹にも今度埋め合わせしないとな…)

楓「銃を撃つのは、重々気をつけて…んふっ」

P「…43点です。あと肩に顎を乗せないでください」

楓「えー…」プスッ

P「夕べ嫌って言うほど付き合ったでしょう…ビームの効果が切れても結局飲みに連れていかれたし…」

楓「だってプロデューサーとお酒を飲みに行く機会なんて、なかなか作れないじゃないですか」

楓「うふっ、昨日みたいにワガママ言えば、一緒に来てくれるんですかね…」

P「やめてくださいお願いしますから。昨日のアレはワガママじゃなくて脅迫ですからね」

P(お願いだから思い出させないでください…)

P「ほら、もう撮影の時間でしょう?都合が合えばまたお酒ぐらい付き合いますから」

楓「…はーい」スッ

楓「あ、そうそう。まゆちゃん今日はお休みするそうですよ?何でも風邪を引いちゃったとか…」

P「それはそれは…、跡で見舞いにいかないと」

P(昨日のアレが原因…なんだろうかなぁ…。あ、上着返してもらわないと)

楓「それじゃあ、いってきますね?」

P「はい、いってらっしゃい。今日も頑張ってくださいね」

楓「…っ」ハムッ

P「…っ!?」バッ

楓「んふっ…ご馳走様ですっ♪」

楓「お酒、約束ですからね?」スタスタ

P「…」

P「…何か目覚めさせちゃったような…」ハァ

P「ま、クヨクヨ考えても仕方ない。仕事仕事」

P「…」カタカタカタカタカタカタカタカタ

P「…あ、そこのハンコ取ってもらえます?」






ちっひ「カキーン」





「終わりなのでしてー」

思いついたモノを深夜のテンションで殴り書きするとコレが出来上がります。翌朝読み直すと布団にもぐって「ウワァー」ってなりたくなる類のものです。
晴ちんの画像張ってくれた人にはひたすら感謝。晴は絶対成長したらボインになると決め付けています。ありす?…ハハッ



オツカーレ

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