絵里「英語の勉強よ」凛「げっ……」 (90)

穂乃果「え、絵里ちゃん、なんで急にそんな……?」

絵里「もしかしたらニューヨークとかにいくことがあるかもしれないでしょ?」

絵里「若干名英語力が心配な人がいるから今のうちに、って思って」

穂乃果「だって、ニコちゃん?」

凛「言われてるよ、ニコちゃん?」

にこ「いや、絶対若干名にあんた達も含まれてるでしょ……」

真姫「っていうかなんでニューヨークって具体的な地名が出てくるのよ」カミノケクルクル

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穂乃果「やだやだ! テスト前でもないのに勉強なんてしたくないー!」

海未「なっ……。テスト前だけでなく普段から勉強なさいといつも言っているでしょう!?」

希「安心して。そういうと思ってきっちりした勉強っていうよりもゲーム形式でやるから」

凛「ゲーム形式なら面白そうニャ!」

にこ「どういうゲーム形式なわけ?」

絵里「μ'sに関連する歌を使うのよ」

穂乃果「歌?」

花陽「えっと、もしかして歌詞を英訳する、とか?」

希「流石花陽ちゃん。そういうことやね」

絵里「ユニットに分かれて代表者を一人出す。この代表者は既に私と希で決めてあるわ」

絵里「Printempsが穂乃果、lily whiteが凛、BiBiがニコね」

真姫「3バカが代表ってわけね」カミノケクルクル

ことり「それでその代表がどうするの? 英訳って言ったって全部するわけじゃないでしょ?」

絵里「μ'sに関係する歌の歌詞を一部分を出題してそれを代表者に英訳してもらうわ」

絵里「他2人がそれを聞いて曲名を答える、ルールは簡単でしょう?」

希「1人の代表者ごとに3問出題して1問正解で5点」

希「ただし、代表者が日本語を話したり回答者が間違えるたびに1点減点していくよ」

希「1問毎に制限時間は3分」

希「ポイントはマイナスもありで最終的にポイントが高いユニットの勝ち」

絵里「勝ったユニットには他ユニットからジュースがおごりよ!」

真姫「……マイナスポイントで競いそうな予感がするんだけど」

穂乃果「あーっ! 真姫ちゃんひどい! 穂乃果だってそこそこ英語できるもん!」

凛「凛だって英語は苦手だけど、少しくらいはできるもん!」

にこ「ニコは3年生よ!? このバカ2人に負けてらんないわよ!」

絵里「代表者はやる気満々みたいね」

希「ウチらが出題すると不正とかも疑われかねないから出題は――」

ヒデコ「ヒデコと」

フミコ「フミコと」

ミカ「ミカの3人が務めます!」

絵里「それじゃあここからはお願いするわね」

ヒデコ「はい! じゃあまずはPrintemps、穂乃果、ことりちゃん、花陽ちゃんどうぞ!」

花陽「わ、私たちから!?」

ことり「頑張ろうね、穂乃果ちゃん、かよちゃん!」

穂乃果「穂乃果に任せて!」フフン

フミコ「じゃあ代表者の穂乃果がこっちで――」

ミカ「回答者のことりちゃんと花陽ちゃんはこっちね!」

ヒデコ「じゃあ、まずは第1問!」バッ

ヒデコ「穂乃果、これを英訳してください!」

穂乃果「えぇっ!? えっと……」

穂乃果「の、のー! あんさー!」

ことり「こ、答えがないってこと……?」

穂乃果「のー!」

花陽「またノーなの!?」

穂乃果「バスト! ペイント! スペース! イエス!」

ことり「??? 違うと思ったらそうなの?」

花陽「えっと、穂乃果ちゃんが言ったのって英語に直すと」

『No Answer No Bust Paint Space Yes』

ことり「答えじゃない、胸じゃない、貧乳ってことかな?」

花陽「うーん……。塗る、場所、はい」

穂乃果「!」ウンウン

ことり「いい線いってるのかな?」

花陽「NoとかYesとか言ってるから、開いたり隠したりするあれかな?」

ことり「っ! 貧乳!」チラッ

海未「……なんだか嫌味を言われている気がします」

ことり「答えはWILD STARS!!」

ヒデコ「不正解!」

穂乃果「2つ目のノーはノーじゃないの!」

フミコ「穂乃果、減点1」

穂乃果「あっ」

花陽「Noじゃないノー……。Know」ハッ

花陽「ない、答え、わかる、胸、描く、場所、そう」ハッ

ことり「っ!」ハッ

穂乃果「!」ウンウンウンウン

花陽「僕らのLIVE」

ことり「君とのLIFE!」

ミカ「正解!」

ミカ「穂乃果が訳したのは『答えなくていいんだわかるから 胸にえがく場所は同じ』の部分です」

穂乃果「やった!」

フミコ「不正解とルール違反で減点2」

フミコ「Printemps1問目は3点です!」

ことり「穂乃果ちゃん、Knowじゃなくてunderstandって言ってくれればあんまり悩まなかったのに……」

花陽「同じっていうところをsameって訳してくれればYesNoじゃなくなったのに……」

穂乃果「あはは、ごめんね」

絵里「でもこれは結構サービス問題だったわね」

希「穂乃果ちゃんも単語区切りではあるけど結構しっかりした単語を言うしね」

にこ「あんなものでいいのね、余裕だわ」

凛「凛ぜんっぜんわからなかったニャ……」

海未「凛、落ち着いて。わかる単語を訳してください」

ミカ「次の回答チームはlily whiteです」

希「お、ウチらやって」

海未「凛。わからなくても困惑せずに私がさっき言ったことを思い出してくださいね」

凛「わ、わかったニャ!」グッ

ミカ「じゃあ今回のお題はこれ!」

凛「……っ!」

凛「あー、いふ、のー」

海未「で、出ましたね、のー……」

凛「もあ、らぶ、えんじぇー」

希「エンジェル!」

海未「天使ですね。Angelといえばあれでしょうか?」

希「いや、凛ちゃんの英語力や。もしかしたら他の単語をAngelにしちゃったのかもしれん」

希「例えば、翼、とか」

海未「翼……、もし……」ハッ

希「もしも、翼が入ってる曲、あるやろ?」

海未「いふ、のー、というのはもしも出会っていなければ、そして翼。つまり……」

のぞうみ「「もしもからきっと!」」

ヒデコ「不正解です」

凛「のー! のー!」ブンブン

希「なんだかのーのー言ってる凛ちゃん可愛いわ」

海未「そんなこと言ってる場合ですか!」

海未「ということはそのままAngelということで」

海未「Beat in Angelですね!」ドヤッ

希「えっ?」

海未「へ?」

希「いやいや、もしもとAngelって言ったら『Angelic Angel』やん!?」

海未「あっ」

ミカ「東條先輩が正解です。ということで不正解2ということで3点です」

希「凛ちゃん、もしもは違う。もっとは好きAngelってちゃんと言ってたやん」

海未「り、凛がAngelと言ったらこれしか思いつかなくて」カアアアアアアアア

フミコ「東條先輩の言う通り、Angelic Angelの『Ah! 「もしも」は欲しくないのさ 「もっと」が好きAngel』の部分を凛ちゃんに訳してもらいました」

凛「凛はちゃんとAhの部分も言ったのに!」

絵里「まあ先入観の問題ね」

絵里「凛なら少し間違った単語を入れてくるかもしれない。凛がAngelと言ったらBeat in Angelっていう先入観」

真姫「それがなければ一発で解ける出題だったのにもったいないわね」カミノケクルクル

ミカ「じゃあ次はBiBiの挑戦です」

真姫「まあ、ニコちゃんは3年生だし、回答者側にはエリーとこの真姫ちゃんがいるから優勝はもらったも同然よね」

海未「確かにBiBiは強そうですね……」

絵里「ニコ、よろしくね」

にこ「ふん、あんな無様な英語はアイドルにふさわしくないわ」

穂乃果「ニコちゃんだって頭悪いくせに!」ブーブー

凛「ニコちゃんだって赤点取るくせに!」ブーブー

フミコ「今回の出題はこちらです」

にこ「! ほわい!?」

真姫「はあ!?」

絵里「こっちが『Why?』よ!」

にこ「ぶれすけあ!」

真姫「ブレスケア……? そんな歌あった?」

にこ「ほわい!?」

真姫「だからこっちが『Why!?』よ!」

にこ「いっつどりーむ!」

絵里「どうしよう、全然わからないわ」

真姫「私も……」

絵里「ヒントと言うヒントはwhy breath care why it's dream」

真姫「whyが重要そうよね、why何故……」

絵里「なーぜー♪」

真姫「スノハレ?」

絵里「いや、そうしたら他の言葉がわからないわ」

真姫「いや、ブレスケアなんて何の曲でもわからないわよ……」

絵里「っていうことはニコは他のことが言いたかったってことよね?」

真姫「ブレスケア……。何か呼吸に関係してそうだけど」

絵里「……一呼吸置くっていうこと? なーぜーで一呼吸置いてっていう」

真姫「あぁ、だとしてもスノハレに夢なんて出てきた?」

絵里「ほら、夢だけ見てるようじゃ、って」

真姫「でもそれ2番で――」

絵里「答えはSnow halation!」

真姫「あぁっ!」

ヒデコ「不正解です!」

にこ「ほわい!?」

真姫「うるさい!」

絵里「ごめんなさい、先走ったわ」

真姫「本当よ……。「夢だけ~」の部分は「なーぜー」じゃなくて2番の「Fly high」の後でしかもそのフレーズの前に「急いで~」の部分が入るじゃない」ハァ

絵里「面目ないわ……」チカァ...

真姫「まあいいわ。他になぜが入りそうな曲……」

絵里「なんでいままでー♪」

凛「っ! 素直になれずにいたのー♪」

海未「ちょ、凛! 申し訳ありません、うちの凛が――」アワアワ

真姫「海未の方がうるさいわよ!」

真姫「とりあえずMusic S.T.A.R.T!!も呼吸も夢も関係ないわね」

絵里「うーん、whyがなぜじゃない可能性もあるのかしら?」

真姫「なぜじゃないとすると?」

絵里「あれ? みたいな」

真姫「するとつまり?」

絵里「あっれっれー♪」

真姫「うーん、キミのくせにも別に夢の話は出てこないし」

真姫「ニコちゃん、もう少しヒント」

にこ「ほわい!? くろーずあい! ブレスケア!」

にこ「ほわい!? イッツドリーム!」

真姫「くろーずあいが急に出てきたわね……」

絵里「目を閉じるのね……」

絵里「っ! 寝てたのよ! それでなぜ寝てたの!? って」

真姫「そんな曲ないわよ」

絵里「寝過ごしたら、遅刻するわよね?」

真姫「ニコちゃんは遅刻のことを言いたかったっていうの?」

絵里「遅刻に、ブレスケア。つまり好きな人に会うのよ」

絵里「夢にまでみたデートに遅刻」

真姫「あっ!」

絵里「そう、つまり!」

真姫「正解はぶる~べりぃ♡とれいんね!」

フミコ「不正解です」

ヒデコ「そして制限時間です」

絵里「えっ!?」

真姫「えっ、もしかして……」

絵里「遅刻に、ブレスケア。つまり好きな人に会うのよ」

絵里「夢にまでみたデートに遅刻」

真姫「あっ!」

絵里「そう、つまり!」

真姫「正解はぶる~べりぃ♡とれいんね!」

フミコ「不正解です」

ヒデコ「そして制限時間です」

絵里「えっ!?」

真姫「えっ、もしかして……」

ヒデコ「制限時間切れなので0点、それに不正解2回の減点を加えて……」

ヒデコ「BiBi-2点です!」

にこ「ちょっと! 何してるのよ!?」

真姫「ニコちゃんがWhyばっかり言ってたからよ!」

絵里「答えはなんだったのよ……」

にこ「?←HEARTBEATよ」

絵里「……Why?」

ことり「かよちゃんわかった?」コソコソ

花陽「いえ、全然……」コソコソ

希「……っ! ブレスケアってもしかして深呼吸?」

にこ「? そうだけど?」

絵里「っ! おかしいなもう一回目を閉じて深呼吸♪」

希「おかしいねホントは夢見てるのかな♪」

にこ「ほら、ニコずっと言ってたじゃない」

真姫「深呼吸はdeep breathよ」ハァ

絵里「ブレスケアは息の消臭ね」

にこ「それくらいわかりなさいよ!」

真姫「わかるわけないでしょ!?」

as long as there is a chance, I will not give up

海未「……ニコじゃなくてよかったですね」

希「ニコっちひどいなあ……」アハハ

希「まあこれでBiBiだけが下に抜けた感じやね」

真姫「5ポイントも離れてるのよね……」

絵里「まだ、あっち2つが間違えれば逆転は可能な段階ね」

ヒデコ「それじゃあ次はPrintempsの2問目です」

穂乃果「よしっ、このまま頑張ろう!」

ことぱな「「うんっ!」」

フミコ「次はこちら」

穂乃果「えっ」

穂乃果「マウンテン、ボイス!」

ことり「へ?」

花陽「山の声……?」

穂乃果「スモールミ―、バーイ!」

ことり「小さな自分、じゃあね……?」

花陽「うーん?」

ことり「ボイスって聞いたときはCOLORFUL VOICEが浮かんだけどさよならなんて曲じゃないよね……?」

花陽「あっ、小さな自分にさよなら」

花陽「弱気な僕にさよなら……」

ことり「その前のフレーズってなんだっけ……」

花陽「刺激への期待盛り上がってく、だよ」

ことり「山で盛り上がるってのを表現したのかな?」

花陽「そうかも!」

ことり「じゃあ、せーのっ」

ことぱな「「僕らは今のなかで!」」

フミコ「不正解です」

穂乃果「ほわい!?」

にこ「ちょ、それニコのネタよ!」

真姫「ネタだったの!?」

絵里「ネタなんてやってないで真面目にやりなさいよ……」

ことり「あ、あはは。違うんだ……」

花陽「あの、もしかしてマウンテンボイスって大きな声ってことかな?」

ことり「なるほど!」

ことり「大きな声といったら」

ことぱな「「Super LOVE=Super LIVE!」」

ミカ「それも不正解です」

ことり「……山、声、小さな自分、さよなら」ウーン

穂乃果「ヘイ!」

ことり「へ?」

花陽「ヒントを思いついたってこと?」

穂乃果「イエス、イエース!」

穂乃果「ヒル、ボイス! マウンテン、ボイス!」

穂乃果「スモールミー、バーイ」

ことり「出し切ったみたいだね」

花陽「追加されたのはヒル、ボイス……。丘の声」

ことり「丘の声と山の声を聞くってこと?」

花陽「そんな歌ないよね……?」

ことり「自然の声を聞いて、小さな自分にさよなら」

ことり「……卒業?」

花陽「自然っぽい曲で卒業っていうワードが入ってる曲といえば――」

ことぱな「「Oh,Love&Peace!」」

穂乃果「のおおおおおおおおおお!」

ヒデコ「穂乃果の言う通り不正解です」

>>31
書きながら考えてたけどやっと曲が思いついた
ススメ→トゥモロウ

花陽「3回も不正解……」

ことり「なんとしても正解しないと-3ポイントで0ポイントになっちゃう……」

花陽「丘の声、山の声……」ボソッ

ことり「えっ?」ビクッ

花陽「えっ?」

ことり「い、いや、嘘でしょ穂乃果ちゃん」ガクガク

花陽「ど、どど、どうしたのことりちゃん?」

ことり「Dreamin' Go! Go!!」ボソッ

花陽「へっ?」

ことり「正解はDreamin' Go!Go!!」

真姫「そんな要素あった?」

凛「うーん……」

ヒデコ「正解!」

絵里「はあっ!?」

にこ「なんで丘の声と山の声でDreamin' Go!Go!!なわけ!?」

花陽「は、花陽もさっぱりなんだけど……?」チラッ

ことり「……穂乃果ちゃぁん」ジワッ

穂乃果「こ、ことりちゃん!? なんで泣いてるの!?」

ことり「丘を越え山を越えて♪ ちっぽけな自分にさよなら♪」

ことり「なんてわかるわけないよぉ……」ポロポロ

海未「確かに丘と山という単語は入っていますが、声は――」ハッ

海未「おかこえ、やまこえ……?」

穂乃果「そう! 越えるっていうのがわからなかったからボイス、声で代用したんだ」エヘヘ

希「それってボイスがない方がわかったような」アハハ...

ことり「変なひねり入れないでよぉ……」ポロポロ

穂乃果「ご、ごめんね、ことりちゃん」アワアワ

フミコ「と、とりあえずPrintemps2ポイント! 合計5ポイントです!」

ことり「かよちゃん、一緒に頑張ろうね」

花陽「う、うん」

穂乃果「穂乃果も頑張るから! ね? ね?」アセアセ

花陽「えっと、分からないところは変にひねり入れないで、ね?」

穂乃果「うぅ、ごめんなさーい」

希「今のでもきっちり正解してくるあたりPrintempsは曲者やね」

海未「そうですね。……凛、穂乃果のように変なひねりを入れるとどうなるかわかりましたか?」

凛「き、気を付けるニャ」ゴクリ

ミカ「続いてlily whiteの2問目です」バッ

凛「ダンスダンス! ノンストップ!」

希「……」

海未「………続きは?」

凛「ノー!」ブンブン

希「終わり!?」

海未「短いところということでしょうか……」

海未「希。ダンスといってパッと浮かんだ曲が4曲あるのですが」

希「時間はあるし1曲1曲考察していこ?」

海未「はい、まずはDancing stars on me!」

海未「もっともっと踊らせて みんなみんなとまらない♪」

海未「この部分がまさに凛の言った通りなのですが」

希「でもダンス、つまり踊るって単語のは1回やね」

海未「ということで次は輝夜の城で踊りたいですが」

希「踊ろう! 踊ろう! 終わらない Dance beat♪やね。Dance beatがもともと英語やからそこは除外されていると考えて……」

海未「はい、これは踊ろうが2回、そしてノンストップ。終わらないということで……」

希「どっちかっていうと輝夜の方が近いかな?」

海未「ここからはただダンスという単語から浮かんだ曲ですが」

海未「Paradise Live」

海未「Dance party,dance partyの部分ですが」

希「ノンストップ要素は薄いね」

海未「ではダンスタか輝夜か……」

希「ウチは輝夜かな」

海未「そうですね、では輝夜で」

希「せーのっ」

のぞうみ「「輝夜の城で踊りたい!」」

ミカ「不正解です」

海未「ふむ、ではダンスタですね」

希「じゃあもう一回、せーのっ」

のぞうみ「「Dancing stars on me!」」

ヒデコ「正解です!」

ヒデコ「ちなみに出題部分は『もっともっと踊らせて みんなみんなとまらない』の部分です」

海未「と、いうことはもっともっと踊らせて、だからダンスを2回ということですか……」

凛「そうニャ!」

希「まあこれは問題が簡単やったね」

絵里「ちょっと、これ出題偏ってるんじゃない!?」

真姫「リリホワびいきよ!」

にこ「そうニコ!」

花陽「び、BiBiがクレーマーに!?」

フミコ「ランダムに出題していますので偏りはないかと……」

真姫「じゃあ完全に代表者の責任じゃない……」ジトッ

にこ「うっ……」

ヒデコ「一応、お題を選ぶところから見せますね」

ミカ「見ないで引く……。えいっ! これです!」

にこ「……っ!」グッ

絵里「! よかったのね!」

真姫「やったわ!」

にこ「とぅないとアドベンチャー!」

にこ「デンジャラス、ルール」

にこ「ロー、アンドハイ! ツー!」

絵里「ふむ、なんだかわかる気がするわ」

真姫「結構ヒントが多いわね」

絵里「今夜の冒険、危険、ルール」

真姫「低い、高い、2」

えりまき「「…………」」

絵里「……待って、分かっちゃったんだけど」

真姫「私も」

絵里「いやいや、あのニコが完璧すぎて逆に怖いんだけど」

真姫「だって、そのまんまよね?」

絵里「せーのっ」

えりまき「「最低で最高のParadiso」」

にこ「やった!」

絵里「あっ」

ミカ「……正解ですが、正解と言う前に矢澤先輩が日本語を話したので減点1です」

真姫「ニコちゃん……?」

にこ「な、なによ! 嬉しくなっちゃったのよ!」

真姫「ニコちゃんはそんなんだからバカなのよ!」

にこ「言ったわね!? ちょっと頭いいからって――」

絵里「ちょ、2人ともストップ、ストーップ!」

フミコ「ちなみに出題部分は『今夜の冒険は危険なルールで勝ってみたい 最低で最高のふたりになる予感ね』の部分です」

ミカ「現在Printemps:5ポイント、lily white:7ポイント、BiBi:2ポイントです」

絵里「さっきの4ポイントがあってもリリホワと5ポイントも離れてるのね」

真姫「でもPrintempsになら追いつけそうね」

ことり「ことり達だって負けないもん! ね? かよちゃん?」

穂乃果「穂乃果もいるよ!?」

海未「5ポイント差とは言っても安心はできませんね」

海未「最初のニコや先ほどの穂乃果のように何かあるかもしれませんし」

希「凛ちゃん、頼んだよ」

凛「はいニャ!」

フミコ「では、Printemps最後の挑戦です。どうぞ!」

穂乃果「……っ!」

穂乃果「あいらびゅー!」

花陽「I love youって言うと、伝えたくて零れ落ちたあれ?」

ことり「うーん、これだけだと判断しかねるから、穂乃果ちゃん、続きお願い」

穂乃果「わーど、アイ、シークレット!」

花陽「……えっと、Ilove you word I secretかな?」

ことり「あなたが好き、言葉、私、秘密」

花陽「連想する曲っていうとやっぱりUNBALANCED LOVEなんだけど」

ことり「確かに気持ちを隠し続けてる、って言うもんね」

ことり「でも、I love youの後のフレーズではないし……」

ことり「他にI love youが入ってるのって」

花陽「パッと思いつくのだとMermaid festa vol.1とかもぎゅっと"love"で接近中とか」

ことり「裸足で書いた砂の記号、さかさまにすれば I love you」

ことり「これも秘密は関係なさそうだし」

ことり「もぎゅはI love youっていうよりI miss youの方が印象が強いかな」

花陽「本気I miss youの部分だよね」

花陽「! 恋とか秘密とか出てくる曲あるよ!」

ことり「えっ?」

花陽「soldier gameだよ」

花陽「ならば恋かも、私の中には秘密があるとして」

ことり「あっ!」

ことり「でも、そうするとwordが関係なくなっちゃうよね」

ことり「それに恋だとI love youって英訳する意味もないし」

ことり「I love youって言うんだからこう、愛してる! って感じで」

花陽「ばんざーい?」

ことり「あれは前向きな歌だし秘密とかはなかったと思うけど」

ことり「他には好きです! って感じ?」

花陽「じゃあ告白日和、です!?」

ことり「うーん、あれも別に秘密とかじゃないよね……」

花陽「Love marginalとか――」

穂乃果「ヘイルーック!」

ことり「? あっ、何か思いついたの!?」

穂乃果「イエス!」

穂乃果「アイ、フォール、ティア―!」

ことり「……っ! アイってeye!?」

花陽「っていうことは、目から涙が落ちるっていうこと……」

ことり「好きです、言葉、目から落ちる涙、秘密」ハッ

花陽「……。扉を開けて欲しいの」チラッ

ことり「っ! でも……。怖いの」

花陽「怯えてる……」

ことぱな「「スピカテリブル!」」

フミコ「正解! 5ポイント獲得です!」

ヒデコ「英訳したのは『「好きです」の言葉、瞳を濡らして流れたのは秘密』の部分です」

穂乃果「ごめんね、瞳を濡らして流れるっていう部分を英訳できなかったからティア―って勝手に加えちゃって――」

ことり「ううん! ことりこそごめんね……」

ことり「穂乃果ちゃんは必死に分からないながらも伝えようとしてくれてたんだもんね……」ウルウル

ことり「それを責めちゃって」

穂乃果「ううん、穂乃果がバカだから」

ことり「そんなことない! ことりが穂乃果ちゃんの考えを汲み取ろうとしなかったから……」

穂乃果「それでね、ことりちゃんがよければ、後で穂乃果の勉強をみてほしいな」

ことり「っ! もちろんだよ! かよちゃんも一緒に、ね?」

花陽「は、花陽もいいんですか!?」

ことり「もちろん! だって私たち――」チラッ

穂乃果「っ! せーのっ」

「「「Printempsです!」」」

穂乃果「あはは」ニコニコ

花陽「え、えへへ」ニコニコ

ことり「うふふ」ニコニコ

希「なんだか穂乃果ちゃん達勝ったみたいな盛り上がりやね」

絵里「まあ、でもここで5ポイントとられたのは大きいわ」

絵里「って、私たちの勝ち目ないじゃない!?」

ミカ「あっ、大丈夫です」

ミカ「最下位のチームにはスペシャル問題を用意させていただいてますので」

絵里「スペシャル問題?」

希「こんなこともあろうかと用意しておいたのだ!」エヘン

絵里「何それ?」

希「最終問題の点数が2倍になって計算されるっていうシステムやん?」

希「ただし問題自体は難しいよ」

希「ニコっちに英訳した歌詞を見せてそれを英語を使わずに和訳する」

にこ「和訳は得意だけど?」

真姫「本当に!?」

絵里「完璧に答えられれば10点……。勝ったわね」ニコッ

希「まあでも次はウチらリリホワの番やけどね」

海未「Printempsは10点、私たちはは現段階で7点」

海未「もし同点の時はどうなるんですか?」

希「その場合は同率1位っていうことで他1ユニットが6人に奢りやね」

真姫「はあっ!?」

凛「あれー? 真姫ちゃん勝つ自信ないんだー?」

真姫「っ! 勝てるわよ! ね? ニコちゃん?」

にこ「もちろん、奢るのはあんた達よ」ビシッ

海未「ということは、3点でPrintempsと同点、4点で勝ちですね」

希「ただ、BiBiが10点を取った場合、ウチらが5点とったとしても12点で同率1位……」

海未「とりあえず、狙うは5点ですね。それで1位は確定します!」

希「せやね。それじゃあ、最終問題、いくで!」

海未「はいっ!」

凛「おーっ!」

ヒデコ「では、lily whiteの最終問題は、こちら!」

凛「っ!」

凛「ナウ! ミラクル! ナウ!!」

海未「ミラクルというと……」

希「とってもとってもやんな」

海未「くるくるーですね」

希「でもnowって?」

海未「ふむ……」

海未「やっぱりやっぱりMIRACLE♪ きらりまいにちまいにちMIRACLE♪」

海未「――の毎日をnowと英訳したのでは?」

希「ふふ」ニヤニヤ

海未「な、なんですか?」アセアセ

希「いやー、海未ちゃんのくるりんMIRACLE可愛いなーって」

凛「Cute!」

海未「なっ……! 今はそんな場合ではないでしょう!?」

海未「いきますよ、希。せーのっ」

のぞうみ「「くるりんMIRACLE」」

フミコ「不正解です」

海未「えっ、くるりんMIRACLEではない……」

希「……また先入観やね。凛ちゃんがミラクルといえばくるりんみたいな」

希「nowって2回言ったってことはそこが重要なんかな?」

希「今、奇跡、今」

海未「今ここで出会えた奇跡♪ですかね?」

希「ウチは奇跡それは今さここなんだ♪だと思うけど」

海未「ですがそれですとnowを一番最初に言った意味が」

希「今を強調したかったんやない? それ僕だとしても後ろのnowの意味がないし」

希「それにそれ僕やったらその後の忘れないで僕たちの季節♪のseasonも入ってくるやろうし」

海未「なるほど、では」

希「ウチの方でいい?」

海未「はい。それでは、せーの」

のぞうみ「「KiRa-KiRa Sensation!」」

ミカ「正解です!」

ミカ「4ポイント獲得で合計11ポイントです」

希「やった!」

海未「Printempsに勝ちました!」

凛「やったニャ!」ワーイ

海未「しかし、凛」

凛「ニャ?」

海未「奇跡それは今さここなんだだけなら、あれでもまあ許しましょう」

海未「しかしお題は……」チラッ

フミコ「『奇跡それは今さここなんだ みんなの想いが導いた場所なんだ』です!」

海未「後半を全く英訳していないではないですか!」

海未「ミラクルと言って候補が何曲あると思っているのですか!?」

希「まあ海未ちゃんの歌詞奇跡ばっかりやからなー」アハハ

海未「凛、導くを英語で?」

凛「ミチビィクゥ」

海未「Leadです! みんなは?」

凛「レディースエーンジェントルメーン」

希「くふっ。まあ正しいやんな」クスクス

海未「everybodyです」

海未「この歌詞を英訳するとしたらこの単語を使うかは微妙ではありますが単語としてでしたらわかりますよね?」

海未「ここは?」

凛「? 部室?」

海未「そうではなく英語で!」

凛「club room?」

真姫「くふっ……」プルプル

海未「そういう意味ではありませんし英訳するとしたらroom of clubです!」

希「まあまあ、コントはその辺にして」クスクス

希「つまり海未ちゃんは何が言いたいん?」

海未「このままでは心配なので凛をみっちり鍛え上げます!」

凛「へ?」

海未「希ももちろん一緒に。希は英語が得意なんですから」

凛「えー、凛勉強したくなーい」

海未「その結果が今の有様です!」

海未「普段から予習復習をきちっとしていないから――」

希「まあまあ、海未ちゃん。そうだ、ウチの家で勉強して、そのままお泊りなんてどう?」

希「近くの銭湯にいって3人でお風呂に入ったり」

凛「おお! それだったら楽しそうニャ!」

希「決まりやね」ニコニコ

海未「流石希ですね。あの凛を一瞬でその気にさせるなんて」

希「ウチはリリホワ姉妹の長女やからね」

海未「長女……?」

凛「じゃあ凛が末っ子!」

凛「海未ちゃんと希ちゃんは凛のお姉ちゃんだね!」

海未「お、お姉ちゃん、ですか!?」

凛「あっ、でも海未ちゃんはお姉ちゃんっていうよりお姉さまかも」

凛「ね、お姉さま?」ニコッ

海未「か、からかうのはやめてください!」カアアアアアアアア

絵里「さて、私たちの番ね」

真姫「最初の-2点からの逆転劇を見せてあげるわ」

絵里「10点、つまりノーミスでリリホワの11点を抜いて逆転大勝利ね」

にこ「ニコの実力をとくと見るニコ!」

フミコ「では、スペシャル問題。逆転のチャンスです」

フミコ「BiBiの最終問題はこちら」

にこ「……」サアアアアアアア

真姫「……。ニコちゃん?」

絵里「……ニコ?」

にこ「も、もし!」

絵里「もし……」

にこ「ただ、私がもっとばいばいできたなら!」

真姫「ん?」

にこ「(私はできないって知っているけど)」

絵里「ばいばいできなかったっていうこと?」

にこ「私は私の愛があなたにリーチできると洗っている!」

にこ「あっ、リーチって――」

ミカ「この場合のリーチはおそらく立直のリーチなので減点対象外とします」

にこ「えっ、リーチって英語じゃなかったの!?」

真姫「英語のreachと立直は意味が全く違うわよ……」

絵里「全然わからないわ」

真姫「おそらく出題されたものを直訳して、しかも訳が間違ってるわ」

真姫「歌詞を英訳すると少し原文と変わったりすることも考えられるから似たような歌詞を考えていけば……」

絵里「もし私がもっとばいばいできたなら、ってさよならができなかったってことよね?」

真姫「ということは恋の歌よね、おそらくは」

真姫「それで、ニコちゃんの反応から察するに、reachをそのままリーチと訳したと考えていいはずよ」

真姫「だから、リーチはつまり達する、届くね」

絵里「洗うって言うのも文脈的に明らかにおかしいわね」

真姫「洗う、つまりwash……」

絵里「もしかしてwish?」

真姫「っていうことは、I wish my love could reach you.ってところかしら」

真姫「直訳して私は私の愛があなたに達することができることを願う、ね」

真姫「まあ、大体わかっちゃったけど、1文目も紐解きましょう」

絵里「そうね」

花陽「す、すごい……」ゴクリ

絵里「洗うって言うのも文脈的に明らかにおかしいわね」

真姫「洗う、つまりwash……」

絵里「もしかしてwish?」

真姫「っていうことは、I wish my love could reach you.ってところかしら」

真姫「直訳して私は私の愛があなたに達することができることを願う、ね」

真姫「まあ、大体わかっちゃったけど、1文目も紐解きましょう」

絵里「そうね」

花陽「す、すごい……」ゴクリ

絵里「1文目はもし、ただ私がもっとばいばいできたなら」

絵里「これを英語にすると、If, just I could say good-bye more.かしら」

絵里「少し不安ではあるけど」

絵里「私の予想だとニコはsee youをさよならって和訳したと思うんだけど」

真姫「まあ、あの曲だとしたらそうよね」

真姫「ニコちゃん、もしかしてoneを見逃したりしてない?」

にこ「ん? あっ、もっとじゃなくてもう一度ね、これ」

絵里「one more timeね」

絵里「つまり、If, just I could see you one more time.うーん、この場合はおそらくニコがonlyをただって訳したと考えて」

絵里「If only I could see you one more time.」

絵里「直訳して、もう一度だけでもあなたに会えたならば」

絵里「(私は無理だって知っているけれど)まあこれはこれでもいいわね」

真姫「そうね、つまり、もう一度だけ会えればいいのに(無理ねきっと)」

絵里「大好きな気持ち届けてほしい。つまり答えは」

えりまき「「夏、終わらないで」」

ミカ「せ、正解です……!」

真姫「こっちの方が簡単じゃない」

絵里「こっちに推理の材料がある以上ね」

穂乃果「す、すごいよ絵里ちゃん! 真姫ちゃん!」

海未「ふむ、なるほど。これが本来の実力ということですか……」

ヒデコ「スペシャル問題の10ポイントが入って、合計12ポイント……!」

ヒデコ「BiBiの逆転です!」

ヒデコ「原文は2人が言った通りなので、省略します」

にこ「まあニコのおかげよね」フフン

真姫「ニコちゃん……?」

絵里「3人のうちで一番ひどかったんだけど」

にこ「へ?」

真姫「まずwishとwashを間違えるのはありえないし」

絵里「それよりも最初のほわい!? が問題だと思うけど」

絵里「他のユニットもするみたいだしBiBiもやる?」

にこ「や、やるって……?」

絵里「勉強会よ」

真姫「やるんだったら私の家を提供するけど? 広いし」

絵里「その時は、奢ってもらったジュースでも飲みながら、ね」

にこ「ぐっ……。まあ、やるならいくわ」

真姫「ニコちゃんにだったら私も教えてあげられる自信あるし」カミノケクルクル

にこ「なっ! ニコもそこまでバカじゃないわよ!」

真姫「さっきのを見てるとそうは思えないんだけど」

にこ「先輩に対する敬意ってものを――」

真姫「先輩禁止、でしょ?」ニコッ

にこ「ぬわああああああああ!!」

絵里「まったく、相変わらずね」フフ

フミコ「と、いうわけで今回の英語歌詞当てゲームは終わりにします」

希「みんなユニット毎に勉強会するみたいやし、また同じようなことしたいね」

絵里「次はBiBiが最初から独走しちゃうわよ?」

にこ「ニコがもう少しかしこくなればBiBiは最強ニコ!」

ことり「Printempsが満点取るもん! ね? 穂乃果ちゃん? かよちゃん?」

穂乃果「そうだよ!」

花陽「うん!」

海未「凛も育てればきっと伸びます。ねえ?」

凛「うっ、が、頑張るニャ!」

希「それじゃあ第2回に期待して今回は解散!」

穂乃果「あはは、穂乃果頭使っちゃったら甘いもの食べたくなっちゃった」

凛「凛も凛も!」

にこ「じゃあパフェでも食べて帰る?」

海未「太りますよ?」

ことり「穂乃果ちゃんも頑張ってたし、ね?」

花陽「花陽も! 真姫ちゃんも行くよね?」

真姫「ヴェッ? ま、まあ、行ってあげなくもないけど」カミノケクルクル

希「って、ことらしいんやけど」

絵里「ふふ、いいわね。行きましょう」

穂乃果「じゃあ、レッツゴー!」

凛「ゴーッ!」

にこ「イートパフェ!」

おわり

予想外に長くなってしまった。
2回目の予定はありません。

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