ちひろ「Pさんの彼女」 (109)

ちひろ「あら、そのお弁当自分で作ってきたんですか?」

P「毎日コンビニ弁当だと栄養が偏ってしまうので。とはいっても料理経験のない俺が作って解決かと言われると難しい話でして....」

ちひろ「良ければ私が作ってきましょうか?」

P「そ、それは悪いですよ!」

ちひろ「いつも頑張っているプロデューサーさんへのご褒美と感謝を兼て、私からのささやかな厚意です」

P「本当にいいんですか?後で請求とかされませんよね?」

ちひろ「しません!」

P「わぁ嬉しいなぁ。作ってもらうなんて母親しかいませんでしたから」


プルルルルルル
『着信:母』


P「失礼」ピッ

P「もしもし母さん?」

母『もしもし、今家かしら?』

P「職場」

母『土曜なのに仕事だったの!ごめんなさい、また後で掛け直すわね』

P「昼休みだから別にいいよ。長くならないなら」

母『あらそう?悪いわね。アンタにお見合いの話が来ててね?』

P「お見合い!?」

ちひろ「!?」ガタッ

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P「いや母さん、俺はお見合いはしないって....」

母『そうでもしないとアンタ一生結婚しないでしょう!周りに女の子がたくさんいるのに彼女の一つや二つも作らないじゃない』

P「手を出せるものか!それにお見合いだなんて古典的な方法誰も.....それに俺は恋愛をしたいんだ。付き合って分かち合って結婚してさ。今年中には出来るから!」

母『去年も言ってた』

P「ぐぬぬ......」

母『孫の顔が見てぇなぁー。はぁー孫の顔が見てぇ。どうせ見る前に死んじまうんだろうなぁ』

P「........」

ちひろ「プロデューサーさん」コソコソ

P「?」

ちひろカンペ
『私を彼女にしてもいいですよ』

P「(ナイスちひろさん!お気遣い感謝です!)」

P「あーえっと母さん、恥ずかしくて言い出せなかったけど、俺彼女いるんだ」

母『本当!?どこで見つけたのよ!』

P「同じ職場の人....なんだけどさ」

母『あら~!もうそういう事は早く言いなさいよ。焦らさないでほしいわ~』

P「ご、ごめんごめん....」

ちひろ「~♪」ニッコニコ

母『.....で、どんな子なのよ?』

P「えっ」

母『彼女、どんな子なの』

P「そ、そうだな....可愛い、かな」

ちひろ「!」

母『あら~』

ちひろ「///」ニヤニヤ

母『後は?後は?』

P「俺の事を把握してる人(主に金銭関係)」

P「あと、お金には厳しい人」

母『いいじゃない!アンタの事を一番にわかってくれてる人でなおかつお金の事にしっかりしてるだなんて!』

P「う、うん」ダラダラ

母『はぁ~、是非とも彼女さんとお話がしたいわ~』

P「まぁそれは」

バッ

P「えっ」

ちひろ「お電話変わりました、Pさんの彼女です~」

母『まぁ!』

P「」

ちひろ「初めましてPさんのお母様、ご挨拶が遅れて申し訳ありません。近々そちらにご挨拶をと考えておりましたが、仕事が立て込み時間がなく.....」

母『いいんですよぉ!礼儀正しくてますます好感持っちゃうわ~』

P「あのちひろさん」

母『聞いていいかしら?Pのどこが好きなの?』

ちひろ「はい。お人好しな所、頼れる存在であるとこ、自分を後に考える優しいところでしょうか」

母『いやぁ~自分の息子の好きな部分を聞くとコッチまで恥ずかしくなっちゃうわ~』キャッキャ

P「あの」

ちひろ「結婚を前提にお付き合いをしていますので、お母様、何卒宜しくお願いいたします」

母『はい、もうPの事はあなたにお任せするわね!』

ちひろ「ありがとうございます。それではPさんに変わりますね」

P「あっ母さん?」

母『P!いい人見つけたわね!一生に大事にしなさい!じゃ挨拶待ってるから!!』

P「母さん」

プツッ ツー ツー ツー

P「..........えぇ」

P「ちょ、ちひろさんどうするんですかこの状況!」

ちひろ「何も問題ないと思いますが....?」キョトン

P「すっとぼけても無駄ァ!」

ちひろ「挨拶までに彼女を見つけるしか選択肢はないですね」

ちひろ「(100%無理だから強制的に私が嫁になるけど)」グッ

P「し、しかし.....」

ちひろ「実は私も母から早く相手を見つけなさいって言われるんですよ。相手はコッチが用意するぞって」







奈緒「暇だから事務所に来ちまった...誰かいるだろうしな。いなくてもPさんがいれば.....」

奈緒「なっ、何言ってんだあたし!///Pさんの事なんて全然!///」

<ドウスルンディスカー!

奈緒「ん?何か事務所が騒がしいな」

<....さんが明るい方で良かったじゃありませんか

<職場に彼女がいるだなんて、もう逃げられませんよ!挨拶とか!

奈緒「へ....彼女....?」

奈緒「.........」ジワァ

奈緒「集合.......」

奈緒「全員......集合ぉぉぉぉ!!!」

@翌日 事務所

ワイワイ ガヤガヤ ザワザワ

凛「本当に皆集まったね」

奏「さすがに事務所の底が抜けそうね」

唯「200人近いしねー」

加蓮「それでどうしたの奈緒、皆を集める程の話って....」

奈緒「えっと、皆!聞いてくれ!」

ザワザワ....ピタッ シーン

奈緒「.......驚かないで聞いてほしい」

奈緒「Pさんに、彼女がいる」

全員「「はぁ!?!?!?」」

窓バリィィィィン!!

七海「あまりの声量で窓が割れたのれす~」

メアリー「ダーリンの浮気者――――!!」

くるみ「嘘でしゅぅぅぅぅ~~~!!」

美玲「嘘だぁぁぁぁぁぁ!?!?」

輝子「ヒャッハァァ――――!!」

海「呼応すな」

あずき「どういう事!?」

奈緒「今あたしが話した通りだ」

ナターリア「日本語ワカンナイヨ」

芽衣子「あばばばばばば」

蘭子「熊本弁でお願いします(その言語はふさわしくない)」

瑞樹「全然わからないわ。日本語でもう一度お願い」

奈緒「Pさんに彼女がいる」

瑞樹「やっぱりわからないわ」

李衣菜「そ、それは決定事項!?」

ありす「証拠はあるんですか?」

みく「証拠を出すにゃ!」

奈緒「昨日事務所に来た時、聞いたんだ。ハッキリ」

みく「」

みく「ぴ、Pちゃんに限ってそんなことありえないにゃあ!」

きらり「きらりも!そう思うにぃ!」

杏「杏もそう思う」

時子「豚にメス豚なんて出来ないわよ」

菜々「こういう件に関してはまゆちゃんが!!」

まゆ ブクブク

菜々「まゆちゃぁぁぁぁぁぁん!!」

奈緒「皆、この話にはもう一つ、さらに重要な事があるんだ」

ほたる「重要......?」

奈緒「あぁ.....」

奈緒「彼女は.....この事務所内にいるらしい」

全員「」

凛「そんなわけないよ私知らないし」ガタガタガタガタ

紗枝「凛はん足が動揺しまくりどす」

聖來「じゃあ彼女はアイドルの誰かってこと?」

礼「そうなるわね.....」

全員「........」

卯月「誰.....なんですか?」

柚「ここは白状するのが賢明な判断かな」

夏樹「そうだぜ」

都「探偵のこの安齋都が動きますよ」

早苗「警察も動くわよ」

ライラ「ライラさんは違うですよー」

全員「...........」

芽衣子「そ、そりゃこの世紀末の状況じゃ誰も言いだせないと思うな....」

巴「見つけ次第とっつかまえて」

美嘉「ア、アタシがPの彼女だよー!」

全員「何ぃぃぃぃぃぃ!?」

莉嘉「えぇ!?嘘だお姉ちゃん!」

美嘉「嘘じゃないもーん☆」ダラダラ

志希「証拠はどこにあるのかにゃ?」

美嘉「ほらこのプリクラ!ツーショットなんて彼女しかしないよね~!」

伊吹「アタシも撮ったけど」

奏「残念。私も」

千秋「さすがにそれだけでは彼女と言い切れないわ。嘘ね」

千枝「嘘です」

美嘉「なっ.....」

莉嘉「お姉ちゃんがPクンの彼女なわけないじゃん!四六時中アタシといるんだからPクンとデートなんてすぐバレるよ!」

莉嘉「それに皆言ってたよ!『美嘉は処女だ』って!!」

美嘉「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ゴロゴロゴロゴロ

麗奈「妹に殺されるなんて哀れね....」

雪美「私が......Pの彼女....」

全員「何!!」

比奈「どうして言いきれるんスか?」

雪美「黙ってても.....通じ....合える......即ち恋人......」

蘭子「故に我が伴侶なり!(だったら私も彼女です!)」

朋「Pは完璧超人なんだから通じ合えて当然だよ!雪美ちゃんや蘭子ちゃんのことなんてわかって当然!」

蘭子「何を!....言う.....」ズーン

穂乃香「あの....」

全員「「どうした!」」

夏樹「穂乃香は嘆いている!穂乃香はPの彼女になりたいと嘆いているぜ!」

拓海「じゃあアタシ達がPの彼女になって手本を見せてやろうぜ!」

ありす「あなた達が手本になれるわけないじゃないですか」

ヘレン「私が彼女」

全員「「何!」」

ヘレン「ダンサブルな動きでもうメッロメロ!!」グネングネン

笑美「キモいわ!」

穂乃香「私が彼女」

あずき「あずきが彼女」

柚「アタシが彼女」

忍「アタシが彼女」

笑美「4人も彼女いらん言うてるやろ!」

柚「Pの好きな所は、優しさ」

忍「真面目さ」

穂乃香「強さ」

柚子「そして!」

あずき「優しさ」

笑美「さっき言うた――!!!」

未央「超新塾じゃん!」

真奈美「皆、ふざけてないでちゃんと話をしよう」

舞「そ、そうですね.....」

千佳「誰がPくんの彼女なの!」プンスカ

周子「逆にさ、Pにお似合いなアイドルって誰?」

桃華「それはこのわたくしに決まっていますわ!」

椿「年齢的にありえないのでは...」

桃華「なっ....」

幸子「いいやボクですね!まぁPさんにとってボクはもったいないですけど!?ボクしかいませんね!」

凛「幸子はもっといい人見つけられるよ」

幸子「えっ」

かな子「次頑張ろう」

幸子「はっ......?」

留美「小さい子には悪いけど.....Pにお似合いなのは私よ」

瞳子「私じゃお似合いになんてなれないわよね......」

響子「(そういえばPさん、『響子みたいなお嫁さんが欲しい』って言ってたなぁ......)」

響子「~~~!!//////」ボン!!

響子「」バターン

洋子「響子ちゃん!?」

夕美「勝手に自滅しちゃった....」

美優「でもPさんに彼女はいないと思います」

沙紀「どうしてっすか?」

美優「この前二人で飲みに行った時、いないって言ってたから.....」

楓「.....二人きり?」

美優「あっ」

瑞樹「それは.....」ユラリ

礼子「聞き捨てならないわねぇ....」ユラリ

ギャーギャー! チガウンデスー! ワァァァ!

梨沙「大人が揃いも揃ってバッカみたい」

飛鳥「梨沙はPに興味はないのかい?」

梨沙「ないわ。アタシにはパパだけだもん」

晴「とか言いつつよくPと買い物行くよな」

梨沙「あっ!あれは違うわよ!///パパが来れないからし、仕方なく!///」

晴「へぇ......」

梨沙「な、何よその目は!///」

久美子「もう誰も信じられないんだけど」

詩織「本当ですね....」

茄子「結局は誰が彼女なんですか?」

聖「ここまで来たらいるはず.....」

イヴ「私ですね~」

愛結奈「根拠は?」

イヴ「ブリッツェンの証言がありますから~」

ブリッツェン「ブモッフ」

イヴ「ほら~」

悠貴「私達にブリッツェンさんの言ってることはわかりません....」

イヴ「えっ」

優「だったらアッキーの証言があるし!」

アッキー「ワン!」

小春「ヒョウくんも!」

ヒョウくん「笑顔です」

凛「うづパカだって」

卯月「パカー」

卯月「ちょっと凛ちゃん!///」

凛「第一さ、Pに彼女が出来ると思う?」

美穂「.......はい」

凛「言い方が悪かったね。毎日働いて時間がなくて、なおかつ皆のアプローチに鈍感なPに彼女が出来ると思う?」

美羽「出来ない.....」

乃々「無理です.....」

琴歌「可能性は低いかと...」

凛「だよね。日曜日さえ働いて家にもあまり帰らず生活力も乏しくて、そんな彼氏に耐えきれる人いる?私しかいないよ」

いつき「......ん?」

あやめ「今なんと?」

凛「ということでPの彼女は私になった」

小梅「納得.....出来ない....」

芳乃「出来ないのでしてー」

藍子「凛ちゃん一旦落ち着きましょう。気持ちはわかるけど」

アーニャ「そうです、凛。落ち着きましょう」

晶葉「皆の衆注目!ついにこのマシンを使う時が来たようだな!」

里美「その機械は....!?」

晶葉「このマシンを使えば助手の彼女を100%間違いなく特定することが出来る!」

光「さっすが池袋博士!」

あい「というか何のために作ったんだ」

キャシー「才能のムダ使い」

恵「言わないであげて」

珠美「して結果は!?」

晶葉「せかすなせかすな。このボタンを押せば名前が表示される!」

晶葉「助手の彼女はこの人だ!」


『池袋晶葉』


晶葉「私だぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

早苗「はいこのマシンは処分。有香ちゃん」

有香「押忍!!」バギャーン!!

晶葉「うわぁぁぁぁぁ!!!!!」

拓海「どいつもこいつも.....」

千夏「やはり人数が多すぎてキリがないわね....」

智絵里「Pさん....他の誰かと....嫌です....そんなの嫌....」

麻里菜「ち、智絵里ちゃん...?」

智絵里「Pさんは『二人で幸せ見つけよう』って言ってくれたんです。なのに彼女だなんて....嫌です....やだっ.....いつも二人だって、二人だけだって、ずっと一緒にいようって....約束....約束してくれたんです....Pさんがいないと私ダメなのに....いなくなっちゃうなんて嘘....嘘......」

つかさ「おい智絵里やべーぞ。パッションどうにかしろ」

心「智絵里ちゃん!Pは皆のものだから安心して☆」

智絵里「皆の.....?私だけじゃないんですか....?見捨てられた見捨てられた見捨てられた見捨てられた見捨てられた見捨てられた見捨てられた見捨てられた見捨てられた見捨てられた見捨てられた見捨てられた」

心「」

つかさ「悪化させてどうする」

まゆ「ふふふっ......」

クラリス「最悪のタイミングでまゆさんが.....」

まゆ「.........」

まゆ「ふぇぇ~ん!どうしましょう凛ちゃ~ん!」ダキッ!

凛「ちょ、まゆ!?」

まゆ「Pさんは私の事が嫌いなんでしょうか~?グスッ.....私....耐えきれなくて....」

凛「大丈夫だよ」ナデナデ

イヴ「本当にそういう状況に直面すると弱気になっちゃうんですね~」

由里子「可愛いじぇ!」

つかさ「これでもうヤンデレの心配はなっ」

ゆかり「Pさんが私から離れるなんて絶対にありえませんよね...。あの人は私の人生を潤わせてくれた人....なら私がPさんに出来る唯一の恩返しは結婚です。あの人も私を必要としているんです。それなのに目の前から消えるだなんて...絶対にありえないこと。...私のアイドル人生はもはやPさんのためのものなんですよ...。仕事やライヴが成功すれば私以上に喜んでくれて.....あの喜びが次への励みになるんです。あなたの言葉が私を満たしてくれる...そう思えば思うほどPさんの事を隅から隅まで知りたくなるんです...。誕生日や好きな物嫌いな物だけでなく服や足のサイズに言動その他諸々....そこまで知りたくなるのは私がPさんに全てを捧げているから、私はあなたに応えるべく尽くしたいのです。.......それなのにそれなのにそれなのにそれなのに彼女が出来たって言うんですか.....?嘘、そんなの嘘です。私の愛が足らないだなんて嘘です絶対に嘘です。こんなにも愛しているのに傍にいるのに見ているのに気付かないだなんてそんな話ありませんよね......?気付かせていますが気付いてないんですか気付いてますよね気付いてるに決まってます気付いてないわけありません絶対に絶対に絶対に気付いて私の愛を受け取っているはずです。....最近Pさんのことを考えたら眠れない日が続いてるんです。目をつむっても開けていてもPさんに出会えるなんて私は本当の幸せ者だと思います......。でも困ったことに現実と夢の区別がつかなくなっているのが悩みです....。Pさんと談笑していたのが夢で....Pさんに口づけを貰ったのが現実で.....あら、逆だったかしら....いいえ逆じゃないですよね...?絶対にPさんから口づけを貰ったはずです。目を閉じればあのぬくもりや感触が伝わって来るんですものやっぱり現実ですねクスッ....ふふふ.....あぁ...彼女って私のことだったんですね....やだ、早とちりしてしまいました。....私以外の人と...結ばれること自体がおかしいのに....Pさん、そうならそうと言ってくれれば良かったんです。いつもカッコよくて頼りがいがあるけど....恥ずかしいものは恥ずかしいんですね、なんて可愛い人.....ますます好きになります......」ボソボソ

つかさ「こっちのがヤベェ」

雅「でもでも彼女がいるとしたって、アイドルは恋愛禁止だ!て口を酸っぱく言ってるPにいるとは思わないんだよねぇ」

肇「私もそう思います」

泰葉「そもそも、事務所内と言ってもアイドルとは限らないのでは?」

志保「じゃあトレーナーさん?」

亜子「いや、あんま話してる所見たことないわ」

雪菜「トレーナーさんだけで4人いますから、もしかしてそのうちの誰か....」

加奈「ないと思います。内容はあくまでレッスンや今後の方針を話してるので」

千鶴「詳しいですね....」

渚「まさかそれまでメモってるとか」

櫂「大いにありうる」

加奈「そんなことないですよ~」

愛梨「だよね~」

清美「(何が書いてあるのかしら?)」ソロ~...

Pと話した回数 172回
笑顔をくれた回数 32回
他のアイドルと話してた回数 38996回
トレーナーさん合計 778回
ちひろさん 4083回
以下各アイドル名前順(Pと喋った回数)
愛野渚......
相葉夕美....


清美「ひぃっ!!?」

亜季「どうしたでありますか?」

清美「な、なんでも.....」ガタガタガタガタ

法子「ねぇ皆、質問していいかな?」

春菜「何かな」

法子「私って一言でいうと?」

全員「ドーナツ」

法子「Pってドーナツ好きなんだって!じゃ私の彼氏だね!」

全員「!?!?wwwwwwww」

茜「も、もう皆さん何を話しているのか最早わからないです!」

のあ「無理もないわ。皆動揺して我を忘れているもの」

由愛「でも友紀さんだけテレビで野球を応援してますが....?」

友紀「いっけー!キャッツー!今のは打てたでしょー!」

美波「そういうのに興味ないのかな....?」

菲菲「あると思うヨー」

美波「そうかなぁ」

マキノ「動揺が隠せてないわ。ほら、キャッツを応援してるのに何故か中日のユニフォームを着てるもの」

里奈「激焦り尋常じゃないぽよ」

智香「そしてメガホンが広島」

真尋「激焦りどころの話じゃないじゃん」

日菜子「もしここに彼女さんがいるなら.....とっくに逃げているハズです」

菜帆「そうかもしれません~。183人もいますから一人くらい逃げてもバレないでしょうし~」

翠「見事に全員いるのが不思議です」

愛海「..........」

裕美「愛海ちゃんは一体どうしたんでしょうか?」

音葉「アイドルがこんなにいれば胸の一つや二つ揉むはずですが.....」

むつみ「もしかして.....いやまさか」

涼「そのまさかかもしれないな。愛海自身傷ついてるかもしれない。話題に付いていけるのはPサンしかいないから」

むつみ「あー.....」

頼子「清良さんを見てみて」

清良「愛海ちゃん.....大丈夫ですか...?」

フレデリカ「逆に心配しちゃってるよ....」

泉「皆動揺が隠せないようね」

蓮実「皆さん....隠さなければPさんへの想いがバレてしまいますよ....」

亜里紗「文香ちゃんを見るウサー!さっきからページが進んでないウサ!」

文香「.......」

アヤ「本当だ...」

亜里紗「パンを持ったまま立ち往生してるみちるちゃんなんて初めて見たウサ!」

みちる「.........」

ネネ「しかも目が虚ろじゃないですか!大丈夫でしょうか....」

亜利紗「紗南ちゃんを見るウサ、一見ゲームしているかのように見えて」

紗南「......」ポチポチ

早耶「はっ!手に持ってるのはテレビのリモコン!」

そら「やっばーい!!」

亜里紗「後は―――」

ケイト「もしやアリサも動揺してマセンカ?」

芳乃「してるのでしてー」

歌鈴「もしかして戻れなくなってしまったとか....?」

亜里紗「じょ、冗談に決まってるウサ、戻れるウサよ」

沙理奈「完全に末期ね」

仁奈「どうしてPに彼女が出来ちゃ嫌でごぜーますか?」

柑奈「そ、それは.....みんな好きだから」ボソッ

仁奈「え?もう一度おねげーします」

柑奈「す、好きだから///」

仁奈「聞こえねーです!」

柑奈「もうやめてください....///」ウルウル

裕子「もうこうなったらサイキックテレパシーで彼女を探すしかない!フンムムムムム!」

菜々「ナナも手伝います!Pさんの彼女はー、あー受信受信ー、ウサミン星から電波を受信ー」

舞「あの二人とも....ふざけてないで....」

裕子「」

菜々「」

星花「そ、そうだ奈緒ちゃん、他に何か話してなかった?」

奈緒「えっと....あっ、確か彼女は明るい性格....じゃパッション!?」

Pa勢「きたぁぁぁぁぁぁ!!!」

Cu勢「えぇぇぇぇ!?!?!?」

Co勢「許さない.....!!!!」

洋子「パッション大勝利!」

若葉「キュートぉ....」ジワァ

美里「でもキュートでも明るい人はたくさんいるしぃ。一概にパッションとは言えないんじゃないのぉ?」

保奈美「同感だわ」

瑞樹「皆!今まで隠しててごめんなさい!私本当はパッションなの!」

みりあ「そうだったのー!?」

瑞樹「そうよ!」

薫「すごーい!」

梨沙「ならパッションな部分を見せてくれないと納得出来ないわ!」

瑞樹「みんな大しゅき川島瑞樹じゃっぴよぉ――!!こうみえて28歳のパッショソ!!よろしくじゃっぴぃ!じゃっぴゃぁぁぁぁ――↑↑↑↑」(真顔)

未央「やwwwwwwめwwwwwwてwwwwwww」

葵「お腹が......お腹が痛いっ....!」プルプル

梨沙「だ....駄目....くふふっ....!」プルプル

沙織「本題を見失ってるべ!」

鈴帆「遊んでちゃいかんたい!」

彩華「可能性のある人から絞っていかないとぉ~」

早苗「だと私が残るわね」

志乃「残るけども」

早苗「知ってるかしら?アメリカで逮捕した相手と恋人になって結婚するっていう事例があるのよ」

全員「..........」

全員「「だから!?」」

早苗「だからP君とは恋人同士よ!異論は認めない!」

美世「誰がそんな事を認めますか!」

早苗「はい逮捕!」

美世「汚職だー!」

ギャギャー ワイワイ ガヤガヤ

雅「う~ん.....よぉし、ここは....」

雅「みやびぃ、Pに彼女がいようが好きだから関係ないよぉ」

全員「!」

雅「(これで彼女さんは聞き捨てならないハズだよねぇ♪)」

洋子「そ、それは駄目なんじゃないかな?愛人とか浮気は許されないと思うよ....?」

雅「バレちゃったねぇ....Pの彼女...」

洋子「あっ」

風香「洋子さんが彼女!?」

こずえ「ほんとー....?」

洋子「そそそそんなわけないじゃん!」

洋子「(計画通り!雅ちゃんの罠にまんまと引っ掛かったと見せかけて私がPの彼女である事実を作り上げる!そして約200人の証言でPと結婚......!!)」

蓮実「しかし.....洋子さんが彼女ですと辻褄が逢いませんね...」

洋子「えっ」

美由紀「どうして?」

蓮実「何故先程『パッション大勝利!』と敵を作るような言い方をしたのですか?」

若葉「あっ、そういえば」

洋子「」

里美「もう何が何だかわかりません~!」

久美子「消去法でいこうよ」

千奈美「賢明な判断ね」

恵磨「さて何でいくか」

美嘉「とりあえず、小学生と中学生は排除」

小中学生組「え――――っ!!」

晴「まぁ仕方ないよな」

小春「そんなっ....」ガクッ

飛鳥「ボクは信じないよ」

莉嘉「お姉ちゃんヒッドーイ!」

美嘉「うるさいうるさい!とにかくアウト!」

みりあ「みりあもダメなの.....?」ウルウル

美嘉「みりあちゃんは.......OK」

莉嘉「理不尽!理不尽!」

巴「法律なんて関係ないじゃけぇ」

悠貴「関係ないです!」

海「年齢と法には逆らえない」

幸子「ボ、ボクに手をかけること自体犯罪ですから、これは仕方ないです.....よねっ!」

仁美「(とか言いつつ泣いてる....)」

由愛「あと三年かぁ.....待とうかな。家事は私が担当して....」

レナ「もう人生設計建ててるとは恐れ言ったわ....」

珠美「珠美は含まれませんね!」

美紗希「ギリ」

珠美「ギリってどういうことですかー!!」

舞「ハタチですけど!ふくしの大学に通ってるんですけど!」

拓海「どこで覚えてきた」

夏美「改めて見ると小中学生多いのね...」

凛「高校生ギリギリセーフだね」

音葉「16歳から結婚できるとしても、現実的な話をすれば高校生組もない気がします」

高校生組「」

凛「ちょ、は?」

珠美「珠美アウトー!!」

ゆかり「私にはPさんしかいないのに」

智絵里「見捨てないでください見捨てないでください見捨てないでください見捨てないでください」

つかさ「きらりー!そらー!二人を頼むわー!!」

きらり「にょわー!☆」

そら「まっかせてー!☆」

瑞樹「じゃっぴぃ――!☆」

つかさ「呼んでねぇ」

菜々「セーフ!!!」

凛「高校生はダメだって言ったじゃん」

菜々「ナナは高校生じゃ」

みりあ「嘘なの?」

千佳「嘘なの?」

菜々「こ.....高校生です....」

茜「彼女になりたいです!!!」

久美子「もはやただの願望!」

唯「もう望みはないの!?」

智香「ない......」

メアリー「そうよね....やっぱりナイスバディじゃないと....」

藍子「な、ナイスバディ.....」

藍子「わぁーい!あいこ結婚するー!するのー!」

楓「藍子ちゃんが幼児退行....」

藍子「ねぇねぇサンタさーん」

イヴ「は、はぁ~い」

藍子「あいこ、プレゼントが欲しいー!」

イヴ「何が欲しいのかな~?」

藍子「Pさん」(真顔)

イヴ「」

藍子「ワンモアセッPさん」(真顔)

イヴ「」

早苗「高校生組はなしとして.....」

加蓮「待ってください」

早苗「何かしら?」

加蓮「恋人の定義ってなんだと思います?」

早苗「そうねぇ....自分を一番に思ってくれる存在?」

雪美「いつも.....一緒にいてくれる.......」

茄子「心配してくれる人?」

加蓮「ふふふっ........」

加蓮「恋人というのは......呼んだらすぐ駆けつけてくれる人の事を言うんですよ!」

ピポポ

加蓮「もしもしPさん?具合悪い。事務所」

奈緒「そんな簡単に」

ガチャ

P「かれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇんんんん!!!」

加蓮「ほら」

全員「」

加蓮「ごめんねPさん、具合悪いのは冗談で....」

P「お前!そういう冗談は禁止だぞ!」

加蓮「心配した?」

P「心配したに決まってるだろ!俺の大事な体だぞ!」

加蓮「」ボーン

雫「加蓮ちゃん死んじゃいました~」

P「かれぇぇぇぇぇん!!!」

肇「ぴ、Pさん!あの聞きたいことがあるんですけど!!」

P「うわっ全員集合してるじゃん。今日はオフなのに.....ん?どうした肇」

肇「Pさんに彼女がいるって本当ですか....?」

P「か、彼女....?」

全員「.....」ゴクリ

P「(あぁ、お見合いでちひろさん代行の話しか。どこから漏れたんだ?)」

P「あの話はだな.......」

ガチャ

ちひろ「プロデューサーさん...ハァハァ....いきなり事務所に...どうしたんですか....ゼェーゼェー...」

凛「ちひろさん.....?」

レナ「あっ...、ま、まさかっ.....!」


ざわ・・・ ざわ・・・

    ざわ・・・  ざわ・・・


盲点!見落とし!ノーマーク!圧倒的死角.....!

神谷により収集された全アイドルの中に存在しない者...!

本来ありえない者....!

しかぁし!最後のピースをはめる者はたった一人しかいない.....!

莫大な資産を掌握し、その笑顔で人間を地獄の淵まで追い込む悪魔の様な女.....!

女....!

千川...!

千川......!!

千川........!!!

レナ「千川ぁ~~....!」

レナ「千川ぁ~~~~~.....!!」

ちひろ「なんですか?」ニコッ

全員「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」

さくら「Pさんの彼女って....ちひろさん!?」

いつき「えぇ!?!?」

瑛梨華「U・SO・DA☆」

千奈美「十分にありえるわね...」

椿「ほ、本当なんですか?」

ちひろ「はぁーい、Pさんの彼女です♪」

P「ち、ちひろさん!それは内緒で!」

全員「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」ゴロゴロゴロ

P「ち、違うんだ皆!誤解なんだ!」

拓海「何が誤解だ!」

みく「そうにゃそうにゃ!」

琴歌「納得いく答えを聞かせてください!」

智絵里「Pさん.....嘘ですよね...?」

ゆかり「Pさん....?」

P「おっと二人とも、目のハイライトはどこ?家かな?」

まゆ「Pさぁ~~ん!」ダキッ

P「まゆ泣いてるのか?可愛い奴め」ナデナデ

まゆ「うふふっ....ふふっ.....」

愛梨「.....」ギリギリ

加奈「....」メモメモ

杏「...で、プロデューサー何が誤解なのさ」ジー

きらり「にょわ.....」ズォッ

P「(何という圧迫感......)」

P「これはだな.....」

凛「お見合いを避けるために嘘をついたと」

P「そういうこと。だからちひろさんは彼女でも結婚相手でもない」

奈緒「そういうことだったのかぁ.....とちった」

桃華「『明るい性格がいい』という話はなんでしたの?」

雪乃「それですよ!」

ちひろ「明るい性格.....?恐らくそれはPさんのお母様の話です。明るい人でしたから話を誤魔化せたと」

泉「心配して損した....」

蘭子「安堵の地.....」ガックリ

文香「やっぱり.....」

李衣菜「もう皆本当に焦ったんですから....気絶するわ、精神崩壊するわ、幼児退行するわ....」

響子「....」

藍子「Pさんのお嫁さんになるぅー!」

瑞樹「じゃっぴぃ」(真顔)

P「世紀末....」

美穂「お二人とも、どこか行ってたんですか?ちひろさんが追いかけてたように見えましたが...」

P「あぁ、隠しきれないから親に謝りに行こうと思って」

ちひろ「挨拶に伺う寸前に加蓮ちゃんから電話がかかってきまして....」

雫「なるほど~.....その封筒は?」

P「あぁ、一応お見合い相手の写真を見とけって母親が。開けずに返そうと」

ちひろ「私も母から貰いまして....」

未央「じゃあ今ここで見ちゃおうよ!」

仁美「見たい!」

P「ま、まぁ一度くらいは見といた方がいいよな」ガサガサ

茄子「ちひろさんも見てみましょう♪」

ちひろ「そ、そうですね」ガサガサ

P「あっ」

ちひろ「えっ」

全員「はっ?」

P「ちひろさんの写真....?」チラッ

ちひろ「Pさんの写真....?」チラッ

P「これは....運命なのでしょうか?」

ちひろ「私達が結ばれるのは....ずっと前から決まっていた事なのかもしれません....」

P「ちひろ....」ジー

ちひろ「Pさん.....」ジー

全員「は.....?」

全員「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」

瑞樹「じゃっぴぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」(真顔)

以上アイドル183名総出演ssでした。
ありがとうございました。

乙です
よければ過去作教えていただけませんか

>>94
ミリP「王様ゲーム?」小鳥「絶対君主ゲームです」
ミリP「王様ゲーム?」小鳥「絶対君主ゲームです」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439457609/)

です

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年10月12日 (月) 17:42:54   ID: PME4Pb2e

これは面白いわwwwww
KWSMさん必死過ぎwww

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