【安価】英雄転生 (317)


あなたは一度死に、そして輪廻神の恩恵により転生する事を赦されました。

今回貴方が転生する場所は、帝国と皇国との戦争が勃発されている世界です。

この世界で貴方はどちらかの国に加担して国を勝利に導くのも良し、まったく戦争の無いところで人生を謳歌するのも良しです。

まず、貴方が生まれるべき場所を決定します。


天空の島……貴方の住む島です。殆どの人間が貴族であり、知性に優れ、体力が低いです。
貧民街……貴方の住む街です。天空の島のほぼ真下にあり、流れてくる貴族の塵を奪い合っては日々生き長らえています。知性が低く、体力が高いです。
獣の森……貴方の住む森です。獣が住むと言われている森で、最も畏怖されている場所です。知性は低く、体力が高いです
皇国……現在帝国と戦争を起こしている国です。戦況は劣勢であり、魔法学院と手を組み合っています。知性、体力共に平均です。
帝国……現在皇国と戦争を起こしている国です。生まれながらの軍事国家であり、知性、体力共に高いです
魔法学院……魔術師を育成する機関です。知性が高く、体力が低いです。



00天空の島
貧民街01?20
獣の森21?40
皇国 41?60
帝国 61?80
魔法学院81?99


直下コンマ下2


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1444556142

直下なのに下2になってました。
もう一度判定をします。
直下コンマ判定

貴方は貧民街生まれです。


では続いて、貴方の性別と名前をお願いします。
漢字表記、カナ表記でも構いません。
ついでに生まれた場所で彼がどの様に住み着いたか、またはどの様な経緯で生まれたかを記入してください
【名前】
【性別】
【性格】
【経緯】(不明でも可)
安価下1~3から決めます。

そういえばなのですが?
種族っていうか人種って人間だけですか?

【名前】ガラード
【性別】・
【性格】卑屈でお人好し
【経緯】友人に騙され借金の連帯保証人となり追われたので逃げて住み着いた

に決定しました。ついでに主人公は10歳から始めます。


貴方の住む場所が決定しました。

それでは、貴方が今回の人生に置いて、成し遂げるべき目標を設定します。

「国を勝利に導く」や「神にになる」等、「英雄」に相応しい目標でお願いします。

安価下1~3から決めます


ID見ていませんでした。
少々お待ち下さい

>>13
それは後に決定させて頂きます

では、今回は初回ですし有とさせて頂きます。

では、下から1~3お願いします

目標として【自分以外の人間を幸せにする】に決定します。



次に貴方の第一ステータスを決めます。
コンマは下一桁でお願いします。

体力コンマ下1
知性コンマ下2
容姿コンマ下3


1~3凡人
4~6普通
7~9天才

下からお願いします

体力:9
知性:10(凄い)
容姿:5

に決定しました。基本的に0は高いことにしています。


続いて、英雄には混合された血筋もあります。
故に、貴方はどんな血筋を持っているかのコンマ判定をします。

01~30人間……ステータスに変動なし
31~50半人半獣……筋肉、敏捷ステータスのみに経験値30振れる
51~60半人半獣(幻獣)……全体ステータスに経験値50振れる
61~70半人半魔……魔力、精神ステータスに経験値30振れる
71~75半人半神……全体ステータスが1ランクアップする
76邪神……ステータスオールE
77~99人間……ステータスに変動なし
00神の子……ステータスが3ランクアップする


コンマ下1

コンマに関しては連投はありとします。

人間に決定しました。



これが貴方の経験値第2ステータスです。


筋力E5
耐久E5
敏捷E5
精神E5
魔力E5
幸運E5


01~20:E
21~40:D
41~60:C
61~80:B
81~99:A
00EX


では更に追加としてコンマの数ほど経験値が得られます。
直下コンマ判定でお願いします。



【10】に決定しました。ではもう一度ステータスに経験値を振ります。

筋力E5
耐久E5
敏捷E5
精神E5
魔力E5
幸運E5


01~20:E
21~40:D
41~60:C
61~80:B
81~99:A
00EX

からお振下さい。

下3

筋力E5
耐久E10
敏捷E5
精神E10
魔力E5
幸運E5


に決定しました。


貴方は神様に神の加護を頂きました。
その頂いた加護(スキル)を、以下の神の名前を記入し、その隣に加護の内容をお書きください。

慈母神……自らの身体についてのスキル付加 (※例:慈母神・加護『自己再生』)
闘争神……戦闘に対してのスキル付加  (※例:闘争神・加護『剣術』)
輪廻神……前回のキャラのスキルを付加(※初回指定なし)
邪神……自らが不利になるスキルを付加(※例:邪神の場合は『呪い』 邪神・呪い『同属嫌悪』)
聖神……呪いを解くスキルを付加(※例:聖神・加護『相殺』)


では、神様の加護の安価を取ります。下1~10まで、連投は五分経ってから。
コンマ二桁で5以上であれば採用、4以下であれば不採用とさせていただきます
さらにコンマ一桁でランクを決め、
1~2E
3~4D
5~6C
7~8B
9A
0EXとさせていただきます。

分かりにくければそれはもう>>1の説明不足と言う事です。
それでは安価下から



慈母神・『肉体再生』C 自らの体力が削れた場合、で自動で1再生する
闘争神・『神速』A 自らの敏捷ステータスを一時的にAにする事が出来る
聖神 ・『軽減呪怨』C 全ての呪いの効力をC固定にするC以下の場合は無効とする
慈母神・『契約憑依』E 契約したものに憑依して力を肉体を借りることが出来る。但しランクがEの為持続力が無く契約の場合も限定される 
慈母神・『自己再生』B自らの体力が削れた場合、コンマ40以上で1再生する
慈母神・『超視力』B 遠くのモノが見えるようになる、またランクがBの為に、目に見えないモノも見えるようになる。


慈母神に愛され過ぎじゃないですかねぇ……





【出生】貧民街生まれ
【名前】ガラード
【性別】中性の為どちらとも取れる
【性格】卑屈でお人好し
【経緯】友人に騙され借金の連帯保証人となり負われたので逃げて住み着いた。
【年齢】十歳
【目標】自分以外の人間を幸せにする
ステータス
【体力】9
【知性】10
【容姿】5
【血統】人間
第二ステータス
【筋力】E5
【耐久】E10
【敏捷】E5
【精神】E10
【魔力】E5
【幸運】E5
加護・呪い
慈母神・『肉体再生』C 自らの体力が削れた場合、で自動で1再生する
闘争神・『神速』A 自らの敏捷ステータスを一時的にAにする事が出来る
聖神 ・『軽減呪怨』C 全ての呪いの効力をC固定にするC以下の場合は無効とする
慈母神・『契約憑依』E 契約したものに憑依して力を肉体を借りることが出来る。但しランクがEの為持続力が無く契約の場合も限定される 
慈母神・『自己再生』B自らの体力が削れた場合、コンマ40以上で1再生する
慈母神・『超視力』B 遠くのモノが見えるようになる、またランクがBの為に、目に見えないモノも見えるようになる。


以上で主人公の作成を終了します。

また、このスレの物語の表記は

(名前)「~~~~」

地文【~~~~~】

選択安価
1~~
2~~
3~~
4安価

台詞安価下2

などが入ります。その為台詞安価などで進行が遅くなることもあるので、そこはご了承下さい。

食事も含めて八時半までに再開しますので、それまで質問や雑談があればお好きにお使いください。





―――この世は不公平だった。
―――俺も含めて、この街に居る人たちに、笑顔なんてものは無かった

―――不公平なんだ、この世界は。
―――俺は別にいい、友の為を思って自ら名乗り出た、いつか返す、その友の言葉は、未だに俺は信じている。

―――逆に言えば、俺は弱かった。友の言葉を信じ、大切な共に疑心を覚え、この貧民街へ来た俺の心が弱すぎた。
―――赦してくれ友よ、君を疑った俺の、償いも出来ない君に、俺は手を重ねよう

【齢十歳の思考である】
【ガラードは達の悪い餓鬼に絡まれ、連帯保証人となった】

【十歳の彼に出来る事は無く、仕方無しに全ての塵が集うと言われている貧民街へと足を運んだのだった】
【ゴミの山にて、ガラードは食料調達を行っている。浮浪者や盗賊の溜まり場としても有名なので、姿を見られれば絡まれるだろう】
【三日分の食料をゴミ山から調達したガラードは人に見つからないように自らの住処へと戻る】


―――こんな生活を続けて分かったけど、やはり、この街に幸せなんてなかった。
―――誰もが生きるのに必死で、不幸幸せなんて考え無いほどに切羽詰って、それじゃあまるで生きるだけの機械人形だ。


ガラード「……何とかしたいよなぁ………」


【そう考えつつも、ガラードは日課である修練を行う】
【筋力訓練、耐久訓練、敏捷訓練、精神訓練、魔力訓練の何れかを鍛える訓練である】
【手始めに、ガラードは……】



指定安価
1筋力訓練
2耐久訓練
3敏捷訓練
4精神訓練
5魔力訓練

安価下2
コンマ下2.一桁で経験値が得られる。




【筋力】E5
【耐久】E10
【敏捷】E5
【精神】E10
【魔力】E13
【幸運】E5


【魔力とは己の内に宿る力】
【魔力の流れを計算し、生成、貯蓄を繰り返す】
【それを三時間、休憩なしで行い魔力の容量を増やす】

ガラード「くっはぁああ………これ以上はもう無理だな………」

【熱気の篭った部屋から外に出る、外は暗く、とても涼しい風が流れる】
【星を眺めていたガラードは、不意に光が灯る一つの塔を見た】
【その塔は、神に認定されし二十三の英雄が集う、神祖二十三英雄の一角が宿る塔】
【つい先日出現したその塔は、様々な人間が攻略せんと塔の中に入っていったが、誰もが攻略することの出来なかった塔だ】
【その塔に宿る英雄は"剣の英雄"、剣を以ってして民を救った逸話を持つ、ガラードが憧憬する英雄だ】

ガラード「俺も、もし攻略できれば……」

【塔を攻略すれば、その英雄の一部の力を受託できる、英雄の力は、武装と概念の二択ではあるが、それを持つだけで国を変える事が出来る力を持つと言われている】

ガラード「………焦る必要は無いか……今日はもう寝よう」

【ガラードは、自室に戻って仮眠を取った】

カラード
【年齢】十歳
一日目終了

コンマ下一桁で出た数程日数を飛ばします。
直下コンマ判定




【四日目】





【今日も日課のゴミ拾いが始まる、天空の島がある場所には、貴族が住んでいる】
【そのため、この街に落ちるのは貴族の使ったゴミで、使えないものもあるが、使えるものもあるにはあった】
【ガラードはゴミ捨て場で、何か役立つ物は無いか探している途中にある物を見つけた】

ガラード「……?なんだ、これは?」

【ガラードが、ゴミ捨て場から見つけたモノは……】


1、メイド服を着たメイド
2、小汚い本
3、真っ黒に染まった箱
4、安価

安価下3

【それは鎧だった。魅力的なほど黒く、魅惑な程に意識を奪われる】

【………着てみようか、ガラードはそんな衝動に駆られる】


1.着てみる
2.着ない
3.安価


安価下3








【グラードは鎧の魅力に駆られ、つい装着してしまった】
【そして……】

直下コンマ判定
01~20鎧が外れない
21~40特に何も無かった
41~60体に激痛が走る
61~80眠気が訪れる
81~99特に何も無い
00邪神ノ武具





【特に何も起きない】


ガラード「……何か血の匂いがする、それにぶかぶかだし、しょうがないから脱ごうか……」


【鎧の服を脱ぎ、その場に放置する】
【いつも通りにゴミ捨て場に戻り、食料調達を行う】


ガラード「よっし……戻るか………」


【住処へ戻る、そして日課である訓練を行う】



指定安価
1筋力訓練
2耐久訓練
3敏捷訓練
4精神訓練
5魔力訓練

安価下2
コンマ下2.一桁で経験値が得られる。




※イベントが始まるまで、日課が続きます。



【筋力】E5
【耐久】E10
【敏捷】E5
【精神】E10
【魔力】E15
【幸運】E5

【四日目終了】
【五日目(イベント)】



【昨日鎧があった場所に、盗賊が群がっていた】

ガラード「うわぁ………性質が悪いなぁ……」

【面倒毎は御免だと、見つからない様に食料用のゴミ捨て場に向かうと……】

―――女の子?

【盗賊が群がっていたその中心に、服がボロボロの、かと言って気品が漂う少女の姿が見える】

―――間違いない、女の子だ……っ!、でも、何で?

【観察してみれば、少女の手の中には、鎧があった】

―――鎧を守っている?

【どうやら少女は、鎧を手放したくは無いらしい、そして久々の上物だと、盗賊に眼を付けられている】


【このままでは少女は犯されるか、殺されるだろう、今彼女にを救えるのガラードのみである】



1、助ける
2、見て見ぬ振りをする
3、逃げる
4、安価

安価下3





―――何を考えていた、俺は、"逃げる"?"見てみぬ振りをする"?馬鹿を言うな!!

―――誰もが不幸になるなんて事は無い、俺が、今動ける俺が踏み出せば、助かるかもしれないんだ!!

―――"その"一歩を踏み出せ!!"その"手を伸ばせ!!救えない事なんて無いんだ!!

―――例えその不利な状況だとしても、俺には神が居る、慈母神が付いている!!

―――慈悲深き神よ、我が小さき魂を救い給え

【指先で十字を切る覚悟は出来た、後は救うのみだ】

―――だが、どうしようか……見たところ、盗賊の数は三人、一人ならいいトコだけど、三人じゃあやり返される。

―――それに武器も持っている、今時古いカトラスを三人とも所持、海賊かよお前ら

―――場も悪い、ゴミや泥濘で走り難い、敏捷があっても不利な状況だ。

―――どうする?


自由安価下3




―――よし、バナナの皮が合った………これを使って……っ!!

『神速』スキル、発動。


【全力疾走をするガラード、その速さは泥濘によって敏捷が下がっている物の、【神速】のスキルに引けを取らない】

5、6、7、8910―――

―――後、少しで………っ!!

【盗賊が此方に気が付き、カトラスを振り上げる、このまま行けば頭に当り、即死だろう】

―――もっと……もっと、早く…………!!


20、21、22、23、24、25―――


―――もっと、もっと…………神速を、来い!!

【そのカトラスの攻撃を避ける方法は二択、速度を落とし、振り下ろす動作をズラすか―――】


50、51、52、53、545556575859606162636465666768697071727374757677787980919293949596―――


【―――――――神速を以ってして、振り下ろすカトラスを越えるか】

――――97――――


―――其処を退けろ………


――――98――――


―――俺が、助けられないだろうが!!

――――99――――

【―――――――――――『敏捷』、一時的にAランク!!】

【気が付けばカトラスは空を切った】

【そして、服を破き、行為を及ばそうと思っていた少女の姿は無く】

【あたり一面に、バナナの皮のみが残されていた】






何かきりがいい感じ何で今日はここまでで。

明日は休日なので、出来るだけ早い時間にやりたいと思います。

あと、ついでに二十三英雄の安価も出しておきます。

◯の英雄(〇に入る文字)と名前、それと英雄になった経緯があれば嬉しいです。

よさげなのであれば、そのまま使わせていただこうと思います。

質問とかあればなるべく答えられるようにします

いまいち二十三英雄の意味がわからない
できれば例を貼って欲しいかも



安価は鎖の英雄「ミツリ」
元々は古びた社の巫女であったが大昔に天上(空)が堕ちかけた時、自身を天上を支える鎖に変えるよう神に祈り
今も天上を支えていると伝えられている。

>>102すいません、それじゃあ例として


"剣の英雄"
【名前】ダゼガラ・ドロスマイン
【性別】男
【経緯】
かつて二つの国の争いを救ったとされる英雄。
慈母神に愛され、その使用される剣の数は数千を超える。
人間の身でありながら英雄になった唯一の人間であり、常に人に気を配る心優しい青年であった。
国の救済の後に、神から英雄として認定され、神祖二十三英雄に選ばれる

こんな感じですかね

ハガレンみたいな二つ名持ちみたいな感じかな?
【肩書】七曜の英雄
【名前】
【性別】女
【経緯】天界の七星を司る神々のを祝福を受けたと言われる7種の魔法のエキスパート
(日(陽・光)・月(陰・闇)・火・水・木(風)・金・土)

では、>>103の書き直しで
"鎖の英雄"
【名前】ミツリ・アマノ
【性別】女
【経緯】
別名『鎖の巫女』。
元々は古びた社の巫女であったが大昔に天上(空)が堕ちかけた時、自身を天上を支える鎖に変えるよう神に祈り
今も天上を支えていると伝えられている。
癒しの力を持っていたとされており医療の神としてあがめられている。

錬の英雄
【名前】ヒトメ・アメノマ
【性別】女
【経緯】火の神の子孫として生まれ刀工として名を馳せたが、ありとあらゆる武器を産み出す。人、魔人、神問わず、全ての種族の武器の祖として崇められた。隻眼でありながら優れた武器を作り上げる職人の腕よりも、正義の有る者にしか作らなかった職人気質を神は称えた。

>>104も書き直す
   智の英雄
【名前】記述はない
【性別】記述はない
【経緯】全ての知識を記し続ける書ウイキだけが
その存在を示している。

>111 途中で誤送信したので打ち直し…orz
七曜の英雄
【名前】イース・トゥウェスト
【性別】女
【経緯】大いなる厄災で滅亡しかけた王国を「七曜魔術」で救済した
天界の七星を司る神々のを祝福を受けたと言われる七曜魔術のエキスパート
(日(陽・光)・月(陰・闇)・火(炎)・水(氷)・木(風)・金(時)・土(地)の「曜日」に基づいた属性魔法がある)
元は「七曜の魔女」として人知らずの森に隠居していたが、二十三英雄に名を連ねてからの消息は不明であり現在も存命説がある


神祖二十三英雄
【救済、勝利、独占、およそ民衆に称えられ、王に敬意を表され、英雄として名を轟かせた物に、神から英雄として認定される】
【神に認定されると言う事は人間から英雄に代わる、と言う事、それはつまり、現世である場所から離れ、神が作った塔に宿る】
【塔とは英雄が宿る媒体物、中に入れば二度と出ることは出来ず、英雄の慰み者、生贄として摂取される】
【塔から出るには、自らの"英雄"としての素質を見せなければならない。英雄の下す英雄としての"格"が認められれば、外に出ることが出来、さらには英雄の力を一部引き継ぐことが出来る】
【英雄には神から与えられし"神器"を持つ事を赦される、その神器とは、己の"英雄"としての逸話を再現させたり、形として司る】
※ここまで書いて某ゲームになってきた事はスルーしておく。
【英雄は死ぬことも老いることも無く事実上の不老不死ではあるが、神による直接な手出しには逆らえない】

以下テンプレ

【名称】"剣の英雄"
【名前】ダゼガラ・ドロスマイン
【性別】男性
【経緯】
かつて二つの国の争いを止め、民衆を救ったとされる英雄。
慈母神に愛され、その使用される剣の数は数千を超える。
人間の身でありながら英雄になった唯一の英雄であり、常に人に気を配る心優しい青年であった。
国の救済後、神から英雄として認定され、神祖二十三英雄に選ばれる
【神器】
『剣の丘<ソード・オブ・アトリエ>』
範囲:国 対象:軍勢 階級:E~A
彼が扱かった刀剣類全てを大地に降り注ぐ軍勢破滅神器。
一度発動すれば全ての剣は具現化され、そのまま扱う事が出来る。
また、数千の剣を同時に扱う事が出来、指を振るだけで剣が天高く飛び、対象を切りつける。
絶対防御等の守護系神器に弱く、また彼以外の物が剣を握ると、威力、強さが半分になる。




こんな感じでぶっとんでるのが好きです。
最後のはあっても無くてもいいです。

一応神祖二十三英雄の説明を書くだけ書きました。
英雄は選ぶものもあるけれど、選ばない事もあるので悪しからず。
………まあ、ぶっとんでいれば何でもいいです。
ちなみに"○の英雄"は出来れば一文字で表してくれたら何でもいいです、これは二十三の英雄に統一感を出そうという計らいだと思ってください。
設定長げーよ見るの止めたわ何て言われても仕方が無いのでここまでにして置きます。
それでは。

既にこれいいなとか選んだのあったら教えてくれ

>>126
そうですねぇ………グッと来たって感じなのが>>113の英雄、設定に設定で返されたのがとても好き

使いかってが言いと思ったのが>>120
力の一部を渡すから、こうやって受託できそうな能力があるのがいい

受託関連で言えば>>117>>119も言いかな?

他に言いと思えるのがあれば英雄に引き入れるつもりです

"神の英雄"
【名前】エルケルネスト・ノア
【性別】男
【経緯】
 神の恩恵を忘れ、欲望と邪悪が蔓延していた暗黒国家に彼は降臨した。
 虐げられていた貧民達に聖神の教えを説き、瞬く間に人々の支持を集め、暗黒国家を打ち滅ぼした。
 彼は暗黒国家の跡地に聖教連合を組織し、聖神信仰の布教に尽力した。
 説法をするときは穏やかだが苛烈な一面もあり、戦争の際は陣頭に立ち現政権への批判を叫びつつ突進していったという。
 清く正しい狂信者。
 
【神器】
『救済と悪滅の聖杖』
範囲:人 対象:人民 階級:A
 神の威光が宿りし2mほどもある巨大な聖杖。周囲にいる聖神信徒達の潜在能力を引き出し、邪悪な存在の力を抑え込む。
 更に、周囲に聖神信者が多いほどに信仰の力が杖に集まる。使用者はその信仰の力をもって奇跡を起こすことができる。
 実はこの杖の本質は聖神と現世を繋ぐ門であり、信仰の力とは鍵。鍵をもって門を開き、聖神の力によって奇跡を起こすのである。
  余談だがエルケルネストはこの杖を武器としてぶん回したが普通にめっちゃ重いので彼が特別だっただけである。

>>120の追加で
【神器】
『七曜石の手甲<サウスノース>』
範囲:使用者~都市 対象:すべて(使用者も含む) 階級:C~???
七曜魔法の源である7種の「曜石」が埋め込まれた装具で術者の行動に支障が出ない構造をしている。
そのため防具としての能力は皆無である。
術者の魔翌力を増幅して消費を抑えられる効果があり、使用範囲は日常生活から天変地異まで無限大だが
基本的に術者の魔翌力内でしか効力を発揮しない。
例外的に能力以上の効果を発揮させることも可能だが、代償として術者の生命力が「その威力の分だけ削られる」。
そのため魔翌力の無い者が身につけた状態で魔術を使うと必然的に生命力が削られるので使用者はかなり限られる。

ちょっとだけ汗臭い

【名称】罰の英雄
【名前】リフェーレ・ジャグペアー
【性別】男
【経緯】どんな地位や力に屈する事なく全ての罪に平等な罰を与えた英雄にして
    公的な罰を与えられぬ者に私的な罰を与えた狂人。
    最期は私刑に手を染めた自らを罰そうとしたところを英雄として召し上げられる。
    塔からは彼の者が自らを罰する苦悶の叫びが聞こえるとの噂もある。
【神器】
    【罪には罰を<black to red>】
範囲:視認相手 対象:個人(厳密には罪人) 階級:E~EX
 見た相手の過去に犯した過ちを被害側で全く同じに追体験させることが出来る。
 その体験は相手の呵責などに影響される事なく正しくそこで行われた出来事として再現されるのみ。

すいません、今日更新しようと思いましたが、途中で力尽きてしまい今日は本編は進めません。
その変わりですが、興味が湧いたモノで作った話があるので、そちらを投下しても言いでしょうか。
一応はこのスレに関係するものですが、必要ないのであれば、今日の更新はここまでにしたいと思います



――本編とは関係ない、おまけ――




【"神の英雄"が宿りし塔の中に、その英雄は玉座にて暇を持て余していた】

【彼の名前はエルケルネスト・ノア。かつて、虐げられた貧民に神の教えを説き、神の代行者として信者と共に暗黒国家を滅ぼした大英雄】

【別称にして『神の代行者』、『神の杖』、『狂信者』と呼ばれ、その全ての異名が神に捧げたとされる逸話を持つ】

【神に選定され、それでもなお奢らず、神の代行者と信じて疑わない彼は、けれどやはりこの"塔"の中は退屈以外何者でもなかった】

【日課として二十時間に及ぶ神の祈りを終え、残りの四時間、英雄になった時から睡眠など必要は無いが、久しぶりに瞼を閉じようとしたその時】

ノア「―――っ」

【彼は、空間が歪む様を見せられた】

【垂直ながら、まるで水面の様に波紋を浮かばせて、其処から現れたのは手だ】

【其処から胴体、右足、顔面、左足、左腕とその姿が歪んだ空間から現れた】

???「―――――ここは?」




【ノアは顔には出さなかったが驚いた、塔の中に入ってきたと言う事は、それはつまり"訪問者"、英雄の力を得ようとせん英雄紛いの輩の筈】

【けれど、この男には"英雄そのもの"の"格"が溢れていた、通常の人間が神に英雄認定とされる事以外で英雄になることは基本的にありえない】

【故に、この男は"英雄"、本物の英雄であった】


―――馬鹿な、本来英雄というのは塔に宿る事でその英雄としての不変と神器を得られる。

―――しかし塔からでればその両者は失われ、塔も崩れる。英雄としての力を失い、英雄としての任を解かれる筈だ。

―――けれど何故、この男は、英雄としての"格"を持ち、不変と神器を所有している?


【ノアの考えは少しばかり違う、全ての英雄が塔の外に出る事が出来るのはほんの一握りであり、それこそ神に等しい英雄とされる】

【けれど目の前に居る男はそれ程の力は宿していない、平均的に英雄としての力を宿しているだけだ】

【故にこの状況を、ノアは少しばかりの間によって理解する】

【英雄が英雄の座に入る事など本来は在り得ない、であれば、この男は英雄でありながら神に背いた不信仰者であると】




???「………"塔"の中?何で、私が一体何を…………」

ノア「貴様は、神に背きし不信仰者であるからだ」

???「………貴方は?」

ノア「名乗りか? 私の名を知りたいと? であれば貴様はやはり不信仰者だ」

ノア「私は神の代行者、神の杖、全ての不信仰者を裁く神の雷」

ノア「そうして神に認定され、名づけられた名は"神の英雄"、そう、私はエルケルネスト、ノア」

???「………は」

???「ははははは、今何と言った?裁く神の雷?馬鹿を言うな、"裁く"のはお前では無い」

ノア「…………世迷言を、私以外が裁かず、誰が裁くと言うのだ??」

???「私だ、私こそが、平等に公平に差別例外無く裁きを下せる"英雄"だ」



ノア「笑わせるな不信仰者、貴様が英雄だとすれば、一体なんだと言うのだ?」

???「言うつもり等毛頭無い、"裁き"は私の手の中に、一切合切、罪を与える」

???「例え罰を与える対象が"神"でさえも」

ノア「―――よく言った、その言葉、その一言で、お前は私の"敵"となった」

ノア「神を侮辱する物に神の恩恵を与える必要は無い、その身、我が信仰する神の前にて塵と化すが良い」

???「平等に与えてやろう、お前も、私も、血塗れて晒して罰を受けよ」



【空気が一変する、互いに殺意が飛びあう】

【互いの手の内には神から頂きし神器ただ一つ】

【それこそが、神器による闘争にして、英雄同士が初めて行う最初の闘争】

【故に、この闘争は"神器一戦"と名付けられる】

【互いに一歩も引かない、神器を発動する際の詠唱、これを機に、闘争の火蓋が切られた】



ノア「"―――――破滅を願う 神を忘れた愚者に願う"」


???「"――――――私は 痛みを受ける"」


ノア「"世界を作り 我々を作りし神に 信仰を忘れ 神を恐れぬ哀れな者に 神の制裁を与え給え"」


???「"苦痛も 恐怖も 平等に 人を殺す鞭となる"」


ノア「"我は汝の力 我は汝の知恵 我は不信仰供を滅す神の杖"」


???「"私は振るう 罰を与えし鞭を"」


ノア「"振るい 輝き そして想起せよ 失われし恩恵を その神の怒りを"」


???「"地位 力 公平に"」
???「"男性 女性 差別なく"」
???「"老人 子供 例外なし"」


ノア「"有象無象の血肉の人形に 再び神代を顕現させよう"」


???「"振るい 振るい 振るい そして 全てに罰を与えたその先に"」


ノア「"我は神の信者 我は神の為に存在し 代行者なりて愚者を裁く"」


???「"鞭を振る右の手は 鞭を振り過ぎ裂けている"」


ノア「"砕けよ世界 開闢せよ奇跡"」


???「"これこそが私の罰 平等に 差別なく 例外無くして 私自身に 罰を与える"」


ノア「"これが忘れし 聖神の一撃"」



???「"この世は、平等なのだから"」


「「―――――――――『神器』――――――――」」



ノア「――――『救済と悪滅の聖杖』!!」
 


          Black to Red
???「―――――『罪には罰を』!!」





【即時に光が混じる、ノアの手元には2mものの聖杖が出現する。その周りには、かつての信者の姿が垣間見える】

【それこそ軍勢、神を信仰し、その命が尽きる最後まで信仰を続けた彼らの魂が、今この時より具現化し、唯一人の英雄の全てを押さえ込む】

【その軍勢は少なくとも二百万を越える、彼らが暗黒国家に支配され、貧民として虐げられてきた約三文の二とそれ以降神を信仰し続けてきた巨万の軍勢】

【これこそが彼の持つ神器、"全ての力は神の元へ"『救済と悪滅の聖杖』】


ノア「これこそが我が神器の第一段階、神を信仰し、この杖に集いし信者は、全て私と同等の"力"を得る」


【本来ならば彼の神器の使い方は少しだけ違う、けれど彼の心には、かつて共にした信者の魂が宿り、その魂はまた新たな信者の魂を取り込む】

【彼こそが一にして万、万にして一、神を信仰し、それ故に"神の英雄"と成り果てた男の姿】

【それこそが、"神の英雄"エルケルネスト・ノア】


???「――――確かにすごい、だがな」

【しかし、忘れてはならない、彼もまた英雄である事を】

【彼は既に開眼していた】

【光に包まれし神の信仰者は、彼に触れるよりも先に、その体が粉砕し、血肉となり、光となって消えていく】


ノア「――――――死んだ?我が同胞が?」

???「私も、お前も、巨万の軍も全て平等だ、私は罰を与える、例え貴様達が英雄だとしても、罪を犯さなかった人間は居ない」


【それこそ、彼の神器の真骨頂】

【『罪には罰を』、一度発動すれば、彼の視界に入る全ては対象となり、過去に起こした過ちを、被害側として体験させる】

【それこそ、今まで傷つけ、穢し、屈辱を与えたあの頃の再現、彼らが暗黒国家滅ぼしてきた数々の"罪"をそのまま彼ら信者に与え続ける】

【ある者は燃えた。ある者は串刺しとなった。ある者は首を刎ねた。ある者は胴体を裂かれ。ある者は押し潰される】

【一秒間の内に軍勢が彼の手に届くというのであれば、彼はそれを凌駕して手に届く全ての信者に罰を与える】

【それこそ、全て平等に】


ノア「――――成る程、貴様の言い草からして"罰"を与えているのか、であれば、私の神器は圧倒的に不利であるな」


【だが、とノアは不敵に笑った】

【彼はまだ奥の手、神器に於ける真骨頂を見せてはいない】

【2mの聖杖が地中に沈む、それと同時に、フロア全てに響くように豪快に鍵の開く音が聞こえる】

【そして、彼の後ろの空間が、観音開きの様に開く】

【信者の光が霞むほどに、眩い光を照らしながら、強大な、一つの"手"が現れる】


ノア「では、ごらん頂こうか、我らが崇拝する、信仰すべき神のお力を」


【これが彼の神器の真骨頂】

【巨万の信者が崇拝し信仰することでその力が神を呼び起こす】

【それこそ、彼が信仰する神、"聖神"そのもの】

【たかが右腕、されどそれ一つで国を作り崩壊させる力を作り出す】


ノア「この世は平等?ああそうかもしれない、だが結局は自分自身の考えだ」

ノア「私は神を信仰する、神を信仰する者こそが平等を得るのだ、何故ならば、神は、神を信じる者しか救わないからだ」

【勝敗は決した、英雄と英雄ならば互角、しかし英雄と神であれば話にはならない】

ノア(――――馬鹿馬鹿しい、私こそ、彼より劣るのでは無いか?こんな詰まらない闘争に、"神"を呼び出すなど)

【けれど、彼の心に勝利の二文字は無かった】

ここら辺で力尽きました。一応この後の展開は罰さんがやられそうな瞬間に元の塔に戻る、と言う感じです。

多少英雄の設定も弄っちゃって申し訳ありません。

時々こんな感じなモノを作りたいと思ってるんですけど、いいですかねかを?

おおー、まだ二人だけですが英雄それぞれにキャラが立っていて詠唱などの描写も丁寧で素晴らしいと思います。

そういえば英雄の募集ってまだ続いてるんですか?

ありがとうございます。時たまに、またこう言うのを書いてみたいと思います。(もう他に書いちゃってるけど)


詠唱は………まあ、その英雄のキャラがハッキリしていれば書きやすいです。

>>166
はい、続いているには続いています。てかもう他二十三英雄とか無しで良いんじゃね?と思う今日この頃

ありがとうございます。

言い忘れていましたが、今回の登場した英雄は>>144>>131です。

血統の部分見たら何か書き忘れとかあるんで書き直してみます。

舌の英雄
【名前】フロン・トバック
【性別】男
【経緯】
 元は権力もコネもない口先だけの商人だったが、その巧みな話術で帝国を築き上げた初代皇帝
帝国が現在も強大なのは裏で神々を口説き落として味方につけたと言う説もあるが
軍事国家として存在する様になったのは彼が英雄化して帝国を離れてから大分後の時代である
【神器】
『二枚舌(レフ・トライト)』
 範囲:使用者の周囲(使用者の認識できる範囲) 対象:周囲の相手 階級:E~???
強力な言霊が宿った神器で、対象を高翌揚させて能力を引き出したり操らせる効果がある。
そのため言葉の通じない相手に対しては全く効果がない。
また、成功率は使用者自身のステータスにも影響される。

>>120の「七曜」が不可なら頭の「七」だけとって「七の英雄」ってのはいかがでしょう?



種族
人間………極めてスタンダードな種族、知性、体力共に平均的であり、神を信仰する者が多い
魔術師や兵士が多く、"英雄"になる者が最も少ない種族
半人半獣……人間と獣の間から生まれたハーフ、また邪神による呪いによって獣の姿に変貌する場合も此方の項目に該当する。
本能で動く為に英雄としては反すこともあるが、それでも人間よりも英雄になる確率が高い。また神という概念が無く、信仰者も少ない
半人半獣(幻獣)……ドラゴンやエルフ、ドワーフやオークなどの幻獣の間から生まれた種族、人間と半人半獣の言語を理解でき、神の使いとされていた逸話もあるために神を信仰する者が多い、その為英雄となった者が一番多い
半人半神……神の血が混じった人間と神の間の種族、主に巫女や貴族が多く、一代で富を築き上げた者が多く、栄光や名誉を最も多く手に入れたとされている。
自らが神の血が流れている為に信仰することは無いが、自らの産みの親である神には敬意を表する。
神子……神の一部とされている、英雄になる必要の無い種族。○○神、などと言う名は付けられることがないので、あえて名前を得る為に英雄になる者も居る。


神様
慈母神……愛と神秘を司り、身体能力に対してのスキルを付加させる。彼女は神の身でありながら淫らで、人間の住む世界に下りては性交を行っている。愛を司る故に人間全てを愛しており、全ての人間が性欲対象である。また女性を孕ます事も出来て、男性と性交しても男性が孕むそうだ。きっちり一年経った後、寝て起きればベッドの隣に子供が居る事もある。
闘争神……戦と戦略を司る。全ての世界に発展する戦争は彼が起こしているとされ、全ての現況は闘争神とされている。実の所は彼は死の神であり、均衡を勤めている。人間が増えすぎた場合、自然法則とのバランスを取る為に、逢えて戦争を起こしている、とされている。戦争が起きた年には必ず闘争神が降りてきて、適当に見繕った女性と関係を持ち、子供を産ませる。その子供が戦争を止める英雄になる事が多い。
輪廻神……魂と永遠を司る。彼の仕事は、死んでいった魂を救済し、また新たな生命を与え人間界に返すことが主な仕事である。実の所、彼は唯一神子から輪廻神になった神であり、生まれは人間の世界である。神になった為に地上へ降りる事は少なくなったが、それでも仕事終りに地上へ向ったりする。
邪神……悪を司る神。この世の呪いや憎悪と嫌悪、全ての悪は彼が与えているとされ、もっとも信仰が少ない神である。また、英雄に果てし無く遠い人間を英雄として認定させる事もある。気まぐれで世界を滅ぼそうとしたりする。
聖神……全ての神の統括、救済と祝福を司り、信仰度では彼女が最も多い。英雄認定も彼女が作り出し、一つの神に二十三の英雄を認定させる事機能を付けたとされる。
但し邪神には英雄認定の機能を付けなかった事で反発を買い、右目を奪われたと言う経緯を持つ。


こんな感じですかね、今日はここまでにしますが、質問は受け付けます、後英雄もぼちぼち募集しております。



種族
人間………極めてスタンダードな種族、知性、体力共に平均的であり、神を信仰する者が多い

魔術師や兵士が多く、"英雄"になる者が最も少ない種族
半人半獣……人間と獣の間から生まれたハーフ、また邪神による呪いによって獣の姿に変貌する場合も此方の項目に該当する。

本能で動く為に英雄としては反すこともあるが、それでも人間よりも英雄になる確率が高い。また神という概念が無く、信仰者も少ない

半人半獣(幻獣)……ドラゴンやエルフ、ドワーフやオークなどの幻獣の間から生まれた種族、人間と半人半獣の言語を理解でき、神の使いとされていた逸話もあるために神を信仰する者が多い、その為英雄となった者が一番多い

半人半神……神の血が混じった人間と神の間の種族、主に巫女や貴族が多く、一代で富を築き上げた者が多く、栄光や名誉を最も多く手に入れたとされている。
自らが神の血が流れている為に信仰することは無いが、自らの産みの親である神には敬意を表する。

神子……神の一部とされている、英雄になる必要の無い種族。○○神、などと言う名は付けられることがないので、あえて名前を得る為に英雄になる者も居る。


神様
慈母神……愛と神秘を司り、身体能力に対してのスキルを付加させる。彼女は神の身でありながら淫らで、人間の住む世界に下りては性交を行っている。愛を司る故に人間全てを愛しており、全ての人間が性欲対象である。また女性を孕ます事も出来て、男性と性交しても男性が孕むそうだ。きっちり一年経った後、寝て起きればベッドの隣に子供が居る事もある。

闘争神……戦と戦略を司る。全ての世界に発展する戦争は彼が起こしているとされ、全ての現況は闘争神とされている。実の所は彼は死の神であり、均衡を勤めている。人間が増えすぎた場合、自然法則とのバランスを取る為に、逢えて戦争を起こしている、とされている。戦争が起きた年には必ず闘争神が降りてきて、適当に見繕った女性と関係を持ち、子供を産ませる。その子供が戦争を止める英雄になる事が多い。

輪廻神……魂と永遠を司る。彼の仕事は、死んでいった魂を救済し、また新たな生命を与え人間界に返すことが主な仕事である。実の所、彼は唯一神子から輪廻神になった神であり、生まれは人間の世界である。神になった為に地上へ降りる事は少なくなったが、それでも仕事終りに地上へ向ったりする。

邪神……悪を司る神。この世の呪いや憎悪と嫌悪、全ての悪は彼が与えているとされ、もっとも信仰が少ない神である。また、英雄に果てし無く遠い人間を英雄として認定させる事もある。気まぐれで世界を滅ぼそうとしたりする。

聖神……全ての神の統括、救済と祝福を司り、信仰度では彼女が最も多い。英雄認定も彼女が作り出し、一つの神に二十三の英雄を認定させる事機能を付けたとされる。
但し邪神には英雄認定の機能を付けなかった事で反発を買い、右目を奪われたと言う経緯を持つ。


見にくかったんで訂正、では、お休みなさいませ

乙でした。

【名称】"眼の英雄"
【名前】スメラギ・カグラ
【性別】男性
【経緯】
大陸の辺境、遥か昔から泥沼の乱世を続けていた小国群を信仰の力で統一した大英雄。
自らを"眼の神"の御子と称し、巧みな弁舌によって眼の教団を設立。神を持たなかった辺境の民の心を掴んだ。
・・・・しかしその正体はただの詐欺師、"眼の神"など存在しない・・・・筈だった。
だが、彼に目を付けた邪神が気まぐれで、"眼の神"として地上に降臨、要所要所で奇跡を見せつつ教団を拡大していった。
しかし運だけの英雄ではなく、半ばヤケクソで教団を拡大させながらも、その人心掌握術と権謀策術で辺境統一まで漕ぎつけた。
容姿は女と見紛うほどの黒髪の美男子。敬語で喋るが自分の事は俺と呼ぶ。
塔の中では酒を飲み肉を喰らい女を抱き、欲望のままに遊んでいる。これまでの鬱憤を晴らすかのように。


【神器】
『神の眼(デミウルゴス・アイ)』
範囲:眼を合わせた存在 対象:人 階級:E~A
 眼を通して対称の心に入り込み、その心を掌握する。
 英雄のような強い心の持ち主には効果がないが、それでも記憶や思惑を読みとる事はできる。
 また、そうして収集した「偽りの信仰」をもって邪神に降臨を願いことができる。
 ただし願いに答えるかは邪神のみぞ知る。

邪神の項には《英雄に果てし無く遠い人間を英雄として認定させる》ってあり、
聖神で《邪神には英雄認定の機能を付けなかった》ってなっているが、
結局《右目を奪われ》るような諍いをした末に認定機能を与えたって事で良いのかな?
邪神が認定出来るなら
 
【名称】無の英雄
【名前】──(ヘイ)
【性別】男
【経緯】自我を得てから死ぬまでずっと貧民街の影に紛れるように生きていた男。
    誰からも見向きもされない為に名前もなく、言葉も持たない。
    その行動思念は本能的に《活きる》事のみに費やされた。
    最初から最後まで何も成せず、同時に何にもなれなかったその在り方を面白がった邪神により英雄とされる。

【神器】『     』便宜上、邪神は《疎通の術がない故にソレを表す物はなし(アノニマス)》と呼んでいる。
   範囲:ソレ(彼)を認識する者 対象:ソレ(彼)を認識する者 階級:EX
   あらゆる物事を全て起こらなくさせる無為の能力。そこに道理なく、意味もなし。
   ただただ己と世界を隔てる輪郭のみが漠然と在るだけ。

>>180認識としてはそう思ってくださっても構いません。

そしてそこから始まる「英雄一武闘会」
勝者には主人公に能力を付与するか仲間になる権利が付与されます?

(>>185の様な事をやろうとしていたなんて何故分かったし)


んじゃあまあボチボチ始めます、出来るだけ物語を終わらせられる用に頑張りたいですね。



【自室に戻り、服の破れた少女に毛布を差し出す】

ガラード「えっと………大丈夫?」

???「…………はい、大丈夫です」

【彼女は、ガラードにお礼を言い、頭を下げる。しかし、頭を下げた先には彼は居なかった】

???「あの、私は一体何が起こったのでしょうか?」

ガラード「え?」

【ガラードは驚いた、あの状況の中、その様な戯言が言えるとは―――】

【ハッとして気が付く、ガラードは少女の目元に手を振りかざす】

【右、左、と左右に動かし、その瞳が動くことも無かった】

―――眼が見えない?

ガラード「あのさ、もしかして、眼が見えない?」

???「眼?眼とは一体何なのでしょうか?」

―――眼を知らない?それってつまり、生まれた時から眼が見えないって事?

ガラード「………ねぇ、君は一体何処から来たの?」

???「私?私は………誰ですか?」




ガラード「…………名前を知らない……?」

【記憶喪失か?とガラードは思った】

ガラード「あのさ、何か思い出せない?自分以外に、誰かとか、何かさ」

【そう言った直後、ガラードは後悔した】

【何を言っているのだ、眼が見えないから、誰かのことなんて知るはずも無い、と】

???「え………と、声が、聞こえました」

???「男の声、女の声、子供、老人、同時に喋る様な不気味な声」

???「その直後に………私は、私は……なんでしたっけ?」

【……もしや、この曖昧な記憶は呪いによる作用ではないか?とガラードは考える】

【呪い、およそ邪神によって作り出される加護の弱悪化した代物】

【その呪いを解く為には、聖神による呪いの打消しを有する事となる】

【けれどしかし、聖神が打ち消しの加護を与えるのは極稀の事、それも神頼み、奇跡と呼べる確率出なければ、聖神は現れる事すらしない】



【皮肉な話ではあるが、今この状況、自らの身体能力を考えても、聖神を呼び出すだけの魔力も精神も無い】

【聖神を必然的に呼び出すためには大量の魔力が必要となる】

【それこそ一流と呼べるレベルまで、けれどしかし、魔力だけでは足りない、聖神を呼び出し、それと意思疎通をする為の精神も持たなければならない】

【それはどちらも欠かせる事が無い技量、どちらか一方でも欠けていれば、最悪自ら諸共、神の怒りを買い断罪されるだろう】

【けれど】

【もしも】

【永遠に眼が見えないと思われる彼女に、光を見せる事が出来るのであれば】

【それはつまり、彼女に取っての幸福では無いのだろうか?】


【ガラードは考える】

【己の全てを削ってでも】

【彼女に光を見せたいと、幸福を与えたいと、心の其処から思えるだろうか】

【そこで、ふと疑問が浮かぶ】

【何故自分は、彼女にここまで尽くしたいと思っていたのか】

【基本的に、困った人間は出来る限り助ける事にしているが、それでも盗賊に絡まれていたり、自らに対して危険が伴うと思っていた時は出来るだけ見て見ぬ不利をしてきた】

【けれど、彼女を前にして、自らの危険を顧みずも助けたいと感情が湧き出た】

【何故だ】



【この感情、思い、一体何なのだろうか】

【彼女が傍に居る、それだけで】

【不思議と安堵が生まれる】

【深く、深く考える内に、ガラードはこの感情を理解した】

―――そうか、この思いは………

ガラードが抱く彼女に対しての思い。この感情は一体何なのか。
安価にて彼女を救ってやりたいという心理を記入してください


安価下2


【そう、それこそが無償の愛】

【この世界でたった一つ、およそ友と呼べる人間がまた一人増えた】

【それはとても感動的で、彼女の顔を見るだけで、友として手助けをしてやりたいと願う】

ガラード「ねぇ、もしもだけど、何処か行くあても無いんだったら、此処に住む?」

【精一杯の作り笑顔、意味の無い物だが、それでも友と認めたからには不満は持たない】

???「………住んでも、いいんですか?」

ガラード「あぁ、勿論だよ」

???「では、お言葉に甘えます、よろしくお願いします」

【随分あっさりと、彼女の同居が決定した】

ガラード「ああそうだ、君の名前、決めなきゃね」

???「私の、ですか?」


ガラード「うん、記憶を思い出すまでの間の仮の名前だけど、何がいい?」

???「そうですね………うーん」

???「駄目です、私、名前を決める才能が無いみたいです」

???「あの、よろしければ、名付けてくださいませんか?」

ガラード「え?俺が?」

???「はい、私は何でも構いません」

ガラード「名前、名前かぁ………」

名前安価下1~3



ガラード「ヴェールナッハなんてのは、どうかな?」

「ヴェールナッハ、ヴェールナッハですか………とても良い名前です、これから私のことを、ヴェールナッハとお呼び下さい」

ガラード「あぁ、これからよろしくね、ヴェールナッハ」



【五日目終了】
(次のイベントまで、残り145日)
(コンマの数程日数が飛び、下一桁の数程訓練が行えます)

直下コンマ下

【95日目】

訓練内容
1筋力訓練
2耐久訓練
3敏捷訓練
4精神訓練
5魔力訓練

訓練を記入してそのコンマ下一桁が経験値になります。
今回は九回なので連投は5分開けてからでお願いします。
下1~9


【筋力】E6
【耐久】E16
【敏捷】E7
【精神】E19
【魔力】E19
【幸運】E5

となりました。

何か凄い飛んだけど、まあキリが良いので本編はここまでにします。
皆様、お疲れ様でした。

本編とは関係のないおまけ



―――彼は夢を見た、英雄になる以前の夢

―――魔力を持たない彼が、武力によって身を固め、絶対的な火力を持つ武具にて敵を射殺し続けたあの日々

―――その手に持つ冷たい鉄は、たった一つで数十人の命を葬り、鮮血を大地に張り巡らせる

―――絶対な力、唯少年の心はその武具を扱う度に、機械的な心へと変貌していった。

―――力は要らない、引き金を引くだけでいい、鍔迫り合いなど無い、向かい来る敵を迎え撃つだけで事が足りる。

―――そう、彼の心は、武具と同じように機械へと変貌した。

―――――たった一人の少女に出会うまでは

―――少女はまるで鳥だった、俺の手の届かない領域に彼女は易々と飛び越える

―――手を伸ばそうが、走り追いかけようが、彼女との距離は縮まらない。

―――走る度に体に熱が篭る、感情が隆起し、かつての心が炎を纏う

―――その時彼は人間へと戻った。その鳥を追いかけている内に、人間へと戻ったのだ

―――いつしか彼は、銃を扱う英雄へと成り果てた、世界に抑止力として扱われた、機械的に銃を振るう存在ではない

―――己の意思で、その銃を揮う英雄へと

―――そして、彼は空を眺める

―――銃弾ですら届かない、彼女が飛び立ったはずの世界を。


【其処は砂漠だ、自然が介入する余地も無い、大地は死に、灰と化した元凶の太陽が延々と大地を照らし続ける】

【此処は"新世界"。塔に縛られた己の身を唯一解き放つことが出来る、いわば精神世界の一種】

【けれど一つ違うといえば、それは"新世界"の住人が自分自身だけではないと言う事】

【此処は他人の精神世界、英雄達は他人の精神世界へと歩み寄る事が出来る】


??「―――」


【流石にこの暑さは参る、無口な男はそう思った】

【けれどその足は止まらない、いつしか辿り付くだろうと思っていたから】


「其処の者、止まるがいい」


【そうしてやっとたどり着いた、精神世界の中心部へ】


「其処の者、この精神世界が、我がソル・ジ・アースの世界であると知っていての介入であろうな?」

【勿論、とカルロは呟いた】

【目の前にいる男、情報は少なく、経緯がはっきりと描かれてはいないが、彼はその男を知っていた】

【その男は、かつて世界が闇に包まれたとき、光を取り戻したとされる英雄】

【"陽の英雄"ソル・ジ・アース】





ソル「……まさかとは思うが、貴様、このソル・ジ・アースの者と、英雄の"格付け"をしようとでも?」


【ああ、と男は呟く】

【ソルは、その瞳を見つめ、嘘偽りが無いと知ると、ふっ、と溜息を吐いて、立ちながら腕組をする】


ソル「良いだろう、考えて見ればこの精神世界に来た時点で覚悟は出来ている、と見た」


ソル「ならば受けて立とう、だがな、私は名前も知らぬ其処の者との戦いはせぬぞ?」


【何という騎士道精神の持ち主、生前はきっと素晴らしい英雄として認定されたのだろう】

【彼は、重い口を動かしながら、しかし、何処か闘争に心踊るような瞳で、嬉々としてその名を口にした】


??「―――カルロ、カルロ・ディケンス」


【その場に居合わせたのは、まさしく"銃の英雄"】

【世界の平和を実現させる為に、銃を手に戦争へ突っ込んだ男、また別の話では、彼自身が世界の抑止力として戦争を止めていたという】

【しかし、英雄となった今、彼には抑止力としての強制は無い】

【彼は、彼の意思でその場に立っていた】


ソル「―――良いだろう神器の発動を赦す、全力を以ってして挑んで来い」




【言われなくても、カルロは思いの積もった、詠唱を口にする】

【それは――――詠唱というよりも、恋文に近い内容だった】



カルロ「"―――鉛の雨 血塗れと共に敗北者は花を咲く"」


カルロ「"冷たき鉄に意思は無い 疾駆する弾丸がまた一つ"」


カルロ「"輪廻に導かれる魂を作り出す"」


カルロ「"誰よりも 何よりも 鉛を用いて射殺すのは此処に唯一人だけ"」


カルロ「"けれど一つ たった一つ 鉛の雨を飛び立つ幻影を俺は見た"」


カルロ「"届かぬ領域 それは空 雲よりも空高く飛ぶ君だから"」


カルロ「"俺は領域に至る君を射抜けない だから、俺は君に告げる"」


カルロ「"高嶺の鳥よ 誰よりも君を愛している"」


カルロ「"未来永劫 君だけを狙い続けよう"」


「"―――――――――神器―――――――――"」


         カノン・ヴァンダカンマー
カルロ「―――『非実在の武器庫』」


【――――其処は、鉄の山だ】


【火薬の匂い、およそ銃と呼べる全ての武具が、今この精神世界へと召還される】

ソル「ほう」

カルロ「……これが俺の全てだ、彼女を射抜くために用意した総て」

カルロ「"陽の英雄"よ、この鉛が、彼女に届くかどうか、"太陽"である君に挑ませてもらおう」

【空間に固定された銃口が、ソルに標準を定められる】
【カルロが腕を上げる、それを下ろした直後、幾万の弾丸が、秒も掛からぬ内にソルを撃ち抜くだろう】

ソル「良いぞ、貴様の神器、我の神器に見合う能力と判断した」

【鈍く指環が光る、それを頃合として、詠唱が巻き起こる】



ソル「"―――闇よ裂け 未来永劫 天を築くは唯一人"」


ソル「"黄昏が訪れる 闇夜が世界を支配する"」


ソル「"けれど恐れるな 我らが拝みし日輪は何れ時を満ちて天を登る"」


ソル「"闇は滅ぶ 悪は塵と化し 民を微笑みに与える事だろう"」


ソル「"故に我は天上の者 全てを抱擁する日輪の化身"」


ソル「"民よりも 王よりも 国よりも 世界よりも 我はその上に立つ"」


ソル「"さあ念じよ、この世の全ての悪を滅ぼす 光を遷し現そう"」


ソル「"全てを曖昧にする 神々しい光を今垣間見よ"」


ソル「"我は光の柱、日輪を背負う者"」


ソル「"――――――――神器――――――――"」

ソル「"―――『地を穿つ光の柱』"」



【腕が振り下ろされる、全ての銃が発砲し、硝煙が吹く】

【およそ二千丁による一斉射撃、誤差、被弾までの差異はあるが、一秒もしない内に全てが的に届く】

【けれど―――】




【弾丸の雨は、突如降り注いだ光の柱によって遮られた】


カルロ「―――っ!?」

ソル「見たか?これが我が神器の力」


【『地を穿つ光の柱』、彼が"陽の英雄"に選ばれ、そして与えられた神器】

【太陽のエネルギーを一点に集中させて降らす光の柱、その威力は絶大】

【弾丸を全て蒸発させる、およそ弾切れが訪れるまでの間、その光は耐える事は無い】


ソル「ふむ………其処の者、カルロよ、我が神器を防御に回した事を誇るが良い」
 
ソル「故に、ソル・ジ・アースが、気持ちの良い夢として"塔"に送り返してやろう」


【その直後、防御に徹していた光の柱が軌道を変えてカルロを狙う】

【避けなければ、そう思ったその瞬間、体が消えた】

【光の柱による光速移動、それこそ、認識を遥かに超えた速さ】

【なす術も無く、カルロはソルによって破れた】




【眼が覚めれば、自らの英雄の塔】

【そして、あの闘争の中、自らが敗北した事を悟り、それでも悔しさは無かった】

【まだ太陽には届かない、ならば、届くように手を伸ばすだけだ】

【カルロは、勝利よりも、敗北から学んだ事に満足をしながら、また新たな、精神世界へと浸る】

こう言うの書くのが凄く楽しい、他のキャラも書いてみたい、そんな感じ書いています。基本的に終盤はあっさりさせています。

>>1は途中で力尽きるタイプなのです。また時間が開けば、2vs2とか書いてみたいですな。

あと、銃の英雄、改変いれてすいませんでした。

今日も始まりますけど、その前に安価を入れます。
というか序盤安価で後半無しとなります、それでもよろしければ、是非ご参加下さいな

では、まず最初にコンマ判定をさせて頂きます。

コンマ下1
コンマ下2
コンマ下3
コンマ下4
コンマ下5

多いいですけど、お願いいたします


筋力E14
耐久E19
敏捷B79
精神E18
魔力D39
幸運EX


という感じになります。
では、本編。イベントまでコンマ&ステータス強化を。



【114日目終了】
(次のイベントまで、残り36日)
(イベントまでのコンマが超えたばあいはイベント前でストップ)
(コンマの数程日数が飛び、下一桁の数程訓練が行えます)

直下コンマ下

【150日(イベント)】

三回訓練が出来る。

訓練内容
1筋力訓練
2耐久訓練
3敏捷訓練
4精神訓練
5魔翌力訓練

訓練を記入してそのコンマ下一桁が経験値になります。
安価下1~3

後一つ、コンマ下1

【筋力】E13
【耐久】E16
【敏捷】E14
【精神】E19
【魔力】D23
【幸運】E5

んじゃあ物語を始めます

【彼女が住み着いて、凡そ百日を越えた先、彼女の存在は既に彼にとって必要不可欠なものだった】

【目は見えないために動きが疎かではあるが、一人で居た時よりも楽しい一時を感じられた】

【けれど、彼女には、明らかにおかしいと思える部分もある】

【そして今も彼女には不可思議な行為が起きていた】

ガラード「……?どうしたのヴェールナッハ?」

ヴェールナッハ「……いえ、何故か、懐かしい音が聞こえたのです」

ガラード「え、何処から?」

ヴェールナッハ「えぇと……あそこ辺りから………」

【ヴェールナッハが指差したのは、かつての英雄が住む場所"塔"】

【其処はこの世界に置いて、およそ"英雄"と呼ばれる行為を行った人間が祭られる一つの"世界"】

【眼が見えないけれど、彼女は異常なほどに塔に関して敏感すぎた】



ガラード「………もしかしてさ、塔が分かるの?」

ヴェールナッハ「とう?とは、なんですか?」

ガラード「えっと………何て言うのかなぁ………」

【困惑しながらも、ガラードは楽しんでいた事を隠す事はしなかった】

【――――――――】

【――――――――】

【黄昏は月夜へと代わり、表の物は行動を停止する】

【けれど、今夜は、月が綺麗だった】

【そして、その月明かりにガラードは眼を覚ます】




【意識が朦朧としながらも、朧に見えるその空に】

【ガラードは、眼を見開いた】

【いつも隣で寝ているはずの姿が何処にも無い】

【ヴェールナッハが喪失していた】

【―――――】

【―――――】

【―――――】

ガラード「ハッ――――ハッ―――」

【ガラードは喘息ながら、懸命に走る】

【向う先は"塔"】

【もし、自らの予想が当たったとすれば、ヴェールナッハは其処に居る】

【今宵の月は満月だ、満月の月になる度に、彼女は浮遊を繰り返した事がある】

【その数は三回、その満月を眺めていた矢先、彼女はゆらり、ゆらりと塔に向かい、その度にガラードが引き止めた】

【油断していた―――先月の満月の日は霧、その為に、彼女が浮遊をしなかった為にもう起きないだろうと過信していた】

【彼女が浮遊する条件は満月、それも月明かりが見える、今の様な時】





ガラード「はぁ………はぁ………」

【眼と鼻の先に、その塔は聳え立つ。遠くでは分からなかったが輝かしき威光が目に見える】

【その輝きが逆に恐ろしい、一歩踏み出すのでさえ躊躇う、指先が震える、足が固まる】

ガラード「…………阿呆、もう、進む事しか出来ないだろうが」

【その塔に、ヴェールナッハが居るとは限らない、けれど、何れこの塔には入る運命だった】

【それが早まっただけだ、今一度気合を入れる。この塔に入る事に最早躊躇いはない】

【そして一歩踏み出す、其処から先は神域、隔離の世界】

【眩い光が差し込み、其処に見えた者は】



















「―――――――――――――――珍しい。私に会いに来る者など、最早信者以外居ないと言うに」












【目先の光景、誰よりも、何よりも、その姿を知らない者は居ない】

【否、その男の情報を、知らぬ筈が無かった】

【神祖、二十三英雄【聖神枠】序列一位。"神の英雄"エルケネスト・ノア】



ガラード「――――」



【眼を使えない程に神々しく、滝のように流れる金髪の間から見える瞳は、蛇に睨まれるが如く一歩も引く事は出来ない】

【この塔は、月に一度満月の日のみ現れる、不在と所在を同時に現す乖離塔である】

【周りを見揺る、………矢張り其処にヴェールナッハが居た】


ノア「ふむ、貴様は、どうやら私の信者では無さそうだが、何用にして此処に来た、とも言い難い目標があると見える」


ガラード「はい、俺みたいな人間が此処に来るのはまだ早いと思ってましたけど、それでも用があったから………あの、その床で寝ている少女、ヴェールナッハを返してはくれませんか?」









ノア「あぁ、これか? これは見事なまでに神秘を持っている、美しいほどまでに、それこそ、我が信仰すべき神には劣るが、そう、生き写しと言う程に、とても似ている」


【何を言っているんだ?とガラードは思った。神の顔、およそ信者が作り出した、あまりにも美化されたその姿を描かれた絵を見た事はあるが、贔屓無しでも似ては居ない】

【それ所か、ヴェールナッハの方がまだ可愛げがある、だが似てる似てないの以前に、比べる事すら神の冒涜だ】


ノア「だが、もう興は冷めた、満月の間しかこの世界に来れない故に、我が神を妄信していたようだ、詫びをしよう。許せ」


【ガラードは至極驚いた事だろう。聞いた話では、彼、エルケネスト・ノアは狂信者と呼ばれるほどに神を信仰している】

【英雄になった事でその狂気が収まったのか、それとも―――――】


ガラード「いえ、良いんです、何事も無ければそれで、てっきり、俺は貴方と戦うと思っていましたよ」


ノア「私と、まあそれも良いだろう、だが、戦力は元より、神の加護しか無い貴殿には、勝利ですら届かないだろうがな」


【その言葉は余裕でも慢心でもない、実力を差し引いても有り余るその差は、既に英雄という枠によって超える事は出来ない】


ノア「それでも尚、私と闘争がしたいと言うのであれば、全力を以って相手をしてやろう、さあ、どうするか?」


英雄・ノアとの戦闘が、今行う事が出来る。

無論、相手は本気を出すわけではない、けれど、本気に見合うと感じれば、直ぐ相応に"神器"を扱うだろう。

それでも尚、彼ガラードは、ノアと戦うか、否か。

彼が出した言葉、その言葉を決めたいと思う。

台詞安価下2





ガラード「"まだ"遠慮しておきます」

ノア「強く出たな、いいだろう、貴様たちの成長を楽しみにしていよう」

ノア「では、元の世界へと帰るがいい、また会える事を願おう、出来るならば、聖神の信者へと変貌する事を祈る」

【そうして光が包み込む、ガラードと眠るヴェールナッハは、元の居た塔に戻る】

【既にその場に塔は無い、夜中は終り、朝日が見える】

ヴェールナッハ「………ここは?」

【眼を覚ますヴェールナッハ。その姿に、安堵しながら、優しい声で囁いた】

ガラード「寒いかい?月を見てたからそのまま寝ちゃったんだ、帰ろう」

【目の見えない少女を背に乗せて、少年は帰路へと歩み出す】

イベント終了したので今日の本編はここまでです
皆様お疲れ様でした


■■の胎・①



ノア「ククク――――やはり、やはりそうか、我が神の"探し物"よ」

ノア「あの淑女の感じたアレは正しく"神"そのもの、噂は本当だったというべきか」

ノア「だからこそ解せぬ。崇拝する神に、黒く濁った物が付着しているなど」

ノア「だが、あのままにしておく方が良い、元より、アレは邪と聖によって対等を得ている」

ノア「無理に触れれば、それこそ―――いや、言うまい」

【"神の英雄"エルケルネスト・ノアは呟いた】

【既に"塔"は他の国、およそ次の満月が現れるであろう国に瞬間移動する】

【ノアは指を重ね、ヴェールナッハが"■の■■"である事を理解した】

【それこそ、偶然だった、貧民街付近に塔を展開し、"神"に近い気迫を感じ、誘導を施した結果、見事当りを引いた】

ノア「しかし数奇な運命よ、これでまさか、"あの"男が転生しているとはな………」


【ぴちゃ、ぴちゃ】

【ぐちゃぐちゃ、ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ】

ノア「―――?」

【それは、泥か、粘液か、ともかく、嫌悪すべき、穢れた音には代わりは無い】

ノア「―――っ何故貴様が其処に居る」

【塔の中、既に来客者は存在しない、そして精神世界でもない】

【紛れも無く、それは塔の中に居た】

ノア「――――――成る程、そう言う事か、貴様が」

【最後まで言葉を聞く気は毛頭無かった】

【か細く、その黒く汚れた泥は、呟くように詠唱を行う】


"――――勝敗を決めるのは常に強者 弱者は勝敗を決める権利も強者と同等の権利もありはしない"


"常に地に這いずり回る そんな哀れな末路で死に逝く運命を認めるのか"
 

"無論、敗北したならば 勝敗など覆らぬ"


"ならば 弱者は弱者として 強者を強者として喰らおう"


"我らは強者の血によって喉を潤し 我らは強者の肉によって腹を満たす"


"今この場に強者は不要ず 不変に残る弱者のみ"


"既に勝敗は意味を為さず 故に我らは弱者の概念を棄てる"


"臨みは得た 今これより無限と絶命を顕現しよう"



"―――――――――――――――"神器"――――――――――――――――"


        プラエセーミナーティオ・ヘロス・デートラヘレ
―――――『鵜呑む・我が胎と成りて英雄を生もう』

ちょっとした本編に触れるかも知れない部分です。
何で投下したかといえば、もしかしたらボツになるかもしれないので投下しました。

え?バトル?今日はしませんよ(しないとは言っていない)



本編とは関係ないおまけ

【其処は少女の願い 自らの肉体を犠牲にし、一つの繋がりを作り上げた、可憐で幼さが残る、巫女姿の少女】


【その名はミツリ・アマノ、神祖二十三英雄にして【聖神枠】序列二十一位】



【特例を認められ、塔では無く、今尚鎖として天上を支える彼女は、恐らく鎖になりながらも精神世界にて自由を謳歌していた】



【そして、辿りついた場所は、精神世界でありながら、あたり一面更地となっている無のみが残る場所】



「ぁ……ぁの……何か御用でしょうか?」



ミツリ「ひゅぁ!?」



【右往左往と当りを見回して、不意に後ろから声をかけられる】

【驚くほど変哲な声を上げて、後ろを振り返れば、随分と小柄な少女が立っていた】


「ぁ……ぁのぅ………」



【何という事だ、小動物が眼を潤ませながら上目使いで此方を見ている】


【ミツリは可愛い物には眼が無い。英雄になる前はリスや子猫とじゃれる程に、可愛い物には眼がなさ過ぎた】



ミツリ「も、申し訳ありません、私、ミツリ・アマノと申します」



「ぁ、すぃません……わたし、エレナ・ジークロイドと言います………これでも、英雄をやってます」


【ミツリは、その名に聞き覚えがあった、確か同じ【聖神枠】で序列十五位に輝く女性の英雄】

【確かその名前は、"独の英雄"と呼ばれ、自らの国を勝利に導いたが、それでも彼女を認識する物は居なかったという逸話を持つ】

【なんと言えば良いのか、そのイメージと彼女の姿がピッタリ重なる】



ミツリ「えっと………その、単刀直入で申し訳ありませんが……」

エレナ「?」


【首を傾げる姿も、より一層愛玩動物として扱いたくなる】

【事実ミツリの指はわなわなと動き大和撫子も裸足で逃げ出すように可憐さが消えていく】


ミツリ「撫でて、いえ、抱きしめ、いえ、揉ませ、いえ、取り合えずギュッとして良いですか?」


エレナ「ぃえ?か、構いませんg」


【が、というよりも早く、ミツリはエレナを抱きしめる】

【これまで、鎖として顕現してきた彼女に取って、最も欲しかったのは癒しだ、エレナを抱きしめ、今まで小動物に触れられなかった感情を、エレナに全て吐き出す】

【数秒、数十秒と立つにつれて、ミツリに冷静さが戻ってくる、そしてインスタントラーメンが出来そうな時間帯になり、慌てて我に戻りエレナから離れる】

ミツリ「も、申し訳ありません!! つい、初対面だと言うのにこの様な事をしてしまって………」


エレナ「ぃ、ぃえ、大丈夫です、私、影が薄いから……こうして人に気が付いて貰えるのはとても嬉しいです……」


【ミツリはエレナの英雄の経緯を思い出した】

【―――エレナ・ジークロイド、自らの国を勝利に導き、英雄としての経緯を持つ彼女ではあるが、その存在は無に等しい物だった】

【影が薄い、それだけで彼女は誰からも認識されない、あろう事か、勝利へと導いた張本人である彼女がその歴史に名を刻まず、他の誰かの名が刻む事となっても、誰もそれを否定する事は無かった】

【"影が薄いから、しょうがないことです"と、彼女は何処かさびしげな顔で言っていた。それは恐らく、彼女が自分自身の存在を"否定"した故に出た言葉】

【全てを見通す神故に、エレナは英雄として認められたが、彼女の心はどうしようもなく卑屈で英雄とは呼べるかどうかも怪しいほどに自分を主張しない】

【故に、彼女は英雄になった後も誰からも認知される事の無い、"独の英雄"となっていた】


ミツリ「―――私、正直に言いますと、オドオドしてるエレナさんを見てると、とても抱きしめたい衝動に駆られますの」


エレナ「ぇ―――」


【急に何をいい出すの、この人、とエレナは思った】


ミツリ「………ですから、私以外もきっと、貴方を抱きしめたいと思ったはずです、貴方は認識されなかったんじゃなくて、きっと抱きしめて驚かしてしまうのが可愛そうだったからあえて無視してたんですよ!!」


エレナ「そ、そうなんですか?」


ミツリ「そうなんです!!」



【何処からそんな自信が出てくるのか、けれどもそれは彼女の精一杯の慰めではない】

【彼女は本気でそう信じている、少なくとも、今彼女の口にした言葉に、嘘偽りなど無い】


ミツリ「いい事を思いつきました!!エレナさん、私と友達になりましょう」


エレナ「っぇ!?と、ともだちなんて……私、一人も出来ませんでしたし………」


ミツリ「まあ、それってもしかして、私が一番ですか!? やりました、今日からよろしくお願いします!!」


エレナ「ぇ、ぁ――――…………はぃ」


【ミツリが飛び込み、思いっきり抱きしめる】

【エレナは赤面しながらも、その抱擁を否定することなく、抱きしめた】




言ったとおり、バトルはしませんでした(目逸らし)。
バトルを書かない話って結構難しいです。

取り合えず今日はここまで、再三乙と言って貰いながら、こうして投下するのは自分の悪い癖です
本当に、お疲れ様でした、暇でしたらまた見てください。

おまけ。





ノア「これは珍しい、序列一位が三人も巡り会うとは」


【其処にいたのは神祖二十三英雄【聖神枠】序列一位。"神の英雄"エルケルネスト・ノア】

【そして、目の前に居るのは、彼を含めた四人の英雄】

【神祖二十三英雄【輪廻神枠】序列一位。"理の英雄"シャトー・ルュキリュート】


シャトー「まあ私は居ても別に不思議は無いでしょうに、その気になれば私は此処に居なくても内容は知っているし、まあ、その場合は私が居なかった結果のみが記されえるからね、私がこの世界にやって来たのは、あまりにも面子が面白すぎるって話よ」


【黒い革に包まれた魔導書を片手に、シャトーはその直ぐ傍に立つ柔和な笑みを浮かべた男に視線を配った】


メルク「なあに、実の所俺が一番場違いなんてのは百も承知さ、だがまあ、お会いできて光栄だぜ、まさか三人も"序列一位"と出会えるなんてさ」


【神祖二十三英雄【慈母神枠】序列十七位"旅の英雄"。メルク・H・アルギュロス】

【およそ、彼ほどこの死地を乗り越えた者は居ないであろう程に、彼は現状況を笑顔を壊さないまま受け流している】

【そして、この場所にて、真に場違いであろう英雄が、鼻を鳴らして悪態を吐く】


「フン、貴様らと一緒にするではない。私は本来、英雄なぞなる気は無かったし、興味すら存在しない」


【そして、同じく神祖二十三英雄【闘争神】序列一位。"創の英雄"アベルカイン】

【この中で最も古き英雄であり、彼の所業、言動がなければ、恐らくは【聖神枠】にて一位を取ったであろう英雄】

【彼自身が否定しても仕方が無い、けれどこの状況下で、序列一位が三人も存在する事に、異常を齎している】




ノア「アベルカイン、貴様は今の境遇に感謝するべきだ、神に棄てられる身でありながら、"闘争神"の手によって救い上げられ、そして序列一位と言う座に付いている幸運に」


アベルカイン「誰が英雄にしてくれと頼んだ?私は神如きに下に見られている事に気に食わん、私はな、"神"に為せる業を身につけた、故に私は神と扱われるべきではないのか?」


ノア「―――――傲慢だぞアベルカイン、その言葉を吐いて、【私が何もしないと思うか?】」


アベルカイン「フン、所詮神の信者、貴様、【神】である私に【その様な言葉を口にしても良いと思っているのか】?」


シャトー「おっと、いよいよ見物ね」


メルク「あらら、退散退散」



【直後】

【精神世界が一変し、新たに作り出された場所が"地獄"へと変わる】



ノア「"――――破滅を願う 神を忘れた愚者に願う"」

ノア「"世界を作り 我々を作りし神に 信仰を忘れ 神を恐れぬ哀れな者に 神の制裁を与え給え"」



【既に展開される、杖と槌。両者引く事も無くその獲物を大きく振り上げる】

【先手はどちらか、両者に怒りと狂気が含まれる、逆上し、聴く耳も持たない】



ノア「久方ぶりだ―――この怒り、狂気、逆上、闘志。私は今、その敵を目の前に全力を出せる喜びに愉悦している」



ノア「"我は汝の力 我は汝の知恵 我は不信仰供を滅す神の杖"」

ノア「"振るい 輝き そして想起せよ 失われし恩恵を その神の怒りを"」



【……いや、冷静であるからこそ、この状況を"無傷"で済ます訳にはいかない】


ノア「"有象無象の血肉の人形に 再び神代を顕現させよう"」

ノア「"我は神の信者 我は神の為に存在し 代行者なりて愚者を裁く"」

【神を信仰する者】

【神を否定する者】



ノア「"砕けよ世界 開闢せよ奇跡"」

ノア「"これが忘れし 聖神の一撃"」


【対立しながらも、しかしその実力は序列によって現されていた】





アベルカイン「"―――収穫物 肥えた羊"」

アベルカイン「"供物を捧げ 選定されるは彼の供物"」

アベルカイン「"嫉妬と虚空 野原にてその手は赤黒く染まる"」





【しかし序列一位の衝突はこれで二度目。黒く光る闘志と、青く奏功する殺意】




アベルカイン「"その審判を下すのは神 そして私はその日初めての嘘を吐く"」

アベルカイン「"アベルとカイン 私は私以外に殺される事は叶わない"」




【さあ始めよう、闘争を、見物は二人、それでも足りない】


【今この敵を打ち破るのに、それを語り継ぐ詩人も作家も存在しない】





アベルカイン「"故に鍛う 私は流離にて その槌を大地に下ろす"」

アベルカイン「"赦しは乞わない"」

アベルカイン「"最早 取り返す事すら出来ないのだから"」





















「「――――――――――""神器""――――――――――」」











            オーバーロード

アベルカイン「――――『上帝の槌』―――――」






ノア「――――――"『救済と悪滅の聖杖』"」








【創造と放出。光と大地による攻防】

【槌は振り下ろされる 杖は高く上げられる】

【大地が盛り上がる、一つ一つが強大な力を宿す人形へと創造する】

【天界への門が開かれる、かつて彼について来た信者が光を帯びて放出される】


ノア「嗚呼、この瞬間が遥かに愛しい。私は今、闘争をしていると実感させられる」


アベルカイン「信者風情が、"神"を打倒するなど笑い話にもならん」


【土から溢れる生命、それこそ、彼が"神"を冒涜し得た生命の創造】


シャトー「それこそが彼の理念、自らを神と驕った末路」


シャトー「故に彼は自らの世界を崩された、他ならぬ自らの目標である神に」


メルク「ああ、その話か、旅をしている時に聴いたことがある」


メルク「"曰く、アベルカインは生命を作る術を編み出した、それ故に神の逆鱗に触れ、罰として自らの国を洪水によって流された"って言う"目上の人を怒らすな"っていう教訓だろ?」


シャトー「まあそうねぇ、この精神世界で何度も会ったことはあるけれど、彼の人生は壮絶よ」


メルク「まあ関係は無いんだけどね、俺の神器もアンタの神器も、偶然に宙を受けて本当に運が良かったな」


シャトー「そう選定された、と言う事もあるかもしれないけれど、まあそうね」


【『協会を越える足跡<ボーダーブレイク>』によって宙を浮くメルクと、『真理を読み綴る書<ラプラス・クロニクル>』によって魔術の真意を得た彼女に取って、宙を浮くなど造作も無い】



シャトー「しかし強いわね、流石は序列一位、と言った所かしら?」


メルク「あの槌って物質創造能力か?いくら精神世界で物量法則が無いからって、ってオイオイ嘘だろ、あの爺龍を作り出しやがった」


シャトー「およそ、彼は生命を吹き込む事で生物の生成を施している。姿かたちに意味は無いわ」


メルク「伝承によれば人造人間しか作れないが………」


シャトー「それは人間台であればの話よ、しかも彼の生命の流出は魔力によるものじゃない、故に永遠に創造できる」


メルク「だけど、それならノアの方が不利だろう、二百万の軍勢つっても、限りがある訳だし」


メルク「それに意味を成さない事もあるでしょうに、そう、例えば神の出現とかね」



【神の出現、それこそこの馬鹿げた闘争を終わらすのであれば、絶対と言い切れる切り札だ】

【しかし認めん、それを使うとなれば、崇拝なる神がこの男と同類と言っている様な物】

【最大の経緯を払ったのであればまだしも、"私"が満足していない限り、神の手を借りる事は在り得ない】

【故に、私は、私達は】



ノア「敗北を身に刻むなど 絶対に許される筈が無い」



【小僧が、"アレ"がどんなものかも知らないくせに】

【あれらは私の全てを飲み込んだ、富も、国も民も家族も、全て水によって流しやがったんだ】

【なあ悪い冗談だろう?そんな横暴許されるのか、いいや許されない、許す筈が無い】



アベルカイン「この私は、神を許す事は、絶対に無い」



【そして、互いの咆哮は交差する】






本編と続きは明日投下します。
……実の所、本編は次の物語を考えてなかったので、魔法学校編にするか友人に出会う編にするか悩んでいます。
終盤は考えてあるんだけどなぁ………。

 






【生命は作る、この世に存在する稀少であり、伝説上の生物】

アベルカイン「さあ、咆哮せよ、八の龍よ、不滅に燃える鳥よ」

【それはかの世界、八の頭を持つ蛇の所業】
【不滅に燃える、それこそ絶対を誇る不死の輪生。不死鳥】

【それぞれが伝説にして最強を語る。並みの人間であればその二つに適う事は無いだろう】

【しかし、それこそが慢心にしかなり得ない】

アベルカイン「な―――」

【八股大蛇、不死鳥は、光の粒子が纏わりつく信者によって破壊されていく】
【甲高い悲鳴は、彼らの断末魔、肉を喰らい、血を啜り、全てを飲み込み原型を崩していく】


ノア「戯言にもなりはしないぞ"創の英雄"、たかが"獣"如きが、我が盟友に適うとでも思ったか」


【そう。"彼ら"は人間ではない、ノアと共にした時から、既にその魂はランクE相当の"英雄"へと変貌している】

【故に、彼らは一人一人が英雄、その実力は平凡なるものの、その雷への変貌は正しく最強】


ノア「狂え狂え、貴様には神を冒涜した罪を流さなければならない。故に私が"神の杖"として貴様の罪を浄化させてやろう」

ノア「――――貴様も纏めて、その全てを、だ」


【形成は逆転した。創造と放出、限度はあれど限界は無い】

【その闘争が多勢と無勢ならばまだ可愛げがあった。けれど多勢と多勢ならば、有利となるのは質ではなく量】

【謳うようにアベルカインの軍勢が砕ける。もう既に、この世界に置いて彼に味方する者は居ない】


【そう】

シャトー「"―――私は海を見た 私は空を見た"」

【その両者に対して、新たな『敵】が現れるのであれば、この戦況が大きく変わる】


シャトー「"私は人を見た 私は魔を見た"」

シャトー「ちょっと水臭くなくて?私も一応は一位なのだけれど」

シャトー「"私は未来を見た 私は過去を見た"」

シャトー「"私は不変を見た 私は普遍を見た"」

シャトー「"私は世界を見た 私は宇宙を見た"」

シャトー「"私は理を見た"」

シャトー「"私は真理を得た"」

シャトー「"そして私は、私の物語をまだ知らない"」


「―――――"神器"」

       ラプラス・クロニクル
シャトー「"真理を読み綴る書"!!」














【展開される最高魔法の数々】

【魔法域・大六道修羅界【刃覇】魔法域・大六道地獄界【炎濫】魔法域・大六道畜生界【獣騨】】

【彼女における限界の魔法にして最大の方々】

【数万越えの刃を召還する魔法、辺り一面を燃え盛る劫火へと替える魔法、対象のステータスを激減させる魔法】

【これらが彼女の手に持つ魔導書によって発動される】

【限定的では在るが、それでもこの闘争に匹敵する実力、最強の三竦みが今この場にへと】



ノア「よもや、貴様がこの闘争に参加するとはな」

シャトー「あら?以外じゃないでしょうに、元から私たちの関係はこうなるべきでしょう」

アベルカイン「フン、こればかりは同意せざるには居られないな」

ノア「ふははは、面白い、実に面白い、ではここで私が一つ、余興として口上を奉ろう」

ノア「"神祖二十三英雄【聖神枠】序列一位"、"神の英雄"エルケネスト・ノア、"神の杖"となりて断罪せん」

シャトー「あら、いいじゃない、じゃあ私も」

シャトー「"神祖二十三英雄"【輪廻神枠】序列一位、"理の英雄"シャトー・ルュキリュート、楽しみましょう」

アベルカイン「どうでもいい事をするな」

【そして、ほぼ同時に、その一位は一斉に殺戮を始めた】

【信者が人形を砕き、大地は劫火によって信者も人形も破壊される】

【再度龍が召還され、アベルカインは天へ飛ぶ、地獄の業火ながら、信者が土台となりて直ぐに天を飛ぶ二人の目線に追いつく】

【天空から下る数千の刃、龍の翼にて風壁を作り上げ、信者による波が刃を破壊する】

【持続性である劫火は消滅し、再度アベルカインが創造の権限を得る。再度地獄に変貌させようとした直後、信者の群れがそれを邪魔する】

【槌が振り下ろされる。焦げた大地が形を成す】

【ワイバーン、不死鳥、デーモン。人造人間を作り上げ、事実上の竜騎兵を作り上げる】

【再度同時魔法の使用、魔法域・大六道修羅界【刃覇】魔法域・大六道地獄界【炎濫】魔法域・大六道畜生界【獣騨】が発動される】

【そして―――天が開闢する、其処から現れる神々しい一筋の光に纏われた右腕が光臨する】

【三竦みの闘争の終戦が迫る】

【そして―――同時に振り下ろされた一撃は、世界全てを砕いて終結した】

【勝者は無し、敗者も無し】

【ほぼ同時の打ち消し合い、けれどシャトーは咄嗟に神の右腕のコントロールを奪っていた】

【それこそ、彼女の魔導書による能力、しかしそれは数秒も持たず、威力も三文の一しか減らせなかった】

【故に、一番の敵であろうと察知したアベルカインとシャトーは、神の一撃に畏怖し、知らぬ間に神に対しての同時放射を施していた】

【彼らには神を殺せない、故に、開闢された神域まで、押し戻す事に専念したのだ】

【決して誰にも出来ることではない、無意識による共闘故に、この事象を巻き起こす事が出来た】

ノア「―――幕は下りた、勝敗は付かず。か」

シャトー「ま。いいんじゃない?私ももう疲れたし、伯父様はどう?」

アベルカイン「―――フン」





メルク「あれ?もうお遊びは終わったのかい?」

シャトー「あぁ、メルク。居たのね?………そういえば結局、何故貴方がこの四人の中に含まれているのか疑問だったのだけれど」

メルク「あれ?言ってなかったけ?ここは俺の精神世界だぜ?」

【大地が彩る、四季が同時に顕現された世界、この場所こそが、"旅の英雄"メルクの精神】

メルク「さてと。お互い満足したなら後は宴だな、飯だ酒だ!!」

【パンパン、と手を鳴らせば辺りは桜の満開となり、酒が彼の手に持たされる】

シャトー「あら、用意良いじゃない、しかもいい趣味してるわね」

ノア「桜か……成る程、東の国による宝であるか、確かに、これは素晴らしい"世界"だ」

メルク「なあ、アベルカインの爺さん、アンタも酒飲まないか?」

アベルカイン「フン、貴様らと酒を交わす等舌が腐り使い物にならなくなるわい」

アベルカイン「―――――だが、掛け値無しに、この景色は評価しよう」

【ここいらで序列一位同士の闘争は終了する】

【酒を交わしながら、その後メルクは、実力の差があり過ぎると思いながらも酒と桜を肴に飲み、今日起きた出来事を忘れる事となるが、それは割愛する】







後半投下終了しました。
ハッキリ言って序列一位同士が戦うシーンを書いたら長すぎて結果カットする事が多かったです。
それじゃあ今日はこの位で、用事が終わったら十二時半過ぎにまた投下するかも知れませんが、多分ですから投下するかは分かりません。
あと、色々な改変してすいませんでした。


【名称】"空の英雄"
【名前】クゥ・クロークルシャッハ
【性別】女性
【経緯】
 心優しい竜人(ドラゴニュート)の少女。
 かつて邪神が気紛れで地上に災厄をもたらした際、自身の姿を巨大な竜に変化させると、その背に人や半人を乗せ大空へ飛び立ち、背中の人々を災厄から守った。彼女は片時も休むことなく空を飛び続け、その身に塵が積もり、苔がむし、蔦が生え、ついにはその生命が尽きたあとでも、背の人々を災厄から守り空を飛び続けていたと伝えられる。
 死したのち、その魂が英雄として召し上げられた。
 現在でも、彼女の亡骸は空を浮翌遊する力を有しており、天空の島の礎となっている。

【神器】『果てなき空に覗く月眼<クレッセント・クレッシェンド>』
範囲:自身が知覚できる範囲内 対象: 自身と庇護対象 階級:A
 澄みきった夜空を思わせる宝玉の神器。
 もともとはクロークルシャッハの一族に伝わる秘宝で、その身を竜に転じる力と防御結界を展開する力を持つ。結界は、身体に纏わせたり空間に張ったりと小回りがきき、神の一撃をも耐える防御力を持つ。
 反面、攻撃は不得手。竜化と防御結界を纏っての体当たりぐらいしか攻撃手段がない。

【名称】命の英雄
【名前】王冠級ヘルメス/ウルズディーバ
【性別】無性
【経緯】
伝承において巨神ウルズディーバとして語られる伝説の英雄。
その正体は『古代帝国』築き上げた古き英雄のてによって創られた機械人形(ゴーレム)個体名:王冠級ヘルメスである。
創造主たる英雄の死後、永きに渡り封印されていたがとある新進気鋭の学者兼冒険者によって封印を解かれ、彼についていき、その冒険の果て多くのものを学び、多くの人々を救っていった。
その功績により純粋な生命体ではなかったゴーレムが神々にその在り方を認められ英雄へと召し上げられた。
【神器】
『優性的超進化機関(ヘルメストリスメギストス)』
範囲:自身 対象:自身 階級:EX
あらゆる環境、状態に適応し学習する特異なプログラム
また、周囲の物質を取り込むことで体積を増やしたり、特殊な能力を発現したりする。
この能力には際限がなく無限の可能性を秘めている。

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