仮面ライダー555の世界を安価で生まれたキャラクターで生きていくスレ。
コンマ判定などでも進めていきます。
とりあえずキャラクター作成から
あなたは男? 女?
下1レス
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1445652237
あなたの性別は男だ。
あなたの存在はどのようなもの?
下1レス
コンマ50以上、または8・9以上で……
あなたの体から灰が降る。
あなたは死を跨いだ種族、オルフェノクとなりました。
オルフェノクになったことにより、正気度のチェックが入ります。
正気度は作中で行動することにより減少し、0になると暴走状態となります。
あなたの正気度を決定します。
下2レスまで
コンマ一桁の合計を割った数値
あなたの正気度は3です。
あなたは身体以上に、心が追いついてきていません。
正気度は作中で登場人物たちとの交流などにより回復します。
また交流を深めた人物がいれば、ひょっとすると……
絆はあなたを狂気の底から救うかもしれません。
あなたの死因を教えてください。
下レス1
あなたの死因は圧死です。
コンマにより、あなたの力はオルフェノクの中でも上級です。
称号【上級オルフェノク】を獲得しました。
この称号を選択することにより、戦闘時に同格より下のオルフェノクとのコンマ補正に+1が判定されます。
あなたのオルフェノクとしての姿を教えてください。
下3レスまで
コンマ一桁が最も高いレス
キノコのオルフェノクは毒キノコがすでに登場しているため
再安価とさせていただきます。
申し訳ありませんがお付き合いください。
下3レスまで
コンマ一桁が最も高いスレ
あなたのオルフェノクとしての姿はカイメン、スポンジオルフェノクとなりました。
オルフェノクとして持つ武器を選択してください。
最大二つまで選択できます。
下3レスまで
コンマ二桁が最も高いスレ
あなたの武器は銛、斧に決まりました。
あなたの特殊能力を選択してください。
【上級オルフェノク】により、最大二つ選択できます。
下3レスまで
コンマ一桁が最も高いスレ
あなたの特殊能力は、麻痺細胞と吸血に決まりました。
最後に、あなたの境遇を教えてください。
境遇が矛盾した場合は、申し訳ありませんがこちらで修正させていただきます。
下3レスまで
あなたのプロフェールが決定しました。
【種族】上級オルフェノク(スポンジオルフェノク)
【性別】男
【正気度】3/3
【武器】銛、斧
【特殊能力】麻痺胞子、吸血
あなたの周りには常に友人が多くいた。
夢だった刑事になったあなたは同僚と共に、癖はあるが優秀な上司と一緒に事件に挑んできた。
そんなあなたに悲劇が起こる。あなたの敬愛する両親が突如として行方不明になったのだ。
家には大量の灰がまき散らされていたが、関連性は不明。
上司と同僚に心配されながら捜査を強行したあなたは、ついに手掛かりになりそうな一片を掴む。
やっとの思いで見つけた安心感で帰路に着いている途中、頭上から何かが落ちてくる音に目を向けると……
キャラクター作成にご協力頂きありがとうございます。
本編を投下する際には予告しますので、その時はよろしくお願いします。
16時から投下したいと思います。
自分は死んだ。
いや、正確には死んだはずだった。
落ちてきた鉄骨に潰され、痛みも感じずに目の前が暗くなっていく恐怖。
それ以上に、こんな所で[ピーーー]ない焦燥が自分を支配した。
しかしそんな感情など歯牙にもかけず、目の前もなにもかもが暗くなっていく。
やがてなにも分からなくなった時、意識も底に沈み──
「いやだっ!」
叫んだ直後、声を発せられたことにまず驚いた。
次に体が自由に動くことに驚き、近くを見れば自分を押しつぶした鉄骨が転がっていた。
「一体、どうなって」
続けようとした言葉は、しかし口から出てこなかった。
少し前まで降っていた雨によって出来た水たまり。
それをのぞき込み、写っているはずの自分。
水たまりに写っているその姿は、くたびれたスーツ姿ではなく
灰色の異形だった。
「!?」
激しい戸惑いと共に、水たまりに駆け寄る。
水たまりをかき乱しても、写るのはいつまでも灰色の異形ばかりで
「っ!!」
やがて堪えかねるように、悲鳴すら上げられず無我夢中でその場を離れる。
どこまでも、どこまでも、どこまでも……
その姿が異形から人に戻っても構わず走り続ける。
無意識に自宅に着いた瞬間、その体が玄関に崩れ落ちた。
意識が落ちていく中、すべてが夢であることを、強く自分は祈った。
両親がいなくなったあの日から、全てが……
数日後、一人の若手刑事が行方不明となる。
誰にも何も告げずに行方をくらましてから、何日か経った。
随分と可愛がってもらった上司などには申し訳なかったが、どう説明すればいいのかも分からなかった。
死んだと思ったら化け物になってしまい、もう刑事を続けられそうにないなんて、冗談でも言えたものではない。
幸い貯えはまだ余裕があるし、短いとはいえ自分も刑事だった身。
同業の目を掻い潜る術は多少は身に着けている。
「さて、今日はどうするか」
不本意とはいえ、今の自分は自由の身だ。
何をしてもいいだろう。
下2レス
行動指定
化け物になり、刑事を辞めたといっても、やることは変わらない。
両親の失踪の原因を探るべく、街に出る。
「さて、どこから手をつけるか」
下2レス
人物指定
コンマ一桁で好感度判定
同僚の白バイ隊員の婦警
>>50
同業の者の目を避けているため、コンマ50以下の同業者は無効となります。
「落としましたよ」
「え」
振り返れば、青年が財布を差し出していた。
見慣れたそれは確かに自分のもので、ポケットを探れば入れていた財布がない。
「あ、これはどうも」
「大したことじゃないです」
そう言って優しそうに笑う青年に、なんだかこちらまで穏やかにさせられる。
「いえ、人を助ける行動ができる人は素晴らしいと言います。 ありがとうございました」
父から教わった言葉だが、口にするのは久しく感じた。
「素晴らしい……人……」
何か考えるように呟く青年。
「人は、どこまで人なんでしょう」
躊躇いがちにだが、青年が問いかけてくる。
「どこまでが人、ですか」
その問いは、今の自分にとっては難しい問いだ。
自分の正体があやふやな状態で答えるには、いささか以上に。
しかし、答えるとすれば……
下3レスまで
「人であろうとする心があるなら、どこまでいっても人だと自分は思います」
「人であろうとする心……」
「はい、むやみに人を傷つけたりしないといったような良識を持って生きるなら、立派な人だと言えます」
それがたとえどんな存在でも。
自分に言い聞かせるように、そう心中で呟く。
しばらく考えこむように青年は黙り、考えに整理がついたのか心なし先ほどよりも笑顔で礼を言ってきた。
「ありがとうございます。 なんだか気分が晴れました」
「いえ、自分も考えさせてもらいました」
お互いに会釈し、その場を離れる。
今時珍しい好青年だと感心すると同時、何か危うさを秘めた感じを覚える出会いだった。
好感度が変動しました。
木場 勇治:立派な人
下2レス
人物指定
コンマ一桁で好感度判定
ふと空腹を感じ時計を見れば、時刻はお昼を半分ほど過ぎていた。
見渡すと一軒のパスタ店が目に入る。
「ここにするか」
混んでいたが幸いにも席はとれた。
テラス席に案内され、注文した料理が来るのを涼風を感じながら待つ。
「相席よろしいかしら?」
街道の木々をぼうっと眺めていると、随分と艶っぽい声が聞こえた。
「え、えぇ、どうぞ」
「ありがとう」
少々狼狽えながらも答えれば、声の印象通りの女性がいた。
気まずい空気を感じ、内心早く料理が来るのを待つ。
「ねぇ」
そんなあなたを見透かすように、女性が話しかけてくる。
下3レスまで
「あなた、もしかして」
意味深に見つめてくる女性に、しかし男女の緊張感というものはあまり感じなかった。
どちらかというと、自分の内側を余すことなく暴かれそうな忌避感が強い。
「ねぇあなた、スマートブレインって聞いたことあるかしら」
「えぇ、まぁ。 有数の大企業ですからね」
様々な分野で成功を収めるその名前は、テレビを見ていれば一日に一回は目にするだろう。
最近社長が変わったとか、そういう話を聞いたような。
「私、一応その企業の者なのだけど」
そう言って差し出された名刺を受け取る。
「よかったら連絡をちょうだい」
微笑んで、女性は席を立つ。
「あの、どうして自分に?」
「近しいものを感じたから……かしら」
答えになっていない答えを返し、自分の注文を持ってきた店員に断りをいれ女性は去っていった。
「なんだったんだ、一体……」
運ばれてきたアサリとほうれん草のパスタを食べながら、つかみどころのない女性に首をひねった。
好感度が変動しました。
影山 冴子:使えそうな子
下1レス
コンマ一桁判定 コンマが一定以上で……
あの後も調べ続けたが、結果は芳しくなかった。
気づけばすっかり暗くなってしまい、人気も寂しくなっていた。
「仕方ない、今日はこのあたりで帰るか」
家への帰路を歩いていると、三人の家族が笑っている。
「今日の遊園地、まーくん楽しかった?」
「うん、とーっても楽しかった! また行こうね」
「はは、こりゃお父さんも頑張らなきゃな」
聞こえてくる幸せな会話に、癒しと寂しさを感じる。
昔を思い出していると、はしゃいだ子供が通行人とぶつかってしまう。
「どうもすいません、前をよく見ていなくて。 ほら、謝りなさい」
「おじさん、ごめんなさい」
両親の注意で素直に謝る子供に、しかし通行人は何の反応も示さない。
申し訳なさそうな両親の顔が、しかし一瞬のうちに引きつる。
通行人の男の顔に奇妙な紋様が浮かんだと思った瞬間、異形へと姿を変えたのだ。
突然の恐怖に言葉が出ないのか、三人の家族はただ震えるだけだ。
それでも子供を守るためか、両親が盾になるように覆いかぶさる。
ゆっくりと、どこか嗜虐の空気を漂わせながら異形が家族へと近づいていく。
自分はそれを見て……
下2レス
【人として】
人であるための心。
非人道的な選択肢を正気度があるなら拒否できる。
「やめろぉ!!」
戦うしか、手段はない。
幸せな家族を守るため、少しでも注意を引こうと異形に殴り掛かる。
「!?」
突然殴り掛かってきた自分に意表を突かれたのか、異形は近くの茂みに頭から突っ込む。
「逃げてください!」
必死の言葉に、父親がなんとか二人を立たせる。
「あ、あの、あなたは……」
「自分は大丈夫ですから、早く逃げ」
言い終わらぬうちに、異形が茂みからはいでてくる。
「早く逃げて!」
迷う素振りを見せるものの、最後には頭を下げ家族はその場から走り去っていく。
「何者だ、お前は」
異形の影が怪しく動き、次にはそれが人の姿を形作る。
「それはこちらの台詞だ。 なぜ俺の邪魔をする」
「人を襲うやつの邪魔をするのに、理由なんていらない」
迷わず答えた自分を、異形が嗤う。
「今時お前みたいな馬鹿がいるとはな、可哀想な奴だ」
ふと異形は指を順々に折り曲げ、何かを数えだす。
「今日はお前で4人目か。 まぁ、ノルマは満たしてるし充分だな」
「なに……」
異形が呟いたそれは、耳を疑うものだった。
4人目、それが意味することは……
「まさか、いままでも人を……」
「ああ? あったりまえだろうが。 こんな面白い力があるんだ、遊ばなきゃ損だろ」
異形はその時の状況を一つ一つ楽しそうに話す。
しかし、そんな話など自分の耳には入ってこない。
あるのはただ、目の前の異形に対する狂おしく激しい
「許さない」
怒りだ。
「お前!?」
一瞬で異形へとなった自分を見て、男が驚愕する。
そんなことなど構わず、手に具現化させた斧で男を斬りつける。
「ぐぁっ!」
驚愕の隙を考慮しても速い踏み込みに、男は滅多斬りにされていく。
しかし、この異形への変化もたったの2回目。
何も考えずに攻めたことにより、思わぬ疲労が全身を襲う。
そんな隙を逃すほど男も甘くなく、持っていた大槌を全力で打ちあてる。
その衝撃に、体が3回転ほどして地面に激突する。
「はは、ドンピシャだぜ」
確実な手ごたえを感じ、勝利の余韻に男が浸る。
そのまま立ち去ろうとする男。
「そうでもないさ」
「嘘、だろ……」
まるでダメージがなく、平然と立ち上がる自分を見て呆然とする男。
この力を手にしてから、感じることのなかった恐怖が男をじわじわと支配する。
にじり寄れば、その分だけ男が下がる。
「う……」
それを数回繰り返したところで、男は限界だった。
「うわああぁああ!!!」
恥も外聞もなく、背中を相手に見せるのも構わず男が走り去る。
「逃がさない」
走り去る背中を睨みながら、絞り出すように呟く。
「逃がすものか」
それに呼応するかのように、斧を持つ手とは反対側の手にマスケット銃型の銛が現れた。
あたりは暗いが、そんなことなど関係ないように狙いを定める。
「いけ」
誰に呟くでもなく、夜道を走る背中を射出された槍が穿つ。
引き金は、やけに軽かった。
「ああ……ぁ」
槍が突き刺さった自身に唖然とする男。
その体を月光よりも明るい、青い炎が包む。
炎は異形を焼き尽くし、形作っていた灰が地面に降り積もる。
やがて炎も燃え尽き、灰も風にさらわれるようになくなってしまった。
対峙していた2体の異形は、一方が跡形もなく消え去った。
それを知る者は、残った灰色の異形。
それが己の未来に重なるように感じたのか、それとも処理し切れる出来事が許容量を超えたのか。
「はぁ……」
たぶんその両方で、疲れ果てたような声と一緒に、その場に座り込んだ。
今日はここまでで。
ありがとうございました。
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