卯月「笑顔なんて、誰にも出来るもん…」ユート「世界に…皆の未来に、笑顔を……」 (137)


ピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロ


凛『あ、卯月…?』

卯月「はい。どうしたんですか?」

凛『うん…今日、スタジオで見かけてさ……何か、大丈夫?』

卯月「心配かけてごめんなさい。今日はちょっと調子が…明日から、元気にがんばりますから!」

凛『あぁ。う、うん。ならいいけど……』




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1443363478

注意)
このSSはアニメシンデレラガールズ23話を元にしたクロスSSです。

笑顔を失った彼女の前に必要な存在と言えば”あの人”と言う事でユートが出てきます

それでもよろしい方は笑顔で彼女を見守ってやって下さいな


卯月「あ、プロデューサーさん!」

武内P「あ、おはようございます」

卯月「昨日はすいませんでした。」

武内P「いえ。もう大丈夫ですか?」

卯月「はい。それで、あの―――――」




アストラル「突然だが遊馬。笑顔…とは何だろうな?」

遊馬「何だよいきなり。うーんと、そりゃ決まってんだろ。こう笑うってこったろーよ」ニー

アストラル「なら笑うとは何だ?」

遊馬「難しい事追及してくるよなお前も…うーん。あっあれだ!」

遊馬「何かを楽しめるような感情があったとしたらそれを表向きに顔に出す事じゃねーのか?」


アストラル「成程。理解した。観察結果其の93人間とは喜びや悲しみといった感情を表に出す癖がある」

遊馬「アストラルゥ~おめー何か勘違いしてんぜ。俺等以外にも、ナッシュ達バリアン、

それにアストラルオメー等にもちゃんとそういった感情を持ち合わせてるって事をな!」

アストラル「ハッ‼?(私の気づかない内にそのような感情が芽生え発動していたと言うのか?)

アストラル「フッ。否違うな。元から私達にもそういった感情をそれぞれが持ち合わせていたんだろう。」


アストラル「しかし半々に分かれてどこかで失われただけでな」

遊馬「…?」





養成所トレーナー「はい!これでターンエンドよ!貴方のターン!」

卯月「ハァッ!」キュイ バシュン


養成所トレーナー「ダンスを取り入れたドローの手さばきも貴方が養成所に通ってた時と比べると大分よくなってるわよ」

養成所トレーナー「空いてる時はいつでも使っていいから」


卯月「ふぅー」



武内P『養成所…ですか?』

卯月『はい。プロデューサーさんが言う通りちょっと疲れちゃってたみたいで…

もっと体力付けて頑張らなくちゃ駄目だなって』

卯月『このままじゃ皆に迷惑かけちゃうし…だから、一旦お仕事を休んでも、

もう一度しっかり基礎レッスンをやり直したいと思ったんです』




アキ「遊星、ここの所働きづめじゃない。少しは休んだら?」

遊星「いや流石に今休んでしまったら…後に支障をきたしてしまう。

ここまででも終わらせないと時間が……」

アキ「皆なら貴方の作業が終わるのを待ってくれるわよ」

遊星「…アキ?」

書き始めた所で悪いが明日早いので今日はここで寝かせてもらおう

遊星のように徹夜で書くのは流石にむぅりーなのでね

が、頑張れば今日の夜更新出来るかと……

待たせたな。再開しよう



カタカタカタカタカタカタ

武内P「ん…」


卯月『島村卯月ガンバリマス!』


武内P「ッ‼?」ガタッ

凛「どうしたのプロデューサー!!?」

武内P「ハァハァー――――――」


武内P『調子はどうですか?』

卯月『順調です』

卯月『うぅーここに来ると何だか落ち着きます』

卯月『あのー他の皆の現場に行かなくてもいいんですか?』

武内P『はい。今はここに…』


卯月『早く復帰出来るように島村卯月ガンバリマス‼』



武内P「(どうやら自分だけで解決するのにも無理が出てきたようですね。ですが、

このままの状態を続けて舞踏会の企画まで行ったら確実によくない事が起こるような気がしてなりません)」

武内P「(島村さんの身近に居る彼女達にこの際打ち明けてみるのも手かもしれませんね…)じ、実は……」





凛「そう…なんだ。道理で最近プロデューサーが何かおかしいと思ってたんだ」

武内P「すいません…」クビニテアテ



アキ「このまま作業に集中し過ぎて倒れたら元も子もないじゃない。だから、一息つきましょう」


ジャック「調律のマウンテンは底から淵にかけて味わいがまるで違うものだな!いいメニューを知った。おかわりだ!」


クロウ「あのなぁー!休んでばかりじゃなくて少しは仕事したらどうだ!!」

ジャック「最近は出演しているだろレギュラー番組に」

クロウ「ありゃ只出演してるだけじゃねーか!俺だって出演決まって真面目に出てんだよ。オメーは決められた役にちゃんと成りきりやがれ!!」



遊星「…。」

アキ「ジャックのようにとまでは言わないけど……」



凛「卯月…元気だって言ってたのに……。養成所って何で?」

武内P「『もう一回ちゃんとレッスンしようと思って』と島村さんは仰っておりました」

武内P「『また凛ちゃん達と一緒に歌えるようにまた頑張りますから』とも付け加えて」

凛「それって…本当に大丈夫なの?」

武内P「私が様子をお伺いして聞いて来た限りだと『大丈夫』との事でしたが、まだ私としては何とも

彼女の事について考えている事を渋谷さん達にお答え出来ません…しかし、彼女はこうも言っていました『すぐに戻りますから』と」

凛「…そう。



 卯月…アンタ、どうしちゃったって言うの?」




武内P「一先ずシンデレラプロジェクトのメンバーの皆さんにはこの件を打ち明けるつもりです」

凛「それがいいと思う」

武内P「ですがこの事を打ち明けてしまうと皆さんに何らかのフォローをお願いする事があるかもしれません。

それに島村さんの事で余計な心配をかけてしまう事に」

凛「…それでも、言った方がいいよ。レギュラーの仕事に支障を来す訳にはいかないでしょ」

武内P「…そう、なんですが……。」

凛「任せて。こうなったのも恐らく私が原因だから―――」




十代「ニッ」

ユベル「何をしている十代」

十代「いやな。翔に『二十代突入したら兄貴の笑顔がどんどん見られなくなった』なんて言われたの思い出してよ」

ユベル「それで今鏡と睨め合ってるのか?」

十代「まぁそうなるな」


ユベル「それで…キミの、笑顔とやらは取り戻せそうなのかい?」

十代「うーん。どうだろうな?」


加奈「おはようございまーす!今井加奈です!

今日もよろしくお願いしまーす」


杏「双葉杏~。ま、適当によろしくねー」ダラー



加奈「(あっ卯月さんの代役今流行りのニートアイドルの子なんだ。

滅多に関わる機会も無いだろうし隠れてメモ取らせてもらっとこうかな?)」コソッ


きらり「今日から一週間杏ちゃんが出られなくなっちゃって寂しいきらりだけどぉ。

そんなきらりの為を思ってあんきらンキングに来てくれた特別ゲストが実は居たみたい」

きらり「うきゃー☆んじゃ、お呼びしちゃうにょわーーにゃっほい!」


蘭子「我が名は蘭子。古より決められ続けた聖なる序列の新鋭を我が詠唱せん。我の響く声に打ち震えるがよい!」



きらり「蘭子ちゃんが来てくれたにぃ!きらり嬉し過ぎてにょわーしゃー☆だよぉ」

蘭子「き、きらりさん近ッ!(こ、こんな時の対処法は…)や、ヤミニノマレヨ!」

アニメ23話と若干変更

美穂→今井加奈 卯月→三村かな子→双葉杏

とときら学園 あんきランキング 杏→蘭子


アニメと同じ過ぎてもあれなので出演者も代役も入れ替えしました。
その性で智絵里のコーナーの描写が無くなってしまった自分に失望しましたが…

Ⅳのファン辞めてきらりに怯える蘭子の姿に惹かれたのでファンになるしかねぇーじゃねーか


と言う訳で一先ずここまで。次回に続きます

ちょこっとだけだが再開させてもらおうか!


未央「えっしまむーが?」

凛「うん。俄かには信じられない話だろうけど…これが、実際に今プロジェクトメンバー内で起こってる現状だよ」


未央「その事は、みんなには伝えたの?」

凛「うん。各自フォロー出来る限りはフォローしてくれるって言ってたけど…」

凛「卯月が戻ってくるまでの代役がどこまで持つか…だね……」

未央「事情は分かったよ。後で私もしまむーに連絡してみる!」


卯月「ハァーハー…フー………ドロー!」

卯月「ハァーハァーハァーチラッ

 《ハーフ・シャット》

  ……ハーッあっ」キュイッ バタン


卯月「ハァーハーハー」





ちひろ「ジー」マドナガメ


十代「大分アカデミアに居た当初のように近づけて来た気がすんだけどよーまだ何か足りねーんだよなー」

十代「何か分かるかユベル?」

ユベル「まず砂漠に居る状況でそんな表情を作ろうとしている事に違和感は感じないのか?」

十代「へっ何で?」

ユベル「ハァー…君は、それだから彼らに心配されるんじゃないのか?」

十代「?」

ハネクリボー「クリクリィー?」



未央「あ、しまむー?」

卯月『はい?何ですか?』

未央「聞いたよ?しまむーの事。この所ずっと見かけなかったから心配してたんだよー全くぅー」

卯月『心配かけてすいません』

未央「元気ならいいよ。暫く会ってないからさ。ちょっと顔見に行こうかなーって思ったんだけど。しぶりんも誘っt」




卯月『いいですッ!!』


未央「えぇ?」

卯月『あぁ、だ、だって未央ちゃんと凛ちゃんには他にお仕事があるんですから。

  それに、私……ホントに大丈夫ですから!』

未央「そ…、そう?ま、まぁ元気ならいいんだけどさ」

卯月『はい!元気に頑張ります!』






凛「えっ卯月来ないでって言って来たの?」

未央「あぁそういう言い方じゃなかったけど…軽くそんな雰囲気って言うか……」

未央(卯月)『わぁ来てくれるんですか?私も会いたかったんですー』

未央「っとかしまむーだったら言いそうじゃん?あれ?って感じ」



未央「仕事早退した時ってどんなだったの?」


凛「遠くから見ただけだから詳しい事は分からないけど…あんまり笑ってなかったかも」

未央「デビューライブの前はさ。しまむー一人で苦手なライブデュエルでのドローの演出の練習してたじゃん?」

未央「私達には何も言わないで…意外と抱え込んじゃうタイプなのかな?」

凛「…」

未央「プロデューサーしまむーの心境知ってるのかな?」




表遊戯「そういえば、もう一人の僕も大分表情豊かになって来たよね」

裏遊戯「そうか?あまり自覚は無いが…例えばどういう所だ?」

表遊戯「最初の頃に比べるとまだぎこちないけど大分笑えるようになったとことか?」

裏遊戯「それは相棒のおかげさ。あのまま千年パズルの呪い通りの人格のまま、

俺が闇のゲームの呪縛に囚われ続け敗者を牛尾や海馬のように―――――



ちひろ「お疲れ様です。とときら学園の台本と降板表置いときますね」

武内P「助かります」

ちひろ「先ほど養成所遠目で見て来ましたよ。」

武内P「渋谷さんに一日動いちゃ駄目だと念押しして言われたので…千川さんには私の代わりに動いてもらって助かります…」

ちひろ「いえいえ。困った時はお互い様ですから」



ちひろ「遠目でも分かる位、卯月ちゃん何だか思い詰めているような感じでした」


武内P「やはり…でしたか。千川さん」



ちひろ「はい?」

武内P「現在こちらに回して貰えるイベント枠は無いでしょうか?」

ちひろ「構いませんけど…今回私プロデューサーさんの為に動いたわけですし、

ドリンクの方よろしくお願いしますよ?」テヘッ

武内P「あの、い…いくらでしょうか?」


今日はここまでとなります。今後の展開をお楽しみに!

プトレ、ノーデンがデスガイドにしょっぴかれる今日なんかの日に投稿するのもあれだが…再開しようか





卯月「ハァーハァーハァー」

卯月「ハァーハァーハァー…ハァー!(野太い声)」


卯月「フゥー…ダンスで対戦者やお客さんに魅せるのってやっぱり難しいですね。奥が深いです」

卯月「もっともっと色んなステップがこなせるように頑張ります!」

武内P「島村さん」

卯月「はい…?」


武内P「急なのですが、来週ニュージェネレーションのミニライブが決まりました」

卯月「ヘッ?」

武内P「こちらです。これは昨日1日疲労で動けなかった私の代わりに

   千川さんが仕事を取って来て下さったものです。(必要な犠牲は支払いましたが…)」

武内P「島村さんにも出演して頂きたいと思っております」


武内P「その方向で考えて頂けますか?」



卯月「私…疲れたままお仕事してたんだってプロデューサーさんに言われて、ようやく気づいて…

  改めてレッスンを始めてみて、まだまだだなって」

卯月「出来ない事こんなにあるんだって…だから、こんな駄目だって気持ちのままやってたら

  絶対凛ちゃんや未央ちゃんにも迷惑をかけちゃうと思うんです」

卯月「…だから、あの…今回はッ……!」





裏遊戯「―――――罰ゲームを行って居続けたままだったら、きっと…俺は、城之内君や本田君のような

   掛け替えのない仲間に巡り合えて居なかっただろう」

表遊戯「そ、それを言うんだったら引っ込み事案だった僕が、君があの時に現れて今まで

   ずっと居てくれたおかげで人前に立つ事が出来るように変われたんだ」

表遊戯「もう一人の僕には感謝してもし足りない位だよ」



闇遊戯「お互いがそれぞれの成長の糧になれたわけか。相棒を持つってのは良いモンだな」








未央「えっしまむー乗り気じゃないって?」

武内P「…はい」

未央「…どうして……」

未央「せっかく3人で歌えると思ったのに……」

凛「プロデューサー。何で卯月養成所にっ?そこまで戻る必要あったのかな…卯月はどうしちゃったの……」

武内P「渋谷さんにはこの前お話しした通り私も島村さんの事についてまだはっきりとは分かってない状況です」


武内P「只、いつもの様子と…違う。と感じる事が多々ありました」

凛「それって……」

武内P「ニュージェネレーションズが個別の活動を始めた辺りから」


凛「だよね。やっぱり私の…性で、トライアドの仕事が入って、ニュージェネの仕事が減ったから……」

未央「違うよ!ってか、私じゃん!最初に舞台始めたの―――溜めこんでたのって、その事?」





武内P「個別の活動は皆さんにとって必要な事だったと思っています」

武内P「今回のレッスンの件も、島村さんが前に進むために必要なら…と、了承しました」

武内P「…ですが、このままでは良くないと今は思っています」

未央「じゃっ今回のライブって」


武内P「島村さんには出演していただけるようこれからも何度でもお話しするつもりです」

武内P「(“例え自分がそれで島村さんを説得出来ず渋谷さん達でも引き止められない事があるようならば、

   あの方の力をお借りするような事になったとしてでも……!”)」




後3時間か…プトレノーデンを牢獄入れてバルブをお迎えに行かなくては…というわけでここまで


デレアニ24話放送開始までに終わらせる予定がもうすぐ24話始まるではないかっ!?

今週中に終わるかどうか…次回、可能なら明日更新予定DEATH!

制限改訂施行確認。ふー次は【EMEm】【彼岸】【帝】か…

あ、予定通りSS再開して行きたいと思います






ユート「各次元、否世界?呼ばれ方はそれぞれあるだろうが、同じ悩みを持つ者は必ずしもどの世界にも存在して居た」

ユート「しかしそれぞれ色んな形で親しき者達と出会い、その者達と色んな困難を共に

   経験して乗り越えて誰もが“笑顔”になって来た」

黒咲「中には笑顔にならなかった奴等が居るだと?そんな事は知ら管(デニスを乾布なきまでに潰しながら)」


ユート「ここにも自分の演出で観客を笑顔にしようとするエンターテイナーが存在して居た」




遊矢「レディースエーンドジェントルメーン!さあ!皆さまお待たせしました」


遊矢「私のペンデュラムゾーンには《慧眼の魔術師》の効果でセッティングされ直した2体のペンデュラムモンスターが両脇に存在しております」

遊矢「ここから私がお見せするデュエルを心行くまでお楽しみあれ!」

タツヤ「待ってました!」

痺れデブ「痺れるぅ~」



遊矢「ここで皆様に質問です。今セッティングされている龍脈と龍穴の魔術師のスケールの間は2~7。行われるのは?」

ガヤガヤ


遊矢「では私からヒントを…コホン!皆さんお待ちかねであろう召喚法のぉー」

アユ「ペンデュラム!ペンデュラム!!」

遊矢「正解、不正解、否正解でございます!


遊矢「では参ります。ペンデュラム召喚!《EMペンデュラム・マジシャン》、《EMドクロバットジョーカー》

  …そして、雄々しくも美しく輝く二色のまなこ!《オッドアイズペンデュラム・ドラゴン》!」

フトシ「キタぁ~~~~」


ワーキャーピニャー


遊矢「(そう。これなんだ。俺の求めていた観客を笑顔にする術は…これは、決して独りよがりなんかじゃ――――――)」



ジャック『お前の独りよがりのデュエルに観客は着いて来ない!』






遊矢「ハッ‼?」


サム「朝食をお持ちしました」







ユート「文化が違う世界ながらもそれでも困難に挑み続けるも相手がそういった者に対して眼中に無く、

   蹴落とされるようなそんな環境の前に自分の考えを改めなくては行けないと感じさせられる程現実を叩きつけられてしまった彼のエンタメ」


ユート「“笑顔”の捉え方は様々だ。だが、彼のような自己満足な想いを如何なるデュエルででも”人に押し付けてはいけない”!」


カタカタカタ

武内P「あっ」

凛「卯月に会いたい。一緒にライブに出ようって、私と未央の口から言いたいの」

凛「養成所の場所教えて」


武内P「今地図をプリントアウトします」

カチッ カチッ  カチッ

凛「こちらに任せて下さいって言わないんだ…」


武内P「あの時とは…違います。渋谷さんは事務所内で私の様子が悪い事に一早く気づき、

  自分が少なからずとも今回の一件に関わっている事を自覚しております…ですから島村さんの事頼みます」

武内P「こちらを…」

凛「ありがt……へ?サテライトって、どこの地図ッ!!?」


武内P「す、すいません。こちらでした」

凛「(地区ごとにペンで塗りだくられた後あったけどあれ何を意味するんだったんだろ…ってか、何処?)」





未央「ハァーハァーハァーハァー」

凛「未央…」

未央「しぶりん!って、それ…ああ。行き先教えてもらったんだ」

凛「うん」

未央「私と同じ考えだったわけか。やっぱり考える事は一緒だね。

  しまむーには今まで助けてもらったし、なら今度は私達の番だね!行こう!」

さあ決戦の舞台へ!(養成所と公園)

ハハハ。アニメの方も最終話前の24話も見るがいい!
次回に続きます。明後日かもなー……

明後日と言ったのはアレは嘘デース
引っかかったようで可笑しくって腹痛いノーネ
では始めるザウルス!ウラー!まともに始めなサイバー流五連ダァー!!(始めます)



ガチャッ

卯月「おはようございm」

未央「よっ」

卯月「凛ちゃん…未央ちゃん……」



卯月「びっくりしました。二人共今日は仕事終わったんですか?」

未央「うん。まーね」


凛「卯月…クリスマスライブデュエル、出たくないって言ったのはホント?」

卯月「出たくないなんて…只、今はダンスを取り入れてみたドローにまだ自身が持て無くて、

  プロデューサーさんにも今は調子が良くないんじゃって言われたし……」

卯月「自分のペースでレッスンしてちゃんと自身がついたらその時は」

凛「それだけ?私や未央がニュージェネ以外の仕事をしたから」

未央「私も一番に走り出しちゃったし…でしょ?」

卯月「って、違います!そんな事ないですよ?


卯月「凛ちゃんも未央ちゃんも凄くキラキラしてるし、ホントに凄いです」

卯月「事務所の皆もホントに…だから、私も追いつけるように、もっともっと頑張って」


未央「ねーしまむー!やっぱりライブやろー。別々の活動をしたのだって自分の可能性試す為だし。
  
  やれる事全部やって舞踏会にぶつけようよ!」



卯月「ハッ!?…舞踏…会……」

卯月「そうですよね…もうすぐ、なんですよね……」


卯月「なのに私、こんな風で…」


卯月「今までなにやってたんだろ…もしかしたら、アイドルになるのちょっぴり早かったのかな…なんて?」

凛、未央「!?」

未央「ちょっ何言って」

卯月「そうです。きっと早かったんです…私には、美代常務に対抗する為に皆で企画した”お城の舞踏会”なんてまだ……」

凛「それって…舞踏会に出ないって事?」


未央「えぇ?え…うそ、だよね……?」

卯月「島村卯月頑張ります!もう一度基礎からしっかり頑張って、皆からはちょっと

  遅れちゃうかもしれないけど「ちょっと待って、待ってよ…」」

卯月「いつかきっとキラキラしたアイドルに…!!」

凛「誤魔化さないでよ!」バシッ

 
 シュッ(無言の手刀)


卯月「へっ…?」


 バサッ

ユート「そこまでだ。それ以上は行けない」






美代常務「渋谷凛がダンスレッスンを休んだ。知っているな?」

武内P「はい…」

美代常務「彼女の性でトライアドの…否、キミの部署にすら影響が出ている」

美代常務「“アイドル一人一人の気持ちを尊重する”。その結果がこれか」



美代常務「切り捨てろ」


武内P「うっ……」



武内P「………んッ!確かに、彼女の性で自分のみならずそちらのプロジェクトにまで影響を及ぼしているのは事実です。

ですが、お言葉ですが…彼女は常務の仰る今ここで切り捨てるべきアイドルではあるとは私には思えません」

美代常務「何ッ?」

武内P「(恐らくそろそろ彼に連絡が言った頃でしょうか。貴方達で渋谷さん達の後押しをして

  彼女を”島村卯月”が346に戻って来られるよう偽りの仮面を剥がして本当の笑顔を取り戻してあげて下さい)」




何気に美代常務初登場だった。そんなこんなで次回(恐らく明日)に続きます
レッツエンジョイ!

朝っぱらから短いですが更新しようと思います



未央「誰…?」

凛「誰だか知らないけど、あたしは…今彼女と真剣に話してるの

 見ず知らずのアンタが横から割り込まないでよ」

ユート「すまない。だが、俺もここで引けない理由(わけ)がある」

未央「ってか不法侵入者だよね?どう見てもお宅不審者じゃっ……」

ユート「それに関しては…ち、違う!許可は貰っている。これに関しては


ユート「どちらかと言えば奴から隼に連絡が行き渡るのが遅くて…手順が遅れただけであって……」

未央「その隼って?」

隼(無言の不在)

ユート「アッ…ああ!」


ピポパ ピロピロピロピロピロピロピロピロ

ユート「通報はやめろぉーーーーー」






カツカツカツ

卯月「あ、あの…凛ちゃん?」

卯月「あの人無視してよかったんですか…?」

凛「…(面倒事は未央、アンタに任せたよ)」




未央「あれれー?アタシの立場って一体?」


ユート「クソッ!彼女を見失う訳には…追いかけるしか!何…?出入口を塞がれた!?」

未央「貴方には色々と聞かないと行けないみたいだから逃がさないよ」




ジャリジャリジャリ

卯月「ハァー」

凛「あの時…言ったよね?」



凛「夢だって。キラキラした何かになれる日がきっと来るって…今は?」

卯月「えっ…」

凛「逃げないでよ!」

卯月「わ、私…逃げてなんか……」


凛「舞踏会の事、ニュージェネの事…どう思ってるの?」

凛「卯月の応え…私、まだ聞いてない!」

卯月「私…」

凛「大丈夫じゃないじゃない!『今はまだ』…とか、『もう一度頑張る』とか、そんな嘘の言葉もう聞きたくない!」

卯月「ハァッ……嘘なんて」

凛「嘘の笑顔なんて見たくない!」

卯月「えっ………?」






未央「プロデューサーに頼まれた?」

ユート「ああ。ここの所、彼女の様子がおかしいと彼から報告を受けていたものでな。監視をしていたんだ」

未央「監視って…益々、不審者っぽい行動を……ってかストーカーか」

ユート「断じて俺にそういった趣味はない」

未央「不審者って大概そういった返事するから疑いの目を向けられると思うんだけど…」


未央「…でも、しまむーの元養成所の場所を知っていたのもプロデューサーとの

  信頼関係があって連絡を取り合えたすれば辻褄が合うのも事実…か」


未央「しょうがない。今回だけ…大目に見てあげる!私も鬼じゃないからね」

ユート「助かった…」

未央「見逃してあげるからお行き。こっちはこっちで早くしまむー達を追いかけないといけないからさ。

  ってか実を言うと貴方に構ってられないの!」

ユート「例え君がそう思っていたとしてもそれは出来ない相談だ」



未央「ヘッ…何で?」

ユート「言っただろう…俺は、彼に頼まれたと……」

未央「嘘…じゃなかったの?」

ユート「信じられないのもこの恰好じゃ無理は無いか…現にアイツも、島村卯月に初めて会った時、

   ここに来てあの鋭い目で彼女を怖がらせ不審人物だと思われたそうだしな……」

未央「(確か、しまむーもそんな事…言ってた気が……)」



未央「そんな事まで知ってるなんて、貴方…一体何者なの?」

ユート「ユート。彼とは元同じ養成校に通っていたメンバーでプロデュエリストを目指した数少ない仲間だ」




可能であれば今日の夜更新したいかと…いよいよ終盤と言った感じでしょうか
次回をお楽しみにお待ちください

所で…私、あの時そこまで鋭い目をして彼女を怖がらせる程の威圧感で彼女の前に現れていたでしょうか?

遅くなりましたが…深夜更新の分開始致しましょうか……ヒャッハー!投下の始まりだぁー!!




凛「私がトライアドをやるって決めた時…賛成してくれた。

 あの言葉も笑顔も、嘘だったの?」

卯月「嘘じゃないです!私、ホントに……」

凛「信じられない!」

卯月「ヘッ?」






未央「養成校って、あのプロデュエリスト養成校に?プロデューサーと貴方が…」

ユート「ああ。あいつとは共にいつの間にか同じ学校に通い出して気づいたらそういった仲になっていった」

ユート「俺もあいつも結局目標であった夢に辿り着く事が出来なかったが、あいつが目標に近い

   プロデューサーの立ち位置に付けた時は俺もアイツを祝福してやったもんだ…」


未央「(あのプロデューサーにこんな親友が…居たなんて……)」


ユート「俺と奴、今では別々の道を進む事になってしまったが、それで今まで培ってきた絆が

   断ち切られるわけではない。今でも例えどんな状況であったとしても必ずアイツとは連絡を取り合うようにしている」

ユート「だから…、奴が例え何か困難な状況に陥って、奴なりに俺に心配かけまいと悩んでいるような事を隠し通していたとしても…

   俺はすぐに彼の異変に気づき見抜く事が出来た」

未央「それって…どうして?」

ユート「決まっている。同じ志を目指した仲間だからこそ想いを言葉で伝えずとも自然と分かるものだからな」

未央「共に困難を乗り越えて来た友達なら、自然と…相手の気持ちを、理解する事が…出来る―――」



ユート「同じ志を目指した仲間が、キミ達アイドルの子達の事で悩んでいるのであれば、俺は快く手を貸すつもりだ。今のように…な?」

未央「そんな事とは知らずに…何か、すいません……」

ユート「いいんだ。間違われるのはいつもの事だ。彼女の本音を聞きに行くんだろ?行こう」

未央「でも、今さっきセキュリティー呼んじゃったし…どうしよう……」


ユート「いつの間にっ…ハァー。仕方ない。捕まれ」

未央「ヘッ」



ユート「捕まれ!飛び降りるぞ!」

未央「えぇーちょっと、ここ二階だよ正気!?それも窓からってイyーーーー!!!!!」




ブーン!ブオーーン


ユーゴ「ったく、無茶しやがるぜ」

未央「へ?あたし…どうなって……」

ユート「悪いな。事情が変わったんだ。彼女達が居る場所は分かるか?」


ユーゴ「勿論よ。こっちのモニターであいつ等の居場所はもう特定済みだっての!」

未央「どなた!!?」

ユート「そうだな。フッ…言わば融合の手先と言った所か」

ユーゴ「融合じゃねーユーゴだ!いい加減間違えんな!」

ユート「悪乗りが過ぎたな。…セキュリティーがこちらに向かってるそうだ」


ユーゴ「マジかよ?つー事は、またお前不審者に間違われたって事か…ったく、いい加減学習しろっての!」

ユート「分かっている。流石に今回ばかりは不審人物と間違えて通報されたりと立て続けに続いたからな。今回は頭に入れて置くさ」


ユーゴ「おい、お前!名は何てんだ?」

未央「本田未央です…凄い、バイク何て初めて乗りました」

ユート「そうか?こいつ俺が自作したんだぜ?凄いだろ」

未央「そうなの!?ウチの事務所にも車やバイクをいじるのが好きな


未央「アイドルが居るんでもしかしたら貴方と気が合うかもしれないですよ」

ユート「へー良い事聞いたぜ。どこかで紹介してくれよ。そいつ」

未央「うん。…うん?……って言うか、これ、よく待ち合わせられたよね」

ユート「デュエリストの視力と身体神経さえあればこれ位当然の事だ」

ユーゴ「んな。毎回あんな打ち合わせもなんもないような事が出来るかっての!次回からは勘弁してくれよ」



未央「(ユートのお仲間さんなのかな…?何だか天然バカっぽい性格が丸分かりだけど……)」


未央「そういえば、このバイク今3人乗りしてるわけだけど…いいの?」

ユート「いいわけないだろう」

ユーゴ「細かい事は気にすんな。過程はどうあれもうセキュリティーに追われちまってんだからよ…

   今からお前の仲間(ダチ)が居る公園にセキュリティーを振り切りながら連れてってやる。

ユーゴ「だからハイスピードにまで上げて飛ばすけど振り落とされんなよ!!」



未央「エッ…は、は、はいぃーーーーーーーー」




今日の更新はここまでです。次回いよいよ公園到着からでしょうかね?
次回明日更新予定となります。ロックに締めを飾って行こうか!

朝か昼にでも投下したかったんだけど遅れてしまった…まぁ、悪くないかな?
再開致します








みく「やけに町中が騒がしいけど何の騒ぎなんだろ?」

夏樹「ついさっき仲間内から聞いた話によると何でもセキュリティに追われてる輩がバイクに乗って逃走中だとよ」

李衣菜「何だろう?その人物騒な事でもやらかしたんだろうかね…うーん?何にしても超ロックな体験だろうけども」

夏樹「だりーにとっては何でもロックに繋げられればいいのかよ…」

ウサミン「ピピッ!ウサミン星より受信です。そのバイクこちらを抜けて行くそうですよ?」

みく「そんなまさか……あるわけないn



「と、止めtー!!!!」」

 ビューン!






夏樹「行っちまったな…ったく、町中を騒がせる困った奴もいたもんだ……どうした二人とも?」


李衣菜「い、今の…見た……?」

みく「見たにゃ!う、交互の男子に挟まれる形で間の座席に乗ってたの…どう見ても、未央ちゃんだったにゃっ!」

菜々「(当たった…何となくのあてづっぽうで言った言葉が……)」フルフル

夏樹「(何でさっきの見えてんだ…こいつら……)」



菜々「これは、ウサミンパワーが芽生えつつある予感っ!!?」







セキュリティ「こちらはセキュリティです。そちらの逃走車停まりなさい」

ユーゴ「だれが止まるかっての!」

セキュリティ「停まらないならば実力行使で行くまでです。フィールド魔法《スピード・ワールド ネオ》セットオン!」


 『デュエルモードオンオートパイロットステンバーイ』


ユート「これは、セキュリティーの強制執行パターンか……」

未央「ちょっなら止まらなきゃ!」


ユーゴ「例え止まったとしても、奴らは見逃しちゃくれねーよ。俺らをしょっぴくだけだ」

未央「だったら…!」

ユーゴ「奴らの御望み通り戦って逃げるっきゃねーだろ!」

ユート「そういう事だ」


セキュリティvsユーゴ「デュエル!!」







美波「この衣装、ラブライカの撮影もこれで一区切りだと実感出来るわね…」

アナスタシア「さびしくもなりますが…これも、私達がこれから、一歩づつ進むために必要なこと…だと、

  思います。美波、ブィッチ ストーイキミ。最後まで頑張りましょう!」

美波「そう…よね。うん」



ブウウウゥーン‼



アナスタシア「何…ですか、あれ?」

美波「ライディングデェエルよ」

アナスタシア「あれ…が。クラスィーヴゥィ。綺麗な…ドラゴン…です」



 ユーゴLP700  セキュリティLP8000




ユーゴ「バトルだ!《HSRチャンバライダー》で《ゴヨウ・チェイサー》を攻撃!」

ユーゴ「この瞬間!チャンバライダーは自身の効果で攻撃力が200ポイント上昇する!」

セキュリティ「グゥー。破壊されたか…し、しかし…まだ私のライフの方が上だ」

ユーゴ「余裕に思ってると痛い目みんぜ!チャンバライダーは相手を戦闘破壊に成功した時二度目の攻撃が可能となる!」


 セキュリティLP8000→7700

セキュリティ「《ゴヨウ・プレデター》相手に二回目のバトルを仕掛けるつもりか?

  例えそうだとしても、今のお前のモンスター共では私のゴヨウモンスターには太刀打ちなど出来まい!」

未央「無茶だよ!」

ユーゴ「そいつはどうかな?こいつはよ、再度攻撃宣言時も攻撃力アップ効果が再び発動出来んだよ!」

セキュリティ「馬鹿な!グッ…相打ちか!!」


未央「やった…」

ユーゴ「だろ。やってみなきゃ分かんねーっての。だからやる前からお前もそんな顔してんじゃねー」

未央「うん…そうだよね」



ユーゴ「続いて《ゴヨウ・キング》に《クリア・ウィング・シンクロ・ドラゴン》で攻撃だ!」

セキュリティ「貴様は馬鹿か…攻撃力が上のモンスターに対して単身で挑もうなど…何にしても、私のモンスターの前では無力だがな」

セキュリティ「こいつは戦闘を行う場合にこのカードの攻撃力をバトルフェイズ終了時まで、自分フィールドの

  「ゴヨウ」モンスターの数×400アップさせることが出来るのだ!」

未央「えぇ…そ、それじゃ……」

セキュリティ「ライフも貴様は風前の灯…終わるのは貴様だ!」

ユート「確かにこいつは、バカではある……が、果たしてそれはどうだろうな…?」

ユーゴ「だから見てろっつっただろ!もらったぁー!レベル5以上の相手が効果を発動した時、そのモンスターの効果を無効にして破壊する!」


ユーゴ「ダイダロイックミラー!!」


セキュリティ「何ッ!!?」

ユーゴ「そして、破壊したモンスターの攻撃力分こいつの攻撃力はアップする」



未央「攻撃力5300…」

セキュリティ「馬鹿な…私の布陣が、こうもあっさり破られるなどと………」

ユーゴ「決めるぜ!《HSR魔剣ダーマ》の効果で墓地から機械族を除外しダメージを与え、バトルだ!」

セキュリティ「グゥー」LP-500=7200 -2200=5000

ユーゴ「続いて《HSRマッハゴーイーター》で攻撃!」

セキュリティ「ゴハッ」LP-2000=3000




ユーゴ「締めていくぜ!ラストバトル!《クリア・ウィング・シンクロ・ドラゴン》!旋風のヘルダイブスラッシャー!!」

セキュリティ「こ、こんなハズでは……」LP-5300=0



 ピー プシャー




ユーゴ「しゃー!やってやったぜ!」

未央「凄い…ホントにデュエルで追っ払っちゃった」

ユート「こいつの実力は馬鹿には出来ないからな」

ユーゴ「お前俺の事馬鹿にしてんじゃねーだろうな?」



ユート「しかし安堵している間も無いハズだ。奴らはすぐに追っ手をよこしてくるはずだ」

ユーゴ「だった!目的地はアイツのおかげでもうすぐ其処だ」




ユーゴ「着いたぜ」

ユーゴ「俺はどうやら今追われてる身を引き受ける形になっちまったみてーだしな。

  ここで分かれるぜ。お前は友人に頼まれてんだろ。しっかり未央たちを支えてやれよ!」

ユート「分かっている」


未央「あ、あの…!!」

ユーゴ「ん?」

未央「ありがとう…私達の為に見ず知らずの貴方達が強力してくれて……私、思いの丈しまむーにぶつけて来る!」

ユーゴ「その意気だぜ。俺も陰ながら応援してるからよ。ニュージェネの事もよ」

未央「ニュージェネの事知って………」

ユーゴ「行ってこい!」



未央「…うん!!」







凛「あの言葉も笑顔も、今では信じられない!今のアンタ見てると…」



卯月「ハァ……エッ………?」





未央「ハァー…ハァー……フゥー!しまむー、しぶりん!」

ユート「」スタスタスタ

凛「(何か余計なの付れて来た!?)」



未央「遅くなってごめん!この人に色々事情を聞いてお仲間さんにここに連れて来てもらっちゃって」テヘヘ

凛「フーン。未央が納得したのならその人悪い人じゃないんだろうし。まーいいけど」

未央「だから…ここに来るまでで色々と考えさせられたんだ。これまでのしぶりんや私の事に、しまむーの事も。

  だから…何でも言ってよ!しまむー」

ここまで
気力があれば夜更新したい。…けど、この調子だと今日中終了はちょい難易度高い気がして来たぜ……

>>110の修正です

未央「ありがとう…私達の為に の所に”決心着いた!”が入ります


よって修正後は

未央「見ず知らずの貴方達が強力してくれて……私、決心着いた!思いの丈しまむーにぶつけて来る!」

になります非常に申し訳ない

次回今夜21時頃投下予定

恐らく次回更新分で最終回となります…何とか終われそうだ


卯月「私ホントに頑張ろうと思っただけです。私本当に…もう一度頑張ろうって」

卯月「笑顔だって普通に……あたし、笑顔じゃないですか?」


ユート「少なくともここ最近のキミを彼から見ていた限りその顔に笑顔は見受けられなかったそうだ」

凛「彼ってもしかして…プロデューサーの事?何で…そんな事知ってるの。

  あんたプロデューサーとはどんな関係なの?」

ユート「どんな関係…か。友達以上か?否、それも違うか」



未央「この人は…ね。プロデューサーと共に養成校に通った事もある。掛け替えのない親友なの!」

凛「プロデューサーに信頼できる人…居たんだ……」

卯月「その方が…あの、何故……?」

ユート「君の事が心配でな。出来れば見守っているようにアイツから頼まれていたんだ」

卯月「ほぇ?い、いつから…」

ユート「割と最近からだから心配するな」



未央「嫌フォローになってないよ。心配してくれてたのは山々だけど、少しは乙女のプライバシーを守って行動しようよ……」

ユート「申し訳ない事をしたな」


ユート「しかし、俺もキミを見ていてアイツ同様思った事もある」

卯月「ヘッ…?」

ユート「その笑顔で皆に明るく振る舞って平常を装っていたとしても、ここ最近のキミの顔は偽りの仮面で固められた偽物に変わりはなかった事がな」




未央「ちょっ何言って!今までのしまむーの表情が偽りの仮面で出来ていたなんて…」


未央「そんな事!違うって言ってよ!二人共!!」



卯月「うぅ…」


凛「未央、その人の言う通り、本当の事だよ…」



未央「嘘…だよね?しまむー…もしかして、私達に気を使って今まで無理して、作り笑いしてた…

  とかじゃないよね……?だったらそんなのツラすぎるよ!」

ユート「恐らく…だが、彼女は各々の道を進むキミ達の事を応援し、自分も前に進もうと一歩踏み出そうとしたら進む道が見つからず―――


ユート「―――今やれる事をと頑張って行く内に、自然と笑顔が消えていったのだろう」


卯月「あれ…おかしいな?その方の仰る通りなのに……」

卯月「でも、私…自分なりに、舞踏会に向けて頑張って……」

卯月「皆みたいに歌とかお仕事とか、ダンスとか色々…でも、皆見つけてて……」

卯月「頑張ったんです!私レッスン大好きだし!頑張ってたら、もっともっとレッスンしたら…!」

卯月「あぅ…でも、ちっとも分からなくて!私の中のキラキラするもの何だか分からなくなって…」



卯月「このままだったらどうしよう…もし、このまま時間が来ちゃったら…」

卯月「怖いよぉー。…もし、私だけ何にも見つからなかったら、どうしよう…恐いよぉーー」

ユート「…」


卯月「プロデューサーさんは私の良い所は笑顔だって…だけど、だけど!笑顔なんて!笑うなんて…誰でも出来るもん!!」グスン

卯月「ウゥー…ウゥーン 何にも無い…私には何にも……ウワァーン」

未央「しまむー…」

ユート「(まさかここまで彼女は思い詰められていたとは…)」




凛「誰にでも出来るなんて言わないでよ…踏み出したんだよ!」

凛「自分も輝けるかもって…あの時の卯月の笑顔がキラキラで眩しかったから!」





凛「あの笑顔があったから…私!」

卯月「グスン…ウェェーン グスン…ウェェー」

ユート「確かに…笑顔は誰にでも出来る事かもしれない。しかし、キミの笑顔はキミだけにしか出来ないものだ」

ユート「現に今までにもキミの笑顔のおかげで救われた者も居たのは事実だろう」


卯月「グスン」


ユート「自信を持て。キミの笑顔は、決して今の偽りの仮面で被られたモノではない。世界を、皆の未来に、

  笑顔を届けられるような…そんな笑顔をここに、真に秘めている」

卯月「グシュン…う、そんな笑顔、私なんかに…可能でしょうか……?」

ユート「キミのプロデューサーに認められた“笑顔”だろ…。彼の事を信じろ」



卯月「………うぇ?」



未央「しまむー…前にさ。私が逃げちゃった時も。ずっと待っててくれたじゃん」

未央「何かね安心してた。しまむーどんな時も頑張りますって言ってくれるって!

  そんなわけないよね。ごめんね。気づけなくて」

 
 
 スタスタスタ



卯月「ウゥー……あぅ?」

 ギュッ

未央「私達さ。もう一回友達になろうよ!今から」







ユーゴ「あいつら…何だか上手くいったみてーだな。さーてっと、セキュリティーの奴も

  いつの間にか消えたみてーだし、俺もあいつの元に帰るとするか…」










美代常務「アイドルを星に例える者がいるが、星の光は永遠ではないと知るべきだな」

美代常務「雲に隠れた星に価値などない。見えなければ只の闇…無だ」

武内P「晴れない雲はありません。星は今もそこにあります」

武内P「彼女は…島村卯月は、シンデレラプロジェクトに必要なメンバーです」

武内P「彼女は必ず戻って来ます。私は彼女を待ちます。云え、待たせて下さい」



美代常務「君が…そこまで彼女に拘る理由は何だ」

武内P「彼女の笑顔に自分も救われ変わる事が出来たから…こんな理由ではダメでしょうか?」






未央「えっと…そうだ。養成所!騒ぎになってるかも!」

ユート「心配はいらない。元はと言えば隼から連絡が行き渡るのが遅かったのが原因だったからな…奴に任せた」







養成所トレーナー「何!?この養成所周りの状況はッ…そうだ。あそこで卯月ちゃんが確かトレーニングを!!」

牛尾「おい。アンタ養成所周りには近づかねー方がいい」

早苗「あれ…貴方は確か、島村さんの元養成所の……」

養成所トレーナー「346の片桐さん…でしたっけ?あ、あそこに卯月ちゃんが!!」

牛尾「もういないみたいですよ。どうやら窓から何者かと飛び降りたそうでしてね」

養成所トレーナー「窓から!!?」


牛尾「セキュリティーが必死に追跡しましたが、どうやら逃がしたようでして面目ない」

養成所トレーナー「そんなぁー」


御影「牛尾君。今連絡が入ったそうよ。彼女が公園の方で見つかったって」

牛尾「何ぃ?そいつは良かった。トレーナーさん無事だったそうですよ」

養成所トレーナー「…良かった」

牛尾「セキュリティを振り払った輩は何が狙いでそんな娘を狙ったのか分かれば……解決なんすがねぇ」


隼「狙いが知りたいか…」

早苗「誰ッ!?」

隼「ほう。即座に俺に反応するとはなかなかやる女だ。だが…甘い」


牛尾「うおっとっと。間違いねぇー。こいつが不審者だ!」

隼「俺を捕えたければ、俺が相手だ!(ユートよ。後で覚えておけ)」キーン







未央「なら…うーん。問題ないのかな?」





未央「それじゃ。ウチら帰るね?じゃっまたね!」


凛「卯月…待ってるから」





ユーリ「ふぅーん。偽りの仮面で自分を偽ってたわけね彼女。まるでデニスみたいな事やる娘だね

  まーこれで、彼女がどう変わるか見ものではあるけど…」ニヤッ



 BGM:心もよう











 カツカツカツカツ

卯月「…」

ユート「来たか…」

武内P「島村さんなら来て下さると思っていました」

卯月「私、私の笑顔で、皆が本当に笑顔になれるのなら、私なりの精一杯の笑顔で皆さんに笑顔を与え続けるつもりです。そう決めましたから」

武内P「一人で抱え込まないで下さい。貴方にも私にも、相談できる仲間がいるんです。決して貴方一人では無いのですから」

卯月「はい。島村卯月これからは元気いっぱい笑顔で行こうと思います!」




 END

くぅー疲れました。今日中に終わらないかと思いましたが何とか終わる事が出来ました
スペシャルプログラム放送頃から書き始めて24話までで終わらせようかと思っていて気づいたらもう放送済みだと言う…
風呂敷を広げるのもあれだったので次回分はまだ見てませんが

遊戯王の方は遂さっき新OPEDに変わった話を見ながら書いていた為結構終盤の方はテンション上がってSSの方が進めました


二つの作品を見てると卯月にも遊矢にも”笑顔”を考えさせられました。いずれ遊矢シリーズにも笑顔になってもらいたい…ですな議長?

おはようございます
このSSも昨日までの一週間かけた更新で何とか終わり、HTML化依頼を出しても良かったのですが…
終わった直後で急ですが、後日談(エピローグ)の投下が決まりました
更新日の詳細はまだ未定ですが…事前にお伝えする予定です

今週中にでも書き上げ投下しようと思いますので皆さまそれまでの間引き続きお待ちください

お待たせしました。更新日の方が決まりました
後日談…云え、続編の投下の方を明日辺りにでも投下したいと思います

続編の為新たにスレ立てを行いますので真に勝手ながらこのスレは閉じようと思います
申し訳ございません。皆さんの気持ちにお答え出来るよう私も島村さんのように頑張りたい一心です

次スレはこちらとなります

常務「輝けぬ者に資格はない」卯月「私…まだ答えが」ユート「信じるんだ君の笑顔を」
卯月「笑顔なんて、誰にも出来るもん…」ユート「世界に…皆の未来に、笑顔を……」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443363478/)


次スレでは>>129での私が居た描写は無くなっているのでその事も踏まえてご了承ください
それでは次スレもよろしくお願いします

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