穂乃果「見て見て!ことりちゃんの日記!」 (75)

初投稿でおかしい所あるかもしれませんが…

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ことほのなら書いていいよ

海未「一体どこから持ってきたんですか?」

穂乃果「んんー、何かバッグの中に入ってた」

海未「はぁ…?それが何故ことりの物だと分かるのですか?」

穂乃果「だって…」スッ

ーことりの日記ー

穂乃果「書いてあるんだもん」テヘッ

>>2
ありがとうございます!
自分もことほの好きです!

初めてなのでおかしいところがあったらすみません…

海未「まったく…」ヤレヤレ

穂乃果「じゃあ早速みてみよー!」ペラッ

海未「あ!ことりに悪いですよ!」

穂乃果「もう開いちゃったもーん!」

8月1日

今日はすっごぃ暑かったー

炎天下の中の練習は辛いです…

でも、みんながいれば大丈夫!

汗かいて笑顔で、これって青春だよね!

そーれーにー!汗でみんなの練習着透けるんだよね

ことりはたーっぷり穂乃果ちゃんを満喫させて貰いました!

明日も晴れるといいな!



穂乃果「////」

海未(やはり幼なじみですね)

穂乃果「ことりちゃんそんな風に穂乃果の事見てたんだ…」テレテレ

海未(照れる穂乃果もたまらないですね)

海未「破廉恥ですっ!」

穂乃果「ちょっと棒読みになってない!?」

海未「気のせいです、それより続きを見てみしょう」

穂乃果「う、うん」

穂乃果(ノリノリじゃん…)

8月2日

今日は練習後に穂乃果ちゃんと海未ちゃんでクレープを食べに行きました!

ことりはあまあまのマカロン味

海未ちゃんはバナナ味

そして穂乃果ちゃんはいちごミルフィーユ!

思いっきり口に頬張る所はたまりません!

はぅぅうー!ってなっちゃいますよ!

垂れそうになったクリームを舌で舐めてる姿は大人っぽいなーって思ってしまうことりですっ!



海未(私的にはバナナを舐めて欲しかったんですけどね)

穂乃果「もぉー!褒めても何も出ないよ////」

海未「これは褒めているのでしょうか…」

8月3日

今日は>>10ちゃんと>>12をしました!

すみません…続けますね

8月3日

今日は花陽ちゃんとお菓子作りをました!

8月3日

今日は花陽ちゃんとお菓子作りをしました!

作ったのはご飯味のマカロン!

花陽ちゃんって本当にお米が大好きだよね

材料には花陽ちゃんが大好きな秋田小町を使用してます!

好きなものは何にしても良いよねっ!

ことりは穂乃果ちゃん味ーっ!

なーんちゃって♡

海未「ことりは本当に穂乃果の事が好きなんですね」

穂乃果「えっ、えーっ!///」

海未「私のことは…」グスッ

穂乃果「そ、そそそそんなことないって!きっと海未ちゃんの事も大好きだと思うよ!」アセアセ

海未「冗談ですよ」フフフ


こうして私達はことりの日記を読み進めていきました

主な内容は練習や放課後の事、そして穂乃果の事ばかりでした

しかし、8月16日のページから異変が起こりました…

8月16日

今日は をしました!

ゃんはいつも元気でこ も

なんです !



やっぱり んが一緒




穂乃果「あれ?何かこのページ読めない箇所があるよ」

海未「寧ろほとんど読めないと思うのですが…」

穂乃果「何か怖い…」

穂乃果「だって読めないというよりも元々存在しなかったって幹事なんだもん…」

そう、このページ、上から消されたり汚れたのではなくとても綺麗な状態、初めから書かれていなかったような感じでした

穂乃果「きゃっ!」ボサッ

海未「どうしたのですか!?」

穂乃果「に、日記の…次のページ…」

海未「…」

怯える穂乃果、一体何を見たのでしょう

私は日記を拾い上げページをめくっていきます

8月1日、2日、3日…

15日、そして16日

次のページを開くと

8月19日、何故か3日間飛んでいました

そしてそこには可愛らしいことりの絵からは遠く掛け離れた一つの大きな眼が大きく描かれていました

今日は以上です!
急な安価を勝手にやめてしまいすみません…

ここからはホラーになっていく予定です

需要があれば明日にでも続きを書きます…

穂乃果「何…これ…」

海未「眼、ですね…」

穂乃果「そんなのわかってるよ!」

穂乃果「なんで…なんでことりちゃんの日記に…」グスッ

穂乃果は今にも泣き出しそうな目でこちらを見ています

海未「これ以上見るのはやめて、私達も帰りましょう」

海未(…?)

海未(帰る?)

海未「ところで、ここはどこでしょう?」

穂乃果「え?何言ってるの海未ちゃん…ここは…」

穂乃果「え?どこだっけ?」

私達は学校でも家でもない、どこかわからない場所でことりの日記と書かれた本を開いていたのでした

穂乃果「ねぇ!ここはどこ!?私達いつからここにいたの!?」

穂乃果「ねぇ!怖いよ!怖いよぉお!なんでこんな所にいるの!?ねぇ!?」

海未「落ち着きなさい!」

海未「私にだって分かりません…」

海未「日記が…私達を呼んでいますよ…」

ことりの日記は風に吹かれたかの様にページがめくられていった

8月17日






海未「何も書いてありませんね…」

穂乃果「…」

ペラペラと次へめくっていくが同じように25日まで白紙でした

海未「また日にちが飛びました…」

8月31日

箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ箱だよ

海未「くっ…気持ち悪いですね…」

ノートの隅から隅まで、白い部分が無いぐらいびっしりと敷き詰めてありました

海未「おかしいですね…」

穂乃果「どうしたの…?」ビクビク

海未「いえ…、まだページがあるんですよ」

穂乃果「え?だって今日は31日だよね…?」

海未「はい…、この日記はいつ書いたのでしょう?」

何故かこの時、私は次のページがあるような気がしました、いえ、確かにありました

存在しないはずのページが…

8月32日

今日はここまでです!
コメントありがとうございます(・_・、)
1人でも見ている人がいる限り続けますね!

次も出来たら明日書きたいと思ってます!

日記の内容からスタートです!

8月32日

今日はみんなでパーティ!

楽しみだなぁ…!楽しみだなぁ!

何をしたはまらた!

めてひはたしひはてえりりりふりらまひひ

ーーーーーーーわ



そのページはペンを鷲掴みにして書いたような筆跡で後半は黒く塗りつぶしてあり読めません

IDが変わってるかもしれませんが1です!

穂乃果「続きは…ない、よね?」

海未「そのようですね」

海未(これは、未来の事を言ってるのでしょうか?)

ガタガタガタ

穂乃果「地震!?」

海未「穂乃果!」

地面が揺れるというよりそれは世界が揺れる感覚でした

私は穂乃果を強く抱きしめ目を閉じました



……

………みちゃん!

海未(…?)

…………うみちゃん!

海未(穂乃果…)

穂乃果「海未ちゃん!」

海未「ここは…部室ですか…?」

そこは私達の、アイドル研究部の部室でした

穂乃果「夢…ってことはないよね?」

海未「…」

私は何も言えず黙ってしまいました

その沈黙が私には何時間にも感じました

真姫「誰かいるー?」ガチャ

穂乃果「真姫ちゃん!」

海未「真姫!」

真姫「ど、どうしたのよ…そんな大声出して…」

海未(やはり夢だったのでしょうか…)

真姫「それより、早く支度しないと、今日中に間に合わないわよ?」

海未「え?」

真姫「え?って何よ、パーティーでしょ、前から話してたじゃない」

当然、私と穂乃果は知りません

海未(…、そういえば…?)

海未「今日って何月何日でしたっけ?」

真姫「何言ってるの、8月〇日じゃない」

海未(え?何かノイズが入ったような…)

海未「あの、すみません、もう一度お願いします」

真姫「だーかーらー、8月〇日でしょ!」

海未(やはりノイズが…)

真姫「もう!忙しいんだから!あなたもしっかりして!」

海未「すみません…」

穂乃果「ごめんなさい…」

そういうと真姫は部室から出ていってしまいました

海未(多分無駄だと思いますが…)

私はケータイで日付を確認してみました

しかし、日付の部分だけがモザイクがかかったようになり読めませんでした

海未(やはりここは8月32日の世界?)

ガチャ

再びドアが開きました

「どう?準備進んでるー?」

穂乃果「あ!にこちゃ…、え?」

穂乃果「いゃあああああ!」

そこにはにこの声と全く同じですが可愛らしい彼女の面影はなく、顔は半分以上無く血で濡れ、とても人と思える姿ではない『何か』がいました

今日はここまでです!

続きは明日書きます!

後三日ぐらいで終わると思います!

コメントありがとうございます!

皆さんのほんの些細な楽しみになって頂けているのなら嬉しいです!

穂乃果「にこちゃんじゃない!?なんなの!?誰!?」

にこ「そんな顔して、調子でも悪いの?」

海未「いえ、大丈夫です…」

私は震えが止まりませんでした

これはにこなのか、もしかしたらここは違う世界なのか

確信を持ち始めてきたのです

にこ「とりあえず屋上に来なさい、みんな待ってるわ」

そう言って『何か』は部室を後にしました

穂乃果はとにかく黙っていました、無理もありません

この状況下で冷静でいられる方がおかしいのです

海未「とりあえず、部室を調べて見ましょうか」

穂乃果はゆっくりと頷きました

にこのお気に入りのポスター、沢山のアイドルグッズ

これといった異変はありませんでした

ただ一つを除いては

海未「おかしいです…」

穂乃果「どうしちゃったんだろう、わからないよ」

穂乃果「本もDVDのパッケージも、パソコンの文字でさえも!」

すべての文字が、英語でもスペイン語でも、ましてや日本語でもない

記号の羅列があるだけでした

少なくてすみません…!

物語としては7割程度まで進行しています!

明日の朝時間があったら書こうと思います

お付き合い頂き感謝の限りです

海未「夢であって欲しいものですね…」

穂乃果「そうだね…」

海未「屋上に向かってみますか?」

穂乃果「うん…!」

私達は部室のドアをくぐり廊下に出たはずでした

しかしたどり着いたのは

穂乃果「講堂…?」

穂乃果「あれ?穂乃果たち、確かに部室にいたよね?」

海未「はい…、そのはずです」

そこは私達が初ライブで歌った舞台とは大きくかけ離れていました

ボロボロになった椅子

今にも穴があいてしまいそうなステージ

そして、様々な所にある返り血

海未「うぷっ…」

穂乃果「大丈夫!?」

海未「えぇ…、少し疲れてしまったようです…」

穂乃果「…」

穂乃果「戻ろっか…」

海未「戻れるかどうかは分かりませんですけどね…」

私達は入ってきたドアを再び開きました

海未「予想はしていましたが…」

穂乃果「もう、穂乃果泣きそうだよ」

部室ではなく、そこは理事長室でした

穂乃果「ここもボロボロだね、みんな死んじゃったのかな?」

海未「でも、何かあったのは確かですね」

やはり理事長質にも大量の返り血

机は砕かれ、もはや理事長室を知らない人には何の部屋だったかわからない程、悲惨な状態でした

穂乃果「ねぇ!海未ちゃん!見てあれ!」

海未「これは…何か書いてありますね」

逃げ 殺せ

穂乃果「元はもう少し書いてあったのかな?」

海未「多分そうだと思いますよ」

穂乃果「そういえば、みんなどうしちゃったんだろうね」

海未「言われてみれば…、自分達の事で手一杯で…」

理事長室のドアがいつの間にか小さなドアに変化していました

アイドル研究部と、書かれたドアに

穂乃果「海未ちゃん…、行こっ?」

海未「はい…」

海未(嫌な予感がします…)

私達はゆっくりドアを開けました

海未「うっ…!」

穂乃果「そんな、そんな…」

ここは地獄なのでしょうか、そう思えるほど、酷い異臭

ポスターには大量の血

そして、私達の大事な仲間の姿

あの美しかった絵里

誰にでもなついてた凛

人一倍優しかった花陽

そして、私達の良き部長にこ

彼女達の無残な姿がありました

穂乃果「嫌だ…嫌だよ…」ポロポロ

海未「穂乃果…」ポロポロ

海未(一体、一体何でですか…、私達が、何かしたと言うのですか…?)

それから1時間弱、私達は静かに涙を流しました

穂乃果「みんなに、お別れしよっか…」

海未「はい…」

私達は目を瞑り、黙祷しました

海未(ん…にこの手に何かありますね)

にこの手には小さく握られた紙がありました

誰かから隠すようにギュッと握られていました

海未(穂乃果は気がついていない…、今しかないですね)

私はゆっくりにこの手から紙をとり開きました



この手紙をみてるってことは、私はもうダメなのかもね

出来ることならこの手紙は誰にも見てもらいたくないわ

私はここで気が狂いそうな体験をした

それは、あなた達も多分体験をしているでしょうから

もう、分かるわよね、ここは私達の知っている音乃木坂学院じゃない

この世界から脱出する、何かがあるはず

でも、私にはわからない

だからこうして次へと託す

みんな、楽しかった、本当に

だからね、大好きなあなた達には生きて欲しいの

だからね

誰も信じちゃダメよ

宇宙一ナンバーワンアイドルにこ

海未(これは…)

海未「穂乃果、これを…っ!?」

穂乃果は椅子を手に、大きく振りかぶっていました

バキッ

間一髪でよけた椅子はゴナゴナになっていました

海未「!?何を…」

穂乃果「避けないでよ、苦しくなるよ?」

ニタァと笑った穂乃果の顔は私の知っている彼女と全く異なる物でした

海未「あなたは…あなたは誰なんですか!?」

穂乃果「私はほのかじゃーん」

バキッ

次から次へと椅子を投げ、それを間一髪でよけていきました

海未(くっ…ここでは部が悪いですね…)

海未「イチかバチか…!」

私はドアをくぐりました




穂乃果「海未ちゃーん、待ってよぉー」

海未「動かないでください!」

私は矢の先端を穂乃果の心臓に向けました

そう、ここは武道場だったのです

穂乃果「やめてー、海未ちゃん、こーわーいー」

海未「私の名を呼ばないでください!」

海未「穂乃果に成りすます悪魔め…」

穂乃果「穂乃果は穂乃果だよー、でも、何で私が海未ちゃんを狙ってるのが分かったの?」

海未「それは、一つ一つの仕草と」

海未「この、にこが残した手紙です!」

穂乃果「あちゃー、流石海未ちゃん、それににこちゃんにもやられたなぁ」

海未「彼女の手紙には誰も信じるなと書いてありました、ということは彼女もまた、誰かに襲われこれを書いた可能性がある…」

穂乃果「いやー、1本取られたよー」

穂乃果「でも、ね?」

ザクッ

鋭い痛みが私の背中にありました

にこ「誰も信じちゃだめにこっ」

海未「に…こ?」

私の意識はそこでなくなりました

ーーーーーーでねー、それがまた面白かったんよー!

ーーーへぇーーーー

ーーー反応うすっ!?ー

海未(誰かの声が聞こえます…)

ーーーーあら、そろそろ目が覚めたかしら

真姫「おはよう、海未」

希「お!おはよう、海未ちゃん!」

海未「真姫!?希!?」

海未「ここは…部室ですか?」

真姫「当たり前じゃない、あなた、ずっとここで寝てたのよ?」

希「ほんとに!最初は驚いたんよー、あの海未ちゃんがねーぇ」ニヤニヤ

真姫「まぁ、海未も人間だしねー」ニヤニヤ

海未(夢…だったのでしょうか…)

海未「今日は…何月何日ですか…?」

真姫「何言ってるのよ、今日は」

真姫「9月31日じゃない!」




おわり

物語は以上です!

自分なりに伏線など貼ってみました!
表現なども下手くそですみません…

この物語の鍵は登場人物と海未ちゃんの一人称にあります

穂乃果と海未ちゃんの矛盾、その他キャラの発言などをよく見ていただけると分かるかもしれません

何度も楽しめる、考察、自分で見つけるホラーを書きたくて頑張ったつもりです…

お付き合い頂いた方々、本当に感謝の限りです

この物語の解答と言える作品も機会があったら書くかもしれません

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