【ミリマス】ミリP「琴葉って絶対俺の事好きだろwwwwwwwwwwww」 (89)

事務所




ミリP(以下P表記)(いや……ないな)



P(琴葉は誰にでも優しいだけなんだよ)



P(しかし俺の事は特別に……いやいやまさか)



P(変なこと考えてないで仕事しなきゃな)




琴葉「プロデューサー、少しよろしいですか?」



P「どうした琴葉」



琴葉「ここの台詞なんですけど表現が難しくて……少しアドバイスをお願いできませんか?」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1441902784

P「構わないよ。えーと…どこだ?」



琴葉「ここです、この場面の……」




P(琴葉って真面目だよなぁ、俺とは大違いだ)



P(俺はどちらかと言うと仕事より海美や環と鬼ごっこして遊んだり)



P(百合子や杏奈とネトゲしたり)



P(音無さんとエロ話したりしてる方が楽しいからなぁ)



P(琴葉とは大違いだな)

琴葉「プロデューサー聞いてますか?」



P「うん、聞いてるよ。ここの場面なんだけど、俺の考えを言わせてもらうなら…」



P(琴葉って可愛いよな…いや、今さらだけど)



P(こんな可愛い子に手作りハート形チョコもらったり、お揃いのキーホルダーを渡されたり、プロデューサーにお礼がしたいから今度時間をください。だとか言われたら……)



P(そりゃあ勘違いしちゃうよな)



P(でも、琴葉にとってはアレが普通なんだろうなぁ)




琴葉「プロデューサー、ありがとうございます。うん、確かにそういう考えも出来ますね
言われるまで気づきませんでした……」

P「俺はただ好き勝手に言ってるだけだよ」



琴葉「ふふっ、構いません。なんだか私にはそれが合ってるみたいなので」



P「琴葉がそう言うならいいんだけど」



琴葉「プロデューサーは、いつも私一人ではたどり着けない答えに連れて行ってくれますね…不思議です」



P「大げさだよ。俺はありきたりな事しか言ってない、さっきのアドバイスももしかしたら誰かの言葉をマネして言っただけかもしれないぞ?」



琴葉「それを私に伝えたのはプロデューサーですから、それが誰かの言葉でも関係ありませんよ」



P「そこまで信頼してくれてるのは嬉しいけど、琴葉の自由にやってみてもいいんだぞ?俺の事なんて気にしないでさ」

琴葉「そうですね。最近の私は少しプロデューサーに頼りすぎなんじゃないかって、自分でも思ってるんですけど…」



P「けど?」



琴葉「プロデューサーと一緒にいる時間が好きなんです………ご、ご迷惑ならそう言ってください!残念ですけど我慢しますから……残念ですけど」



P「………」キュン



P(おち、おちち、落ち着け………深読みしすぎるな、また勘違いしてしまうぞ)



P(危なかった……)



P「俺は別に嫌じゃないよ。これからも分からない所は遠慮なく聞いてくれていいから」

琴葉「ありがとうございます!嬉しい…」



P(嬉しいのか……)



琴葉「プロデューサーと会えて私…幸せです」



P「…お、オーバーだなぁ」



琴葉「そんな事ありません!プロデューサーとの出会いは私にとって、それくらい大切で…かけがえのないものなんですっ」



P(ま、ま、また~そう言う事言って…俺じゃなかったら勘違いしてたぞ)

琴葉「それにプロデューサーと一緒にいると安心できて…できることならずっと傍にいてほしいって思ってしまうんです。無理だってわかってるのに…」



P(俺じゃなかったら勘違いを……)



琴葉「すみません急に…あっ、そういえばこの前お土産で買ったプロデューサーとお揃いのキーホルダーをさっそく着けてみたんです。ほらっ♪」



P(くっ、可愛い)



琴葉「でもプロデューサーとお揃いで同じ物を身につけていたら…ご、誤解されてしまうかもしれませんねっ、私は別に構わないんですけど……」



P(勘違いするな…俺…)



琴葉「す、すみません!何を言ってるんでしょうか私ったら、プロデューサーが隣にいてドキドキしてるからってさっきから変な事ばかり…」



P(勘違いを…)

琴葉「で、でも…こんな事を言ってしまえるのもプロデューサーの前だからなんだと思います、どんな私でもプロデューサーなら受け入れてくれるって知ったから…」



P(…勘違いなのか?)



琴葉「…………やっぱり私の隣はプロデューサーにいて欲しいです。プロデューサーはどうですか?もしまだ相応しい相手が居ないのなら…わ、私ではダメでしょうか?」



P「こ、こ、琴葉っ!!」



琴葉「きゃっ!な…なんですか?プロデューサーいきなり声を」



P「そ、そそその……こ、今度のき、休日なのだが…何か予定はあるか?」



琴葉「えっ?休日ですか……いえ、特に予定はないですが、何かお仕事でしょうか?」

P「違うんだ仕事じゃない。よ、良かったら今度の休日に俺とで、でで…」



琴葉「なんでしょう?」



P「でっ、デートしてくれないか!?」



琴葉「えっ……デートって」



P「お、俺とデートして欲しいんだ!どうだろうか?」



P(あー!言ってしまったー!!だ、だがあそこまで好意を顕にされて何も返さないのは男として……)

琴葉「あっ、え…そ、その……わ、私っ…心の準備が…」



P「こ、琴葉?」



琴葉「すっ、すみません!今すぐにお返事は……し、しし失礼しました~!!!」



P「え……?」








P「……………え?」



数時間後

律子「ただいま戻り……」



P「お帰り律子」



律子「ひゃあぁぁっ!ぷ、プロデューサー!?びっくりするじゃないですか、いきなり現れたら」



P「すまない。だけど一刻も早く誰かの意見が聞きたくてな」



律子「はぁ?…で、なんなんですか?」



P「その……こ、これは俺の友達の友達の、そのまた友達の話なんだが…」



律子(つまりプロデューサーの話ってことですね)

P「と、とととある女性をデートに誘ったらしいんだ」



律子「そ、それは…またどういう反応をしていいやら」



P「その女性というのが普段から友達の事を……一緒にいると安心できるとか、隣にずっといたいとか言ってたりして」



律子「へー」



P「しかもバレンタインデーにはその子からハートのチョコをプレゼントされたりしてて」



律子「なるほど、それでその子も自分の事が好きなんじゃないかと思ってデートに誘ったわけですね?」

P「うん。それで本題はここからなんだが……デートに行かないか?と誘ったところ逃げられてしまったんだ」



律子「……………」



P「すみませんって言って、慌てた感じで足早にその場を去っていったんだ」



律子「あの………プ、プロデューサー殿それは」



P「律子はどう思う?俺的には一週間くらいは待ってみようかと思ってるんだけど」



律子「プロデューサー、それは……断られたんじゃないでしょうか」



P「……そうなの?」

律子「ええ、プロデューサーの言ってる通りなら間違いなく」



P「そうか……すまんな律子。変な事を聞いてしまって」



律子「い、いえっ!あ、あの…プロデューサー?どこへ?」



P「今日は久しぶりに定時に帰るよ、話を聞いてくれてありがとう律子」



律子「プロデューサー、あの…この度は何と言っていいやら」



P「よせよ、たかがデートさ。だろ律子?」



律子「そ、そうですよ!気にしなくてもプロデューサーならそのうち素敵なお相手が出来ますって!」

P「ありがとう……じゃあな」



律子「はい…お、お気をつけて~」




一方その頃



琴葉「プ、プロデューサーにデートに誘ってもらっちゃった!?どうしよう何を着ていけば」



琴葉「じゃなくて!何で逃げてしまったのかしら……ああいうのはすぐに返事をするべきなのに」



琴葉「で、でも…急すぎて…心の準備が出来てないし、プロデューサーと二人きりでデートなんてずっと憧れてて」



琴葉「いつか私から誘ってみようと思ってたのに……ま、まさかプロデューサーの方からだなんて」

琴葉「あぁ、どうしたらいいのかな~っ。そうだ誰かに電話を……」






恵美「んー?あっ琴葉から電話だ。もしもし琴葉?」



琴葉「め、めぐ、恵美っ!お願い相談にのって!」



恵美「わっ、わあっ!どーしたのさ琴葉?そんなに慌てちゃって」



琴葉「ごめんね。でも…私どうしたらいいのかわからなくて」



恵美「大丈夫だからさ、落ち着いて話してみてよ」

琴葉「う、うん……実は今日ねプロデューサーにデートに行かないかって言われてしまったんだけど…」



恵美「えぇっ!?プロデューサーからデートに?やったじゃん琴葉っ!」



琴葉「あ、ありがとう恵美…それでね」



恵美「もちろんその場でオッケーしたんだよね?当日の服とか決まってなければ明日とか一緒に買い物に行こうよ!エレナも誘ってさ」



琴葉「…げ出しちゃったの」



恵美「え?ごめん琴葉、よく聞こえなかったからもっかい言ってもらえる?」


琴葉「に、逃げ出しちゃったの!プロデューサーからデートに誘ってもらえるなんて思わなかったから…」

恵美「マジ?」



琴葉「うん……やっぱりプロデューサーに失礼だったよね」



恵美「し、失礼というか…その……確認しときたいんだけど琴葉ってプロデューサーの事好きなんだよね?」



琴葉「う………うん」



恵美「なら逃げちゃったのはマズかったと思うなぁ…」



琴葉「えっ、そんな私…」



恵美「多分プロデューサーはデート断られたと思ってるんじゃない?」



琴葉「い、嫌っ!私デートしたい!」

恵美「う、うん…それは分かるからさ、とりま電話でいいからデート行くのオッケーですって言ったほうがいいよ?」



琴葉「で、でも…恥ずかしい…」



恵美「早くしないと、プロデューサーもう琴葉に興味なくなっちゃうかもよぉ~?」



琴葉「す、すぐに電話する!それじゃあ恵美またね!」



恵美「あっ、絶対に今日中に電話しなよー?」

その頃のP



このみ「かんぱーい♪」


莉緒「かんぱーい♪ほらっ、プロデューサーくんもグラス持って持って」


あずさ「うふふっ、今日はプロデューサーさんも参加してくれて嬉しいです……けど珍しいですね?」



P「ええまぁ…たまには俺も飲みますよ」



莉緒「プロデューサーくんったら、このみ会に誘っても全然来ないんだから。今日はとことん付き合ってもらうわよ?」



このみ「ちょっと!勝手にこのみ会とかネーミングしないでよ莉緒ちゃん!」

ダメだ…眠い
とりあえずここまでにします

莉緒「いいじゃないですか~。それくらいこのみ姉さんに憧れてるんですよ!ねっ、あずさちゃん」


あずさ「うふふ、そうね~♪私もこのみちゃんの綺麗で艶やかでモチモチフワフワのお肌が本当に憧れで~」



このみ「まったく調子がいいんだから…けどしょうがないわね。今日は大人の魅力ってやつをたーっぷり伝授してあげちゃおうかしら?」


莉緒「きゃ~♪このみ姉さんカッコいい~♪」


このみ「ふふん、プロデューサーも今日は遠慮しないで飲んでいいからねっ。このみお姉さんが奢っちゃうわよ~!」


あずさ「あらあら~♪いいんですかぁ?良かったですねプロデューサーさん」


莉緒「さっすがこのみ姉さん!プロデューサーくんも………プロデューサーくん?」

P「はは……みんなといると楽しいなぁ」



あずさ、このみ、莉緒「……………」



このみ「プロデューサー……な、何かあったの?」


P「何もないですよ……はは」



あずさ、このみ、莉緒(絶対なんかあったやつだこれ)



莉緒「ほ、本当に?けど悩んでたりするんなら相談にのるわよ?」



P「いいんだよ。終わったことだから…」

莉緒「は、話せば心のモヤモヤが晴れるかもしれないでしょ?ここにいるメンバーなら歳も近いし相談しやすいと思うんだけど」



あずさ「そ、そうですよプロデューサーさん。このまま一人で悩むよりは誰かに話してスッキリした方がいいと思いますよ?」


P「そう……ですね。あの、実はデートに」



このみ「デート?」


P「あ、ある女性をデートに誘ったんですけど…………断られてしまいまして」



莉緒「そ、そっか…でも断られるくらいならなんてこと」



P「正確に言うと…デートしようって言ったら逃げられました」



莉緒「………」

あずさ「その方って親しい人だったんですか?」



P「……信頼はしてくれてたと思います。まぁそれを俺が愛情と勘違いしてしまっただけなんですが」



このみ「た、たとえばどんな風に?」



P「そうですね…」ポワワーン



琴葉『こうしてプロデューサーと一緒に文化祭を見て回っていると、なんだか……ふふっ♪』


琴葉『プロデューサー?あ、あーん……なんちゃって……。あの、やっぱり普通に食べましょう』


琴葉『力不足かもしれませんがプロデューサーも是非私を頼ってください!それと……このお仕事が成功したら二人っきりで祝勝会をしませんか?』


琴葉『ウェディングドレスを着ていると…普段胸に隠している大切な想いも言えそうな気がします。プロデューサー…あの…今日はいつもより甘えてしまってもいいですか?』

P「ぐすっ……うぅ」


このみ「ちょっとプロデューサー!?なんで泣くのよっ」


P「す、すいません…ぐすっ…ひぐっ…なんだか楽しかったあの日々は……もう来ないんだって…思えて」


莉緒「ま、まぁまぁ…ほらプロデューサーくん飲も?飲んで嫌な事はさ忘れようよ」


あずさ「そ、そうですよ~!は、はーいプロデューサーさんお酌しますからグラス出してくださいね 」



P「ありがとう、ありがとう………ん?携帯が鳴ってる。なんだろ………あっ」



莉緒「どうしたのプロデューサーくん?あ、もしかしてその女の子から!?」

P「はは……転職サイトからのメールだったよ」



このみ「て、てて転職!?ちょっ、プロデューサー辞めて転職しちゃう気なの!?」



P「やだなぁ、俺プロデューサー楽しいですから辞めませんよ……けど俺に向いてる仕事ってプロデューサー以外にも結構あるもんなんだなぁって…はは」



あずさ、このみ、莉緒(目、目に生気がない…)


莉緒「……あら?プロデューサーくんまた携帯が」


P「どうせまた変な……ふぁっ!?」


あずさ「プロデューサーさん?どうかなさったんですか?」

P(こ、琴葉から電話!?)



P「すいません!!俺ちょっと出てきます」





あずさ「い、行っちゃいましたね~…」


莉緒「なんかドッと疲れたわよ…」


このみ「そうね………よし飲み直しましょっか♪」


莉緒、あずさ「さんせーい♪」

琴葉「プロデューサーに電話を……でも何て言ったらいいのかな、ううんダメよ。ここでも逃げたら……よしっ」



琴葉「で、出てくれますように…………」






P「もっ、もしもし…」


琴葉「あっプ、プロデューサーですか?こ、こんばんは…」


P「う、うん」


琴葉「あのっ、今…お時間大丈夫ですか?お話したい事があって」


P「大丈夫だよ。どど、どうした?」


琴葉「実は今日の事で…プロデューサーに言っておきたい事があるんです」

P「そ、その事なんだが琴葉。俺から言わせて欲しい」


琴葉「え…」


P「………本当にゴメン!!あんな事を急に言って琴葉を困らせてしまって、申し訳なかった」


琴葉「…あ…そんなっ、私の方こそ何も答えずに逃げてしまって…すみませんでした」


P「いいんだ、当然さ。あんな風にいきなり言われたら誰でもビックリしちゃうと思うし」


琴葉「プロデューサー……」


P「ははっ。琴葉?もう遅いし、電話はこれくらいにして早く寝たほうがいいよ」


琴葉「えっ?」


P「わざわざ電話してくれてありがとう。俺、琴葉に嫌われたと思ってたからさ安心したよ。それじゃあまた明日」

琴葉「プ、プロデューサー!」


P「ん?どうした?」


琴葉「あの…で、デートの件についてなんですけど」


P「その事なら今話してくれたじゃないか、だから別に……」


琴葉「違うんです!」


P「違うって?」


琴葉「今日逃げたのは…こ、心の準備が出来てなくて…決してプロデューサーとデートするのが嫌だからじゃないんです!」


P「え?じゃあ…」


琴葉「こんなに遅くなってしまって、今さらって思われるかもしれません。けど…私は……どうしてもプロデューサーと一緒に…」


P「つまり…デ、デートしてくれるってことなのか?」


琴葉「は…はい……よろしくお願いします…」


P「あっ、ありがとう琴葉!嬉しいよ」


琴葉「い、いえっ!そんな…私の方こそ御礼を言わせてください。」

奥手な琴葉さんかわいい
支援だよ

>>1
田中琴葉(18) Vo
http://i.imgur.com/3LiPxfg.jpg
http://i.imgur.com/JYHvj5F.jpg

>>11
秋月律子(19) Vi
http://i.imgur.com/bqhAjKF.jpg
http://i.imgur.com/q4aeJMo.jpg

>>17
所恵美(16) Vi
http://i.imgur.com/XZ87nJR.jpg
http://i.imgur.com/zUELTIw.jpg

>>21
馬場このみ(24) Da
http://i.imgur.com/6cR82Uz.jpg
http://i.imgur.com/itNCjPy.jpg

>>21
百瀬莉緒(23) Da
http://i.imgur.com/GHszI3P.jpg
http://i.imgur.com/jpJd1LG.jpg

>>21
三浦あずさ(21) Vo
http://i.imgur.com/gVsXKHX.jpg
http://i.imgur.com/oxj62xN.jpg

参考
>>3
ハート形チョコを渡す琴葉
http://i.imgur.com/uT5nCQ4.jpg

>>3
お揃いのキーホルダーを渡す琴葉
http://i.imgur.com/CdAmedc.jpg

>>29
文化祭の琴葉
http://i.imgur.com/WemOCRf.jpg

>>29
ウェディングドレスを着る琴葉
http://i.imgur.com/jiYOLGP.jpg

>>37
ありがとうありがとう




P「き、気にしないでくれ!それじゃあ…とっ、当日はよろしく」


琴葉「プロデューサー…。あの、私」


P「どうした?まだ何かあるのか?」


琴葉「夢みたいです。プロデューサーとデ、デートができるなんて…」


P「ははっ、それは俺もだよ」


琴葉「私…初めてのデートの相手がプロデューサーで良かったです。だって初めてのデートは一番大切な人とって思ってたから…」


P「い、一番大切って…」


琴葉「本当の事です。プロデューサーはどうですか?わ、私の事が…その…」

P「もちろん琴葉の事を一番に想ってるよ、じゃなきゃデートになんて誘わないさ」


琴葉「………」


P「あれ?琴葉?」


琴葉「と、当日はよろしくお願いします!それじゃあおやすみなさいプロデューサー!」


P「あ…うん。おやすみ、琴葉」



P「最後の方どうしたんだろう?しかし琴葉とデートか…」


P「デ、デート受けてくれるってことは…そういう事だよな?つまり琴葉は俺の事を…す、すすす」


P「いや、待てよ……琴葉がプロデューサーの俺に気をつかってくれたって線もあるぞ?琴葉はとても優しい子だからな」


P「一体どっちなんだ…」

デート当日



エレナ「ついにきたネ!」


恵美「プロデューサーと琴葉のデートの日!」


エレナ「でもメグミ?二人のデートなのにワタシ達がついていってもノープロブレムなの?」


恵美「にゃはは~♪バレなきゃへーきへーき。それにそれに、アタシ達も琴葉にいろいろアドバイスしてあげたしお互い様じゃん?」


エレナ「ギブアンドテイクだネ!」


恵美「そーっ!そういうことっ。にしても…ちょっと早く来すぎちゃったかなぁ、二人に置いていかれないようにって念には念をいれて一時間前に着いちゃったけど」

エレナ「でもメグミ?その待ち合せ時間の一時間なのにコトハもういるヨ?」


恵美「へ?……あっ」




琴葉「ち、ちょっと早く来すぎたかな?けど遅れるわけにもいかないし…」




恵美「あ、あれー?おかしいなアタシの時計壊れてるみたい?」


エレナ「コトハ。プロデューサーが来るまでずっと待ってるのかナ?」


恵美「はぁ…多分そうでしょ。ま、琴葉らしいっちゃらしいけどさ?一時間もプロデューサーが来るまで待ってたら疲れてデートどころじゃ…」


>>43訂正


エレナ「でもメグミ?その待ち合せ時間の一時間前なのにコトハもういるヨ?」


恵美「へ?……あっ」




琴葉「ち、ちょっと早く来すぎたかな?けど遅れるわけにもいかないし…」




恵美「あ、あれー?おかしいなアタシの時計壊れてるみたい?」


エレナ「コトハ。プロデューサーが来るまでずっと待ってるのかナ?」


恵美「はぁ…多分そうでしょ。ま、琴葉らしいっちゃらしいけどさ?一時間もプロデューサーが来るまで待ってたら疲れてデートどころじゃ…」

エレナ「でもメグミ?プロデューサーも来たよ?」


恵美「は?……あっ」




P「一時間も前に待ってたら引かれるか?いや、でも遅れるよりはいいよな、うんうん…うん?琴葉!?」


琴葉「プロデューサー?ど、どうしてこの時間に…」


P「いや、それは俺の台詞でもあるのだが……俺はその、念には念をいれて遅れないようにと」


琴葉「だったら私と同じですね。私も遅れちゃわないように…せっかくのプロデューサーと初めてのデートですから。そ、それに…」

P「それに?」


琴葉「家にいると余計に落ち着かなくて…何をしていてもデートの事ばかり考えてしまって、凄く楽しみでしたから…」


P「そ、そそ、そうか」


琴葉「はい……」





恵美「まぁ、結果オーライって感じ?」


エレナ「そうだネ!ところで二人はどこに行くのかナ~?」

恵美「それアタシも気になったんだけどさ、琴葉ってばぜーんぜん教えてくれなくて」


エレナ「うーっ、気になるヨ!早く出発しようメグミ!」 ウズウズ


恵美「ストップ!エレナ。二人が動かないと出発できないでしょ?」


エレナ「けどじれったいヨ~!!」ウズウズ




P「そ、それじゃあ行こうか?」


琴葉「は、はい…行きましょうプロデューサー」


P(マズイぞ普段みたいに話せない……だってさぁ)チラッ

琴葉「どうかしましたか?プロデューサー?」キョトン


P「いやぁ~!ははっ、なんでもないよなんでも…」


P(ぐっ、いつも以上に琴葉が可愛いくて直視できん!)


琴葉「今日は二人で楽しい思い出にしたいですね」


P「ソウダネ…コトハ」


P(少しだけメイクしているのだろうか……俺、気持ち悪いくらいにドキドキしている)


琴葉「ふ、ふふふっ…プロデューサー?今のエレナのモノマネですか?」クスクス

P「えっ?」


琴葉「もうっ、急に笑わせないでください…ふふっ、プロデューサー失礼ですけど似てませんよ?」クスクス


P「は、はは…いやぁ、じ、自信満々だったんだけどな~」


P(なんだか分からないけど琴葉が喜んでくれたからいいか…)


琴葉「はぁ…可笑しかったです。プロデューサー?この事はエレナに言いつけちゃいますからね?」


P「か、勘弁してくれよ琴葉」


琴葉「ふふっ、冗談ですから。ほらっ、行きましょうプロデューサー」

P「え?あ、おい琴葉待ってくれよ」


琴葉(プロデューサー…きっと私が緊張してるの知って、リラックスさせるためにあんな風に笑わせてくれたんですよね)


琴葉(ダメだな私…。またプロデューサーに甘えちゃって…でも今日はデートだし…少しくらいは構わないよね)




エレナ「うぅ…ワタシあんな喋りかたカナ?ショックだヨ…」



恵美「にゃはは~♪なかなかいい雰囲気じゃん。とりまアタシ達も着いていこっか」




P「休日だからか…街も人が多いな、琴葉大丈夫か?」


琴葉「心配しなくても変装はバッチリですよ?プロデューサー」


P「そうじゃないよ、琴葉の体調のことさ。人混みで気分が悪くなったりしてないか?」

琴葉「あ……は、はい!大丈夫です!」


P「そうか、なら良かった」


琴葉(ズルいですプロデューサー……)


琴葉「プロデューサー……あのっ、お願いがあります。」


P「なんだ?」


琴葉「私と手を……いえ、な、なんでもありません…」


琴葉(手を繋ぎたいって言ったら…プロデューサーを困らせてしまうわよね)


P「そ、そうか…」


P(今、手をって……もしや俺と手を繋ぎたいのサイン!?いやまさか、いくらなんでも最初のデートで手を繋ぐなんて早すぎる。こういうのはお互いをよく知ってからだよな)

P(でもデートに着いてきてくれたんだし?手を繋ぐくらいは……いやまだ早い早い早すぎる)



琴葉「プロデューサーどうかされましたか?なんだか…悩んでるみたいですけど」


P「んっ!?あ、ああ…大丈夫だよ。それより琴葉?どこか入りたいお店とかあったら俺に遠慮しないでくれよ」


琴葉「ありがとうございますプロデューサー。えっと……あっ、あそこなんてどうでしょうか?」


P「ん?おお、行ってみようか」


琴葉「ふふっ、プロデューサー早く行きましょう」


P「おいおい琴葉、あまり走ると転ぶぞ?ほら手を貸してごらん」


琴葉「えっ……あ、あのっ…プ、プロデューサー!?何をして…」

P「何って転ばないように手を繋……つな……いで……」


P(しし、しまった…琴葉が転ばないようにと思ってつい手を繋いでしまったぞ……やべぇよこれ)


P(しかもこんないきなり!もしかしたら怒って琴葉が……)ポワワーン





琴葉『いきなり何をするんですかっ!せっかく良い人だと思ってたのに………こんないきなり手を繋いでくるような人だったなんて』


琴葉『もう私…帰ります!さようなら!』





P(ってなる可能性も……ええい、もう起こってしまった事は仕方がない!とにかく謝ろう)


P「す、すまん琴葉!今すぐ離すか…」

琴葉「このままでいいです」


P「えっ?」


琴葉「プ、プロデューサーが……嫌じゃなければこのまま手を繋いでいませんか?」


P「でもこんな…」


琴葉「私は繋いでいないほうが不安な気持ちで嫌でした…もしかしたらこの幸せな時間が夢なんかじゃないかって……頭をよぎってしまって」


P「…大丈夫さ」


琴葉「はい。わかってはいるんですけど……こうして手を繋いでいると実感できるので」

P「琴葉……」


琴葉「プロデューサー…」


P「そろそろ周りの注目する視線が痛いから、は、早くお店に入ろうか?」


琴葉「そ、そうですね!そうしましょう」





恵美「なんかあの二人見てたらアタシ…体がかゆくなってきた」


エレナ「こうしちゃいられないネ、早くおっかけようメグミ!今日は徹底的にやるヨ!」


恵美「あっ、ちょっ!エレナ!?そんなに近づいたらバレちゃうってば~」

一旦乙です

>>42
島原エレナ(17) Da
http://i.imgur.com/kyQZj6t.jpg
http://i.imgur.com/XBhJUCb.jpg

>>58
ありがとうございます!





それからしばらくして



カフェ




琴葉「ふふっ、今日はプロデューサーのおかげで良い買い物ができました」


P「俺は何もしてないよ、見てただけだし」


琴葉「そんなことありません!プロデューサーが今日誘ってくれなかったらコレは買えなかったかもしれませんから」


P「そんなにその入浴剤って良いのかい?」


琴葉「はい!とっても良い香りで…あ、あとプロデューサー?これは入浴剤じゃなくバスバブルですよ」


P「同じじゃないのか?」

琴葉「バスバブルは泡風呂にして体を洗ったりするために使うんです、ほらっ海外の映画とかでよく見ませんか?」


P「なるほど、確かに見るな…ふふっ。けど琴葉は本当にお風呂が好きなんだな」


琴葉「ええ、身も心もリラックスできますから……でもあんまり自慢できるカワイイ趣味じゃないですよね」


P「いやいや、お風呂好きなんて女の子らしくて良いじゃないか」


琴葉「そ、そうでしょうか……」


P「もちろん」


琴葉「ありがとうございます……えっと、プロデューサーはどうですか?お風呂好きだったり」


P「うーん。毎日入るけど…好きとかはあんまり考えた事はないかな」

琴葉「それなら私がオススメのバスグッズを今度持ってきますね!」


P「えっ?」


琴葉「使ってみるとお風呂の時間が、もーっと楽しくなると思いますよ」


P「………た、楽しみにしてるよ」


琴葉「プロデューサーあんまり嬉しそうじゃないですけど…」ジトー


P「ち、違うんだ!琴葉の気持ちは嬉しいんだが……俺はそこまで長風呂ってわけじゃないし」


琴葉「大丈夫ですよ。そんな方でも楽しめるような物もちゃんとありますから」


P「そ、そうか…それなら試すくらいは…」


琴葉「ふふっ、是非使ってみてください。きっと気に入りますから」

P「ありがとう、なら使わせてもらうよ」


琴葉「プロデューサーはどうですか?趣味とかあったら聞かせてください、私知りたいです」


P「うーん…特にこれといって……でも休みの日は杏奈と一緒にゲームしたりしてるよ」


琴葉「えっ、杏奈ちゃんと…?」


P「他にも誘われれば海美と身体を動かして遊んだり…」


琴葉「えっ…えっ…?」


P「あぁ~この前は音無さんと買い物に行ったりしたな」(アニメショップ巡り)


琴葉「………」

P「まぁ、でも誘われない限りは休みの日なら家でのんびりしてるかな」


琴葉「プ、プロデューサー!」


P「どうかしたかい?」


琴葉「今度からは…じ、時間が合えば私と休日を過ごしませんか…?」


P「え、えぇっ!?こ、琴葉とこれからも休日を一緒に!?」


琴葉「は、はい……どうですか?」


P「お、おお俺は…嬉しいけど、でもいいのか?」


琴葉「構いません。それに……その…嫌なんです」


P「嫌?いったい何が?」

琴葉「プロデューサーが他の子とデートするのがです…」


P「デート?」


琴葉「だって杏奈ちゃんや海美ちゃん…それに小鳥さんともプロデューサーはデートしてるんですよね?」


P「ち、違うよ!杏奈も海美もデートって感じじゃないし、音無さんはいつも大量に本を買うからそれの荷物係だよ」


琴葉「えっ……そうなんですか?」


P「ああ、そうだよ」


琴葉「良かった…私、てっきりプロデューサーは誰とでもデートする人なのかと…」


P「は、ははは……残念ながらそんな器用な事は出来ないよ」


琴葉「わ、私はそんな不器用なプロデューサーが……素敵だと思ってます」

P「あ、ありがとう」


琴葉「い、いえっあの…私、ちょっと席を外しますね…」


P「う、うん!もちろん大丈夫だ」


琴葉「すみません失礼します」



P(ふぅ……ドキドキした…にしてもさっきのって、や、妬いてくれたんだよな……ってことは琴葉はやっぱり俺の事を)


女「マジありえないよね」


P(び、びび…ビックリしたぁ~。なんだ…隣のテーブルの女性の会話か…)


女「こっちはその気とかないのに勝手に勘違いしちゃってさ、優しいとか頼りになるって言っただけで好き~とか愛してる~とか言ってないし」

P(こ、琴葉が帰ってきたら早くここ出よう)


女「それで向こうから勝手に告白されてもさー、こっちも困るし。だいたいそっちの事なんてなーんとも思ってないんだから」


P(…そうなの?)


女「まぁ、優しいとか一緒にいると楽しいとかは言ったけどさ~、そんなの誰にでも言うし自分だけ特別みたいに思われてもね」


P(なんだこの説得力は…)






琴葉「はぁ…恥ずかしい……プロデューサーに、変な子って思われてないよね?」


恵美「こーとーはっ♪」


琴葉「ひゃあっ!め、恵美!?どうしてここに…」

エレナ「コトハ~♪デートおつおつだヨ~」


琴葉「えぇ?エレナまで………まさか二人とも」


恵美「ち、ちょっとストップ!別にアタシ達、面白半分で着いてきた訳じゃないからね?」


エレナ「コトハとプロデューサーのデート凄く気になって……やっぱり上手くいってほしいから」


琴葉「……もう、仕方ないな…今回だけは許してあげる。でも次は絶対に着いてこないでね!」


恵美「うんうん♪てかさ、もう次のデートの約束とりつけちゃったんだぁ?やるねー琴葉!」


琴葉「えっ?ち、違うの!今のは…」


恵美「にゃはは~♪心配してたけど、これなら安心みたいだね!よしエレナ、アタシ達はそろそろ退散しよっか」


エレナ「そうだネ!後は若い二人に任せるヨ~♪じゃあねコトハ!また明日!」



恵美「バイバーイ♪あっ、デート終わったらプロデューサーと二人で2ショット写メ送ってよっ、そしたらそれをアタシから事務所の皆に拡散しとくし」


琴葉「おっ、送らないってば!!あっ、恵美?待ってよ、見てたって今日はどこから見てたの……って行っちゃった」


琴葉「まさか恵美とエレナに見られてたなんて………なんだか余計に恥ずかしくなって」


琴葉「あっ、その前に早くプロデューサーの所に戻らないと!」




P(はぁ……けど、琴葉とデートできただけでもいいよな?そうだよ何を贅沢言ってるんだ)


P(これからも、今まで通り)


琴葉「す、すみません!プロデューサー…遅くなってしまって…」


P「ああ、いや…問題ないよ。それより琴葉、暗くなる前に今日は解散しようか」


琴葉「えっ……もうおしまいですか?」

P「うん、そろそろ時間もね」


琴葉「もう少し……私はもう少し一緒にいたいです。ダメ……ですか?」


P(ぐっ、可愛い!)


P「し、仕方ないな……それなら」


琴葉「ありがとうございますプロデューサー!私…どうしてもプロデューサーと一緒に行きたい所があって…」


P「ははっ、別にいいさ…それじゃあ行こうか」







P「なぁ琴葉、どこに行くんだ?」



琴葉「もうすぐ着きますよ……ほらっ!」

P「ほらっ!って……ここ、ウチの劇場じゃないか。今日は当然休みだぞ?」


琴葉「知ってます。けどプロデューサーと一緒に行きたくて……あの、中に入る事ってできませんか?」


P「うーん、多分頼めば入れてはくれると思うけど……」


琴葉「あの、それじゃあ…」


P「わかったわかった。直ぐに行ってくるよ」


P(にしても何で劇場に?演技の自主練とか…ではないよな)




劇場内



琴葉「ふふっ、プロデューサーと二人きりでここにいるのは初めてですね。当然ですけど静かで…私達の声すごく響いてます」


P「まぁな、ウチはいつも騒がしいからこんなに静かな劇場は珍しいかもな」

琴葉「けど楽しいですよ。皆でいるとどんな時でも…」


P「それは俺もだよ」


琴葉「でも一番安心できるのは……プロデューサーの隣なんです」


P(勘違いしちゃダメだ…)キュン


P「そ、そうか……それでどうしてここに?」


琴葉「ここは…二人の思い出がいっぱいある場所ですから」


P「答えになってないと思うんだが…」


琴葉「私、プロデューサーに伝えたい事があるんです…でも勇気があまり無くて…ここに来れば弱気な私を思い出が後押ししてくれる気がして…」


P「つ、つつ…伝えたい事?」

琴葉「はい………あのっ!私プロデューサーの事が…」



ガチャ



翼「あれ~、プロデューサーさんに琴葉さん?どうしたんですか?」


P「つ、翼!?お…おま…翼こそどうしてここに?」


翼「そうそう、聞いてくださいよ~私、劇場に着替えを忘れてきちゃったみたいで…それでママから怒られちゃって…急いで取りにきたんです」


P「そ、そうか…それは災難だったな。どこに忘れたか分かるか?」


翼「はい!分かりますけど一人じゃ不安です…プロデューサーさん着いてきてくれませんか?ねっ?」


P「いや、でも…」


琴葉「プロデューサー、私の話なら後で構わないので…翼ちゃんに着いてあげてください」

P「そ、そうか…それなら翼行こうか」


翼「わーい♪ありがとうございます。琴葉さん、プロデューサーさん!」


P「はは…それじゃあ行こうか…」


翼「たぶん控え室にあると思うんですけど」







翼「あったー♪よかったぁ、これでママにもーっと怒られずに済みます。ありがとうプロデューサーさん大好き!」


P「それは良かった、それなら今日は………どうした?」


翼「むむむ……ふむふむ」ジロジロ


P「あ、あまりジロジロ見ないでくれないかな?」

翼「あっ、すみません!えへへ~さっきから気になってたんですけど、プロデューサーさん今日はなんかいつもと違いますね!」


P「そ、そうか?」


翼「はいっ!いつもより良い感じですよ」


P「はは、ありがとう」


翼「もしかして……デートですか?」


P「そ、そんなことないよ」


翼「えぇ~そうなんですかぁ?琴葉さんとデートなのかなって思ったんですけど」


P「いや…まさか、ただ買い物に付き合っただけだよ」


翼「ふーん、それじゃあ私とデートしましょーよ♪」


P「えっ?デート?」


翼「この近くにとーっても美味しいケーキを出すお店があって…けどそこのケーキ、カップルじゃないと食べれないみたいなんです…」


P「ま、まさか…そこに二人で?」


翼「ピンポンピンポーン♪さっすがプロデューサーさん!」


P「ええ……いや!待てそれは困る!」


翼「えぇ~っ?でも琴葉さんとはお買い物したって…」


P「いや、琴葉とは本当にただの買い物なんだ」

翼「なら、私とはただケーキ食べに行くだけですよねっ♪大丈夫ですよ。ちょっとカップルっぽい事するだけですから」


P「カップル…ぽい?」


翼「うーん……こうやって、腕と腕を絡めて」ギュッ


P「ひゃあわっ!?つ、翼!?」


翼「そうして、アーンってケーキを食べさせあいっこしたり、愛してるよ翼…プロデューサーさん…とか言ったり。えへへ…結構恥ずかしいかもですね」


P「い、いや…そういうのはこれから本当に好きな人が出来た時に行くといいんじゃない?」


翼「私、プロデューサーさん好きですよ?」


P「い、いい…いやっ!しかしだな…」

翼「ねっ?プロデューサーさぁん?いいでしょ?」ギュッ


P「いや…その……」


翼「プロデューサーさんお願い…ダメぇ?」


P「…………」


P(な、なんだこの破壊力抜群のおねだりは………しかしすまん翼)


P「……ゴメンな翼?俺は翼とは行けないんだ、琴葉と約束してるからな」


翼「えぇ~っ!そうですかぁ……ケーキ食べたかったなぁ…はぁ」


P「う、埋め合わせといってはなんだが、今度何か美味しい物を食べに連れていくからさ?」

翼「ホントですか!?やった♪約束ですよプロデューサーさん!何にしようかな~」


P「ああ、約束だ。それより早く帰らないとな…」


翼「あっ、そうでした!それじゃあ私帰ります」


P「気をつけて帰るんだぞ?」


翼「はーい♪うーん…超高級なステーキと超高級なケーキと…他には……えへへ、何をご馳走して貰おうかなぁ」


P「あっ、ちょっと翼?出来れば財布に優しい所が……」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom