【安価・コンマ】 アイドルマスターXENOGLOSSIA ーCINDERELLA GIRLS ー (602)


このスレはゼノグラシアの名を借りて、いろんな作品のロボにモバマスキャラを乗せて楽しもうというスレです。
安価の内容としては、戦闘中の行動やダメージ判定、機体選択などが主になるかと。
安価形式のssは初めてなので、お手柔らかにお願いしたいです。
エタらないよう頑張っていく所存ではありますが、少し間が空いてしまうこともあるかもしれません。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1442913354

まずは主人公を決めたいと思います。
年齢的なことも考えなければならないので、高校生〜未成年の間で1人、モバマスキャラから選んで下さい。

↓3

というわけで主人公は智絵里となりました。
クールのメンバーの誰かが来ると思ってたけど意外だな...
頑張って書いてみます。
では次に智絵里のライバルポジションを決めたいと思います。
同じく高校生〜未成年の間で1人選んで下さい。

↓3

というわけでライバルポジションは拓海となりました。
やっべえ口調勉強しないと...
では次に智絵里の同僚ポジションを決めたいと思います。

年齢的には幼少組は避けたいので、中学生組以上で1人お願いします。

↓4

ライラさんですよー。
やっべえ口調が...なんかイレギュラーなキャラ多いな...
では智絵里の学校での親友枠を1人お願いします。
智絵里は16歳なんで、15〜17歳のメンバーで。
あ、ウサミン星人さんはないということで...

↓4

ミツボシ!
書きやすそうで良かったです。
親友枠はちゃんみおということで。
ライバルポジション=敵組織所属、だと思っていたのですが、<<20さんに(なるほど!)と思いましたので、少し悩みましたが、明確な敵キャラを作ろうと思います。
高校生〜未成年の間で1人お願いします。

↓4

敵ポジは文香ということで。
なんとか書いてみます。
見てみるとだいぶカオスな様相になってますねえ。
では次に敵ポジをもう二人ほど追加しようと思います。
高校生〜未成年の間で2人ほど。
もしかしたら安価次第では3人になるかも。

↓4、↓5

作者に衝撃走る。
敵ポジその2、その3はしぶりん、島村さんということで。
なんとニュージェネメンバー分断です。ちゃんみおに心から同情します。
ではひとまず主要メンバーが決まりました。
少し時間を下さい。まとめます。

主人公...緒方智絵里
ライバル...向井拓海
同僚...ライラ
親友...本田未央
敵その1...鷺沢文香
敵その2...渋谷凛
敵その3...島村卯月

とまあこんな感じです。
1人外人を入れてくれたのは非常にありがたかったです。
搭乗する機体については後で安価を取りたいと思います。
ではプロローグを始めたいと思います。
だいぶ設定や時間軸が変わっていますが、そこはご容赦してください。


アウリン、そして5体のiDOLの消滅をもって、隕石落下の脅威は消えた。

モンデンキントは解体され、アイドルマスター達は、普通の「女の子」として、それぞれの道を歩き出した。

iDOLに関するデータは封印された。

もはや必要ではない、というのが表向きの理由だ。

また、若い女性が操縦者として必要不可欠であることも、人道的な問題として封印に拍車をかけた。

だが実際には、あまりに強大すぎる力を目の当たりにし、世界のパワーバランスの崩壊を恐れたモンデンキント上層部の判断が多分に関係していた。

こうしてiDOLというオーパーツは、ひっそりと封印されていった。


だが実際には、解析作業は一部のモンデンキント関係者によってつづけられていた。

モンデンキントJPの技術部は、ほとんどがある会社に吸収された。

もはや機密となったiDOLの情報を自由に解析出来るのは、その会社の他になかったのである。

また、会社側にも、その解析結果があるもののためにどうしても必要だったのだ。

彼らが特に目をつけたのはiDOLの優れた慣性制御である。

これはコアなしには実現不可能だが、トゥリアビータの開発した人工のコアの製造技術を流用し、この問題をクリアした。

技術屋達は並々ならぬ情熱を持って、解析に臨んだ。


しかし、iDOLの解析は彼らだけがしていたのではなかった。

トゥリアビータは、確かに主要メンバーの死をもって壊滅したはずだった。

しかしながら、生き残った人間もまた、確かにいたのである。

彼らもまた、これまで自分たちがしてきたことの証明のための場所を欲した。

彼らは、秘密裏に違う会社へと吸収され、iDOLの解析へと身を投じ、モンデンキントの技術屋に負けないほどの情熱をもって解析に臨んだ。


両者を動かしているのは、未知の技術を我が手に収めたいという、エンジニア故の止められない欲望。

モンデンキントとトゥリアビータ、二つの組織の闘争は、iDOLの技術競争という形で再び幕を開けた。


月日は流れた。

復興暦122年。

iDOLの消滅から15年。

世界は再び、脅威にさらされることとなる。

隕石ではなく、人間によって。

これにてプロローグは終了です。
まあはっきり言って、iDOLって他のロボアニメに比べると少し弱そうに見えてくるんですが、重力操れて永久機関持ちっていうチート機体ですからね。
設定としては大分性能は下げるつもりです。
これから設定を投下していくんで、しばらくお待ちください。

安価の仕方>>○○だぞ

>>53さんありがとうございます。
ほんまや違ってた...

では設定を投下していきます。
ちょっと厨二チックになったなぁ...

グランゾンやゼオライマーなら張り合える

設定1


第二世代iDOL

通称シンデレラ。
人工のコアを使用しているため、機体のサイズが大幅に小型化された。
基本的に操縦システムは、脳波コントロール3割、マニュアル操作7割といったところ(歩く、走る、殴る、などの基本的な動作は脳波コントロール、ライフルを構える、斬り結ぶ、などはマニュアル操作。また可変機の場合は人型でない時は完全なマニュアル操作となる)。
相変わらず若い女性しか操縦ができない(正確には出来ないことはないのだが、正確さに欠け、パイロットにも多大な負担がかかる)。
ほとんどの機体が腰部に大型のテールバインダー(GレコのG-ルシファーとかUCのリゼル、0083のステイメンのやつがイメージに近いです)をつけているのが特徴。これがドレスのスカートのように見えることから、先代のパイロットがふと「シンデレラみたい...」とつぶやき、その意見が共感を呼んだことでシンデレラが愛称となった。
また、どこか女性的なシルエットを持つ機体が多いのも特徴の一つ。


シンデレラガールズ

シンデレラのパイロット達の通称。
年若い(20代前半くらいまで。個人差あり)女性しかなれない。
選抜方法としては、アイドルマスターとほとんど変わりはないが、既に活躍しているアイドルをスカウトすることが多めとなっている。
一応シンデレラガールであることは一般人に秘密ではあるが、緊急時に学校を即座に早退したりすることもあるので、嘘をつくのが下手な場合は勘付かれることもある。
全員が容姿端麗であり、半分ほどがアイドルとして活躍している。また、他にもある共通点が示唆されている。


重力緩衝機構
(グラヴィティ・アブソーバー)

コアの解析により実用化にこぎつけた機構。
コクピット周辺や重要な関節部のみではあるが、重力制御によって衝撃や機動時のGを緩和できる。この技術によって人型の兵...いや、機体の開発に実現性がでてきた。
また、余談だが、モンデンキントの技術屋達の5年間の解析で実用化に漕ぎ着けたのは、この機構のみである。
重力レイヤーや推進力としての重力操作は相変わらず謎のままである。


コア

iDOLの中心的な部分ではなく、半ばグラヴィティ・アブソーバーの運用のために、機体各部に格納されている。
オリジナルのコアのような動力源としての機能は持っておらず、また、「人格」と呼ばれていたものも確認されていない(よって熱に対する対策を必要としない)。
しかしながらオリジナルのコアに比べて耐久性が高く、サイズを自由に指定して製造でき、また形状の加工が可能なため、コクピットを覆うように配置することもできる。
エピメテウスシリーズに搭載されていたコアとは別種(これはトゥリアビータ崩壊時に完全にコア複製のデータをサルベージすることができなかったため)。
ちなみに質量比はオリジナルよりも低い。
「人格」を持たないはずなのに、容姿端麗な女性しか操縦できない等、謎な部分もある。

AbsoluteNIneってロボアニメのOPみたいだよな


原作(?)ではヌービアムとテンペスタースが好きだった
アツすぎる


A社

モンデンキントの技術屋達のほとんどが入社した企業。多国籍企業であり、また様々な業界に進出しているため、非常に有名。iDOLの開発のため、技術屋たちを引き込む。
ちなみにAというのはイニシャルではなく、ただ単に作者が名前を思いついていないだけ。

B社

トゥリアビータの生存した技術屋達が入社した企業。A社に負けず劣らずの大企業ではあるものの、iDOLの開発においてはA社にひどい目にあわされた過去がある。
Bの由来についてはAと同様。いつか必要となったら安価とるかも。


てな訳で初期から構想されていた設定はこんな感じです。ゼノグラシア本編での用語などはwiki参照でお願いします。
まだ他にもあるけど、それは物語が進んでからということで。

今本編を考えているので、もうしばらくお待ちください。
1本前日譚として書いたやつがあるんで、つなぎにそれを投下しておこうと思います。


復興暦112年8月3日、
グリニッジ標準時23時55分

赤道軌道上

「I hav......trol.This sh...s in th...niner nin...se...six...feet. Ah,collection,one
,nin....ああ、もう!日本語でいくわ!フィートに換算するの面倒くさいのよもう...」

「高度600に到達。通信が不安定ね。レーザー通信に切り替えるわ」

『了解。コンディションは?』

「オールグリー...ちょっと待って、あ、いえ、左サブの出力が0.7低いわ」

『...確認した。修正用のプログラムはこちらで用意する。そのまま待機。
...まったく、宇宙での運用はまだノウハウがないのに...』

「わかるわ」

『よし、今送った。あと高度が下がってるぞ』

「あら、わかるわ。そうね...8秒ほど再点火の時間を頂戴」

『了解』

「再点火...4、3、2、1、燃焼終了。第3段ロケット分離。あら、ちょっと高いかしら?」


『まあ誤差の範囲内、かな。...え?なに?そろそろオペ代われって?...ハイハイ分かり、いや、ここはわかるわ、か』

『まあ大事な性能試験だ。終わったらなんか奢るからさ、頑張ってくれよ?』

「期待していいのね?ミズキがんばっちゃう!」

『...ただいまオペかわりました。これより性能評価試験を開始します。まずは高度をこれから言う通りに調整してください』

「了解よ♪」


--------


「この位じゃあなんともないわ。すごいのねこの子。よーくわかるわ」

『ウチの技術屋が休暇返上して、目の色変えながら組み上げてましたからねェ。あの入れ込みようったらすごかったですよ。
今度その言葉を技術屋達に直に言ってやって下さい。おそらく泣いて喜びますよ』

『...それでは最終項目に移ります。ダミーを避けながらドロップを破壊してください。ドロップはメロン×5、レモン×3、オレンジ×1です。ダミーは破壊してくれても構いません』

『ちなみにダミーには模擬弾をもたせてあります。当たった場所によっては即試験終了なので気をつけてください』

「あら、ドロップってまだあったのねぇ...」

『アウリン崩壊時に全てなくなったわけじゃありませんから...でもあのサイズのドロップを探すのは結構難しいですね。持ってくるのにも結構骨が折れるんですよ』

「わかるわ。まあ地球に落ちる危険がないんですもの。平和が一番よ♪」

『ほとんど兵器な乗り物に乗るあなたがそれを言いますか...あ、0155に開始です』

「もうそんな時間?お肌に悪いじゃない...」

『まだ20にもなってないのにそんなこと言うんですか...私なんかどうなるんですか...?』

「あ、あら...ごめんなさいねぇ...でも貴方って年の割に若く見えるじゃない、羨ましいわ」

『日々の努力の結果です!時間かかるんだから!朝起きたらまず「あーらもうこんな時間だわー!そろそろ始めるわね!」




『あ!まだ13秒早いです!待ってくださいってえ!』




オペさんの愚痴は付き合うと長くなる。

そのことをよく知っている彼女は、とっとと話を切り上げグッと操縦桿を引いた。

手足が人間のそれよりいくらか長く、人型というには少し不気味なシルエットを持った機体が、足裏と腰部に付いたフレキシブルスラスターを点火する。それと同時にその機体は徐々に高度を下げ始める。

少しずつ微調整しながら降下していると、突然コクピットのモニターにウインドウが開き、ターゲット群を映し出した。

なるほど、ドロップがまばらにあり、その周囲には20体ほどのダミーと思しき人型が浮いている。

まだ画像は粗いが、ダミーの形はなんとかわかる。この機体とは対照的に、手足が短く、不恰好な姿をしている。見た限りでは色は白だろう。

「って、こんなにいるって聞いてないわ...」

と彼女はひっそり愚痴を吐いた。

確かあれはウチの技術部のライバルの...ということは上からの圧力が相当かかっているのだろう。

あちらとしてはこの機体をコテンパンにして、この技術競争に終止符を打ちたいと考えているだろうが、その考えはこちらを舐めすぎている。


「ターゲット確認、ランデブーまで40」

と簡単に報告だけして、操縦に集中する。

地球軌道上では、微細な速度管理が必要とされる。

基本的には速度が上がると高度が上がり、下げると高度が下がるのだが、低高度の場合は、しくじるとすぐに大気圏へ真っ逆さま、となってしまう。

彼女は一応シミュレーターで宇宙用の訓練は受けている。実際に宇宙空間での実践も何度かした。

だが、これは訓練とはわけが違う。

ダミーからの攻撃を避けつつ、正確にドロップを破壊しなければならない。

彼女の手に、じっとりと汗がにじむ。

一旦降下をやめ、行き足に任せてターゲットを追い越す。

そしてある程度距離をとったところで、機体を後ろ向きにして再度減速させる。じりじりと高度が下がり、ターゲットが近づいてくる。




突然、一発の弾が彼女の機体めがけてはなたれる。

それが後に伝説となる、 アイドルマスター、川島瑞樹の第1戦の幕開けとなった。


-----------------


少し深みのある青に塗装された機体が、宇宙をヒラヒラと舞うように身を翻す。

次々とやってくる模擬弾。瑞樹はその多さに半ば呆れかえっていた。

たった一機のiDOLのために、ここまで弾を割くこともないだろうに。

実際、弾を避けるのはそう難しいことではない。

少し高度を下げれば、簡単に避けることができる。だが、その後ターゲットとの相対速度を合わせるのが難しいのだ。

そのため瑞樹は、横にスライドしながら少し高度を下げ、不意に上昇する、という動作を繰り返し、弾を回避していた。真横から見ればさながら浮き沈みするウキのような格好だ。

開始から10分が経とうとしていた。
ひとまず隙をついて、瑞樹はダミー4機とメロン×2、それにレモン×1を破壊していた。

だが、相変わらず瑞樹は接近戦を仕掛けられずにいた。

これはひとえに、ダミーがフォーメーションを組んでいる上、そのフォーメーションがかなり完成度の高いものだからである。

だが、瑞樹は最初から宇宙空間での戦闘では接近戦を仕掛けるのは難しいと考えていた。そのため、瑞樹の機体が持つライフルも弾はたっぷりとあった。

未だ被弾もしていない。今は焦る時ではない。それが瑞樹の判断だった。


戦闘開始から14分と23秒。

その瞬間は不意に訪れた。
ダミーの一機が弾切れを起こし、リロードのためにドロップの中に紛れ込もうとする素振りを見せる。

それを瑞樹が見逃すはずがなかった。

迷う事なく引き金を引く。

銃弾は寸分違わずそのダミーを撃ち抜く。直後、連射された4発の炸裂弾が、メロン2つを続けて砕く。

瞬間、ダミー達はいきなりの僚機、護衛対象であるドロップの立て続けのロストに、そのAIを僅かにフリーズさせる。

そしてダミーが立ち直り、フォーメーションを組み直した時、すでに瑞樹の機体は正面にいなかった。


ダミー達が一斉に彼女の機体を探す。
だがそれらはあまりに遅すぎる行動だった。

「わかるわ!!」

その一声とともに、下から散弾が連続して飛来、3機のダミーを蜂の巣...いや、ミンチよりひでぇや。

瑞樹は一瞬の隙を突き、高度を大幅に下げていた。


そしてその過程で散弾を発射、さらに炸裂弾をドロップの幾つかに打ち込みながら、斜め後方に回り込み、スラスターをアフターバーナーも使って最大出力でふかす。

瑞樹の機体は一瞬にしてダミーの背後に付く。


その両マニピュレータには、少し刃先の長いダガーナイフが握られていた。

「わかるわ!!!」

もはやその先の戦闘は一方的な殺戮だった。ライフルを向けさせる暇も与えず、ナイフの切っ先がダミーの手を、足を、頭を切り裂いてゆく。

瑞樹は四肢を切り裂かれたダミーの一機を蹴り飛ばした。進行方向と逆向きに蹴られたダミーは高度をあっという間に下げ、流星となった。

ダミーは一機残らず四肢を斬りとばされた。

ゆっくりと瑞樹の機体はそこから離れて、少し距離を取る。そしてゆっくりとライフルを構えると、炸裂弾を乱射する。ダミーの爆発がさらなる爆発を誘発させ、ドロップごと粉砕していく様をみながら、瑞樹は1人不安と闘っていた。

「...やりすぎたかしら?...わからないわ...」


はい、これにて前日譚は終了です。まだ成人してない川島さんです。この後本編に川島さんがどのように絡んでくるかはほとんど構想が決まっているので、フェードアウトすることはないかと。

A社とB社の初めてのコンペの時のお話を書いてみました。B社は当初無人でのiDOL運用を目指していましたが、このコンペを機にB社も有人のiDOLの開発に転針していくこととなります。



今回の川島さんの機体は、個人的にはガンダムアルケーをもっと荒削りにした感じの機体をイメージして書きました。ただアルケーの青って...

設定としてはグラヴィティ・アブソーバーの、まだ本当にプロトタイプしかない頃の話です。だからまだ呼び方がiDOLな訳でして。

次回から本編を始めようと思います。

2300時くらいにひとまず投下予定です。
ただ安価をするかどうかはまだ未定です。そこまで進むかどうか...

あ、どれくらい票が集まるか分からないし、反映されるかどうかは分かりませんが、智絵里の搭乗機体が何がいいかを聞いておこうと思います。
機体サイズとしては10メートルから17〜18メートルくらいを予定しております。ただ、多少サイズ補正を入れますことも出来ますので、基本的に乗ってほしい機体をバンバン書いて下さって構いません。
ただ、設定にもある通り、腰部に大型のテールバインダーが追加されるのと、少し女性的なフォルムになることを考慮していただけると助かります。

あ、作品は別に問いません。マクロスだろうがガンダムだろうがレイズナーだろうがダンバインだろうがファフナーだろうが構いません。
あ、ボトムズは勘弁してください。サイズ補正が間に合いません。あとエヴァも。
個人的には可変機に乗せると楽しいかなとも思っております。(チラッ)

もう書き込んでくれてる人いる...
感謝です。
ゼノ本編の機体でも大丈夫です。

すいません、可変機限定みたいにしちゃってましたね。
普通に可変機じゃなくても構いません。
もし自分の乗ってほしい機体が可変機じゃないから出せない...という人がいたら、可変機の枠に囚われずじゃんじゃん書いてください。

うわ、すごい数...感謝です

うわあすごい数...
ちょっと偏りがある気もしますが、智絵里の機体はこの中から幾つか選んで、後で多数決を取ろうと思います。

ちょっと用事が入ったので、投下時間を2345にずらします。
すいません。

時間変更すいません。
まだ用事が長引いてますが、少し暇ができました。
また今回の話では、ほとんど智絵里しか出てきません。(主要キャラは)
では、本編を投下していきたいと思います。


...私、緒方智絵里です。今、大変なことになっています...

自分で言うのも変だけど、そこそこ有名なアイドルとして生活している...はずです。

少し怖いけど、楽しくもあるこのお仕事、私は結構気に入っています。

きっとこんな日々が続いていくんだろうなって...

そう、思ってました。

...なのに何故、私...

...こんな、大きなロボットさんに乗ることになっちゃったんでしょうか...?


あれは今から一週間ほど前のことでした。

私はある生放送の音楽番組で、ゲストとして歌わせていただきました。

その番組に出るのは初めてだった私は、緊張で楽屋でガチガチに固まっていたんです。

その時、番組の司会である川島さんが、突然私の楽屋を訪ねて来ました。

かつて川島さんは、私のプロデューサーさんに担当してもらい、アイドルをしていました。

伝説といっても過言ではない位の人気で、一世を風靡していました。

ところが、突然引退して、アナウンサーへと転職してしまったんです。

でも、今でも川島さんとプロデューサーさんは仲が良く、よく仕事終わりに一緒に飲みに行くそうです。

そういうわけで、川島さんにも、私はよく可愛がってもらっていました。

その時も川島さんに

「緊張しなくてもいいのよ。あなたの歌いたいように歌いなさい」

との言葉を頂いていて...


母性って、いうんでしょうか。
こう、川島さんといるとすごく落ち着くんです。

少し安心した様子の私を見て、川島さんは、私に

「今度食事にでも行きましょ?...大丈夫よそんな顔しなくても。個室にしとくから、プロデューサーさんを連れて来ても大丈夫よ。

私も最近あの人と飲みに行けてないし、ちょうどいいわ」

と言って、私に微笑んで見せました。



「...あ、智絵里ちゃん今16よね?...じゃあもう大丈夫かしら...」

あ、あの、川島さん、今意味深な発言はやめてください...


そんなわけで、無事LIVEを終了させ、幾日か経った日の夜。

私と川島さんとプロデューサーさんは、ある料亭に来ていました。

いつもピシッとしているプロデューサーさんも、個室だからと相当砕けています。

二人とも思う存分食べて、笑って、そして私をいじくりまわします。

ほっぺをプニプニされたり、川島さんに脇腹をくすぐられたり。

でもそれが嫌ではなく、むしろ嬉しいんです。

二人とも私のことを本当に大切にしてくれてるのが分かるから...

この二人に出会って、私は初めて人の温かさを知ったのでした。

私の家族は...ううん、今は忘れます。
この幸せをかみしめる、今はそれだけでいいから...


「...おーい智絵里?ちーえーりー?

...あ、気付いた。大丈夫か?顔が曇ってたぞ?」

「あ!...いえ、なんでもないんです。なんでも...」

不安そうな顔をして、川島さんとプロデューサーさんが私の顔を覗き込みます。

...恥ずかしい...

私は思わず顔を覆ってしまいました。

きっと私の顔は真っ赤です。


少し経って、食事がおおかた終わったあと、川島さんとプロデューサーさんは私に何かを話そうとしているように見えました。

話しかけようとするけど、その糸口がつかめない。だから関係ない話をぎこちなく続ける。

そんな感じでした。

突然、川島さんが私をじっと見てきました。私はまた恥ずかしくなって、顔を覆いそうになります。


が、結局私の手は動くことはありませんでした。

川島さんが私の肩をがっしりと掴んだからです。

川島さんの行動の理由がわからず、私は一瞬固まります。

そんな私の様子を意に介さず、川島さんは私に向かってこう言いました。



「ねぇ、智絵里ちゃん?」

「は、はいィ...!」







「ロボットのパイロット、やってみない?」










一旦中断です。
風呂入ってきます。
15分後くらいに再開するつもりです。

デレステやってたら少し遅れました。
では続きを投下します。


...そんなわけで、私はこのロボットさんに乗っています。
こういったロボットさん達は、一括りに「シンデレラ」と呼ばれているそうです。

シンデレラ...確かにこのロボットさんを見たとき、腰のところがスカートに見えなくもない気がしました。

『...智絵里ちゃん、聞こえる?聞こえたら右のパネルの右下のボタンをタッチしてちょうだい...』

不意に川島さんの声が、頭に着けたヘッドセットから聞こえました。...えと、これでしょうか?

そのボタンを押すと、私がつけているヘッドセットが「ピッ」と軽快な電子音を発しました。

「えっと、これでいいんでしょうか?」

『...うん、聞こえるわね。それでOKよ。もう少しするとオペレーターさんが来るから、もう少し待っててちょうだいね』


「そういえば...川島さん、シンデレラ、なんて名前をつけた人って...誰なんでしょうか?」

『...あら、これがシンデレラって呼ばれてるの、誰から聞いたの?』

「えっと、プロデューサーさんから...」

『そう。まあ別に隠すことでもないし、ちょうど暇だから話そうかしら。

...「シンデレラ」って名前をつけたのは、私よ。

実は私もシンデレラ...いや、あの頃はまだ「iDOL」って呼ばれてたわね、そのパイロットだったの。

ちなみにその頃、パイロットはアイドルマスターって呼ばれてたわ。

...懐かしいわね。あの頃はまだ自分の肌に自信があったわぁ。

ほら、私アイドルしてたでしょ。それと同時にアイドルマスターもやってたのよ。

あ、そろそろオペレーターさんが来たわね。

続きはまた今度ゆっくり話すわね。

後はオペレーターさんの指示に従って頑張ってちょうだい。

期待してるわよ♪』

「...あ、川島さん!」

『ん?どしたの?』

「あの、このロボ...シンデレラの名前って、何ですか?」

『あぁ!そういえば伝え忘れてたわ!


確か...



少しお待ち下さい。
下さった意見の中から機体を選抜中です。
恐らく5機か6機程度にしぼられると思います。

すいません、寝落ちしました。
機体の選別に予想以上に時間がかかってしまい、そのまま寝てしまいました。
一応機体候補の選別は完了したので、発表だけしておきたいと思います。

1、レッドファイブ

2、ニルヴァーシュ

3、G-アルケイン

4、ウーンドウォート

5、エルガイム

個人的にはダン・オブサーズデイかっこええやん!とおもったんですが、いかんせんガン×ソード知らないもんで...
ただ必ずどこかで出そうと思っています。
やっぱり可変機の魅力には勝てなかったよ...
一応多数決方式で決めるつもりですが、意見が少なければ他の方法に変えるつもりです。
というわけで今から多数決を取りたいと思います。番号でお願いします。
あと、できればお昼頃再開したいのですが、その時間って人いるんでしょうか?

ありがとうございます。
じゃあ一応1230に開始ということで。
機体アンケートは開始までとします。
一番票が多かった機体が智絵里の機体となります。

みんな、かっこいい可変機もあるんやで...?(震え声)

まあでも可変機勢が主人公機らしくないのが多いですねえ...
ウーンドウォートはどちらかというと悪役ですし...

1に1票

後質問なんだけ「シンデレラ」も大半の「iDOL」と同じように兵器ではなくて掘削機として作られてるって認識でおk?

>>139さん
説明不足でしたね。
とりあえず現在の認識としては、A社とB社の技術競争のために造られた、純粋な技術試験機、という認識を持ってくれていれば十分です。
女性的なフォルムからして、掘削用の機体ではないのは確かです。
まあ単なる技術試験機ではないのは明らかなんですが...
それは物語が進んでからのお楽しみということで...

可変機ならギアスのアレクサンダ・・・は変形しても地上戦専門か 女性的なフォルムでテールバインダーも(見た目は)合いそうなのに

ちょっと待っててください。
今集計中です。
たくさんのレスに感謝です。

レッドファイブ 14

ニルヴァーシュ 5

G-アルケイン 1

ウーンドウォート 1

エルガイム 9

レッドファイブの圧倒的勝利ですねぇ...
まあ個人的にはカッコいいんで大有りです。
あの多彩な武装を智絵里がどう扱うのか、書くのが楽しみです。

それでは機体も決まったことですし、本編をぼちぼち投下したいと思います。



レッドファイブ。

うちの技術部の人達はみんなそう呼んでるわ。まあ、正式名称じゃないんだけどね。

特徴としては、地上、宇宙を問わず幅広く運用できる、幅広い武装のバリエーションと、とにかく汎用性を重視して造られたってところかしら。

色は今は赤を基調としてるけど、後で要望があれば塗り替えもできるわ』

「レッドファイブ...」

『じゃあそろそろ代わるわ。後はお願いね。』

『...ただいま代わりました。あ、智絵里さん智絵里さん』

「は、はい?」

『さっきの話ちょっと聞いてたんで訂正を入れますね。
そのシンデレラの正式名称は、

「88式多用途戦術戦闘兵器E型
エゴリウス」

なんですよ。長ったらしいからみんなレッドファイブって呼ぶだけで」

そんなに長い名前、私には憶えられません。

とりあえずレッドファイブでいいです。

『それでは、オペレーションに入ります。
パイロットはこれからしばらくの間、何も考えないで下さい。30秒ほどで済みますので。

...脳波リンク開始。

...10、20、30、40...規定値に到達。

...少し乱れてますね。何も考えないでいるのが難しいなら、羊を数えててください。要は規則的な脳波サンプルが欲しいだけですから。

...はい、もう大丈夫ですよ。

身体がだるかったりしませんか?』

身体はだるくはないんですけど...なんだか自分の身体ではないみたいで、少し不安になります。
でも、不思議と嫌な感覚じゃありません。

そのことをオペレーターさんに伝えると、

『流石ね。川島さんが見込んだだけのことはあるわ。これなら3人目になれそうだわ』

と嬉しそうに言ってました。

3人目ってことは、私の他にもシンデレラに乗ってる人がいるんでしょうか?

『じゃあこれからちょっとしたテストを始めます。まずは右手を持ち上げようにイメージして...』

-----------------

『はーいお疲れ様。これで全項目終了です。どう?大丈夫?』

「あ、はい...大丈夫...です」

『あ、川島さんが代わりたいらしいんで、ちょっと待っててくださいね』

『はーいミズキよー♪

すごいわねぇほんと。他の2人もここまでスムーズに動かせてないわ。

さすがはあの2人の...なんでもないわ、私の期待した通りね。

...どう?シンデレラガール、なってみる気になった?』

「...シンデレラ...ガール...?」

『ああ、説明してなかったわね。といっても、シンデレラのパイロットがみんな女性だからっていう、至極簡単な理由なんだけどね。ロマンチックじゃない?』

「...ええ、まあ...でも、なってみるかどうかは...まだ...」

『焦る必要はないわ。まだ時間はたっぷりあるもの。

ただ、智絵里ちゃん、落ち着いて聞いて。

...あなたは世界の命運を左右する存在になるかもしれないの。

...いきなりこんなこと言われても、実感が湧かないでしょうね。

これから何が起こるのか、今は私の口から話すことは出来ないわ。

でも、貴方が世界を左右する存在になった時、その子がきっと一緒に道を切り開いてくれる。それだけは確実に言えるわ。

...私やプロデューサーさんも、いつでも相談に乗るわ。ゆっくり考えて、それから結論を出してちょうだい。

...後悔のない選択なんか、この世にはないの。でも貴方には、なるべく後悔の少ない選択をして欲しい。

それくらいしか、私たちが伝えられることはないわ。

...あ、後でプロデューサーさんに、今日飲みに行きましょ、って伝えてくれるかしら?』

「...分かりました」

『そんじゃまた後でね?バーイ♪』

また「ピッ」とヘッドセットが音を立てました。通信が切れたみたいです。



私の頭は、まだ理解が追いついていません。

頭の中をエンドレスリピートで駆け巡るのは、さっきの川島さんの言葉です。

...私が...世界を...左右する...?



ひとまず書き溜め分は投下終了です。
後でまた人物紹介を投下しようとは思いますが、ひとまず本編は終了です。
短いな...

ここでいくつか気になったレスに返信しようと思います。

>>56
おそらくiDOL瞬殺されるかと...

>>61
アブナイ欲しいんですけどねえ...
なんかうちの周りで売ってる店ないんですよ...
ただ試聴した時確かに思いました。
あっ、これロボソンやって。
でもモバマスの中での個人的なベストロボソンは、ヴィーナスシンドロームとしぶりんの蒼穹ですね。
この二つは魂震えてもおかしくないと思います。
最近は新田さんのミツボシも良かったです。
...はい、新田さんPですよ。

>>147
作者も出てくるかなと思ってたんですが、よく考えるとサイズ補正が結構ギリギリなんですよね。
それに機体がしょっちゅう破壊される世界になってしまいそうです。
あんまり破壊されると智絵里の精神が...


このスレ始めてから智絵里に愛着が湧いてきました。デレステでは風色メロディーのProをずっとしています。

また拓海とかの口調も勉強しないと...

少し遅くなりましたが、簡単なプロフィールだけ投下しておきます。


緒方智絵里

プロフィールはモバマス準拠。
いつも何かに怯えているよう。
そこそこ売れてるアイドルとして活躍中。
また、家族との間に問題を抱えているらしいが、その真相を知る者は少ない。


川島瑞樹

プロフィールはモバマス準拠。
だが、こちらではすでに、若い頃アイドルとして活躍しており、その後アナウンサーとして活躍中という設定になっている。
また、元アイドルマスターであり、
アイドルの中からシンデレラガール候補をスカウトする際は、彼女が主に行動する。


プロデューサー

毎度おなじみのプロデューサー。
...に見えるけど、シンデレラに決して浅くない関わりがある。
実は川島さんと同い年。
智絵里を担当する前は、川島さんのプロデュースをしていた。彼女とは今でも仲が良い。
また、前日譚に出てきた最初のオペレーターではない。
プロデューサーとなった経緯は、川島さんもよく知らない。
容姿は各自で脳内補完して下さい。

一応智絵里の機体の大まかな設定が出来たんで置いておきます。




レッドファイブ


正式名称
88式多用途戦術戦闘兵器E型エゴリウス

全高 14.0m

最新型のシンデレラ。
汎用性を重視して開発された。
シンデレラで初めて、単体でも戦闘可能なコアモジュールと、外部戦闘モジュールであるアサルトイェーガーから構成される二層方式が採用された。
また、徹底したモジュール構造となっているため、部品の交換やメンテナンスが短時間で行える。
が、機体構造が他のシンデレラと根本的に違うため、他機体との互換性はあまりない。
ハードポイントが機体各部にあるため、非常に多彩な武装を一度に装備できるのも特徴の一つ。
ジュリアシステムが組み込まれているが、これがどう作用するかは、物語が進んでからのお楽しみ。
なお、腰部の展開式アーマーは原作より少し大型化し、テールバインダーとの選択式となっている(できればテールバインダーに交換したいのだが、そうしてしまうとどことなくレッドファイブらしくなくなってしまうので)。

武装...
標準兵装
88式ビームキャノン
88式機動鉈剣ヘビーマチェーテ
88式内殻式連射銃ニーブロック
88式格闘用護剣ソードカウンター
88式軽粒子銃アームガン
89式B型荷電粒子砲

オプション兵装
脚部追加ソード
90式遠距離多目的複合砲ロングボウ
90式近距離複合戦闘装備チェーンレールキャノン1
90式近距離複合戦闘装備チェーンレールキャノン2
90式重多目的複合砲HMランチャー / マルチランチャー
90式重多目的複合砲HMランチャー / 重マルチランチャー


この武装の多さ...
設定は随時追加されていくと思います。
恐らく今日の夜できると思いますが、あと少し課題が残っているので時間は未定です。

1100に再開予定です。
戦闘まではいかなさそうですが、ちょくちょく安価・コンマが入りそうです。
あと、姉御とライラさんの機体のアンケートをまた取りたいと思いますので、乗ってほしい機体を自由に書いていってください。
作品は問いませんが、少し女性的なフォルムになるのと、腰部にテールバインダーが追加されるという追加条件は変わりません。

機体選抜方法ですが、安価かコンマか、
それともまた多数決か、どれがいいでしょうか?

これは二人分書いていいのかな?
いいのなら拓海がヴァルヴレイヴ5号機、ライラがセラヴィーで

選抜はコンマのほうが面白いと思う

ではコンマということで。
>>192さん
どうせですし、二人に乗ってほしい機体は別々に書くのは歓迎です。

この場合、複座機選んだら二人乗りになるんだろうか
そうでないなら拓海をSKLに乗せたい。漫画版でバイク型の支援機に乗ってたし

>>194さん
複座機はOKなんですが、2人乗りではなく、単座機になる補正がかかります。
2人乗りにすると少し面倒なんで...
ただ後々例外は作るかもしれません。

2人の機体は集計した後にコンマで決めようと思うので、しばらくお待ちください。もしまだ乗ってほしい機体があれば、本編投下中でも書いてくれて構いません。締め切りは本編投下終了までとします。

また、本編ですが、視点がころころ変わります。そこはご容赦下さい。

あと安価とコンマがあるので、皆様ふるってご参加いただければ幸いです。



それでは、投下していきます。

智絵里は、自身の部屋のベッドの上で仰向けに寝ていた。

もうすっかり秋だ。

外からは虫の鳴き声が聞こえる。



今日はびっくりし通しの1日だった。

それが智絵里の認識である。

よく分からないロボットに乗せられ、それを動かし、さらにパイロットにならないかとまで言われたのだ。

まず普通の女子高生なら遭遇しない事柄であろう。

だが、何より智絵里を不安にさせるのは、最後の瑞樹の言葉だった。

ー貴方は世界の命運を左右する存在になるかもしれない。ー

自身が臆病で引っ込み思案なのは、他の誰よりも智絵里自身が知っていた。

そんな自分が、そこまでご大層な存在だとは、どうしても智絵里には思えなかったのである。

そして、プロデューサーと瑞樹が、智絵里がシンデレラガールとなることを期待していることもよく分かっていた。

できればその期待に応えたい。

自分を見出し、ここまで成長させてくれたことへの恩返しとして。

2つの複雑な感情に、今智絵里は板挟みになっていた。

「はあ ...」

自然とため息が漏れる。

ふと時計を見ると、もう少しで11時になろうとしていた。

部屋の電気はもう全て消してある。

今の智絵里を照らすのは、窓から入る月の明かりだけである。

月の明かりは全てを青白く照らし出していた。

放り投げた鞄も、クローバーがプリントされたカーペットも。

と、ふとその月明かりが消えた。智絵里ははっとして起き上がり、窓を見た。

そこには変わらず月がある。

だが、奇妙なことに、先ほどまでの月の光は部屋に入ってきていない。

智絵里は反射的に身を竦ませた。

ここは女子寮の3階である。

まさか人が登ってきて、いたずらしているというわけではあるまい。

状況が分からない。

身体が動かない。

そんな状況が永遠に続いたように、智絵里には感じられた。

が、終わりは不意に訪れた。

突然景色が揺らぐ。

智絵里がそれに気づき、はっと我に返った時には、もう景色の揺らぎは止まっていた。

また元通りに、月明かりが部屋の中を照らす。

もはや今の智絵里を支配しているのは、恐怖、そして先ほどよりも増した不安である。


そう、智絵里は確かに聞いた。



シンデレラ独特の微かな駆動音。



そして確かに見た。





レッドファイブとは明らかに違う、真っ赤なカメラアイ。それが、揺らぐ景色の中で一瞬光ったのを。


次の日。

智絵里は眠い目を擦りながら学校にいた。

あの後、あまり寝られなかったのだ。

だが、そんな智絵里を気にすることもなく、クラスメイト達は普段通りの生活を送っている。

アイドルとして活動している智絵里は、必然的に学校への出席機会が他の生徒より少なくなる。

そのため、校内にほとんど友達といえる人がいなかった。

寂しくないといえば、嘘になる。

だが、そんな立ち位置故の自由度の高さは、智絵里は嫌いではなかった。

少なくとも他人を傷つけることも、傷ついて自身の弱さを大衆に晒すこともないから。



高望みはしない。



それで十分だった。


-----------------

学校が終わりました。

私は部活に所属していないので、そのまま帰ろうと、校門をくぐろうとしました。が...

「あ、ちえりーん!ちーえーりーん!」

元気という言葉を体現したような声が聞こえてきました。

私の数少ない親友と呼べる人の1人、本田未央ちゃんです。

「私も帰るとこなんだ。一緒に帰ろ?」

最近話せてなかったので、ちょうど良いタイミングです。

ついでに、少し相談に乗ってもらいましょう。

-----------------

「そういえばちえりん、今日のニュース見た?」

...昨日は帰ってくるのが遅かったし、あんなこともあったので、テレビは一切つけていません。

何でしょうか...?

「なんかこの辺りで、変な音が聞こえたり、花壇がでっかい足で踏まれたみたいに潰されたり...


あと、でっかい人の形した影を見たって人もいるんだって!」

人型の影。

もしかしたら...

私の昨日の体験、未央ちゃんに話すべきでしょうか?

コンマ

01〜50 話す

51〜00 話さない

↓2

了解です。
今度から↓1にしますね。
では話す方向で。
本編再開します。

私は、ここは正直に相談に乗ってもらおうと思いました。

未央ちゃんに昨日の夜の出来事を話します。

ひとしきり話を聞いた後、未央ちゃんは大げさに頷いて、こう言いました。

「それはこの未央ちゃんが思うに、幽霊の仕業じゃないかと思うねぇ〜」

「ゆ、幽霊?」

「そう、幽霊...昔美しい娘に恋をして、叶わぬ恋に絶望した青年が、この辺りで娘を呪いながら自殺したのさ...

そしてその魂は報われぬまま幽霊となり、今でもちえりんみたいなかわいーい娘を見つけては、ふらっと影だけもってやってくるのさ...

『そこの嬢ちゃん、可愛いねえ〜』

っていいながら、さ...」
(デレマス14話の例の虚ろな目をしながら)

「い、いやあああ......」

「...ごめんごめんちえりん。そんなに怖がるなんて思ってなくてさ。

恐らく夢でも見てたんじゃないかな?

なんか昨日寝る前にホラー映画とか観てない?

...まあそんなに深く考えなくてもいいと思うよ。きっとすぐ忘れるって♪」

...未央ちゃんの話、結構...怖かったです。

...でもやっぱり、あれは夢だったんでしょうか。

今はそう思っていた方が気が楽かもしれません。

あれは夢だった。そう思うことにしました。

そうなると、心を占めるのはやはりあの話題です。

シンデレラガールになるか否か。

オブラートに包んで、相談してみます。

「ねぇ...未央ちゃん」

「ん?どしたのちえりん」

「...もし...もしもの話だけど、未央ちゃんが自分には出来ない...って思ってることを、誰か大切な人に、やってほしい...って言われたら...未央ちゃんはどうする...かな?」

「 」
ここでのちゃんみおの発言
智絵里をシンデレラガールにする方向の発言でお願いします。
発言によって智絵里のモチベーションも変わります。

↓1

「もちろんやるよ」

「理由...聞いていいかな...」

「 」
再びちゃんみおの発言
理由は詳しめにしてくれると幸いです

↓1

「力があるならやりたいじゃん?
…逃げて守れなかったとか救えなかったとか辛いし」

その言葉に、頬を叩かれた気がしました。

少なくとも、川島さんとプロデューサーさんは、私に世界を守れるだけの力があると、そう信じてくれています。
その期待から逃げるのは、2人に対してあまりに失礼です。
いや、失礼とか、そういうことではなく、人間として応えてみせなければならないのです。
力があるのなら、それを振るわない手がどこにありましょうか。
一番報われないのは、逃げ続けた結果、自分の大切なものが一つ残らず壊されていくことです。
川島さんも言っていました。
後悔の残らない選択をして欲しい、と。
もし負けても、自分の力を尽くした結果であれば、きっと後悔はありません。
自分も一緒に壊されていくだけです。
それなら...



「そう...だよね...

うん、私やってみるよ。

ありがとう...未央ちゃん」

「おやぁ〜ちえりんお悩みかい?

クラスではお悩み相談の未央、なんて呼ばれてる、この未央ちゃんに相談してみなさ〜い!」

「ううん、大した...悩みじゃなくなったから...もう大丈夫。

ありがと」

「...まあ、無理には聞かないよ。

俺はそんな、お前の背中を見送るだけさ...フッ...

...なんちゃってー♪」



さて、これで私が取るべき選択は決まりました。



明日、プロデューサーさんに伝えましょう。




こんな私でも、2人の期待に応えてみせます、って。


ひとまず本日の投下分は終了です。

途中、セリフを考えるのにだいぶ時間がかかってしまいました。
もう一時間半も経過してる...
当面は速度アップが目標ですね。

どのくらい人がいるか分かりませんが、とりあえず姉御とライラさんの機体を決めたいと思います。
準備中ですので、しばしお待ち下さい。

大変お待たせいたしました。
かなり悩んだのですが、コンマ下二桁の数字で決めたいと思います。
一部前回の機体も混ざっておりますが気にせずに。

01〜20 ウィンダム

21〜40チェインバー

41〜60 ヴァルヴレイヴ5号機(拓海)
セラヴィーガンダム(ライラ)

61〜80 アレクサンダ(サイズ補正有)

81〜95 紅蓮弐式(サイズ補正あり)
(拓海)
ウーンドウォート(ライラ)

00 ??

では、

拓海 ↓2

ライラ ↓3


ファイッ!!!

96~99は?

>>226
忘れてたああああ
96〜00 ?

でお願いします

もう一度安価設定させてください

拓海 ↓2

ライラ ↓3

ファイッ!!!

なんという高数値コンマ...
というわけで、

拓海 紅蓮弐式(サイズ補正あり)

ライラ ウーンドウォート

となりました。
紅蓮弐式はアツい展開になりそうですね。
非常に楽しみです。

一体ライラ何ライラなんだ...

機体も決まったところで、ひとまずお開きです。

明日はいよいよ敵方の機体を決めたいと思います。
また例によってふみふみ、しぶりん、島村さんに搭乗してほしい機体を自由に書いていって下さい。
できれば機体サイズは20メートル位までの大きさでお願いします。

智絵里に愛着がわきまくってます。
チエリスト達の気持ちが分かるような気がします。
明日は少し短いとは思いますが、更新はしようと思っています。
それではお休みなさい。

Fz-109A エルガーゾルン(マクロス7)

MSM-04 アッガイ(機動戦士ガンダム)

RX-0 バンシィ(機動戦士ガンダムUC)

2100に始めたいとは思っていますが、恐らく少し遅くなります。
短い更新だとは思われますが、どうかお付き合い下さい。
後で姉御とライラさんの機体設定を投下しておこうと思います。
機体によっては中身がまるで別物なやつもでてくるかもしれません。

機体設定その2


紅蓮弐式

頭頂高 11.5m

A社の開発したシンデレラの中でも、割と初期に開発された機体。
堅実な設計がされており、脱出機能、基本的なフレームなどはこの機体で確立された。
パイロットシートはバイクの座席のようになっており、一体感はあるが視界が若干狭いのが難点。
特徴としては背部にせり出したコクピット(これは後に廃れていった)、脚部についた地上走行用の大型ホイール、巨大な右手に搭載された、輻射波動機構と呼ばれるマイクロ波誘導加熱ハイブリッドシステムなどが挙げられる。
なお、輻射波動機構は最初から付いていたものではなく、大幅な近代化改修の際に追加された武装(これは、改修前は決定打となる武装が存在しなかったため)。
ちなみに紅蓮弐式は正式名称ではなく、パイロットの強い要望により、ニックネームとして浸透したもの。
飛翔機能は現在ない(コクピットの位置が独特であるため)が、追加ユニットの開発が進められている。

紅蓮弐式の武装書き忘れてました。

輻射波動機構
呂号乙型特斬刀
(特殊鍛造合金製ナイフ)×1
43mmグレネードランチャー×1
飛燕爪牙(スラッシュハーケン)×1
チャフスモーク

武装名はそのままつかわせてもらってますが、一部は搭乗者が勝手に名前つけてるって設定にします。
紅蓮弐式だと呂号乙型特斬刀と飛燕爪牙ですね。正式名称はカッコ内です。

機体設定その3


TR-6 ウーンドウォート

頭頂高 15.5m(資料がないため適当)

「換装による、全領域対応型のシンデレラ」をコンセプトに、これまでのシンデレラとは違う方面からのアプローチを経て開発された機体。
ウーンドウォートはコアユニットのみの場合の名称である。
開発時期としては、紅蓮弐式とレッドファイブのほぼ中間に位置する。
(作者待望の)可変機であるが、可変機特有の特定の可動範囲の狭さを克服すべく開発された機体でもある。
しかし、換装ユニットの開発費用が膨れ上がり、結果として、開発者達の間でコンコルド効果を引き起こすこととなる。
そのため、TR-6は開発途中で一旦の完成とされ、不満の残る状態でロールアウトされた(ちなみに可動範囲克服の到達度は70%程度)。
A社の開発したシンデレラの中で最も開発費用がかかった機体、と言われ、一部の開発者からは「金食いウサギ」と揶揄されている。
しかしながら、費用がかかっただけあって、コアユニットのみでも性能は高い。
また、TR-6本体は空中・宇宙戦を想定して造られていることから、脚部が独特の形状をしているため、地上での歩行はあまり出来ない(走るなんて動作はまず出来ない)。
装甲は薄く、ところどころフレームが露出しているところまであるが、これはコアユニットとしての運用を想定しており、そこまで装甲はいらないとの判断による。
今でもこの機体に愛着のある一部の開発者達が、たまにこの機体を勝手にいじっては、新機能を追加したり、問題点を解消しようとするらしい。
戦闘時には、追加兵装であるフルドドⅱを2基装備した、ウーンドウォート・ラーと呼ばれる形態で出撃することが多い。
なお、この機体から得られた反省点は、後にレッドファイブの開発コンセプトや機体構造へとフィードバックされていくこととなる。


基本武装

ブーストポッドバルカン×2
バルカンポッド
コンポジット・シールド・ブースター


追加兵装

フルドドⅱ
その他多数

うっわ、改めて見るとウーンドウォートの説明文半端なく長い...
愛着のある機体だから許して下さいなんでもしまむら...なんて言いませんよ?

すいません、リアルが忙しいんで更新を2230まで延期させて下さい。

お待たせしました。
たくさんのレスありがとうございます。
今日も例によって安価・コンマはあまりないです。
恐らく本格的な戦闘は明日以降になるかと。
それでは本編を投下していきます。

-----------------

「プロデューサーさん...私...やってみます。

私に務まるか...分からないけど...

だから、見ててください。

私が挫けないように...」


「ありがとう智絵里。

...女の子にこんなこと頼むのは、やっぱり辛いもんだな...」

「...いいんです。これは...私の恩返し、ですから...」

「」
ここでのプロデューサーの発言
智絵里に対する優しい言葉を
昨日と同じく言葉によっては智絵里の精神に後々影響します

↓1

「辛い事もあるだろうがよろしく頼む
自分を始め皆を頼ってくれよ?」

「...はい...!」

「んじゃ、ちょっと電話してくる。

...今日はレッスンの日か。もしあれだったら休んでもいいからな?」

「いえ...大丈夫、ですから...」

「そんじゃ良かった。まだ時間あるからゆっくりしてていいぞ?」

そういうとプロデューサーさんは、事務所のドアを開けて外へ出てしまいました。

それと入れ替わりにちひろさんが、何かつぶやきながら入ってきます。

「スターゲイザー...犬...ブルデュエル...うっ、頭が...」

「...どうしたんですか?」

「アイエエエエエ!?

智絵里ちゃん!?

...いや、何でもないですよ〜何でも...

...もう食われるのは嫌です...」

...どうしちゃったんでしょう?

-----------------

「いいなぁ〜ちえりん、お仕事で南の島なんて...

私も行きたーい!海で泳ぎたーい!」

プロデューサーさんに決意を伝えてから数日後。

私は再び、未央ちゃんとなにげない会話をしていました。

今私たちがいるのは屋上。

時間はお昼時。

空を見れば、雲がゆっくりと流れていきます。

私は1週間後に、南の方の島へ赴くことになりました。

表向きは仕事ですが、本当はシンデレラガールとしての簡単な研修を数日受けてくるのです。

その時に、他のシンデレラガールの人達と顔合わせをするそうです。

でも、それは関係者以外に知られてはいけません。

だから私は、未央ちゃんの言葉に曖昧に微笑むしかありませんでした。

そんな私の気も知らず、雲はゆっくりと流れていきます。

-----------------


始業5分前の予鈴が鳴りました。

楽しい時間はあっという間です。

未央ちゃんと別れて、教室へと向かいます。

...5時間目は世界史です。

...寝ないようにしなくちゃ...


-----------------




「...これでいいのかな、ちえりん。



私、分かんないや...」


-----------------

...綺麗な海と砂浜です。

...今私は、よくわからない南の島に来ています。

一見普通の南国の小島に見えますが、プロデューサーさん曰く、

『サンダーバード基地並みのギミックがある』

だそうです。

...サンダーバードって、なんでしょうか?

そんなことを思いながら、砂浜のベンチに座っていると、向こうから女の人がやってきました。

まだ遠いのでよく分かりませんが、どう見ても川島さんじゃなさそうです。

その人影はこちらに来るに連れて、だんだん顔立ちがはっきりしてきました。

きりっとしたつり目。

不機嫌そうな表情。

...そして、私じゃ比べ物にならないような...む、胸...

その人は私の前に立つと、少しドスの利いた声でこう言いました。

「...あんたが例の新型のパイロットかい?」

01〜50 「は、はい...」

51〜99 「そう...ですけど...あなたは?」

↓1

「は、はい...」

「...あれに乗るんだからすっげえ女だと思ったけど...飛んだ勘違いだったみてえだな。

んなビクビクしてて、あれを乗り回せるかってんだ。

アタシは向井拓海。真紅に燃えるシンデレラ、紅蓮弐式のパイロットだってんだよ!

覚えときな!

...で、あんたはなんていうんだい?」


01〜50「緒方智絵里...レッドファイブのパイロット...だってんだ...」

51〜99「緒方...智絵里...です...」

↓1

「緒方智絵里...レッドファイブのパイロット...だってんだ...」

そういうと、拓海さんはしばし驚いたように口を開けてポカンとしていましたが、突然笑いだしました。

「はははははははっ!!

ふふっ...ごめんよ急に笑っちまって。

発言訂正だ。

あんた意外と度胸あるよ。

...なるほどな、川島とあの野郎が選んだだけのことはあるや。

気に入ったぜ。今日から智絵里、あんたはあたしのライバルだ。

切磋琢磨しあって、てっぺん掴んでやろうぜッッ!!...なんてな。

...智絵里、改めて四露死苦ッ!」

そういうと拓海さんは手を差し出してきました。

私も恐る恐る手を出すと、がっちりと握手されました。

「今日は特にないもないらしいから、どうせなら少し海で遊ぼうぜ。

...今はいいのか、じゃあ残念だな。

んじゃまた後で会おうぜ!

じゃあなー!」

そういうと、拓海さんは海へと駆けていきました。

私はただ、その背中をポカンと見つめているしかありませんでした。

...まだ心臓がドキドキしています。

...緊張したぁ...


向井拓海さん。

...ちょっと怖いけど、悪い人じゃなさそうです。

良かった...。

ひとまずこれで本日の投下分は終了です。
姉御の口調は難しい...
ちなみにここの姉御はアイドルをしておりません。
なるか否かは今後のプロデューサーに期待しましょう。
明日はライラさんとの顔合わせは確実に書くつもりではいます。
戦闘まで行くかどうかはちょっとわかりません。
戦闘システムもまだ考え中なので...
ただ忍殺スレみたいなシステムにはどう考えても出来そうもないので、かなり簡略化されたシステムになりそうです。

では、だいぶ票が集まったので、そろそろふみふみ、しぶりん、しまむーの機体を決めたいと思います。
少しお待ち下さい。
恐らく10分か15分ほどで出来ます。

すいません
予想外に選択が難航しているので、今日のところはしまむーの機体だけ決めたいと思います。
もう少しお待ちください。

大変お待たせしました。


1、ガイアガンダム

2、ブラックサレナ

3、ローズスリー

4、アリオスガンダム

5、デビルフィッシュ

6、バンシィ

このうちの一つから選んでください。
コンマ数が一番高かったレスに書いてある機体をしまむーの機体とします。
ちょっと一旦離れるんで、締め切りは0030までとしておきます。
あとおくれましたが、ゼーガペインはよく知らんもんで、なしの方向で...

では島村さんの機体はデビルフィッシュということで。
これは島村さん乗りこなせますかねぇ...
少し心配です。
あと、デビルフィッシュについては機体スペックなどの情報が少ないので、情報を書いてくれると助かります。
明日は残り2人の機体を決めようと思います。

さて、個人的にはこれでストーリーがひと段落ついたと思っております。
第一部終わったよーみたいな感じですかね。
でもライラさんも出てきてないし、まだまともに戦闘もしてないんですよね。

休日に入るので多少は書く量や安価、コンマも増えるかと。

そろそろお開きの時間です。

では、個人的にお気に入りなアーニャの
「You're stars shine on me」
を聴きながらお別れです。
まった明日〜(ラジオDJ風)

あ、残り2人の機体は引き続き募集中です。

では今度こそお開きの時間です。

まった明日〜(ラジオDJ風)
(BGM:You're stars shine on me)

2230に開始したいと思います。
戦闘は明日に持ち越されそうです。
ただ、模擬戦みたいなのはするかも。

すいません、2300に変更させてください。
連日すいません。
なんでこんなに急用入るんや...

ちょっと本日分のシナリオが完成しきってはいないんですが、ぼちぼち本編投下していきたいと思います。
ふみふみとしぶりんの機体は本編投下後に決めようと思います。
ぼちぼち安価・コンマ有りです。

飛行機に乗せられやってきた、よくわからない南の島。

来てから一晩が経ちました。

今日から、本格的な研修が始まります。

ブリーフィングルームなる場所に集合したのは、私と拓海さん、それとあと一人...

まずは自己紹介です。

「えっと、緒方智絵里です...

まだなったばかりなので、いろいろ教えてもらえると...うれしいです...」

「...智絵里さん、技術は習うのではなく、奪うものって言葉、知ってますかー?」

「...え?」

「冗談でございますですよー。

自己紹介でございますね。

私は...」

-----------------

ひとまず机上での研修は一通り終わり、実際にシンデレラに乗って訓練をすることになりました。

取り敢えず今日は基本的な操縦技術の一通りの習得、あと武器を使わず肉弾戦のみでの模擬戦をすることになっています。



...このコクピットに乗るのは2度目です。

ですが、あの時とは違い、専用らしい制服(パイロットスーツっていうそうです)を身につけています。

...これ、着心地はいいんですが、ちょっと身体のラインが強調されて...は、恥ずかしいです...

さっきそのことをプロデューサーさんにいうと、

「そのくらいじゃまだマシな方だって!

今度ロボットアニメ観てみろ、それよりもっとひどいやつ着てるから。
まあ気持ちが分からんでもないが...」

って...

...そう思うことにします。

「...智絵里さん、大丈夫でございますですかー?」

突然、ヘッドセットから声が聞こえて来ました。

ライラさんです。

どうやら私の入る少し前にシンデレラガールになったらしいのですが、不思議な雰囲気を持った人なんです。

褐色の肌。

青い宝石みたいな目。

独特の口調。

どれを取ってもエキゾチックな印象が残ります。

私の機体の隣に、彼女の機体は立っています。

少し背が高く、私の機体よりも大きいのに、どこか可愛いシンデレラです。

初めて乗った時、川島さんに教えてもらった通りにパネルを操作し、こちらからも通信回線を開きます。

「あ、はい...大丈夫...」

「ではそろそろ行きますですよー。

ライラさんはお先にですー」

そういうとライラさんの機体は出口へと運ばれていきました。

拓海さんはもう発進しているようです。

次は私の番です。

『...じゃあ智絵里ちゃん、これから実地訓練を始めます。

あなたのプロデューサーさんから、コールサインをクローバーにしてくれ、って頼まれたんだけど、その方がいいかしら?

...あ、コールサインっていうのは、通信の時だけ使われる機体の呼び方なんだけど...』

1 「じゃあ...それでお願いします」

2「...レッドファイブのままでいいです」

↓1

「...レッドファイブのままでいいです」

プロデューサーさんの気遣いはありがたいけど、ちょっとそれは恥ずかしいです。

気持ちだけ受け取っておきます。

『了解。...ではレッドファイブ、

3番カタパルトへ』

「...了解」

『...確認。

...全システムオールグリーン。

...レッドファイブ、発進、どうぞ!』

「緒方智絵里、レッドファイブ...行きます!」

カタパルトについた標識灯が、一斉に赤から緑へと変わります。
同時にフットペダルを踏み込むと、ぐんぐん速度を上げながらカタパルトの上を走っていきました。

カタパルトの末端に来たところで、地を蹴ってジャンプする自分をイメージすると、すんなりとその通りに動いてくれました。

...川島さん曰く、これが出来れば、取り敢えずどこでも動くことが出来るそうです。



...すごい。

今私、空を飛んでいます。自由に動くこともできます。

嬉しくなって、空中で一回転してみました。

しかし、回転し終わってみると、森の木々が目の前にありました。

何か行動を取る暇もなく、その中へ突っ込みます。

...忘れていました。

拓海さんの言っていた言葉が、頭をよぎります。

「いいか、シンデレラは頭でイメージすれば大体思い通りに動いてくれる。

...だけどな、それは三次元での動き方を考慮してイメージしてみた時の話だ。

特に飛んでいる時は、最初の頃はどうしても上下か前後、どちらかの移動方向のイメージを忘れがちになるんだ。

どちらもイメージしないと、シンデレラは失速するか下降するかして、
あっという間に地面へドカンだ。

いいか、これは絶対に忘れんなよ。

...懐かしいなあ。

あいつに乗ってた頃は、最初はアタシもしょっちゅう落ちてたっけ。

...おっといけねえ、過去は忘れるんだった。

んじゃ頑張れよ!」

ひとまず立ち上がって、機体各部の確認をします。

...良かった。

取り敢えず異常はありません。

『おーい、大丈夫かー?』

『大丈夫でございますですかー?』

通信回線が、心配してくれている二人の様子を教えてくれました。

「大丈夫ですよー」

向こうの砂浜に二人のシンデレラが見えます。

遅れを取り戻すべく、私はレッドファイブを大きくジャンプさせました。

ふと好奇心が心の中で頭をもたげました。

そのまま上昇する自分をイメージして、一気に高度を上げます。

あっという間に地面が遠ざかり、島の全景が見下ろせる高さまで来ました。

普通では体験できない大ジャンプです。

海は鋭く光り、雲ひとつない空が果てしなく続いています。

...綺麗です。

...結構、楽しいかもしれません。

シンデレラガール。

安価・コンマがぼちぼち入ると言ったな、あれは嘘だ。
...ごめんなさい模擬戦やるとか言っときながらそこまで行かなくて...
...今日はここまでが限界です。
セリフの安価やコンマは一応、後々影響してくるようにはしてあります。
作者が忘れなければの話ですが...
あと今日は、ふみふみとしぶりんの機体を決めようと思います。
10分か15分くらい時間をください。

大分時間がかかってしまいましたが、なんとか決まりました。



鷺沢文香

1、ニルヴァーシュtypeジ・エンド

2、リジェネレイトガンダム

3、グランゾン

4、ブラックサレナ(大幅サイズ補正)

5、プロヴィデンス



渋谷凛

1、ブルーデスティニー2号機

2、ヴァーダント

3、ゲイルストライクガンダム

4、フリーダム

5、ブルーデスティニー1号機


このしぶりんのガンダム率と蒼率よ...
この中から各一機ずつ選んで投票してください。
ふみふみはコンマ数が一番高いレスの機体、
しぶりんはコンマ数が一番低いレスの機体、
で行こうと思います。

00が出たら僕に選ばせて下さい(願望)

多分0110くらいまで帰ってこないので、それまでを締め切りとします。

それではスタートです。

どちらが何番かを書いてくれると幸いです。

では、
文香 ブラックサレナ(大幅サイズ補正)

凛 ブルーデスティニー1号機

ということで。

ブラックサレナを再び入れたのには、ちょっとした思惑がありまして...
それが使えそうでうれしいです。
お楽しみということで。
わかる人ならすぐ気付くかもしれません。
明日は本格的な戦闘来るかな?
明日は昼にも更新入るかもしれません。
人がいればですが。
では、
まった明日〜(ラジオDJ感)
(BGM:雪の華 楓さんver.)

次回予告

未央「シンデレラガールに楽しみを見出すちえりん」

未央「しかしその時、一発の砲撃がレッドファイブの足元を抉る!」

未央「いきなりの実戦!どうするちえりん!?」

未央「次回、智絵里S.O.S!!」

未央「面白いかは、みんなの安価とコンマ次第?」

やっぱ昼の更新なんか夢物語だったんや...
本編投下は夜にします。

すいません
今日は更新できそうにないです
明日にさせてください
後でちょっとした設定は投下しておきたいと思います。

模擬戦は安価・コンマ方式ではありませんが一応あります。
ただの構成の都合上あまりありませんが...
あと、しばらく機体の募集はないと思われます。

本田未央

プロフィールはモバマス準拠。
アイドルはしていない。
智絵里が学校で唯一親友と呼べる人物。
中学が同じであり、学年はひとつ違うのだが、いつの間にかタメ口で話す仲になった。
智絵里とは対照的に、元気を体現したような人物であり、周りからの人望もある。


向井拓海

プロフィールはモバマス準拠。
シンデレラ「紅蓮弐式」のパイロット。
比較的初期からシンデレラのパイロットであり、経験は豊富。
その腕を買われ、今回のシンデレラ部隊の隊長を務めることとなった。
最初に智絵里にライバル宣言をしたものの、早くもライラと智絵里の世話焼き係になりつつある。


ライラ

プロフィールはモバマス準拠。
アイドルはしていない。
エキゾチックな風貌をしており、独特の日本語をしゃべる。
本編では明かされないが、実はA社の取締役の一人娘であり、監視役としてメンバーの一人となる。
ちなみに、A社とB社がシンデレラを建造し、あまつさえ戦闘までしても国際問題とならないのは、A社B社ともに巨大なコングロマリットであることに加え、上層部が各国に根回ししているからである。
その陣頭指揮を執るのが彼女の父親、取締役である。

デビルフィッシュ

頭頂高 15.5メートル

B社の開発したシンデレラであり、砲撃戦に特化した機体。
にも関わらず、他のシンデレラとは一線を画した高い機動性を持ち、また他の機体と違い、操縦はほぼ脳波コントロールで出来るため、反応速度も段違いである。
しかし、グラヴィティ・アブソーバーでカバーしきれないほどのGと、脳とダイレクトに直結する操縦システムのために、操縦者の肉体と精神を少しずつ蝕んでいく。
最大の特徴は、両腰に配置されたリフボードである。
これは様々な機能を集約した兵装であり、大気圏内での飛行の際は基本的にこれの上に乗る。
また、追加兵装としてスーパーパックが存在する。


標準武装

ロングレンジレーザー砲×2

ホーミングレーザー砲×8

近接戦用ブレード×2


オプション

スーパーパック
(大口径ロングレンジレーザー砲×8、ミサイル多数、大型ブースター×2)

ブルーディスティニー

全高15.0m(サイズ補正込み)

B社の開発したシンデレラであり、あるシステムを運用すべく、既存のシンデレラを改造した機体。
原型機は堅実な機体設計がされており、信頼性が高かったが、システムが搭載されてからは度々暴走している(もっとも、これはパイロットによるものであることも多い)。
これを受けて、機体にはリミッターがかけられている。
パイロットの強い要望により、機体色は蒼。
決して青ではない。蒼である。
飛行機能はないため、基本的に専用の輸送機を使うか、デビルフィッシュのリフボードの後ろに乗って運搬される。
宇宙空間での運用時には、脚部バーニアとバックパックの交換が必要。


基本兵装

ビーム・サーベル×2
頭部バルカン砲×2
胸部バルカン砲×2
腹部有線ミサイルランチャー×2
100mmマシンガン
シールド
ビームライフル

ブラックサレナ


全高15.5m

B社が開発したシンデレラ。全身が黒い装甲で覆われており、詳細は不明。
脚部自体が巨大なスラスターユニットと化しており、女性的なシルエットが多いシンデレラの中で異彩を放っている。
また、出現するたびにシルエットが変わっており、明確な機体のシルエットは判明していない。

基本兵装

ハンドカノン×2

うーん...
戦闘時の安価・コンマシステムに悩んでおります。
内容をこちらであらかじめ設定しておくか、それとも行動を細かく書いてもらうか...
ダメ判をHP式にするか、それとも損傷部位に応じて戦闘不能にさせるか...等...
ちょっと今日は更新無理そうです。
できれば意見を頂きたいです。
また、基本的に安価・コンマを含む更新は土日にしか出来なさそうです。
すいません、更新頻度が落ちてばかりで...

なんか無理に戦闘を安価・コンマにしなくてもいいような気がしてきたな...
ところどころコミュニケーションで安価とってく方式でも問題ないですかねぇ...

もらった意見を参考にして、なんとか安価・コンマシステムの案がある程度固まったので、載せておこうと思います。


通常時


精神安定度
最大100
智絵里と他人とのコミュニケーション時、
こちらから選択肢を提示するので、2〜5個ある選択肢のうち、1つのセリフをコンマによって選びます。
状況によって多少変わりはしますが、基本的に

Very Bad −15
Bad −5
Normal
コンマ01〜50 小数点第一位÷2分減少
51〜99 小数点第一位÷2分増加
00 ??
Good 5

Perfect 15

の選択肢のセリフを用意する予定です。
セリフ自体を募集することもあるかと。
普段はBad、Normal、Goodのみの出現となります。
また、どれがどのコミュにつながるのかは、選び終わるまで分からないようにしておこうと思います。

精神安定度は戦闘時の智絵里のモチベーションなどに影響してきます。
基本的に高ければ高いほど戦闘の際に有利に働き、逆に低いと戦闘の際に不利になります。



特殊精神スキル
特殊な精神状態になっているときに発動するものです。
臨時に発動するもので、今のところ恐怖や狂気、怒りなどを予定しております。
コミュニケーション時に一定の条件を満たすことで発動します。
解除方法は特に決まっておりませんが、できます。
効果は発動し次第発表していきたいと思います(まだ案が固まってないので...)。



基本的に、智絵里のこの2つ、特に精神安定度がストーリーの方向性を決めます。

戦闘時
戦闘時は限られた場合しか安価・コンマはとりません。


戦闘時コミュニケーション
戦闘時のハイライトシーンで出現することがあります。
セリフや心情を、安価で募集したいと思っています。
戦闘している相手との会話や、仲間内での会話によって、臨時的に著しく精神安定度が変わります。
また、場合によっては特殊精神スキルにも変化が起こることがあります。
これによる変更後の数値は、戦闘終了後に引き継がれる場合もあれば引き継がれない場合もあります。


コンマ判定
大技というか、大勢が決する際の判定時に出現することがあります。
大抵はコンマを1回か2回とって判定しますが、変則的な方法をとることもあるかと。

精神安定度を除く3つのシステムは、智絵里だけでなく他のシンデレラガールズにも臨時的に適用される場合があります。

戦闘時の行動指定は面倒くさくなりそうですし、そこまで筆も速くないので今回はオミットさせていただきました。

まだ不完全なものではありますが、とりあえずこんな感じで運用していきたいと思っています。

何か改良案や問題点、新システムの提案がありましたら、教えてくださると嬉しいです。

>>353も1です。

ではこの方針でやっていきたいと思います。
ただ、私用により来週の土曜までは更新は少なめでいきたいと思います。
やっと方針が固まりました。
これで書ける...

今日は遅くなったんで、投下は明日にします。
色々と進展して良かったです。
...ところでアタポンむずいんじゃあああ
Proで精一杯なんじゃああ
でも今ましゅまろキッスProクリアできたから嬉しいんじゃああああ
指先でプニプニするんじゃあああ
音ゲー初めてなんじゃあああ
...今日はもう寝ます。
では
まった明日〜(ラジオDJ感)
(BGM:ましゅまろ☆キッス)

おっつおっつ☆

>>361
ばっちし☆
...今度こそ寝ます

2200くらいに投下開始です。
今日は安価・コンマはありません。
ちなみに精神安定度は50からのスタートです。

では投下していきます。

...疲れました。

初めての模擬戦は散々な結果でした。

シンデレラの動きが他の2人よりも遅いのがよく分かりました。

気づいたら拓海さんの紅蓮弐式が目の前に...ってことがしばしばで...

ライラさんのシンデレラ(ウーンドウォートって呼ばれてるそうです)は近づこうとしても、ひらりと身をかわされるばかり。

拓海さんは、

「ちょっとやりすぎちまったかな...

最初だから仕方ねぇよ、慣れないのはさ。

でも最後の方、大分動きが良くなってた気がするぜ。

...ほら、そう落ち込んでるなよ!くよくよしてると明日に響くぜ!な?」

と言ってくれました。

それでも気持ちは落ち込んだままで...

そんな気分で宿泊所の廊下を歩いていると、向こうからプロデューサーさんが歩いて来ました。

「おう智絵里、お疲れさん。

なかなか良かったぞ。初めてであれだけ操縦できれば大したもんだ」

「...でも、拓海さんにも...ライラさんにも手も足も出ませんでした..」

「そりゃ誰でも最初はうまくいかないだろうよ。それこそ出来たらバケモンさ。

...いいか智絵里。

生きたいって思い続けるんだ。

そうすればあの機体はその想いに応えてくれる。

...まぁ、これは受け売りなんだけどな

実際、俺も川島さんも智絵里のことはいつでも応援してるからな。

さ、うじうじしてないで元気出せ!

せっかくの可愛い顔が曇ってるぞ。

ほれ、こっち見て...」

そういうと、プロデューサーさんは私の頬を優しく引っ張ります。

昔から、私が落ち込んでいるとよくやってくれる、頑張れのサイン。

痛くはないけど、何故か力強さを感じます。

これをされると、いつだって心の中の重荷が降ろされるような感覚がして、ホッとするんです。

「よし、もういいかな...?

そういえば、食事もうできてるらしいぞ。一緒に行くか?」

「...はい...!」

今はこの背中を頼ればいい。

そう、思えました。

-----------------

「こんな感じでいいんですか?」

『ああ。要は、あの子の生存本能に少し火をつけてやればいいだけのことだ。

あの子はあんたを信頼しているから、恐らく効果覿面だろうよ。

そうせんと、あの機体のデータはただの汎用機、という目で見ただけのものに過ぎんからな。

まぁこっちが本当に欲しいデータはさらにその先にあるんだが...』

「...あんな年端もいかない女の子使ってやることですか、それ?

うちの智絵里はなるべく平穏に過ごさせてやるつもりだったんです。

なんでよりによってあの子が...」

『仕方ないだろう。彼女しかジュリアシステムを完璧に扱えないんだ。

私たちだって鬼ではない。

少女にこんな危険なことをさせるのは心が痛いさ。

でも、ここで心を鬼にしなけりゃ、もっと多くの少女...いや、人間が危険に晒されるんだ。

...心では分かっているさ。

そんな御託を並べてみても、結局はエンジニアとしての好奇心があるってことを、な。

だがその先に人類を護る術があるのなら、その術こそが、この研究を続ける免罪符だろう?

...もちろん咎は受けるさ。全て終わった後にな』

「心から軽蔑しますよあんたたち」

『...だが協力している君も共犯者だ、そうだろう?』

「......」

『ではまた今度。

少し意地悪を言ってしまったな。

すまなかった』




...ピッ...






「...すまない、智絵里」



次の日も実戦です。

今日はぐっすり眠ることができました。

気のせいか、レッドファイブの動きもいいような気がします。

手に取ったチェーンソーみたいな武器で、的を撃ちます。
なるべく速く、なるべく正確に。
私がひとまず引き金から指を離した時、四方八方に置かれた的はひとつ残らず砕け散っていました。

成功です。

『...あの、成功には成功ですが、的は出来れば壊さないでくれると...』

...反省です。


その後も模擬戦は続いたんですが、少し不思議な感覚がずっと続いてるんです。

こう、言葉では表せないんですけど、レッドファイブにどう動けばいいかを教わっているような...

時々、頭の中に自分が動いた後の未来が見えるんです。

例えば、今拓海さんの紅蓮弐式は私のちょうど右にいるけど、私が的を撃って左を向いた隙に背後を取ろうとしているのがわかります。

だから...



「うおッ!?」

「チェックメイト...です...!」

「...今のは完全に一本取られちまったな。気付いてねぇと思ったんだが...

...まさか腕にアームガンがついてるとはな...思ってもみなかったぜ」


簡単な話です。

レッドファイブには、腕に固定でアームガンがついています。

だから、あのチェーンソーみたいな奴で的を撃ちながら、拓海さんにアームガンを向けたんです。

「いやぁ、もう少し用心して近付かねぇとな...

でも今のは良かったぜ。なかなか動きも参考になったしな」

『お話中すみませんが...そろそろ模擬戦は終了してください。もう的にするものもありませんし...』

突然オペレーターさんの声が聞こえました。
いつの間にか終了の時間です。

「了解です」

と返信して、そこを離れようとした時でした。

突然レッドファイブが、私が動かした方向とは別に動いたのです。

それも紅蓮弐式の手を掴んで。

『のわッ!?』

次の瞬間、目の前を光が埋め尽くしました。

ひとまずレッドファイブをその光源からなるべく離れさせます。

光が消えた時、そこにあったのは燃える木々と大きな穴でした。

そして、その光が放たれた方向を見ると...

...何も見えません。

と、次の瞬間、連続して光がやって来ました。

その時私は確信しました。




これは、私たちを狙っている。


ーSide Bー


「うーん、ダメでした。当たってませんねえ...」

『まあ今のは威嚇射撃みたいなもんだし、仕方ないよ卯月』

『...凛さんの言う通りです。

いずれにせよ...今回の任務は新型機の性能チェックですから...』

『で、どうするの?文香さん』

『...あの赤い機体は、私が相手します。お二人は、いつもの二機をお願いします』

『...きっとあの赤い機体のパイロットは、まだ操縦に慣れていません。

...ひとまず一対一に持ち込めば、まず負けないはずです』

『了解』

「了解です!」

「...さてと、誤差修正っと...

...うん、大丈夫です!

島村卯月、第二射、頑張ります!」


ーSide Aー


『機体照合の結果が出ました...

...間違いありません!デビルフィッシュ、ブルーディスティニーです!

あと一機もほぼブラックサレナで間違いなしです!

どうしてこんなに早く情報が...?』

『ライラさん予想外でございます』

『ンなことよりどうすんだよ!?

戦うのか?逃げんのか?』

『この距離じゃ撤退も出来ませんし...

...今から兵装を射出します。それを手に取って戦闘を開始してください。

智絵里ちゃん、あなたは後ろから2人を援護して!』

「りょ、了解!」



本日はここまでです。
眠い...
明日は少し早めにスタートしたいです。
では
まった明日〜(ラジオDJ感)

(BGM:Twilight Sky)

すいません、今日はお休みさせてください。

少し暇できたんで、突然ですが投下していきたいと思います。

安価まではまたまたいけませんでしたが...

穏やかな時間が流れる南の島に、突然緊張が走った。

『B社に問い合わせは!?こんなん聞いてねぇぞ!』

『今やってますけど...あと5分はかかります!』

耳につけたイヤホンから、突然の襲来に慌てふためく声が聞こえる。

「チッ...」

思わず舌打ちする。

どう考えても、奴らの狙いはジュリアシステム。
そしてそれが搭載された機体に乗っているのは智絵里だ。
おそらくそれが分からぬほどオペレーターたちは馬鹿ではないだろう。

しかし、万が一の可能性を彼は危惧していた。

角を曲がり、オペレータールームへ。

『だが協力している君も共犯者だ、そうだろう?』

昨日の言葉が頭をよぎる。

それを振り切るように、彼は廊下を走った。

ーSideAー

『...ひとまずライラはデビルフィッシュとブラックサレナへの牽制を頼む。智絵里はライラの援護をしつつ後退。

...アタシはブルーディスティニーの相手をする。そろそろ降りてくるはずさ』

「わ、私も...」

『智絵里さんはまだ実戦は早いでございますですよ〜』

『ライラの言う通りだ。確かにセンスはあるけど、背中はまだ任せられねえからな。

ま、ここで先輩の戦いを見とけよ。

...うし、ライラ行くぞ!』

『了解でございます』

「あ...」

智絵里が話しかける暇もなく、あっという間に二人の機体が遠ざかっていく。

「行っちゃった...」

ーSide文香ー

「...やはり赤い機体を後ろにひっこめましたか...

しかし、あれだけを孤立させたのは失敗ですね...

少々...強引ですが...行きましょう」

「お二人とも、後は手筈通りにお願いします」

『了解』
『了解です!』

「通信は...切れていますね。

...一つ、言ってみたい言葉があったんです」

「...みせてもらおうか、新しいシンデレラの性能とやらを...



...やっぱり...恥ずかしい...」

デビルフィッシュのリフボードの後ろに乗っていたブルーディスティニーが、ひょいと飛び降りる。

そのまま落下し、海へ落ちるかと思われた時、不意にブルーディスティニーの落下が遅くなった。

そのままホバーユニットを駆動させ、滑るように海面を走り出す。

直後、ウーンドウォートからの砲撃がブルーディスティニーを襲った。

「っ...!

でも...こっちも癖が分かってきたからね。今まで通りには行かないよ!」

ブルーディスティニーのパイロットーー渋谷凛はそう宣言した。

ブルーディスティニーの機体色は蒼であり、海上にいると見づらい。

それと彼女の操縦技術が相まって、ライラは非常に砲撃しづらくなっていた。

難なく凛は全ての砲撃をかわす。

「チッ」

と思わずライラは舌打ちをする。

それはおおよそ少女には似つかわしくない響きをもち、コクピットに響いた。

『ライラ、10時方向からデビルフィッシュ!』

その声が、彼女の頭を瞬時に冷やす。

機体を後退させた直後、元いた場所を極太の光の筋が走る。

デビルフィッシュからの砲撃である。

連続して打ち出される砲撃。

「逃がしませんよ!」

と叫びながらトリガーをひくのは、デビルフィッシュのパイロットーー島村卯月。

この機体たちとは何度か戦闘を重ねているが、そのたびに連携がうまくなってきている。

そんな二人の連携に、拓海とライラが焦りを感じ始めた時だった。

不意に砲撃の応酬をすり抜け、こちらに向かってくる黒い影一つ。

「...!

まずい!ライラちょっと頼む!

アタシはブラックサレナを止める!」

そういうと、拓海はこちらをすり抜け、レッドファイブの方へと向かおうとするブラックサレナに向け、スラッシュハーケンを放つ。

自動追尾式のそれは、内部にスラスターとグラヴィティ・アブソーバーを補助推進力として内蔵している。
機動性は圧倒的ではあるが、ブラックサレナのパイロットーー鷺沢文香は最小限の動きでかわす。

が、回避した直後、通常ではあり得ない切り返しでスラッシュハーケンがUターンし、再びブラックサレナを襲う。

ブラックサレナの対応が遅れた。

今度は寸分違わず、ブラックサレナの装甲へと突き刺さる。

「うっしゃあ!」

いうが早いか、拓海はワイヤーを巻き上げ、ブラックサレナへと肉薄する。

紅蓮弐式の右腕が、その牙を剥こうとしていた。




ーSide文香ー

「...やはり...一筋縄では行きませんか...

まあ、計算の範囲内です。

この機体はまだ慣れませんが...少なくとも面白い戦いはできそうです」

後ろからは、この機体にワイヤーらしきものを打ち込んだ紅蓮弐式が近づいてくる。

この距離なら...やれる。

そう確信した文香は、紅蓮弐式の右腕がこちらに向けられたのを確認しーー

ブラックサレナは、実は幾つかの形態を持っている。

用途に合わせ、オプションパーツを装備し、その作戦に最適な形態で出撃する。それがこの機体の強みの一つだ。

今回は高機動ユニットを装備、超高速で敵中を突破することを想定している。

今、紅蓮弐式のスラッシュハーケンは、オプションパーツである高機動ユニットに浅く刺さっていた。

文香は、それが刺さっている区画のみを分離させたのだ。

さらに、オプションパーツには機密保持のため、本体から切り離すと自動的に爆発する仕組みになっている。

文香は自身の企みがうまくいったことに、少しだけ口角を上げた。



パージされたユニットをそのまま巻き上げていく紅蓮弐式。慌ててスラッシュハーケンを抜くも、飛行機能のない紅蓮弐式は空中で思うように動けない。

そのままパージされたユニットと紅蓮弐式が近づく。

そして、ユニットの爆発が紅蓮弐式を覆った。

今日はここまでです。
だいぶ短い...
もしかしたら来週末まで投下がほとんどできなくなるかもです。
すいません。
リアル忙しいんじゃあああ!
ウサミン取れるか不安です。
みなさんどうでしょうか。
健闘をお祈りします。
あとデレステ、モバマス共にガチャ更新が来ましたね。
一応ヒール持ちCuのかな子が来たので、回そうか迷っております。
音ゲー初心者なんで。
...いや、実はとときんのSSRが欲しいんです。
だって、特訓後反則なくらいに可愛いじゃないですか。
あれ、CoPのはずなのにな...
デレステのユニットはCuが最強だし...
リセマラではしまむー出るし...
モバマスの方は今回は見送ります。
先月の新田さんガチャ爆死がまだ...
デレステでも新田さんSSRはよ。
...後書き長いな...
では
また今度〜(ラジオDJ感)
(BGM:PURE SNOW とときんver.)

すいません
今日の更新はなしっす
忙しすぎて...

一応生存報告を
すいません忙しくて...
ちゃんと生きてますから大丈夫です。
金曜に更新したいと思っていますが、もしかすると日曜になるかもです。
...エタってるんじゃないかと心配してくれる人がいて良かったです。

試験終わる日1日間違えてました。
ひとまず多忙な日々はひと段落です。
久し振りな上にいきなりですが、2200から始めようと思います。
人いるでしょうか?

ちまちま投下していきたいと思います。
最後に一つコンマを取ることになりそうです。

-----------------

『紅蓮との通信途絶!テレメトリ確認できません!』

『直ちに爆心地へ救護班を!』

『ブラックサレナ、依然としてレッドファイブに接近!あと30秒で会敵します!』

やっちゃったか。

彼はオペレータールームのドアを開けると、そのままレッドファイブのオペレーターからヘッドホンを貸してもらう。

「智絵里、聞こえるか!?」

『プ、プロデューサーさん!?』

「そうだ。心配でな、つい来ちまった。

...拓海との連絡ができないが、おそらくあいつならなんとかやってるだろうし、まぁ大丈夫だろう。一応脱出機能もあるからな。

それよりも智絵里、今お前の方に拓海と戦った奴が向かってるのは知ってるな?

智絵里、今から来るやつには絶対に近づくんじゃないぞ。今持ってるHEPキャノンだけで充分だろうから、それを使って牽制して、とにかく距離を置け」


『わ、分かりました』

ブラックサレナの武装は、分かっている限りではハンドカノン二丁だけ。

これだけしか情報がないと、まるで遠距離戦に特化した機体に思える。

だがこれまでの戦いを見れば、そうではないのが一目瞭然だった。

あの機体の最大の脅威は、近接戦闘時の肉弾戦である。

あの重厚な装甲から繰り出される突撃やパンチは、おそらくこちらのシンデレラの装甲は歯が立たないだろう。

特に智絵里はあまり格闘戦に向いていないことは、昨日の模擬戦でわかっている。



格闘戦は絶対に避けねばならない。



隣席のオペレーターが叫ぶ。

「...あと10秒で会敵!」

-Side智絵里-

突然、デビルフィッシュとは違う色の光弾がレッドファイブを襲う。

智絵里はかろうじてシールドを展開するが、その表面を容赦なしに光弾が叩く。

その音を聞きながら、智絵里は考えていた。

このシンデレラはなんなのか、と。

中に人が乗っているのだろうか。

もし乗っているのなら、誰なのか。

そして、何故戦わねばならないのか、と。




弾をシールドで受け止めつつ、左に流れて距離をとる。

そして智絵里は例のチェーンソーのような銃ーーHEPキャノンをブラックサレナに向ける。

ロックオンを示すブザーの音を待たず、ひたすら撃つ。

撃つ。

撃つ。

撃つ。

幾つかの光弾が地面を穿ち、土煙を上げていく。

当たらない。

バッテリー切れの警告ウインドウが表示されるが、それでもトリガーを引き続ける。

こちらに接近してくる。

今の智絵里の心を支配しているのは、

恐怖。

不安。

この敵ををどうにかせねば、という脅迫概念。

そんな智絵里を嘲笑うように、土煙の中から器用にこちらの攻撃を避けながら接近してくるブラックサレナ。

まさに悪魔のシルエット。

智絵里の恐怖が膨らむ。

智絵里の眼から涙が溢れる。

恐怖が凝固した涙。

それらが智絵里の心に一つの疑念を生じさせる。





ーー私はここで死ぬの?

-----------------


戦闘開始から約5分。

未だぴったりと張り付いて離れないブラックサレナに、もはや智絵里の精神も限界に達しようとしていた。




『来ないで...』

とうわごとのようにつぶやき続ける智絵里。

ガラスのような眼は、ただ恐怖に見開かれている。




『とにかく距離を取れ!』

と叫び続けるプロデューサーの声も、もはや耳には届いていない。





地を蹴って跳躍し、ブラックサレナの拳を避ける。

いつのまにか格闘戦に持ち込まれていた。

着地先でレッドファイブがバランスを崩し、背中から派手に倒れる。

ブラックサレナの拳をHEPキャノンで受け止めるものの、智絵里の対応が遅れ、HEPキャノンがレッドファイブの手から弾き飛ばされる。

とっさの出来事に智絵里は反応できない。

その隙にブラックサレナは拳を固め、レッドファイブの腹に殴りかかる。

あと少しで当たる。

もはやなんの反応もできず、ただその瞬間を待った。





だが、その瞬間は訪れなかった。









ーー紅蓮弐式が、ブラックサレナに渾身の体当たりを決めていたからである。

「た、拓海さん!?」

紅蓮の左手がレッドファイブの肩に触れ、通信ウインドウが開く。

そこには見知った顔。だが、それがどれだけ智絵里を安心させたかは、想像に難くない。

『...すまねえな智絵里。通信機能がイカれちまってさ。こうして接触回線でしか話せねえんだ。
でももう大丈夫だぜ、心配かけたな』

「き、機体は大丈夫なんですか!?」

『ああ。ただスラッシュハーケンは一つ持ってかれちまったけどな。

アタシはちょっとあいつをぶちのめしてくる。さっきの借りを返さなきゃなんねぇんだ。

智絵里は先に戻ってろ!』

「あ、後の二機は...」

『さっきまでライラが相手してたけど、なんか突然帰っちまったよ。

さしずめ弾でも切れたんだろ。もうライラも帰投してる頃だから合流しておけ。

...おし、やっこさんもやっと準備できたか。

さっきのやつはなかなか効いたぜ。

その分あたしもお返ししてやるよ。



思う存分拳をぶつけようぜ!




んじゃ、第二ラウンドといこうじゃねぇか!」

ーSide文香-


完全に油断していた。

ひとまず森の中に落ちた機体を再び浮上させ、一人ごちる。

『あの機体...まだ生きてましたか...

でも本命は新型です。

かまっている暇はありませんので...」

そういうと、文香は再び後退しつつあるレッドファイブを追おうとする。

が、横合いからくるグレネードランチャーにそれを阻まれた。

「...っ」

しつこい。

文香は無言のまま、ハンドカノンを紅蓮弐式に向けた。

モニターに写る紅蓮弐式もまた、同様に無言。

「...そうですか」

その様子を見て何かを悟ったように、文香が軽く息を吐く。








数秒後、島の一角に、閃光が咲き乱れた。

ーSide拓海ー

銃撃を木々の間を縫うようにして避ける。

だが実際のところ、紅蓮弐式を狙う光弾は、いまいち正確さを欠いていた。



紅蓮弐式の一つの利点として、他の機体より一回り小さいボディがある。

今拓海が走っている森の木々の平均の高さは、およそ13m。

それに対して、紅蓮弐式の高さは11.5m。

空からはなかなか紅蓮の姿は見えまい。

さらに、地上での機動性はシンデレラの中でも高い。

こちらには飛行機能はないが、それを補うだけのポテンシャルはある。

こちらからも銃撃で相手をけん制する。

機動性は流石だ。ブラックサレナは綺麗に全て避けていく。

「...今頃やっこさん、当たらなくてイライラしてんだろなあ...へへ」

だが、次の瞬間に、先ほどとは桁違いの出力のビームが、周辺の森を焼き払った。

拓海はかろうじて全てを避けきるものの、これで身を隠す木々は全て消えた。

「なるほどな...二人掛かりってわけか...」

おそらく超遠距離からのデビルフィッシュの狙撃だろう。

さらに、倒れた木々が邪魔をして、思うようにランドスピナーが走らない。

それを見逃さず、文香は紅蓮弐式を打ち抜こうとする。

最大出力で打たれた光軸は、まっすぐに紅蓮弐式へと伸び、紅蓮弐式を
貫通するはずだった。


がーー



その瞬間こそが、拓海の狙っていた瞬間であった。

大きく右腕を振って、前方に構える。



「輻射波動はーー」


拓海は叫ぶ。


「ーーこう使うんだよおおおお!!!」







叫び声と共に、紅蓮弐式の右腕から振動波が放出される。

それはブラックサレナの発射した光弾とぶつかりーー

ーー揺らぎ、刹那、せめぎ合いーー

ーー相殺した。

-Side文香-

「ッッ!」

光弾が消えた瞬間、文香は理解した。

なぜ先ほどの爆発から、紅蓮が生き延びるることが出来たのかを。

本来攻撃に使うはずの輻射波動を、弾に当てて粉砕する。

おそらく先ほどの爆発も同じようにして防いだのだろう。

まさしく攻防一体。

思わず紅蓮のパイロットに拍手を送りそうになった。


光弾が相殺され驚いたのか、一瞬ブラックサレナがひるむ。

その隙を拓海が見逃すはずはなかった。

一気に跳躍して肉薄、そのままハンドカノンを右手で掴む。


間も無く、本日二度目の爆発が島の一角に花を咲かせた。

ーSide Bー

『ーーあ、やっと繋がった。

...文香さん大丈夫?』

「…ええ、機体は異常なしです。

…ハンドカノンは一つ、壊されてしまいましたが…」

『大分危なかったですよね…

でもそれだけの損傷で済んだだけ良しとしましょうよ!

…で、文香さん、新型との戦闘どうでした?』

「…やはり、パイロットがまだ慣れていませんね。

…ただ、素人であそこまで機体を動かせるというのは驚きです。

…パイロットも素質があるとは思われますが…」

『やっぱり、ジュリアシステムが…』

「ええ、搭載されているかと」

『厄介だね…』

『…まあ、とりあえず帰って女子会でもしましょうよ!

お楽しみにケーキ買っておいたんです!』

『…ねぇ卯月、さっきから会話が少しでもシリアスになりかけたら、無理やり話を別方向に持ってこうとしてるでしょ』

『り、凛ちゃん、そんなことはありませんよ…』

「まぁ作戦は終わったので...

では、向こうに着いたら、報告が終わり次第いつもの場所で...」

『了解』

『了解です!』



こうして彼女達は夕日に消えていく…



第2話 完

今日の分はここまでです。
ここまでは書いて一区切りつけたかったので良かったです。
多分明日か明後日あたりから精神安定度その他諸々本格スタートです。
とりあえず今回の戦闘に於いて、智絵里が受けた精神安定度へのダメージをコンマで決めたいです。
どう見てもプラスになる戦闘ではなかったので、コンマ÷4分だけ精神安定度をマイナスしたいと思います。
00は100として扱います。
ゾロ目が出ると追加で何か起きます。

↓1

言い忘れてましたが、精神安定度は50からスタートです。
というわけで、65÷4で、端数は切り捨てるので-16されます。

智絵里の精神安定度
50-16=34

ちなみに20ごとぐらいに智絵里に与える影響が変わってきます。
ではこの数値を元に書いてきます。

本日はここまでです。
ご心配おかけしてすみませんでした。
次からは書けない時はしっかりと報告しときます。
...では関係ない話を幾つか。
...みなさん、ウサミン取れましたか?
…僕はなんとか一匹取れました。
誰だ参加賞とか言ったのは!
最終日のボーダーの上がり具合おかしいやろ!
周りからは取れなかった悲しみの声が続出しております。
...あとなんか新田さんがSSRで出るとかなんとか。
いま急いで育成してジュエル貯めてるとこです。
やっぱいまの10連回さなきゃ良かったと反省中。
ですが何が何でも手に入れる所存です。
そういえば先日メイド新田さんを、特訓前ですがフリトレで手に入れました。
ほぼ無課金なのでなけなしのスタドリを使いましたが…
でも美しいから後悔はないんじゃ〜
では
まった明日〜(ラジオDJ感)
(BGM:亜麻色の髪の乙女 新田さんver.)

投下する前に寝落ちしました。
今日は投下できそうです。

投下しようと思ったら用事入った…
明日こそは投下します。
ほんとすいません。

次回予告

未央「ブラックサレナの猛攻にビビりまくったちえりん」

未央「これは結構やばいよお〜」

未央「そんな怯えるちえりんの肩に乗せられる、暖かいプロデューサーの手...」

未央「さあ行けプロデューサー!彼女を立ち直らせてくれ!」

未央「次回、アフターケアは万全に!」

未央「ちえりんの心は、みんなの安価とコンマ次第!」

2230くらいから投下予定です。
安価フル活用なるか…?

ちゃっちゃと投下していきます。
場合によりますが、なるべく安価をフル活用していきたいと思っています。
多分変則ルールが出てきます。

ーSide Pー

格納庫へ入る紅蓮弐式は、その身体中にすすや弾痕がこびりついていた。

まぁ、あの爆発を目にした時は不安だったが、これだけの損害で済んだのなら御の字だろう。

ただ、やはり飛行機能は必要だな。

それさえあればあの爆発も回避できたろう。

開発部の尻を叩いてやらねば。

そんなことを考えながら、管制室からぼんやりと帰投してくるシンデレラたちを眺めていると、後ろにいるオペレーターから呼ばれた。

「どうかしました?」

「智絵里ちゃん、コクピットから降りてこないそうです。

ハッチも閉めっぱなしで...

こちらから強制解放も出来るんですが、無理やり降ろすと智絵里ちゃんも嫌がるでしょうし…」

…言わんとしていることはよくわかった。

「とにかく穏便に説得して降ろせ、と」

「そういうことです」

一応監督者は僕ですしね。



それじゃ、行きますか。

というわけで、いま僕はレッドファイブのハッチの前にいる。

上を見上げれば、レッドファイブのライトの落ちた目が、物言わず僕を見下しているようにも思える。




いいじゃないの。




あんたの腹に入った囚われの姫様、引っ張りだしてやろうじゃないか。

ここから安価とコンマが入ります。
最初の行動はこちらで指定させていただきますが、そのあとはまだ未定です。
では、次レスから。

こういう時は最初の行動が肝心だ。まず僕はハッチにさらに近づき、最初のアクションを起こした。


プロデューサーがとった行動
精神安定度コンマ

01〜30 「おーい智絵里、いじけてるのか〜?」

31〜60 とりあえずハッチを叩く

61〜90 「...大丈夫か?」

91〜00 ??

やっべ、指定忘れてた…
今のは↓1だったので、
01〜30の行動です。
これはBadの選択肢となっていたので、智絵里の精神安定度ー5となります。

34-5=29

では、続けていきます。

ーSide智絵里ー

プロデューサーさんの声が聞こえます。

『おーい智絵里、いじけてるのか〜?』

いじけてなんかいません。

なんで、こんな不粋な言葉を投げかけてくるんでしょう?

…プロデューサーさんの期待に応えられなかったから?

精神安定度

29

ーSide Pー

智絵里からの返事がない。

…少し無神経すぎる発言だったか。

次はもっと慎重に行動せねば。



次のプロデューサーの行動

01〜30 「黙ってちゃ何もわかんないぞ〜?」

31〜60「大丈夫か?」

61〜90 「さっきの発言はすまなかった。智絵里の気持ちを考えてなかったよ」

91〜00 ??

↓1

「さっきの発言はすまなかった。智絵里の気持ちを考えてなかったよ」

そういうと、耳につけた通信用のイヤホンから、

『いえ、いいんです…心配していただけるだけで…』

とか細い返事が聞こえてきた。

返事が返ってきただけでも大きな進歩だ。

このまま行けば…!

「 」
Pの発言
↓1


コミュ結果
01〜30 Bad

31〜00 Good

↓2

「智絵里、よく生きて帰ってくれた。
親愛な人が俺の信頼を裏切らないで帰ってきてくれただけでも嬉しいんだ」

一気に押してみた。

しかし返事はない。

…あれ?何かまずいこと言っただろうか?

もしや、信頼を裏切らず云々が智絵里の中で引っかかったか?

と、一人で悶々としていると、また通信用のイヤホンから返事が聞こえてきた。

『良かった…本当にプロデューサーさんのところに帰ってこられた…』

…少し会話が噛み合っていないが、まぁいいか。

34 5 5=39(前回の分含めて)

何があったか聞くべきだろうか?

01〜50 聞く

51〜00 聞かずに「よし、ハッチを開けてくれ」という

どっちかがGood( 10)、もう一方はBad(-5)です。
ちなみに言い忘れてましたが、精神安定度45でハッチ解放(ミッション成功)です。

↓1

08ということでミッション成功です。

39+10=49

ハッチ解放

では本編を書くので少しお待ちを。
もう少し、いやかなりシステムの改善の余地がありそうです。

「…智絵里、何があったんだ?

できれば智絵里の力になりたい。

話したくなければ話さなくてもいいが…」

そういうと、智絵里は間も無くポツリポツリと話し始めた。

『あの黒いシンデレラと戦って…私、ああ、ここで死ぬのかな?って…そう…思ったんです』

確かに、あの機体は間違いなく本気で智絵里を倒しに来ただろう。

だが、恐らく奴らの目的はレッドファイブの性能の調査、といったところだ。

鹵獲までは考えていなかっただろうし、殺しには来ていないはずだが、実戦が初めての智絵里なら、あの姿はさぞ悪魔のように恐ろしく見えただろう。

そんなことを思いながら、智絵里の言葉を聞く。

『…転んで…私がやられそうになった時、拓海さんが助けてくれなければ…私は死んでいたのかなって…

そう思うと、怖くて…

手が…さっきまでずっと操縦桿を握りっぱなしで…動かなかったんです。

…でも、もう大丈夫です。プロデューサーさんが来てくれたから…

…ハッチ、開けますから…少し下がってください…』

急いで後ろに下がる。

間もなくハッチが開いた。

一も二もなくコクピットの中へ入る。

その瞬間、智絵里が僕に抱きついてきた。

少しそれに面食らったが、僕も観念して智絵里の頭を撫でてやる。

スクリーンモニターが消え、暗いコクピットに智絵里のすすり泣きだけがかすかに響く。

きっとオペレーターの連中はこれを見て騒いでるに違いない。

…好きなだけ騒ぎゃいいさ。

こっちだって仕事なんだ。

…そう、仕事さ。

そんなことを思いながら、智絵里の頭を撫で続けた。

『...だが協力している君も共犯者だ、そうだろう?』

昨日の会話が頭をよぎる。

でも、だ。

それでも、だ。

たとえ共犯者であろうと、僕はこの子の味方であり続けよう。

本日の結果

精神安定度 49(ほぼ正常)

特殊精神スキル なし

あかん、安価コンマがボロボロすぎるやんけ…
修正いれたいけど時間ない…
またぼちぼち改良していきます。
…さて、デレステではきの子、心豊かさん、コトカーが来たわけですが、心豊かさんが出ません。
ていうかきの子コトカー各一枚ずつしかまだない…
石割りたいけど新田さんガチャに向けて貯めなきゃいけない…
というジレンマに陥っております。
…みなさんはどうでしょうか?
ご武運を祈ります。
明日はちょっと旅に出るので更新はなしです。
では
まった今度〜
(BGM:紅 星輝子ver.)

忙しいんで今日はお休みします。
明日は多分大丈夫…多分…
もしかしたらあとで小話投下するかもです。

2230からぼちぼち投下します。
安価できるかは不明です。
システムの改良がなかなかできない…

ではぼちぼち投下します。
安価コンマはなしです。

21:30 B社との戦闘から5時間

A社 シンデレラ整備ファクトリー



「…なあ、助手よ」

「…どうした?」

「先ほど今回の戦闘記録を見たのだが、少し気になる点があってな」

「…と、いうと?」

「…いくつかあるんだが、一つ一つ話していこう。

まずはデビルフィッシュについてだ。

全体的に見て、射撃の精度が以前の戦闘より低い気がするのだ。

…まあパイロットの体調の問題などもあるだろうが、それにしても些か不自然だ。

特に一射目。これは間違いなくレッドファイブに当てられていたはずなのだ。

まあ、ロングレンジの射撃で威力も減衰していただろうし、当たっても大したことはなかったとは思うがな。

これが一つ目だ」

「…で、二つ目は?」

「二つ目なんだが…これは私の考えすぎかもしれん。

だが、どうしても気になって仕方ないのだ」

「ほう…話してくれ」

「今回の戦闘で、紅蓮がブラックサレナに手ひどくやられたな。

ユニットをパージして相手にぶつけるという戦法には正直驚かされた。

…そしてそれを見たとき、私は違和感を覚えたのだよ。

以前の記録を見ると、ブラックサレナの操縦はかなり豪快なものだったのは一目瞭然だろう?

ところがここ数回の戦闘を見ると、かなり繊細なテクニックをもって操縦しているように見えるんだ。

それにむやみに近接戦に持ち込んでこない。

…以前なら多少の被弾は気にせず突っ込んできていたというのに、だ。

パージしたユニットを直撃させるというのも一見豪快に見えるが、あれもパージしたユニットの軌道や自機の軌道を正確に把握しないとできない芸当だ。

そういった点から見て、不自然なんだよ、奴は」

「…そんなに違うもんかねえ…

俺には分からんよ…」

「…とにかく、このことから考えられることがある。




…B社、ごっそりパイロットを入れ替えたんじゃないか?」

「いや、今更それはないんじゃないか?

B社のパイロットも大分慣れてきた頃だし、機体も個人に合わせてチューンされてるだろうしな…」

「だが、うちもパイロットを増やしただろう?

智絵里…とかいったな。

まあ、パイロットが1人ユーロ支部に転属になったから新たに引き入れたわけだが…

案外それと似た理由なんじゃないか?」

「まあ…それなら…」

「どちらにせよ、ブラックサレナには注意した方がいい。

恐らくまた、レッドファイブを付け狙ってくるぞ」

「…なんでまた?」

「勘、だよ」

「勘、ねえ…」





「…長話になってしまったな。

話を戻そう。

…助手よ、このプランをどう思う?」

「まだざっとしか目を通してないが、あまりお勧めはしないな」

「…何故だ?」

「その重さだと、紅蓮の機動性が死んでしまう。あと300は軽くしないと」

「…無茶を言うな」

「あと、燃料消費が激しすぎる。これだと拓海がすぐに使い切っちまうぞ」

「…まあ、それは確かだな。

では、もう少し改良するとしよう」




そういうと、ツインテールの少女と彼は目の前に立つ紅蓮を見上げる。

少女が手に持つタブレットのディスプレイに写るのは、紅蓮弐式の簡単な設計図。

その一連のデータには、こう銘打たれていた。







『紅蓮弐式 第二次改修計画』

-----------------


結局研修は中止となり、B社との戦闘の翌日、智絵里は日本へと帰って来た。

日本に到着したのは夜だった。

旅客機から降りると、久しぶりの日本の空気が智絵里を包む。

少し肌寒い。

「くしゅんっ」




知らぬ間に秋が来ていた。

-----------------

寮の部屋に帰ると、電話のディスプレイが点滅していた。



メッセージ 1件





from




実家



第3話 完



ふええ眠いよおおおお…
今日は短めですいません。
おとなしく寝ます。
では
また今度〜
(BGM:ルル あんずver.)

ライラさんのガチャ記念の短編を投下しようと思います。
2200には投下しておこうと思います。

今日はこれと次回予告のみです。
ごめんなさい。

遅くなりましたが、投下していきます。

カウントアップガチャ登場記念

番外編

ライラさんの1日



0700。

ライラさんの朝は、そこまで早いわけではない。

しかし、規則的である。


ライラさんは目覚まし時計を使わない。

体内時計が完璧な生活リズムを刻むからである。


そして今日もライラさんは目を覚ます。

いつもと変わらない。

なんとか家賃を払って暮らす、ひとりぼっちの部屋。



今日も一日が始まる。



ライラさんは食にこだわらない。

今日の朝はトーストとサラダ、そして牛乳。

昨日は納豆とご飯、それに味噌汁。

一昨日は…覚えてない。



ライラさんはテレビを持たない。

必要性を感じないからである。

朝食を終えたライラさんは、スマートフォンを手に取る。

そして○ahoo!を開き、朝のニュース確認。

そこに書かれたニュースの一つを見て、ライラさんはしかめっ面する。

消費税関連だろうか。



ライラさんは教科書を持ち帰らない。

予習なぞしなくても分かるからである。

幼い頃から様々なことを教えられて来た。

時には家庭教師から、時には母親から、時には父親直々に。

高校程度の問題なら難なく解ける。

…現代文と古文を除いて。



ライラさんはフレンドリーである。

おかげで友達には困らない。

昼休みにできる女子の集まりには、必ずライラさんの姿がある。

…食べるのは学食のパン一つだが。

小食だと言ってごまかしている。



ライラさんは、公園で知らない人としゃべるのが好きである。

今日はホームレス風のおじさんと、たわいもないおしゃべり。


「…では、これがお代でございますです」

「確かに…

そういえば、お父様から伝言です。寂しいから早く帰ってこい、だそうです。

たまには帰ってあげたら…」

「考えておきますですよ」

前言撤回。このおじさん…誰だ?



ライラさんは料理修行中の身である。

今日の夕ご飯は野菜炒めとコンソメスープ。

リビングに美味しそうな匂いが立ち込める。

…少し焦げたが気にしない。



ライラさんの夜は年相応である。

課題を終わらせると、時計の短針はもう0に近い。

シャワーはもう済ませた。

あとは寝るだけである。



ライラさんはストイックである。

生活費は全て自分で稼ぐ。

特に週末はバイト三昧である。

自身の力を試したくて、はるばる極東の地へやってきた。

自身にある使命を課して。

父は反対した。

それを振り切った。

おかげでこんな生活を送っているわけだが。

だが、後悔はしていない。



2330。

そしてライラさんの1日が終わる。

布団に入り、彼女は自身の明日に想いを馳せる。

どうか幸あれ、と。

そのうち、ライラさんの瞼が落ちる。



と、直前、リビングに置いたスマホがけたたましい音を鳴らす。

眠い目をこすり、スマホを取りに行く。

画面を見る。


着信 父



父親がスマホにかけてくることは滅多にない。

かけてくるのは、決まって……

ライラさんはため息をはく。

また電話代がかさむ。

観念して通話ボタンを押す。









今夜は長くなりそうだ。






番外編 ライラさんの1日 完

他の2人に比べて描写の少ないライラさんの補足的な話にしようと思ったんですが、内容ねぇなこれ……

とにかくライラさんガチャ登場おめ。

では例によって関係ない話を幾つか。
masterが幾つかできるようになり、だいぶイベント枠のドロップ率が上がりました。
現在きのこ3、心豊か4、コトカー5ってとこです。
心豊かさんをなるべく集めたいなと思っております。
石を割ることも検討してますが、新田さんガチャに向けて貯めなきゃあかんというジレンマに引き続き陥っております。
あとSRで上条さんと脇林さんが来たわけですが、どちらも好きなので物欲に必死に耐えてます。
上条さんの声好きなんですよ。
個人的にはマジアワの時の声が最高に気に入ってます。
こう、かすれてるというか、少しダミ声っぽいというか。
ちなみに本家で好きなのは律子です。
…ええ、メガネスキーですよ、はい。
できるなら新田さんにメガネかけたい。
…また長くなったな…
語りたいことは山ほどありますが、今日はこの辺で。
幾つか質問も来ていますが、それも回答できる機会があれば回答していきたいです。
では
まった今度〜
(BGM:月のしずく 蘭子ver.)

次回予告

P「それは安らぎ」

P「非常に身を浸した後」

P「初めて価値を知る」

P「しかし長くは続かない」

P「彼女も環の一部だから」



P「やがて彼女は聞くだろう」



P「厄災の息吹を」



P「次回、手のひらの日常」



P「さながら、一握の砂」

すみませんが今日はお休みさせてください。
明日はできるかと思われます。

書き溜めがほとんど出来なかったんで、今日はお休みさせてください。
てか1日が忙しすぎたんや…
多分10キロは歩いたでぇ…
疲れた…
明日こそは…明日こそは…!!

2130から開始予定です。
安価ありです。

では、そろそろ投下していきます。
人いるかな…?
先ほども言いましたが、安価ありです。
ただ、とりあえずコンマ選択式はちょっと封印して、普通に選択してもらう方針でいきます。
選択肢によって精神安定度が増減する場合があるのでご注意を。




第四話

手のひらの日常



ーSide智絵里ー

いつも通りの生活に戻って、一週間ほどたちました。

結構な期間学校を休んでしまったので、授業内容を理解するのも一苦労です。

いつもは喋りかけない子に、ノートを見せてくれるよう頼んだり、わからないところを聞いたり…

今日も午前の授業が終わる頃には、私はかなり困憊していました。



さて、お昼。

昨日、未央ちゃんとメールでお昼を一緒に食べようって約束したんです。

少し居心地の悪い教室を抜け、未央ちゃんが待つ屋上へ。

しかし、屋上には未央ちゃんの姿はありませんでした。

…あれ?


屋上には、何人か人がいます。

…あ、あの子は未央ちゃんと同じクラスの…

1 話しかけてみる

2 話しかけない

↓1



智絵里「…あの、すみません…」

??「あ、あなたは確かよく未央ちゃんとお昼食べてる…」

智絵里「はい、緒方…智絵里です…」

??「ですよね!

…あ、この前あの番組に出てるの見ましたよ!

さすがの人気、ってとこですね!

歌もうまかったし、ああいうの憧れちゃうなあ…」

智絵里「そ、それは、どうも…」



褒められて、悪い気はしません。

??「…あ、未央ちゃんなら今日は早退しましたよ。

調子悪くなったみたいで、3時間目の途中で帰っちゃって…

前は結構あったらしいんです、こういうこと」



智絵里「」

雑談タイム。内容は自由です。全く関係ないことでも。

↓1

…そういえば、未央ちゃんの交友関係についてあまり知りませんでした。

この機会ですし、ちょっと聞いてみましょう。

智絵里「そういえば…未央ちゃんって、やっぱりお友達は多いんでしょうか…?」

未央の交友関係について

↓1

すいません説明不足でした。
特定人物ではなく、友だちが多いか少ないかとか、クラスでどんなポジションか、というようなことを書いて欲しいです。
一応人物紹介にもそこらへんは書いてあるのですが、クラスの人から見た評価も必要になってきたので…

というわけでもう一度安価取り直したいと思います。
本当申し訳ないです。
↓1で


??「うーん、そうだなあ…

とりあえず学校でも学校外でも、ものすごく顔が広いですよね…

時々クラスの女子何人かでジ○スコとか行くと、大体1人は未央ちゃんの知り合いと会いますから。

どうしたらそんなに知り合いが増えるんですかねぇ…」

へ、へぇ…

私には絶対出来ません、そんなこと。

??「あ、あと智絵里さんのこともよく話されてますよ」

智絵里「…なんて言ってるか、教えてもらえませんか?」


未央の智絵里に対する意識

↓1

??「えっと、確かこんな感じでしたね…

『ちえりんはいろいろと抱えていそうだからね…

ほら、芸能界の闇!とかさ…

まあそれは冗談だけど、家族とも離れて暮らしてるしさ、いろいろと辛いことあるだろうな、て思うんだよ。

だからこう、支えてあげなきゃ!って感じになるね。


私年下のはずなのにな…

…でもまあとにかく、かけがえのない親友だよ!』

とまあ、こんな感じのことをこの前は言ってましたね。

らしくない真剣な顔でこんなこと言うもんだから、ちょっと笑っちゃいました」

…そんな風に思われてるとは…

ちょっと凹みましたが、未央ちゃんにも親友だと思ってもらえているとわかって、とりあえず一安心です。

精神安定度+5
49+5=54

雑談もひと段落したところで、あの子は屋上にいた他の子に呼ばれ、向こうへ行ってしまいました。

久しぶりの1人の昼食です。

お弁当箱を開けると、1人で食べるには少し多いおかず。

未央ちゃんはよく学食でパンを買って、それを昼食にします。

それだけじゃ少ないと思って、あるとき私は未央ちゃんにあげる分のおかずを作ってきたんです。

あの時の未央ちゃんの喜びようは忘れません。

それからです。

私がおかずを作ってきて、未央ちゃんがお弁当を作れる時は、私の分まで作ってもらって…

それが当たり前になっている自分がいました。



…さみしいな。

ポツリとつぶやいた感情は、静かに弁当箱へ落ちました。




結局、おかずは半分くらい余ってしまいました。

どうしましょう…

1 そのまま持って帰る

2 食べきる(追加でコンマ発生)

3 さっきの未央のクラスメイトにあげる(追加でコンマ発生)

↓1


コンマ判定

01〜50 食べてもらえない

51〜00 食べてもらえる

↓1

さっきの子を見ると、どうやら一緒にいた子はどこかに行ってしまったらしく、1人きりです。

そそくさとお弁当箱を持ち、彼女のもとへ。

そして、勇気を出して話しかけました。

智絵里「…あ、あの!」

??「…?」

智絵里「い、いつも未央ちゃんの分までおかずを作るんです。

でも今日は未央ちゃんがいないから、おかず余っちゃって…

…ど、どうせなら…少し、いかがですか?」

途端に彼女は目を輝かせ、こう言いました。

??「ありがとうございます!

今日パン一個しか食べてなくて、ちょうど物足りなかったんです。

遠慮なくいただきますね」

そういうと彼女はお弁当箱を持ち、すごい勢いで食べ始めました。

早い…!

私はその様をただ見ているしかありませんでした。


3分後、そこには空の弁当箱だけが残っていました。

??「ありがとうございました。

まさかアイドルの手料理を食べられるとは…感動です。

とっても美味しかったです。

これをちゃんみおはしょっちゅう食べてるのか…ぐぬぬ」

智絵里「お口に合ったみたいで…

ホッとしました」


精神安定度+6

54+6=60



??「そういえば、こんなことまでしてもらったのに、自己紹介がまだでしたね。

私…


01〜45 T.Aさん

46〜90 H.Kさん

91〜00 ??

↓1

??「私、北条加蓮です。

実はアイドルっていうものに憧れた時期があって…

だから今日こうやって話せたこと、嬉しかったです。

またこうして話せるといいなって…

あんまり屋上には来ないけど、また会ったらお話させて下さい」

その時、始業五分前のベルがなりました。

加蓮「あ!次の時間体育だった!

じゃあ、お先に失礼します!」

そういうと、加蓮さんはドアの向こうへと走り去って行きました。

憧れてる、か…

自分がその対象になるのは、ちょっと恥ずかしい気もします。

でも、やっぱり悪い気はしません。

私も午後からの授業、頑張らないと。

少し風が強くなってきました。

-----------------



…メッセージハ イッケン デス

…ピーッ

『いないようね。

…どっかほっつき歩いとるんかな?

まあいいわ。

いきなりだけど、今月末の休みに三重に帰って来なさい。

プロデューサーには話をつけてあります。

今度はごまかしても無駄よ。

プロデューサーも交えて、一度話し合いましょう。



それじゃあ」

…ピーッ

メッセージ ハ イジョウデス




第四話 完



本日は以上で終わりです。
長い…疲れた…
でも書いてて楽しいです。
加蓮が一つ年下だったり口調がおかしかったりするのは物語上仕方がなかったんや…
その他諸々矛盾点とかあったりするかもしれませんがそこはご容赦を。
あったら指摘してくだされば、可能であれば修正を後々入れていきたいと思っています。

明日からNation Blueイベや…
なんとなく前回以上の激戦になるのではと開始前から怯えております。
さらにおそらく同時に来るであろう新田さんガチャ…うわあああああ
新田さん…どうか僕が高く高く高く飛べるからと信じてくれ…
皆さんの健闘を祈ります。
では
まった今度〜
(BGM:ミツボシ☆☆★)


あ、あとイニシャル逆でしたね。
申し訳ない。

今日はお休みです。
新田さん引けへんかった…
itunesカード買ってくるかな…
現在いただいた意見などをもとに安価システムを改良中です。
明日の投下も厳しいかもしれませんが、そこはどうかご容赦下さい。
ではでは〜

大変申し訳ないですが、今日もお休みです。
明日は特に用事もないので投下できそうです。
あと、NBイベ中は若干更新ペースが落ちるかもです。

次回予告

ある日、智絵里の1stアルバム制作が決定する。

収録のため、学校へ行く機会が減った智絵里。

多忙な日々の中、彼女のもとに大きな包みが届く。

差出人の欄には「A社」の文字があった…


次回「お隣さんはパイロット」


戦闘なくてごめんなさい!

今日も更新できず申し訳ありません。
あと全然戦闘シーン入らなくてごめんなさい。
全部課題と試験って奴の仕業なんだ。
明日こそは更新したいです。
あと、次回ゲストで登場する子を募集しようと思います。
一応ポジションとしては、予告通り女子寮の智絵里の部屋のお隣さんとする予定です。
中学生組か高校生組でお願いします。
一応日付変更まで募集しますが、こちらから締め切る旨の書き込みがない限り期限を過ぎても書いてくれて構いません。
ほんと書くとか言いながら書けなくてすいません。
あと登場人物の年齢などがおかしいところがあるっぽいので、また修正を入れようと思います。

そろそろ締め切らせていただきます。
たくさんのレスありがとうございます。
明日には投下できるかな…?
誰が選ばれたかは次回のお楽しみ、ということで。
ではまた今度〜

2230より投下開始です。
安価はなしです。
さて、誰が出るでしょうか…?

では、投下していきます。
短いです。


-----------------

智絵里帰国より25日
女子寮


「…ねえねえお姉ちゃーん」


「ねぇお姉ちゃん!」


「ねーえってば!」


「莉嘉ちょっとうるさいって!

今仕事の電話してるから!」

「ご、ごめん…」

「…はい、はい、じゃあ撮影は15時に変更ということで…

はい、じゃあお願いします。

では、失礼します…」

電話を切り、彼女ー城ヶ崎美嘉はリビングのソファから立ち上がる。

そして先ほど声が聞こえた玄関ドアへ。

開けようとした時、おもむろにドアが向こうから開いた。



「お姉ちゃん、遅いってー」

頬を膨らませて美嘉を睨む、彼女の妹ー城ヶ崎莉嘉がそこにいた。

「ごめんごめん、で、何?」

美嘉がそういうと、莉嘉は無言で右を指差す。



そこには、いくつもの大きな宅配の包みに戸惑うお隣さんー緒方智絵里がいた。

「?」

「?」

城ヶ崎姉妹は一度顔を見合わせ、どちらからともなく首をかしげた。

-----------------
智絵里帰国より18日
事務所

「おはようございます」


「…おお智絵里、おはよう。

今日はやけに早いな」


「寮にいても、今日はすることないですし…」


「そうか。まあちょうど良かった。

一つ智絵里が喜ぶニュースがあるんだ。

…1stアルバム、製作決定したぞ」


「ほ…ほんと、ですか?」


「ああ。

実はあの番組に出る前から話はあったんだがな。

こっちもいろいろあったから、少し保留にしておいてもらってたんだ。

まぁシンデレラの件もひと段落したし、今なら大丈夫だろうと思ってな。いきなりだが入れさせてもらった。

…もしかして、ちょっとタイミング悪かったか?」


「…え?」


「いや、なんかぼーっとしてるからさ。

もう少し後にしてもいいんだぞ?」


「いや…多分、物凄く嬉しいから…だから、ちょっと放心しちゃったんだと…」


「そうか、ならいいけどさ」


「…収録、いつからですか?」


「…まだ予定は組んでないけど、おそらく割と詰まったスケジュールになると思う。

シンデレラの操縦訓練も二週間に一度あるから、ちょっと大変だけど、大丈夫か?」


「はい…!是非やらせてください!」


「すまんなほんと…またひと段落したら大きな休み入れとくよ」



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智絵里帰国より3週間
東京某所



「…そんなの無茶ですよ!

まだ智絵里はシンデレラガールになったばかりだ!それなのになんでこのタイミングで単独ミッション、しかも宇宙なんて…

しかも今大仕事を抱えてるっていうのに、あの子を過労死でもさせるつもりですか!?」



ライトは点いていない。

スクリーンの明かりだけが、そこにいる面々の顔をやけに青白く照らしていた。



「仕方ないだろ?

ウーンドウォートはオーバーホールで本社ラボに入ったし、紅蓮が宇宙で活動できると思うか?

現状ウチで動かせるのはレッドファイブだけなんだって」


「ならレッドファイブに代理パイロットを乗せりゃい…」



そう言いかけると、場が急に静まり返った。

皆一様に口を引き結ぶ。

彼はそこで地雷を踏んだことに初めて気づいた。



やがて、一人が重々しく口を開く。

「…代理なんかいないさ。

君もそれは重々承知しているはずだ。

確かにね、君の言い分もよくわかるんだよ?

だが事態は風雲急を要するんだよ。それに今回のミッションは彼女にもなんらかの収穫をもたらしてくれる、と私は踏んでいるんだが…」



そう問いかける男の眼は、わずかな反撃をも許さない光を湛えていた。

結局、彼には頷くという選択肢しか残っていないのだ。











彼の口から溜息が漏れる。

そして、静かに首を縦に振った。



「すまないな。

こちらからも最大限の便宜を図るつもりだ。さすがに実機を使っての訓練は無理だろうから、あれを使うといい」

「分かりました」

「…よし。

では内容を改めて説明したい」



ダンディな男が立ち上がり、スクリーンへと歩いて行く。



「今回のミッションは、レリックの調査、そして資料の採集だ」






…スクリーンに表示されているのは、宇宙に咲く大輪の花。

15年前の残滓。



…そして、何かが始まった場所。



本日はここまで。
60ガシャで模様入り封筒きたと思ったらきらりでした。
新田さんは何処へ…
期間中に石貯めてもう一回挑戦予定です。
後今更になってアニメが終わってむなしく感じる自分がいることに気づきました。
新田さんが動いてるのが見られただけで僕は報われました。
スタッフありがとう。
書きたいことはいろいろありますが、それはまた今度。
楓さん取れるか微妙…
次も第五話のつづきだと思われます。
では
また今度〜
(BGM:Nation Blue)

タイトルコール忘れてました。



第五話

お隣さんはパイロット

北条加蓮

プロフィールはモバマス準拠。
(高1だから特に矛盾はなかった)
未央のクラスメイト。
幼い時は病弱であり、その頃の経験は彼女の性格に少なからず影響を与えている。
一時期アイドルに憧れていたものの、現在はその性格から諦めている。
体力はあまりなく、体育は苦手。
しかし頭はそこそこいいらしい。

今日は更新なしです。
なんかふと、無限のリヴァイアスのキャラをモバマスにして書こうと思って筆をとったけど、

・ファイナ様役をまゆにしてみたけどなんか違う
・どうやっても楓さんがシリアスクラッシャー
・てかそもそも鬱展開に持ち込むキャラを選べない

というわけで断念しました。
プリーズ文才。
これが終わったら再挑戦するかも。
てなわけでまた今度。

投下しようとしたらフェストゥム出たんでマークザインで倒してきます(訳:用事入ったんで今日の投下はなしです)。
ほんと泣きたくなってきた…
次は多分少々安価入ります。
やっと投下できると思ったのに…
あと文体についてですが、このまま視点がコロコロ変わっていくスタイルでいいでしょうか?
なんか自分で読んでて、分かりにくいんじゃないかと少し不安になったんですが…
やべ、ルガーランス忘れるとこでした。
ではまた明日(多分)。

2130より投下予定です。
安価多少ありになる予定です。



もらった意見を参考にして、なんとか安価・コンマシステムの案がある程度固まったので、載せておこうと思います。

ひとまず改良案が固まったので。


通常時


精神安定度
最大100
安価でセリフを募集し、ただ募集するだけの場合と、時々そのセリフがどれだけ状況にマッチしているか、ということと、そのセリフが書かれたレスのコンマの数字を見てコミュの判定をすることがあります。(new!)
またはこちらから選択肢を提示するので、2〜5個ある選択肢のうち、1つのセリフを安価によって選ぶ場合もあります。
たまにコンマで選ぶことになるかも。
状況によって多少変わりはしますが、基本的に

Very Bad −10
Bad −5〜−1
Normal
コンマ01〜50 小数点第一位÷2分減少
51〜99 小数点第一位÷2分増加
Good 5〜 1

Perfect 10

の選択肢のセリフを用意する予定です。
普段はBad、Normal、Goodのみの出現となります。

精神安定度は戦闘時の智絵里のモチベーションなどに影響してきます。
基本的に高ければ高いほど戦闘の際に有利に働き、逆に低いと戦闘の際に不利になります。一つの指標としては、20数値が変わると戦闘などに影響が出てきます(new!)。




特殊精神スキル
特殊な精神状態になっているときに発動するものです。
臨時に発動するもので、今のところ恐怖や狂気、怒りなどを予定しております。
コミュニケーション時に一定の条件を満たすことで発動します。
あと>>1がたまにストーリーの進行上勝手に加えるかも(new!)。
解除方法は特に決まっておりませんが、解除はできます。
効果は発動し次第発表していきたいと思います(まだ案が固まってないので...)。




基本的に、智絵里のこの2つがストーリーの方向性を決めます。





戦闘時
戦闘時は限られた場合しか安価・コンマはとりません。また、視点がぐるぐる変わる可能性もありますので、誰の行動なのかをよく把握して下さい。



戦闘時コミュニケーション
戦闘時のハイライトシーンで出現することがあります。
セリフや心情を、安価で募集したいと思っています。

戦闘している相手との会話や、仲間内での会話によって、臨時的に著しく精神安定度が変わります(10〜25程度)。
また、場合によっては精神状態にも変化が起こることがあります。
これによる変更後の数値は、戦闘終了後に引き継がれる場合もあれば引き継がれない場合もあります。



コンマ判定
大技というか、大勢が決する際の判定時に出現することがあります。
大抵はコンマを1回か2回とって判定しますが、変則的な方法をとることもあるかと。



精神安定度を除く3つのシステムは、智絵里だけでなく他のシンデレラガールズにも臨時的に適用される場合があります。

戦闘時の行動指定は面倒くさくなりそうですし、そこまで筆も速くないので今回はオミットさせていただいております。




まだ不完全なものではありますが、とりあえずこんな感じで改良してみました。

ただこれ、改良って呼べるのか…?

引き続き何か改良案や問題点、新システムの提案がありましたら、教えてくださると嬉しいです。

少しお待ちください。
用事終わり次第投下します。
20分もせず終わると思うんで。



智絵里帰国より25日
女子寮

ーSide城ヶ崎ー

城ヶ崎姉妹の視線の先には、腹を決めて宅配の包みを持ち上げようとする智絵里がいた。

フルフルと腕を震わせながらやっとこさ持ち上げ、部屋に入れようとする。

が、玄関ドアで引っかかった。

しばらくフリーズする智絵里。

それを見ていた城ヶ崎姉妹は、どちらからともなく声をかけていた。


「あ、あの…智絵里(ちゃん)、運ぶの…手伝おっか?」

「」

智絵里の返答
↓1

「すみません、お願いします…」

「よーし莉嘉、取り敢えずそっち持って!」

「まかせてよ!」

取り敢えず智絵里をドア枠から引き抜く。

「すいません…」

「いいのいいの、気にしなくて」



智絵里と美嘉でダンボールの両端を持ち、再び部屋の中へと運び込む。

今度は手も引っかからず、なんとか部屋に運ぶことができた。

「莉嘉ー!ちっちゃいダンボール持ってきてー!」

「はいはーい!」

再びダンボールを取りに行こうとする美嘉と智絵里。

莉嘉とすれ違う。

そしてまた二人でダンボールを運びこもうとした時だった。

「ねぇ智絵里ちゃん、精密機器って書いてあるけど、何入ってるの?」

莉嘉が部屋の中から問うた。

まずい。完全に忘れていた。

シンデレラガールであることは、一般人にバレるのは極力避けるように言われている。

中身がバレるのは避けなければならない。

智絵里は焦っていた。

「え、えっと…」

「」

智絵里の発言
中身を上手い具合にはぐらかす発言を
あとで判明するけどシンデレラ関連のものが入ってます
発言によって精神安定度変動あり
↓1

「た、ただのノートパソコンです…」

「…にしてはでかくない?」

美嘉のツッコミが入る。

「…ぇ」

しまった。とっさに言ってしまったが、確かにノートパソコンがこんなに大きいわけがない。


精神安定度−5

60−5=55


「え、えっと…」

「」
智絵里の発言
うまくはぐらかすか別の言い訳を
↓1

まさかと思ったけどイベント発生です。
もう一方のお隣さんが出てきます。
ちょっと書くんでお待ちを。


「しゅ、周辺機器もいろいろ入ってるんで…」

「ああ、そういうことね…」

智絵里がそういって、城ヶ崎姉妹も納得しかけたその時だった。

「なんか騒がしいと思ったらパソコンの話してるじゃない…

うわ、すごい量のパーツね。

できればスペックとか教えてくれる?」

そういって会話に乱入したのは、右隣の部屋の住人ー大石泉だ。

自室のドアからひょっこり顔を出し、目からはかすかに期待が見て取れる。

彼女の趣味はプログラミングであり、パソコンにもわりと精通している。

智絵里は神を呪いたくなった。

「あ、ぇ、えっと、えっとですね…」

もう目が渦を巻かんばかりの焦りようである。

精神安定度−5

55−5=50


☆特殊精神スキル発動

精神安定度の増減が1.5倍
持続期間は会話終了まで

「」
智絵里の発言



すいません、↓1で

あ、言い忘れてしまいましたがコンマ少数第二位の合計が10になるまで泉は話しかけてきます。


「そ、そんな大したものはないですホントはい…」

「ふうん…

ちょっと残念だな…」

乗り切ったと思われた。

精神安定度 +2×1.5=+3




その時だった。

「じゃあ何買ったかだけでも教えてくれない?

今度買い換えようと思ってて、参考にしたいの!」

泉の発言に智絵里は内心開いた口が塞がらなかった。

泉自身ももはや目の輝きを隠さなくなってきている。

精神安定度−5×1.5=7
(小数点切り捨て)


50+3−7=46


「」
智絵里の発言
↓2



「えぇっと…その…本当に大した物では…
店員に勧められた物を買っただけですし…」

「ふうん…」

今度こそ乗り切った…?

精神安定度+5×1.5=7

46+7=53




「じゃあ今度お邪魔してもいい?

大丈夫、変にはいじらないから!」

「ヴェ!」

絶対にいじりたいに決まってる。

もはや城ヶ崎姉妹は少しヒキ気味になっている。

できれば助け舟でも出してくれ。

智絵里はそう思った。

精神安定度−5×1.5=7

53−7=46

「」
智絵里の発言
うまくごまかしてしばらくの訪問を阻止せよ
おそらくこの安価で泉との会話は終わりです
↓1

ーSide智絵里ー

「へ、部屋の片付けを済ませてからなら…」

「…わかった。楽しみにしてるわね」

そういって、泉ちゃんはドアを閉めました。

はあ、なんとかごまかせた…

バタムッ

「やっぱりちょっとだけいじらせて!」

「えええ!?」

精神安定度+5×1.5=7

46+7=53


イベント「大石泉の情熱」終了

特殊精神スキル解除
解除時にコンマ判定により解除にかかったターン数分精神安定度増減

01〜50 減
51〜00 増
↓1

ちなみに1ターン=1安価です。


精神安定度
53−3=50

では続きを投下していきます。

ーSide智絵里ー

取り敢えずなんとかごまかすことはできました。

さすが泉ちゃん、ってとこですか…

ところで…これ、どうしましょう?

今、私の部屋の一角を占拠するダンボールの箱たち。

差出人の名前は「A社」と、中身の欄には「精密機器」とだけしか書かれていません。

取り敢えずプロデューサーさんに電話してみようかな…

1、する(該当レスコンマ30以上で繋がる)

2、しない

↓1






64→繋がった



「もしもし、智絵里です」

『…お、智絵里か。

どうした?』

「A社から何か送られてきたんですけど…プロデューサーさん、何が入ってるか知りませんか?」

『おお、もう届いたのか。

…それはほら、この前言ってたやつだ。

智絵里はここからアルバム収録とかで忙しくなるだろ?

んなもんで、なんとか操縦練習できないかなーって思って、無理矢理家庭で使えるサイズのシミュレーターを作ってもらったんだ。

まぁ時間が空いた時にちょくちょく使ってみてくれ。組み立てはすぐ終わるからさ』

「…こ、これを組み立てろって…無茶振りにもほどがありますって…」

『まぁだいじょぶだって!

ほとんどはめ込み式だし、工具も一式中に入ってるから…』

「そういう問題じゃ…」

『…あ、ちょっとちひろさんに呼ばれたから行ってくる。

ま、頑張れよ!ちなみに俺は15分で組み立てたぞ!

アディオス!』

「え!?…えええ!?」





電話は切れちゃいました。


キザな挨拶を残して。







-----------------

2100。


智絵里がシミュレーターを組み立て始めて、夕食と風呂を挟み4時間が経過した。

部屋には潰されたダンボールが積み重なり、梱包用の紐やら発泡スチロールが散乱している。

そして困憊しきった智絵里の前には、レッドファイブのコクピットシートによく似たシミュレーターがあった。

「…やっと、終わった…!」

マニュアルに書かれた所要時間、たったの20分。

しかしそれは工業系の人が組み立てた場合のタイムである。



智絵里は工業系に進むつもりはない。

ましてやそっち方面に適性があるわけではない。



要するに、智絵里にこの所要時間は当てはまらない。

組み立てを一切ミスしなかったのは奇跡に近い。

智絵里は取り敢えず灯りを消し、暗い寝室へと入る。

疲れた。

明日は収録だ。

…歯も磨いたし、お風呂も入ったし…

そう考える智絵里の思考は、プツンと途切れた。

智絵里はそのままベッドに倒れこみ、やがて可愛らしい寝息を立て始めた。

窓からはかすかな光が差し込み、智絵里をほのかに照らす。



どこかで犬が吠える。






秋の夜は長い。








第五話 完





今日はここまで。
面白半分で設定しといたイベント発動で椅子から転げ落ちそうになりました。
かなりピンポイントで当ててきたんで、
はい。

いろいろ話したいことはあるけど、眠いからとっとと寝ます。

ただ、これだけは言わせてくれ。



人類軍絶対に許さん。




では
また今度〜
(BGM:不思議なピーチパイ かなこver.)

2時間ほど前にファフナー最新話を見てきました。

現在、軽く鬱状態になっております。

さらにそんな気持ちのままiTunesカードを買いに行ったところ、どこかに落としてしまいました。

踏んだり蹴ったりな1日です。

というわけで今日は投下なしです。

また今度…

カノン…

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