サザエ「何か招待状みたいよ、アナゴさんとでも約束しての?」
マスオ「し、知らないよ~僕、分かんないよぉ~」
サザエ「取り敢えず見といて、私買い物行くから」スタスタ
マスオ「分かったよぉ~」ペラッ
ふぐ田 マスオ殿
貴方の数十年間の成績を称え、評し手紙を書きました
貴方の力、知力は参戦する資格をあると見ます
3日後、スマッシュブラザースとして活躍してもらいたいです
貴方のお返事お待ちしてあります マスターハンド
マスオ「な、なんだってー!?スマッシュブラザースってカツオ君がはまっているゲームじゃないかー!」
マスオ「カ、カツオくーん!」ドタドタ
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カツオ「どうしたんだいマスオ義兄さん」
マスオ「こ、これを見てくれよぉ~」スッ
カツオ「これってスマブラ参加書じゃないか!凄いよマスオ義兄さん!」
マスオ「そうなのかい~?僕ゲームの事はさっぱりでさ~」
カツオ「滅多にこの「マスターハンド」って人は手紙を出さないんだ!」
マスオ「えぇー!?僕は選ばれたって言うのかい!?」
カツオ「そうだよマスオ義兄さん!これは行った方がいいよ!」
マスオ「わ、分かったよぉ~よく分からないけど手紙を書いてくるよ~」
カツオ「僕の事も紹介しといてー!」
手紙を出して3日後
更にマスターハンドから返事が返ってきた
「今宵の23時、カモメ小学校のグラウンドでお待ちします」
マスオ「えぇー!?夜!?」
カツオ「結構誰にも見られない時間を選んできたね」
マスオ「ど、どうしよぉ~カツオく~ん!」
カツオ「うーん…ゲームの中だし…信じがたいけど行ってみる価値はあると思うよ」
マスオ「わ、分かったよぉ~今日行ってみるよぉ~」
カツオ「姉さんたちの事は僕に任せて!」
マスオ「助かるよぉ~」
そして約束の23時
マスオ「風が冷たいよぉ~あと20分待っても来なかったら帰るよぉ~」ヒュー
「…」
マスオ(な、何だろう…誰もいないのに気配がする…)
「…マスオさん…ですね?」
マスオ「う、うわぁぁぁぁ!!!」
マスオ「て、手袋が宙に浮いてるよぉ!僕死んじゃったのかい!?」
マスターハンド(以下、マスター)「いえいえ、貴方は死んではいません、私が人間ではないだけの話」
マスオ「き、君は~?」
マスター「私の名前はマスターハンド、貴方に手紙を渡した相手です…」
マスオ「君だったのか~あ、始めましてフグ田マスオです」ペコペコ
マスター「そんなに頭を下げなくても…」
マスオ「あははは、上司に謝る時の癖でして~お気になさらずに」
マスター「そう…早速ですが…貴方の義理の弟、カツオ君が持っている「大乱闘スマッシュブラザース」はご存知ですか?」
マスオ「いや~名前と遊んでいる事以外は何も…」
マスター「そうですか…まぁ無理もない」
マスター「このゲームは自身がフィギュアとなり戦うゲーム、いわば格闘ゲームとパーティゲームの中間ですかね」
マスオ「はぁ」
マスター「そして「マリオ」このキャラクターはご存知ですよね」
マスオ「マリオは知ってます~僕も少しだけ遊んだ事がありますよぉ」
マスター「それなら話が早い、そのマリオがそのスマッシュ…いや、略してスマブラの世界にいるんですよ」
マスオ「えぇー!?本当なのかい!?」
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