杏「蘭子が事務所でも甘えてくる」 (31)

蘭子「アクセスッ!」 杏「英雄ってなんだろうねぇ」

蘭子「アクセスッ!」 杏「英雄って何だろうねぇ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1444211834/)

の続編です

今回はゲーム描写は少なめです。

ではどうぞ。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1444482903

蘭子「杏さん!お仕事お疲れ様です!肩もみましょう!」モミモミ

杏「あ、ありがと・・・」

蘭子「杏さ~ん、ここのボスが倒せません・・・・・」ウルウル

杏「あ~そこはね・・・・」



凛「相変わらず仲良いね。」

アーニャ「ダー、よきことです。」

きらり「にょわ~☆」

杏(ううむ・・・・)

杏(この間のデートバレの一件依頼、遠慮がなくなったのか蘭子が事務所でもあんな感じだ。)

杏(別に隠してたわけじゃないけど、恥ずいから言えなかったんだよなぁ・・・・)

杏(いつからだっけ。)

杏(始めは杏がゲームをしてたのを興味深そうに後ろで見てたから)

杏(試しに「ウチくる?」って言ってみたら来ちゃって)

杏(最初は杏がやってるのを後ろで見てただけだったのに)

杏(いつの間にか自分でやりだして)

杏(ま、ゲームしてる時の蘭子の反応が面白いから杏も楽しいんだけど)

杏(でも・・・・)

ちひろ「あ、杏ちゃん。」

杏「ん?何?」

ちひろ「プロデューサーさんが呼んでましたよ。」

杏「?、何だろ?」

~事務所~

蘭子(杏さん、まだかな・・・・)

ガチャ

杏「・・・・」

蘭子「あ、杏さん!一緒に帰ってゲー・・・・」

杏「蘭子」

蘭子「はい?」

杏「ちょっと話があるんだ。」

杏「さっきプロデューサーに呼ばれてね、どうやらあのデートのこと知られちゃったみたいなんだ。」

蘭子「はぁ・・・・」

杏「もう隠すこともないと思って、最近はよく家でゲームしてる事も言っちゃった。」

蘭子「それで?」

杏「そんなに仲良かったなんて意外って言われたけど・・・・・それなら杏達メインの企画なんてどうだってさ。」

蘭子「!」

蘭子「凄いじゃないですか!杏さんと一緒に仕事できるなんて!」

杏「・・・・・」

蘭子「あ~楽しみだな~ねっ杏さん!」

杏「杏はどうかと思うけどね。」

蘭子「!、どういう・・・事ですか・・・」

杏「確かに杏としても悪くない話だと思ったよ、でも杏と一緒にいる時の蘭子の姿を皆に見られちゃうかもしれないんだよ?」

蘭子「!」

杏「蘭子のファンの人達は、どう思うのかな・・・・って思ってさ。」

杏「そもそも杏達ってあまり一緒にいるイメージないし。」

蘭子「・・・そんな事は・・・」

杏「それに、杏には杏の、蘭子には蘭子のコミュニティがあるんだし。無理に仲良くなる必要なんてなかったのかも。」

蘭子「・・・・・」

杏「そうだ、これを期に一旦それぞれの・・・・蘭子?」

蘭子「・・・ですか。」

杏「え?」

蘭子「杏さんは、私とゲームしてて、楽しくなかったんですか!」

杏「!、そんな・・・事は・・・」

蘭子「誰と誰が仲良くした方がいいって、誰が決めたんですか!」

杏「それはそうだけど・・・・・」

蘭子「杏さんにとって私は、ただの暇潰しだったんですか・・・・」

杏「蘭子、それは違・・・・・」

蘭子「・・・・・もういいです。」

杏「!」

蘭子「フン・・・所詮は光と闇・・・我等は相容れぬ運命だったということか・・・・・」グスッ

バタン

杏「・・・・・・」

杏「・・・・これで、よかったんだよね。」

~数分後~

杏「・・・・」ピコピコ

杏(何だよ、全然面白くないじゃん・・・・)

ガチャ

アーニャ「杏、さっき蘭子が慌てて外へ飛び出していったのですが・・・・・」

杏「ふーん」

アーニャ「一応きらりが追いかけていったのですが、何があったんですか?」

杏「さあね。」

アーニャ「嘘です、その顔は知ってる顔です。」

杏「・・・・わかったよ。」

アーニャ「そんな事が・・・・」

杏「・・・・・」

アーニャ「杏はそれでいいんですか?」

杏「別に、ただ特に絡みもしなかった今までの関係に戻るだけだよ。」ピコピコ

アーニャ「・・・・・」スッ

杏「・・・・返してよ。所詮はそんな小さな箱がが繋いだ関係だよ。」

アーニャ「こんな小さな箱でも、無限の世界が広がっています。それは杏の方が知っているでしょう。」

杏「何が言いたいの?」

アーニャ「世界の繋がり方は、色々あるって事です。」

アーニャ「この星だって、この国だって、いくつかの島に分かれていますが、人は全て繋げてきました。」

杏「アーニャが言うと説得力あるねぇ。」

アーニャ「確かに、杏と蘭子の立っている島は、遠く離れているかもしれません。」

アーニャ「ですが、それでも全く繋がらないことはありません。何か繋げる方法はあるはずです。」

杏「・・・・・・」

アーニャ「それに、気にしてないなんて大ウソです。」

杏「!」

アーニャ「だったら・・・・なんでそんなに杏は泣いているんですか・・・・・」

杏「!、泣いて・・・・なんか・・・・」ポロポロ

アーニャ「今ならまだ、間に合うかもしれませんよ?」

杏「・・・・・」ガタッ

アーニャ「どこへ?」

杏「・・・散歩だよ。」

アーニャ「そうですか、いってらっしゃい。」ニコッ

杏「アーニャ。」

アーニャ「はい?」

杏「スパスィーバ」

アーニャ「!、フフ、ニィエーザシタ」

凛「・・・・・」

アーニャ「凛・・・聞いていたのですか。」

凛「うん、最後なんて言ってたの?」

アーニャ「ありがとう、といわれたのでどういたしまして、と返しました。」

~あんずのいえ~

蘭子「・・・・・」

ガチャ

杏「ハァハァ・・・やっぱりここにいた・・・・・」

蘭子「!、忘れ物を取りに来ただけです・・・・それじゃ。」

杏「待って!」

ギュッ

蘭子「!」

杏「ゴメン蘭子!杏も楽しかった、蘭子とゲームやってて楽しかった!」ポロポロ

蘭子「杏・・・さん」

杏「なのに杏ったら周りの目ばかり気にして・・・・覚悟が足りないのは杏の方だった!」ポロポロ

蘭子「・・・・」ポロポロ



蘭子「わたしも・・・さっききらりさんに会って、「杏ちゃんは蘭子ちゃんが大好きだから、蘭子ちゃんに迷惑かけたくなくてそんなこと言っちゃんだにぃ」って言われて・・・・」

杏「きらり・・・・ったく・・・」ポロポロ

蘭子「杏ちゃんの事、これからもよろしくにぃって言われちゃって、気付いたらここに来てました。」

杏「うん・・・・」

蘭子「杏さん・・・・これからも私とゲームしたりして遊んでくれますか?」

杏「モチのロンだよ、もっとオモシロ恐いゲームで泣かせちゃうよ~」

蘭子「フフ、お手柔らかにお願いしますね。」

~数日後~

蘭子「杏さん!今日もゲームやりに寄っていいですか!」

杏「いいよ、ただし今日は・・・」

アーニャ「私達も一緒です。」

きらり「にょわ~☆」

蘭子「へ?どういう事ですか?」

杏「2人より4人の方が楽しいでしょ?」

きらり「そういう事だにぃ」

アーニャ「蘭子、私にもゲームのご教授お願いします。」

アーニャ(こうやって、世界が繋がっていくんですね。)

??「ちょっと待ったぁ!」

幸子「全く、このカワイイボクにないしょで面白い事するなって許しませんよ!」

小梅「フフ・・・みんなでコレ・・・・やろ・・・・」スッ「クロックタワー」

輝子「フヒ・・・マリオは任せろ・・・・」

菜々「魔界村シリーズなら任せてください!って、別にリアルタイムではやってませんからね!」

莉嘉「お姉ちゃん、私達も。」

美嘉「あまり迷惑かけないでよ~」

未央「よ~し、そうと決まれば皆で杏ちゃん家でお泊り会だぁ!」

卯月「私もゲームは苦手だけどガンバリマス!」

凛「まぁ、私も迷惑じゃないなら・・・・」



杏「お、おまえら・・・・勝手に決めやがって・・・・・」ワナワナ

蘭子「あ、杏さん?」

杏「そうと決まったら今夜はスマブラ大会開催じゃ~!!!」(ヤケクソ)

一同「ヤッター!」

蘭子「フフッ」

ちひろ「あ、あの~杏ちゃん・・・・」

杏「何!?また増えんの!?」

ちひろ「?、何の話ですか?それよりプロデューサーさんが呼んでますよ。」

杏「ったく・・・何だよ!」

~数分後~

ガチャ

蘭子「あ、杏さん・・・何だったんですか?」

杏「・・・・決まった。」

蘭子「?、何がですか?」

杏「杏と蘭子メインの番組、決まっちゃった・・・・・」

一同「・・・・・・へ?」

蘭子「・・・・・」

蘭子「やったああああああ!!!!!」


その後「ランズゲームコーナー」というゲームプレイ番組がそこそこ人気を泊してくるのはまた別のお話・・・・・


~おわり~

お疲れ様です
やっぱりストーリー物は難しい(泣)
ではまたいつか

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