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過去スレ
第一次聖杯戦争(過去編・非安価 スレストを受けて現在休止中)
七つの家で聖杯戦争/zero - SSまとめ速報
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第二次聖杯戦争(1シリーズ目)
1:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争【募集系】 - SSまとめ速報
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2:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争【募集系】2 - SSまとめ速報
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3:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争【募集系】3 - SSまとめ速報
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4:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争【募集系】4 三日目・昼~ - SSまとめ速報
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5:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争【募集系】5 四日目・朝~ - SSまとめ速報
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6:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争【募集系】6 四日目・昼~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416141593/)
7:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争【募集系】7 五日目・朝~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416495976/)
8:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争【募集系】8 五日目・夜~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416751609/)
9:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争【募集系】9 五日目・夜~(2) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417087172/)
10:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争【募集系】10 六日目・昼~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417440658/)
11(エピローグ):【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争【募集系】11 エピローグ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417708354/)
第三次聖杯戦争(2シリーズ目)
1:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅱ【募集系】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419324181/)
2:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅱ【募集系】2 プロローグ~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420466532/)
3:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅱ【募集系】3 一日目・昼~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420980628/)
4:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅱ【募集系】4 二日目・朝~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421404550/)
5:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅱ【募集系】5 二日目・夜~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422167829/)
6:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅱ【募集系】6 三日目・夕方~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423310276/)
7:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅱ【募集系】7 四日目・夜~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423825298/)
8:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅱ【募集系】8 五日目・夜~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424171174/)
9:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅱ【募集系】9 六日目・夕方~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424439337/)
10:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅱ【募集系】10 七日目・夜~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424616362/)
11:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅱ【募集系】11 八日目・朝(聖杯問答)~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424954680/)
12(エピローグ):【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅱ【募集系】12 八日目・夕方~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425126969/)
第四次聖杯戦争(3シリーズ目、現行)
1:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅲ【募集系】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433926702/)
2:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅲ【募集系】2 プロローグ~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434115257/)
3:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅲ【募集系】3 一日目・朝~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434778012/)
4:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅲ【募集系】4 一日目・夜~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435068329/)
5:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅲ【募集系】5 二日目・朝~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435330074/)
6:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅲ【募集系】6 二日目・夕方~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435832973/)
7:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅲ【募集系】7 三日目・朝~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1436447806/)
8:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅲ【募集系】8 三日目・夕方~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437403147/)
9:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅲ【募集系】9 三日目・夜~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1438264028/)
10:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅲ【募集系】10 四日目・夕方~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439381469/)
11:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅲ【募集系】11 四日目・夕方②~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1441204564/)
12:【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅲ【募集系】12 四日目・夕方③~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1441980033/)
13:【安価・コンマ】七つの家出聖杯戦争Ⅲ【募集系】13 四日目・夕方④~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442930204/)
歴代に登場したキャラも登場するかも?
Fate/Something Order
【募集系】Fate/Something Order - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443520562/)
wiki:http://www59.atwiki.jp/f0cthb3qkug/
【しばらくは、短いキャラごとのエピローグを載せていきます】
【一日一人、もしくは二人程度になるけど、ご勘弁】
<エピローグ 火宮鳳梨>
此度起動されたシステムのうち、その全ての聖杯が破壊――――または、使用、消滅し、
ごく一部のサーヴァントを除き、全ての英霊が座へと回帰した。町は平穏を取り戻し、変わらない日常が戻ってくる。
しかし、聖杯戦争は終わっていない。否、始まってもいないのだ。
瀬分町で行われるこの聖杯戦争には、『彼』の存在が不可欠である。
故に『彼』が聖杯戦争開始時に瀬分町を離れていた以上、聖杯戦争はまだ始まっていない。
聖杯戦争は、彼の帰還と共に始まり、そして同時に終了するのだ。
―――
――――――
―――――――――
火宮山荘。
今回の聖杯戦争では、例年になく多くの屋敷が破壊を免れた。火宮山荘もその一つである。
十年以上前に立て直されて以来、ずっと変わらないままのその山荘は――――町を見下ろす高台の上にあって、
混血が集う任侠集団、火宮一門の本拠である。
今、山荘内に人はいない。
聖杯戦争中その場を離れていた当主夫妻はまだ帰ってきていないし、実戦に赴いていた数人は、
戦いの傷を癒やすために病院に居着いていた。
―――――が、誰もいないかと言えば、それは誤りである。
それは人とは言えなかった。かといって、人でないとも言えなかった。
だが確かに意思を持って、皆の帰りを待っていた。
かつて狂気に飢え、万物を食らい尽くそうとした原初の猛獣の模倣体がいた。
しかし命を食らう道程で、それは一人の少年と出会う。
少年と戦い、少年と和し、少年に助けられ――――そしてその少年を取り込み、『完成した』と結論づけ、捕食を止めた獣がいた。
それにとって――――彼女にとっては、この家は少年の記憶が残る場所であり、だからこそ、かけがえのない場所だった。
今彼女は仏壇の前。急ごしらえで用意した、写真のない遺影を飾っている。
「あなたのおかげで、色々なものが守られました」
ちん、と鈴(りん)を鳴らして、彼女は仏壇に手を合わせる。慣れていないのか、ぎこちない動きだ。
「ありがとうございました」
この聖杯戦争において、火宮一門の内輪から死亡者は出なかった。
だが一人、彼なりの忠義に基づいて、勇ましく殉じた男がいた。
彼にとっては、重要なのは正義ではなかったのかも知れない。
あくまで彼は、自分の忠義に基づいて、命を捧げただけに過ぎないのかも知れない。
だが、彼の勇気ある一射によって、多くの市民が守られて、
彼の勇気ある独行によって、火宮一門が守られた。
陽向最新の洗脳者だった、陽向沙織が率いる一団。かの狂気に溺れた群衆を鎮め、
彼女を依り代としていた制御不能の狂戦士をも消滅させた。
その戦果は計り知れず、その意味で彼は、紛れもない英雄だった。
そしてその勇姿を見届けたのは、彼が価値ある死を迎えた、ということを知っているのは――――
聖杯大戦に交わった人々の中で、彼女――――火宮鳳梨ただ一人だけだった。
「……」
鳳梨は特異な体質である。人間ではないものから始まった彼女は、その後に無数の人間を取り込んだが為に、
今は人間と何も変わらないような容姿をし、知性を持っているが――――やはり本質は、人ならざるものである。
火宮一門は混血を主体とする一族である。よって必然、他の家家よりも壮健長寿な者が多いが――――その中でも彼女は別格だった。
人に混じっているのと、人が混じっているのでは天と地の差である。
彼女は、自ら死ぬか誰かに殺されない限り、今後もずっと生き続けるだろう。
少なくともこの町が今の形を残し、聖杯戦争が開催され続ける限りは。
だからこそ彼女は願う。
誰かが自分より先にいなくなるのは哀しいことだが、できるだけ、できるだけ遅くあってくれ、と。
彼女は自ら別れていくことはない。
彼女と関わった人間は、ほぼ確実に彼女より先に逝く――――彼女は常に見送る側である。
彼女は、自分の近くから誰かが去って行く、その辛さを知っていた。強い心の持ち主だったが、動じないことと、悲痛を味わわないことは必ずしもイコールではない。
「……貴方のことをもっと知っていれば、きっと悲しみを感じていたんでしょう」
写真のない遺影に向かって、彼女はぼそりと呟く。
風のように何気なくやってきて、影が消えるようにするりといなくなったその男の姿を収めたものはない。
一張羅だけを身につけてやってきたような男だから、形見の一つもありはしない。
まるで、彼は虚空であり、鳳梨だけが見ていた幻であるかのように――――その男にまつわる痕跡は、山荘全体から消え失せていた。
だからと言って、なかったことにしてはならない。だから彼女は、写真のない遺影を飾ったのだ。
「貴方のことを知らないから、哀しくはありません。私が感じるのは――――貴方への感謝と、申し訳なさです」
「逢地君の後――――私はどこかで、誰かを理解することを避けていたのかも知れません。
私にとって、彼は最後の人ですし、それは絶対に、譲ることが出来ないものですから。
だけどそれは、あくまで怪物であった頃の私にとっての『最後』。
食らうことでしか相手を理解出来なかった頃の、私の法則。
そのルールに囚われて、『人間』の理解ができなくては、前に進むこともできませんよね」
縁側から一陣の風がやってきて、鳳梨の髪を揺らした。
「ああ、そうでした――――もう秋が近づいているんですね」
季節は移り変わる。あと何度、この景色を眺めることになるのだろうか――――彼女は静かに嘆息した。
【以上】
,. -─- 、
/:::::::::::::::::::::::\
/:::::::::,::::::、::::::::::::::::`、
. l:::::〓:::::::::::〓::::::::::::::l
. l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
. 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
\::::::::::::::::::::::::::/
` ー- -‐´ 今後、第五次などのマスターを作成するにあたって必要になりそうな情報などを優先的にしつつ、
,:-|‐'iニ"_,,-=:l. i`':、_
,.;'" ,' i"-‐ _.,:' .|::::::::::: ̄ `''=:、 今回の聖杯戦争での出番に応じた長さの各キャラごとのエピローグを書いていこうと思います
// ,'-:、 |-‐フー-=ニ:::::::::::::,.;-'":::::::ヽ
_,.-',`-i"`i ,' .`i.,.:'/ ./ ,.-, /:::::::::::::::::::::i
,r':::::::i-、!"'、r-'"i゙ ./ //,.:'-"::::::::::::::::::::::::| 一部、今次に出てないのもやりますが、今次に出ているので死んでないのについては全部やります
,:'::::/ r''l__ri"r| i"'、|./ r-"-く_:::::::::::::::::::::::::::::.i
/__,,,!__| | i" 7 /.i ,!゙-ニ_''‐、'`:、..::::::::::::::::::::/
. _,.-:;'r'゙,.',:-' `''―:'-'-'---!-',r‐-,,,`‐:、)‐'::::::::::::::::::,,:' というわけで、今日のところはこんなもので
/ -'、_,'/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::` ―`゙´-::::::::::::::::_,:',:'
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. /:::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::,:'
ヽ:::::::::::::::::`''‐‐-、_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::/
`ー- ..,__,.-r‐‐''"´「`''''ー-:、____,.:'゙:::::::::/
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. l:::::::::::::::::::::::::::::::::::O::l ……即興ですか……一番シンドイルートを選びますね
. 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
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__` ー- -‐´ / ` - 、__, -
__, -;;〈 ` -、__ / /´ では
_,,,;=;;;;;;;;;;;;';;;;;l;;;;;;;;:ヽ ア,,ケ、_ i~ l、 ノ /
./;;;;;;;;;;;;:::`::、::::::|、_:::::_,入、_ /:::::|l,:::l::、_ ,-|; |) / ノ
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::l;;;;:::::::>:::::::ヽ`Y〉:::l`l;;_;〉;,ノ`ノ、. | l / , / 1、既存キャラから1人選び、それについて
.|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::、::::::::`::、_::::::::::、_ |::::V;:o/ , ' ;ノ,// ,-、__ / /
.`;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::ヽ:::::::::::`:、::::::\|::::::l_/_ ''/ -=_, `y' 2、ガチャを回して新規キャラで
'';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::i;;:::::::::::::::`、:::::>´;;;;;`:ヾ、、_,ィ イ` -- 、__,-'フ'ヽ 丶
`、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,;;-:::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::|::;l;;;;::| ,ro(ニ -、,_)
ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::,::-''´::/;;;::::、/l'( ` ノ あっ、その前に昨日の分のログポ発行しておきましょう
ト、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::,;;-';;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;_,/;;;、=-- 'l'ノ 直後コンマ
|;;;`ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;-'´;l;;;;;;;;;;;;|;;;;l;;;,/;;;;;;;;;;;;;`-;、ll;| 12345 ◆1
};;;;;;;;;\;;;;;;;;;;,;;/;;;;;;;;;;|;;_;;;;;;;;|;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::,:-' 6789 ◆2
誤爆失礼
<エピローグ カイゼル・グラント>
「……」
聖杯戦争が終結したのを確認した後――――カイゼル・グラントは瀬分町に戻ってきていた。
行き先は月島家。目的は、今後の聖杯戦争についての交渉のため。
月島源蔵が死んだ今、最もこの地の事情について理解しているのは土地の管理者であり、前回の聖杯戦争も目撃し、
かつ今回の聖杯戦争において、六家同盟の盟主としてライダーを召喚した、水色門地である。
にも関わらず今回、カイゼルが門地ではなく月島家の現当主、月島極次を尋ねたかは――――門地の方が今、到底それに気を向けられるような状況ではないと、理解していたからだ。
――――
―――――――
―――――――――
「ああ、よく来てくれた」
カイゼルの来訪を、月島極次は快く迎え入れた。
彼自身、イギリスから戻ってきた直後に聖杯大戦に関わることになり、頼りにしていた曾祖父は死に、
しかも家から出たサーヴァントは一番最初に離脱する、などと――――混乱している部分も少なからずあるのだろう。
そして何より情報が不足している。
彼自身も聖杯戦争に参加し、そして生き残った体験はある。しかしそれはもう20年も前の話で、経験としての価値はいかほどもないのが実情だ。
今回の聖杯戦争で召喚を行った自身の長男も早々に出奔してしまったし、自身らもそれ以降は聖杯戦争にまったく関わっていない。
それだけに、聖杯戦争を、まるでジオラマを見渡すが如く俯瞰していたと思われるカイゼルの来訪は、彼にとって、単純に有り難かった。
「恐らく、俺に聞きたいことが沢山あるでしょうが、その前にこちらからも聞きたいことがある」
開口一番、カイゼルが言い放ったその言葉に、極次も思わず身構えた。
カイゼル・グラントが知らないことを、果たしてこちらが答えられるだろうか、という単純な疑念だ。
もっとも彼の魔術はあくまで瀬分町で起こっている全ての事柄が『見える』『聞ける』『感じ取れる』というだけであり、
見聞きした情報の全てを理解し、その現象を説明出来るわけではない。
故に考察段階において、彼に判別がつかないことが起こったということなのだろうが……。
「そんなに身構えないでください。ただ、純粋に気になっただけです。
次の聖杯戦争は、果たして10年後に起こりえるのか――――と」
「……! 流石に、めざといな」
そのことか、ならば答えられる、と胸をなで下ろしつつ、同時にそれを遠見のみで察知したカイゼルの慧眼に驚愕する極次。
彼が聖杯戦争に積極的に介入していれば、また違った結果になっていたのだろう、そんな気がした。
「結論から言うと、起こりえない。これまでの聖杯戦争ですら、機械を用いて若干無理矢理に魔力を吸い上げていたが為に、僅かながら大地は枯渇しつつあった。
しかし今回、二つ――――いや、三つの聖杯が起動され、その二つが想定通りに完成したことによって、地脈から吸い上げられた魔力はついに限界を超えた。
大地へのダメージが色濃く出ていることは、君も理解出来るだろう?」
「ええ。この地に降りてきて、はっきりと理解出来た。大地は疲れ切っている。これでは……」
「ああ、次聖杯が動き出すまでは、50年……下手をすればそれ以上。少なくとも私が生きている間は2度と戦争は起こらないだろうな」
「……」
聖杯戦争は起こらない。その事実は吉か凶か――――おそらくは凶だろう。これからの50年に生まれたものにとっては。
だがこの30年を瀬分町で生きた者にとっては、それは恐らく吉である。
聖杯戦争が碌でもない結末ばかりを呼ぶことなど、経験者からすればわかりきったことなのだから。
「そうですか」
「では、俺の方も知っていることをお話ししましょう――――」
【ぎええ訂正】
<エピローグ カイゼル・グラント>
「……」
聖杯戦争が終結したのを確認した後――――カイゼル・グラントは瀬分町に戻ってきていた。
行き先は月島家。目的は、今後の聖杯戦争についての交渉のため。
月島源蔵が死んだ今、最もこの地の事情について理解しているのは土地の管理者であり、前回の聖杯戦争も目撃し、
かつ今回の聖杯戦争において、六家同盟の盟主としてライダーを召喚した、水城門地である。
にも関わらず今回、カイゼルが門地ではなく月島家の現当主、月島極次を尋ねたかは――――門地の方が今、到底それに気を向けられるような状況ではないと、理解していたからだ。
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「ああ、よく来てくれた」
カイゼルの来訪を、月島極次は快く迎え入れた。
彼自身、イギリスから戻ってきた直後に聖杯大戦に関わることになり、頼りにしていた曾祖父は死に、
しかも家から出たサーヴァントは一番最初に離脱する、などと――――混乱している部分も少なからずあるのだろう。
そして何より情報が不足している。
彼自身も聖杯戦争に参加し、そして生き残った体験はある。しかしそれはもう20年も前の話で、経験としての価値はいかほどもないのが実情だ。
今回の聖杯戦争で召喚を行った自身の長男も早々に出奔してしまったし、自身らもそれ以降は聖杯戦争にまったく関わっていない。
それだけに、聖杯戦争を、まるでジオラマを見渡すが如く俯瞰していたと思われるカイゼルの来訪は、彼にとって、単純に有り難かった。
「恐らく、俺に聞きたいことが沢山あるでしょうが、その前にこちらからも聞きたいことがある」
開口一番、カイゼルが言い放ったその言葉に、極次も思わず身構えた。
カイゼル・グラントが知らないことを、果たしてこちらが答えられるだろうか、という単純な疑念だ。
もっとも彼の魔術はあくまで瀬分町で起こっている全ての事柄が『見える』『聞ける』『感じ取れる』というだけであり、
見聞きした情報の全てを理解し、その現象を説明出来るわけではない。
故に考察段階において、彼に判別がつかないことが起こったということなのだろうが……。
「そんなに身構えないでください。ただ、純粋に気になっただけです。
次の聖杯戦争は、果たして10年後に起こりえるのか――――と」
「……! 流石に、めざといな」
そのことか、ならば答えられる、と胸をなで下ろしつつ、同時にそれを遠見のみで察知したカイゼルの慧眼に驚愕する極次。
彼が聖杯戦争に積極的に介入していれば、また違った結果になっていたのだろう、そんな気がした。
「結論から言うと、起こりえない。これまでの聖杯戦争ですら、機械を用いて若干無理矢理に魔力を吸い上げていたが為に、僅かながら大地は枯渇しつつあった。
しかし今回、二つ――――いや、三つの聖杯が起動され、その二つが想定通りに完成したことによって、地脈から吸い上げられた魔力はついに限界を超えた。
大地へのダメージが色濃く出ていることは、君も理解出来るだろう?」
「ええ。この地に降りてきて、はっきりと理解出来た。大地は疲れ切っている。これでは……」
「ああ、次聖杯が動き出すまでは、50年……下手をすればそれ以上。少なくとも私が生きている間は2度と戦争は起こらないだろうな」
「……」
聖杯戦争は起こらない。その事実は吉か凶か――――おそらくは凶だろう。これからの50年に生まれたものにとっては。
だがこの30年を瀬分町で生きた者にとっては、それは恐らく吉である。
聖杯戦争が碌でもない結末ばかりを呼ぶことなど、経験者からすればわかりきったことなのだから。
「そうですか」
「では、俺の方も知っていることをお話ししましょう――――」
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――――――――――
月島家を後にして、今彼は廃墟と化したグラント・ハウスにやってきていた。
今では誰も使っていないこの家は、しかしかつての記憶が詰まった大切な場所だ。
以後の身の振り方をどうしようか、と、カイゼルは考える。
この地に戻ってくるのもいい。後釜を押しつけるつもりだったアレキサンドライト家の家出娘は、またどこかに出奔してしまった。
彼の魔術でも、流石に世界全てを見渡すことは出来ない。
今彼女がどこにいるのか、彼には最早知るよしもないことだ。
この地に戻ってくるのも悪くはない。
残り数十年戦争がないのなら、少なくとも自分が生きている間は、この町が戦火に苛まれることもないだろう。
仮にそのまた未来、自分の子孫が戦争にまた巻き込まれるようなことがあったとしても――――そのときが来るまでに準備を整えておくことは可能だ。
「……」
欧州に根を下ろすか、この地に戻るか。
その決断も重要だ。
だが彼には、もう一つ――――速やかに決断しなければならないことがあった。
「何時までも、迷っているわけにもいかない、か」
自分を思ってくれている人が二人も居る。そのどちらにも、誠実な対応が出来ているとは言いがたい。
「そろそろ、俺も男を見せるべきときなのかもしれないな」
決断の味は焼け付くように辛い。だが今のままずっといるわけにもいかない。
どんな形にせよ、答えを出す必要があるだろう―――――。
【判定】
147 霊体を操る女を選ぶ
258 選ばないという勇気
369 戦闘機を繰る女を選ぶ
【偶にコンマで終わるエピローグは作りますが、コンマの先の未来については書かない予定】
【残りは想像に委ねるということで……駄目ですか?】
【サンクス】
<エピローグ・月島極次>
カイゼル・グラントの突然の来訪により、とりあえず、概観だけは掴むことができた。
これでようやく、以降の仕事を進めることが出来る――――月島極次は安堵した。
これまで瀬分町における後始末を請け負っていたのは、土地の管理者である水城と、七家最高齢を誇る長老二人の役目だった。
しかし長老の片割れがここで死に、水城も現在死に体と化し――――もう一人の長老はそもそも当てにならないとすれば。
後処理の責務は当然、今を生きる七家出身者でマスター経験があり、かつ最高齢である自分が担わねばならない責務である。
ましてやかつて後始末の先導を行っていた月島源蔵は、自分の家の創始者だったのだから。
「爺様の苦労を無に帰す訳にもいくまい――――」
やれやれ、少しはゆっくりとできると思ったのに、と、極次は大げさにため息をつく。
家のことは上と下に任せて、緩慢な隠居生活を手に入れる。それを望んで態々イギリスから帰ってきた彼だったが、
上も下も早々にいなくなってしまった。
後に残ったのは面倒事と面倒な嫁だけだ。
「……やれやれ」
随分と丸くなったものだな、と、彼は自分を振り返る。
かつての自分は、もっと科学魔術に傾倒していた――――好奇心に満ちた野心高き男だったはずだ。
だが今ではすっかり牙が抜けてしまったようで、かつての自分に燃えていた熱気はすっかり衰えてしまっている。
それもまた仕方の無いことか、これも老いか、と肩を落とす。
「おい、何を黄昏れている」
声がする。聞き慣れた声だ。振り返ると彼女がいた。
「これから忙しくなるぞ。寝ている暇など全くやらんからな」
「……今度は何だ」
月島ノイ。旧姓、エルンスト。
見た目は幼いその女性は、自分と同い年でありながら、今も若々しく溌剌と、自らの研究に勤しんでいる。
その狂気は真似出来ないが、その元気は分けて欲しいくらいだ。
「ご老公の研究資料が、実質解放されたからな。あの叡智の結晶を、一刻も早く研究に活かさねばならん」
「爆発するぞ」
「それもまた研究だ。やってみなければ、何も始まらん」
「確かにその通りだが……なにもそこまでリスクを冒さなくても」
「何を言う。リスクを冒してこそ人生だ。魔術師の一生だ。そこでためらって何を得られる」
否、これでいいのかもしれない。
彼女は自らが抱える闇を隠しもせずに振りまいている。黒い恒星のような存在だ。
「……君は、老いたな」
口元に微笑を浮かべる極次を見ながら、ノイが不服そうに眉を潜めた。
「そうか。俺は老いたか」
「ああ。私が最初に会った時の君は、もっと若々しく、挑戦的だった。最近の君はどうも守成に回っていかんね」
「……」
守成、か。
なるほど、その言葉はある意味適切かもしれない。
「仕方ないのさ。ここまでずっと生きてきた。始めの頃は何もなかったが、今は守らなくてはならないものが多くある。
生き続ければ、嫌でも溜まっていくものだ。
だから男は誰しも、いつかは好奇心を捨てるときが来る。あいつだって同じだ」
消えていった長男を想起しながら、そんなことを呟く。
「君にとって守らねばならないものとは?」
「第一にお前を。それに、家族を」
「……私を? 私の死因は事故死だと決まっている。骨折り損なことを」
「ああ」
だから一層老いたのだろうな、と。
あまりにも危ういからこそ、自分が危ういままでは居られないと。
「お前と共に歩んでいなくても、どのみち俺はこうなっていた。
でもお前といるからこそ、かつての自分を思い出すことが出来る。
物騒だが、楽しませてもらっているよ」
「……ふん。そんな感想を抱くということが老いていると言っている」
やはり何か不服そうに、彼女は鼻息荒く腕を組んだ。
「見ていろよ、私はもっとぎらぎらしていたころの君が好きだった。ご老公の研究を活用して、一大研究を起こしてやる。
君が再び、活力的になるくらいのな」
「ああ、俺も――――いつでもぎらぎらしているお前が好きだ」
「……!」
「なに、爺様の資料漁りには手を貸そう。前ほど精力的ではなくなったが、興味の全てが消え失せたわけじゃない。
それにあいつも――――」
いずれイギリスから渡ってくる、長女の顔を思い浮かべる。
この家は彼女に継いで貰うことになるだろう。
苦労ばかりかけることになる。少し申し訳ない気もする。
「あいつも、こういうのは好きだろう。イギリスから来る前に、見やすいように纏めておいてやりたいからな」
そのとき。
ああ――――つまりは、そういうことなのだろうと、極次は悟った
老いたのではない。好奇心が潰えたのでもない。
やりたいことはまだ沢山ある。ただ、それが自分のことではなくなっただけだ。
【以上】
【サイドから順番にやっているから、メインはもう少し待たれよ】
<エピローグ・ジェニース・ジュレヴォ>
これは幸運、と言うべきなのだろうか。
或いは、悪魔が作った罠なのか。
いずれにせよ、事実だけを抜き出せば――――今までこの町に巣くっていたマフィアが壊滅し、首班は幹部共々海外へと逃げ去った、ということだけが残る。
それだけの単純で簡潔な事実が、自分が出国でもたついている僅か数日のうちに完結したらしい。
聖杯大戦の開始を聞いて、手を貸せないかとはるばるオランダからここに戻ってきたはいいものの、到着した時点で全ての決着はついていた。
その点については骨折り損だったというわけだ。
―――
―――――
―――――――――
「んで、そのほか――――」
そして今俺は、駅前のホテルの1フロアを貸し切って、妹分―――ヴァラリーサ・ジュレヴォからの報告を受けている。
俺より一足先にこの地に辿り着いた彼女は、俺が到着するまでの間に戦争の概要を細かに調べ上げていたらしい。
流石にかつては暗殺者として育てられただけのことはある。
隠密・諜報はお手の物、というわけだ。
「聖杯はどちらも、アレキサンドライトの縁者が手に入れたそうです」
「アレキサンドライト……」
俺とはほぼ関わりが無い。ただ、英国から来た貴族擬きの魔術師だということは知っている。
「敵方にも血筋の人間がいたようですね。それについて、追及とかされますか?」
「いや、要らねえよ……くそっ」
戦争は終わったのだ。これ以上蒸し返す必要も無い。
もっとも俺は戦争が終わってからこの地に帰ってきたのであって、そもそも戦争があった実感すら薄いのだが……。
「どうしました?」
「いや……乗ってた飛行機が横からヘリコプターに追突されなければ、もっと早く到着出来てたはずなんだが……」
「そんなことがあったんですか!? 他の乗客は大丈夫だったんですか?」
俺のことを心配してこないあたり、彼女も俺のことを理解してきているな、と思いつつ、深く首を落とす。
「大丈夫だ。襲撃を警戒してチャーターをしておいた。乗ってたのは俺と操縦士だけだし、操縦士の命も無事だ」
「良かったです、安心しました、ところで――――」
妹分、が、胸元に手を当てる。
嫌な汗がたらりと流れ出た。
久しく離れていたせいで忘れかけていたが、そうか、来るか……。
「今夜、お供させていただきますね」
「するな」
「あっ、もう、いけずです」
確かにこいつと俺とは、姓を同じくしながら血のつながりはない。
血の繋がった家族の顔も知らないこいつは、ジュレヴォという家に実質売り渡されたようなものだ。
だがしかし、俺はかつて、あのジュレヴォという家から彼女を救い出したのだ。
そのときの俺の感情には、焦りや青さ、反抗心も少なからずあったものの、しかしこいつを助けたいという、純粋な心を持って立ち向かった。
こいつのことは、決行に移す以前から心配していたものであり、極端なことを言えばこいつは妹のようなものだ。
しかしこいつにとっては違う。こいつにとって、俺は兄のような存在ではない。
こいつにとって俺は、暗闇から自分を救い出し、新しい世界へと導いてくれた――――面映ゆいが、ヒーロー、或いは王子様のような存在なのだと。
そんな素敵なものではないと前々からずっと言い続けているが、全く聞いてくれないどころか、アピールは年々酷くなっていく。
教育には細心の注意を支払ったつもりだ。なのにどうしてこうなった。
仕舞いには夜な夜な忍び込んで、無理矢理にでも既成事実を作ろうと仕掛けてくる有様。
今日、わざわざ告知してきたのは、旅の疲れを気遣ってのせめてもの心配りなのか。まったく要らない気遣いだ。
とりあえず彼女に気づかれないうちに、近くのネットカフェに逃げ込むしかねえか。
「……それで、今後のことだけどよ」
「今後?」
「オランダに戻るか、ここに居着くか」
「……」
オランダに戻る、という選択肢を選ぶのは簡単で、定石だ。
ヴァラリーサにとって、この場所は忘れがたい辛い記憶の在処でもある。
俺がこの町に暮らすことを選べば、彼女は文句も言わず付いてくるだろうが、辛い思いを味わうことは間違いない。
だが逆に、この町に繋がる悪しき思い出は、こいつがいつか乗り越えなくてはならない壁でもある。
その壁を乗り越えなければ、ヴァラリーサは本当の意味で自立出来ない。
こうして、今のまま、俺しか見えていないまま、こいつの一生を終わらせることになってしまう。
だがもし、俺がそれを望むなら――――敢えて寝た子を起こすわけにもいかない。
「俺はどっちでも構わねえ。だから、お前が選べ」
「……私は……」
彼女がどちらの道を選んだとしても、俺はそれに付いていく。
それが、彼女の思いを受け取ることができないなりの、男のけじめというもんだ。
【判定】
1234 帰る
56789 残る
【以上】
乙ッ!
登場しないと思ってたらリア充になってた件について……
リア充爆発しろ! そしてなぜお見舞いに行かない
【今日はお休み。避難所でもちらっと言いましたが、以前以上に頭が疲れる】
【今後も、できる限り一日一回のペースで個別エピローグやります】
【毎日一回ずつのペースを今後維持出来れば、31日になった時点で終了ということで】
【最低限出しとかなきゃいけないキャラについてその時点で終わってなければ、その分だけ続行】
【それもそうだ、と思ったので、空いた余裕でまず白キャスターを公開】
┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━┓
≪クラス≫:キャスター 【マスター】:クローディア 【HP/MP】:210/600
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【真名】:ダユー 【消費】:40 【属性】:混沌・善 反英雄
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【筋】:E(10) 【耐】:D(20) 【敏】:E(10) 【魔】:B(40) 【運】:D(20) 【宝】:A(50)
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:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:':,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! `、'ー-'、_/.', ',
代理AA:河城にとり(東方project)
【クラススキル】
◆陣地作成:A+
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
宝具の応用により現世と隔絶した異界を形成し、神代を再現する。
【最大工房個数+5】
【同種陣地重複+1】
【毎日の終わりに、その一日、このサーヴァントが同じ霊地にとどまっていた場合、なんらかの工房を一つ設置する】
【陣地作成の際、一回の作成で3つの陣地を作ることが出来る】
◆道具作成:B
魔力を帯びた器具を作成できる。失われた妖精文字を刻むことが可能。
【礼装作成で得られる礼装+2】
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从 / ⌒ヽ \
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! リ. .'. : : :/. : : : : :乂__ ノ 二 ニ = -- . /
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レ'. : : : /: : : :/: : :从: : : ://:./: : : :≠=}: : : /: : /!⌒ー '
.' : : : :./: : : :/: : :/. : : : :/.:!: i: : : X王ミ:ノ: : / !/:.!
i: : : : /: : : :/: : :/. : : : :/ル1ル'ィ´ rKハ: : :/: :!: /l:|
|: : : :'. : :.:./: : :/l: : : : /: :/ jヒリ /: :/: : ル' リ
|: : : i: : : .'. : :/:.:|: : : : : :/ /j/j/j/j/ ∨:.:イ
.从: : !: : :i: : /. :N: : : : :/ 〉: :|
/⌒\:人:):.j: : :j: : i: : l人: : :./ 、 . イi: : !
. / \ .人:.:.从:.N人 ): :.{ ー . イ: :.|:! :リ
. . ' マ :)イ Ⅵ\ Ⅵ!/ > r- <ル j: : :リル'
/ x≠<j \ ト、 jル /ル'j メ
. ' / ` . ` ーへ
/ .' ` . |\
. / i \ lトxム
〈 .| \j ∧
\ | \ \∧\
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【保有スキル】
◆魅了:C
他人を惹きつける見目の美しさ。心を惑わす魔性の美貌。
◆精霊の加護:A+
旧秩序の代表として、自然霊の群れを使役している。
はっきりとした属性を持つ精霊は、それ自体が簡易的な魔術刻印として機能するため
一工程で自然干渉系の魔術全般を完成させることができる。
【魔力で与えるダメージに+20】
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/ てrヘ \
__/___-=ニニ=-、 〉\
/// ///i i l| i i_Ⅵ\/ }
`// / i/从i i|_i/__l」_i i℃○、
i/i/i i芹心_」 芹心リ リ i i \\
/ 八∧Vツ、 Vツ' //∧ } ハ
i / //∧''' --, { /// ∧ i i i
| ///i介ト .`_´ イ/∧{/ /i i i i
l i i/// i|i| i i_i〕 _}/`ヽ/リル リノ
i八//i>‐/ ー // ./// ∧
_ -‐ / / i| i i// / ノ'
__ -‐ /`¨¨¨´ { | i厶イ
_ -‐ _ -‐ / /Ⅵ
, -‐ __ /⌒丶-‐ { ヽ i ‘i i
/ ノr‐ / , ' \ | } / l !
{∨/ / / / \ }ヽ ∨ ∧ |
レ{/⊃'/ / / \ 〉 \ \/ i |
. . / _}刈>、 i\ \ 〉 } |
. _, ' _, ' /ヽ {にi: : :}`ー――‐'┐,′ |
/: : : :`/: :`ヽ / , }と{: : :i: :}\: : : : : :`i |
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/: : : :/: : : : : /: :} '. , iに}: : :.i: : i:.i:\: : : ; ;: }_
__/: : : : /: : : : :/: : : / ' , 〈とハ: :.{: : i:.|: : :\:.; ,: : : :フ
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: : : : : : :./: : : : : :{/ ‘ ‘. {にヽ/: : /: : : : : ; ;: :\: \
: : : : :/: : : : : : :/´ \ 、 込と}: : /: : : : :ノ´ ; : : : \: `ー.、
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【宝具】
◆夢を鎖す銀燭の鍵(ルーネクレ・ド・アルジャンアンジュ)
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
対象を隔離・封印する魔鍵。
この世と断絶した空間を作ることで、世界規模の干渉さえも無効化する。
西暦以後の新しい秩序によって駆逐されつつあった幻想種が逃げ込んだ最後の楽園。
海の国(アルモリカ)を守る、妖精たちの古い遺産。
《起動コスト:50》
発動条件:魔力で優位を獲得
タイミング:ステータス判定後、または相手の宝具使用時
このラウンドで互いの受けるダメージを、それぞれ200点分軽減する。
◆始まりの海に終われ(フラクトゥール・デュ・レーヴ)
ランク:A++ 種別:対人・対都市・対界宝具 レンジ:99 最大捕捉:1000人
『夢を鎖す銀燭の鍵』を破棄するか、キャスターが消滅することを条件として自動発動する大洪水。
夢の終わり、神代のモラトリアムが去ったあとの辻褄合わせ。
押し寄せる波濤が、キャスターの作り上げた全てを拭い去るまで周囲一帯を襲い続ける。
純粋な魔力量と単純な破壊力だけで都市一つを水底に沈めるあらがいようの無い天災。
一度発動したら最期、少なくともキャスターは確実に死ぬ。死ぬまで止まらない。
《起動コスト:なし》
発動条件:宝具を破棄、またはキャスターが消滅したとき
その場の全サーヴァントに、300点のダメージ。
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`イ人ハ'' マハ '人ツノ:::{:::::::ソ::::::i::{
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',:::::|:::人 - ‐ , ィ:/ゞ {::{:::ハノノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_;`ヽ
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_,,-‐'"´: |: : .{: : ,ィ=ニ=--、: : : : : : : }
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.ヽ \ ∨/ _,{:. .:|: :ゝ:ゝ、: :/
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{:::>‐'": : } ヘ ノ .Y、:::::``‐、´´:>'
ヽ: : : : : \ ノ::ヘ'"´``''"´
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【来歴】
ブルターニュ地方にかつて存在した小国の姫、ダユー。
母は海の精霊で、娘を産んだ後は海に帰っていったと言われている。
やがて父グラドロン王は教会の教えを受け入れて改宗し、国中に信仰を広めるようになった。
ダユーは新しい信仰を嫌い、父に頼んで海辺に新しい都を作ってもらって、そこに移り住んだ。
けれど父が再び都に教会を作ろうとするので、ダユーは古い神々を祀る巫女の島へ行き、助けを求めた。
巫女たちはダユーに精霊を貸し与え、その力で都を作り変えさせた。
壮麗な建築物の数々、教会よりも遥かに立派な城。そしてそれを守る堅固な堤防。
銀色の鍵によって水門が閉じられている限り、どれほど激しい嵐も、どれほど高い波も、都を害することはない。
けれどあるとき、美男子に化けてやってきた悪魔に騙され、ダユーは水門の鍵を渡してしまう。
すると都は高波に襲われ、一晩で滅びてしまった。
ダユーは死んだ後も人魚となって水底の都に残っており、近くを通る者は気を付けていないと
その歌声に誘われて無意識のうちに海の中へと入っていって死んでしまうことがあるという。
┝━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【聖杯への願い】
イスの都を浮上させる。世界の片隅に、もう一度神代を。
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,.-=ニ~~~ヽ、 _,..-'''"´ `'-、
. /,'´ , -‐ ァ ヽr'´ ̄ , .-、 .i!_,.-‐‐‐‐ヾァ_
,r'´/ /  ̄ i!| し'>‐'´ ____`ヾ、、
/ / / / ノ ●i=―‐'´ ヽ ___,.-'´ ̄ヽ、~~ヽヾ、
,' / / / ●/ヽ====-'´ ヽ ヽ ヽ ノ iヽ
. ソ / / /// / / / / ヽ ヽ ヽヽ i! リ
_,.-''´/ / / / /:/ .i i// .i .i i! | i ヾヽノ ノ
,.-,'´ ´/ i / _,.-'ン"| i! / i ,i l ,∧ ノi .| .i! i! ir'
iri' / /,.- ==-,='"i'´| | i! .i、 i.! i. i! | ./ノ / /i i! |
. .ilヽ ヾ' i!( / i! | ヽ iヽi!_> i=、、|、 .i! /'// //| ./ノ .ノヽ、
リヽ、 ヽ ヽ <j |ヽi/| ヽ γ弋ノリ~ソiヽ|レ' ノニン<'ソ / /ノ `ヽ、
´ ` ヽ ヽ. Y リ ヾi i l ヽ ヽ`ヾー ´ ` '´ilシ ノ'// 、 ヽ
`))iヽ )、 / ヽ. ',', ヾヾヽxXxX 、 `xxンノ ヽ ヽ ヽ
´' )'ヽ i ,i ヾi、 i)、l フ/ /,. i i iヾ、 ヽ リ
ヽi!) /リ / ) i! .)、 o _,.イ/ / .i | , iリ i`) //
r'ア´~ ´ノ/</ノ iリ ヽ、 ,.... :::''ソ i:! , i! リi ノ /( ,.-((
// ヾiリ、 ',.|´,::::;::/ イ/i!、ヘ ./iレ ノ i' ヾ ヽ
/イ ヽヽ '='''''''i|'''''<、 ヽ( '
// i!. ヽヾ 、 , ,.-ソ; ヽ、
. i O .i! ヽ、.~ ' ./' i
. ノヾ ._i! ヽ /' |
/ ヾソ'''i! 、 ,.. 、 >,ソ |
,.='´===/ | ノ'´ ヾi,i' ヾ、. |
/ .!| | i.l .l' ヽ i!
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【性格】
ダウナー系引きこもり女子。退廃的な享楽主義者。
いずれ来る終わりを受け入れた上で、それまで精いっぱい楽しもうというスタンス。
自分が勝ち残れるとは思っておらず、宝具の巻き添えでマスターを殺すことになるかもしれない負い目から
マスターには申し訳なく思っており、マスターの意向にはなるべく沿おうしている。
でも怒られるのが怖いので傍迷惑な宝具のことは隠そうとする。
「未来ある若人たちよ、眩しいから近寄らないで」
「あなたもパパになってくれるの?」
「行き場を無くした生き物でも、死に場所くらいは欲しいじゃない」
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l:::::::::::::::::◯::::::::::::::::::::l
l::::O::::::::::::::::::::::::::::::::::! ……多分、作者さんの意図したキャラとは大分ずれちゃってたんですよね……
、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
\::::::::::::::::::::::::::/ 丿丿ノ 正確には、私が規定のキャラを書けなくて、ああなった。たまにこういうパターンがある
ノ|. ` ー- -‐´
、 _,..:' | そこがちょっと申し訳ない、白のキャスター、ダユーでした
. ヽ- ,__,,..-''" | ,.-|''iニ"_,.-' ,! ヽ- 、,_
. `、 | ,:;':' | |二-:' / ';:::::::::``''‐- 、_
ヽ |. ,r'゙,、 i-, .', ,.:'/-、r'":::::::::::,.:'"´:::::::`i
ヽ .| ,.:'!,`ヽー' !丶i:' ./ `r:::::::,:'::::::::::::::::::::| スペックは超防御と道連れという、願わくは相手にしたくない性能と、高い陣地作成能力
ヽ、 .,..、| / ,.i‐:、_!"'、,i"i / ,:'´:::::::i:::::::::::::::::::::::|
|`; .,:'`フ .|゙ /:| ',r、 ,.i !ヽ,!.,' ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| 参加人数が多いほど無視されやすくなり陣地もレベルアップして生き残る可能性が上がるという意味で、
i .';./ .∠,-' ,':::|. |、 i >'/ .i ./:::::::::::::::、!::::::::::::::::::::::|
. | ! ,:'゙ ,-!、 |::::| .|. `i,' '" ! /::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::| 大戦という環境をふんだんに活かすことができ、めでたく優勝の運びとなりました
'、 ` ´ r,!.|:::.! | |O | .,'::::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::|
`i、 ヽi ',| | | .,'::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::|
,' !、‐--‐;':'i .i .|O |,':::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::| アレだよ……悪魔に呼び出されたから若干性格が歪んだんだよ……(適当)
i::::::::`ー''"::,'::::::| | |:::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::|
{::::::::::::::::::,'::::::::| |O |:::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::|
,. -─- 、
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l:::::::::::::::::◯:::::::::::u::::::l
l::::O::::::::::::::::::::::::::::::::::!
、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/⌒>、_ __
\::::::::::::::::::::::::::/ / : :/. : 二ニ{ `マ:ヽ ,.- 、
` ー- -‐´ノ.イ / : : :i : : : :.{¨V \:Y /
__ /,,.ィ< / ,ィ'"´ : : : : ∧ \ ∧ {
( `、 _/イr;;;;;/У: :`ヽ、 : : : :i { ' 、 ヽ `ト、
r-、 ヽ ∧、 { : :ノ/〉-{/ : :/ : : : : : :i :〉、 ヽ ',ハ
} r-、 〉、 ヽ `、| :i,';;;;/ : : :/ : : : : : : : ィ:( \ _ヽノ }:ハ
} } {_/ { {、 }λ:|;;;;/ : : /. : : : : : : : : : : ヘ . : : : : r)、:
} } {r-、 ,'⌒ ', /:'〈:'|;/ :./ : : : : : : : : : : :V: :.`ヽ : : : : ._// : :
ヽ}、 .i { r-、 人ュ、 /:λ',:r :./ : : : : : : : : : : : : : :'、: : : : 〉二ニ/ : : :
⌒}、└i 'ト ィ ノノ:.`ヽ、 /. :} : :i : ,' : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ : :{-´ : : : : : :
⌒--へ // : : : : \ r'´`.i : : Y : : : : : : : : : : : : : : : : : : :V : V : : : : : : :
',ヽニノ : : : : : : : :ヽ人ミヾ', : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :V : } : : : : : : :
「変に合わせようとした結果、却って最もそのキャラが活かせないキャラを選んでしまった」節が随所に見受けられます
それも今回の大戦においての大きな反省点
自陣営で大ポカやらかした英国の反動で、逆方向に酷いことになってしまいました
ヴァレンシュタイン、(中盤までの)高長恭、ヒルデブラント、ポンペイウス、ムーラン、細川……
どれもポテンシャルを活かせたとは言いがたい……(だからこそのsomething orderなわけですが)
寧ろ悪意を持ってミスマッチにしたクルースニクが一番上手くいってましたからね!
後々振り返ってみると、何故このペアにしたんだ……というのが無数に……
それはもう完全に、私の采配ミスとしか言いようがありません
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l::::::::::::::::::::◯:::::::::::0::l あんましこちらで長々愚痴を話すのもアレなので、残りは避難所でお答えします
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,,.へ` ー- -‐´::ヽ (つ )
/::::::::::::::::::l><l:::::::::ヽ_/\フ
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<サイドストーリー:アンジェラ・チェーザリ>
――――おかしいと思っていた。
ついこの間、あの瀬分町で聖杯戦争が始まるまで、私達と金井家は実質抗争状態にあった。
にも関わらず、彼らが私達に助けを求めるというのは余りにも――――妙すぎた。
私達が金井コーポレーションの様々な活動を、世界中を飛び回りながら妨害し続けていることは、
金井家の首脳一門ならば全員が知っていたはず。
にも関わらず、その怨敵たる私達と手を組もうとした―――――普通に考えて罠に嵌めようとしていたからに違いない。
「大丈夫、金井家の人間が万が一俺を殺そうとしたら、直ぐに起動する防衛機能を体内に仕込んでおいたから――――」
「仮に金井家が裏切ったなら、その時点で金井家の血筋に呪いが行くように仕掛けてある。殺されそうになったならそれを言う用意もある」
「殺されさえしないなら、今回の件はこちらにメリットの大きい話だ。どさくさに紛れて、金井の人間を1人2人、始末することも出来るかも知れない」
などと晶は言っていたが、当然、それも金井家には看破されていたということだろう。
私達の元に送られてきたのは、血に塗れた彼の衣服だけ。
衣服そのものにはまったく傷がついていないのに、隅々まで広がる大量の血。
いったい何をされたのか、想像したくもない。
「……」
これが届けられて以来、久美はめっきり気を落としてしまった。
無理もない。彼女はずっと晶と共に生きてきた。
彼にとって、晶だけが本当の意味で家族と呼べる人間だったのだから。
私にとっても、彼が大切な人間だったことには変わりないが――――しかし、私には、悲しむより先にすべきことがある。
これが金井家の返答だと言うのならば。
こちらにも、それなりの覚悟があるというだけのことだ。
「今は準備が足りない。舞台もない。ならば、舞台も準備も揃うまで、雌伏の時としてこらえ続けましょう」
聖杯戦争での落とし前は、やはり聖杯戦争でつけさせねばならない。
次の聖杯戦争が来る時まで、私は眷属を増やし続けよう。
本当なら、そうするつもりも無かったが――――先に手段を選ばなかったのは彼方の方だ。
最早そのような相手に、人間としての対応をする必要もない。
次の聖杯戦争を楽しみにしているがいい、金井本家よ。
お前たちが今後掴みうるものは、まかり間違っても聖杯ではない。
それは血か絶望か。いずれにせよ、地獄に限りなく近いものだ。
【以上】
【あっちの更新終わってからもう一本出します】
【>>62 後から書こうと思ってたらすっかり忘れてました。後で補足します】
【んで、なんか先に完成したのでこっちも出します】
<エピローグ・火宮陽月>
【元データから大幅に改変がかかっております。その点注意】
火宮家は、混血ばかりが集まった一族だ。
家を取り仕切るトウカさんも、家で一番強い鳳梨さんも、
家で一番偉そうにしている時嗣君も、皆、人間ではないものの血が混ざっている。
その中で私とトウカさんの旦那さんだけが、混じりけのない完全な人間。
ある種、外様のような存在だ。
そんな私がどうしてこの家の一員になったのか。
昔、私がまだ物心ついていない頃の話。
とある戦火に巻き込まれて、私の両親は死んでしまったらしい。
そのときに私を拾ってくれたのが今はいない火宮の重鎮の人らしく、以来私は、この人達の家族のようになって、この家で暮らしている。
ちょうど同じくらいの時にやってきたのが時嗣君で、小さいときからずっと一緒に居た。
だから、彼のことは良く分かっている。
何故時嗣君が、私にあたりが強いかも、何故時嗣君が、自分の血統を殊更に誇示しようとしているのかも――――。
分かっている。全て分かっているからこそ、私には彼を止められない。
いや、止めたくないんだ。
今のままの時嗣君でいてくれることが、私にとっての幸せなのだから。
「……ね、時嗣君」
夜の病院。個室の灯りは消されていて、窓から淡い光が差し込んでくるだけ。
部屋の中には私と時嗣君以外、誰もいない。面会の時間はとっくに終わってるから、本当は私も入っちゃいけないんだけどね。
手術を終え、麻酔もまだ解けていない彼は眠りについたまま。
まるで眠りの国の姫みたい。立場は全く逆だけど……。
布団を少しめくり、腕をまくって跡を見る。うん、綺麗に繋がっているみたい。
「……良かった」
お医者さんの話では、切断面が綺麗だったので、リハビリ次第で十分元のように動かせるとのことだった。
「安心して、時嗣君」
私の人生はこの家から始まって、この家に終わる。
だって私の全てが、この家にあるんだから。
布団をもう少しだけめくって、彼の胸に耳を当てる。
心臓の鼓動が聞こえてくる。
ああ、やっぱり――――彼は、私が守ってあげないと。
でも、彼は私を守っていると思っているし、守らなければ、って、思ってくれているから……その関係も、崩したくはないかな。
彼は、誰かを守っている時こそ、彼らしくいられるんだから。
私が強い、って彼に気づかれちゃったら……きっと自信を失って、今までの彼では居られなくなっちゃうだろうし。
だから、私は影ながらに彼を守り続けるだろう。この先も、ずっと、一生。
時嗣君は、周囲の時を止める力を持っている。
だから私は、時嗣君の時を止める。
彼が何時までも変わらないように。
「ずっとずっと、守ってあげるから――――ずっと、守ってね」
【以上】
【ちなみに原因】
/ ./ , ヽ \ ヽ / 、>-.,-,
,/-‐/ .l ヽ:. \ ヽ .! / >//./
/ .,' / | ,| l, ヽ:.ヽ:. ヽ ヽ. |./ iヾ'.///
/ | .l l .l i l | ! , --- 、 \ .i .l ,vvヾ .// /
/ l .| .,|―ト| ! l ヽ' .ヽ:. i\ ヽ | .|vV / i' / /
<-―‐-.| .l ::l | !.l ヽ! \ i | ヽ |ヽ l !, / ノ | !' / 私の昔の恋愛の話ですか?
`レi l .| ::| .l リ ヽ、 ヽzニニs、ヽ' :i |/i /::::::::ヽ
.|レV:::l :l :ヽ,zニ= 、、、 / / ::| .l ! l;;;::::::::::::\
ヽ |i ::ヽヽ :| l 、、 / / :::l |'ヽ |;;;;;:::::::::::::::ヽ
ヾヽ::i\\\! ' // /| l .\ /i:、;;::::::::::::::::i
\ヽ | ヾ ヽ il´ ̄`l /' /:: / l .| / \―' ̄
ヽ' l ::::::i\ ヽ. .ノ ,/::: / .| l ./ \
| ::::::|z-ヽ、 _ ..,. </: ./ l | l \
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i ヽ/;ヽ;;;;;;レ‐'、_ ノ./// ,..|! | ,.へ l |
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i:::::::l:::::l:::::::::レ'::l ̄ll:l:::::::l::::‐|ー- i:::::::::::::::::::',
Ll__l:::::l::::::::_l_,ィ≠ミ、---─,ィ≠ミ. l::::l:::::::::::::::}
` ―::ヾ:}《 ト::(_ ト::(_ ヾl:::::l:::::::l:::::::l はい、聞きたいです
l::::`i弋_ソ 弋_ソ丿:::::lヽ::l::::::::!
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<エピローグ:ピスタリエート・ジュレヴォ>
異臭が蔓延っている。
日本でもロシアでも漂っていなかった、強烈な臭いだ。
「臭豆腐、って言うんだったかしら? あれ」
アナスタシアが隣で解説を加えながら、自分の人形の紐を締める。私は銃身に弾を込める。
「酷い臭いね」
全くだ。位置取りを間違えたとしか言いようが無い。
どこもかしこも独特の臭いに包まれているここ九份だが、だからといって臭豆腐の店の路地裏に隠れなくても良かっただろう。
殺意すら感じる悪臭に鼻が曲がりそうだ。
町は立体的に逆立っている。勾配は急で、満足に身動きを取ることも出来ない。
家家の隙間から崖の向こうが見える。一面の青空だ。
「還有就是它了!亨特!」
遠くから連中の声が聞こえてきた。
何を言っているのかは分からないが、こちらに向かってくるのは分かる。
「……ったく、なんでったってこの歳になってもこんなことを……」
愚痴を吐くのは、自分自身に対してだ。
私にもっと力があれば、私の運がもっと良ければ、こんなところで銃撃戦に勤しんでいる間抜けは犯さなかったのに。
私がもっと、平凡に満足出来る性根なら――――こんな戦いを再び引き起こさなかったのに。
「それにしても凄い度胸よね、ピス」
「……何がかしら」
「まさか台湾についた初日に、現地のヤクザに喧嘩を売るだなんて。普通ならしばらくは大人しくしていよう、って思うものだけど」
「本当は、その方が賢い生き方よね……でも」
足音が迫ってくる。観光客の悲鳴が聞こえる。
「私は、そういう生き方はできないの」
「ええ、知ってる」
いつまでも隠れているだけでは埒があかない。
私は路地裏を飛び出して、街路の中心に躍り出た。
人混みをかき分けて、誰もの目につくように、開けた場所へと移動する。
銃を持っている私を見てか、或いは血走った目を見てか、観光客の悲鳴が上がった。
「我找到了! 我就殺了!」
振り向くと既にそこには、私を追い回していた外れ者たちの集団が……4、5人、いて、
私に銃口を向けている。
総員、勝ち誇った表情で、嘲笑するような目で私を見る。
「止めときなさい、死ぬわよ」
「在死原來是!」
「……!」
爆発音。
連中が引き金を引く。銃弾が飛び出す。
……ただし、連中自身の額目がけて。
「……あーあ、死んじゃった。勿体ないわね……」
血飛沫が飛び散る。周囲はざわめく。恐怖する叫び声が聞こえてくる。
当然だろう。観光地として有名なこの場所には、堅気の人間も多く居る――――というか、その大半は真っ当に生きてきたような連中ばかりだろう。
現実を忘れて、たまの休暇を楽しもうとやってきた彼らに、私が見せたのはまた別の現実。
彼らが見ている平和で退屈な現実とは違う、刺激的で危険でスプラッターな現実。
「ご苦労、アナ」
「ええ」
路地裏に隠れたままのアナスタシアに声を掛ける。
彼女は今も臭豆腐屋の裏口に隠れているが、彼女の人形は外に出ている。
そしてその人形が、糸を伸ばして連中の動きを弄った。
「……ひっ、ひいいっ……!」
ああ、そうだった。
一人だけ、腕を撃ち抜かせて生かしておいた奴がいるんだった。
私はその男の側に近寄り、血に倒れ込むその男を見下ろした。
「貴方には、貴方の組織の案内役になってもらうわね」
私は、私の銃口を向けた。
この銃は、昔、母に貰った大切なもの。
私がジュレヴォ・ファミリーを率いるために、欠けてはならない宝物だ。
「大丈夫、きっと良い夢を見られるから」
私は引き金を引く。男の心臓に銃弾が食い込み、さらりと溶けていく――――魅了魔術(チャーム)は成功したようだ。
「ピス、本気でやるつもり?」
いつの間にか裏口から出てきていたアナスタシアが、私に問う。
当然、と、私は首を縦に振った。
「とりあえず、こいつらの組織を乗っ取りましょう。何年かかるか分からないし、私の代で終わるか分からないけど……
また力を取り戻して、あの場所に戻るために」
聖杯戦争に敗れた。敗れた。敗れた。3度も敗れた。敗れ続けた。
それでもまだ生きているなら、私は戦い続けなくてはならない。
「何度だって戻ってやるわ……たとえ私が死に、その痕跡すら消え失せたとしても、
私の遺志を継ぐ何者かが、必ず聖杯を手に入れる」
全ては、ジュレヴォを勝利に導くために。
私をおいて死んでいった戦友の、母の思いは、私の中に今も息づいている。
私もこの思いを、誰かに受け継がなければならない。
ジュレヴォの魂は永遠で、決して消え去ることはないのだから。
【以上】
【まああと最低やらなきゃいけないのが】
・アレキ勢
・陽向勢
・金井勢
【なわけで、残り20回ですが、これ絶対持たないな】
【ということで事前通知より早めに切り上げるかもです】
【水城忘れてました。ある意味アレキの次に出さなきゃいけないというのに】
【新鱒枠は一通り終わってから出そうと思ってましたが……そうですね、早い方がいいですかね。できるだけ早く準備します】
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rヘー'~。゙^ヾー゚、 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ごめんなさい。体調が優れないので今日はお休みします
Y´p ゙、l!". οゞハ_ ,-.\::::::::::::::::::::::::::/..__
{゙´。ο 〃^ 。l!,; ゙~ヘ;⌒ー:、 / /.` ー- -‐ ' i.{ ヽ
.{〃ゞ ^d ゙、 % -ヾ " )パ、";';} ノ f´ (_ j У , ∧
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【長くなった。まだ全然終わらない】
【本当は全キャラこれくらい書きたかったんだよ!】
<エピ・プロローグ:陽向響希>
戦争が始まるまでの話をしよう。
10年前に旗手だった当主と、版図拡大の立役者だったその弟を失って、陽向という家は、そして陽向教という新興宗教は勢いを失った。
無理もない。30年前の設立から今に至るまで、当主にしてカリスマの権化、陽向シゲルのその威光のみでここまで生き長らえてきたようなものなのだから。
その教義は穴だらけ。その戒律は手垢まみれ。それでもその教団がこの時代に一つの地位を築けたのは、
偏にその男がいたからとしかいう他ない。生物を腐肉へと堕す破綻者も、鉄の身体と鉄の心を持つ狙撃手も、その男無くしては十全の役割を果たせない。
正に彼あってこその教団であり、彼あらずしてその教団は為し得ない。
現実に、その男を失って以来、多く居た教団の信奉者は、蜘蛛の子を散らすようにその門下から去って行った。
後に残されたのは、ほんの少しの狂信者と、更に少ない血縁者。
その教団に関わったことがある全ての者が、その終焉を確信した。
何事も、狂気と惰性が支配するようになってしまっては、それより先に発展の道はない。
全て発展は、人間が自らの意思によって切り開かれてこそ生まれるものであるからして、
人造の狂気にも仁慈の惰性にも、未来を生み出す力は無い。
あの男――――陽向シゲルは、自らの意思によって教団を作り、道を開いた。
その過程にどんな目的が介在し、どんな手段が用いられたとしても、そこには彼自身の言葉があり、彼自身の心があった。
だからこそ彼は、一勢力を築き上げ、まとめ上げ得たのである。
だが、僅かに残された狂信者たちは、その摂理を理解していなかった。
否。理解せざるからこそ、彼らは狂信者と呼ばれるのであり、だからこそ彼らはそこに残ったのだ。
彼らは、良くも悪くも超越した存在だったかの教祖を、文字通り神格化した。
如何に超越していようとあくまで『人間』だった彼を、文字通り神になぞらえて、あたかもその威光が彼の死後も及んでいるかのように、
彼の心を錦の御旗に掲げれば、再び陽向教の栄光が蘇るように振る舞ったのだ。
本来ならば、あっさりと潰えるはずの希望だった。
陽向シゲル――――彼が如何に超越していようとも、彼はあくまで人間なのであり、
死後も神の如く輝きを振りまける、などというのは――――彼を知らない者にしてみれば度の過ぎた冗談だ。
故に言葉に価値はなく、陽向教再興、などという時代錯誤の世迷い言は、たわいもなく潰えて闇に消え入るはずだった。
だがそうはならなかった。
陽向シゲルを信奉する狂信者達は、その一方で彼に及ばないながらも彼に肉薄するだけの力を備えていた。
彼が持つ、奇跡の力こそないものの、彼が説き、彼が謳った戯れ言を、民衆に信じ込ませるだけの魔力を持っていた。
それ故に、本来死んだはずのその輝きは、まるで生きているかのように動き出し、再び人々の言葉を掴んでいった。
しかし、それも完全ではなかった。
狂信者たる、彼女たちの力をもってしても。
彼の威光は復活し得ぬものであり、彼女らが作った新たなる信仰は、所詮は張りぼての偽物に過ぎなかった。
いわばその輝きは死霊の蠢き。決して蘇らぬものを、糸で操り、手取り足取り弄くっただけの死せる舞踏。
これでは意味が無い――――と彼女たちは悟った。
これでは、この程度では、かつての陽向教が含んでいた淫靡にして至高の輝きを取り戻すには、足りない、と――――。
ここでもし、彼女らの試みが箸にも棒にもかからなかったとしたら。
彼女らも或いは諦めていたかもしれない。
だが彼女らは、僅かながら成功してしまった。
不可能である、陽向シゲルの威光の再現を、一部ながらに果たしてしまった。
つまり、その願いは叶いうるものなのだと――――陽向シゲルという本物の存在を欠いても、届きうるものなのだと――――
彼女らに錯覚させてしまったのだ。
ならば、と。
届きうるならば、手段を選ぶ理由もない、と。
彼女らは、あらゆる手段に手を伸ばす。そしてその一つが、ここに至る、『聖杯』という解答だったのだ。
陽向はかつて聖杯戦争において監督役を務めていたが、度重なる悪行の果てに、今では排斥されてしまっている。
そもそも陽向の内縁はあくまで監督役として聖杯戦争に携わっていたのであり、マスターとして主体的に関わる手段は有しなかった。
そこで彼女らは、同じく聖杯戦争から排斥されつつあったロシア出身のマフィア、ジュレヴォ・ファミリーと手を組む禁忌を犯す。
ジュレヴォは戦力に乏しく、陽向は聖杯を得る足がかりが必要だった。
彼らの利害は一致しており、また、感情面でも足並みが揃っていた。
つまり、六家に対する憎悪ないし怨嗟の感情である。
ジュレヴォも陽向も、戦争を介して多くのものを失い、かつ、何も得られないまま機会が永久に閉ざされようとしている。
他の六家にも相応の被害が毎度挙がっていることなど、知ったことではない。
我々のほうがより多くの痛みを背負ったのだし、何より貴様等には、次があるではないか、と。
そう言わんばかりに、外道手段も厭わない――――陽向・ジュレヴォの同盟が粛々と結成された。
俺こと陽向響希がその事実を知ったのは、ちょうどそれが結成された一ヶ月後、聖杯戦争の三週間前のことだった。
俺は陽向シゲルの弟で、血縁としては現在生きている中でも五指に入るほどには近い。
その俺に、ベージュの封筒に包まれた、某同盟への参加願いが届いたのだ。
要はこういうことだ。ジュレヴォは人員不足から陽向を取り込んだが、陽向にも魔術を使える人間は殆どいなかった。
それ故、未だに七名のマスターを揃えられていなかったのだ。
そもそも俺は、あの家の風習に嫌気がさして家を出奔した人間だ。
そのことを連中もよく知っているはず。其れを踏まえた上で俺に助けを求めるというのは、よほどあてがなくなっていたということなのか。
俺に参加する意思もなければ、意味もない。
ましてや計画を実行に移すまで一ヶ月を切った現段階で、既にサーヴァントが揃えられていないような後手後手の陣営が、
どうして化け物を多量に含む六家全体を相手にして勝てるものか。
俺は人からよく善意が過ぎると評されるが――――その俺をもってしても、あの陽向は末期過ぎて、手を差し伸べる価値を見いだせない。
そう思って、当初は手紙を無視していた俺だった。
だが、とある人物の来訪が、俺をあの戦いへと赴かせたのだ。
彼女の名前は陽向覇気。
俺から見て姪にあたる、つまりは――――シゲルの娘だ。
もっともシゲル自身は彼女のことを知らない。
シゲルがまだ開眼する前、とある女性と彼は関係を持った。
そのときに生まれたのが彼女だったが、その女性というのは聖堂教会に属する人物だった。
それ故に彼女は、父親と接触することを許されないまま――――ずっと聖堂教会の檻の中に閉じ込められていた。
俺と彼女が接点を持ったのも偶然で、俺がたまたま聖堂教会の連中と一戦交えたときに、彼女がその中に混じっていた――――。
容貌は彼女の母親に似たのだろうか。
あの男の面影は一切感じられなかったが、その眼差しと、それから髪の色は、あの男と全くよく似ていた。
その一戦の最中、俺は彼女に接触を試み、そして彼女が陽向シゲルの娘であるという、確固とした証左を手に入れたのだった。
その後。特に接触もないまま、随分と長い年月が経過した。
此方は向こうのことなど記憶の彼方、彼方もとうに忘れているものだと思っていたが――――どうやってか隠匿している俺の自宅を突き止め、
態々ここまでやってきたらしい。
「あの手紙を見ましたか」
と、彼女は開口一番俺に尋ねた。
あの手紙、というのが、陽向・ジュレヴォ同盟への誘いだということは直ぐに分かった。
なぜなら彼女の手元には、見慣れたベージュ色の封筒が握られていたのだから。
「ああ……」
ということは、今回はそれについて尋ねてきたということなのだろうか?
まさかこの娘は、この戦争に参加しようというのだろうか?
まだある程度関わりのある自分と違い、彼女は生まれながらにして陽向と断絶されてきた人間だ。
それを見つけてきた狂信者共のめざとさも大概だが、それに興味を示す彼女も分からない。
「まさか、お前はこれに参加するつもりなのか?」
「……」
無言。
だが俺の咎めるような声に、目元がしゅんと下がったことから、恐らく肯定とみていいだろう。
「何のためだ」
「……自分の、願いのために」
その答えを聞いて、俺は何故か咎める気になれなかった。
願いを求めるのは、宗教家としての観点から見れば浅ましい行為にも映る。
しかし彼女の場合――――その来歴は、生まれながらにして負に満ちている。
今まで幸せな人生を送ってきたとは、到底思えない。そんな彼女が何か願うというのなら、それはきっと切実なものだ。
それを否定する権利は、俺にも――――否、あの兄を放置してきた俺だからこそ、それを否定する権利は無い。
「……願いか。一体何を願う?」
「……」
言いたくないのか、彼女は顔をうつぶせたままだ。
あまり問いただすのも気分が悪いと思い、取り消そうとすると、ちょうど彼女の応答……否、応対に声が止まった。
ばさり、と衣服を脱ぐ彼女。
身に纏っていた修道服から、未発達な裸体が現れ出る。
そして前進には無数の紋様。彼女の全身を覆うように這っている。
「何をして……はっ!」
彼女の肉体は、十代前半程度のそれと何ら変わりない。
以前会った時も、想定される年齢に比べて幼いとは思っていたが――――思い返せば、彼女の身体はそのときと何ら変わっていないではないか。
「……ご覧の通り。私の肉体は、かつて私の身体から魔術が奪われた時からずっと、このままで止まっています」
「魔術が……奪われた?」
「陽向シゲルという危険因子の血を引く子供。その子供が成長し、魔術を扱えるようになれば、やがては新たな脅威になるやもしれない。
そう判断した聖堂教会の人間によって、私の身体には魔術封じの紋章が刻み込まれています。
これは生涯消えることのない刻印。そしてこの刻印には、魔術封じの他に聖堂教会への裏切り封じの意味もある―――――」
「……! では、それを外すことが願いなのか……?」
「いえ。忠誠の刻印によって、私にはそれを願うことはできません。それに、これを外すことはもう諦めています」
「じゃあ、何を――――まさか、本当に陽向家への義理立てでもするつもりなのか?」
「はい」
「……? 何故お前がそんなことをする必要がある?」
「元はといえば、私の父が起こした騒動。その後始末ならば、娘の私が粉骨砕身するのは当然の理」
「あんなものは殆ど負け戦だぞ」
「分かっています。それでも剣となって力を貸し、一兵卒に留まろうとも」
「ならばなぜ?」
「それならば、満足して終われると」
ああ、と、直ぐに合点がいった。
彼女はこの歳で(と言っても成長が止まっているなら正確な年齢は分からないが)、既に疲れ切っているのだ、と。
「私を拾い、育ててくれたのは間違いなく聖堂教会に属する母でした。ですが母は随分と前に教会の任務で殉教し、それ以降私はずっと、たった一人で聖堂教会に縛られてきた。
教会の意図も分かる。私を危険視する感情も分かる。それでも、私は彼らに、心からの絶対の忠誠を下すことはできなかった。
私は、彼らに何もかも奪われたのだから――――母も、そして、父との僅かな縁も」
予想通り――――彼女は終わらせたがっている。
彼女自身の人生を。生まれた時点で、閉ざされていた人生を。
しかしその終わらせ方が自殺では、自分の人生を甲斐無きものだと認めるようなものだ。
聖堂教会に殉じるのも、彼女にとっては純然なる敗北に等しいだろう。
しかし彼女はずっと聖堂教会に縛られてきて、彼女の世界は聖堂教会一色に染め上げられている。
彼女には聖堂教会以外の何者も存在せず、故に、聖堂教会以外の何者にも命を賭けることが出来ない。
そんな彼女に、降って湧いたようにやってきた、最後の縁からの手招き――――それが地獄の切符であっても、彼女にとっては神の福音に等しかったのだろう。
ああ、ようやく……意味ある形で、自分の人生を終わらせることが出来ると。
その意味が仮初めであれ、とってつけたような偽物であれ、彼女にとってはかけがえのないものなのだ。
それを否定することが、自分に出来るだろうか? いや――――無理だ。
「それで……それで終わって、後悔はないのか」
「はい。もしここで終われなければ、それこそ後悔づくになります」
「……今日ここに来たのは?」
「殉じると決めた以上、私に出来ることは全てやり尽くすつもりです。貴方の元にも届いて、きっと貴方はいかない道を選んだでしょうから、
それを、説得しに」
「……そうか」
俺が赴く理由はない。それは彼女の話を聞いたところで変わらない。
むしろ、彼女が殉じようとして交わる戦いならば、俺が参加することで運命を曲げてしまうのも問題だ。
「俺に参加する意思はない」
「……そうですか」
分かっていたかのように、おずおずと彼女は一礼をする。
無理矢理連れて行かれるかとも思ったが、そうはならなかった。
「では、失礼します」
「帰るのか」
「時間は、限られているので」
「……」
去って行く彼女に、贈る言葉は見当たらなかった。
黙々と服を身に纏い、彼女は静かに去って行く。
彼女の運命について、全て兄が悪いというわけではない。しかし原因の一端は兄、シゲルにも存在し、そしてその責務は、
彼を止められた人間で唯一生き残っているこの俺に覆い被さってくる。
「……」
気分が悪い。
あれだけの言葉を聞いて尚、俺は彼女を助けようとは全く思っていない。
何故かは分からない。だが、気乗りしないのだ。
これは自分の性根が腐っているからこそなのだろうか。
あの兄たちを放置してきたような人間だからか―――――?
「……!」
彼女がリビングから去って、部屋もしんと静まりかえったそのとき。
部屋の真ん中にどんと置かれた、大きな杖を目にとめた。
黒鍵の改造品だろうか。ずっしりと重たいが……十中八九、彼女の持ち物だろう。そしてきっとメイン・ウェポンだ。
まだ彼女は遠くに行っていないだろうか、と、心配になりつつも、杖を手にとって玄関へと行く。
幸い彼女はまだ家から出てはいなかった。
靴を履いて、今にも出ようとしているところ―――――。
声を掛けようとした俺は、不意に、彼女が天井を見上げたのを見てまたもや躊躇する。
「後悔は―――――ない、はずです」
そしてふと、彼女は独り言のように、或いは言い聞かせるように呟く。か細い声。彼女自身も気づかないうちに漏らしているように見えた。
俺がそれを聞き取れるのは耳が良いからだ。
「ああ、でも、ただ……もし、心残りがあるとすれば」
彼女は言う。
「私と父を繋ぐ縁が魔術だったとしたならば、せめてそれがなんだったのかだけでも、見届けてから終わりたい―――――」
聞いた。
その言葉を確かに聞いた。
彼女の口から、彼女が本当に願うこと。
終わりたい、などという消極的な願いではなく、もっと前を向いた願いを聞いた。
途端、俺の心が騒ぎ出す。
嗚呼、なるほど……自分の感情を理解して、俺は密かににやついた。
俺が彼女を救う気が起きなかったのは、彼女が結局の所前を見据えていないからだ。
それは陽向教に未だ蔓延る狂信者たちと全く同じ。
未来のない考え。手を貸す気など、全く起きなくて当然だ。
だが、彼女が今ふと漏らした、彼女自身すら気づいているか居ないのか分からないその言葉は。
確かに彼女が、未来を見据えて漏らした言葉だ。
「終わりたい」という結末は同じでも、この願いは「終わりたい」部分を外しても機能する。
彼女が、一度も会わぬまま、その縁すら失ってしまった父親の像。その面影を僅かでも感じたいと、彼女の心が泣いている。
それは決して終わりを前提としたものではなく、否、終わらないならば――――父親の面影を知ることは、彼女の人生にとって、大きな意味を与えるだろう。
たとえそれが、どんな父親であったとしても……。
「待て!」
俺は玄関に佇む覇気に向かって叫ぶ。
覇気ははっとして振り向いた。
「……どうしましたか?」
「お前は、魔術が使えないんだったな」
「……はい」
「だったら、マスターはできない」
「はい。ですから、僅かなりとも戦闘面において助力しようと――――」
「もし、マスターとして参加出来るかも知れないと言ったら?」
「……! な、なにを……」
「俺はこれまでに、数多の人間から様々な力を奪っている。その中に、『外付けの魔力回路を付与する魔術』というものが存在する」
「……」
「勿論、性能は芳しくない。魔術師としてどころか、一般人とも大して変わらない程度の魔力を供給出来るだけ……
普通のサーヴァントを使いこなすのには、少しどころではなく足りない。だが。魔術師として戦える」
「……」
彼女がどんな選択をするかは分かっている。
どんよりと暗雲に呪われているような彼女だが、主張すべきことは主張する。自分の願いを曲げたりするようなことはない。
彼女自身が魔術を取り戻すことを願っている以上、それを断ったりはしないだろう。
残るは俺の処遇だ。
俺は行くべきか、行かざるべきか。
ずっとあの狂信者達に力を貸すのを拒んできた自分が居る。
それが何故かという根本の問いに、俺は今まで、嫌気がさしたからだという安易な解答を用意していた。
だがそれが間違っていることに気づいた。
俺はあくまで、彼女らにとって最も良い道を提供してやりたかっただけなのだと。
ならば、俺が渡せる一番の道とは。彼女らにとって最も良き道とは何か。
決まっている。それは終わらせることだ。
「俺も共に向かおう」
彼女らの戦争には協力する。しかし彼女らが仮に優勢になれば、その勝利は俺の手で消し去る。
彼女らは、今も終わらない夢を見ているのだから……それを終わらせ、安らかにすることこそが、
あの二人の弟である、この俺、陽向響希の果たすべき責務だということだ。
【以上。後付けの部分もあるけど、大筋は元々の想定通り】
【哀しいことに、作中では臭わせる部分すら殆ど描写出来なかったけどね!】
【やっぱり大戦ってだめだわ(責任転嫁)】
【一応、以上と言いましたが本当のエピローグがもうちょっとだけあります。それはまた今度】
すみません。今日もお休みです
更新はぼちぼち。それはさておき、色々と抱え込むものが多いので出来るだけ余計な部分のスリムアップを量りたい
,. -─- 、
/:::::::::::::::::::::::::\
./::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、 そのためにはやはり戦闘を軽くしたい、というか簡潔で分かりやすいものにしたい
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
\::::::::::::::::::::::::::/ ということで、できる限り簡潔になることを目論んだ戦闘システムを試してみたいと思いますので、またご協力お願いします
` ー- -‐´
,≧ト‐v‐≦、
/.:::〃 ̄`ヽ:::.\
/.::::::::|' l/| ) ミ|::::::::.ヽ とは言っても、殆どの外形は他所からお借りしたものですが……
〃:::::::::j┐ 「/⌒ヽ::::::::i
f::::::¬' `ーへ }ゝ:::l
{::::::::::{{、 ,,_ノ:トr_ノ::::::::〉 ということで、↓1、↓2で使うサーヴァント選んでください
【びっくりするくらい面倒くさいのばっかり選びよる】
(
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
ランサー 【筋】:C(30) 【耐】:B(40) 【敏】:D(20) 【魔】:C(30) 【幸運】:C(30)
アーチャー 【筋】:D(20) 【耐】:D(20) 【敏】:C(30) 【魔】:E(10) 【幸運】:E(10)
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
勝率変動 +10% -20% -10% +20% +20%
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
,. -─- 、
/:::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、
l:::::::::::::::::◯::::::::::::::::::::l
l::::O::::::::::::::::::::::::::::::::::!
、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/⌒>、_ __
\::::::::::::::::::::::::::/ / : :/. : 二ニ{ `マ:ヽ ,.- 、
` ー- -‐´ノ.イ / : : :i : : : :.{¨V \:Y /
__ /,,.ィ< / ,ィ'"´ : : : : ∧ \ ∧ {
( `、 _/イr;;;;;/У: :`ヽ、 : : : :i { ' 、 ヽ `ト、
r-、 ヽ ∧、 { : :ノ/〉-{/ : :/ : : : : : :i :〉、 ヽ ',ハ
} r-、 〉、 ヽ `、| :i,';;;;/ : : :/ : : : : : : : ィ:( \ _ヽノ }:ハ
} } {_/ { {、 }λ:|;;;;/ : : /. : : : : : : : : : : ヘ . : : : : r)、:
} } {r-、 ,'⌒ ', /:'〈:'|;/ :./ : : : : : : : : : : :V: :.`ヽ : : : : ._// : :
ヽ}、 .i { r-、 人ュ、 /:λ',:r :./ : : : : : : : : : : : : : :'、: : : : 〉二ニ/ : : :
⌒}、└i 'ト ィ ノノ:.`ヽ、 /. :} : :i : ,' : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ : :{-´ : : : : : :
⌒--へ // : : : : \ r'´`.i : : Y : : : : : : : : : : : : : : : : : : :V : V : : : : : : :
',ヽニノ : : : : : : : :ヽ人ミヾ', : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :V : } : : : : : : :
50%の状態からステータス比較を三回やって勝率変動を加算し最後に勝敗を確定する。
説明が必要なら詳しくやりますが、皆さんがアレを覚えているなら再説明はしません。
比較はその後定着していた、サーヴァントごとに別のステータスを選ぶやり方ではなく、1つのコンマで2人分選んでしまう(=同じステータスを比較)
それじゃあ強鯖と弱鯖の差が埋まりにくいとか、火力とか強化とかの差分が付けにくいという意見はあると思いますが
それについては、スキルや宝具の扱いを変えることで調整します。
, -─- 、
/::::::::::::::::::::::::\
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::`、
. l::::::::::::::::::::::◯::::::::::::::l
. 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
\::::::::::::::::::::::::::/
` ー- ヘミ| そこは私の方でどうにでもします。長いことサーヴァントの宝具にシステム効果与えてきたんでその辺は分類出来る
/,` 、` -`,--` ,
/;;;;;::::、:::::::::|、_ ,>、 /::l,_l・ ,<、__ と、いうか、今まで使ってきたシステムだと実は火力宝具の分類がかなり難しかったりしましたし
ノ;;;;;;;;;;;;:::|::::::::::<:::::::ヽ``l::::| |`l,::::ヽ
|;;;;;;;;;;;;;;:::::|:::::::::::::ヽ:::::::\|:::|`-‐'/::ヽ::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;:::::::::::::::::::-、:::`;:ヽ;-';;;;;:::ヽ::l
;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;:::::::::::::::::::::`、;`l;;;;;8;;;;;::::`ヽ
;;;;;;;;;;;;/、;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::;`l;;;|;;;;;;;;;;;:::::`l|、
;;;;;/' `,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::|;;;::l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::l
;;;く ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
┌‐────┐;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;`;;;_;;_,/
│ | ̄:::::::::::::::::―:::-;;;- _ _
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
ランサー 【筋】:C(30) 【耐】:B(40) 【敏】:D(20) 【魔】:C(30) 【幸運】:C(30)
アーチャー 【筋】:D(20) 【耐】:D(20) 【敏】:C(30) 【魔】:E(10) 【幸運】:E(10)
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
勝率変動 +10% -20% -10% +20% +20% ←←
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
________ で、差がつきやすいつきにくいとか、宝具スキルの区別とかをどうやるかというと、
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| 具体的には、スキル効果とかをステータス段階で影響させず、
─┼‐─────‐‐‐┼─
l::::::::::::::::::::◯:::::::::::0::l ステータス比較後の変動値に関わらせることで影響力を小さくしていこうと思います
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
\::::::::::::::::::::::::::/ ∩_ 逆に宝具は、直接勝利判定に結びついたりステータスに影響したりして、その影響力が大きくなる
,,.へ` ー- -‐´::ヽ (つ )
/::::::::::::::::::l><l:::::::::ヽ_/\フ
. /:::::::::::::::::::::::::∨::::::::::::::::::::::::::::ヽ まあ説明ばっかりしてもアレなんでやってみましょう
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━┓
≪クラス≫:ランサー
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━┫
【真名】:周防の大蝦蟇 【消費】:省略 【属性】:混沌・中庸
┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┫
【筋】:C(30) 【耐】:B(40) 【敏】:D(20) 【魔】:C(30) 【幸運】:C(30) 【宝】:C
┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫
(O`)-‐─- ..,,_
`7´ `ヽ.,.._
_,,.. -‐'─-- 、..,,_ ( O)
/ `゙'' 、 `T
,' ,.. --──- 、 .,_ `ヽ!
'、. / `ヽ. \
`Y . !. /‐/‐! /! /! \ ヽ.
|,ハ.__|/ァァ‐、レ' |/‐ト、 / ∨ 〉
´ |/|〈 j__リ ‐ァ‐+、/| | /
/7'" ' !__cリハァkこ)|‐ '
/ /ゝ、 、 "/ /|_) ,'
く/|/| /!,>,、___,,.. / /! 〈
´ .レ'//:::::ゝ、_ノ/ ト、 , ヽ.
i7::ト、:::::::::::::::|___」 ∨レへノ
|i::£)ァ::::::::::::ki/ '、
'!|:::::::::::::d‐z:k| \
/!|::::::::::!:::::::::::k| \
/_,/>、:;」___/ハ `ヽ.
r‐'"/::::`7ァーr--‐':::', ',
|./:::::::::::/':::::::|:::::::::::::::\ ノ
く::::::::::::::/::::::::::::!::::::::::::::::::::\___,,.イ
`'ー、-、__」7´:::::::_ンヘ
∨-‐|  ̄ ̄\_.ノ';
', ! ヽ、 ,ハ
!ノl. ', |
し' ト-''!
!__ノ
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
◆対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【魔力ステータスにおいて自身が受ける勝率減少を-30%】
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【保有スキル】
◆自然同化:A
自然と一体化し、生物としての気配を断つ。
完全に気配を絶 てば探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
ただし少しでも動くとこのスキルのランクは大きく落ちる。
【第一ターンの勝率上昇+25%】
◆仙術:C
とある仙人の供として身に付けた仙術。
今はランクダウンしているが、それでも人に化けたり、炎を操ったりできる。
【魔力ステータスにおいて自身が得る勝率上昇効果+15%】
◆神性:E
神霊適正を持つが、ほとんど退化してしまっている。
【略】
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【宝具】
◆『瘴気の沙汰も蝦蟇次第』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大補足:100人 消費は面倒くさいので省略
ランサーの口から吐き出 される虹色の瘴気。
触れた生物を、精神への干渉と幻覚を併用してランサーの面前へと誘導する。
遠くの敵をランサーの元へと誘導したりするだけでなく、戦闘中の不用意な接近を誘発する事もできる。
魂食いにも便利。
<省略>
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━┓
≪クラス≫:アーチャー
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━┫
【真名】:アルブレヒト・フォン・ヴァレンシュタイン 【消費】:略 【属性】:秩序・中庸 英霊(傭兵)
┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┫
【筋】:D(20) 【耐】:D(20) 【敏】:C(30) 【魔】:E(10) 【幸運】:E(10) 【宝】:C
┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫
代理AA:阿紫花英良(作品名:からくりサーカス)
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【クラススキル】
◆単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【略】
◆対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
【魔力ステータスの勝率減少効果-10%】
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【保有スキル】
◆黄金律(真):C
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
金銭には困らぬ人生を自ら掴みとった証のスキル。
資金の運用を効率的に行う事で、聖杯戦争中に金銭的に困窮する事が無くなる。
【省略】
◆軍略:C+
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
通常の軍略スキルとは異なり、日常時における自陣営の運用においても効果を発揮する。
【対軍宝具によって受ける勝率減少効果-30%、与える勝率上昇効果+30%】
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【宝具】
◆『彼方広がる傭兵の射手(アーミー・フォン・ボーゲンシュルツ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大補足:300
アーチャーに付き従った傭兵の亡霊を金銭代わりの魔力で呼び出し、弩弓や銃で一斉掃射する対軍用射撃宝具。
召喚された傭兵は入れ替わり立ち替わりで次々と銃撃や弓撃を行っていき、敵サーヴァントを攻撃していく。
点の攻撃の他、横に広く傭兵を展開しての面の攻撃も可能。
ただし傭兵に出来るのは射撃のみで、攻撃を終えた者から順に消え去っていく。
精緻な指揮により自在に呼び出される傭兵は、アーチャーにとっては手足や武器も同然であり、それがゆえの
アーチャークラスでの現界である。
<消費は煩雑になるのでとりあえず1ゲーム1回>
このラウンドにおいて、自身の勝率が上昇する場合、代わりに自身の勝率を100%にする。
(内容は全然合ってないけど、とりあえず適当)
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
ランサー 【筋】:C(30) 【耐】:B(40) 【敏】:D(20) 【魔】:C(30) 【幸運】:C(30)
アーチャー 【筋】:D(20) 【耐】:D(20) 【敏】:C(30) 【魔】:E(10) 【幸運】:E(10)
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
勝率変動 +10% -20% -10% +25% +20% ←←
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【蛙主人格で開始】
【第一ラウンド】
【筋】01【耐】23【敏】45【魔】67【幸運】89
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
耐久――――20%勝率上昇。 現在の勝率70%。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
ランサー 【筋】:C(30) 【耐】:B(40) 【敏】:D(20) 【魔】:C(30) 【幸運】:C(30)
アーチャー 【筋】:D(20) 【耐】:D(20) 【敏】:C(30) 【魔】:E(10) 【幸運】:E(10)
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
勝率変動 +10% -20% -10% +25% +20% ←←
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【第2ラウンド】
【筋】01【耐】23【敏】45【魔】67【幸運】89
自然同化は+25%されて95%ってことじゃないの?
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
>>151 忘れてました。修正します。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
耐久――――20%勝率上昇。 現在の勝率115%。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
ランサー 【筋】:C(30) 【耐】:B(40) 【敏】:D(20) 【魔】:C(30) 【幸運】:C(30)
アーチャー 【筋】:D(20) 【耐】:D(20) 【敏】:C(30) 【魔】:E(10) 【幸運】:E(10)
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
勝率変動 +10% -20% -10% +25% +20% ←←
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【第3ラウンド】
、___ _ ノし'{_
>/// ≧=≦////////\
. //////////////////////ヽ
___ ノ///////////////////////!∧
. rく//////////////////////////// ∧
_ ノ///////////////////////////////∧
.. ////////////////////////////////////|
. ////////////////////////////////xく//ハ_
//////////////////////////////// \ `ヽト、
. //////////////// >ァ‐ァ=ォミ//////,' / { \
/イ////////// / / / ,' ,' l! `¨¨¨¨´ / | 丶 ……っと、させるか!
. |/////////// / / / ,' i! l / !
. レハ////////// { ,' / i! l ,イ |
|//////////{ } :|,,.. -――--ミ | / l}
∨/////////{ 七´ i! ` /ッノ /、
Ⅴ///_////{ 斗--‐七゙´ ̄`ヽ. V´ //乂___
V// \/ハ ー-r‐t::::ッ‐===ァ V |/< ̄ ̄`ヽ
_’,} ん`ヽヽ/’。 u `¨¨¨¨¨¨¨´ ∨ |//ハ
_,,.}-ヽ=ミ:.:.(__ ‘,/’, \/// {
f´,-==ミニ‘,、:.:.:.ヽ’,/} ¨¨¨¨{´///乂_
| {圭圭ハ= |∧__ヾ__ /!ト、< ̄`ヽ
| 乂圭i!リ= } ∧ ミメ、 __,,.. イ xく 丶{
. /lト、ニ三ニ=/| o|‘:, ,〕iト、 Vー//:\ 、 \
/ !ニ≧==≦人o|ニ‘:,ニニ=‐--ミ ,〕iト、 `¨ / | 丶#
/ ヽニニニ{=∧}= ハ 〕iト、 丶 \___ ノ
|二二 {ニ∧={i}∧ ヽ. \ 丶 ヽ| \
|二二 {ニ ハニ ∧ \ ヽ \! ヽ
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【宝具】
◆『彼方広がる傭兵の射手(アーミー・フォン・ボーゲンシュルツ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大補足:300
アーチャーに付き従った傭兵の亡霊を金銭代わりの魔力で呼び出し、弩弓や銃で一斉掃射する対軍用射撃宝具。
召喚された傭兵は入れ替わり立ち替わりで次々と銃撃や弓撃を行っていき、敵サーヴァントを攻撃していく。
点の攻撃の他、横に広く傭兵を展開しての面の攻撃も可能。
ただし傭兵に出来るのは射撃のみで、攻撃を終えた者から順に消え去っていく。
精緻な指揮により自在に呼び出される傭兵は、アーチャーにとっては手足や武器も同然であり、それがゆえの
アーチャークラスでの現界である。
<消費は煩雑になるのでとりあえず1ゲーム1回>
このラウンドにおいて、自身の勝率が上昇する場合、代わりに自身の勝率を100%にする。
(内容は全然合ってないけど、とりあえず適当)
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【アーチャーが宝具発動】
【宝具の発動選択は、コンマ判定と同時に行います】
【筋】01【耐】23【敏】45【魔】67【幸運】89
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
筋力――――10%勝率上昇。 現在の勝率125%。確定勝利
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
_. -‐ ─ ‐- 、.
,. ´::::::::::::::::::::::::::::::::`丶
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,:':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶
./::::::::::::::::::::::::::::::γ⌒ヽ:::::::::::::::::::::::::'
i:::::γ⌒ヽ:::::::::::::::乂__ノ::::::::::::::::::::::::::::! あんまりやりたかったことができなかった
!:::::::乂__ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::u::::::::::::|
!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
,、 / .!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,' まあいいや、とりあえず一つ言えることは、ステータスの暴力の気がやはり強いな……ということ
キ人_,/ '、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::/
,. ⌒, ) て .丶::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,:'
(⌒ヽ_,. '´ イ. /´⌒Y,. \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 毎回の勝率変動は今の半分でいいかもしれない
ヽ | _,. r─`ヽ、 \ 丶 ._:::::::::::::::::::::::::::::::::::;::イ
ヽ| | / / ,r'─、 ゞwヽ,..< ̄ ̄} ̄ ̄ー-
| ノ' / '´ /  ̄} />介ー<//////////
. j / / j、 .__彡'// ̄〉ヽ'´/.::////////// そして私は非常に楽でした。今までで一番。
/ ハ〉、 ../////////r' { /.:::::///////////
、 {`ヽ}} _,イ////////〃{ { /.:::::////////////
. `¨⌒丶、_ ノj .{//////////// r' / /.::::〃///////////
, -─- 、
/::::::::::::::::::::::::\
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::`、 私が前システムで煩雑性と大量のコンマが必要になる点以外で気になっていたのは、
. l::::::::::::::::::::::◯::::::::::::::l
. l:::::::u:::::::::::::::::::::::::O::l
. 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ なにやってるのか分からない(置いてけぼり)状態と計算の労力だったので、
\::::::::::::::::::::::::::/
__` ー- -‐´
'´::::::::::::::: ト、ヽ.___ そういう点で言えばこのやり方なら全部解決出来ますが……もう少し煮詰める必要がありそうですね
,. '´--、:::::::ヽ:::メ'´`iT〈シ
/::::::::::::::ヽ:::::::ヽ::ヽノ、 ヾ
ハ、:::_::::::゙';::::::::ヽ::::ヾ! i ',
,/:::::_::::,-::::::',::::::::::l__;vヘl ', では一旦ここまでにします。ありがとうございました
/::::::::::::::::::::::::::::}::::::::::`ヽ、:ヽ ',
/、:::::ニニ二二フ::::::::::::::::::::ヽ::', l
. /::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::ヽlj.
/:::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ll
<これもどっちかと言うとプロローグ 火宮時嗣>
俺の母親と俺に血の繋がりがないことは知っていた。
俺が拾われた子であり、出自も何も未だ全く掴めていないということに俺が気づいたのは、7歳の時だった。
俺の母親が不用意にも置き去りにした彼女の日記、そこに挟まれた一枚の写真。
不意に日記を持ち上げると、写真がひらり、と舞い降りて、金髪の赤ん坊の姿が目に映った。
その赤ん坊はアパートの前に捨てられていて――――そして俺に、よく似ていた。
俺の指は自然とその日記に吸い寄せられて、そして止まらない。気がつけば、全てを知ってしまっていた。
俺の母親、ということになっている女、火宮咲夜はあるとき、自分の家の前に置き去りにされている俺の姿を見つけ、拾い、自分の息子のように育て上げたらしい。
妙だと思っていた。『式神』の力を持つのは家族で俺一人。母親は、式神のことを良く理解していないようだった。
血のつながりがあるのなら、どうしてそんな不思議なことがあるのだろう――――と疑わしげに思っていたが。
彼女はいずれ――――俺が成人したときに、俺に真実を話すつもりだったようだ。
日記には話すべきか迷う痕跡、そして、彼女の苦悩が綴られていた。人に見られる予定はなかったのだろう、感情のまま、ありったけに書き連ねられたその一言一句は、
俺が知っている母親とはまた違っていた。
「あの子は不思議な力を持っている。私とは違う、黄金の輝きに満ちた力を。あの子は一体何者なのでしょう」
「あの子のところに、どこからか鼠の群れがやってきて、あの子に襲いかかりました。間一髪で気づけましたが、もし間に合わなければどうなっていたことか」
「あの子がもし、あの力のことで、私との関係に気づいたらどうしよう。今まで、私はあの子の母親面をしてしまっている。
あの日、あの場所に捨てられていたあの子を、私の手で救ってあげよう、などと考えた私は、やはり傲慢だったのでしょうか」
「自分の運命にすら、碌にあらがえていなかった、この私が」
「今日もダンプにひかれそうになりました。間一髪で回避しましたが額にナイフが刺さりました。痛い」
「時嗣には喧嘩をして勝ったという風に話してあります」
「あの子の中で私はレディースの元番長でここら一体を牛耳る極道のトップで夜は要人を護衛するSPでありながら手慣れた暗殺者、かつ要人そのものでもあるらしいです」
「あの子のきらきらとした目を見る度に嘘をついてしまって――――本当のことを早く話してあげないといけないのは、わかっているのですが」
「……私は、駄目な母親です。今日も窓から巨大な雹が降ってきて、あわや、時嗣に当たるところでした。
なんとかかばえましたが私の指が折れてしまった。家事が大変」
「私は自分の身すら守るので精一杯なのに、どうしてあのとき、あの子を拾おうと思ってしまったのでしょう」
「やはりあのとき、私は、あの子の本当の父親と母親を探すべきだったのでしょうか」
「そうでなくとも、素直に真実を話すべきだったのでしょうか。あの子が、私の本当の子ではないということを」
「でも、それを聞いたときにあの子がどれだけ傷つくか分かりません。だから、もう少し成長してから―――」
「―――いえ、本当に恐れているのはあの子の心ではないのかもしれませんね。傷つくのが怖いのは、私の心」
「私が、あの子から貰っているものはとても大きいから……それをたった一言で壊してしまうのが、怖いだけなのかもしれません」
「ああ、せめて――――私が背負う不幸のせいで、あの子が死ぬことだけはないように願います」
弱い女だ、と思った。
ただの一人の拾い子のために、その真実を告げるか告げぬか思い惑う。
そして自分の不運のために、他人を守れぬことを悲しみ嘆く。
自分とは何の関係もない子供の為に、心を砕き身を砕き、それでも愛を与えようとする。
愚かだ。全く以て愚かで嘆かわしい。
だが同時に、誇らしいとも思った。
彼女の記録には、彼女が持つ力と呪いについても事細かに記されていた。
僅かばかりか時を止める、俺に似た能力。そして、その代償と言わんばかりの類い希なる不幸体質。
今まで命の危機に瀕したことは数知れず、そのたびに彼女は時を止める力で乗り切ってきた。
しかし今、彼女はその力を俺を守るためにまで使用している。
そのせいで、彼女の身体には生傷が絶えない。俺に『喧嘩と戦闘続き』と表していたのは、その実、彼女が気づかぬところで俺を守り続けてきた傷だったのだ。
無論、母の側に居なければ、俺がそんな憂き目に遭っていなかっただろうことは否めない。
しかし同時に母にとっても、俺を近くに置き続ける理由などなかったはずだ。
母には、いつでも俺を捨てるという選択が出来た。
俺が母にそれまでの人生で与えられていたものなど、ほんの少しもなかったはずなのに。
それでも母は、俺と共に歩み、俺の分余計に増えた不幸すら、背負って歩く覚悟を決めた。
その後詳しく話を聞くと、その家にはたびたび幹部が子供を連れてくるらしい。
その多くは、なのめならぬ不幸を背負い、地獄に半身を溺れさせた哀れな弱者達。
人間離れした異能や血筋――――自分の意思ではどうにもならない、天から与えられた呪いを背負う子供達。
この火宮家という家は以前から、人拾いの活動を続けて発展してきた一家らしい。
そして今――――ちょうど偶然、俺が火宮家に居着くようになってから数週間後のある日。
とある幹部が、一人の少女を連れてきた。
彼女も同じく、生まれながらにして数奇な運命に見舞われていたらしい。
彼女は怯えていた。いきなり見知らぬ場所に連れてこられたせいか、或いは、この世全てに怯えているのか。
その哀れな姿が、俺には母の姿に重なった。
普段見慣れた母の姿ではなく、あの日記に綴られた、常軌を逸して怯えた様子のあの母に。
懸命に藻掻き続け、それでも尚、跳ね返し得ぬ不幸に嘆く、あの母の姿に。
彼女のような子供は後を絶たない――――彼女を連れてきたその幹部は、俺にそう言った。
ならば、と、俺は密かに心に誓う。
俺も母に拾い上げられた身。母の意思は、前々から継ぎたいと思っていた。
ならば弱者を守らんとするこの家は、俺にふさわしき玉座だと。
俺はあの母を尊敬している。
そしてあの母を作り上げた、この家を尊敬に値すると評している。
だがしかし、母のただ1点――――俺にへりくだるような、申し訳なく思うようなその精神性だけはいただけない。
俺がそれを引き継ぐことはあり得ない。俺は断じて、俺が庇護する者たちに頭を下げるようなことはしない。
何故ならば俺は、あの人の息子なのだから。
火宮咲夜の息子として、俺は誇りを持って彼女と同じ道を行く。
かつ、彼女の格は落とさない。そのためには『支配』する道が最適解だ。
俺は哀れな運命に翻弄されゆく弱い者たちを、俺の手で支配することで守り抜く。
決して他の誰にも支配させなどしない。それが俺のやり方だ。
そして俺は、火宮家を俺の手で統治すると(勝手に)決めた。
『式神』の力もある。火宮家に伝わる戦闘法も直に奪い取る。そしてあの火宮咲夜の息子だ。
格には不足はないだろう。だが未だ足りない。格に不足はないが、実力に不足がないわけではない。
傷つきながら守るようでは、俺を守り続けた母と同じように――――いずれは、どこかに限界が来る。
そんなやり方では、本当に守ったとは言えない。
誰にも揺るがされない、確固とした力が必要だ。
それを手に入れるためには―――――。
【以上】
_ト、__
_....lヽ':::`::::::::≧s。
>'::::::::::::::::::::::::::::r 、=ァ
/::::::::::::::::::::::::::::::::r 、ヽ==ァ エピローグで50年と言ってるけど
イア:::::::::::/::::::::::::::::::::\\\.r--、__. /
ノ:::::::::::∧::::: ト、:::∧::::::\ヽ/ /、 ∨
. イ:::::::::::/-‐',::::{ x≠} :::| .}∩ヽヽ_ヽ \ あれは極次の読みが甘いだけで実際は60年後だぜ!
|/{:::::::|.x≠∨ .|:::/ ノ.\___. \
レハ::.. ', .|/ .ト─-、 `ヽ \
ヽ∧ __ ´ } }  ̄ ̄ヽ\
\ イノ /≧s。> \ これに限らず、ナレーションでも無い限り本編での描写は鵜呑みにするんじゃないぞ!
>-<‐イ / l \ ヽ
/ /::::r‐' イ l ≧=- 丿
〉 {:::::::::} / .{ ヽ 。r≦
____/. .:::::/ /: : : .ハ r──‐<
/ 〕iトs。 ∨ィi〔: : : : : : : ヽ /:::: / それではまたいずれ、ステラアアアアアア!!
. / /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : \/
/ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |
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/込. {: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|
 ̄ ̄ \___∧.:.:.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┓
【名前】: 【属性】: 【残令呪数】:3
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━┫
【特徴】: 【魔力】: 【性別】:
┣━━━━┳━━━━┳━━━━┳━━━━┻┳━━━━┳━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┫
【戦】: 【魔】: 【知】: 【魅】: 【運】: 【心】: 【家】: 【計】:
┣━━━━┻━━━━┻━━━━┻━━━━━┻━━━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┫
代理AA:キャラ名(作品名)
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【スキル】
◆
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【性格】
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【能力】
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【来歴】
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,. --
/ .-\
/ , '´ } ., -─- 、
{ / / /::::::::::::::::::::::::\
∨ __,,.. '´ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::`、
` ̄| l l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
| | l::::○::::::::○:::::::::::::::::::! とある人と話した結果、結局あまり弄りませんでした
rヘー'~。゙^ヾー゚、 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
Y´p ゙、l!". οゞハ_ ,-.\::::::::::::::::::::::::::/..__
{゙´。ο 〃^ 。l!,; ゙~ヘ;⌒ー:、 / /.` ー- -‐ ' i.{ ヽ で、あと、今回から新しく『能力』欄を導入。
.{〃ゞ ^d ゙、 % -ヾ " )パ、";';} ノ f´ (_ j У , ∧
.{^;i! 。ο"〃^ 。l!,;rー゙''"~ ゞ-"´ j |  ̄``'ー‐´¨i / j 今までスキルのみに頼っていた本人の能力を描写する欄です。
{;;:〃 :' 。^;;゚ノ⌒ ο゚、;} `、 ノ .| !{: ソ,
.|;;: c ~/⌒´ \ ` _ j,---i::.. |f: , ' {
.|! i!゙!i!'/,____ \ `Y } :::::::...... |!/.∧ ,j スキルはそのキャラクターの切り札または代名詞的なものを書く欄として、
{三三三三三三三三iix、、,,..\ !::::::::::::::::::............... . /V/⌒´`i
|三三{ }三三三三三三i:x...`ヽ ∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::jゝ j 通常何が出来るかは能力欄に書いていただく方向にしたいと思います
∨三三三三三三三三三三三三ii:x、、 } ー _/ /
...\三三三三三三三三三三三三三||li:x、 , ----<´ イ
\三三三三三三三三三三三三三三ix、∠、、 __, < その方が、私も取り違えにくくなる。
`'<三三三三三三三三三三三三三i}ニニ/ /´
`'<三三三三三三三三三三彡'´ ゝ--一 そして、能力欄に書けるようになったことから、スキルはできれば1つ、多くても2つくらいを目安にお願いします
`''==三三三三三>''´
能力は来歴みたいな文章説明的な書き方でいいのかな
,. -─- 、
/:::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、
l:::::::::::::::::◯::::::::::::::::::::l
l::::O::::::::::::::::::::::::::::::::::!
、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ とりあえず残しておきます
\::::::::::::::::::::::::::/ 丿丿ノ
ノ|. ` ー- -‐´
、 _,..:' | 貴方作成の時だけ、扱いを変えるかも知れませんが
. ヽ- ,__,,..-''" | ,.-|''iニ"_,.-' ,! ヽ- 、,_
. `、 | ,:;':' | |二-:' / ';:::::::::``''‐- 、_
ヽ |. ,r'゙,、 i-, .', ,.:'/-、r'":::::::::::,.:'"´:::::::`i
ヽ .| ,.:'!,`ヽー' !丶i:' ./ `r:::::::,:'::::::::::::::::::::|
ヽ、 .,..、| / ,.i‐:、_!"'、,i"i / ,:'´:::::::i:::::::::::::::::::::::| >>173 はい、そうです。また後で見本貼りますね
|`; .,:'`フ .|゙ /:| ',r、 ,.i !ヽ,!.,' ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
i .';./ .∠,-' ,':::|. |、 i >'/ .i ./:::::::::::::::、!::::::::::::::::::::::|
. | ! ,:'゙ ,-!、 |::::| .|. `i,' '" ! /::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::|
'、 ` ´ r,!.|:::.! | |O | .,'::::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::|
`i、 ヽi ',| | | .,'::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::|
,' !、‐--‐;':'i .i .|O |,':::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::|
i::::::::`ー''"::,'::::::| | |:::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::|
{::::::::::::::::::,'::::::::| |O |:::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::|
【おっと失礼。では訂正版】
┏━━━━━━━━━━━━┓
【所属】:
┏━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┓
【名前】: 【属性】: 【残令呪数】:3
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━┫
【特徴】: 【魔力】: 【性別】:
┣━━━━┳━━━━┳━━━━┳━━━━┻┳━━━━┳━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┫
【戦】: 【魔】: 【知】: 【魅】: 【運】: 【心】: 【家】: 【計】:
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代理AA:キャラ名(作品名)
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【スキル】
◆
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【性格】
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【能力】
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【来歴】
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
【ちょっとミスがありました、ので、再び訂正。今度こそ本物】
┏━━━━━━━━━━━━┓
【所属】:
┣━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┓
【名前】: 【属性】: 【残令呪数】:0
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━┫
【特徴】: 【魔力】: 【性別】:
┣━━━━┳━━━━┳━━━━┳━━━━┻┳━━━━┳━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┫
【戦】: 【魔】: 【知】: 【魅】: 【運】: 【心】: 【家】: 【計】:
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代理AA:キャラ名(作品名)
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【スキル】
◆
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【性格】
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【能力】
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【来歴】
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ないっちゃないしあるっちゃあります
他のに合わせるとアレキサンドライト家だけはみ出てしまう。
なのでまあ、そのへんは多少、臨機応変に
自分の好きなようにカスタマイズしていただければ。
【時嗣のエピローグは陽月ので兼ねるということで】
,. -─- 、 時嗣と陽向二名だけプロローグ擬きを貼ったのは、これらについてはこういう過去を、作中で出す予定だったから……
/:::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、 でもそんなことしてる余裕はなかった、のでこういう形に。
l:::::::::::::::::◯::::::::u:::::::::l
l::::O::::::::::::::::::::::::::::::::::! 残るは金井(陽向)、月島、アレキ。難産ばかりなので、今後は毎日どころか二日に一度も難しいかも
、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
\::::::::::::::::::::::::::/ 丿丿ノ そんなわけで今日も無しです。
ノ|. ` ー- -‐´
、 _,..:' |
. ヽ- ,__,,..-''" | ,.-|''iニ"_,.-' ,! ヽ- 、,_
. `、 | ,:;':' | |二-:' / ';:::::::::``''‐- 、_
ヽ |. ,r'゙,、 i-, .', ,.:'/-、r'":::::::::::,.:'"´:::::::`i
ヽ .| ,.:'!,`ヽー' !丶i:' ./ `r:::::::,:'::::::::::::::::::::|
ヽ、 .,..、| / ,.i‐:、_!"'、,i"i / ,:'´:::::::i:::::::::::::::::::::::|
|`; .,:'`フ .|゙ /:| ',r、 ,.i !ヽ,!.,' ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
i .';./ .∠,-' ,':::|. |、 i >'/ .i ./:::::::::::::::、!::::::::::::::::::::::|
. | ! ,:'゙ ,-!、 |::::| .|. `i,' '" ! /::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::|
'、 ` ´ r,!.|:::.! | |O | .,'::::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::|
`i、 ヽi ',| | | .,'::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::|
,' !、‐--‐;':'i .i .|O |,':::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::|
i::::::::`ー''"::,'::::::| | |:::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::|
{::::::::::::::::::,'::::::::| |O |:::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::|
おおふ
水城でした。
どちらもイメージカラーが(私の中で)青なので良く間違える。
そういや月島の爺ちゃんとか、今回で退場になる面々(ほとんどだけど)のレビューっていつやる予定?
【>>185 多分レビューはしないです。元データだけ纏めてファイルにしてあげる感じになるかと】
【ちょっと判定だけ】
12345 阻喪
67890 再起
<エピローグ・水城門地>
何がいけなかったのだろうか。
我が身を削ってでも戦場に帰り、彼女を戦場から連れ戻そうとしなかったことがいけなかったのか。
背信や糾弾を恐れ、真実を仲間内に語らなかったのがいけなかったのか。
或いはこの戦いに臨むにあたり、彼女が裏切るかも知れない、という疑念を払拭しておかなかったことがいけなかったのか。
それとも数年前、彼女の偽りに気づいた時に――――それを咎めなかったことが、全てなのだろうか。
分かっている。悪いのは全て俺だ。
俺の弱さが、あいつを殺してしまったんだ。
俺の弱さが、あいつを救えなかったんだ。
俺はいつだってそう――――あのときと同じ。いつも、同じ。
俺はいつでも、誰かを守ろうと足掻くだけで、守れないまま―――――。
―――
―――――
――――――――
水城家の屋敷は広い。かつてはその家に十数名が集まっていて、それでいて狭さを感じることなく暮らせていたくらいなのだから。
だがその広さが、今の彼にとっては毒になる。刃になる。吹雪になる。
「……」
そこにいるはずのものがいない、ということ。
何もかもを失いかけた少年は、次こそ何も失うまいと意気込んで、そして――――全てを失った。
町の平和。 ――――今までの聖杯戦争で類を見ないほどに、町は不穏に満ちている。
サーヴァント。 ――――共に戦うはずだったサーヴァントは、自分を見捨ててどこかに行ってしまった。彼女が悪いのではない。
彼女と絆を築けなかった自分が悪いのだ。
そして―――――最愛の人。
「……」
部屋の奥に飾られた、父親の遺影を眺め見る。
彼もまた、聖杯戦争で愛しき人を失いかけて――――見届ける前に、自分自身が死んでしまった。
父親の代は、母以外の全員が聖杯戦争によって虐殺されている。母も一時は生死の狭間を彷徨っていた。
元より聖杯を望み、積極的に戦争に臨む家風ではないとはいえ、何が自分たちをそこまで苛もうとするのか。
何故自分たちだけが、ここまで追い詰められなくてはならないのか――――分からなかった。
「……やっぱり、俺のせいか」
「俺が、弱いから」
「俺の弱さが……心も、身体も……まだ、俺は、ずっと、弱いままだ……」
「何故俺は本当のことが言えなかった!? 失うのが怖かったから!? 今を壊したくなかったから!?
畜生! 俺はかつてから……昔の自分から、何も変われていなかった!
結局俺の根底にあるのは、他人任せな弱い俺だ! 十年も経ったのに――――俺はまだ、未だに! 全く、克服出来てない……!」
「俺が迷ったからあいつは死んだ。俺があいつをここに連れてきたから、あいつは死んだ。
だったら、俺が、あいつと出会わなければ――――」
悪しき考えが胸を過ぎる。
短絡的で、矛盾に満ちた考えだ。
だがそれを矛盾と解せるほど。それを開き直れるほど。
今の彼に、心の余裕は残っていなかった。
「ああ、そうだ。俺が関わると皆不幸になる! 俺が関わると! 俺が! 俺が―――――」
「そうか、なら、なら……俺がここにいると、また誰かを殺してしまう」
「いなくならないと……どこか遠くへ。誰もいない、誰とも関わらない場所へ……」
彼の身体が、幽霊のようにゆうらりと揺れて、本棚へと吸い込まれるように近づいていく。
彼はのっそりと棚を開けると、中から一冊のアルバムを取りだした。
「――――許してくれ。俺がこんな場所に連れてきたから。俺は弱いのに、それを理解していなかったから――――。
身の丈も知らず、君をこんなところに連れてきてしまった……」
そう言って彼は、そのアルバムを抱きしめるように抱えると、部屋を出、家の外へと歩いて行く。
行き先は決めていない。どこであっても変わらないだろう。
彼のその後は、誰も知らない。
【以上】です
【エピローグも終盤に近づいてきたので、正式に募集要項】
,. -─- 、
/:::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、
. l::::::::::::::::::::::◯:::::::::::::::l
. l:::::::::::::::::::::::::::::::::::O::l 知らない人にも向けて――――簡単に概要説明
. 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
\::::::::::::::::::::::::::/ /⌒、_
__` ー- -‐´ / ` - 、__, - 次回の『七つの家で聖杯戦争』に出場するマスター、及びサイドのキャラクターを募集します
__, -;;〈 ` -、__ / /´
_,,,;=;;;;;;;;;;;;';;;;;l;;;;;;;;:ヽ ア,,ケ、_ i~ l、 ノ /
./;;;;;;;;;;;;:::`::、::::::|、_:::::_,入、_ /:::::|l,:::l::、_ ,-|; |) / ノ 宛先はfate_stay_yaoyorozu@outlook.jp
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::l;;;;:::::::>:::::::ヽ`Y〉:::l`l;;_;〉;,ノ`ノ、. | l / , /
.|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::、::::::::`::、_::::::::::、_ |::::V;:o/ , ' ;ノ,// ,-、__ / / 規格は以下のものを使用するということで
.`;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::ヽ:::::::::::`:、::::::\|::::::l_/_ ''/ -=_, `y'
'';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::i;;:::::::::::::::`、:::::>´;;;;;`:ヾ、、_,ィ イ` -- 、__,-'フ'ヽ 丶
`、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,;;-:::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::|::;l;;;;::| ,ro(ニ -、,_) 前とちょっと形変わってるけど、どっちでも問題ないですよ
ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::,::-''´::/;;;::::、/l'( ` ノ
ト、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::,;;-';;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;_,/;;;、=-- 'l'ノ
|;;;`ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;-'´;l;;;;;;;;;;;;|;;;;l;;;,/;;;;;;;;;;;;;`-;、ll;| っていうか、なんで今まで願いって無かったんでしたっけ?
};;;;;;;;;\;;;;;;;;;;,;;/;;;;;;;;;;|;;_;;;;;;;;|;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::,:-'
【所属】:
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【名前】: 【属性】: 【残令呪数】:0
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【特徴】: 【魔力】: 【性別】:
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【戦】: 【魔】: 【知】: 【魅】: 【運】: 【心】: 【家】: 【計】:
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代理AA:キャラ名(作品名)
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【スキル】
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【能力】
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【性格】
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【来歴】
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【願い】
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【各ステータス説明。知力→知識、家系については今回大きく変わったので注意】
所属:七家(月島、火宮、水城、金井、ジュレヴォ、グラント、アレキサンドライト、陽向)または外来のどこに属するかを指定。
名前:そのまんま。基本自由。
属性:秩序・中立・混沌&善・中庸・悪
残令呪数:こちらで触るので、原則として書かなくて良いです。何か特殊な事情で参戦時の令呪数が変わっている場合は書いてくれたら助かるかも。
特徴:なんとなくの特徴。書かなくても良い。
魔力:0~200。目安は後述
性別:そのまんま
<以下、7ステータスは全て0~10で共通。基準は後述>
戦闘:身体能力の高さ。戦闘とあるが必ずしも戦闘能力に限った話ではなく、運動能力が高ければ高くなるし、魔術によって卓越していてもその分は考慮しない。
魔術:魔術の特異性、完成度など。単純な魔力量ではなく、より特殊か強力な魔術を使えることを現す数値。
知識:今回から、知力は知能指数ではなく知識量ということになりました。より多くのことを知っているキャラほど、これが高い。
魅力:人を惹きつける才能。見た目の美しさだけではなく、カリスマ力や愛玩動物的魅力なども含まれる。
幸運:運命力の強さ。今までの人生の幸運度とも言う。
精神(心):精神力の強さ。高ければ高いほど折れない心。高すぎると日常生活に支障を来す。
家系:家柄の特異性。今回からは、小さければ小さいほど、何の影響も与えない家系とし、大きくなればなるほど、良かれ悪かれ本人に影響を与えた家系であるとする。
つまり、絶対的数値ではなく、相対的に本人が家系から受けた影響の大きさ。
スキル:そのキャラクターの最も特筆すべき能力。または、そのキャラクターをそのキャラクターたらしめている個性。
奥の手でも呪われた体質でも常時装備の武器でもなんでもOK。原則として1つだが、場合によっては2つ3つまでならば。
能力:そのキャラクターが持つ、基礎能力。何の魔術を得意としているとか、何に造詣が深いとか、そういうの。
戦闘や魔術に限らず、知識面での偏り(知識)などもここにお願いします。
性格:そのまんま。キャラクターの性格。もし良ければ、相性の良いサーヴァントの目安とか書いてくれると嬉しい。
来歴:今までそのキャラクターが歩んできた遍歴。
願い:そのキャラクターが聖杯に願うこと。或いは、聖杯戦争を通じて願うこと。聖杯戦争に関係の無い願いであれば、来歴の方に。
もし何もなければ無しで構いません。
<7ステータス&魔力について、数値の大まかな基準>
戦闘
0 身体のどこかに重大な欠陥があり、人並みの生活を送ることが困難
1~3 一般人と比較して劣ると言える程度
4 平均的な一般人のそれと同格
5~7 人間としての高レベル。7であれば人間の最高峰。
8~9 何らかの理由によって、人間に再現し得ぬ身体能力を取得したレベル。いわゆる化け物。
10 言うまでも無い人外級。弱いサーヴァントに対してならば、単独でも渡り合える。
魔術
0 魔術の才能皆無。どう転んでも習得不可能。
1~3 平均レベル以下の魔術。
4 いわゆる平均的魔術師のレベル。
5~10 魔術師の位階については詳しくないのと、下手に絡めたくないので省略。基本的に大きくなればなるほどより希少性が高いか、優秀な魔術を扱う。
知力
0 白紙。およそ知識というものを身につけていない、真っ新な状態。
1~3 世間知らず。或いは無学。
4 一般人レベル。県立私大卒業相当。
5~8 常識の範囲で知識に卓越している。
9~10 このレベルに達すると、何らかの形で人智を超えた記憶力を備えていることが要されてくる。移動図書館とかそういうもの。
魅力
0 人目見ただけで他人に嫌悪感を抱かせる、生まれついての
1~3 人に信用をおかれにくい、第一印象が決まって悪いなど、容貌や雰囲気による弊害の方が大きい者。
4 一般的。容貌や雰囲気によって、恩恵も弊害ももたらさない。
5~8 人間として魅力的な範囲。8ならば見目だけでやっていける俳優だったり、一流の扇動家だったり。
9~10 最早人間止めつつある領域。一つの宗教を成り立たせられるレベルの圧倒的カリスマ。
幸運
0 地獄のような日々を送ってきて、何事にもついてない。
1~5 人より劣った、もしくは苦難に満ちた人生を生きてきた。比較的ついてない。
6 ザ・一般人。一生を伝記にしたら、多分一番詰まらない人物。
7~10 人より優れた、順風満帆の人生を送ってきた。
家系
0 どこの家に生まれようと、そのキャラクター性、能力が確立されていた、ようなパターン。外来は一律これにしよう。
1~3 家からあまり影響を受けてない人。聖杯戦争を受けてやってきた遠縁の親戚とかここになる。
4 一般人が自分の家から受ける程度に、それなりに影響を受けている。
5~10 数が大きくなるほど、家から大きく影響を受けて成長、または屈折している。負の感情であれ正の感情であれ、その家に執着していれば高くなる。
,. -─- 、
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l::::O::::::::::::::::::::::::::::::::::!
、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ついでに基準もちょっと弄くります
\::::::::::::::::::::::::::/ 丿丿ノ
ノ|. ` ー- -‐´ あまり細かく設定すると矛盾が出るので、ざっくりと
、 _,..:'
. ヽ- ,__,,..-''" | ,.-|''iニ"_,.-' ,! ヽ- 、,_
. `、 | ,:;':' | |二-:' / ';:::::::::``''‐- 、_ 四次とも違う基準になるので多少水準に差が出ますが、
ヽ |. ,r'゙,、 i-, .', ,.:'/-、r'":::::::::::,.:'"´:::::::`i
ヽ .| ,.:'!,`ヽー' !丶i:' ./ `r:::::::,:'::::::::::::::::::::| まあ、三次→四次のときの変更ほど大規模ではないので。
ヽ、 .,..、| / ,.i‐:、_!"'、,i"i / ,:'´:::::::i:::::::::::::::::::::::|
|`; .,:'`フ .|゙ /:| ',r、 ,.i !ヽ,!.,' ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
i .';./ .∠,-' ,':::|. |、 i >'/ .i ./:::::::::::::::、!::::::::::::::::::::::| 基本、一般人のレベルは4ですが、幸運は6、家系は0になるので注意。
. | ! ,:'゙ ,-!、 |::::| .|. `i,' '" ! /::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::|
'、 ` ´ r,!.|:::.! | |O | .,'::::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::| 物語に出てくるキャラなんて、普通の人より不幸なのがデフォだからね。
`i、 ヽi ',| | | .,'::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::|
,' !、‐--‐;':'i .i .|O |,':::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::|
i::::::::`ー''"::,'::::::| | |:::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::|
{::::::::::::::::::,'::::::::| |O |:::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::|
【参考になるか分からないけど、さっき適当に作ったデータ(本編では使わない)】
┏━━━━━━━━━━━━━┓
【所属】:月島家
┣━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━┳━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┓
【名前】:ジョージ=ツキシマ 【属性】:混沌・中庸 【残令呪数】:0
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━┫
【特徴】:サイボーグ、魔術師 【魔力】:50 【性別】:男
┣━━━━┳━━━━┳━━━━┳━━━━┻┳━━━━┳━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┫
【戦】:3 【魔】:5 【知】:4 【魅】:3 【運】:6 【心】:2 【家】:5 【計】:28
┣━━━━┻━━━━┻━━━━┻━━━━━┻━━━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┫
/ / / / >< i ノ
/ / / >< ̄`ー‐、 `ヽ i /
/ / ./ / };;i.i;:}ヽ ハ i /
/ / ./ // i;;i i;} ∨ i i
i / ./ // i;;:}.};:}. ii ___ } .i
i / ./ // };:;i i:;} i / `ー'´ }
,' / /¨¨ヽ i _______ i;;} i;:;i.. i i /
/ /./ /¨ヽ.}. f______,ヾ };:;r彡ニ、 i i __/
/ /_ i i ゝイ l `ー‐‐ i; ト、二ノi } /
,' / ヽ ヽ...i l i . i i { i
/ ./ ∧ .i / i i ヽ i
/`ヽ, .' ./ / ∧__/i ヽ_. i / i {
ニニニヽ / / / / ./∧ ` 七 __ノ }
二>/ / / / i ハ / r'´ i
./ ./ / / i i∧ ー-、.、-/ i ノ
, ´ / / / i i ∧ ヽヽ } r-‐-イ
./ ./ / .i i ∧ /\ヽイゝ-' i
./ ./ / i i ヽ i ,' {♯ 乂
/ ./ i≧=、_ \ ,' ヽ ノ
/ / iニニニニニ≧=、∠ .ゝ--′ ゝ--、_/
代理AA:ジョージ・ラローシュ(からくりサーカス)
【スキル】
◆逃走用タイツ『RUNNING』
祖母、月島蘭が使用していた戦闘用タイツの一部を応用して新たに作り上げた、逃走用礼装。
全身を包むタイツが、有事には肉体能力を飛躍的に向上させ、Aランク相当の敏捷を再現する。
その力を逃走に全力投入することで、大半のサーヴァントの追っ手から逃れることが可能。
ただしその時に鉄のプレートを装備していた場合、それらは捨てなければならない。
肉体に大きな負荷がかかるため、よほどの命の危機でなければ使わない。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【能力】
固有礼装である鉄のプレートを用い、それで身を包んで自身を守る盾となす。
AA元と違い、攻撃手段としては原則使用しない。あくまで身を守る用。
その分強度には卓越しており、並みのサーヴァントの通常攻撃ならば、一時間程度は耐え抜くことが出来る。
元は銃器を専門に扱っていたため、自衛のための攻撃手段として並み程度の小銃も保有するが、
防御形態になっている限りは使用出来ない。
使い魔の類は、実地検証主義から使わない。何事も自分の目で見なければ信用出来ないから。
プレートは必要に応じて透明になる。
ちなみに高級品なので、1度破壊されたり捨てたりした場合は、戦争中は2度と帰ってこない。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【性格】
恐怖と好奇心の間に葛藤する男。
聖杯戦争に興味はある、サーヴァントの戦いも見てみたい、他の魔術師の技術の粋も、
自分の研究に大いに役立つはずだ―――――だが、怖い!
戦闘機並みの戦闘を繰り広げるサーヴァント同士の戦いに、生身で赴くなんてそんなことできるものか!
だ、だけど使い魔とかはあまり信用出来ないし……やはり見るなら自分の目で見たいし……
そうして彼が至った結論は、鉄のプレートと、全身タイツだった。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【来歴】
月島家は蘭の家系から生まれた、代々続くタイツ文化の継承者。普段は善良な一般的研究者。
ごく普通に魔術師として強い好奇心を持って生まれた彼だが、同時に人より一回り臆病でもあった。
臆病な気性と厖大な好奇心の狭間で、彼は今日ももがき苦しむ。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【願い】
聖杯戦争を駆け巡り、様々なサーヴァントを観察したい。
そんな願いだから鉄球に閉じこもりながらそこら中に出没する。やっていることは、ただ観察しているだけ。
聖杯自体が目的ではないため、マスターとして参加しようとは思っていない。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
外来のマスターって採用の可能性ある?
やっぱマスターのサポート程度に納めた方がいい?
>>224
次回は一新後の設定になるので、多分外来に割ける枠はとても狭くなると思います。
だから外来よりは七家内のキャラを送った方が採用出来る可能性は高いかと……実際、前回までの三回でも数えるほどしか外来自体出てませんしね。
,. -─- 、
/:::::::::::::::::::::::\
/:::::::::,::::::、::::::::::::::::`、
. l:::::〓:::::::::::〓::::::::::::::l
. l:::::::::::::::::::::::::::::::::::u::::! 新しい家……新しい家、作る?
. 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
\::::::::::::::::::::::::::/
` ー- -‐´
,:-|‐'iニ"_,,-=:l. i`':、_ 流石に各自それぞれに新しい家を作って良いですよ、なんてすると収拾が付かないことになりますから、
,.;'" ,' i"-‐ _.,:' .|::::::::::: ̄ `''=:、
// ,'-:、 |-‐フー-=ニ:::::::::::::,.;-'":::::::ヽ
_,.-',`-i"`i ,' .`i.,.:'/ ./ ,.-, /:::::::::::::::::::::i ここで作るか家も家で募集するか、或いは私の方で用意するか
,r':::::::i-、!"'、r-'"i゙ ./ //,.:'-"::::::::::::::::::::::::|
,:'::::/ r''l__ri"r| i"'、|./ r-"-く_:::::::::::::::::::::::::::::.i
/__,,,!__| | i" 7 /.i ,!゙-ニ_''‐、'`:、..::::::::::::::::::::/ しかし改めて家を募集してたら本当にいつ始められるのか分からなくなるし……
. _,.-:;'r'゙,.',:-' `''―:'-'-'---!-',r‐-,,,`‐:、)‐'::::::::::::::::::,,:'
/ -'、_,'/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::` ―`゙´-::::::::::::::::_,:',:'
/:::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.-'".,:'
. /:::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::,:' あっ、マスター募集の期限については今日の21:00から、全てのエピローグが終わった日の21:00までということにしたいと思います
ヽ:::::::::::::::::`''‐‐-、_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::/
`ー- ..,__,.-r‐‐''"´「`''''ー-:、____,.:'゙:::::::::/
|:::::::::::| | |:::::::::::::::::::::::::::::/
,. -─- 、 とりあえずじゃあ今回は、新しい家、として設定するのは特に無しでいきますね
/:::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::`
. l::::::::::::::::::::::◯:::::::::::::::l、 えーはい。
. l::::u::::::::::::::::::::::::::::O::l
. 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ とりあえず、影響を受けた度数にするとやっぱり微妙いので、家系については訂正します
\::::::::::::::::::::::::::/
,r¬;;――''゙};;;;ヽ` ー- -‐´
_/ ;;;;;;; ヽ ;:;:;|、,;;;;\ _/'',ヽ..,, ・0が一般家系、1~10と数が大きくなるにつれてより特殊で希少性の高い家柄になる。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: ヽ .,,ノ'"゛゙''ィ゙'ッ' l ゙l、 ゙'!i-、
;;;;;;; ;:;;;; ,! \ `'、 ヽl,"l ヽヽ
;;;;;;;;;; , l;;; ´'-、 `i, ゙} l l l ____
;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;; l;;;;;;;;;;; `''、 l,l,' ....... l; l _」シ,!:: |
゙),;;;_,,../ ´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;` ll / ;:;;;;;|;;;: | _,i'゙l''/]:: l んで魔術の基準は0 魔力なし
;;;; ゙ヽ `'、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;j;;;;;;;;;;;;;;;,!'O;;;;;;;、;;;l;; ヽ_,/l゙l 〔 /イ: : l 10~50 貧弱の部類
;;;; \ ',,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;l;;;;l;;;;;;'''″;;;;;|,', ゞ'''父二ニ=! 60~100 平均的
;;;;;;;; `'、 l;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;|;O;;;;;〕;;;〔;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゝ、リ″ 110~150 強力 くらいでお願いします
ヽヽ丶- - .ソミ.;,,.;;,,;;_丶|;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;,!;;;;};;;;;;;;;;;;;;;;_..-'"゛
´ `´`丶丶 ‐ -- -: 、 ..、,, ´,´
,. -─- 、
/:::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、
. l:::::::::◯:::::::::::::::◯:::::::l
. l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
. 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ええのん。
\::::::::::::::::::::::::::/
__` ー- -‐´___
,:;':' | |''_ -',/. ',:::::::`'''ー--;;、 陽向&金井&アレキについてはまだ難しいと思いますが
/,' /, |゙ ,:;''-、,.-´:::::::::./ ´::::`:、
_,.:!ヽ!ヽ,! lヽ!/./ `-,:::::::/::::::::::::::::::::i
/ _,i゙-, l-:、_i"| / ,.:':::::::i:::::::::::::::::::::::|
i ./.| (ヽ Ti |:i _| ,' ,:'::::::::::::|:::::::::::::::::::::::|
|.,'::::| .|´'i'゙`,‐/ ,' ./:::::::::::::、i:::::::::::::::::::::::|
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ちなみに今日はお休みです
明日も休みです
送った鱒の確認は避難所で?
>>237
確認……というと数の話でしょうか、それとも届いてる届いてないの話でしょうか。
まあどちらにせよ、やるとしても避難所ですね。後者については出来ない可能性もあります。
家系図的に関係ない系なら先に送っちゃってもいいのかな(アレキや金井)
嫁婿養子勢とか使い魔的な、いやまあそんなに焦らなくてもって話だけど
60年後でもガッツリ家系図とか○○の子とか設定してもいいのかな
>>240
別に送ってもいいですけど、後から極大の矛盾が発生して採用し得なくなっても責任取れませんよ……?
家系図や○○の子というのは設定するのは構いませんが、あんまり細かく設定されてると他との兼ね合いで無視することもあり得ます。
では、以降の質問等は避難所にて。
すみません、普通に間違えた
全てのエピローグが終わった日の21:00ではなく、全てのエピローグが終わってから一週間後の21:00です
なんでそれ間違えたんだ……
そういえば、いまさらだけど既存の家の家系の数値ってどうすりゃいいの?
>>246 家系は正直そこまで重要じゃないですし、特に拘り無ければ過去のデータを見ながら、適当に
今日もお休み。
明日は不明。
明後日までには動きます。
「……」
帰りがけの飛行機に乗りながら―――――私は一つ、今まで見落としていた重大な失敗に気がついた。
それは致命的で、今回の戦果の悉くを以てしても、或いは太刀打ち出来ないかもしれない。
むしろ何故気がつかなかったのか。今――――こうして戦争を終えて帰還するまでのどこかのタイミングで、確実に、気づいておくべき過ちだったと言わざるを得ない。
頭痛がする。鏡を見ると、青ざめた自分が映っていた。
ああ、どうしよう、どうしよう――――このままじゃ、取り返しの付かないことになってしまう。
「『行ってきます』って言うの、すっかり忘れてた……」
「……どうしたんですか、ハヤテ!? そんなに青ざめた顔をして」
隣には、私の表情を見て、私以上に慌てた様子を見せるディアお姉ちゃん。
「う、ううん。たいしたことじゃないよ。ディアお姉ちゃんには、何も、関係ないから……」
「……嘘です! そんな、私に隠し事なんてしなくていいんですよ!?」
嘘じゃ、ないんだけどな……。
「確かにいきなり現れたこんな姉のことを信用出来ないというのは尤もです。ですが、何か思うことがあるのなら遠慮無く私に相談してください。
私と貴女は……姉妹なんですから。いったいどうしました? 悪いものでも食べました?
やはり日本の食事が口に合わなかったとか? 今この場には胃薬はありませんが、空港に着いたら直ぐに買いに行きましょう」
「え、ええと……」
「いえ、もしかしたら火急を争う事態かもしれません。CAに聞いて、薬がないか聞いてきましょうか。
もし持っていないようなら、乗客の中に誰か持っていない方がいないか聞いて回って……」
「やめて! お姉ちゃん! やめて!」
「ディア、ディア。妹ちゃんが困ってるからやめてあげなよ。あと、抱え込むなは貴女が言えることじゃないよ」
「……す、すみません」
私が押さえ、後ろの席に座っていたキャスターにたしなめられて、ようやくお姉ちゃんは立ち上がるのを止めた。
既に前途多難は始まっている。
こんな調子で、本当に大丈夫なのだろうか……。
―――
―――――
―――――――――
「そういえば、セイリの姿が見当たらないようですが……」
「セイリお姉ちゃんはもう少し日本に残ってすることがあるんだってさ。金井の人と、折衝しなきゃいけないことがあるとか、ないとか」
「そうですか……――――もしやまた私のせいで!? 方々に謝りに行くということなら、私の方も急ぎ向かわないと……」
「大丈夫だから! お姉ちゃんは大丈夫だから!」
――――――――――
――――――
――
―――
――――――
――――――――――
到着。空港からタクシーを呼んで家へと向かう。
元々はバスと徒歩で帰る予定だったんだけれど、急遽その手段が取れなくなった。何故かと言うと
「あっ……あはは……申し訳なさに足が震えてきました……きっと、怒ってますよね、皆、怒ってますよね……?」
お姉ちゃんが緊張の瞬間を前に腰が立たなくなったからだ。
私も人のことは言えないけれど、それでもディアお姉ちゃんには言ってもいいと思う。
お姉ちゃんはメンタルが弱い。
それにしても戦争中のお姉ちゃんとは全く違う。人は数日でここまで変わるものなんだろうか――――ううん、違う、きっと戻っただけなんだけど、
寧ろ逆に、良くこんなお姉ちゃんが今まで厳しい世界で生きてこられたな、と不思議になる。
いや、正しくはだからこそ――――人よりも心が弱いお姉ちゃんだからこそ――――その弱い心を内面奥底にしまい込み、
鉄の仮面を被って生きる道を選ばなければ無かったのだろうか。
そして、鉄の仮面を被ってきたからこそ――――長い地獄を経ても、心が歪むことなくここまでたどり着けた。
そうだとしたら、メンタルが弱いこともそれほど欠点ではないのかも知れない。
ブラックキャブを捉まえるまで約10分。その間ディアお姉ちゃんはずっと、生まれたての子鹿のような状態だった。
――――――――――
――――――
――
―――
――――――
――――――――――
時間経過にしておおよそ50分ほど。ロンドンの町を走り抜けて、私達の家へと帰ってきた。
「さて……と」
お母さんにも、叔母さんや叔父さんにも、きっと心配を掛けている。
しっかり謝って、それからとびきりのビックニュースを持って帰らないと。
ドアの前で私が覚悟を決めているそのとき。
「……うっぷ」
「お客さん! 困ります、車の中で吐かれちゃ! 外でやってください、外で!」
「すっ、すみま、せん、今すぐ出ま……うっ」
お姉ちゃんはタクシーの近くで死にかけていた。
――――――――――
――――――
――
―――
――――――
――――――――――
「お帰りなさい、ハヤテ。やっと終わったのね。でも、帰ってくるなら連絡くらい送って頂戴。色々と、準備をしなきゃいけないもの」
「……えっ、あっ、はい、た、ただいま」
「はい、お帰りなさい」
想定外だった――――ドアホンに気づいて皿を持ったまま玄関にやってきたお母さんは、まるで分かっていたかのように私を出迎えた。
「えっと、その……知ってたの?」
「ええ。セイリから連絡が来てたわ。こちらでハヤテは預かっているから、心配しなくて大丈夫、って」
「ああ……」
そうか。よく考えたら、セイリお姉ちゃんがそのへんのことをちゃんとしていないはずがなかった。
分かっていたかのように、ではなく、本当に分かっていたんだ。
「そういう、こ……」
ふっ、と、気が緩んだ私のほおが、お母さんの手で包まれた。
「むにゅっ!?」
「でもね、ハヤテ。ちゃんと連絡はしないと駄目よ? 皆、心配していたんですからね」
「ふぁ、ふぁい……」
私を見つめるお母さんの目は、少し潤んでいるように見えた。
ああ、やっぱり、謝らなくっちゃだ。
「……ごめんなさい」
「いいのよ。こうしてちゃんと、帰ってきてくれたんだから」
お母さんの温かい手が離れていく。
と、同時に、奥からのっそりと人影が現れた。
「お義姉さん、これは――――って、おっ。帰ってきてたのか」
スーヤ叔父さんだった。叔父さんは何か作業をしていたようで、服は少し煤けていた。
私の姿を認めた叔父さんは、少し皺が増えた目元を緩ませてにっこりと笑った。
「前より少し、背筋がぴんと伸びたね。強くなった」
「……うん」
ああ、やっぱり―――――私は、この人達と家族で良かった。
心配させちゃってごめんなさい。きっと、色々迷惑をかけたと思う。
だけど、これからもよろしくお願いします。
「さて、折角帰ってきたんだし、皆を呼んでこないといけないわね。グレイさんも、アンも……お父さんも、皆貴女達二人のことを心配していたんだから。
あら? でも、セイリはまだ帰ってこないって言ってたわね。ハヤテ一人で帰ってきたの?」
お母さんがうきうきとしながら部屋の奥へと歩いて行くその服の裾を、私は掴んで引き留めた。
「二人、じゃないよ」
「……ハヤテ?」
「紹介したい人が、いるんだ。お母さんも、叔父さんも――――お父さんも。皆、知っている人」
きっと、セイリお姉ちゃんは敢えてそのことを伝えなかったんだと思う。
「入ってきて、『ディア』お姉ちゃん」
私が後ろを向くと、お母さんや叔父さんの視線もそれに釣られてドアの近くへ。
そしてドアの縁からおそるおそると、背の高い銀髪の女性――――ディアお姉ちゃんが頭を突き出す。
その姿が現れた直後―――――ぱりん、とガラスが割れる音がした。
――――――――――
――――――
――
―――
――――――
――――――――――
お母さんに聞いた。お父さんは私がいなくなってからずっと、静かに眠ったままだったと言う。
私はその理由を知っていた。それはキャスターさんがお父さんに掛けた、夢惑いの呪詛。
寂しさに死んでしまうのなら、その空白を満たせば良い。ただしそれは仮初めで、心を癒やすことは出来ない偽りの夢。
私がいない、ということを忘れさせるその呪文は、お父さんの心を安らかに保つかもしれないけれど――――そのままでは、決して心は修復されない。
私――――もとい、ディアお姉ちゃんを失った心の空白は、ディアお姉ちゃんを取り戻すことでしか埋めることができないのだから。
キャスターさんは言っていた。解呪の言葉は、名前を呼ぶこと。鍵になるのは、たった二つ。
『ハヤテ』か『ディア』。
私の言葉でも、お父さんは目を覚ます。だけど今必要なのは、私の言葉じゃない。
ずっと本物を見失い続けて、偽物に惑っていたお父さんには今――――本物が、ディアお姉ちゃんの声が必要なんだ。
ディアお姉ちゃんの声で目を覚まして初めて――――私も、本物の『ハヤテ=アレキサンドライト』として、お父さんに向き合えるから。
「お姉ちゃん、お願い」
「……あっ、えっ……」
「……」
「……」
ディアお姉ちゃんと一緒にお父さんの部屋にやってきて、ベッドに横たわるお父さんの前に立つ。
それからかれこれ30分。
お姉ちゃんは何度も何度も言いかけては言い直して、黙り込んでを繰り返している。
「お姉ちゃん。勇気を出して」
「……お父さんの前に、いきなり姿を現しては……心を痛めたりしませんか……それがし、心配で……」
「大丈夫。お母さんも、叔父さんも、皆、あんなに喜んでいたよ。だからきっと、次も大丈夫」
「……」
それでも少し迷っていたディアお姉ちゃんだったが、やがて決心を固めたように、ぐっと腕に力を込めた。
「……そう、ですね。いつまでも止まっていては前に進めない。歩み出さないと――――ハヤテがそうしたように。
私も、ハヤテを見習わないといけませんね」
そしてお姉ちゃんは、その優しい声で、囁くように――――今までの遍歴を思い出しながら、ここにいる自分を噛み締めるように。
お父さんに向かって、小さくも力強い声で。
「お父様。ディアが、帰ってきましたよ」
そう、言った。
「――――」
むくり、と起き上がるお父さん。ぱちぱちと瞬きを繰り返して、それからゆっくりと此方を――――私とディアを交互に見つめた。
「……ディア……?」
か細い声で、お父さんがそう言う。
そうか――――お父さんは私のことをずっとディアだと思っていた。
目を覚ましたら二人のディアがいるようなもので――――混乱するのも無理はないのだろうか。
だからと言って、その事実から目を背け続けるわけにはいかない。
今までお父さんを騙し続けてきたのは私だ。ディアお姉ちゃんの偽物を演じ続けてきたのは、私だ。
だから私自身の手で、この一連の騒動を終わらせなければならない。
私自身の目で、偽物の演舞の終幕を見届けなければならない。
たとえその終焉が、お父さんの中での『私』の存在を無に帰すことを意味していても――――私は、前に進まなくちゃいけないんだ。
「お父さん、ディアお姉ちゃんは――――」
私が、どちらがディアお姉ちゃんかを指し示そうとしたそのとき――――お父さんの手が、自然とディアお姉ちゃんの方に向いていた。
「……ディア?」
「……はい、ディアです。ただいま、お父さん! ごめんなさい、ごめんなさい……」
「……」
崩れ落ちるようにしゃがみ込み、お父さんの手を強く握るディアお姉ちゃん。その目からは一筋の涙が零れていた。
そう、だよね。私が言うまでも無く、私が居るまでもなく。
お父さんにしてみれば、誰がディアで、誰が偽物かは一目瞭然。だって本当に血の繋がった家族なのだから、一目見れば直ぐに分かる、ってことなんだろう。
予想はしていたし覚悟もしていた。気持ちの準備も万端だと思っていたけど――――これで、お父さんは、私のことを何にも覚えていないことになる。
それはやっぱり――――ちょっとだけ、寂しいかな。
「……ハヤテ……?」
そんなはずはない。聞き間違えだ。ここで今、この場所で、お父さんの声で。私の名前が呼ばれるはずがない。
だって、お父さんは私をずっと『ディア』だと思っていたはずなんだから。
私はずっと、お父さんの前では『ディア』であり続けたはずなんだから。
だから、お父さんが私の名前を呼ぶはずがない。
お父さんの中に私はいないんだから、私は、お父さんに『はじめまして』を言わなくちゃならないんだから。
私は―――――。
「ハヤテ」
お父さんの大きな手が、私の頭に覆い被さる。
長年の心労ですっかり衰えたお父さんの手は弱々しく冷たかったけれど、不思議と、暖かかった。
「……どこか遠くで……君を……覚えている気がする。そうだ、誰かが、君の名前を教えてくれたんだ……」
「……お父……さん」
「私は、ずっと長い間、微睡みの中にいた。君が、私に声を掛けてくれるのを――――私の前で、ディアを演じてくれるのを――――
私は、昔から、きっと知っていた。」
押し殺すようなか細い声。五里霧中を抜け出して、辺りを見渡す旅人のように……手探りながらに、お父さんは囁く。
「だけど、それを認められなかったのは、私の弱さが邪魔をしていたんだ……」
「……」
なんだ。やっぱり、誰も本物を演じることなんて出来ないんだ。
お父さんも、私が偽物だってことに気づいていた。本物の私のことも、見えていた。
お父さんは自分のことを『弱い』というけれど――――私は、お父さんが私との今までのことを忘れていなかったことが、
私との思い出が、偽物の『ディア・アレキサンドライト』に飲み込まれなかったことが。
お父さんの中の私が消えてしまわなかったことが……凄く、嬉しい。
「今私の前には、ずっといなくなっていたディアが戻ってきていて――――そして新しい、いや、ずっと前から知っていた、娘が出来た……。
こんなに幸せなことは、他にない……こっちにおいで、ハヤテ」
「……お父……さん……!」
私はお父さんのところに飛び込んでいく。お父さんは私を、優しく受け止めてくれた。
頬を、涙が伝う感触があった。
そこから先のことは、良く覚えていない。
ただ、とても幸せな気分だったことだけ。
――――――――――
――――――
――
―――
――――――
――――――――――
「物好きなことだな。お前のような自己中心的な人間がどうしてそんなことをした?」
「あら? 弱っている人間に暗示をすり込むのは、ことのほか、容易いことですわよ?」
「俺が聞いているのは手段じゃない。目的だ。お前がそれをするメリットはなんだ?」
「私にも青い頃はありましたわ。家族が私を愛するに値しないのなら、私の力で家族を変えて、それなりの格を得て貰おうと思ったことが。
今となれば――――浅い浅い、その場しのぎの下策でしたけど。
私の力で心を弄くったとしても、本質が変わるわけではない。本当の弱さが失われるわけではない、と。そんな簡単なことに気づくまで随分かかってしまいましたわ」
「それで、精神操作を……?」
「精神操作、と言うほどの、大それたことではありません。
私はただ、目を逸らすな――――と。そう、心にピン留めをしておいただけですもの」
――――――――――
――――――
――
【以上】
とりあえず、これで文章付きエピローグは全て終了。
明日、総合リザルトを行って、それで全てのエピローグが終了したこととします。
≪一応、享年とかあるので時代管理。西暦持ち出すとややこしくなるので七家歴(第一次聖杯戦争からの経過年数)で管理します。≫
七家歴 1年 第一次聖杯戦争
10年 第二次聖杯戦争
20年 第三次聖杯戦争
30年 第四次聖杯戦争
90年 第五次聖杯戦争
┌────────────────────────────────┐
│第四次瀬分町聖杯戦争 │
│ 及び リザルト ...│
│ 第一次瀬分町聖杯大戦 │
└────────────────────────────────┘
≪月島家編≫
/::::::::/::::::::::::::::::::::::/:::::/〃 >
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ー-=ニ _ `ヽ、
/:/::::::::::::::::::::; -≠::::::::::::::::=-‐` ̄ 、_ \
_l〃::::::::::::::< _ >::::::::::::::`ー‐-=≠ ` ヽ、
|::::::::::::::::::::::::::ー=ニ:::::::i:::::::::::::::-‐=≠'ヽ、ー-ニ_ヽ ̄く , -‐. . ̄ ̄`ヽ
_.!::;、::::::::::::<二 ̄ `ヽl ̄`゙iー‐i´ノ> ヽヽ:::::::::::::::::::>‐'´: : : : : : : : : : :,|
´::::| l:::::ヾ、-‐=≠´ ,. / l:::::::|/-、 l !:::::::::::::/: : : : : : : : : : : : /イ
::::::::!N:::::::::i /´- __, - / ヽ:N ゝ | ,/:::::::::/: : : : : : : : : : : :_>' ´
::::::::::\l\乂´/rア゙ / ` '/ ' i::::::::/: : : : : : : : :_:>'´ _
:::::::!:::::::}`゛ `'i / ! ノ、/: : : :> ' ゛´ _x<二
:::::∧::::::ヽ 、__ -t'/: :>'´ _x<二二二
ヽ:l ヽ::} / l"/>'´ _x<二二二二二
ヾ. `,' ‐、 ノ'´ _x<二二二二二二
/ _゙ ,.イ / _x<二二二二二二二二
ヽ __´ // / ,..ィ´二二二二二二二二二
l_ イ/ / ,..ィ三三二二二二二二二二二
`i __ / /三三三三三二二二二二二
ヽ´'゛ l /三三三三三二二二二二二
l _| !三三三二二二二二三三
ー--‐ァ゛-| _>三三二二二二二三三
\`l/三三二二二二二三三
ゝ三三二二三ニ二三三
/三三三三三ニ二三三
l三三三三三ニ三三三
┌────────────────────────────────────┐
│この後十数年、瀬分町の魔術師の総括として尽力する。 .....│
│次代の聖杯戦争にてかつてのような混乱を避けるため『瀬分聖杯組合』を設立。 │
│適正な聖杯戦争運営への礎を残した後、後進に託して他界した。 │
│死亡年、七家歴65年。 .│
└────────────────────────────────────┘
, - 、 __
r―、-.、/⌒Y 、__}´ Y
__ノ、r‐`ー'=ニ¨>< }ミ.、 .|\
〈 Y´ : |:.八: : : : : : \:>.,Y, Y: ,
_〉´: : : |: |: :\: : : : : : \: : :\V〈 ∧
/: : : : :ハ: |ヽ: : \: :\ : : \: : :ヾfニミ、:,
./: :|: : :/ |:.!. \ィ=z=-:ヽ: }≧=- ハ:\: 〉〉
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从: : : }/:> . イ_.ィ| : : ハ: }: : : : : :!
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∨ ヽ / .∨ヽ//{{Y/ / X
.ノ´ У ∨:Y{{ゞ'′ / イ: :ハ
│月島ノイ ......│
│ この後も極次と共に瀬分町に暮らし続け、天寿を全うする。 ....│
│ 死ぬまで薬品開発は続け、多くの犠牲者を生んだ。 ......│
│死亡年、七家歴85年。 ....│
└────────────────────────────┘
,ぃ,,,、 _,,,―'二ニ,,゙゙,レ
゙l::::::`゙゙'''ーri、、 ,,r¬″:r二v-'',r'"
ヽ:::::::'|゙'i、:::::^'ー,,_ ,r,二,::::::.,,-ニ。:::,r″
.゙く:::::゙l;;;゚←,,,、:::`''-,,, ,r'',i´;;,i´::,l″;;;,,i´,,i´
゙!,:::│;;;;;;;;;;゙'i、、y,`'i、 ,/::::゙l,_│::l";;;;;│:.,″
.|:::::゙l;;;__、;.,,,┘:゙,!ヽ:::`ヽ ,/゜:::__::~“::::“i、;│ |
,i´::::‘^:: ̄`_:::::::゙l,_,!:::::::\ ,/`,,r'";;;;;;゙,i、:::: |;;,/`::|
ヽ:::::::广゙"~`゙''i、:::,,,,,,/=,,,::゙'i、 ,.--、 ,/::::::"二ニニ_,,,、:~゛::,,,i´
゚ヽ,,_゙―-,_,,/::|;;;;;;;;;;;;;」:::::゙ヘi、_ ,:´>X <ヽ ,,i´:::::.,/′:::::::::::_,r",,r‐'゙`
`゙''-、,,`:::::::゙l,;;;;;,r'"`::::,ヮv,゙゙''!、===ノ--'″:::::,|゜:::::,,,―''レ‐'゙゜
゙゙'-,::ヘ┘:::::::::::゚┐;(p)〔`X´〕(q)]:::::::"'''"`,,,,,,イ
┤:::::|,〔lyム {l.ヘh〕'_,:::[
,,r'',-,、:,r'_/,l゙ .゙l:::'リ,;;;゙l::゙l,
,,,/゙,,/′゙'1|zリ′ ゙l::::::゙i、│::~゙''ヽ、_、
,,r彡-″.,/゛:_r″ ゙l,::::゙!,,」:::::┬ーi、::,ミ,''i、
,i´:i";;;;;;;;,/゜::.,-'’ ‘-,,、::q''''i,:|::::::゙=,7":〕
゙l、゙!、;;;,i´:,/ `゙''-ミ∪ヽ:::,r~:,,r″
`-。\",/′ `'=,::゙'"::,i´
,l゙:,i´ ‘巛r゙l、
,r凵 ゚i|i,゙l゙!,
,/,l歹 ゙'ニ_:゙l、
,l゚,,/° `'''″
''"`
┌───────────────────────────────────────┐
│月島央燐 │
│聖杯戦争後、行方不明。 ......│
│その後世界中から、彼が変身した姿と噂されている巨人の目撃情報が寄せられている。 ......│
│以降の生死は不明。 ....│
└───────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────────┐
│月島蘭 .....│
│第四次聖杯戦争以降、彼女が瀬分町における魔術活動について関与した記録はない。 │
│ただ、月島家にはたびたび顔を出していたようだ。 │
│第五次聖杯戦争開始の12年前(七家歴78年)死去。 .│
└───────────────────────────────────────┘
│月島華恵 .│
│彼女も同様、瀬分町に積極的に関与することはしなかったが、月島家に顔を出すことはあった。 ......│
│結局いい相手は見つからなかったので孤児を引き取って育てることになった。 .....│
│最終的にはそれなりに満たされた人生になれたらしい。 ......│
│第五次聖杯戦争開始の17年前(七家歴73年)に逝去。 .│
└──────────────────────────────────────────┘
┌──────────────────────────────────────┐
│月島誠 │
│彼については、第四次聖杯戦争以降、そもそも瀬分町で存在が確認されていない。 ....│
│生死は不明。しかし、肉体が薄弱であったことから生存の可能性は薄いと思われる。 .│
└──────────────────────────────────────┘
≪火宮家≫
j、ィ/´ ̄ ̄`ヽ__
/{ / ー―- ノイ
{ }  ̄`ゝ .ノ
γ´ ー=彡 ζ__
{ 人( ハ __> ⌒}ニニヽ
乂}≧k{ 斗ャ劣ァ、__, {ニニ
、<〔ニ| `/ ィ苡 }/ } {ニニ
. 、<〔ニニニ| ゝ__ ./ イ儿ノニニ
、<〔ニニニニニハ こ´ ′/ |/ト|ニニ
<〔>ーー‐<ニニ}ヘ,__ イ __ / :|/ト|ニニ
\ニjハヘ、 ̄ ̄/ `ヽ,|/ト|ニニ
ヽニヽへ、 {〈/⌒ヽ.,ト|ニニ
ー=≧、 \ }ニニ\ヘ{/__,__,__,_/7ニニ
_____ヽ \ :}ニニニ><>--/7ニニ
´ ̄ ̄ ̄キ _ ∨/r-、ニニニニ>=彳ニニ
/ ) /i⌒i }__ニニニニニ三三ニ
_} ]≦ノ ,j / }、ニニニニ三三/
ー{ ⌒ // / :}三三三三/
_\ ∠/三三三三{
/ ̄ ̄厂=三三三三三三ノ
┌───────────────────────────────┐
│火宮時嗣 .│
│一応腕は事無く繋がって――――その後家督を引き継ぐことになる。 .....│
│ただし、思ったような専制君主制は敷けなかったようだ。 .│
│第五次聖杯戦争開始の3年前(七家歴87年)に死去。 │
└───────────────────────────────┘
_,,.. --―- .,_
, -"´:::::::::::::::::::::::::::::::: > .
,.::':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ.
,':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::' ̄ ̄ ̄`ー-.
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::``ヽ、
/::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::゙:、
l::/{::::::::::::i:::::i:::::::::/:::::::::::::::::::lヽ.::::::::::::::,:::::::ヾ:ハ
l´:::::|::::::::::::|:::::l::::::/:::::ハ::::::l::::::l ヽ::::::::ハ::::::::::}::::}
lー‐::|::::::::::::|:::::l::.斗+┼ト、:l:::::::l , '⌒ヽ::::l::::::::::l::ハ
八::f´|::::::::::::|___l___:|_i :::::::::::l:::::::l " |::::l:::::::l:::::::::l::::l
`{〈|::::::::::::| ____ ` ―┴‐┘ └┴‐┼‐‐┴┘
ノ ̄ゞ|::::::::::::| ヾ´⌒゙ヽ. ,ィ=ミ、 /;;∧l
く ,.イ/ :|::::::::::∧ ∧;;;;;l::l
/乂|:::|:::::l::∧ ' / l;;;;;;l::l
/乂__|:::|:::::l::::∧ r‐ ァ l;;;;;l:::l
/乂____|:::|:::::l:::l::::|ゝ. _ ゝ ′ イ l;;;;;l:::l
ノ乂____/|:::|:::::l:::l::::l l `Yフ´`l‐く `l l;;;/:::l
/:::::::::::::::/_|:::|:::::l::::l:::|\| l } l .L l、 _l/::::::l
γ三三、三三三´|:::|:::::l::::l:∧ | l/ 〉:`´三/::::::/ `ヽ
/三三=∧三三三|:::|\l::::l:::::l | / /∨三:/::::::/三三}
{三三三=∧=三三l:::l三l\l::::l | / .l三 '-=≦三三/
. /l三三三三=\三=:ゞゝ. l_\l ∧ /\∧∨三|:::|三=/
. /:::l三三三三三=\三:|::l./  ̄ ..-ゝ、__ //∧ .∨=|:::|三=}
. /::::::l _____ \三三\ゞゝ /__ `∨// ∧ .∨|:::|三=}、
. {:::::::::〉'"´ `ヽ.\_____./}::l /_ ̄'''-、 ∨ 冂∧ (_).l:::l`ヽ.__У
l::::::∧/\/\ ∨ ./=:l::{_)_/ ''-、 ゙ 、∨ コ∧ー--ゞゝ三マ ∨
l:::::::::∧:::::::::::/ } /二:}:l二l ニ= 、 ゙ 、 ヘ 〉凵___∧ー--l::l三=∨∨
l::::::::::::∧:::::::::ヽ ノ _ /三l:{三`/三= ヘ ヘ ///////三三}::}三三} ∨
┌────────────────────────────────────────────┐
│時嗣が家督を継ぐに合わせて彼と籍を入れる。 .....│
│戦争以来すっかり弱腰になってしまった時嗣を補助して、火宮一門のシマの拡大に大きく貢献する。 ....│
│晩年は、実質彼女が当主のような状態だった。 ......│
│時嗣の死去に合わせて、火宮一門御用達の静養地へと隠居する。 ......│
│第五次聖杯戦争開始時も存命。 .....│
│火宮の女性は強い、これテストに出るから。 ......│
└────────────────────────────────────────────┘
_ ---
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} }
______ //
 ̄>―: : : : : ___\__/'´
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/: : : : i: : : : :|:.:レ' 7T/ \:  ̄Т`ト: |:.:.|: : :|: : : :\
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. / : : : : : ! : : : |∧/ V|/ ∨:.:.|: : ム斗<´
` TTi爪i ∧ : : : | ,x====ミ x===ミ/: : |: / ^⌒Y
⌒^〈⌒^∨: : :\ /: /: |/|: /|∧|
: : : :∨: :\\ ’ 厶イ: : : :|/
', : : ∨: ∧ ̄ヽ r― ┐ 丿: :/: /
i: : : :∨: ∧  ̄ /: : /| ∧
|: : : :.:∨: ∧ :`ト __ イ/ : : /八{
ノノ|: :i : ∨: ∧: | |' : : / \
八:| \∨ : V | : : |
/:i|: : : | _,| : : |'`ァ 、
____/:i::i ,|: : : | ._/_ | : : |./::i::i\
.. /:i::i::i::i::i::i::i::i::i::i:|.|: : : | ._/_/ ..| : : |':i::i::i::i::i|i:ー-
┌────────────────────────────────────────────┐
│火宮鳳梨 .│
│『瀬分聖杯組合』の設立に協力。 .│
│過去を知る人間が次々と亡くなっていく中、生ける証人としてその後も精力的に活動を続ける。 .│
│しかしあるとき、唐突に姿を消す。それ以来、第五次聖杯戦争が始まるまでの10年間ほど―――― .│
└────────────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────────────┐
│火宮トウカ .│
│当主として以後十数年火宮家を切り盛りした後、忠夫の死去と共に時嗣に家督を譲り渡す。 .│
│混血故の長寿により、隠居後も暫くは一門に力を貸し続けていたが、 │
│第五次聖杯戦争の5年前にいよいよ衰えが高まったため、遠方に買い付けた静養地に引っ越し、 .│
│以後、瀬分町に姿を現していない。第五次聖杯戦争開始時も存命。 .│
└───────────────────────────────────────────┘
│火宮忠夫 ..│
│トウカを助けながら火宮一門の一員として活動を続けるが、 ..│
│第四次聖杯戦争終了から8年後(七家歴38年)に死亡。 │
│かねてより肉体的に無理をしていたつけが一気に来たのか、早すぎる死だった。 │
└────────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────────┐
│火宮雪 │
│オランダに引っ越した後の消息は、時たま送られてくる手紙によってしか判別不能。 ..│
│その手紙にも大した情報は書き込まれていなかった。 │
│トウカが引退し瀬分町を去ってから、そのレターも送られなくなる。 .│
│現在存命かは明らかではない。 ......│
└─────────────────────────────────────┘
┌──────────────────────────────┐
│火宮虎太郎 .....│
│殺し屋『ビル』を送りつけて以降も、火宮家には姿を現していない。 ...│
│連絡も完全に途絶えているため、消息は全く明らかではない。 .│
└──────────────────────────────┘
≪水城家≫
. |/ ヽ .| /ヽ二ヽ. |.../ ヽ..... | ∧ /. ヾ|
ヽ |.. ( (.. |/ _ /.. l../ |.../
___.ヽ __ヽ ヽ、 _,..-'''".../ / |/......|/
ヽ二二_  ̄~""'''‐-‐''´_,..-'''/ ./ _. /
\  ̄``'''ー-―''´ _/.../ '''  ̄ / `ヽ、..,,______
\ ,r'´ __ ./ / . ̄.フ
l / / )/ ヽ、. / /
| l......`ー./ ` ー―― /
ゝ \ ー-、. l | /
./  ̄ ̄`ヾ、 \ |..... ヽ /
│水城門地 .│
│聖杯戦争終了後、唐突に行方をくらます。 ...│
│その後の消息は掴めていない。 ...│
└────────────────────┘
┌─────────────────────────────────────────┐
│水城やる太 ..│
│門地が去った後、空き家となった水城家を継ぐことになる。 .│
│財力や権力は大きく衰退したが、それでも家名だけは守り抜いた。 │
│水城家は以後彼を本流として受け継がれていく。 .│
│第五次聖杯戦争開始時でも存命だが、彼はその時点では既に隠居し瀬分町を離れている。 .│
┌─────────────────────────────┐
│水城エリカ .│
│門地が姿をくらましたという話を聞き、ショックで大きく衰弱する。 ......│
│その後隠居先にて聖杯戦争終了の3年後(七家歴33年)に死去。 ....│
└─────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────┐
│モモ=ヒースランド .│
│やる太が水城家を継いだ以後も、何かに付けて水城家に援助を行っていたが、 │
│やる太が隠居して以降、彼女が姿を現すこともなくなった。 ...│
│第五次聖杯戦争開始時も存命。ヒースランドは原則長寿の家系である。 ..│
└───────────────────────────────────┘
≪ジュレヴォ家≫
.....-- ー --...
,__ニニ、::::≧;;、:::::::::::::::::::>...
, ,,,...-ー-:;;、::ヽ::ヽ:/::::::::::::::::::ヽ
//:/:::::::::::::::::::::}彡=::<:::::::::::::::::::: ム
/ /::::/:::::/:::::,::/^^==、::::\:::::::::::::::::::::ム
i .i::::/:::::/:::::/././ ..ト、:::::ヽ:::::::::::::::::::ハ
|::/::::/::// .{ | l.ハ:::::::::ム::::::::::::::::::i ←更に老いるとこうなる
レ:|::/::「 十- 、 」_ム::::::::::ム:::::::::::::::l
/ :::::::: ゞニニ示ソ /´ テソニアゞ、:::ム::Yヽ:::ム
/:::::::::::::::::iヽ ´ i:. ` ‐ .|::::-- }:::::::ム
/::/:::::::::::::::ム .i::. i::::| /::::::::: ム
//::::::::::::/:::::: ム 」;;; .i::::レ::::::::::::::::ム
__/::::/::::::::::/::::::::::::::ム ー--- /.}::::::::::::::::::::::::::ム
<´  ̄ ー- __ ___ :::ム こニ´ / i:::::::::::::::::::::::::::::ム
/ /圭圭圭圭{ ト.ム /` ー ======== 、;:::\
/ ュ≦圭圭圭圭圭{;;;>-≧-=== ´ ム:::::::ム
≦圭圭圭圭圭≧´\ニ/ ./ ´ ,---、 / .ム:::::::ム
.ュ≦圭圭圭圭圭圭:{ }-/ /--ー ´ ) ー----=´==- . ム:::::::::::
/圭圭圭圭圭圭圭圭::i ゞ ̄ ノ,-- / ュ≦ ̄ .ム .ム::::::::..
│ピスタリエート・ジュレヴォ ......│
│ 台湾に移った後、極小の手勢を率いて台湾マフィアとの抗争を開始。 .....│
│ 老いを感じさせないほど精力的に活動を続け、一代にて台湾に一定の地位を確立することに成功する。 ..│
│ いよいよ準備も整い、瀬分町に凱旋へ向かおうとしたところで病に倒れ、同年死去(七家歴73年)。 .│
└──────────────────────────────────────────────┘
,. -‐ - 、 ,!
,. -‐y' ____ヾヽーニ '-‐ 、
/ ,.r'´:::::::::::::::::ヽ、`ー<ミヽ!
/ /:::/´  ̄ ̄ ``ヾ、 ヽ ヽト、
/ / ! iーf 、 ヽー 、 、`ヽヽヽi
,' l | l ヽ \ 、 ', ,夲- '、,ゝゝソ
|. ! ト、':、,.斗分 、ヽ|ir'ァ=ミ、,ソ┴ 、
〈 ! | ,!ヽ, ヘ,.='ァチミ,ヽi ,リ ヒ・j/' |二ヽ ヽ
ト、 ! | i ヽイ _ヒ・ノ '´ ,. ', ヾ ヽ,
l ノ ', ', ヾ、大 ´ _,,. -‐ァ / ヽ、N/ ,-‐ァ
/ イ ,!ヽヽ、`ヽ、ヽ `ー = " ./ヾヽ、リ ,、r、 / /
'´i//ト、l |ヽ、iヽ、 ヾヱ /い、ヽ、,/ニ、 /_,. -z くフ
l i、 ! ヽ、ト、ヾヽ、`ヽミ ー ‐ くlz┴r'´ ̄ ,. --、 / ,.、,z,ァx、__
`ヽ! `iヽ,ゝ‐ァi^ヽ、__r='ェ、,丕__/ t-、ヽフy'//,ィ災彡''7
_ノ´ ゝ<´ ,ゝ、__.乍ニ三三三ミミヽゝヘ_〉'/イ尨r'´ /
,. ‐ァ─<、 ´ゝへ,ィ l r- ``ミヾヽャ'ィ少" /
∠_ー{ ヽ `ー'^l i `丁 ̄! ,'
/ く、 ,、 ,l !_ ,r‐! | ー '! ,'
 ̄`ー7/ `ー-ァ、 ´ / ', r 、! i! ,! !
/ ヽ_,ィ-, ./_ノ ./ ', i^!. ',! ,ト、 ト、
 ̄7/ L/ ヽ,ノ ', ! ヽ \_,! ', ,.r''´ ヽ、
/上, ̄!. / ノL______{ヽ ` ,、i´l !
L、| ,' / ____ゝ _ ,、!ソ ノ ,!
ヽ / / ____.了ノ/ ,. -'
\__,.イ、 / ,.-‐''" / ,. {、 `^ト-‐''"
┌─────────────────────────────────────┐
│ピスタリエートと共に台湾に亡命した後、彼女の抗争活動を支援。 .│
│ピスタリエートの死後もその勢力の発展に貢献し、二代目として地盤を安定させる。 ...│
│第五次聖杯戦争の開始3年前に死去(七家歴87年)。 ......│
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────┐
│ジェニース・ジュレヴォ ......│
│ ピスタリエートたち亡き後、空いた穴を補うように瀬分町に転居。 .│
│ 一般人を相手にする普通の警察とは違う、 ....│
│ 瀬分町に蔓延る魔術師を取り締まるための新たなる警察組織として―――― ....│
│ 『瀬分聖杯連盟』の中で新ジュレヴォ家の存在を盤石なものとした。 .....│
│ 以降は、彼の系譜が監督役を務めることとなる。 ..│
│ 第五次開始の約30年前(七家歴59年)に死去。 .....│
└───────────────────────────────────┘
┌────────────────────────────┐
│ヴァラリーサ・ジュレヴォ .│
│ ジェニースの右腕として、或いは、懐刀として、 │
│ 新ジュレヴォ家の警察活動の推進に一役買う。 .│
│ 元々、長く生きられるよう育てられてこなかったのもあって、 ....│
│ 享年(確か)33歳。余りにも短い人生となった。 ...│
└────────────────────────────┘
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|: : :. :.|: : : :./ト:廴__ |/: : :./ _j|イ__|: : : / :
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|: : :. :.| / ヒ///}う'^|/ ^¨¨ |/: : /.:
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| r ァ' . .イ八 Ⅵ
| 〕ト. . _,,: : :|//} }|〉
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| 八≧=--- 八 ', |: /, :
┌───────────────────────────────────────────────────┐
│ またの名をメープル・アレキサンドライト。 ......│
│ はい、彼女が四姉妹最後の一人でした。 ......│
│ 元々は魔術に卓越した秀才だったが、クローディアを発見したことから彼女を取り戻すため、 ......│
│ 自身の魔術に関する記憶を消してジュレヴォに潜入。 │
│ しかし自分と関係の無いところで勝手にディアが助かってしまったので、実質置いてけぼりになってしまった。 .....│
│ ディアは彼女がメープルであることに気づいていたが、全力で否定されたのでそれを信じ、以降疑うこともなかった。 │
│ .│
│ ディアが助け出されているということに彼女が気づくまでには第四次終了から更に5年の月日を要する。 .....│
│ その後はまあなんだかんだ色々あって、多分第五次聖杯戦争開始時点でもぎりぎり存命。 │
└───────────────────────────────────────────────────┘
【全部一気に貼ると見逃しが多発しそうなので、一旦ここまで。
ジュレヴォのところとか、鱒製作に結構大事なことが書いてあるのでご注意を】
【それと、鱒データは現時点では殆ど確認出来てませんし、考慮もできてないです。数も数ですし、今後も多分考慮は出来ない。平謝】
【こいつ紹介してないよ! ってのがあったらまた言ってください】
極次の組合とジェニースの連盟は別物?
>>294
同じです、失敬。
組合が正しいです。
【割とどうでもいいような、大事なような良く分からない判定】
123 行かず後家
45 お見合い結婚
67 恋愛結婚(魔)
89 恋愛結婚(普)
._ , - ": : : : : : : : : : : :l´ ,l: : : : : : : : .:: :: :: :: :: :: :: :: ::l
._,:" : : : : : : : : : : : : : : : : : レ' ヘ:: . : : : :..: :: :: :: :: :: :: :: :: ::l\
:、: : : : : : : : : : : : : : : : : l ヽ:: .. : .:: :: :: :: :: :: :: :: :: ::;l::. ::ヽ
. ` 丶 : : : : : : : : : : : : ヽ / へ 、:: :: :: :: :: :: :: ;: :':: l:: :. : :ヘ
.ヽ、: : : : : : : : : : 丶/: /l : : l|  ̄  ̄ ̄l|:: :: :/:: :: : : : \
.> 、: : : : : : : : : :\/: l : : l|_____ll.,: ':: :: :: : : : : : : \_ えっ、ちょっ
./: : /: /.: :: l::::ト、: : : : : : : : : : . :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: : : : : : : : : : :_
.∠: _:/: /: :: :::!::::::::::ヽ: : : : : : : _:_:_:_:_:_:_::_::_::_::_::_::_:: :: :: : : : : : :_: ,:z:
/´: : : : :y': :: :: ::.!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::乂__ノ::::::::::::::::::::::::,':: ̄:: ̄::": :: : .::
∠:-:‐:ヽ: : .:l : : :: :: :'、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;::::::U::::/ :ヽ:: :: :: :/:ノ.: :: :
/: : : : : : : : : :.:: ::l: : : : : :.:: ::l.\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/.: :: : : : :l:: /:/:: :: :: :
/: ,ィ:  ̄: `: :、 : :: ::ゝ. 、: : : : :: :l: :.丶 ._:::::::::::::::::::::::::::::::::::;::イ..:: :: : : : : : :」//: : : : : :
//: : : : .: :: :: :: : `、:: :: ::l::ヽ: : : :: l: : `t、 ヽ_:::::::::::::::::::::::_ ´::: : : :l:: :: :: ; : '::":: ;: -‐ ' " ̄
l": : : :.:: :: :: :: :: :: :: ::l :: :: :l:: :丶: : :l: : : `、\: : : : :/: : : ; -: "::/:: :: :; - "
>: : .:: :: :: :: :: :: :: :: :: i:: :: :i/, へ: :l : : ヽ>、\: /: ,: ':: :: ::/:: :: ::/
/:: ヽ: :: :: :: :: :: :: :: :: :: l:: ::l/:: :: :: l::ヽ: ,rア//´: :: :: /:: :: :: /
【特殊判定】
123 キャリアウーマンルート(慈善)
456 皆様のご想像にお任せします
789 お前が……ナンバーワンだ……!
言っておくがユーリカではないゾ。もっと重要なキャラだゾ。
【イヴでもユーリカでもなかったけど皆がそんなにして欲しいみたいなので二人のコンマも取るゾ】
【ちなみに元々二人は『ご想像にお任せします』の予定だったゾ】
↓1 イヴ
123 仕事が恋人
45 お見合い結婚
67 恋愛結婚(魔)
89 恋愛結婚(普)
↓2 ユーリカ
123 仕事が恋人
45 お見合い結婚
67 恋愛結婚(魔)
89 恋愛結婚(普)
【あまり名前を列挙しない方がいい――――独身が増えるぞ?】
≪金井家≫
....-‐..v..―-...
....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ:.:.:.:.:`:....
/:.:.:.:.:.:.:.-‐:.:.:.:.:.:.:.:ー:、:.:.:.:.:.\
/:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
.:.:.:.:,:/:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:冫:.:.:.:.:.:.:.:.:.,
j!:.:.:〃:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,
i|:.:.:j〃:./:.:.:./:.:./:.: /:.:.:j}::ヘ:ヽ:.:.:.:.:.:.}
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│ 第四次聖杯戦争終結の3年後、正式に金井本家の養子となり、その跡を継ぐ。 ......│
│ しかし政略結婚については断固として拒否し、重要なことは自分の意思で決めると言い放った。 .│
│ ここらへん、セイバーの影響を少なからず受けているよう。 .│
│ │
│ その後、持病が悪化しかなり早い時点で一線を退くものの、その起源により病が致命に至ることはなく、 .│
│ 第五次聖杯戦争開始時点でも存命である。 ......│
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│ 最終的に金井コーポレーションの重大な役割を任ぜられるようになり、 ..│
│ 経済界の一線で活躍する大人物へと成長した。 │
│ ...│
│ 七家歴70年頃に死去。激務による過労が祟り、比較的若くして死ぬこととなった。 │
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│金井水仙 ......│
│ 特筆すべきことは特にない。 .│
│ このままニート同然の生活をずっと続けて、特に波乱もなく天寿を全うした。 .│
│ 第五次聖杯戦争の10年前(七家歴80年)に死去。 │
└──────────────────────────────────┘
┌────────────────────────────────────────┐
│金井久美 .....│
│ 兄である晶の死亡を聞いた後長く鬱屈していたが、やがて活力を取り戻し、 │
│ アンジェラと共に破壊活動に傾倒。そのまま晩年まで金井家に対する抵抗活動を続けた。 .│
│ 第五次聖杯戦争の18年前(七家歴72年)に死去。 .│
└────────────────────────────────────────┘
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│金井七里 │
│ 私にはどうしていいか分からない。 │
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≪グラント家≫
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'{ ,イ/,l/////,ヽ V,イ l//,!//,!'///∧
. ////!//!//>'"ハ, /l//,l//,ト、///ハ
,.'////l/ハ|ニ/_/;;;;;;;ヽj/////!二\/ハ
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. , イ///////,l,|ニl!ニニ//;;;;;' ./=l'ニ|//lニ/二ニ}∧
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│カイゼル・グラント │
│ 第四次聖杯戦争終結後、瀬分町に移住し、グラント家の復興に努める。 .│
│ 『瀬分聖杯組合』にも、文句を言いながら最も力を貸した人物でもある。 ......│
│ 七家歴78年、彼の伴侶が死に瀕したとき、彼も外法の魔術を以て長生することなく、 ....│
│ 自然のまま命を終えることを選択する。そして七家歴81年、寿命により逝去。 .│
└───────────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────────────────┐
│ユーリカ・グラント │
│ 石鹸メーカー『GRANT』は更に拡大を続け、最終的に世界でも五指に入るレベルまで成長する。 │
│ その為に昼夜惜しまず働き続けた彼女だったが、その様子を見て心配した弟妹が、 │
│ 本人に内緒でこっそりとお見合いをセッティング。 ...│
│ 十数回目のお見合いにてとうとう良縁に辿り着き、結婚する運びとなった。 ...│
│ そんなわけでかろうじて行かず後家を免れた彼女だったが、なんだかんだで結婚生活は幸せだった模様。 ......│
│ 突貫工事なので決めてないが、多分死んでる。 │
└───────────────────────────────────────────────┘
┌──────────────────────────────────────────────────────┐
│デクト・グラント ......│
│ テキサスでゴーレム研究を進め、その道で名と一財産を築く。 │
│ 死亡年は七家歴で言うところの89年。第五次聖杯戦争が始まる直前のことだった。 ..│
└──────────────────────────────────────────────────────┘
≪アレキサンドライト家≫
┌─────────────────────────────────────────┐
│マーキン・アレキサンドライト .│
│ 心神喪失状態が解除されてからしばらくはまだおとなしかったものの、 ..│
│ その後じりじりとテンションが修復、一年もすれば往年の気性に戻っていた。 │
│ 流石に前ほど横暴は働かなかったものの、自由で勝手なクソジジイ時代を全力で謳歌した。 .....│
│ 第四次終了後から20年ほど後(七家歴51年)に逝去。 .│
│ 妻、娘達と孫に囲まれながらの高笑いしながらの大往生だったと言う。 .│
└─────────────────────────────────────────┘
┌────────────────────────────────┐
│ミユキ・アレキサンドライト .│
│ 夫であるマーキンの舵を取りつつ、娘達を補佐し続けた。 ....│
│ 夫が亡くなってから3年後(七家歴54年)、彼女も老衰により長逝する。 .....│
└────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────────────────────────┐
│グレイ・アレキサンドライト ..│
│ かつてより社交性は身につけたものの、インドアな気性は一生変わらず。 │
│ しかし魔術師としてはその気質は過ちではなく、最終的にはアレキサンドライトの名を負うものとしては最も大成することとなる。 │
│ 第五次聖杯戦争開始の22年前(七家歴68年)、餅を喉に詰まらせて死亡。 .│
└───────────────────────────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────────────┐
│スーヤ・アレキサンドライト │
│ 社交性に欠けるグレイの代わりに、彼女の能力を売り込む広報を担当した。 ......│
│ 魔術の能力に欠ける彼だが、才能ある細君を盛り立てていくことに生きがいを見いだした。 ....│
│ グレイが亡くなった2年後(七家歴70年)、逝去。 │
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│ マーキン復活後、正式に当主の座を引き継ぐ。 .│
│ 彼女の積極的ロビー活動と、今までのアレキサンドライトより一段上の魔術能力によって、 ..│
│ その家名は飛躍的に高まった。 │
│ ......│
│ 家督を譲ってからも精力的に活動を続け、第五次聖杯戦争にも干渉する心づもりだったが、 .│
│ 開始の二年前(七家歴88年)に体調を崩し、そのまま没世。 ...│
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│ 聖杯戦争終結後、俗に言うところの結婚相手探しの旅に出かけ、それ以来行方不明。 │
│ 何度かアレキサンドライトの人間が捜索を行っているが、1度たりとも本人を発見することはできなかった。 │
│ 瀬分町にも一切関わりを持つことも無く、第五次聖杯戦争終了時までその足跡は明らかになっていない。 .│
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/ |ー', V:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iハ:i:i:i:i:i:i',|} V ./´
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/:i:i:i:i:i:', マ:i:i:i:i:i:i:i:i:i.ィ:i:i:i:/ /
/:i:i:i:i:i:i:i:', }≧=-:,イー < { ,
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/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i |:i:i:i:/ー- __ ノ
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│ 表だった活動をすれば素性がバレる可能性があるため、 .....│
│ 聖杯戦争以降は家事手伝いとしてアレキサンドライト家で暮らすことに。 .│
│ 悪魔の残滓が残っているせいか全く老ける気配がなく、 │
│ 第五次聖杯戦争時点でも第四次終了時点とほぼ変わりない姿で生存している。 ...│
└─────────────────────────────────────┘
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{ {: :ト、乂个゚辷ノリ 芹芋ミゝ</>: : :j
'.: :八 i:i ¨´ 辷ノリハ>/∨〉/
j/: :: :从 """ ' ¨´ ノ: : 〉〈
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/\ `ー\ ヽ 人_/ / ⌒ヽ} :
i ヽ \ } } /. // / `ヽ
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│ 聖杯戦争後はアレキサンドライトに迎え入れられた養子として、 ..│
│ しばらくの間セイリのサポートをしながら勉学に励んだ後、自立してNPOを立ち上げることになる。 .│
│ ..│
│ 自分と同じ、各地の恵まれない孤児を扶助しようとするその試みは、 │
│ 彼女の能力も奏して世界中に波及して瞬く間に世界規模のNGOへと変貌した。 ....│
│ 彼女は生涯をその団体のため、もとい恵まれない子供達の為に捧げ、 │
│ 後にこの業界の中興の祖として史上に名を連ねることとなる。 .....│
│ ..│
│ 第五次聖杯戦争時点でも存命。 ....│
└───────────────────────────────────────────┘
≪陽向家≫
ト... :, ,イ
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..:::'´.::__:::::::::/.::::::::::.\:.、 ,.....-―-...
. /.::::::::::::::::`ヽ{,::-===::::::.ヽヽ ,..ィ:彡ニ====ミ:.、
ー=ニニ彡::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}::}:ヽ ,// Vハ
/.:::::::::/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}::}.:}}ヾ/ }:::}
/.::/.:::/.::,::::::::/.::}::::::}::::::::::::::.ヽ::::::::'::'::::リミニ=‐ /ノ.
{:::/.::/.::/:{::::::i::::/.::::::}:::.、::::::::::::.',:::::::::::::::::::.ヽ //}
y.::/{::/ .:{::::::{:/.:/.::/ \\:::::::::.',:::::::::::::::::}ハ} // /
. ー=ニ彡'::{::{:::}:{::::::{/ }/´ ヽゝ、:::::{_:::::::::::{::{ ノ // /
{::ト.}::}レ.:/.::、::::{ / ,.ィ示ミ、 }:::}:::::i:},tヽ::::{ヽ{ /.:/ 厶-┴‐
ヽV:ィ.::/.::::イヽ{ ' 弋ツ }:::}:::::|} , }::::} :,ニミ:.、/.:/ /
,ノ' }イ:トゝ{' ` ´ }:ハ:::::|ニイ.::/ :, } }:::} ′
/ jハ:. ノ 〉、ト、::::/ V /.:/ /
jハ ` / ヽ}:/ ,ィ彡''´ ハ
\ ‐ - / / ,...ィ彡'´ / ヽ、
/:/ヽ ...ィ t__/ ,.ィ彡'^´ / \ . ´
ヽ三ニ=ミ:.、`t、 // / `´
{\ ̄^ヾヾ__,.、__ヽ:.ヽ /
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_ノ // ,r'.::/
/ `ー=‐- /.:/ ヽ {f'´f^ヽ
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│ 戦争終了後、金井家によって保護され、実質軟禁状態に。 │
│ そのまま余生を終えることとなる。 ...│
│ 死亡年は七家歴64年。 .│
└───────────────────────────┘
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|:ハ:|: :.:.:.:|:|i: 十十=x!j k.斗=\リl: l:.:.:.|: :l: :.l
l: : ハ:|八: |イて卞、 ` .イ ソテア .: :/.:リ: : !
ハ: | l: : :.ヽi.`弋;ソ 弋;;ソ ノ.i/:| .ノi: : !
ヾ ト、: ji |: | ' :|: :/´:ハ: : l
ヽ!: |: ト、 ‐‐ |:/: : :!l: : :i
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│陽向覇気 │
│ 彼女についても同様に金井家に保護されていたが、あるとき、彼女が軟禁されていたホテルが襲撃を受ける。 .│
│ それ以来彼女はめっきりと姿を消し、以来、消息は掴めていない。 .....│
└─────────────────────────────────────────────────┘
≪サーヴァント≫
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_ . --. . . __,,...x'´: : : : : : : : :`丶
,.ィ''": : : : : : : : : :.` マ≧x: : : : : : : : : :.゚,
.x="x: : : :r‐‐--: : : : :.、: : : ヾ:ム:. :. : : : : : : : :,
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. |:.j. ,: : : /: {ニ}. . . . . . . . . 寸=-. . . . . . . . ニ=‐- . . _ ‐ '
┌────────────────────────────────┐
│ 神性及びサーヴァントとしての特殊能力をほぼ全て失っていたため、 .│
│ 普通の人間並みの一生を全うして人生を終える。 .│
│ 本人としてはなかなかに満足のいく一生だったようだ。 │
└────────────────────────────────┘
,. -‐-、--- '⌒ヽ
/,.ィ , ヽ. ト
, ' ,イ / / { ! |ム | ',
/ /' |ィ|' |! |T| ヽ| | {
,:' ,ハ |,ィrォ| リィテtォ、 !、 |、
/ /_,.-Ⅵヒソ,{/ ヒ_)ソ/ ト、ヽ、___
{ /! 八 、 、 /j! ,ハ `ー-r- ミ、
| /ヽヽ/ / \ _ィ/ / \ \ / }
| { ハイ / r= `こr{ / / } |`ヽ、 Y /
|/イ/,.ィ,}|イr, / / ̄ ̄ >、}/ ト、_,..
人 Ⅵ //_Y:r_ /{ ハ、 }//}、_ Y_`ヽ
/ { ) || {/'7:.rミ !== /{ |//! | >--、 Y
Y} |イ/j|! {|_,.{:.{、 | ', ム/j!,.ィ-, }/
/ !j!/ T `{____', {/∧. |/ ,.イ_
/ イ/ | /、 ', \/\ /____ ̄ ̄`ヽ、
{,イ/. __,' r====='=, ∧ \/\ 、_/__  ̄`ヽ }
/// { {! ' _!l r---{ / { \/\ }ー- / /
,ィ// }(_)彡!=={:.:.:.:.:∨ ∧ ヽ/ ヽ、/ / /
,.イ// / {ハl:.:.|{ \:.:.:.',`ヽ ヽ ∨:.::∧、 / ,
{\:\ /__/:.:|:.:.!{_ ヽ__} \', /:////{ {
|//\:.:ー--//:.:.:.:.:Y:.:.::.:.:.\ ', /://// ヽ ヽ
\///ー- /イ:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:::\ ∨´///,イハ、_ \ \
/イ}ヽ// //.|:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.::.:::.:.\ \//!ノ''ーゝ' `ヽ ヽ
┌────────────────────────────────────────┐
│ マスターであるグレイの死後、魔力欠乏により消滅。 ......│
│ あくまで彼女はサーヴァントであり、 │
│ 依り代たるマスターなくしてはこの世に現界し続けることはできないからだ。 .│
│ アレキサンドライトの家族は彼女のマスターを引き継ごうと言ったが、彼女はこう答えた。 .│
│ 大丈夫、もう十分楽しく過ごしたから――――と。 ......│
,. -―‐- 、
/ ,r‐、: : : : : :¨ヾ`丶、
/ く/>〉 r==,: : : : :゙: : : :`ヽ,
r┤_: ; ; ~`ー゙: : : ; : : : : : /' ̄ ̄`ヽ
,. _'":´: : : : : : : : : :`: :丶:, : :l' _ 、 ヽ
/´/` ー- 、__: : : : : ; -‐ '"了i ヽ l
く_,ィ ´ 〃 / ,i `!ー'"ヽ ヽ ヽ `i ノ l .l
// // -+、/ ヤ ハ ' ̄` ー 、ヽヽ i / l
' / // i i l l ヽ ト、_ ハ i i l i !
l l ハ i ,ム、レ ',ィ'r、ヾヽハ Vヽ、 ヽヽ .l
`'从ヘヽ,ゝi |ハ l l_j l 》l, l i ` ー-、ヾヘ
/ / / }、U ー ' ",ノ // i i ハヾヘ
∥/ ∥ 八"" 丶 ""/ /〃 / / ') レ)
ヾ ヽ l i 丶. ,ゝ- 、 i , イ, ィ イ/ '´
む ソ`ヾノr'-々ゝl‐ "'´ レ'"'`: ー-. 、
l , イ _`ヽ).〈! _, イ `ヾ、,、: : :`ヽ
,r/ / _ ,`)'/ レく ノ.ヲ-、: : ;__:ヽ、
/ //《 )`'ノゝく´ ヽ , ィ゙ノ `く: : :\ヘ,
l // l `ー="イ ,,ィ'"Vてツ´ ,ィ  ̄¨ヾ: : \!
l j゙ ` ー ' lゝく´ ´., ( ___/ヾr-〃`ヽ
┌─────────────────────────┐
│ 唯一、サーヴァントの能力を残したまま受肉している。 │
│ しかも人外成分入っている。 .│
│ 戦争後はアレキサンドライト家でニートのお仕事。 ..│
│ .....│
│ 当然のように第五次時点でも生存している。 .│
│ もう少しこの主従は自重すべき。 ......│
└─────────────────────────┘
―――――――――
―――――――
――――――
しかし――――最初に(>>19で)述べたとおり、聖杯戦争は終わっていない。否、始まってもいないのだ。
瀬分町で行われるこの聖杯戦争には、『彼』の存在が不可欠である。
故に『彼』が聖杯戦争開始時に瀬分町を離れていた以上、聖杯戦争はまだ始まっていない。
聖杯戦争は、彼の帰還と共に始まり、そして同時に終了するのだ。
そう―――――
_,,;' '" '' ゛''" ゛' ';;,,
(rヽ,;''"""''゛゛゛'';, ノr)
,;'゛ i _ 、_ iヽ゛';,
,;'" ''| ヽ・〉 〈・ノ |゙゛ `';,
,;'' "| ▼ |゙゛ `';,
,;'' ヽ_人_ / ,;'`ヽ
,. ‐='´` "r,, `"'''゙´ ,,ミ゛ ヘ
/ / リ、 ,リ ハ.
i ; ゛r、ノ,,,r" ヽ,、 _ /`ヽ.
}. { ! ∧`´ `゙'´`ヽ. ',
/ ∨`ヽ ノゝ .._ 。 _ノ ヘ. \.',
{ ,' ゝ゚.. ィ´ { _,._'  ̄ ̄<.__ ヘ. , `',
/ .イY⌒`゙{´ `¨´∨ ハ、 ノ ヽ. リ ',
/ ヾ. / ト.、_____ ;.... -‐‐‐イ//ハ,/ Y ハ
/ ヘ-、/ }{ `.: ノ',/ ; ハ ゙i ノ/ i
! : i |ハ、......c;r '"  ̄ } し' | ',/ ,ノ ;
ハ、 ノ ,' ! i. ,' _ノ>、 ∨ / ,'
i,リ )' / ヽヘ /_..≠/、.ヘ i {
! , ' 人ヾ、 _.≠ , "ヽ ',. } / {
i :. / / .i ヽミ=´ / ; ',| ! , i
| ヽ / '´i ∧ ! /, : i. {/ ,/ //リ
,' 、 〈 ,'' /'、 ヘ ノ; / : i i. i' /.ノノ"
ヽ {'ヘ_j .,'i/ ' } `T ,' { リ .i `
┌────────────────────────┐
│ 第四次聖杯戦争終結後、帰還。 │
│ その後も火宮の重鎮として瀬分町を見守り続ける。 │
│ 第五次聖杯戦争以降も、当然の如く生存。 ....│
└────────────────────────┘
第四次聖杯戦争―――――ここに完結。
【これにて、七家第四次聖杯戦争の全てが終了しました。】
【皆さん、四半年以上の長い間お付き合いありがとうございました】
【死亡年表 嫌な響きだ……】
30年 第四次聖杯戦争
31年
32年
33年 水城エリカ 逝去
34年
35年
36年
37年
38年 火宮忠夫 逝去
39年
40年
41年
42年
43年 ヴァラリーサ・ジュレヴォ 逝去
44年
45年
46年
47年
48年
49年
50年
51年 マーキン・アレキサンドライト 逝去
52年
53年
54年 ミユキ・アレキサンドライト 逝去
55年
56年
57年
58年
59年 ジェニース・ジュレヴォ 逝去
60年
61年
62年
63年
64年 陽向響希 逝去
65年 月島極次 逝去
66年
67年
68年 グレイ・アレキサンドライト 逝去
69年
70年 銅元健一郎 逝去
71年
72年 金井久美 逝去
73年 月島華恵 逝去 ピスタリエート・ジュレヴォ 逝去
74年
75年
76年
77年
78年 月島蘭 逝去
79年
80年 金井水仙 逝去
81年 カイゼル・グラント 逝去
82年
83年
84年 ユーリカ・グラント 逝去
85年 月島ノイ 逝去
86年
87年 火宮時嗣 逝去 アナスタシア・ジュレヴォ 逝去
88年 セイリ・アレキサンドライト 逝去
89年
90年 第五次聖杯戦争
,. -─- 、
/:::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::::::::::::::::::`、 と、いうわけで。
. l::0:::::::○::::::::::::::::::::::::l
. l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
. 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ . -, 鱒データについては来週の水曜日――――28日の21:00が締め切りとなりますので十分ご注意ください
\::::::::::::::::::::::::::/ / /
` ー- -‐´ r 、 / /
_ ___,,,...__ } }/,`〈
/ム _ ,.ィ´/::/::リ ,/ /ヽ{ これでようやく肩の荷が下りた―――――……さて
_,. -:::/:/:::ハ / : :/::::ノ )(_/ ヽヽ、
//::::/ : /:::l y : : : /:::::::} >-< }:::::i
j:::::::::::::> :./:::::l ./ : : : :i::::::::Λ / /:::::∧ 直ぐに八百万、やる?
i::::r:::::::〈 : i::::::::レ: : : : /:::::::::::::〉、_ 〈リV::::Λ
i::::|:::::::::::', :i::::::/: : :/::::::::::::::::::乂`ニニ彡´V:::::',
|:::::!::::::::::::', :i::/: :/:::::::::::::::::::::::::Λ::::::::::::::::::V:::::i
【忘れてた……危ない危ない】
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≪クラス≫:キャスター 【マスター】:貴女 【最大HP/MP】:210/320
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【真名】:オルフェウス 【消費】:50 【属性】:秩序・中庸 英霊
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【筋】:E(10) 【耐】:D(20) 【敏】:C(30) 【魔】:A(50) 【幸運】:B(40) 【宝】:A
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∧ Ⅶ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ .∧
ニ∧zzzマ、\ ̄ ̄\.:.:.:.:.:.:.\<._:.:.:.:.:.:.:`ヽ.:.:.:.:\.:.:.:.:.:.:.:| .:!
ニ=∧zzzマ \_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ ` <.:.:.:.:.:ヽ.:.}.:.:\.:.:.:.:.:./
ニニ∧_ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ト、ト\ 斗-<У.:.:.:.:.:Y :∨\
ニニニ==i /.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト、.:_|__` /〃Vソ¨`ヽ.:.:.:.:.V^ f⌒`
ニニニ==∧ ′.:.:.:.:.ト、.:.!'´斗- 、zzzzゝ___㌻ .Y.:.:.:レ |
\>' ´ ∧ i.:イ. :.:.:.:|:.:寸:.:i. Vソ〉) |.:.:.:リ_ 八
Vニニニ∧、_|/.}.:.:.:.:.:.:.:.z≠ゝ._ ノ ヽ ^ |.イ.:.:| `ヽ
Vニニニ∧__).八.:.:.:.:.:.:.:.ヽ -‐7 .И .:.:.|
i⌒ヽニニ∧___) _\.:.:.:.:.:.:::. 、 ー ´ / / .|.:.:./
. リ Vニ=∧ Y }\.:.:.:.:.:〉^Y ` ー ‐ ´ / |Ⅵ
/ )===二l |{ \/ .|. ′ |_
/ ′ \_ゝ .〉 ./ .ト ――‐ ´: |\
\ / 」__ |ヽ:::::::::: : : : . |^\\
:. \ -テ―‐‐.┘‐亠 、`ヽ .|く:::::::::::::: : 八 \ ≧=‐- _
: \ リ `ヽ ヽ \\:::::::::: : . 〃 .i .\ \
::. \イ \ \\::::: : : l .| ,/ >_ ¨´
\ `. . \ヽ:: : l ′/ / `ヽ
、 \ i ヽ}: : l_ -‐ / <´
:.\ ∨ / / 八 \ ,//, /
、 : \ ∨.// // く ` \ f´ / / /
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【クラススキル】
◆陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”の形成が可能。
【最大工房個数+4】
【毎日の終わりに、その一日、このサーヴァントが同じ霊地にとどまっていた場合、なんらかの工房を一つ設置する】
【工房作成の際、一回の作成で2つの陣地を作ることが出来る】
◆道具作成:C
魔術的な道具を作成する技能。
【礼装作成で得られる礼装+1(確定)】
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. |/ \___| ̄ ̄´ : ∨ ` ー‐ ´ / レ'イム.:.:./
Y'⌒丶___ , ‐=ミ / .′/ .Ⅵ____
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`ー : _ `ー==≠ ̄ ̄ ./ 丿ー‐ / ∧
丶  ̄、___ -‐ 、 / / ,/ / ∧
マ / / .//.:::::∧
〕、 `ー一 '´ / //.::::::::::::::∧
八.\ `¨´ / -= //.::::::::::::::::::::::∧
∨:\.\ ____ -= //.::::::::::::::::::::::::::::::∧
人:::::.`ー――――――一 '´/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
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【保有スキル】
◆戦闘続行:B
往生際が悪く、そう簡単にはくたばらない。
冥界からの帰還や、首だけになっても歌い続けた逸話に由来する。
【HP-40でも活動できる】
◆神性:B
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
文芸の女神カリオペの息子であり、竪琴の神でもあるアポロンを名義上の父親にもつ。
◆竪琴の演奏:A
歌にあわせて竪琴を奏でることで聞く者の心に強く働きかけることが可能。
曲によって心を和らげ落ちつかせる、共感を呼ぶなど様々な効果を発揮する。
彼の歌による嘆願は冥界の神々ですら断ることが出来なかった。
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/:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: : 八 \::::::::/ 八
八/ 〉:: / :: ィム :: :: :: :: :: :: :: :: :: / :: :: Y \ , \/ / `
|::∧::{ _≦〈 ヽ\\:: :: :: イ zx : ∧ .:. .ヾ `ー ┘ ‘
|:[ /∧I斗′=--={:: 〈 Y⌒ {:/ \.:. : -― |
乂ノ |:: ::} ∨, /::\_ ヾ /::::. |
`y __ |从 r‐〈 :: ::.{ ヾ::. .'::: __
`ー= ¬{ :.:.:.:...:.. : ./ 人__ {::: { ⌒Y
r‐}, }:.:.:. : ./ / :::::: ̄ \ i\
{./ : : / /:::::::::::/Y ..、. \
_ノ / /:::::::::::/ } 》.:.ヽ
`Y / /:::::::::::/ ム,,,⌒/:.:.:.:.仁ニ-‐
`ー/ < :::::::: / / /:.:.:.:.:.:|\
〈 \/ / / /:.:.:.:.:.:.:| ヽ
___///〉 .,〃 ,‘ ./:.:.:.:.:.:.:.:| \
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【宝具】
◆『万響天琴(エモーション・ライラ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大補足:100
竪琴の神でもあるアポロンから贈られた竪琴。キャスターの死後はこと座として天に上った。
音楽や歌をあらゆるものに伝え、聞かせる効果を持つ。
言葉を持たぬ動植物は勿論、岩石や天候など非生物に対してすら音色を響かせる。
しかし、それらに影響を与えられるかは使い手の技量に依存するため、
キャスターが演奏し歌声と調和させることで初めて真価を発揮する。
彼に投じられた攻撃すら到達する前にうっとりとして勢いを失うため、
飛び道具ならば彼に届くことは通常起こりえない。
また、動植物に対しては演奏を介してCランク相当の動物使役スキルとしても使用可能。
なお人間など言葉を持つ相手に対しては美しい音色の竪琴に過ぎないが、
彼の腕前を余さず引き出せるという意味では重要である。
《装備コスト:50》
自分自身が与えるダメージが0になる。
また、それが飛び道具を介する攻撃だった場合、一切のダメージを軽減する。
<維持コスト:0>
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: : : : : : : : : : : :. l /.:., .:.:.:.:/=l//////}―-/////ヽ|/|.:.:.:.:乂
: : : : : : : : : : : : . ′ /ァミ|.:|′ ゝ / // .V/////ノ=!.:.:.:ヽ
: : : : : : : : : : : : : i 〈Yテ.|.:|  ̄ ´::. ゝ―‐ ´ /___.:∧
: : : : : : : : : :. :. :. ::. | 人 、|.:| 〃ぅ)⌒
: : : : : : : : : : : : : : : |ヽ ヽ圦 ´ ̄ ̄`ヽ l:|_У
: : : : : : : : : : : : : : : l `ヽ ,/ |. ¨¨ ノ/´
: : : : : : : : : : : : : : :.: | 丶. i. :| イ!
: : : : : : : : : : : : : .:.: | |ヽ. l. :| \ / i.:.|
. : : : : : : : : : : : : : : : l | :∧ Ⅵ : .、 /: : :从|
.l : : : : : : : : : : : : : : |: : :乂_/.| :.:.: ̄ ̄: : : : : :ケ
. l : : : : : : : : : : : : :: | : : : : i | : .: .: ′
l : : : : : : : : : : : : : | : : : : | ! ,:
} : : : : : : : : : : : . :. /| : : : : |、 、 /ハ
. i : : : : : : : : : : .: : : /=| : : : : | 丶 丶 , マ ュ
. | : : : : : : : : . : : : /二| : : : : |ヘ \_ヽ. / \\
. | : : : : : : .: : .: : /二ニ=| : : : : |マヘ ヽ ′ ヽ=-、
. | : : : .:.: : : .:.:/二二ニ| : : : : |ニマヘ 丶 / i:マム 、
. | : .: .: : .:.:/二二ニ=| : : : : |ニ|{二二二ニ=‐ 、 ´ ̄ ̄ `ヽ.,|: :∨.ヘ¨¨¨` 、__
l :: :.::/二二二ニ| : : : : |ニ|{二二二二ニニ}___ |: : :∨ ヘ: : :.:.| `ヽ
. l /二二二ニ=| : : : : |ニ|{ニニニニニ=/二ニ〉ー=ニ二{: : : :∨ ∧: ::| \
.. l /二二二二ニ| : : : : |ニ|{ニニニニニ/二ニ/二二ニニ}: : : : :∨/∧:| \
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◆『還るべき魂の経路(ゲート・オブ・ステュクス)』
ランク:A 種別:対界宝具 レンジ:1~30 最大補足:─
素晴らしい歌によって生きたまま現世と冥界を往還した逸話、その旅路が宝具となったもの。
竪琴の演奏を介し、冥界へと繋がるゲートを作り出す大魔術。
このゲートを介して生者が冥界に入る事も、死者や冥界の存在が冥界から出ることも出来ない。
生者は現世、死者は冥界に存在するのが原則なためである。
逆に言えば、現世にとどまる死者・霊的存在などは現世と冥界のいずれにとってもイレギュラー。
そのため、このゲートによって冥界への道が開かれている間、
本来冥界に存在すべき死者や霊的存在は現世からの斥力と冥界からの引力によってゲートに吸い込まれていく。
マスターを依り代とし魔力によって現世に留まるサーヴァントは、これに抗うため大量の魔力を必要とし続ける。
キャスター自身もこの効果から逃れる事は出来ない。
《起動コスト:50》
条件:『万響天琴(エモーション・ライラ)』を装備していること
ステータス判定のコンマの中に同じ数字が2つ以上ある
全てのサーヴァント(自ら含む)に対して、現在消費している魔力の5倍を支払わない限り、
それを消滅させる。
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イ::::::::::/イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
γ 、 l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〃::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ ノ .ゝ:_::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::,.ィチ:::::::/:::::/::::::::::::::::l:::::::::::::
. / / / ::::::::: _ 人 _ >:´/:::::::::::::,.イ:::::/::::::イ:::::/:::::::::::::::::::!:::::::::::::
/ //::::::::::::::::::::::::`Y´イ:::::::::イ::::::>:"イ:::::/::/:::::::/:::::::::::::::::::::l:::::::::::::
. イ .,' イ7 ::::::::::: |z≦ _|zァ/:::::ム.イ::::ヾz.、/イ/:::::::イl:::::::::::::::::::: ,'::::::::::::::
イ .イ>、l::::/!:─+‐/イヽV> ¨ヽ 十/ ヽマz、/:::/ /::::::::::::::::: 7:::::::::::::::
/ '/ .jr‐ j:::::::::|::::l > ´ .イ,イ 、ーァzュ、マ イz、.〃l::::::::::::::::/::::::::::::::::::
/ _ / ./ Y > ´ ,. イ ./ \ 込zヒ_テ≧、j!/ .l:::::::::::/l/l_::::::::::
/ .イ ./ ,. <N 十 ! \__γ´ `v ムイイ≠<!:::::j:::::::
ハ > "入 .イ ,. <´:::l>l! V::N .{! j!._ 赱竺<!:::/:::::::: 戦いなんて下らねぇぜ!
` ´ ` ̄ イ V、:::::::l:::! l V ゞ. _ ノ 7 .Yイ:::::/:
` ヽ .イ リ V::::l::l .l  ̄ l! .リ',.イ/イ 俺の歌を聴けぇっ!!
Y 从:::N l ヤ 一 チ´
、 ヽ=========ヵ、 、_ _ イ /
::::>ュ- 、 ヽ - 、///////////、 // Ⅵ≧ z ., _ _ イ
:::/´ > 、 .ヽ.///////7 Y/ マ _≧/ /
/_ zz <  ̄ ̄`> 、 _ ノ///////j\j.! 、 こ /z
Y Y.:.o:.○:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ/////////l j.l > /:.:.:l !
i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Y///////.l\.l.! > _ イ:.:.:.:.: l !_
. ', ゝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:リ> 、////l .l.l Y.:.:.:.:.:.:.:.:.: l ! ヽ
、 > .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ .j ヘ//l\.∧ j.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ムヤ .ヘ
>  ̄ ̄ ̄ _ イ \> .ヘ .ノ> <.:.:.:.:.ヘヘ ∧
 ̄ ̄ ̄ \ ヘ ヘ ><ヘヘ ∧
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【来歴】
ギリシャ神話に登場するトラキアの楽人であり、ギリシャ神話きっての竪琴の名手にして歌い手。
彼に関する最も有名な逸話は冥府下りであろう。
新婚早々命を落とした新妻エウリュディケを蘇らせるべく冥界へ行き、
ハデスに嘆願して妻を現世へ連れ帰る許可を得る。
その際、「地上に出るまで後ろを振り向いてはいけない」と条件を付けられたが、
後少しで地上というところまで来て後ろを振り返ってしまい、妻は帰らぬ人となってしまう。
それから三年後、狂った女たちによって殺され冥界で妻と再会を果たした。
また、彼の竪琴はこと座となったという。
簡単に書いたが、生きている人間が冥界へ入るのは容易なことではなく、
死者の蘇生を嘆願するなど無謀といっても過言ではない。
それでもその選択をしたのは偏に愛の深さゆえ。
そして彼は演奏と歌のみで無事ハデスの元まで辿り着き、現世へ連れ帰る許可をもぎ取ったのだ。
ハデスには死者の蘇生すら可能な名医アスクレピオスに関して、
「世界の秩序を乱す」としてゼウスに抗議し殺させる逸話も存在する。
そのハデスが感動し掟破りを認める程というのだから想像を絶する程素晴らしい歌だったのだろう。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【聖杯への願い】
彼は「愛する人を失いたくない・取り戻したい」という強い思いを触媒に召喚される。
聖杯への願いはないが、愛する人を取り戻そうとして失敗した彼は、マスターに同じ悲しみを味わわせないために戦う。
また、例え味方でなくても愛する人のため行動する者には手を貸そうとする。
その性質上、人殺しは基本的にNG。「その人を愛する誰かがいるかもしれない」と思うと目的と真逆になるため。
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【性格】
温厚で平和主義。避けられる戦いは避けようとする。
音楽が大好き。状況に応じて勝手にBGMを流したり、非戦闘時の生活にも音楽で彩りを添えてくれる。
落ち着いた曲調や、悲劇的な物語の歌を特に好む傾向がある。
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, -─- 、
/::::::::::::::::::::::::\
/:::::::::::::::::::::丶:::::::::`、
. l::::::::::::::::::::::◯:::::::::__::l 変身物語を元にした、と聞いていたので、それを元にしてあの夢パートを書きました。
. l:::::::::::::::::::::::::::::::::::O::l
、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 本来の性格欄には殴らない、とまでは書いてませんが、
\::::::::::::::::::::::::::/ じゃあ逆に殴るのか、と考えたときに殴らないんじゃないかな、と思ったので、そこは或いは設定変更。
` ー- -‐´
_,,、>-ヽ ,//"'T'" ̄ヽ
,r'" /_,イヾ'r' ハ__,」 .ヽ
l ,7´l / / .ヽ ヽ というわけでキャスターはオルフェウス、またの名をオルペウスと言います。
l l l /./ / l
. l l l ・/ / l ギリシャ七英雄の一人で、唯一戦士じゃ無い人ですね。
| l l././ l .`>
l ヾ/ l、 ".ヽ
. l l l ヽ ヽ 本当はもっと長い来歴もありましたが、とりあえず短い方を貼らせていただきました。
l lO .l ヽ __(ニヽ、 l
/l | l rイ1 l ヽ l /
/ l . l l l、 _,,_、_,//
,/ l l l  ̄''ー''"
,-‐-.tl" . l lO .|
, -─- 、
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/:::::::::::::::::::::::::::::::::::`、
. l::::::::::::::::::::::◯::::::::::::::l
. l:::::::::::::::::::::::::::::::::::O::l 私がやった性格変更部分を除いても、戦闘そのものに卓越したタイプではありません
. 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
\::::::::::::::::::::::::::/ しかし、それ以外の部分については非常に応用の利くタイプ。
__` ー- -‐´
'´::::::::::::::: ト、ヽ.___ 歌の力って、偉大。
,. '´--、:::::::ヽ:::メ'´`iT〈シ
/::::::::::::::ヽ:::::::ヽ::ヽノ、 ヾ とはいえ普段の聖杯戦争では流石に勝ち残るのは難しいと思われ、こちらも大戦だからこそ勝ち残れた部分が少なからずありますね。
ハ、:::_::::::゙';::::::::ヽ::::ヾ! i ',
,/:::::_::::,-::::::',::::::::::l__;vヘl ',
/::::::::::::::::::::::::::::}::::::::::`ヽ、:ヽ ', これだけトリッキーながら、しっかり活躍してくれたのが嬉しかったです
/、:::::ニニ二二フ::::::::::::::::::::ヽ::', l
. /::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::ヽlj.
/:::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ll では八時半目安に新スレ立てますねー
月島の爺やピスとかの古参勢もレビューするんだっけ?
, -─- 、
/::::::::::::::::::::::::\
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::`、
. l::::::::::::::::::::::◯::::::::::::::l >>387 鱒はレビューは、しない
. l:::::::::::::::::::::::::::::::::::O::l
. 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 数が膨大すぎるので、直ぐに言うこと無くなります。鯖ですらしょっちゅう無くなってるというのに。
\::::::::::::::::::::::::::/
__` ー- -‐´
'´::::::::::::::: ト、ヽ.___
,. '´--、:::::::ヽ:::メ'´`iT〈シ データをテキストか何かにまとめてドン! という形になるかと。
/::::::::::::::ヽ:::::::ヽ::ヽノ、 ヾ
ハ、:::_::::::゙';::::::::ヽ::::ヾ! i ',
,/:::::_::::,-::::::',::::::::::l__;vヘl ' 個別に何のデータが見たいとか言ってくれたらまたそのとき考えます。,
/::::::::::::::::::::::::::::}::::::::::`ヽ、:ヽ ',
/、:::::ニニ二二フ::::::::::::::::::::ヽ::', l
. /::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::ヽlj.
/:::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ll
新スレ:【安価】七つの家で聖杯戦争RETRY【募集系】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445425899/)
始めるのはあと10分後くらい
このスレはまだ使い道あるので残しておきます
①基礎魔力消費は1戦闘1回に変更
②消費の基準をステータス合計/30(切り上げ)から 近接ステータス/20(切り上げ)に変更
③原則、3ラウンドで戦闘終了に変更(お互いに続行の意思があれば続行も可能。その場合基礎魔力消費が重ねてかかる)
④休息などがない場合、HP/MP回復は1日1回、マスターの魔力分)だけ
ただしHPが十全でない場合、魔力回復は半分になる。
さらに、サーヴァントの基礎消費分だけ、魔力回復は少なくなる。
例:消費55のサーヴァントを魔力80のマスターが養う場合、
HPが全快ならば一日の魔力回復は25。
全快でないならば一日の魔力回復は-15。
一部宝具について、「~という条件を満たせば発動」という、発動自体に条件を与える形では無く、
「~という条件を満たせば○○%で成功。満たしていなければ○○%」というように、発動後の成功判定に影響を与える形に変更。
(全ての発動条件付きをそうするという意味ではないです。変更するのは主に大規模火力系。
任意のタイミングで使えなかったのがかなり戦略性を狭めていましたし)
________
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| 15:00くらいにこんな感じでテストプレイしてみようと思うので、ご協力ください
─┼‐─────‐‐‐┼─
l::::::::::::::::::::◯:::::::::::0::l
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! 使うサーヴァントはこちらで選びます
、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
\::::::::::::::::::::::::::/ ∩_
,,.へ` ー- -‐´::ヽ (つ )
/::::::::::::::::::l><l:::::::::ヽ_/\フ
. /:::::::::::::::::::::::::∨::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
,. -─- 、 それと、サーヴァントの貯蓄魔力を従来の200+マスターの魔力*2から
/:::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、 サーヴァントの魔力*5+マスターの魔力*2に変更します
l:::::::::::::::::◯::::::::::::::::::::l
l::::O::::::::::::::::::::::::::::::::::!
、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
\::::::::::::::::::::::::::/ 丿丿ノ ああ、あと、一部スキルについても変更を加えます
ノ|. ` ー- -‐´
、 _,..:' |
. ヽ- ,__,,..-''" | ,.-|''iニ"_,.-' ,! ヽ- 、,_
. `、 | ,:;':' | |二-:' / ';:::::::::``''‐- 、_ 一つはまたしても戦闘続行。ラウンド数が原則3に固定になったことによる変更
ヽ |. ,r'゙,、 i-, .', ,.:'/-、r'":::::::::::,.:'"´:::::::`i
ヽ .| ,.:'!,`ヽー' !丶i:' ./ `r:::::::,:'::::::::::::::::::::| こいついっつも効果変わってんな
ヽ、 .,..、| / ,.i‐:、_!"'、,i"i / ,:'´:::::::i:::::::::::::::::::::::|
|`; .,:'`フ .|゙ /:| ',r、 ,.i !ヽ,!.,' ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
i .';./ .∠,-' ,':::|. |、 i >'/ .i ./:::::::::::::::、!::::::::::::::::::::::|
. | ! ,:'゙ ,-!、 |::::| .|. `i,' '" ! /::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::|
'、 ` ´ r,!.|:::.! | |O | .,'::::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::|
`i、 ヽi ',| | | .,'::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::|
,' !、‐--‐;':'i .i .|O |,':::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::|
i::::::::`ー''"::,'::::::| | |:::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::|
{::::::::::::::::::,'::::::::| |O |:::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::|
戦闘続行:A
往生際が悪い。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
【ラウンド終了時にHPが0以下の時、100+HP/5(小数点以下切り捨て)%の確率で生き残る。
また、戦闘終了時にHPが0以下の場合、100+HP/3(小数点以下切り捨て)%の確率で生き残る。】
戦闘続行:B
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
【ラウンド終了時にHPが0以下の時、100+HP/4(小数点以下切り捨て)%の確率で生き残る。
また、戦闘終了時にHPが0以下の場合、100+HP/2(小数点以下切り捨て)%の確率で生き残る。
戦闘続行:C
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。
【ラウンド終了時にHPが0以下の時、100+HP/3(小数点以下切り捨て)%の確率で生き残る。
また、戦闘終了時にHPが0以下の場合、100+HP(小数点以下切り捨て)%の確率で生き残る。】
戦闘続行:D
瀕死の傷でも長時間の戦闘を可能とする。
【ラウンド終了時にHPが0以下の時、100+HP/2(小数点以下切り捨て)%の確率で生き残る。】
戦闘続行:E
瀕死の傷でも長時間の戦闘を可能とする。
【ラウンド終了時にHPが0以下の時、100+HP(小数点以下切り捨て)%の確率で生き残る。】
【そして今回はこの二人】
【極力シンプルな宝具持ちを選ぶとどうしても絵面がむさくなる。何故だ】
┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━┓
≪クラス≫:アーチャー 【HP/MP】:240/500
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━┫
【真名】:バヤズィト1世 【消費】:60 【属性】:秩序・悪
┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┫
【筋】:B(40) 【耐】:C(30) 【敏】:B+(40) 【魔】:C(30) 【幸運】:C(30) 【宝】:B
┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫
代理AA:ナムリス(風の谷のナウシカ)
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【クラススキル】
◆対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【魔力ステータス判定において、自分視点ならば0,1,2,3、敵視点ならば6,78,9が出されない限り、ダメージを受けない
【これよりランクが低い魔術系スキルの悪影響を受けない】
◆単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
【マスターとは離れた場所で戦闘できる】
【最大残存魔力が300増加する】
【マスター死後も現界できる】
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【固有スキル】
◆魔力放出(雷):C
武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。
バヤズィト1世の場合、武器に雷を纏わせることで切り結んだ相手にスタン効果を与える他、
生体電流を操作することで思考速度を大幅に高速化することが可能。
【戦闘開始時に使用/不使用を選択。使用する場合、1戦闘ごとに追加で魔力30を消費する。
1ラウンドごとに獲得した優位数だけ、次ラウンドの敏捷判定で+1の補正を得ると共に、
筋力判定では常に+2の補正を得る。】
◆皇帝特権:B
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、奇襲、心眼(偽)、等。
【処理が滅法面倒なので省略】
◆雷帝の采配:B
積極的な外征と迅速な決断により、雷帝と称されたアーチャーの采配。
アーチャーの積極果断な姿勢は、戦場において類稀な戦術的直感力として機能するが、
同時に視野の狭まりと、冷静さ・大局的な判断力の低下をもたらす。
【Cランク以下の精神干渉系スキル及び宝具を無効化する】
【筋力判定で与えるダメージ+20、受けるダメージ-10】
【自分の対軍宝具、対城宝具の消費魔力、維持と発動ともに-20】
【敵の対軍宝具、対城宝具の消費魔力、維持と発動ともに+20】
【宝具】
◆『電磁結界・雷光剿滅(カーフェス・イェルデリム)』
ランク:B 種別:対人/対軍宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:1~1000
ニコポリスの戦いにおいて、騎兵を中心とした集団戦法と徹底的な包囲戦術により、
電撃的な素早さで十字軍を圧倒、完勝した逸話の具現。
敵の規模に合わせて変動する、“包囲”の概念を帯びた絶対不可避の雷電の檻を撃ち出す。
本来であれば、後にアジア最強の戦闘集団と称されるイェニチェリと騎兵部隊をもって敵を包囲、殲滅する宝具だが
アーチャーのクラスで現界したためにこのような形となっている。
《起動コスト:60》
自身が獲得している敏捷以外の優位数*10%+敏捷で優位を獲得していれば50%の確率で成功。
成功した場合、相手に80点のダメージを与えると共に、
このラウンドと次のラウンドの間に、ステータス判定全てで+2の補正を獲得した状態での
エクストララウンドを行う。なお、このエクストララウンド中には宝具は発動出来ない。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━┓
≪クラス≫:ランサー 【最大HP/MP】:270/200
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━┫
【真名】:ヒルデブラント 【消費】:60 【属性】:秩序・悪 英霊
┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┫
【筋】:C(30) 【耐】:B(40) 【敏】:A(50) 【魔】:C(30) 【幸運】:E(10) 【宝】:B(40)
┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【クラススキル】
◆ 対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効果する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷付けるのは難しい。
【魔力ステータスの比較で、自分がAPなら0,1以外、NAPなら8,9以外を取られてもダメージを受けない。
また、これよりランクが低いか、特記されていないマスターによる魔術系スキルの悪影響を受けない】
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【保有スキル】
◆ 心眼(真):A
修業、鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
その場に残された活路を導き出す戦闘論理。
【100点以上、または即死効果を持つダメージが発生しうる場合、50%の確率でそれを回避】
◆ 騎乗:C
乗り物を操る才能。
大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【乗騎宝具を使用し、騎乗している場合、令呪1画の消費で撤退できる】
◆ 勇猛:B
威圧・混乱・幻惑といった能力を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
【筋力で与えるダメージ+10】
【同ランク以下の精神干渉系スキルの無効化】
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【宝具】
◆ 『貫き列ねる守赤盾(ヒルトロート・シルト)』
種別:対人宝具 ランク:B+ レンジ:- 最高捕捉:-
ランサーが仲間を守る際に使用する赤い盾。
生前から今までのランサーの戦いの記録でもあり、一度でも受けた攻撃に対して、高い防御性能を誇る。
相手の攻撃に応じて盾の帯びる属性は変わり、様々に対応して盾は変化する。
ランサーと同時に成長し、盾はランサーが戦えば戦う程にその堅牢さを増していくのである。
《装備コスト:80》
自身がラウンド中に受けるダメージ-20。さらに、ダメージの発生源とこれまでに戦った回数1回につき、軽減量が10ずつ増加する。
また、1度以上受けたことのある宝具攻撃によって受けるダメージを半減する。
◆『逢し哀する緋槍貫(ドルヒシュテシュン・ハドゥブラント)』
種別:対軍宝具 ランク:B レンジ:1~50 最高捕捉:20人
愛する息子の名を冠し、愛する息子を貫いたランサー愛用の槍。本来はトネリコの槍だが、勇士の血を啜ったせいで変色している。
トネリコとは人間を創造した樹であり、そこから削った槍なのだが、血を吸いとった事で本来の力と反転してしまい、殺戮の為の力となっている。
真名を解放し突き刺す事で、槍を支点に心臓から迸る血潮の如く赤雷が爆発し拡散、周囲の相手を穿つ。
また、息子を殺した事で「同族殺し」の属性が付与されている。かつて共に戦った者、つまりは同盟相手等に最も効果を発揮する。
だが、この宝具をランサーは基本的には使わない。
自身の誉れであると同時に罪であるこの槍を奮うのは、殺した息子に対する侮辱であると捉えている為である。
《起動コスト:80》
戦闘に参加する自身以外のサーヴァント全体に、取得優位数*30%の確率で100点ダメージ。
更に、1度でも自身の味方になったことのあるサーヴァントに対しては、追加で100点ダメージを与える。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【それぞれに魔力100相当のマスターがついていると想定】
【令呪は使用しない】
┌─────────┐┌──────────────┐┌─────────┐
│アーチャー ..││ 比較結果 ..││ランサー ...│
│【HP】:240/240 ││ .....││【HP】:270/270 │
│【MP】:650/650 ...││ .....││【MP】:350/350 ...│
│消費:55 ││ .....││消費:50 │
│【筋】:B(40) .││筋力 4以上で自陣営優位 .││【筋】:C(30) ....│
│【耐】:C(30) ....││耐久 6以上で自陣営優位 .││【耐】:B(40) .│
│【敏】:B(40) .││敏捷 4以上で自陣営優位 .││【敏】:A(50) .│
│【魔】:C(30) ....││魔力 5以上で自陣営優位 .││【魔】:C(30) ....│
│残り令呪:3画 .││ .....││残り令呪:3画 .│
└─────────┘└──────────────┘└─────────┘
,. -─- 、
/:::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、
. l::::::::::::::::::::::◯:::::::::::::::l
. l:::::::::::::::::::::::::::::::::::O::l
. 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 多分ないと思いますけど、一応
\::::::::::::::::::::::::::/
,r¬;;――''゙};;;;ヽ` ー- -‐´
_/ ;;;;;;; ヽ ;:;:;|、,;;;;\ _/'',ヽ..,, どっち動かしたいとかあります?
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: ヽ .,,ノ'"゛゙''ィ゙'ッ' l ゙l、 ゙'!i-、
;;;;;;; ;:;;;; ,! \ `'、 ヽl,"l ヽヽ
;;;;;;;;;; , l;;; ´'-、 `i, ゙} l l l ____
;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;; l;;;;;;;;;;; `''、 l,l,' ....... l; l _」シ,!:: |
゙),;;;_,,../ ´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;` ll / ;:;;;;;|;;;: | _,i'゙l''/]:: l
;;;; ゙ヽ `'、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;j;;;;;;;;;;;;;;;,!'O;;;;;;;、;;;l;; ヽ_,/l゙l 〔 /イ: : l
;;;; \ ',,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;l;;;;l;;;;;;'''″;;;;;|,', ゞ'''父二ニ=!
;;;;;;;; `'、 l;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;|;O;;;;;〕;;;〔;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゝ、リ″
ヽヽ丶- - .ソミ.;,,.;;,,;;_丶|;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;,!;;;;};;;;;;;;;;;;;;;;_..-'"゛
´ `´`丶丶 ‐ -- -: 、 ..、,, ´,´
↓1 動かすサーヴァント
【第一戦闘 第一ラウンド】
┌─────────┐┌──────────────┐┌─────────┐
│ランサー ...││ 比較結果 ..││アーチャー ..│
│【HP】:270/270 ││ .....││【HP】:240/240 │
│【MP】:350/350 ...││ .....││【MP】:650/650 ...│
│消費:60 ││ .....││消費:55 │
│【筋】:C(30) ....││筋力 4以上で自陣営優位 .││【筋】:B(40) .│
│【耐】:B(40) .││耐久 6以上で自陣営優位 .││【耐】:C(30) ....│
│【敏】:A(50) .││敏捷 4以上で自陣営優位 .││【敏】:B(40) .│
│【魔】:C(30) ....││魔力 5以上で自陣営優位 .││【魔】:C(30) ....│
│残り令呪:3画 .││ .....││残り令呪:3画 .│
└─────────┘└──────────────┘└─────────┘
ゝ´ ´ ̄`ヽ<
冫′ ヘヾ
/ ミ、 ゞ...:ャ .l‐‐--====-‐ゞ 、_
l i ト.、 ヾゞ:::/_.二===二_ ∥∥ ̄二ニニ二 ̄二==‐--.、
-=、 _i_l_、l>ョチ、ヾ"ゞ゛::::ゝ:::::.ゝ .ィヒ心∥∥ _二ニ==‐:ゞ、:::: : l
`ヾ、ゞ:゙;`: `: ' li/,ゞ-=⌒===‐ -∨.∥ ∥:::. .::. . .:. .:. ..>、 l ……では。
ヽ:'_:_:_: /〃ゝ‐=/ ゝ. .;::. .:l∥∥ ∥:::::. ゙::: :::.::.::: ::::: :::::::l l
/ ヾ-'彡 | lョ彳ノ ,,{ {:::l、/∥∥ ∥::::::: ::::::::::::::::.. ::::::l l:\
/l/斧ミ彡 l (_, <イ∪:::::::∥∥ ∥:::: .::::::::::.. ::::::: ...:::::. ::::l l:/
/ ,,::俐洲洲斧l、心洲洲洲リ:::::::l ̄l ll::::::: : ::. :::::::::::::::::::: ..:::: ::::l. l、 宝具はそれぞれ使用タイミングが違う
//::; 昨洲洲洲洲洲洲||少゙:::::::::::l::::::l ll: ......:: ::::::::::::::::::::::. ..:::::::l 〃
i_  ̄ゝ.俐洲洲洲洲洲||少 ヽ::::::::::::l::::::l .ll:. : :: . :::::::::::::::::: ::... .. ::l .∥
 ̄ヾ-、_寸洲洲洲少l"´::l::::ゞ"''_''-:l::::::l ll:: : .: ... .:::::::::::::::::. . .. : ::l .∥ 起動と書いてあるのは判定後
ゝ、l l ゙゙̄''''゙゙ ̄ ll l::::::::::::::: : : l: : l ll:::::: :::::::::::::::::::::::::. :: .::. l .∥
_. < l l::: `.´ ´: :::ll l: ゙::::::.: : : :::::l>、 ヽ::::. .:: ...... ::::: .... ::: .::::/ ∥ 装備と書いてあるのは判定前だ
l\_ _, ,-‐< ̄ l l::: : : :: ::::ll l: ゙ : : :::/ヾ::::ヽ. ヽ.::::::. : : ::: : :: .::.::::/ .∥
__二==‐"( l  ̄ノ,ィ==<: : : : :-‐===:l l:::. '' .:::::::ll l: .: : /:l、 ヾ:::ヽ. ヽ、:::.::... . ..::.....::::/ ∥
 ̄ ̄ ヾ ´_ニ= , 、ゝ-‐l"  ̄ ̄l l、:::::::, ´`:ll l:: : : :/:::::::::::ヽ、 ヾ:::ヽ へ :::::::::; "< .∥ つまり 『貫き列ねる守赤盾(ヒルトロート・シルト)』を使うかは今決めることとなる
二二二 __ ̄ , ; ャ‐ヽ、-,ニ. .ニゞ=ニ" ヽ、‐::...、 ll l: : /::::::::::::::: :./ ヾ::::ゝ‐ 、 : :`l´ , ‐、∥
 ̄` '-‐"`' ヽ,: : :` <l:/:::::::::;ゝ俐毛、 ''"´へ、`ヽ、 l ./ ̄ヽ"
昨俐洲斧俐拆洲洲洲、 どうする?
,俐洲洲弍刃洲少'':": : : ゝ.、
〈l乂洲洲夾勿/":: : : : : ヽ、
>"゙/`ゞ之沙ゞ''"::::iッュ〟、,,_ _ _::ゝ〟
>心' .∥: : : : :: : : : :::::::l゙"'"l、=========-゙、
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
宝具『貫き列ねる守赤盾(ヒルトロート・シルト)』を使用しますか? (消費80)
↓1
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
/ \
/ \
,' ハ
i \ ヽ. '
/ <  ̄ `. > 、 .| i. \ N从、 i '
/ \ `マ.>. >.| |. / Ⅳ` ‐-リ、 / ' .i
∠ イ \ \ | |Ⅳ | ゚マラ7. Ⅵ / / |
/. \ \.,| |/ .ト、! `¨ |,ィ赱 .从 ……了解した。
/ \ |. Ⅳ l .|
/ / . `|! .ト、 | ∨ゞ ちなみに今回は魔力100……つまり、比較的潤沢な魔力を持ったマスターに運用されているが、
/ イ i .∧ ∧. !! |. ヾ ィ´
´ ./ .,イ ∠=- |/ j/ ∧ |.∨ .| , - ―- , この場合特別の行動なく一日で回復する魔力は約45
./// ,イ ,.イ / ヾ. ∨ .| /
/ / , ! レヘ Ⅳ ∨ .!\ / つまり、宝具1回の起動で単純に見れば2日分の魔力を消費するということになる
//| ./Ⅵ/ ', .|:::::::> ,′
/ レ /> 、 ゞ::::::::::::::::≧ ー 一 無論、蓄えはある、直ぐには尽きるものではないが……
____/:.:.:.:.. > 、::::::::::::::::::::::/
{洲洲州洲州≧ェz`、 <:.:.:.:.:.:.>:.┐ へ
从洲州洲州洲洲洲ミ≧ェ、>ー-:::/ , `ミム、
,ィ彡 ´  ̄ ̄ ` ミ洲州洲洲>.、/ | ,イ洲ミi}ミx.、
/ __ `ヾ洲洲洲州>.、 !,イ州洲州心、i!
-ー < > 、 `ヾ洲州州州ミ>、洲洲洲州.|i
\ Ⅵ洲洲州洲ミ>、洲州州.l.!_
> ―― 、.__ \ Ⅶ洲州洲州洲.\洲洲.|.l∧
> ´ / \ Ⅷ洲洲州洲州洲洲洲!.| ∧
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【宝具】
◆ 『貫き列ねる守赤盾(ヒルトロート・シルト)』
種別:対人宝具 ランク:B+ レンジ:- 最高捕捉:-
ランサーが仲間を守る際に使用する赤い盾。
生前から今までのランサーの戦いの記録でもあり、一度でも受けた攻撃に対して、高い防御性能を誇る。
相手の攻撃に応じて盾の帯びる属性は変わり、様々に対応して盾は変化する。
ランサーと同時に成長し、盾はランサーが戦えば戦う程にその堅牢さを増していくのである。
《装備コスト:80》
自身がラウンド中に受けるダメージ-20。さらに、ダメージの発生源とこれまでに戦った回数1回につき、軽減量が10ずつ増加する。
また、1度以上受けたことのある宝具攻撃によって受けるダメージを半減する。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【ランサーが『貫き列ねる守赤盾(ヒルトロート・シルト)』を発動】
__
,イ//\
,イ//<o>'//ヽ
///-==‐、/ハ
//i .;;;;;;;. .iヽ\
\\ゝ ''''' ノ/,イ
l/l ト=ー=イ!/!
,ヾ',ゝヽ ' イ/l/
_l、ー- ` ー ´_> !__
,. '" ̄ ヽノ>、 二Vニ/ ノ ヽ ヽ
{ ', ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ.} }
/ `ー- 、 .ノ ノ ノ ノ ノ__ ノ ノ ./}
/ー- 、 ノ7.ノ ノ ノ /,;;",,,,'';;,\}'ノ
,.-_ /L ...,_ 丁,.' ノ ノ ノ/ ';;;,.''''',;;'' .ノl'
‐=二二=-_ ./; ; ; ; ; ;`,.イ ノ ノ ノ ノ >-._"''''"イノ.}
 ̄ ‐=二二ニ=-___/; ; ; ー-/ `l ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ̄ ノ.ノ.{
 ̄ ‐ニ二< ̄ ̄`ヾヽ ∨ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ.}
 ̄ヽ ヽニ‐∨ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ.ノ
、 \、_〕ニ二王王王王ニ=',ヽ
ー,._ノ }ヽ, ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ! 〉\
/ `t-,イレ゙ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ l=-__!/,ヽ
〈 ./`"´ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ハ二ニト、'ム
/ / /ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノl r',>イV
/./ /ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ.ノ! し'ー'
// / ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ.!
ゝ /ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ|
/ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ!
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【固有スキル】
◆魔力放出(雷):C
武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。
バヤズィト1世の場合、武器に雷を纏わせることで切り結んだ相手にスタン効果を与える他、
生体電流を操作することで思考速度を大幅に高速化することが可能。
【戦闘開始時に使用/不使用を選択。使用する場合、1戦闘ごとに追加で魔力30を消費する。
1ラウンドごとに獲得した優位数だけ、次ラウンドの敏捷判定で+1の補正を得ると共に、
筋力判定では常に+2の補正を得る。】
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アーチャーが魔力放出(雷)を発動。
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【第一戦闘 第一ラウンド】
┌─────────┐┌──────────────┐┌─────────┐
│ランサー ...││ 比較結果 ..││アーチャー ..│
│【HP】:270/270 ││ .....││【HP】:240/240 │
│【MP】:350/350 ...││ .....││【MP】:650/650 ...│
│消費:60 ││ .....││消費:55 │
│【筋】:C(30) ....││筋力 8以上で自陣営優位 .││【筋】:B(40) .│
│【耐】:B(40) .││耐久 6以上で自陣営優位 .││【耐】:C(30) ....│
│【敏】:A(50) .││敏捷 4以上で自陣営優位 .││【敏】:B(40) .│
│【魔】:C(30) ....││魔力 5以上で自陣営優位 .││【魔】:C(30) ....│
│残り令呪:3画 .││ .....││残り令呪:3画 .│
└─────────┘└──────────────┘└─────────┘
【判定開始】
↓1~5
┌─────────┐┌──────────────┐┌─────────┐
│ランサー ...││ 比較結果 ..││アーチャー ..│
│【HP】:240/270 ││ .....││【HP】:240/240 │
│【MP】:240/350 ...││ .....││【MP】:565/650 ...│
│消費:60 ││ .....││消費:55 │
│【筋】:C(30) ....││筋力 8以上で自陣営優位 .││【筋】:B(40) .│
│【耐】:B(40) .││耐久 6以上で自陣営優位 .││【耐】:C(30) ....│
│【敏】:A(50) .││敏捷 4以上で自陣営優位 .││【敏】:B(40) .│
│【魔】:C(30) ....││魔力 5以上で自陣営優位 .││【魔】:C(30) ....│
│残り令呪:3画 .││ .....││残り令呪:3画 .│
└─────────┘└──────────────┘└─────────┘
┌──────────────┐
│ 戦闘結果 ..│
│筋力 0 敵優位 40 × │
│耐久 8 自優位 10 ○ │
│敏捷 6 自優位 10 ○ │
│魔力 9 自優位 20 ○ │
│幸運 4 敵優位 10 × │
└──────────────┘
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【アーチャーのスキル】
◆雷帝の采配:B
積極的な外征と迅速な決断により、雷帝と称されたアーチャーの采配。
アーチャーの積極果断な姿勢は、戦場において類稀な戦術的直感力として機能するが、
同時に視野の狭まりと、冷静さ・大局的な判断力の低下をもたらす。
【Cランク以下の精神干渉系スキル及び宝具を無効化する】
【筋力判定で与えるダメージ+20、受けるダメージ-10】
【自分の対軍宝具、対城宝具の消費魔力、維持と発動ともに-20】
【敵の対軍宝具、対城宝具の消費魔力、維持と発動ともに+20】
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スキル『雷霆の采配』により、筋力被ダメージ+20
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宝具『貫き列ねる守赤盾(ヒルトロート・シルト)』により、合計被ダメージ-20
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◆『逢し哀する緋槍貫(ドルヒシュテシュン・ハドゥブラント)』を使用しますか?
〔現在の成功率:90%〕 ↓1
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__
r-一 ´_,.. -‐- `ヽ __
. i / ´ ̄ ,.イ´刀,__ く \ ,イ `ヽ
l l ,イ二フイツ7 \.∨ / ,.i! ∧
,'.,' .l. __. ´ ´刀. У / ./i!l! ∧ __,..ィ
././ ,ィ爪 !ィ≦Ⅵ洲≧ェzy> ´  ̄ ` <.-‐ ´
/./ / ,升州洲州州У,イ ´  ̄ ̄ `ヽ
{ l .く ,.イ州洲州洲ミ少'./ ./, -‐-, | ……お前と友だったことはない
l l ./ Y.`ミ≧洲洲州i{.。ヽ_// \|.ヾL__
! l. _/ , :::::`¨¨¨¨´::l. ./下、  ̄_/ / ̄|_,,...,_
. ', `./ | ..:; :::,':.. ..:'.,. 。/ :::|  ̄ /. / .| l ` < 故に効き目は鈍いだろうが、それでもやらないよりはましだろう
Ⅵ .弋_! ..::::li::.. . ..:::ヽ/ .. ::|:..:. .:.::|.:.: .:|..... | 弋,__,ィ ` ‐- ..、
|`ー-| ...:::..:::il::::.:.:. :.:. .:::..∧..::::弋.:.::.:::.:|:::: ..::|:::::::::::.,:'\ __ .下 , 二>ュ.、,.ィ 7
└ヘ. |::: .. .:::li::::. :::::.. :.: .:.:::弋へイ/. ̄ ̄'.,_,>< :::/へ ` - ´...::: ::` ‐- Y´:.:.:.:.:.:.:./ /
∨:. ..:il:::: :::.:.:.:.:.:.::::;;,..:;;; / ` ー ―‐ ― -<-=三,ィf壬У
l ..:::..:li!::::.. :::::::.:.:.::.;;::.; .:;:./ ` <:::>ー┴ 一´
, :::::::li..::::.. ::.::.:.:.:. ;:;;; :;:,.´ ,..ィ≦三ひへ::::`.>、
/,ィニ二ニ≧ェ,,; ::..:.;;;:;;:.,イ /三二彡' `<::::>, 食らうがいい、『逢し哀する緋槍貫(ドルヒシュテシュン・ハドゥブラント)』―――!
/ ‐- <...: ::.:.:;:;:> ー:::∧ , <三> ´ `¨
Y\...:.:.:. ` ニ::>‐-―::::: ) , < > ´
,.ィ≦フ`ー `¨¨ ''ー- ;;:;::__;:: -‐7へ , < > ´
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_,. <. / 弋::;:;:;::;...,,,;;; :::.;:; :,ィ彡´ i |;:li, >....,,, > ´
/ / ` ー‐-= ニ 二彡´ .l l;:;:.:., }} >::...,,
,イ -‐´ / .| !:;:;;::;;,, l >::..., __
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\ /;:::;:,,. ,,.;;::;:..;: | >z.、 V `Yユ、
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◆『逢し哀する緋槍貫(ドルヒシュテシュン・ハドゥブラント)』
種別:対軍宝具 ランク:B レンジ:1~50 最高捕捉:20人
愛する息子の名を冠し、愛する息子を貫いたランサー愛用の槍。本来はトネリコの槍だが、勇士の血を啜ったせいで変色している。
トネリコとは人間を創造した樹であり、そこから削った槍なのだが、血を吸いとった事で本来の力と反転してしまい、殺戮の為の力となっている。
真名を解放し突き刺す事で、槍を支点に心臓から迸る血潮の如く赤雷が爆発し拡散、周囲の相手を穿つ。
また、息子を殺した事で「同族殺し」の属性が付与されている。かつて共に戦った者、つまりは同盟相手等に最も効果を発揮する。
だが、この宝具をランサーは基本的には使わない。
自身の誉れであると同時に罪であるこの槍を奮うのは、殺した息子に対する侮辱であると捉えている為である。
《起動コスト:80》
戦闘に参加する自身以外のサーヴァント全体に、取得優位数*30%の確率で100点ダメージ。
更に、1度でも自身の味方になったことのあるサーヴァントに対しては、追加で100点ダメージを与える。
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直後コンマ2~0で攻撃成功
↓1
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_..-'゛:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/ /:;:;:;:;:;./ .l、、 ヽ\, .,r、 .\.:;:;`'-、
_,,,..-'":;:;:;:;:;:;:;,:;, ー'''"゛ /:;:;:;:;,i┘ `ぐ、. .'< `:;:;:;ヽ \:;:;:;.`'-.
.,..- ̄ ̄ ̄ ._.. ┐:;:;:;:;.:;/ /:;:;:;:;/ !:;.ヽ `゙゙'、:;:;:;.\ . l
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:;:;:;:;:;:;:;:;:;/゛ / ,i′ /:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.ヽ │:;:;l !:;:;:;:;:;:;!
◆『逢し哀する緋槍貫(ドルヒシュテシュン・ハドゥブラント)』命中!
アーチャーに100点のダメージ:残りHP:100/240
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-=ュ、
/ ヽ
r_ァ =tjゝ =rァ -=≦////////
/ ,, --=ュ、 ハ _,, ィ´//////////////
l ,イ イー- {≧t、 ///////////////////
ィー'⌒´ j ゝ、__  ̄`ヾゝ彡 ノ///////////////////
ノ r=、~,ノ Y ̄ヾ'=、__) `ー 、 //////////////////>=-
r'イ、 ´ヽ\ __ j , _V ' ヽ, //////////////////
} r)、_>― =< `ァ' -' Y . シ{-、 _,,ィ//////////////////
,, -='77ハヽ ´ヽミ三三≧= ハ、,ィ } ; ' イ///≧===-==≦イ//////////////////
ノ///////ゝ _ノ Yヘ`ヾ三彡j } !/ 、 〉//////////////////////////////_/
///////////Yミ ハ ィ\ V三/ ノイ彡 ヘ_ ソ////////////////////////>‐''´ やってくれんじゃねえか……!
///////////////)_,ィ -、 ヽ (`ヽ==^~'´ _r'///////三ニ=-― ´ ̄  ̄
./////j/////////≧ュて_, ' , ` _ , _. 、ノ ' , シ///>イ´hュ、 だが、返礼しない俺だと思うなよ?
,イ////イ///////////////≧イ、_r=ュ、ノヾ_ r、.ィ=、彡_r、r=/ニイ´xdf¨ソヾpt≧qzx。__
/////////////////////////////////{(( c_ノj)} フ: : :人h=yi゚vヽ `ヘk T7]#z=ニナhtュ、 メフテルを讃えろ、『電磁結界・雷光剿滅(カーフェス・イェルデリム)』!
/>''´//////////////,イ/////// : : : : ` ー=''´¨: : :イ `¨-j:*ヾvrdxcミ zfヾ=ヲlmx_ ヽ。 `\_
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【宝具】
◆『電磁結界・雷光剿滅(カーフェス・イェルデリム)』
ランク:B 種別:対人/対軍宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:1~1000
ニコポリスの戦いにおいて、騎兵を中心とした集団戦法と徹底的な包囲戦術により、
電撃的な素早さで十字軍を圧倒、完勝した逸話の具現。
敵の規模に合わせて変動する、“包囲”の概念を帯びた絶対不可避の雷電の檻を撃ち出す。
本来であれば、後にアジア最強の戦闘集団と称されるイェニチェリと騎兵部隊をもって敵を包囲、殲滅する宝具だが
アーチャーのクラスで現界したためにこのような形となっている。
《起動コスト:60》
自身が獲得している敏捷以外の優位数*10%+敏捷で優位を獲得していれば50%の確率で成功。
成功した場合、相手に80点のダメージを与えると共に、
このラウンドと次のラウンドの間に、ステータス判定全てで+2の補正を獲得した状態での
エクストララウンドを行う。なお、このエクストララウンド中には宝具は発動出来ない。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
アーチャーが『電磁結界・雷光剿滅(カーフェス・イェルデリム)』を発動。
8,9で成功
↓1
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
〔当然失敗。魔力無駄打ち〕
,.-_
/ニニ二>、
/ニニ=ニニニ>,、
;´ノニニ〈(〇)〉ニニ二ム、)、
/"ニニニニニニニニ二ム、_
/ ニニニ>≦二二二ニニニヽ
. l ニニニ,'ニニニ二/――‐/:::ハ
. | .ニニニ{ニ二二二\ ̄ ̄ {:::{|i}
. l .ニニニゝ二二二二\. ̄ヽ:V クソが!
l .ニニニ二≧<二二二ニニヲ
l .ニニニニニ{  ̄`<二ア
`ー,‐===―' ,'⌒7'´
,.‐==‐ _: : : :.ヽ `ー,
/__  ̄ ‐- _: :ー‐
,r7 ノ ノ ノ ノ ノ' ‐- ._ >、`ヽ_
/´  ̄`` 、ノ ノ ノ ,ゝ、 _ ! !ノ>、
,{-‐===-._ ヽ.ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ.ハ
/ \ ヽノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ.ハ
/'" ̄`` 、 ヽ_,.} ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ハ
,.( _ \ }; ; ;l ノ ノ ノ ノ ノ/  ̄,;;;;;' ̄';,`,
/; ; ; ; ;`ヽ ゝ‐' ; ; ; ;! ノ ノ ノ ノ/ .;;;;;, {;;} ;;, ,
; ; ; ; ; ; ; ; ; ;\ ノ; ; ; ; ; ;.'} ノ ノ ノ / ';;;;;,, ,,;;; !
; ; ; ; ; ; ; ;\、; ; ; ; ; ;.;/´/ ノ ノ ノ ノ ノ.`ー――----イ'ハ
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ; ; <´  ̄ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ'∧
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アーチャーのスキル『魔力放出(雷)』の効果で、敏捷に-2の補正が乗ります。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【第一戦闘 第2ラウンド】
┌─────────┐┌──────────────┐┌─────────┐
│ランサー ...││ 比較結果 ..││アーチャー ..│
│【HP】:270/270 ││ .....││【HP】:240/240 │
│【MP】:350/350 ...││ .....││【MP】:650/650 ...│
│消費:60 ││ .....││消費:55 │
│【筋】:C(30) ....││筋力 8以上で自陣営優位 .││【筋】:B(40) .│
│【耐】:B(40) .││耐久 6以上で自陣営優位 .││【耐】:C(30) ....│
│【敏】:A(50) .││敏捷 6以上で自陣営優位 .││【敏】:B(40) .│
│【魔】:C(30) ....││魔力 5以上で自陣営優位 .││【魔】:C(30) ....│
│残り令呪:3画 .││ .....││残り令呪:3画 .│
└─────────┘└──────────────┘└─────────┘
【判定開始】
↓1~5
判定に参加
┌─────────┐┌──────────────┐┌─────────┐
│ランサー ...││ 比較結果 ..││アーチャー ..│
│【HP】:180/270 ││ .....││【HP】:090/240 │
│【MP】:140/350 ...││ .....││【MP】:505/650 ...│
│消費:60 ││ .....││消費:55 │
│【筋】:C(30) ....││筋力 8以上で自陣営優位 .││【筋】:B(40) .│
│【耐】:B(40) .││耐久 6以上で自陣営優位 .││【耐】:C(30) ....│
│【敏】:A(50) .││敏捷 4以上で自陣営優位 .││【敏】:B(40) .│
│【魔】:C(30) ....││魔力 5以上で自陣営優位 .││【魔】:C(30) ....│
│残り令呪:3画 .││ .....││残り令呪:3画 .│
└─────────┘└──────────────┘└─────────┘
┌──────────────┐
│ 戦闘結果 ..│
│筋力 3 敵優位 40 × │
│耐久 7 自優位 10 ○ │
│敏捷 2 敵優位 10 × │
│魔力 1 敵優位 20 × │
│幸運 5 敵優位 10 × │
└──────────────┘
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
スキル『雷霆の采配』により、筋力被ダメージ+20
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
宝具『貫き列ねる守赤盾(ヒルトロート・シルト)』により、合計被ダメージ-20
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
, -  ̄ -x、
_/ _>==<_///ム
γ´,' (◎) )` マ/∧
λ_ ,.イ´___`> 、.__ノ }'!
V__,.ィ´ _ ` ーtィ´゙/|
| ト、ヾ´==`ァ /,',///| 今度こそ、これで終わりだ食らえ『電磁結界・雷光剿滅(カーフェス・イェルデリム)』!
| |ム V __ ノ {('////!
`<ト、 ̄  ̄, ィ介>、/リ
__x<´ ゝ=__>'’.: : : :  ̄フ=
//7zzx、_ : : : : : : : : : : ////
////////>x_ _,.x</////
////////////>x---<//////////
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
アーチャーが『電磁結界・雷光剿滅(カーフェス・イェルデリム)』を発動。
3~0で成功
↓1
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
待っても出ないので自分で
.ュ .__..,,,,, .l゙ i".、 .`'''-..、 `'-,"ミ-、 .,,ir゙゙゙''''`-ニ;;..,、,,..,,,,,゙ .ェェ_..-'"゛ 1..l .l ,,,,,..,,,,,゙ .ェ
-'''゙,゙ ー''''^゙l l __ .! ゝミ;;゙'.lッv..,,_,゙''-、 , , ゙'' |./ iil!'〟 /゙"''ー ,゙゙''ー -'''゙ .,..彡-′ | ._, //゙"''ー ,゙゙''ー -'''"゛
/ ゙.l′ ゝっ./ .〉____ / / `''ミ-,,〃゙-、 : '| .ヽリ;; !/‐┘ .../ .n゙゙'-、. |, .l __ ! ヽ;r‐┘ .../ .n゙゙'-、. ..,..
|,.ヽl. . |″ ./゙一''`-`--゙ `'-、 ゙ヽ`!l/、 .!|,、 /ヾ.l゙ `' ゝ`-`-―;.\ ゙'ミ、 . /ヾ.l゙ `'"
.l. \ `'-、 ゛`-!/゛ ) ゛ ./
..゙!_,,.. -――--..,,|、 `'-、 `.゙、 / .,,..-一――-..,,"、
"゛ .,./ ''^゙^''''ー-、 ヽ ,.゙.゙ /\゛ \゙ / / . ,ー''゙''゙'-、. `''ー,,,
./ ! ! / ./ \. \ / ./ .,! .`'、, `'
../ . 、 ! .! / ./ `'-. ヽ .-、......、 / ! .! ,ハ,
.ヽ l l ./ / \ ヽ  ̄'l、 / l / / |
.ヽ l ! ,i'../ / ゙' |'、'r=ー / / .! / , .ヽ
、 ヽ │ l,.゙┬- ..,_,, -''┴ハ/ / ` l, .、_,,,/ ! │ ,〃 .ゝ
.lヽ 'y.ヽ | l. ゙ぐ.^"''' !、, , il″ /,rシ ./ / ! / ,ノ/
.ヽヽ ゙.l-ヽ .l、 ヽ \ .ヽヽ'`-! .゛ __,, ――ー'''゙゙゙゙''''‐、、 // '/ / .,/ .ノン/゙ ,/./
ヽ.\ ヾ' !、 ゙''-、゙'ーi ヽ ` \ ,.. -‐'''゙__,, ――ー"⌒''、 \.//.,, // .r‐" / .,// / /
ヽ \ i,ヽ`!l、 .l | ヽ `〈-. / _,, ‐'゙´ `'、 ll /ノ゛ / ./ .il!゙.,i '_//
ヽ ゙'ι ゙'ミ l、 ゛ ヽ l ヽ, `'-r'"゛ ゙! .!/ l /゛ ./'/.゙/ /
゙y \.ヽ`、 l l \ _,,,,,,,,,...... 丿 .| ! ./ / // /
゙.l、 ゙'、ヽ .! .ゝ \ ,,,,.. -ー''''"゙´ _... ___, _/ ″ . // ,〃
.ヽ .リl|、 `" \ l ,, ‐'',゙,゙/゙” _,,..-'" / ./ '″ .il〃
ヽ ヽ \ l / 〈 厂 / / / / |
ヽ. ヽ .ヽ \ ./ / l .l ./ /_,, ./ ,/_,, -'
,.`'.li, ヽ ヽ \/ / .l .l、 ./ .〃. ,,,./ .〃´./
.\ ` ヽ__/ .`゙''ー、、 / ! .l、 `'-、/ ,..-'''" \__/
.\. .,..- ̄"゙゙,゙'''''ー ,ヽ / ,! '、、 `'-、 `''-..,,.,/ ,/..-'''''''广"'''ー、、 .,/
.`'-" / .ヽ, ` l、 / │ \ / ヽ .ヽ´,i/′ ./ `-'´
,i′ ./ \ .゙ぐ、、 l ,! \ / ヽ ヽ , './
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【宝具】
◆『電磁結界・雷光剿滅(カーフェス・イェルデリム)』
ランク:B 種別:対人/対軍宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:1~1000
ニコポリスの戦いにおいて、騎兵を中心とした集団戦法と徹底的な包囲戦術により、
電撃的な素早さで十字軍を圧倒、完勝した逸話の具現。
敵の規模に合わせて変動する、“包囲”の概念を帯びた絶対不可避の雷電の檻を撃ち出す。
本来であれば、後にアジア最強の戦闘集団と称されるイェニチェリと騎兵部隊をもって敵を包囲、殲滅する宝具だが
アーチャーのクラスで現界したためにこのような形となっている。
《起動コスト:60》
自身が獲得している敏捷以外の優位数*10%+敏捷で優位を獲得していれば50%の確率で成功。
成功した場合、相手に80点のダメージを与えると共に、
このラウンドと次のラウンドの間に、ステータス判定全てで+2の補正を獲得した状態での
エクストララウンドを行う。なお、このエクストララウンド中には宝具は発動出来ない。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
◆『電磁結界・雷光剿滅(カーフェス・イェルデリム)』命中。
ランサーに80点のダメージ。(宝具『貫き列ねる守赤盾(ヒルトロート・シルト)』により20点軽減)
残りHP:120/270
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孑 / ミ, ,ィ=.、 .`v´ \/
_イ ハ ,ヘ ,イ /-‐-、\__, ..ィ´
'弋|ル.レ'rチ | |/ }ヾ:::::::::.、/
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`ー .´<彡 /. ̄.\ \
,.イ...,,,_,ィ´ ハ \ |
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/ / i ハ )V / レ7 ∨ 雷の檻だと……? 小癪な
/ /_γ./| .| V .|´ .V
.// / ! Y /ノ i! ム 久フ V
/ /_ , ./___// -=彡⌒ヾ V
/ ,.,イ .| // ´ `-=彡=-´ V
|/∧ . l / { ) __ィ=- ー≦ア /
,. .l ) __ フノ∠`マ厂 .,.イ
! | <_≦彡´ `. /.∧
| |___ ,イ ',
| ./:.:.:.:.:.:.:.:. ̄:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;: ‐´ r==7_.i |i
V ´ T´ ̄ ∨ '::::::ノ |
>、 |ヘ、 ∨ ';::;| .|
,.イ >´_,イ .∨ .`´ .ト、
,イ -ー=./ ∨_,..ェ..,,i|∧
` ¨¨¨ ´ }≧三≦|∧
∨ ヽ∧
∨ ,.イノ∧
∨ェ彡' ∧
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◆『逢し哀する緋槍貫(ドルヒシュテシュン・ハドゥブラント)』を使用しますか?
〔現在の成功率:30%〕 ↓1
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__
.,イ´刀__ く \ ,イ `ヽ
,イ二フイツ7 \.∨ / ,.i! ∧
l. __. ´ ´刀. У / ./i!l! ∧ __,..ィ
,ィ爪 !ィ≦Ⅵ洲≧ェzy> ´  ̄ ` <.-‐ ´
/ ,升州洲州州У,イ ´  ̄ ̄ `ヽ こんな壁が! 俺の槍より出でる赤雷を阻めると思ったか―――――!?
く ,.イ州洲州洲ミ少'./ ./, -‐-, |
. / Y.`ミ≧洲洲州i{.。ヽ_// \|.ヾL__
_/ , :::::`¨¨¨¨´::l. ./下、  ̄_/ / ̄|_,,...,_ もう一度だ、『逢し哀する緋槍貫(ドルヒシュテシュン・ハドゥブラント)』!
. / | ..:; :::,':.. ..:'.,. 。/ :::|  ̄ /. / .| l ` <
.{ .弋_! ..::::li::.. . ..:::ヽ/ .. ::|:..:. .:.::|.:.: .:|..... | 弋,__,ィ ` ‐- ..、
`ー-| ...:::..:::il::::.:.:. :.:. .:::..∧..::::弋.:.::.:::.:|:::: ..::|:::::::::::.,:'\ __ .下 , 二>ュ.、
|::: .. .:::li::::. :::::.. :.: .:.:::弋へイ/. ̄ ̄'.,_,>< :::/へ ` - ´...::: ::` ‐- Y´:.:.:.:.:.:.:.:.:;ィヨ
,::. ..:il:::: :::.:.:.:.:.:.::::;;,..:;;; / ` ー ―‐ ― -<-=三,ィf壬У
, ..:::..:li!::::.. :::::::.:.:.::.;;::.; .:;:./ ` ー┴ 一´
, :::::::li..::::.. ::.::.:.:.:. ;:;;; :;:,.´
/,ィニ二ニ≧ェ,,; ::..:.;;;:;;:.,イ
/ ‐- <...: ::.:.:;:;:> ー:::∧
Y\...:.:.:. ` ニ::>‐-―::::: )
,.ィ≦フ`ー `¨¨ ''ー- ;;:;::__;:: -‐7へ
, </ ',:;:, :;:` ー--┴‐ ‐‐ 一 ´,ili >...,,、
_,. <. / 弋::;:;:;::;...,,,;;; :::.;:; :,ィ彡´ i |;:li, >....,,,
/ / ` ー‐-= ニ 二彡´ .l l;:;:.:., }} >::...,,
,イ -‐´ / .| !:;:;;::;;,, l >::..., __
/ ( / /:;;;...;:,:;:;.., k >/ \
\ /;:::;:,,. ,,.;;::;:..;: | >z.、 V `Yユ、
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『逢し哀する緋槍貫(ドルヒシュテシュン・ハドゥブラント)』使用。
直後コンマ8~0で攻撃成功
↓1
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, -  ̄ -x、
_/ _>==<_///ム
γ´,' (◎) )` マ/∧
λ_ ,.イ´___`> 、.__ノ }'!
V__,.ィ´ _ ` ーtィ´゙/| フハハハハハハ! 悪あがきしても無駄だ!
| ト、ヾ´==`ァ /,',///|
| |ム V __ ノ {('////! この檻が持続する限りは俺の独壇場! こいつでもう一段削って、最後にとどめを刺してや――――
`<ト、 ̄  ̄, ィ介>、/リ
__x<´ ゝ=__>'’.: : : :  ̄フ=
//7zzx、_ : : : : : : : : : : ////
////////>x_ _,.x</////
////////////>x---<//////////
:,: :(::)
/⌒''⌒) :,,゜ ' ,,,,,,,
(:::::::::::::::!' (::::::)
ヽ::::::::';''' ''`` 。
τ'::/ .;:
)/
。 ' 、 ;: 。
f''`⌒( ,,,, !:(',,,,、 ::,,,,,、...
,!,,,、( /::τ ノ:::::::::::::::::) 。 !::::::::::`! 、
:.、 !:::( ノ::`! o (::::::::::::::::::τ (:::,,;,;,、; 。
゜ (/ ⌒・ . ・、;::::::::::::;;.;`` ''
,,、.. // ノ' //'''`'`'` ` ..,,.. _,,,.、 ・ ,, ...:・..
π /;::::::::(,.,.(;;;::::( ,,., ・っ ;,;;( ):::::;. c::── '`'''::::::::::;''
):::::::::::::::::::::::::::/ '''''` ` '` ⌒ ` !.:::τ'' ``
τ !::::::::::::::::::::::::::::)/,,,,, γ :'`'``:!
(::::::::::::::::::::::::::::冫 `'`' 、,:'::::::`:::,,,, !:::::ノ ・
:::':'::::::::::::::::::::::::::::;(,,,,,,,、:::::::-ー''''`'`''''''''"
◆『逢し哀する緋槍貫(ドルヒシュテシュン・ハドゥブラント)』命中!
アーチャーに100点のダメージ:残りHP:-10/240
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_/ ∠_
, < `=へ
, <__ ,へ \
-=二 | / \ '
./ .| | \ \ .∧
/ ./|. l ! .|. \ \. ∧
./,イ / |. ∨ | ト ∧ ' ∧ 正直なところ、当たるとは全く思っていなかったが
/ / { .l ト 、 ヾ| ∨ / / .i ト
. /.ト、 Ⅵ _|__>、 ∨.l ,.イ__ |\ヘ|!
/Ⅵ ∨ | ハ__У ∨ {__ノ. ! Ⅳ ……まあ、戦果としては上々か
-=ニ二∨Ⅳ | ./二ニ=-
| Ⅵ |/|
Ⅵ V\ /ヽ ,イ !
Ⅵ .| \.  ̄ ̄ ,イ /|!
i.|/| > 、 ___ ,< .|ヘi! |
リ┴――――v.‐―┴|
r―――- 、 |!| -.‐┴ 、 __ __ へ
ヽ ,ィ≦≧ェ、 | .lコ !|i´ lコ / |,ィ≦ミ>、 \/ .∧
∨州洲洲州洲≧ェ、_ |!i| _ノ ,ィチ洲州洲心、 ', .∧
Ⅵ洲州洲洲州洲州≧洲zz≦洲州洲洲洲洲l , ∧
\. Ⅶ洲洲洲洲州洲洲圭洲圭洲州洲州州州洲 i \
【ランサー、勝利】
【最終戦績】
┌─────────┐┌──────────────┐┌─────────┐
│ランサー ...││ 比較結果 ..││アーチャー ..│
│【HP】:120/270 ││ .....││【HP】:-10/240 │
│【MP】:040/350 ...││ .....││【MP】:475/650 ...│
│消費:60 ││ .....││消費:55 │
│【筋】:C(30) ....││筋力 8以上で自陣営優位 .││【筋】:B(40) .│
│【耐】:B(40) .││耐久 6以上で自陣営優位 .││【耐】:C(30) ....│
│【敏】:A(50) .││敏捷 4以上で自陣営優位 .││【敏】:B(40) .│
│【魔】:C(30) ....││魔力 5以上で自陣営優位 .││【魔】:C(30) ....│
│残り令呪:3画 .││ .....││残り令呪:3画 .│
└─────────┘└──────────────┘└─────────┘
,. -─- 、
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`、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,;;-:::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::|::;l;;;;::| ,ro(ニ -、,_)
ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::,::-''´::/;;;::::、/l'( ` ノ
ト、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::,;;-';;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;_,/;;;、=-- 'l'ノ
|;;;`ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;-'´;l;;;;;;;;;;;;|;;;;l;;;,/;;;;;;;;;;;;;`-;、ll;|
};;;;;;;;;\;;;;;;;;;;,;;/;;;;;;;;;;|;;_;;;;;;;;|;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::,:-'
はい、という感じでした
ランサーの宝具はもうちょっと連発出来ないような仕様にした方が良いとはいえ、概観としては
・宝具が出しやすくなった
・尺の目処が立てられるので何がどうなってこうなっているのか説明する余裕&選択肢が出来た
・割と戦況が見えにくくなった
という点で良くなったような気がします。皆さんはどう感じましたか?
ちなみに現行システムのままだとHPは割と直ぐ癒えますが魔力はなかなか癒えないので
勝ったとはいえリソース擲ってるランサー陣営もなかなか厳しい状況だったりします
休憩とかで回復量増えるようになる?
そういうの無いと魔翌力低めなだけでかなり辛そうに思えるけど
, -‐-.....、.
,.'::::::::::::::::::::::ヽ
i::::○:::::::○:::::::.!. 特に異論とかなければ、次回はこのシステムでいこうと思います
i:::::::::::::::::::::::::::::;'
ヽ:::::::::::::::::::::,/
`ー-- ´''‐ 、,__,,/ で、明日は動けないので……明後日か、その次くらいにでも、キャラメイクしましょうか
,. -‐‐'";...'!,;-'"‐'"´ `ヽ
./ .,.' , ノ,.- } しかしその為には、嘘つき貴女をもっとちゃきちゃき進めていかないと
,! _,.!、 i! _,._ /" ノ ,!'
,}./=-、ヽ_,. '"'"´ 7. ,i ,i
i ,戈-'"´ ,. -‐'''‐.、'´ 他の主人公動かしてる状態でキャラメイクすると何らかの悪影響が無いことも無さそうですしね
.!.7 _,. ,/;;;;;,,,, .,;i'
.'i,;;;;;'_,,.. ;'"`' ‐.、.,,__,,.、,..ノ
`"´,! ! '"i!ヽ ノ ,/
i. ! i! / i
/ /" .i! "'! ., '、 >>441 四日で14騎死亡なんてばかげたペースにならなければ、そうでもないはず。ゆっくりやればついていける。
rソ_ ! i .ノ /_,,..!ヽ
}、i/`"""´ ̄ ̄l,.ソノi'´ 少なくとも序盤はよほどじゃなければ(一般人がバサカとか)、息切れはしないはずです。
.,! ! i! / .i!l.´ !
i' i i'、 / .i! i .'.,
i .l. i! ' ,! l 'i, 休息的なものは用意するつもりですが、礼装作って即割って超回復とかいう
! i; 'i!;, ,i! l : !
現実的に考えればどうしてそうなるのか意味が分からない現象は起こらないようにしたいと思います
, -─- 、
/::::::::::::::::::::::::\
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::`、
. l::::::::::::::::::::::◯::::::::::::::l
. 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 一応その予定です
\::::::::::::::::::::::::::/
` ー- ヘミ|
/,` 、` -`,--` あまり遅くからやると時間辛くなるので、19時か20時くらい?,
/;;;;;::::、:::::::::|、_ ,>、 /::l,_l・ ,<、__
ノ;;;;;;;;;;;;:::|::::::::::<:::::::ヽ``l::::| |`l,::::ヽ
|;;;;;;;;;;;;;;:::::|:::::::::::::ヽ:::::::\|:::|`-‐'/::ヽ::| やらない場合はその前に連絡入れます。連絡無ければ多分やります
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;:::::::::::::::::::-、:::`;:ヽ;-';;;;;:::ヽ::l
;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;:::::::::::::::::::::`、;`l;;;;;8;;;;;::::`ヽ
;;;;;;;;;;;;/、;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::;`l;;;|;;;;;;;;;;;:::::`l|、
;;;;;/' `,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::|;;;::l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::l
;;;く ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
┌‐────┐;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;`;;;_;;_,/
│ | ̄:::::::::::::::::―:::-;;;- _ _
,. -─- 、
/:::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、
l:::::::::::::::::◯::::::::::::::::::::l
l::::O::::::::::::::::::::::::::::::::::!
、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ では20:30を目安に、こちらのスレでキャラメイクやりますね
\::::::::::::::::::::::::::/ 丿丿ノ
ノ|. ` ー- -‐´
、 _,..:' |
. ヽ- ,__,,..-''" | ,.-|''iニ"_,.-' ,! ヽ- 、,_ 【安価・コンマ】七つの家で聖杯戦争Ⅳ【募集系】0 準備編 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1446546693/)
. `、 | ,:;':' | |二-:' / ';:::::::::``''‐- 、_
ヽ |. ,r'゙,、 i-, .', ,.:'/-、r'":::::::::::,.:'"´:::::::`i
ヽ .| ,.:'!,`ヽー' !丶i:' ./ `r:::::::,:'::::::::::::::::::::|
ヽ、 .,..、| / ,.i‐:、_!"'、,i"i / ,:'´:::::::i:::::::::::::::::::::::|
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i .';./ .∠,-' ,':::|. |、 i >'/ .i ./:::::::::::::::、!::::::::::::::::::::::|
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'、 ` ´ r,!.|:::.! | |O | .,'::::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::|
`i、 ヽi ',| | | .,'::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::|
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