芽吹は正直戸惑った、だって今まで家に居たのだから。
長年神社の娘をやって来たけど、幽霊すら見た事のない彼女。この状況は特異過ぎる
だってこの前偶然チラッと見たアニメの世界に瞬間移動してるのだから
夢？とも考えたが寝ようとした気配は無かったはず…それに夢にしては意識がはっきりし過ぎていて気持ち悪い


芽吹「…何これ。というより…どこなんですか」

どこなのか。記憶が確かならここは希望ヶ峰学園の体育館
けど現実には絶対に無い場所、あり得ない場所。


ふと周りを見回すと他の15人も不思議そうな表情で突っ立っていた


とりあえず全員に話しかけてみよう。
芽吹はこの状況がいったい何なのかを知るために行動を起こした


誰に声をかける？


１眼鏡をかけたヒステリックそうな女子
２優しそうな背の高い男
３如何にもコスプレチックな衣装の女の子と、ボーイッシュな背の小さな女の子
４真面目を体現したような眼鏡の男と、威圧感溢れる派手髪の男、その真ん中に立っている大人しそうな女の子
５暗そうな雰囲気漂う長髪の女
６着物を着込んだ和風な男とその横に居る金髪のチャラそうな男
７バンダナを付けた人懐っこそうな男
８オドオドとした雰囲気の女とあざとい雰囲気の漂う女
９隅っこで微動だにしない長身の女
１０存在感溢れる巨漢の男

下１