μ'sと学ぶ野球講座 (5)
基礎編【グローブの種類】
穂乃果「うーん…」
海未「おや、穂乃果。こんなところでどうしたのですか?」
穂乃果「あ、海未ちゃん。グローブを選んでるんだけどどんなのがいいかな?」
海未「穂乃果は三塁手ですから内野用の…」
穂乃果「あ、これとか良さそう!」
海未「…それはキャッチャーミットです」
穂乃果「へ?グローブじゃないの?」
海未「あなたはグローブとミットの違いもわからないのですか…」
海未「いいですか、まず捕球するこの道具には2つ種類があり、その中でも細かく分類されています」
海未「まずグローブ!グラブとも言いますが、これには大まかに4つの種類があり、どれも基本的には捕球面と送球面双方のバランスが取れているものです」
海未「そしてミット、捕手や一塁手など捕球がメインのポジションが使う物です。捕球面で優れている反面送球面は余り優秀とは言えません」
海未「今穂乃果が持っているものはキャッチャーミットです。落球しないように大きく膨らんでいるのが特徴ですね」
海未「そしてこれがファーストミットです。幅広い早急に対応できるよう非常に大きく、長く作られています。これはことりが使っているものと同じ小田嶋モデルです。」
穂乃果「ほえー…」
海未「そしてグローブですが、大まかに投手用、二塁手・遊撃手用、三塁手用、そして外野手用言うものがあります」
海未「どのポジションでもそれなりに使いやすいオールラウンダーと言うのもありますが、今回は割愛します」
海未「投手用は握りが見えないようウェブ…網の部分に隙間はありません。またグローブの芯も深めに作られています」
穂乃果「グローブに芯?」
海未「一番取りやすいところです。ポケットやスポットとも言われます」
海未「また人差し指を出す投手も多いので打球から保護するために指カバーが付いているものも多いですね。」
海未「それ以外は非常に種類は豊富で重たいものから軽いもの、生地の厚いものから薄いものまで多彩です」
海未「そして内野手用、二塁手と遊撃手には素早い送球が求められるので比較的芯も浅く、軽いものが好まれますね」
海未「そして三塁手、網の部分を除けば投手用と大きな差はありません。まれに薄く芯も浅いものを使う人がいますけどね」
海未「外野手用は少し長めに作られており、芯も深いものが基本ですね。大きさの割に軽いものが多いです」
海未「以上を踏まえた上で、穂乃果のポジションを考えるとそれなりに厚めで芯の深い三塁手用が良いでしょう」
穂乃果「…うん!わかった!」
穂乃果「すいませーん!これくださーい!」
海未「穂乃果!それはファーストミットです!何一つわかっていません!」
穂乃果「だって海未ちゃん説明長いんだもん!」
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こんな感じで進めていきます。イマイチ分かりにくいルールや道具、戦術論を気が向いたら書いてきます。
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