(幻想郷 博麗神社)
??「いやー、ここが幻想郷か。やっと着いたぜ」
賽銭箱(バチッ!、ジーガー…、ゴトン)
??「ってーと、とりあえずどこ行きゃいいのかね…お?なんか賽銭箱に腕突っ込んでる人が…」
魔翌理沙「…」
??「あの人は確か…。おーい!!」
魔翌理沙「…?(誰だアイツ…見ない顔だな…)」
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??「いやいや、そこにいらっしゃるのは人気投票三位の普通の魔法使いこと霧雨魔翌理沙さんではないでしょうか?」
魔翌理沙「だったら何だよ…サインならお断りだぜ」
??「いやいや、おれも運がいい。幻想郷に来ていきなり会えるとはねえ…」
魔翌理沙「(何だ、ファンか何か?シカトするに限るな…こういうのは)」
??「いやどうも、おれは詠矢…詠矢空希(ヨメヤ ソラキ)ってもんだよろしくなー」
魔翌理沙「(はいはい無視無視。相手するとロクな事無いぜ)」
詠矢「あ、おいおい、どこ行くんだ!(って…会えたはいいがどうするかね…あ、そうだ!)…ちょいと魔翌理沙さん」
魔翌理沙「…」
詠矢「それ犯罪だろ?」
魔翌理沙「…」
詠矢「普通に窃盗だよな?」
魔翌理沙「…」
詠矢「いいのかねえ、人気投票第三位とあろう人が、窃盗なんて」
魔翌理沙「…」
詠矢「あんたは強くて、その振る舞いを周囲が容認してるのかも知れないが、こう公然と…」
魔翌理沙「うっさいわ!!どうせもいいだろそんな事!」
詠矢「いや、よくないっしょ。刑法的に」
魔翌理沙「だいたい、アンタに何の関係があるんだ!!」
詠矢「俺が関係してようがいまいが、それが犯罪であることは事実」
魔翌理沙「(ビキッ…)何だよ、喧嘩売ってるワケか?(バチッ)」
詠矢「…まあ、そんな感じかな」
魔翌理沙「…いい度胸だ…。じゃあ、お望み通り私の電撃で躍らせてやるぜ(バチッ)」
詠矢「ちょちょ!ちょっと待って!」
魔翌理沙「何だ!今更逃げれるとでも思ってんか!?」
だが残念、幻想郷に法律は存在しない
ついでに常識も通用しない
詠矢「科学的に普通人間が弾幕なんて張れる訳が…」
霊夢「出来るんだから良いじゃない、理由なんてそれで充分よ」
魔翌理沙「魔法を科学で語ろうなんて不可能だぜ」
ピチューン
ってなる
寧ろ詠矢を超科学の世界に放り込みたい
詠矢「生身で電撃を出すとカロリーが…」
相手「あ、ここの科学なら新エネルギーとか新技術でそういうの解決してるんで」
的な
VS詠矢に対するサイキョーのアンチテーゼはチルノだな
本人も存在そのものが科学で説明出来ないし、説明しても理解出来る筈がない…詠矢の能力って相手が理解できないと意味ないんだよね?
詠矢「普通科学的に生身で氷なんて作れる訳が」
⑨「???作れてるじゃない」パキーン
詠矢「いや、だから科学的に…」
⑨「ワケわかんない…それにアタイはサイキョーだから氷を作れるのよ!」パシュッ
ピチューン
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