兄「お嬢様だしダメ元だったけど誘ってみて良かったぁ!」ニコニコ
妹「そうですね」イライラ
兄「明日はどこにいこうかな」ニコニコ
妹「どこでもいいんじゃないですか?」イライラ
兄「女さん美人だし緊張してきた。…てかさ妹?」
妹「はい?」イライラ
兄「どういう所に行けばいいか良かったらアドバイスを…」
妹「」キッ
兄「もしかして怒ってる?」ビクッ
妹「超気のせいです。でも気分が悪いので部屋に戻ります」イライラ
兄「そ、そうか、お大事にな」
妹「ふんっ」ガチャン
~妹の部屋~
ツカツカツカ…ガチャン
prrrrrrr…
妹友「…ヨッス!どしたの妹?」
妹「う…ふぇぇ…聞いてくださいぃ…」
妹「兄さんが他の女と遊びに行くって言うんです!」
妹友「ついに来たねぇ~、いつもあんたがひっついて他の女を寄せ付けなかったんだけどね~」
妹「女さんはノーマークだったんですよ…お嬢様だし絶対安全だと油断してました…」クスン
妹友「あんたの兄さん人気あるしねぇw」
妹「うぅ…」
妹友「いっそのことあんたも男子に人気あるんだから彼氏作るとか」
妹「それはありえません」キッパリ
妹友「しょうがないなぁ…おねぇさんに詳しく話してみ?」
妹「はい…」
~兄の部屋~
兄「う~ん、服はこれでいいとしてだな…」
ガチャ
妹「兄さん兄さん、良かったら明日のアドバイスしますよ」ニコニコ
兄「え、ホント?サンキュー妹!」ニコニコ
妹「まず明日の予定はどうなっていますか?」
兄「まずは軽く食事に誘って――」
妹「はい、ありえません。最悪です」キッパリ
消えたと思った。
ゆっくり続き投下
兄「え」
妹「女さん程の美人ならそんな誘われ方は日常茶飯事です」
妹「何かの間違いか或いはほんっっの気まぐれで兄さんと遊びに行く気になったのにそんな愚言を吐いたらもうノーチャンスですよ」
兄「そ…そうか、じゃあどうすればいいんだ?」
妹「いいですか、兄さんは女さんとどうなりたいんですか?」
兄「そ、そりゃあ出来れば彼女になって貰いたいな~と」
妹「まぁそうですよね。では彼女にすることといえば?」
兄「えっ、キ、キスとか?」
妹「それです」
兄「何が?」
妹「だから、まずは軽く食事ではなく、まずは軽くキスして好意を示すんです」キッパリ
兄「マジで…?」
妹「はい。これでダメなら諦めるべきです」
兄「いや、でもいきなりキスなのか?」
妹「兄さんは私のことが信じられないのですか?」
妹「海外では軽い挨拶のようなものですよ」
兄「そういえば映画なんかでは挨拶の時にキスしてるよな」
妹「最近では日本でも好意を示す挨拶はキスになりました」
兄「よし、じゃあ軽くキスしてから食事でいいんだな?」
妹「兄さん、ちょっと待って下さい」
妹「兄さんはキスしたことがあるのですか?」
兄「無いけど、まぁちゅってすればいいんだろ?」
妹「結構難しいんですが自信があるようですね」フフ
兄「マジで?…どうすればいいんだ?」
妹「仕方ありませんね…わ…私と練習してみますか///」
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