ほむら「体は剣で出来ている」 (79)

ワルプルギス「キャハハハハ」

ほむらはワルプルギスを睨みながらビルの屋上に倒れていた

ほむら「また…ダメだった…」

ほむらは時間遡行した

それよりも少し前、避難所の出入り口の前QBとまどかがいる

QB「本当に良いのかい?」

まどか「うん、きっと、ほむらちゃんはまた過去に戻っちゃうから…」

QB「そうかい? やら行ってごらん、君の願いを」

まどか「うん、私の願いは、もうほむらちゃんを一人にしたくない!誰かにほむらちゃんを支えてあげてほしい!」

QB「君の願いはエントロピーを超越した」




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I am the bone of my sword.
――― 体は剣で出来ている

Steel is my body, and fire is my blood.
血潮は鉄で、心は硝子

I have created over a thousand blades.
幾たびの戦場を越えて不敗

Unknown to Death.
ただの一度も敗走はなく

Nor known to Life.
ただの一度も理解されない

Have withstood pain to create many weapons.
彼の者は常に独り剣の丘で勝利に酔う

Yet, those hands will never hold anything.
故に、その生涯に意味はなく

So as I pray, UNLIMITED BLADE WORKS.
その体は、きっと剣で出来ていた

ほむら「ダメだった…」

ほむらは病院のベットの上で目を開けて呟いて呟いた

またこの天井か…これがほむらの感想だ

ほむら「痛っ」

ほむらは左手の甲に痛みを感じてみてみるとそこには不思議な形をした痣のようなものが浮き上がった

ほむら「何? コレ」

ほむら「ダメだった…」

ほむらは病院のベットの上で目を開けて呟いて呟いた

またこの天井か…これがほむらの感想だ

ほむら「痛っ」

ほむらは左手の甲に痛みを感じてみてみるとそこには不思議な形をした痣のようなものが浮き上がった

ほむら「何? コレ」

ほむらは その痣を見て医者に相談するかどうか悩んだ、魔法的なものならば大変遺憾だが、本当に嫌だが、出来れば顔も見たくないが、QBに聞くべきだろう。
しかし、今回のイレギュラーでなんらかの病気だった場合、医者の意見を仰いだ方がいいだろう。

そのような思考をしていると、突如、痣が光りだした。

ほむら「何?!」

叫ぶ、しかし、それに答えてくれる人はいない。
痣の光りと共鳴するようにほむらの全方に光りの塊のようなものが現れ、形を成していく。

やがて、光りが治るとそこには赤い外套を纏い褐色の肌で白髪の男が立っていた

???「一応、お決まりだがら聞く、君が私のマスターかね?」

ガチャ

ほむらはハンドガンを構える

ほむら「貴方は誰? なんで現れたの? 目的は?」

ほむらは内心混乱していた。

もし、ここで現れたのが、異形の化け物なら魔女として倒しただろう。

もし、少女なら魔法少女として交渉しただろう。

しかし、現れたのが男だ。
こんなことは初めてだ。

???「やれやれ、私は普通のマスターには縁がないらしいな…」

ほむら「早く答えなさい!」

???「落ち着けマスター 、私は君の敵ではない。私は契約…いや、誰かの願いによって召喚された。君のサーヴァント、使い魔だ」


コツコツコツと廊下から足音が聞こえてきた

アーチャー「きちんと説明したいのだが、誰か来たようだ。誰かに見られることは君も本意ではあるまい。邪魔が入らない状況になったら呼んでくれ」

そう言うと、アーチャーは消えた

ほむら「ちょつと!…って消えたわね…」

その後、ほむらはいつも通り退院手続きをすませ、両親が借りていてくれたアパートに向かった

ガチャ

ほむら「部屋を模様替えしたいけど、今はあのオサレファションが先ね…」

ほむら「…て、どうやって呼べば良いのよ…、」

そう言うとアーチャーがほむらの前に現れた

アーチャー「オサレとは心外だ。君もいつかこの服装の真の良さが分からんのか?」

ほむら「今、私の中で貴方のイメージが、一気に格下げされたわ」

ほむら「む」

ほむら「それより、貴方は何者なの?何故、私の使い魔なの?」

ほむらが聞くとアーチャーは説明をした

ほむら「つまり、貴方は死後の英雄で、
本来は平行世界で行われている聖杯戦争の為の契約の筈が、何者かの願いによって、全く関係ない私に令呪が現れて、さらに、その何者かの願いによって英霊の座から喚ばれた…ってこと?」

アーチャー「概ね、間違いないなマスター。ただ、私は正式の英霊ではないがな」

ほむら「?」

アーチャー「詰まる所、掃除屋さ。まぁ、サーヴァントとしては大して変わらない、マスターが心配する必要は無いさ」

ほむら「そう、ならいいわ。英雄なら強いんでしょ?実力を見たいわ」

アーチャー「魔女退治かね?マスター」

ほむら「 知ってたのね?」

アーチャー「まぁ、私に願った存在からの知識さ。魔法少女、インキュベーターについても知っているさ、マスター」

ほむら「そう、なら話は早いわね。」

アーチャー「はぁ…。ただ、マスターはこれから共に行動する相手に対する。最低限の礼儀を知らないのか。マスター?」

ほむら「? 」

アーチャー「私はまだマスターの名前を知らないのだが、いつまでも、マスターで良いのなら私はそれでいいがね」

ほむら「ごめんなさい。忘れてたは、私の名前は暁美ほむらよ」

マスター「ほむら…か。いい名前じゃないか。静かに燃え上がる炎のようで…君に実に合ってる」

ほむら「…」

ガシャ
ババババババ

アーチャー「なんでさ」



ほむらとアーチャーは魔女の結界に来ていた

ほむら「アーチャー実力を見せてもらうわ、私は手を出さないから」

アーチャー「了解した、マスター。」

アーチャーは両手に白黒の中華刀を構える」

ほむら「それが、貴方の武器なの? アーチャーって言うから弓を使うかと思ってたのだけど…」

アーチャー「弓も使うが、コレが一番使い慣れてる」

ほむら「そう」

アーチャーは瞬く間に魔女を葬った、

刀を何のためらいもなく投擲し、爆発させたり。
次々と様々な武器を出して、戦った。

ほむら「すごい…」

アーチャー「コレが、必要だろう」

アーチャーはグリフシードを拾いほむらに見せた。

ほむら「ありがとう…」

アーチャー「私をこの世界に留めとく為に普段から魔翌力を消費する。注意しといたほうが良い」

ほむら「わかってるわ」

アーチャー「そうか、なら良いのだが。大切なことだから確認しただけだ、マスターには必要ないみたいだたな」

ほむら「それじゃ、帰るわよ。霊体化して」

そう言うと、アーチャーは何か言いながら霊体化する。
ほむらも変身を解いた

家に着くと、時刻は夕方だった。

エミヤ「ほむら、学校はいつからだ?私が召喚された場所は病院だったようだが」

ほむら「来週からよ。それまでの間やらなくてはならないことがあるわ」

アーチャー「何をやる気か聞いても構わないか?」

ほむら「…ある人物の契約の阻止よ」

アーチャー「そうか…、深く聞く気は無いが、あまり無理をするなよ」


ほむら「余計なお世話よ、あと今から武器を調達しにいくわ、1人でも問題無いから留守番してて」

アーチャー「了解した。帰りは何時くらいになる?」

ほむら「何故? 」

アーチャー「何、夕飯でも作っておこうと思ってな」

ほむら「以外ね…お願いするわ。帰りは、7時くらいになるわ。でも、残念ね、この家には食材なんて無いわ」

アーチャー「…なら、買い出しに行くとしよう。体調かんりは食事からだ」

ほむら「その格好で外に出る気?」

アーチャー「…心配するな、私服ぐらいどうにかする」

ほむら「信用できないわ、私服とか言って、下に何も着ないで、赤い革ジャンをそのまま着そうだもの、」

アーチャー「そんな服は着ない、普通にスーツを着る」

アーチャー「白の?」

アーチャー「黒だ!」




ほむら「無理するな…」

ほむらは止まった時間の中を走りながらつぶやいた


ほむら「無理よ、無理をしないと助けられない」

ほむらは走る足に無意識に力が入る

ほむら「今回こそは、まどかを助ける」


バレー見るから今はここまで、日本が勝ったら今日また会おう

>>11

アーチャー「白の?」

アーチャー「黒だ!」

は間違いで

ほむら「白の?」

アーチャー「黒だ!」

です

>>1

QB「そうかい? やら行ってごらん、君の願いを」

は間違いで、正しくは

QB「そうかい? なら言ってごらん、君の願いを」

です

アーチャー「はぁ…」

アーチャーは一人になった部屋でため息を吐く。

アーチャー「彼女の目的はなんだ…悪いことをするように見えんが…」

ほむらに対する考察を行いながら、服を脱いでいく。
黒い普通のスーツを投影し着る。

アーチャー「鍵は…此処にしまってたな、財布も此処か…」

財布と鍵を借りてほむらの部屋から出たアーチャーはスーツ姿で街を歩いた

アーチャー「店はどこにあるんだ…」

キョロキョロと周りを見ながら歩いていると一人の少女が話しかけてきた

少女「おい、おっさん さっきから何やってんだ?」

リンゴが山のように入った紙袋を抱え、リンゴをかじりながら少女はアーチャーに話しかける

アーチャー「おっさんとは心外だな、私はまだそのような年齢ではない…」

少女「それは悪かったな、それより、道にでも迷ったか? さっきからキョロキョロしてたけど」

アーチャー「夕飯を買いに街にきたのだが店が見つからなくてな」

少女「食料品か? なら、あっちにスーパーがあるから案内してやるよ」

アーチャー「いや、其処までして貰うのは悪い、口頭で十分だ」

少女「気にするなよ。それに、あんたを何だか他人とは思えないんだ」

そういうと少女はスタスタと歩き始めた
アーチャーはその歩き方を見て一瞬驚いたが直ぐについていく

アーチャー「君は、何か武術でもやってるのか?」

少女「ああ、…槍術をやってるな?なんでだ?」

アーチャー「何、気にするな。ただ、歩き方に無駄が無かったからな。君のソレは並みの使い手を超えているのが気になってな、」

少女「そりゃどうも、 それよりも、食うかい? 」

少女はリンゴを一つアーチャーに渡す

アーチャー「ありがとう、貰ってお…」

リンゴを貰ったアーチャーは言葉を切り、リンゴをペタペタと触る

少女「どうした?」

アーチャー「このリンゴ、水洗いはしてないのか? 」

少女「ああ、そうだけど」

アーチャー「はぁ… 農薬が沢山付いている。下手したら腹を壊す…このまま食べるのは勧められんな、鉄の胃袋を持ってるなら別だが」

杏子「…気にしたこと無いけど」

アーチャー「今度からは気をつけたまえ、このリンゴはありがたくもらっておく。」

アーチャーがそう言うと、杏子は少し笑みを見せた。
暫く、2人は雑談をしながら歩くとスーパーマーケットに着いた

アーチャー「ありがとう、助かった」

少女「良いよ、別に気にさなくても。それより、おっさんの名前はなんだ?」

アーチャー「名前か、アーチャーと言っておこう」

少女「なんだそれ、あたしは佐倉 杏子だ、じゃあな」

そう言って杏子が去ろうとすると、アーチャーは言った

アーチャー「杏子、物を食べながら歩くのは行儀が悪い、そんなのでは折角可愛いのが台無しだ。」

少し、離れた所に移動していた杏子は転びそうになっていた

>>19
途中から少女が杏子になってる。

まぁ、良いんだけどさ

>>19
途中から少女が杏子になってる

まぁ良いんだけどさ

アーチャー「これと…これか」

アーチャーは魔術による解析をしながら食材を選んでいく
ほむらの好みが分からないため、嫌いな人が少ないカレーライスを作ろうとしている

アーチャー「よし、帰るか」


ほむらの家に着くと、扉の前で一人の少女が体育座りをしていた


アーチャー「何をやっている…マスター?」

ほむら「鍵はあれ一つしかないのよ…」

アーチャー「…申し訳ない…ってきり、ほむらも鍵を持っているのかと思っていた」

ほむら「いえ、私も買い物に行くと聞いた時、気がつくべきだったわ…、それより早く入りましょう」

アーチャー「了解した」

アーチャーはほむらの部屋に入ると、すぐに台所に行きご飯を作り始める

ほむら「…かなり、手慣れているわね。アーチャーより、コックの方が似合ってると思うわ」

アーチャー「それは光栄だ、」

アーチャーは言うと、黙々と料理を作っていく。
カレーを煮込んでいる間にサラダも作る
杏子から貰ったリンゴも剥く

アーチャーは作り終わると、盛り付ける

アーチャー「ほむら、できたぞ」

ほむら「あなたの分は?」

アーチャー「私はサーヴァント、つまり幽霊みたいなものだ。だから、食事は必要ない」

ほむら「必要ないって事は食べれるの?」

アーチャー「食べれるが…」

ほむら「なら、食べなさい、気分が悪いわ」

アーチャー「了解した、だが、その言い方問題があるぞ、ほむら。折角の親切心が 伝わらない、君はもっと言い方というものを考えるべきだ」

ほむら「…」

ガシャ

アーチャー「待て!マスター 早まるな!」

バババババ


時は過ぎ、翌日

アーチャー「…その猫はどうしたのだ?」

ほむら「エーミーよ、拾ったの」

アーチャー「生き物を育てる事はとても大変なことだ。それを分かっての発言かね?、」

ほむら「ちゃんと世話するわ。」

アーチャー「子供は皆そう言う。そして最後は母親が世話するはめになる。これは世の真理だ」

ほむら「…イヤな真理ね」

という会話があり、ほむらの家に新しい家族が出来た

ほむら「明日から学校が始まるわ」

アーチャー「唐突だな君は…、弁当を用意するこちらの身にもなってくれ。まぁ、日がな一日ずっとエイミーと戯れているよりは健康的だ」

ほむら「一日中戯れてないわ! いろいろなやってるじゃない?」

アーチャー「…君は時間を止めているから疲れているかもしれないが、周りの感覚では一瞬だ。つまり、私やエイミーからしたら1日の半分以上を家で戯れているだけにしか感じないんだ」


ほむら「はぁ…それよりも、やってもらいたいことがあるの…これを見て」

アーチャー「何だ?コレは…写真?」

ほむら「鹿目まどか、という少女の写真よ。アーチャーは彼女を見張ってて欲しいのよ」

アーチャー「了解した、だが理由を聞いてもいいか?」

ほむら「…彼女の魔法少女の才能は大きすぎるの、最強の魔法少女になれるわ、だけど 逆を言えば 最凶の魔女になるわ」

アーチャー「なるほど、だが それだけではないんだろう?」

ほむら「……それだけよ」


アーチャー「了解した、マスター」

ほむら「お願いよ、アーチャー。私はインキュベーターを見張るわ」





鏡張りの教室が並ぶ学校の廊下で ほむらは一人で名前を呼ばれるのを待っていた

いや、一人と言うには語弊がある。
彼女の傍には見えないが一人の従者が控えている

ほむら『アーチャー、念話これで通じてる』

アーチャー『問題ない、サーヴァントとマスターはレイラインで繋がっている。これを利用した念話だ、インキュベーターでも、盗聴できまい』

ほむら『…便利ね、助かるわ』

アーチャー『だが、離れると使えないから気をつけろ』

ほむら『わかってるわ』

ほむらがそう言うと教室から入ってくるようにと声がかかる

ガラガラ

ほむらが入ると、教室中から視線が集まる

ほむら「転校生の 暁美ほむらです」

ほむらがそう 言うとアーチャーか念話が入る

アーチャー『ほむら、第一印象とは思いの外大切だ、此処で皆に好感度を上げるようにした方が良い』

ほむら「…」

そう言われたほむらは 何を思ったのか変な発言をしてしまった。

ほむら「中学2年生です」

「知ってるわ!」

青髪の少女が叫んだ

書き溜めがたまるまで、しばらく投稿しません。
次回は日曜くらいになります

ほむら(おわった…今回の学校生活は多分終わった…一年て…私、二年だし…)

アーチャー『何を落ち込んでいる?マスター誰にでもミスはあるものだ』

ほむら『ミスを促した貴方が言わないで、』

ーーー

青髪「転校生が落ち込んでるぞ」

ピンク髪「…自己紹介を失敗しちゃったからね…」

お嬢様風「励ましに行きます?」

青髪「…今はそっとしといてあげよう…」

ピンク「さやかちゃんも、間違えてたしね?」

青髪の思いはクラスの総意らしく、普段話しかけてくる女子生徒達はほむらに話しかけてこなかった

時間は進み昼休み
時間が空いたからか、女子生徒達が話しかけてくるようになった

女子生徒「前は何処の学校へいってたの?」

ほむら「ミッション系の学校よ、でもここ数ヶ月は入院してたわ」

女子生徒「入院?」

ほむら「心臓が悪いの、薬を飲まないといけないから、保健室に行きたいわ。係りの人は誰かしら」

女子生徒「それなら、あそこの鹿目さんがそうだけど…」

ほむら「ありがとう」

アーチャー『君はもう少しフレンドリーにできないのかね? 人というものは1人では生きていけんぞ』

ほむら『関係ないわ』


青「お、なんか来たぞ」

お嬢様風「なんか、怖い表情をしてますわよ?」

ピンク「き、きっと緊張してるんだよ」


ほむら「貴女、保険係ね。保健室まで案内してくれないかしら?」

アーチャー『マスター! 何故、体育館裏まで来い、みたいなテンションなんだ! 第一印象は大事だぞ』

ほむら『うるさい』

ピンク「…うん、行こう」

青髪「お、おい、大丈夫?」

ピンク「うん、大丈夫だよ。さやかちゃん」

さやか「おい、まどかに変なことするなよ?」

ほむら「しないわよ」

その後、2人は保健室を目指して廊下を歩いている。

アーチャーの助言でほむらは一歩後ろを歩いているが、無言が続いている。

ピンク「あの、私 鹿目まどかです。」

ほむら「そう、」

ほむら(もっと、なかったの?私! そうよ! 笑顔よ 笑顔で接すればどうにかなる)

アーチャーが第一印象は大事だと言っていたことを思い出して、笑顔で接しようとす

ほむら「私は暁美ほむらよ」

ほむらは自身の名前を言った後 、意識的に笑った。
しかし、その笑みはとても不自然で口元だけ上がり、それ以外は固まったままだ。

まどかはそれを見て吹き出す

まどか「っふ」

ほむら「どうしたのかしら?」

まどか「ウェヒヒヒ、あ、暁美さん、やっぱり緊張してるよね?
だって、さっき教室でみんなの前で自己紹介してたよ?」

ほむら(また、やってしまった)

ほむら「そう?だったわね… あと、ほむらで良いわ」

そう言うとまどかはいい笑顔でほむらに返す

まどか「じゃあ、私もまどかでいいよ。ほむらちゃん」

ほむら「ええ、まどか」

こんどは ちゃんと笑顔を見せれた

しばらくして2人は保健室の前まで来た

アーチャー『忠告はしなくていいのか?』

ほむら『今からするわ』

アーチャー『なら、私から一つ言わしてもらおう。 その忠告が本人に通じるか、よく考えてから


ほむら「ねぇ、まどか…貴女には大切な人はいる?」

まどか「いるよ…家族も 友達も みんな大切だよ」

ほむら「なら、今の自分を変えようなんて思わないで、変わってしまって傷つく人がいることを忘れないで」

まどかはキョトンとしている。普段なら、そんなことを気にせず保健室に入りまどかを遠ざけるが、今回は少し補足することにした

ほむら「あと、まどか…本当の詐欺って騙さないことじゃない? 騙さないで相手に間違った解釈をさせる。そして…間違った解釈をしている事すら気づかせない…きっとこれが本当の詐欺よ」

まどか「?」

キーンコーンカーンコーン

ほむら「もう、授業がはじまるわ。まどかは教室に戻った方が良い」

まどか「う、うん。また、後でね」

ほむら「ええ」






放課後


ほむら『アーチャー、まどか達の監視はどう?』

アーチャー『今、ハンバーガー店で話している』


今、ほむらはQBの監視、アーチャーはまどかの監視をしていた

アーチャー『移動を開始した。どうやら、美樹さやかと共に何処かへ行くようだ』

ほむら『パターンから行ってデパートでしょうね。QBはまだ、まどかの事は気がついて無きみたいよ』

アーチャー『そうか…ただ、気になるのだが、 …あの鹿目まどかとは何者なのだ? 昨日の晩から監視をしているが、彼女の魔翌力量は少しずつだが、増えている。どうなっている? 君の顔を見てからは緩やかになっているが…』

ほむら『私もわからないわ、毎回そうなのよ』

アーチャー『毎回?』

ほむら『何でもないわ』

アーチャー『…そうか…』

すると、QBが走り出した。まどかの存在に気が付いたからだ


ほむら『!、QBが走り出したわ!方向は…デパートの方よ』

アーチャー『鹿目まどかの存在に気が付いたか! 落ち着けマスター、攻撃には移るな!』

ほむら『そんなこと言ってられないわ』

ほむらは魔法少女の格好に変わり拳銃を構え撃つ


ババババババババババ


QBは蜂の巣になったが、その直ぐもう一体、QBが現れた

QB『いきなり攻撃して来るなんて酷いじゃないか?』

ほむら「貴方には関係ないわ」

ほむらは打ち続ける、QBは話しても無駄だと思い逃げる

アーチャー『何をやっている、インキュベーターを攻撃しても無駄だろう』

ほむら『時間稼ぎにはなるわ』

アーチャー『…君も分かってるだろう? 鹿目まどかをQBと接触させずにワルプルギスに挑むのは不可能だ』

ほむら『…』

アーチャー『まぁ良い、君はそのままま奴を追ってくれ、私は鹿目まどかの監視を続ける』

ほむら『何故、私が指示出されてるのかしら?』

ほむらは、QBを追いかけるとデパートの地下まで来た。
まどか達もデパートに居るため、此処で接触してしまうだろう

ほむら『アーチャー デパートの地下に来てしまったわ。』

アーチャー『鹿目まどかもデパートに居る。 接触に移るだろう…君は離れろ。少しでも有効的なものしたい』

ほむら『…分かったわ』

ほむらは何故、自分の使い魔に指示を出されているのか分からないがその場から離れた

今日はここまで、次は火曜日

乙です。
あれ?二年だよね?自己紹介でもちゃんと二年って言ってない?

>>39
本当だ…1年と書いたつもりが…

まぁ、その辺は死にしないで下さい。
本編関係ないので

>>40

間違えた
"気にしないで下さい"です

まどかはピンクでさやかは青だが
仁美はワカメではないのだな
Fateのワカメと被っちゃうからか

>有効的なもの
は本当に「今後の展開を有効的」にしたいからなのか
「友好的」の誤字なのか

>>42
友好的の誤字です

ほむらがその場を離れると、QBはその場に倒れる

まだ、普通に活動できるがQBは敢えてその場に倒れる。

ほむら(まどかを呼ぶのね…おそらく間を空けてマミも)

ほむらはそのような予想を立てて隠れる、暫くするとピンク色の少女、まどか、が現れた

まどか「ねぇ? 大丈夫? 貴女が、わたしを呼んだの?」

まどかがQBを抱き起こすと青色の髪の少女が来た

青髪「おい、まどかー、どうしたんだよ、いきなり…ってなんだそりゃ?」

さやかはまどかが 抱いているQBを見て驚くが、まどかはそれを気にせず話し始めた

まどか「うん、この子の声が聞こえたんだ…"助けて"って」

青髪「…はぁ?」

ほむら(流石に実際に見ないと、いくら、さやかでも信じないわね…)

すると、ほむらは自身の後ろにアーチャーが来るのを感じた。
マスターとサーヴァントはパスが繋がっていて、お互い何処にいるのかだいたい分かる

ほむら『アーチャー、これから接触するわ、先輩魔法少女として』

アーチャー『ふむ、だがそれだとインキュベーターが契約した覚えが無いと警戒するのではないか?』

ほむら『心配無用よ、私の祈りの所為とでも言えばすむわ』

アーチャー『…了解したマスター』

その時、あたりの空間が歪み、作りかえられていく。
それを見たアーチャーは実体化した

ほむら「こんな時に…」

アーチャー「本体の魔女は私が[ピーーー]、ほむらは彼女達を守れ」

アーチャーは魔女を目指して駆けた

ほむら「なんで私が命令されてるのよ」

ほむらは拳銃を取り出した。


まどかとさやかは 周りの異常性に怯えていた。
突如、周りの空間が作りかえられて周りには小さな化け物、それが自分たちを囲って近づいてきている

さやか「なんなんだよ…これ…」

まどか「わからないよ…」

二人は身を寄せ合い 周りを見る。
その時、

ドカーン

と、まどかの周りの化け物が爆発した、それと同時に、まどかとさやかの前に ほむらが現れた

ほむら「いい? 2人とも これから起こることは忘れなさい。貴女達はまだ間に合うわ。」

そう言うとマシンガンを盾から取りだす

ズババババババババ

全てを一掃する。

まどか「何?」

さやか「おい、お前 なんなんだよ」

ほむら「話は後でよ」

ほむらはマシンガンを捨てると、その場から消えるとまどかから少し離れた位置に現れる。
その瞬間に化け物たちは何かに撃ち抜かれ消えた。



アーチャー『マスター、魔女を撃破した』

ほむらに念話が入る、その声はほむら以外に聞こえない

ほむら『ありがとう、すぐに戻ってきて』

アーチャー『やれやれ、人使いの荒いマスターだ』




まどか「え?」

さやか「戻って…いく」

アーチャーが魔女を倒した為、周りの空間が戻っていく。

ほむら「で、いつまで見ているの?」

ほむらがそう言うと、コツコツコツ、と金髪の少女が歩いて来た。
服装はブラウスとスカートにベレー帽やコルセットを組み合わせたクラシカルな服だ

金髪「あら? 気付いてたの?」

さやか「今度は何?」

ほむら「美樹さやかは黙ってて」

アーチャー『どういう状況だ?』

戻ってきた霊体化したアーチャーから念話が来る

ほむら『地元の魔法少女に絡まれた。』

ほむらがそう言うと ほむらの服は魔法少女の物から 学校の制服に代わる

ほむら「今日、家庭の事情で転入してきた暁美ほむらです」

ほむらは金髪に軽く頭を下げる

金髪「そ、そう。三年の巴マミよ。その様子 をみると戦う気は無いようね」

ほむら「そうよ、私も無駄な争いは避けたいわ、あと、出来れば強力して魔女を狩りたいわ。」

そう、言うとマミはほむらを見る

マミ「…後ろのソレはナニ?」

マミはほむらの後ろに控えているアーチャーの魔翌力に気がついた

ほむら「私の使い魔みたいなモノよ。アーチャー、先に帰ってて」

ほむら『彼女達に気付かれない位置で見張ってて』

アーチャー「了解した、マスター」

アーチャーは霊体化したまま全員に聞こえるように返事をするとその場から移動した

マミ「使い魔? それが貴女の魔法なの?」

ほむら「燃費が悪いけどね、貴女もいい加減警戒を解いてくれないかしら?」

マミ「…ごめんなさい、今変身を解くわ」

マミは変身を解き、学校の制服になる

ほむら「それじゃあ、場所を移動しましょう? まどかたちにも説明しないといけないしね。駅前のハンバーガー屋でいいかしら?」

ほむら(私が知らない所で話されるよりはマシね)

マミ「 それよりも、私の家にしましょう? 貴女達も良いわね? 」

マミがまどかとさやかに聞くと、まどかとさやかは互いに顔を見合わせてほむらの方を見たあと、頷いた

場所は移り マミの家

マミ「それでは、貴女達に何が起こったのか説明しましょう」

マミがそう言うとさっきまでマミによって回復魔法をかけられていたQBが起きた

QB「いいよ、マミ。僕から話すから」

さやか「え! 喋った!」

QB「失礼だね、さやかは、僕だって話せるよ。
それより、君たちにお願いがあるんだ」

まどか「お願い?」

ほむら「…」

QB「僕と契約して 魔法少女になって欲しいんだ」

そして、マミとQBは魔法少女について説明した。

まどか「へぇ、どんな願いでも、一つだけ…」

さやか「うーん、悩むね」

2人が悩むと ほむらがゆっくりと口を開いた

ほむら「悩む必要なんて無いわ、願いが無いならやる必要が無い、魔女との戦いは命のやり取り、つまり、命を差し出す程の願いが無いならやらない事ね」

マミ「暁美さん、そんな言い方…」

ほむら「事実よ、私が感じた様に言ってるだけよ」

ほむらはそこで一回言葉を止めた

ほむら「マミはどうだったか知らないけどね、私は魔女との戦いで何度も死にかけたわ、下半身が消し飛んだり、腕がもげたり、お腹の中身が無くなったり、ね。」

ほむら(全部、ワルプルギスだけど…)

そこまで言うとまどか、さやか、そしてマミは青い顔をした。

さやか「う、嘘だろ? そんなことになったら死んじゃうよ」


マミ「…ありえなくないわ、回復魔法が得意なら、それくらい…でも…」

ほむら「そうよ、そういう世界よ。ならなくならない状態の人が仕方がないからなる、それが魔法少女よ」

まどか「じゃあ、マミさんもほむらちゃんも?」

ほむら「そうね、私もこれしか方法がなかった」

マミ「ええ、私も契約しなかったら死んでたわ」

ほむら「なら、分かるわね、幸いにこの町には魔法少女が2人いるわ、大抵の魔女には負けないわ。」

さやか「…」

まどか「…」

マミ「……そ、そうね、2人にはよく考えて契約して頂戴」

さやか・まどか「はい」

マミ宅
sideマミ

今日、出会った魔法少女の暁美ほむら は。素質を持つ2人、鹿目さんと美樹さんに脅すようなことを言う…

ほむら「魔法少女がどういうものか分かったでしょ? ならもう帰って今日のこと忘れなさい」

まどか「そ、そんなの無理だよ」

さやか「そうだよ! あんなの見せられて忘れるなんて無理だよ。」

暁美さんの気持ちはわかる、3人の様子を見ると知らない中では無いのだと思う。
けど、暁美さんは今日転入してきたというけど1日で友達を作るなんて…羨ましい…
やっぱり、一度拳銃を向けられても、「魔法少女にはそれぞれ縄張りがあるから、初対面は仕方がない」だけで許してしまう、その心の広さが友達作る秘訣なのかしら?

ほむら「でも、命に掛けて叶えたい願いってある?」


マミ「…暁美さん…そんな脅すような言い方したらかわいそうよ。
でも、今日はもう遅いから家に帰りなさい、続きは明日学校でね」

ほむら「…」

暁美さんが何やら考え込んでいる…どうしたのかしら…

マミ「どうしたの ?」

ほむら「いえ、なんでもないわ…マミ、この後 2人だけで話せない?」

マミ「…私は良いけど貴女の家族が心配すると思うけど」

きっと、この子にも家族がいる…

もし、あの時私が「事故をなかったことにしてほしい」と願っていれば…
ダメね、そんなこと考えても何もならない

ほむら「平気よ、今は一人暮らしだから…あの使い魔を除けばだど…」

一人暮らし…
中学生で一人暮らしって、良いのかしら?
家庭の事情でこの町に来たっていうけど触れない方がいいのかしらね…

そういえば、魔法少女の魔法は願いによって変わるって聞いたことがあるけど、使い魔を作る願いって何かしら?

……誰かを生き返したいとか?


ほむら「という事だから、まどかと、美樹さやかは先に帰ってて」

まどか「うん…じゃあね、ほむらちゃん、マミさん」

さやか「じゃあね、転校生。さよならマミさん」

マミ「さよなら、鹿目さん、美樹さん」

ほむら「さよなら、まどか」

さやか「私は?!」

sideほむら

よし、2人とも帰ったわね。

それよりもあの使い魔、マスターに命令するなんて…

さっき、

アーチャー『マスター、早くワルプルギス討伐の要請をした方が良い。そうすればこの町に来た理由にもなる』

ほむら『何故、使い魔が命令してるのかしら? そんなこと言っても"なんで分かるの?"って疑われるわ』

アーチャー『固有魔法のおかげ と正直に言えばいいだろう?』

ほむら『そんなことしたらインキュベーターに時間遡行者だとバレるわ』

アーチャー『バレても問題あるまい、それよりも他の魔法少女との関係を良好にした方が良い』

そんなやりとりがあり、今、マミと2人だけになっているけど…

アーチャーにはまどかを見て貰ったし

マミ「で、話って?」

マミは何やらニコニコと笑っている
この人、初対面の時はあり得ないほど警戒するけど一度警戒が解けるととことんデレるのよね…

やりづらい

ほむら「率直に言うと、約3週間後にワルプルギスの夜がこの町に来るわ」

マミ「…どうして分かるの?」

ほむら「私の魔法はそういうのに特化してるのよ。たがら攻撃力は単体ではほぼゼロよ」

マミ「貴女の魔法については深くは聞かないわ、それより、貴女は私にワルプルギスの討伐を手伝ってほしいってことでいいのよね?」

ほむら「そうよ、お願いできるかしら?」

マミ「…その言い方、お願いする立場のじゃないわね…。でもいいわ、魔法少女としてほっておけないもの」

ほむら「ありがとう。」

マミ「でも、ワルプルギスが来るのが分かってて どうしてこの町に?」

これにはどう応えるか…

ほむら「逆よ、ワルプルギスが来るから此処にきたのよ」

マミ「それって、ワルプルギスを追ってるってこと? どうして…?」

ほむら「友達との約束だからよ。」

マミとも約束したし、そろそろ帰ろうかな?
お腹もすいたし

でも、その前に

ほむら「マミ、インキュ…QBにごめんなさいと伝えといてくれないかしら?」

インキュベーターに攻撃したことが原因で関係悪化はよくあること、だから初めから申告していれば、ましになる……と思う

マミ「? 何かあったのかしら?」

ほむら「ええ、私の魔法でQBがまどかに契約を迫ることが分かってて、それでカッとなって…撃ってしまったわ」

マミ「撃ったてなに?」

ほむら「鉛玉…」

取り敢えず、拳銃を取り出してみせるけど、これはこれで警戒されるきがする…

マミ「…取り敢えず、事情は大体想像つくけど悪いと思ってるなら人に頼らないで自分で謝りなさい、それとそんなもの何処で手に入れたの?」

ほむら「スネどころか、全身に傷があるような人たちから貰って来たのよ、私は単体では"殴る蹴る"しか攻撃出来ないから必要なのよ」

マミ「はぁ…、そう人に向けないようにね…」

ほむら「状況によるわ」

マミ「状況によらないで!」

マミは思ったより寛容ね、多分自分の方が特殊だと理解してるのだろうね。
そうでなかったら杏子を捕まえに風見野に向かってるわね…

マミ「それより、誰かに酷いことしたら自分で謝りなさいよ」

ほむら「わかってるわ」

マミ「本当? 今度あっなら絶対に謝りなさい! いいわね?」

ほむら「ええ、分かったわ」

普通に叱られた…

もう、8時かそろそろお腹が限界…

ほむら「それじゃあマミ、私はそろそろ帰るわ」

マミ「そう、じゃあまた明日ね、QBにはちゃんと謝っときなさい」

ほむら「ええ」

よし、久しぶりにマミとの関係は良好になれた

ほむら宅


ほむら「いただきます」

アーチャー「いただきます」

マミの家から帰り、自宅でアーチャーが作ったご飯を食べている。
アーチャーも初めは渋々だったが一緒に食べるようになった。
やっぱり一人より複数人で食べた方がご飯は美味しい

今日の夕飯は、秋刀魚の梅煮、豚汁、ほうれん草のお浸しだ。

中でも秋刀魚の梅煮は 骨まで食べれてかなり美味しい。

アーチャー「ところでほむら、これからどうするのかね? 巴マミとの関係は良好だが、ワルプルギスの為に他にも戦力が欲しいのだろう?」

ほむら「ええそうね…、心当たりはあるわ」

佐倉杏子…マミが死ぬと勝手に来るが、そうでないとこちらから行かないと現れないベテランの魔法少女。
美樹さやかとは仲が良いんだか悪いんだかわからない

アーチャー「ふむ、ならば出来るだけ早く接触した方がいいな、連携などの問題もある」

ほむら「そうね、明日はマミと行動することになるだろうから、アーチャー…は顔知らないか…」

アーチャー「もう一人との接触は明後日以降になるか」

ほむら「そうなるわね、その時はまどか達のことは頼んだわよ」

アーチャー「了解だ、マスター」

翌日・昼休み

私は まどかと さやかと共に屋上に来ていた。
マミに呼ばれたのだ

マミ「待ってたわ、それでは色々と話しましょうか?」

ほむら「話すことなんて無いわ、彼女たちには魔法少女になる理由がない」

マミ「でも、どういうものかを知っていて損は無いと思うわ、鹿目さん、美樹さん、2人は魔法少女についてどう思う?」

さやか「うーん、命をかけて叶えたい願いって今のところは…あの、マミさんこの願いって自分の物じゃなくても良いんですか?」

やっぱりこの時間軸のさやかも 彼のことを…、
不味いわね、彼女が契約してもらいいことがない

まどか「さやかちゃん、それって…」

さやか「うん、まぁね…マミさんどうなんですか?」

マミ「多分、出来ると思うけど…」

QB「可能だよ。君が望むならどんな事でも叶えられる。現に誰かのために願った前例もあるしね」

こいつ、何処から…

それもマミのいるところで…

マミ「あ、暁美さん」

マミからの視線…
逃げ場は無いわね

アーチャー『ここは素直に謝っておけ』

私に味方はいないのか!

ほむら「QB…」

QB「ああ、君はあの時の…また、僕を撃つのかい? それに君は何者なんだい?」

ほむら「撃たないわ。その…この前はごめんなさい、貴方を傷つけてしまったわ」

QB「別にいいよ、それよりも教えてくれないかな?君は何者なんだい?僕は君と契約した覚えが無いんだ」

この場で聞くのね、しかもみんなの前で

マミ「どういうこと?」

QB「言葉通りの意味だよ、マミ。魔法少女なら僕と契約しているはずなのに、僕は彼女と契約した記憶が無いんだ」

さやか「忘れてるだけじゃないの?」

QB「そんなはずはない、僕が誰と契約したか忘れるはずがない」

ほむら「話す意味がないわ、けど、一つだけ教えてあげると私の願いの所為よ」

QB「…そうかい」

それだけ言うとQBは消えた


QBが去り、この場にな私を含め4人残った。

マミ「2人とも試しに魔女退治を見学に来ない?」

マミはやはり仲間が欲しいようね、でも、私との仲が良好なら勧誘をある程度止められる筈

さやか「魔女退治ですか? 少し怖いですね…でも、一度見てみたい」

まどか「…うん、私も見てみたい」

ほむら「マミ、私は反対よ! 危なすぎるわ」

マミ「でも、暁美さんも来てくれるなら、安全でしょ?」

ほむら「それは慢心よ、マミ 絶対なんて無いわ。私達が負ければ彼女達は死ぬのよ」

マミ「たしかに、貴女の気持ちは分かるわ。…でも、もし願いが出来た時のためにも一度は見ておいた方が良いわ」

く…、何処までこの人は…

アーチャー『諦めろほむら、気持ちは分かるが此処は鹿目まどか達に決めさせるべきだ。後日ほむらを除いて3人で見学会とか開かれたらそれこそ厄介だ』

ほむら『…そうね』

ほむら「わかったわ、まどか、さやか 貴女達が行きたいなら良いわ。でも、行くなら覚悟しなさい。私も行くけど結界に入ったら其処はいつ死んでもおかしくないところよ」

さやか「…私は行くよ。それから願うか願わないか考える」

上条君か…2,3回話したことあるけど、あの人の何処が良いんだか…

ほむら「まどかは?」

まどか「私も行きたい…」

さやか1人じゃ心配だからとか考えてるのかしら?
他には人を[ピーーー]魔女と戦える魔法少女になれば人の役に立てるとか…

マミ「決まりね、それじゃ放課後マックに集合ね」

ほむら「はぁ…」

結局こうなるのね…、
まどかの安全のためにもアーチャーだけには任せられない、杏子の接触は今日は無理ね。
明日学校を休んで会いに行くとしましょう。

放課後・マック

ほむら『今日は私の近くに居て、貴方の役目はまどか…ついでにさやかの護衛よ』

アーチャー『了解だ』

マミ「じゃあ魔法少女体験コース張り切っていきましょうか」

マミは楽しそうね…、

アーチャー『…これから戦闘に行くテンションじゃ無いな』

ほむら『そうね…』

そうだ、コレは戦いに行く雰囲気でない…。
いつも、この3人はこの感じだ。戦いというのを分かってない。
マミに関しては見て見ぬ振りをしているのか、ただ忘れてるのか。

マミ「美樹さん、ところで何を持ってるのかしら?」

さやか「よくぞ、聞いてくれました。」

確か昨日、無駄に盛って私の戦いを話したはずよね?
何、このテンションは?

さやか「ジャジャン! 」

金属バット、体育で使う奴…、いや、綺麗だから野球部の私物?、

マミ「…意気込みだけは認めるわ、けどね絶対に戦ってはダメよ」

さやか「分かってますよ」

ほむら「…マミも含めて分かってないわ、これから戦場に行くようなものよ、何?このカラオケに行くみたいなテンションは」

マミ「…ごめんなさい」

さやか「ごめん」

ほむら「分かれば良いのよ、魔女は色んなのが居るのよ、私達だけでは守りきれないかもしれない。」

イレギュラーは存在する。魔女だけでなく、あの2人が…止めましょうフラグが立つ

まどかはカバンを抱えてる…ノートか…

さやか「…ほむらは わたし達に魔法少女になって欲しくないの?」

ほむら「そうね、なって欲しくないは、確かに事故や病気で死にそうな状態でなってしまったならしょうが無いけど、貴方達はそういう状態?願いは魂を、これからの人生全て代償に出来る価値はある?」

さやか「何さ! 私の願いを知らないで!」

まどか「さやかちゃん ほむらちゃんは私達のこと心配してくれてるんだよ」

さやか「…そうだね。わるい ほむら」

ほむら「別に良いわ」

さやかは直情的で盲信的で馬鹿、そして自分の価値観を人に押し付けようとする所があるのよね…

マミ「と、取り敢えず そろそろ行きましょう?」

そして、私達4人は魔女探しに出かけた。

マミ「コレで魔女の魔力を探すのよ」

マミは魔女散策について説明しているけどまどかとさやかは少し驚いていた。
たしかに、地味だけど…

ほむら「マミ、少し時間の節約をしましょう」

マミ「どうするの?」

ほむら「アーチャー出てきて」

私が言うと私の横にアーチャーが実体化する。

アーチャー「結界の捜索か?」

ほむら「ええ、お願いね」

アーチャー「やれやれ、人使いの荒いマスターだ」

そう言って、アーチャーは霊体化して探しに行った

さやか「なんだよ!アレ」

ほむら「私の使い魔よ」

まどか「かっこいい人だったね」

さやか「そう? なんかダサい服だったけど」

ほむら「…」

マミ「暁美さん、彼はどれくらい戦えるの?」

アーチャーの戦闘能力か…

ほむら「普通の魔女なら単身で余裕で勝てるわ。でも、その分魔力を使うけど…」

マミ「そう、ならこっちはこっちで探しましょう。」

そして、私達4人は街中を徘徊する

ほむら「マミ、もし結界を見つけてもアーチャー…私の使い魔が来るのを待ってほしい」

マミ「そうね…たしか昨日そんな事言ってたわね。」

ほむら「そう、単身では私は攻撃力ゼロよ、」

さやか「て、ことはほむらは弱いと」

ほむら「そうね、私単体だと使い魔にすら勝てないわね…けど、武器があれば別だけど、あと、私と戦うならアーチャーがついてくるわ」

まどか「でも、2対1はずるいと思うけど」

ほむら「ずるくないわ、アレは私の使い魔よ」

マミ「暁美さん、探す気あるの?」

ほむら「マミがいれば問題ないでしょ?」

マミ「あ、魔力を探知したわ…反応が強い、魔女よ」

ほむら『アーチャー、マミが魔女を見つけた 戻ってきて』

アーチャー『了解した』

よし、お互いに位置は認識できるからこれでアーチャーは良いわね

あと、問題なのなんの魔女かなんだけど、薔薇は昨日倒したから違うとして、委員長か犬か…

ほむら「アーチャーもこっちに向かってるわ、急ぎましょ」

マミ「そうね」

廃倉庫

私たちはマミの後をついていき廃倉庫まで来ていた

マミと私は変身した

マミ「美樹さん、そのバットを少し貸してくれるかしら?」

さやか「え? あ、はい」

マミはさやかのバットを変化させた、やっぱりマミはいろんな魔法を習得している。
それよりまどかにも何か武器が必要ね…

ほむら「まどかにも何か身を守るための武器を貸すわ」

まどか「え?」

ほむら「ちょっと待ってて」

私は縦の中を探る、アーチャーの言う通り少し整理した方が良いわね…

コレは邪魔ね…少し出しとこう、
あとコレも…

さやか「ほむら、お前…」

ほむら「何かしら?」

さやか「なんなんだ…コレは」

ほむら「トカレフTT-33と、プラステック爆弾、PAC3、MIM-104 パトリオットと、MAT、IT-1、ブローニングM2重機関銃と…」

さやか「だから、なんでこんなもの持ってるんだ! その盾どうなってる!」

ほむら「どうなってるも何も、魔法の盾よ、それより、まどかに貸そうと思った脇差が見つからない…」

まどか「…あ、ありがとう、ほむらちゃん でもそこまでしてくれなくても…」

マミ「…そうね、見つからないならいっそのこと 拳銃とかにすれば…ほらコレとか」

そう言いながらマミは拳銃に手を伸ばす…
て、アレはFN Five-seveN!

ほむら「ダメよ!それは、手に入れるのに苦労したのよ!」

マミ「…そう? ごめんなさい」

ほむら「コレはね、100メートル先のボディアーマーをも貫く貫通力を持ち、その貫通力はトカレフTT-33をも超えているのにも関わらず、人体への破壊力も高いの、その危険性から政府機関へしか販売せず、民間へは貫通力を落としたものしか販売されてないのよ…、ソレはオリジナル、貫通力を落としていない政府使用。手に入れるのに苦労したのよ、幾らまどかでもソレは貸せないわ」

アレはお気に入りの一つ…
ワルプルギス戦でも使うつもりは…無い
使っても効かないし

マミ「そう…ですか…」

さやか・まどか「…」

なくす前にしまっておこう…
早く脇差を探さなければ…

ほむら「それに、拳銃なんて初心者が使が使っても、まず当たらないし骨を折るわよ。マミは魔法の銃だから平気みたいだけど…あ、あったわ」

まどか「あ、ありがとう…」

ほむら「目立たないけど魔法で強化してあるから気をつせて」

まどか「う、うん」

私がまどかに脇差を渡すとアーチャーが来た

アーチャー「すまない、遅くなってしまった」

ほむら「アーチャーも来たしそろそろ行きましょう」

マミ「そうね」

結界内に入るとそこは青空が広がっていた、そして、空に洗濯紐に吊るされたセラー服が風に靡いてる。

委員長の魔女だ

まどか「ここが結界?」

さやか「思ったより、綺麗?」

マミ「そうね…、でも普通の魔女は不気味よ、あなた達も見たでしょ?」

まどか「そうでしたね」

その時、空から大量の机や、椅子、セーラー服などが降り注いできた。

ほむら「アーチャー!」

アーチャーはどうやってるのか弓で矢を連射して全て撃ち落とす

マミ「すごい…」

ほむら「マミ、何ボサッとしてるの?」

マミ「あ、ごめんなさい」

マミと私はアーチャーに2人を任せて走る、アーチャーが使い魔を倒してくれているので楽に進めるが、
前に進もほど当然だがアーチャーの矢も間に合わずに襲ってくる使い魔も増えてくる。



ほむら「はっ」

ガチャ

時間停止で使い魔を全てに弾丸を打ち込みパンツァーファウスト3を構える

ガチャ

マミ「え? 何?」

ほむら「マミ! 今よ」

マミ「え?ええ、ティロ・フィナーレ!」

それと同時にパンツァーファウスト3を打ち込む。
流石にそこまですれば魔女は死に結界が解ける。
それと同時に私とマミは変身を解く

マミ「何したの?」

ほむら「私の固有魔法、詳しくは話せない」

マミ「はぁ、まあいいけど…。」

さやか「マミさん、ほむら、倒せたんだ」

ほむら「ええ、まどか怪我はない?」

まどか「うん、大丈夫だよ、あとこれ返すね」

まどかは鞘に入った脇差を差し出す、私は使わないけど、まどかにあげても銃刀法で捕まりかねないので受け取っておこう

ほむら「ええ、ありがとう」

さやか「私の心配はしないのかよ?」

さやかは少し頬を膨らませながら文句を言う、こう見ると彼女は可愛い、どれくらいかというとワルサーWA2000の次くらい、一番はまどかだ

ほむら「あなたなら死んでも問題ないでしょ?」

さやか「な!」

固まったさやかを横目にアーチャーの前に移動してお礼を言う

ほむら「アーチャー、ありがとう」

アーチャー「ふん」

アーチャーはそう言うと霊体化してしまった。
すると、マミはグリーフシードを持ってきた。


マミ「2人ともコレを見て、コレはグリーフシードって言って、魔力を回復させる事が出来るの、魔法少女にとって必需品ね」

ほむら「それは貴女が使って良いわ。」

マミ「良いの?」

ほむら「ええ、私はストックがあるから」

グリーフシードのストックはあと358個程あるから問題無い

マミ「…そう言うなら使わせて貰うわ、ありがとう。 」

その後、マミはソウルジェムを浄化する所を2人に見せた。

マミ「コレが魔女を倒した報酬なの」

いや、違う。コレは報酬ではない

アーチャー『巴マミは勘違いしているな』

ほむら『ええ、此処は訂正したいわね』

ほむら「マミ、それは違うわ。グリーフシードは報酬では無いわ。」

マミ「え?」

さやか「どういうこと?」

まどか「?」

ほむら「魔法少女は基本的に先払いよ、魔法少女への報酬は願いが叶えて貰うことで払われているわ。その対価として魔女と戦ってるのよ。つまり、グリーフシードを魔女を狩り続ける為のただの延命装置よ。」

マミ「…確かにそうね…」

マミ落ち込んじゃったわね

さやか「ほむらは細かいなー、変わらないじゃん」

ほむら「いいえ、此処は重要な所よ。魔法少女には報酬も賞賛も無いのよ、あるのは戦いだけ。例えどんなに孤独でも、辛くても、魔女と戦い続けないといけないのよ。それが、どんな願いでも叶えるという奇跡を得た対価だから」

さやか・まどか「…」

ほむら「よく考える事ね。あと、魔女が弱いように見えたかもしれないけど、マミが強いだけだから、其処は勘違いしないようにね」

マミの肩が一瞬反応した…

マミ「そ、それじゃあ、今日はもうお開きにしましょう?」

ほむら「そうね。」

少しマミの声のトーンが高い…、

さやか「じゃあ、帰るね」

まどか「さようなら、マミさん またねほむらちゃん」

ほむら「まどか、また明日」

また明日…

ほむら宅

家に戻るとアーチャーはすぐにご飯を作り始める、今日のご飯は鍋物、水炊きらしい。

具材は、鳥もも肉、白菜、ネギ、焼き豆腐、白滝、シメジ、エリンギだ

アーチャーが準備をしている間に私はお風呂を掃除して水を貯める。
この家のお風呂はボタンを押すと自動で湯が溜まるなんて親切設計ではなくて、水を貯めてからガスで温める。
この、温めるのが難解で温める基準が温度ではなく時間なのだ。何分温めるかをレバーを回して決めるのだ。
はじめの頃は良く、温め過ぎて沸騰したり短すぎて水だったりしたが今ではもう慣れた。

それはともかく、風呂を洗い、栓をして、浴槽にホースを垂らして蛇口を全開にして風呂場から出るとアーチャーは小ぶりな土鍋をコンロで火をかけていた。
それを見ながら、時計で時間を確認、浴槽から水があふれないように時間には気を使う。

そんなことよりも、アーチャーとの二人暮らしに慣れてきたと今になって思う。

死んでも言えないがアーチャーには感謝している。

体感時間では、何年も一人暮らしをしている私は一人でいるのが当たり前で、そのことに関して何も思わなくなっていた。
しかし、それと同時に家族というものに飢えていたのかもしれない。

そんなことを私に気づかせてくれた。
周りを見る余裕を与えてくれた

だからアーチャーには感謝をしてもしきれない

数えられる程の日にちしか一緒にいないのに私にとってアーチャーの存在は大きくなっていると思う。

そんなことを考えられる余裕も出てきた。



アーチャー「ほむら、もうすぐご飯が出来る」

ほむら「ありがとう、いつも通りご飯を食べながら明日の事を相談しましょう」

アーチャー「ああ」

そういえば、私の両親は元気にしているのかしら?
しばらく会ってない気もするけど両親からしたら1週間と少ししか経って無いのよね…
?、中学生が両親からそれだけ離れてるのって普通じゃない気がする…


後で電話してみるとしましょう


お風呂に水を張り終え、給油機のタイマーをセットを終えると、アーチャーもご飯の準備を終えていた。

ほむら「いただきます」

アーチャー「いただきます」

アーチャーの夕飯は全体的においしい、そのレパートリーは和食、洋食から 何処かの民族料理までになる。
しかし、麻婆だけは作ろうとしない、一度聞いてみたら青い顔で「聞かないでくれ…」と口を押さえながら言っていた。

何があったのだろうか…

sideアーチャー


ほむら「明日はもう一人の魔法少女に会いに行くわ」

夕飯の時、マスターの暁美ほむらは言った。
彼女の目的はワルプルギスの夜を鹿目まどかの力を使わずに倒す事らしい。

しかし、彼女は何かを隠している。

悪人には見えないが確実に何かを隠している。
そもそも彼女の固有魔法はなんだ?
今日の魔女戦で使ったあの魔法はいったい…

いや、それよりも今は明日のことだ。

能力を隠しているのはお互い様だしな

アーチャー「ふむ、では鹿目まどか達にはついていかないのか?」

ほむら「いえ、体験ツアーには行くわ、ただ、学校を休むのよ」

学校を休む?
魔法少女は皆少女だ、つまり学校に行っている筈だ。
なら、学校を休んだところで会えない

アーチャー「学校を? だが、相手も魔法少女だろ?なら彼女も学校にいるんじゃないか?」

ほむら「平気よ、彼女は学校へ行ってないのよ」

アーチャー「登校拒否か…」

登校拒否、なかなか問題児のようだ。
彼女のこの情報はどこから来ているのだろうか?

そもそも、私を召喚するようにしたのは何者だ?
この世界には聖杯は無いはずだ、ほむらだけの力では決して呼べない筈だ

ほむら「そうね、どちらかといえば放浪少女、ホームレス中学生と言った方がいいわ」

アーチャー「訳ありか…」

ほむら「魔法少女は訳ありよ、全員ね」

そう言うと、ほむらは少し表情を暗くする。
召喚された当初は表情を殆ど変えなかったが最近では表情豊かとはいないまでも、少し無愛想な中学生レベルまでになっている。

良いことだ

ほむら「でも、アーチャーもしかしたら戦闘になるかもしれないわ、その時は手を出さないで」

アーチャー「了解したが、マスターの命に関わる時はその限りではないが」

ほむら「ええ、その時はよろしくね、それと……そろそろ、私の固有魔法について説明したいのだけれど」

アーチャー「これは、マスターに信用されたとみていいのだな?」

ほむら「ええ、そうね」

ようやくか、なら、私の奥の手も説明しといた方がいいかな

sideほむら

私もせめてもの信用の証として私の固有魔法と目的について彼に話した。
すると、彼も奥の手について話してくれた。
しかし、固有結果か…魔女の結界と似ているきがする

アーチャー「そういえば、その隣町の魔法少女はなんて名前なんだ?」

そういえば言ってなかったわね…

ほむら「佐倉 杏子よ」

アーチャー「ん?」




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