提督「んんんあああああ!!!補給は大好きよおおおおおおお!!! (6)

やってしまった。

やってしまった。

これは裏切り。明確かつ決定的な裏切り。
彼女の信頼を、彼女の敬愛を俺は最悪の形で裏切ってしまったのだ。

脳髄を溶かす匂い、可愛らしい小さな鼻、宇宙のように俺を魅惑する瞳、心を焼いて離さない髪、アマガミしたくなる耳、艶やかな愛を形作った唇、鼓膜と心を震わせる甘い声。

そのすべてを俺は裏切ったのだ。他でもない彼女の愛を俺は侮辱してしまったのだ。

素直に受け入れればよかった。彼女の言葉を信じることが怖くて結果こんなことになってしまった。

溜まり続けた俺の行き場のない欲望は抵抗することもできないまま最悪の形で発散させてしまった。

今のこの状況をただ呆然と眺めるしかない。背徳感と強い快感に支配された俺の脳みそはすでに責任感のない冷たさに満たされている。

普段俺への愛を囁いてくれる声が怖くて仕方ない。暖かく俺を想う視線が怖くて仕方ない。

だが俺はそれだけのことをしてしまったのだ。

たとえ彼女がすべてを許し俺の謝罪を受け入れたとしても俺は一生彼女の目を見れない。
逃避、罪悪感、自己否定、怒り、すべての負の感情が俺を襲うだろう。
なんと情けない人間なんだろう俺は。

だがそれだけのことをしてしまったのだ。

まさか。

阿賀野のフィギュアに射精してしまうなんて……。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1443279192

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom