男「神は私の心の中に、い・・・・なぁぁい!」 神 (゜A゜)ファッ? (44)

_______城 小部屋

王「今から、お前は勇者だ!!」

 男「はい。」

 王「そして、勇者よ。お前は、悪の根源、魔王を倒すのが使命だ!!」

 男「はい。」

 王「そうか・・・・よし、帰ろう。」

 男「はい。・・・え?ちょっと、・・ちょっと待って下さい!」

 王「え?」

 男「今のは、勇者の任命式ですよね?」

 王「うん。」

 男「僕は勇者になったんですよね?」

 王「うn。」

 男「え?」

 王「え?」


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 男「こ、こんな式でいいんですか?こんな式で!?」

 王「何が?ねえ、ちょっと早くしてくれないかな?私も暇じゃないんだけれど。仕事ってもんがあんだけど。

   まったくゲームとかの王はいいよね、玉座に座ってるだけで。何もしなくて。」

 男「は?げぃむ??ちょっと何言っているのかよく分からないのですけど。」

 王「何、もしかしてあれ?式ってったらもっと広大だぁああああ゙あ゙、とか何とか思ってたの?

   残念ね。そうじゃないのよ。みんな忙しいのよ。」

 男「だからって・・・」 

 王「あぁ、この私と君、二人しかいないのはねー、ちょっとねー。まあ皆、君には期待してなさそうだから。」

 男「え?えぇ??・・そ、そしたら誰が世界を救うというのですか!?」

 王「ああ、この後あるんだよ。もう一人。みんなそっちの準備してる。」 

 男「何がですか!?」

 王「勇者任命式。」

 男「・・・・へ?」

 王「私も早く行かないと乗り遅れる」

 男「勇者の紋章は僕に浮き出たんですよ!?」

 王「あっちにもあんよ。」

 男「・・・もう、何がなんだか・・・・」

 王「ではーまずー、勇者の紋章の話を教えてあげよう。」オテヤハラカニ。

 男「それって神に選ばれた一人にしか浮き出てこないものですよね?」

 王「神は一柱だけじゃないんだぜ。」

 男「え?」 

 王「君は『え?』禁にしよう。毎日のように勇者はあらわれてるんだze。・・・・・まあ、実際、月1、くらいだ、ども。」

 男「へっ?そ、それはどう言う・・?」

 王「えいっとね、神は、個々で《こいついいなー》とか思った奴に何か特別な力を与えるんだ。

   神々は八百万いるとかいないとかとか。誰が選ばれても不思議じゃない。君等も知らないうちに取りつかれてるかもしれない。・・・・ペン回しが異様に早くなるとかね。

   そんな力の中で、世界を救うために選ばれた、そんな奴にはあz・・いや、その紋章が現れるんだ。我等は、そいつ等を勇者って愛をこめて叫ぶんだ。

   でも、いっぱいいるんだよ、腐るほど。欲にくらんで宝の洞窟に行き浸りの奴とかが。だけどそんな奴は神が見てて飽きるのだろうか、神は見捨てたるする、割と軽く。私はそんな奴を腹一杯見てきた。

   そんな奴は、洞窟の奥底でほんとに・・・・。やめておこう。まあそんな奴が腐るほどいっぱいいる、ってこと。

   まあ、自分を特別がるなよってこったね。」 

 男「・・はい・・・」

 王「そういうことは君を選んだ神が教えてくれるもんじゃないのかい?・・・もしかして、君はまだ君の神を称えてないとか?」

 男「・・はい。・・・」

 王「そうか、・・早く行くことだな。・・で、どこの神なんだ、君を選んだ神は?」

 男「日出神です。小っさな神社の小っけい肝魂の小っぽけな神です。」

 王「いくら君を選んだ神でも、神は讃えるものなのだよ。自らを奉じなさい。」

 男「すみません。」

 王「私に謝るなや。謝るなら、神にしなさい。

   ・・・んんで、・・・任命式といえば現金とかもらえるとか思ってた?」

 男「まあ、・・はい、正直・・・」

 王「国が出す金は皆、もう期待の新星に吸われちまったからね。昔は現金だったらしいけど、最近はもっぱら勇者様カードだな。私の財布から出してやってもいいけど、・・・1500yen位なら。・・・・これくらいが定番価格だよね?」

 男「いえいえ、そんな、・・・・」

  (そんなにも定番価格は安いの!?魔王倒すのに!?えっ!?皆そう?いや、僕は全く知りませんがね)

 王「王の時給舐めんなよ、ほれ。あ、カード期待した?現金だけどね。」

 男「え、・・・・すいません(理解できません。王が給料制なんて)。」

 王(今日は占いで財布の金を外に出せば還ってくるっつってたからな。)

  「あはぁ、つい、長くなっちまった。・・君も見て行くがいいさ、見たいだろ、もう一人の勇者を。」

 男「い、いいのですか?」

  (そういえば今日占いで財布の金を外に出せって言ってたな―。そんなことないだろうけど。国王に限ってそんなことないだろうけど。)

 王「いいよ、別に、減るもんじゃないし。私は。」

 男「ありがとうございます!」

 王「ぬん。」

_______城 勇者の任命式場


 男「うわわぁぁ・・・式の規模が段違い・・」

 王「皆の期待の的だからね。」

 男「やはり強そう(ゴリマッチョ的なイメージ想像。・・)だから格が違うのでしょうか・・」

 王「いや、最高神様に選ばれているからさ。そんだけ。っていてもよく分からないだろうな。最高神様は神々のなかで一番お偉い神なのさ。」

 男「へえ、なんかぱっとしませんが、・・・その男が・・・」

 王「では行かなくては、『何ー、王は、びびってんの?』とか言われると癪に障るんで。」


    「勇者様のお出ましだー」「勇者様!勇者様!」「なにー、おー、びびってんのー?」「よっ!世界一!!」「おわーーーー!!」「おっ、押すなよ!押すなよ!」

   ザワザワザワザワ

 
 王「君が勇者か。では、勇者のあz・・紋章を見せてもらおう。」

 勇者「はい。」

    「「「うぉーー」」」「ほら、見ときなさい!あれが伝説になる勇者様の紋章よ!」「うわー。すごーい、あz//」

 王「・・よし!!今から、お前は勇者だ!!」

 勇者「はい。」

     「「「うぉぉーー」」」

 王「そして、勇者よ。お前は、悪の根源、魔王を倒すのだ!!」

 勇者「はい。」

     「「「うぅぉぉぉーーー」」」「勇者様ー」

 王「では、皆に何か一言。」

 勇者「はい、我が力、使い果せども魔王を倒してまいります。」


  「「おぉぉぉーー」」「最高神様も信頼しておられますよ!!」「ひゅうー、かっくいいーー!」


 勇者「・・・神は言っている、今こそ伝説の始まりだ、と。」


  「うぉぉぉーーー」「ばんざぁい!ばんざぁい!」「あぁびぃぃやぁぁぁぁ!!」

 男(なぁぁに言ってんだあいつ等は。変な教団みていだわ。

   ・・・やばい、俺、勇者だよね。何か扱いが・・・ちょっと涙腺が。)ウルウル

 モブ・おっさん「おお、あんたか。俺もだ。この場所に立ち会えたんだ、感動するっきゃないよね。」ウルウル

 男「はは、・・・・」

  (たぶん、てか99.99・・・%俺と同じ奴いないと思うんだ。違うか?

   ・・・・うっほ、我ながらいい考え思いついたんだ。)




 男「ねえねえ君、勇者君だよね」

 勇者「断る。」

 男「はい?」

 勇者「・・・神は言っている、ここで手を組むべきでないと。

   『僕も今日勇者になったんだけどーぉ、一緒に魔王を倒さなぁーい?』などは言語道断だ。ではこれで、」

 男「ちょっ、ちょいまつ、・・・君の神ってどこに居るの?」

 勇者「神は私の心の中に居らっしゃいますが。・・・・・本当に、貴方は勇者なのですか?」

 男「へ?」

 勇者「神が心の中に居らっしゃるのは当たり前ではないですか。」

 男「あっ、はぁー、は。そ、そーだヨネ~・・・」

 勇者「もしや、まだ神社に行ってないとか。」

 男「ははっ、・・・ははっ・・・」ハハッ・・ハハッ・・

 勇者「・・なんと罰当たりな。それでいて、勇者と呼ぶのか?」

 男「すぐ、・・・すぐ行くさ。・・・・と、ところで、もしも旅の途中どっかであったら、よろしくね。」

 勇者「いや。貴方と私の生命線は一生を持って交わることは無い。では。」スタスタ

 男「・・・・・どうしたものか。」

  (・・・あれ?俺って勇者なんだよね?・・凡人から同情され、同業者からは軽視され。・・・・なんなんだ?・・自分。)ウルッッウノレッ

 王「男よ。あんま落ち込んでいるでないぞ。君は日が暮れる前に日出神の神社へ行くがよいよ。」

 男「はぁ、そうですね。いつまでも立ち止まってはいられませんからねー。では、勇者の魔王を倒す冒険の旅に出ますか、・・・・」トボトボ

 王「・・君も勇者の一人なのだからね。」ボソッ


 ≫12、13

ありがとうございます。
よし、頑張るぉぉおろう!!となります。

そのうち、ゆっくーり、更新の行進をしていこうとぞ思います。



・・・・・ほうら、涼しくなったろう。・・・と。

_______遥か山奥_日出神の神社


男「・・・・こう長い階段はいやだよねー。・・・・やっと着いた。」

日出「すいませんねー。長くて。」

男「おわっ、びっくりした。日出じゃんか、神主さんとかかとおもった。」 

日出「大丈夫じゃ。神主殿は年に一回しか来ぬ、賽銭をとりにk・・・」

男「その話はもういいから、」

日出「それがなー、その金が、わしのになった例がないのだ。明っらかに、と(盗)られてますよねーー?」

男「はいはいはい、・・そうそう、王に挨拶してきたよ。」

日出「そうか、聞きたいこと山積み、みーたーいーなー顔をしとるのー」

男「おかげ様でね、なんで何か色々教えてくれなかったの?恥かいたじゃん。王の前だけでよかった。

  それこそ勇者の奴ほど野次馬いたら、僕の精神的なものが押しつぶされるところだった。」

日出「よかったね」

男「良くないし。全然良くないし。」

日出「だって、聞かれてないし」

男「それは、一つ一つ聞いてかないとだめということ、なんだね?」

日出「そうだね。そのほうが回答者としては答えやすいんじゃないかな。」 

男「あぁそう、日出以外にも神がいるなんて僕、聞いてないよ。」

日出「言ってないし。」

男「そうだね、そうくると思ったんだ。

  そんで、神って皆、姿が見えないっぽいけどなんで日出は見えちゃうわけ?」

日出「おまいが見とるもんは、他人にどう見えているんかわからない、てゅうー答えかな。」

男「何それ?・・・あぁ、取りつかれた人には見えてても、他にはみえてないとかいうあれ?」

日出「そうかな。うん・・・・・・・・・どこぞの死神みたいな・・?」ボソッ

男「・・・うん?あ、あと、王が『選ばれし者は神から力をもらう』とか言ってたんだけど、日出は何が出来んの?」

日出「なんじゃろね」

男「え?何それ、力がないとか?」

日出「自分の力が根っからわかってる神ってのは、どこぞのとっぷ12位程のお偉いさんくらいしか、いないんじゃないかねー・・・。わしら凡神クラスには・・・とーてい・・」 

男「・・・じゃあ、自分の力が分からないってこと?」

日出「んーじゃな。」

男(そういえば、日出が神らしい力出したところ見たことない。・・・・あれ、もしかして神って、もしかして人間と同じようなもんなんか?)

日出「んーで、話が飛ぶが、おまいをあるところへ案内したいのじゃ。」

男「はあ。」

日出「さぁ、とう!ひらけ!ごま!」

男「・・・ぬ!!!」



   ・・・ギイィィィ・・・ガシャンッヌ・・・・


_______日出神の神社_内部


男「いや、驚いたよ。開けごま、した後にわざわざ手動で開けるなんて。」

 (そしてまた一歩確信に近づきました、もはや人間と同じ位なんじゃんじゃんと)

日出「あ、もう、・・・・言わなきゃ誰にも気付かれんかったのに。」ボソッ

男「・・・え?誰に?・・・」

日出「ぬ。」

男「え?」

日出「あ、そう、おまいはこれを持っとれ。」

男「・・うん、・・これ、お札?」

日出「これを持っとれば、空間のゆがみを利用して、瞬間に目的地に移動することができるのじゃ。」

男「剣と魔法の国とかにありそうだね。そんなのが。」

日出「でも、なんたって、あれとは違って、自分の行ったことのない所だって行けることじゃ。」

男「それ、すごいね。あれって何なんだって話だけど。」

日出「でもこれは、イベントしかつかえない代物じゃけどの。とりあえず大事なもの袋にいれとくのじゃ。」

男「袋とか・・ないし、・・・ポッケでいいや。」

日出「・・・・ポッケとモンスター、・・」ボソッ・ト

男「は?」

日出「いやはや、失くすんじゃないぞ。失くしたら、完全に詰まるぞ、イベントで。あ、でも、大丈夫かも。イベントだし、なくても。」


男「いべんと?いべんとってなによ?良い弁当?というか、あれじゃん?その瞬間移動っていうのが日出の力なんじゃないの?」

日出「いやいや、こん位、どこぞの凡神の端くれの藻屑の屑束だって出来ると思うぞ。」

男「え?あ?はー。」

 (もしかしたら神に届くくんじゃねぇ?とか思った僕が馬鹿でした。反省します。)

日出「はーい、馬鹿でした―、反省してくださひー。

   んーで、おまいにはとりあえず、知っといてもらいたい奴がいるのじゃ。」

男「うん。ああ、そう。そうですか。」

日出「では早速行こう、ごっつられー!」

男「は?おわっ、なにこれ!?おわっぷ!!」


   にゅぅぉぁぬーーーーん



    ・・・・・・・・シーン・・・・・・




男「・・・・何が起きたのかよくは分からないが、・・・急にあのお札(に描いてあるおっさんの目)が光りだし、何処からともなく現れた穴に僕は吸い込まれた。よく分からないのだが。」



__一方___日出神の神社_外



    カランカラン カッタカラン (神社の鐘)

勇者「・・・・日出神様は居らっしゃらないのか・・・・しょうがないか・・・」


_______ちょいと前のこと__精霊の森


精霊「・・・精霊神様、来客です。・・・」

精霊神「へえ。 久しぶりの。」

精霊「精霊神様にお願いが有るようで、」

精霊神「へえ。」

少女「こ、こんにちは、・・・」

精霊神「何かな?道に迷ったたとか?」

精霊「いや、それならば、私どもが返すのですが・・」

精霊神「だね。」

少女「あの・・・」

精霊神「はい、何かな?」

少女「・・あ、の、わたしは、精霊神様にお願いがあってきました。」

精霊神「はーい、なーにかな?」

少女「わたしを、・・・・」

精霊神「なぁにかなぁー?」

少女「わたしを、・・わたしを勇者にしてください!!」

精霊神「なぁn・・・・・・あ?」

少女「わたしを勇者にしてください!!」

精霊神「・・・あ?」

少女「わたしを勇者にしてください!!!」

精霊神「あ?」

少女「わたしを勇者にしてください!!!!」

精霊神「あ?」

少女「わたしをっっ!!!・・」


精霊「いつまでやってんすか!?」

精霊神「あ!?」

精霊「あ!!?」

少女「あぁ、あぁ、」

精霊神「ああ、すまん。取り乱した。で、何だったっけ?」

少女「あたしを勇者にしてください!!」

少女「あ?」

精霊「おいっ!!お前!調子に乗るなよ!!」

精霊神「おい、何それ本気で言ってんの?」

  精霊「すいません。出すぎた真似をいたしました。すみませんでした。」

少女「そうです。わたしは本気です」

精霊神「本気で?」

   精霊「調子に乗った自分で大変馬鹿が過ぎました。申し訳ございません。」

少女「はい!」

精霊神「本当に?」

    精霊「申し訳ござりませんでした。」

少女「はい!」

精霊神「ほんとに?」

     精霊「この通り、です」ドゲズァァ orz

少女「はい!」

精霊神「・・・・・まじで?」

 精霊「ぬぁぁ、ぬぁぁ」ドスドス brz


少女「っはい!!」

精霊神「・・・・・・・・どうしよか」

       精霊「覚悟はできていますからぁぁ!」ドスドストスドス brz

精霊神「・・・君、覚悟っていってもねえ、・・覚・・悟り・・小五・・ロり・・な・・・」

        精霊「すみませんっ。まだ指を詰める覚悟はまだ・・・」 OTZ

少女「え?」

精霊神「まだ色々未発達なお子ちゃまを勇者にするのはねぇぇ・・・」

少女「いや、そこを、、!!、」

精霊神「・・・・・・なんでもする覚悟はあるのか?」

         精霊「ひいぃ!」

少女「・・・・はい、」

精霊神「じゃあ、ひとつ君にしてもらいたいことが有る。」
 
          精霊「いびぃぃ、それだけはそれだけはお許しをぉぉ」

精霊神「精霊、」

           精霊「あひぃぃぃ」 

精霊神「精霊、・・ちと黙れ。」

            精霊「はいぃぃぃ」

少女「で、なんなんでしょう?」

精霊神「・・・・・・・・」ジッ・・・

少女「な、なんでしょう?」

精霊神「・・・ぱっつんがいいと思うんだ。その髪、いっその事ね」ロリニァハネ。


少女「・・・な、なんで」

精霊神「な、なっ、なんでって我の好みだ、だ、だが、」

少女(ほっ)

             精霊「私がぱっつんにすれば許してくれるのでしょうか?!」

精霊神「それに、人間のふりしったって、どうせ人間じゃないって、すぐバレんだからね。その耳で。」

               精霊「は?」

少女「・・・・・くくく、そうか、実はもう身が知れていて、私はお前の掌の上で転がってるに過ぎなかったのか。
   だが、残念だな。無駄に口に出したが運の尽きだったな。精霊神よ。」

               精霊「はぁ?」

精霊神「何を言うか。」

  (高圧ろりか、すばらしい。我、一生の悔いなし・・・・

   ・・・高圧ろりが我の掌で寝転がるのだと・・・・、

   ・・・うっ・・なんと、はたしない・・・・・いいぞ・・・もっとやれ。)ハァハァ

     精霊「えっ、どうかしました?」 (゜0゜/)/=3=3=3=3

精霊神「うっ、くっはぁっ・・・」グ・・・・ハナヂ・ブシャーーー

精霊「えっ・・・あ、せ、精霊神様、大丈夫ですかっ・・・た、大量の鼻血が、・・・・貴様、何をしたぁぁぁ!!!ぁあ!?」

少女「・・・いや、まだ何もやってないが」

精霊神「大丈夫だ。問題ない。」キリッ ハナヂダーラダラ

精霊「血べったりでよく言いますね。鼻からの、」


少女「ふざけるのもこれまでだ!神よ!

  我が家に代々伝わる神殺剣の切れ味を試す時が来たようだ!!」

精霊「今まで試してなかったのかよ!」

精霊神「いや、それ以前に診察券って切れるのか、危険物だろ!!それ!!」

少女「ふざけられるのもこれまでだ!!はぁ!!!」スカッ

精霊神「あっ、痛っ!」

精霊「だ、大丈夫ですかっ、血だらけって」

精霊神「鼻からのね」

精霊「たしかし」

少女 「ふっ、一難はのがれたな、だが、まだまだこれからだ!!」

精霊神「なんだよ、おまえ」

少女  スカッッ スクァァッッ スクゥゥァァッッツツ

  (っう!!なぜだ!!私の得意なみじん切りをしても、軽々よけられている!!なぜだ!?それに、奴は私を完全に舐めきっている!)

精霊神「さいの目切りだろうか・・・あれ、・・」ボソボソ

少女「ふっ、そうか、」

精霊神「どした?草加?せんべい?」

少女「これが神の力とやらか、私を楽しませてくれるな。」

精霊神「おい、何言ってんだ?てめぇ?」

少女「これでどうだっ」

精霊「うわっ」


精霊神「おめぇ、なに?なにやってんの?てめぇ」

少女「人質だ」

精霊「人じゃねーし」

精霊神「おまえも人じゃねーしな。」

少女「ふざけるな!今から少しでも動こうものならこいつを殺すぞ!!」

精霊「死なねーな」

精霊神「精霊って、死なねいのな、それな。」

少女「・・・・・くっうぅぅぅ!!!」

精霊「落としたぞ」

精霊神「刃のない包丁見たいなのの取っ手、落としたぞ。」

少女「・・・・いつから気付いていたのだ・・・神よ」

精霊神「それは、見たときからだったなぁ。」

少女「そうか、そうか・・・くっ、さあ殺せ。」

精霊神「いや、なんでだよ」

少女「へ?」

精霊神「何でお前を殺すんだよ?」

少女「いや、神を欺いたんだ、死の仕打ちくらい」

精霊神「いや、騙されてねーし。」

少女「・・・・神に刃をむけたのだから」

精霊神「魔界では、柄しかない包丁をむけられたら刃を向けたことになる法律があるのか?」

少女「そうか、分かった。我は死ぬまで、神の人形になるというのか、そういうことか。」

精霊神「いや、お前、勇者に成るんだろう?」

少女「・・・・・・・・」

精霊神「おーい、起きてる?おい、おーい、お前さんよーぉ」


少女「・・・・え?・・何?・・何、言ってんの?おまえ・・・・・」

精霊神「え、何か、しくったこと言った?」

精霊「精霊神様、ろりを連呼してましたよね」

精霊神「いや、心の中だけだったから大丈夫だろう。」

少女「そういう問題じゃないんだ!おまえら!!」

精霊神「な、何だと心の中でも思ってはいけないのか!?」

少女「ちげーよ!!勝手に思ってろよ!!知らねーよ!なんでだよ!!なんでそうなんだよ!!!」

精霊神「・・・それは、・・お前が勇者になりたい気持ちが伝わってきた、からかな?」キラリッ

精霊(・・・・・・・・・・・・ん?・・・どこで??・・・)

少女「・・・・・・」

精霊神「そうだね?」

少女「・・・・・・・・」

精霊神「え、そ、そうだよねぇ?」

少女「・・・・・・・・・」

精霊神「・・・・え、・・・違った?」

少女「・・・・・・・・・・・・・・・」

精霊神「・・・・・・・・ぇえぇぇェェ・・・・・・」

少女「・・・・いえ、勇者になりたいですけども・・・・」


精霊神「あ゙あ゙あ゙あ゙あぁ!よっっかっったぁぁあ゙あ゙!!じゃあぁ、これ持ってけ。」

少女「・・・・櫛?・・この櫛は?」

精霊神「この櫛には、私の力《迷いし者を導く力》が付属されているんだども。でも、私、御本人は、色々諸事情が有って行けないんだけどね。」

精霊「本当は歩きたくないだけなんですけどね。」

精霊神「いや、実際には、この森に迷い込むろりを襲い、ぐへへ・・、という、それ」

精霊「人すら来ないこの森ですが、ね、」

少女「・・・・・何故・・何故、私を許したのだ?」

精霊神「え、お前許されないことしたの?」

少女「私は、神、あなたを殺そうとしたのだぞ」

精霊神「え・・・・MA☆ZI☆KA!!」

精霊「死なないんだけどね★」

少女「死なないんですか!!」

精霊神「死なないんだよぉぉ!☆」

待たせたな・・・・。キラン

キャラ等は、こういうキャラ等なのだ、と割り切っちゃってくださいな
・・・・・自分でも、ぐっずぐずだとは思いましたが・・・・

_______そして、今  精霊の森


精霊神「そういやぁ、そんなこと有ったような、無かったようなぁ感じ。

・・・・・ぁぁ・・・何か、小骨がのどに引っ掛かる感じ・・・・・・・・。

あぁ!!!ぁぁぁぁぁぁああ!!・・・あの女子をぱっつんにするの忘れたぁぁぁぁ!!!・・・・・

ぁぁぁぁあああぁぅぅぅんおおぉぉぉぁぁぁぁあああ゙あ゙あ゙!!!!!!!」ァァァァアアアァァアアアアアワワワワ!!!!!




    ぬぅぉぁーああああぁぁーーんん  どぅぬぅぅーーーーんん




精霊神「ん?なんだぁぇあ?」ァァアァアア!??


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

男「おぼっっ、・・・おぼうぶぇぇぇえ」ンッッオヴォゥゥゥ・・・・

精霊神「おーう、のじゃろりーーじゃないくぁ」

日出「そう呼ぶなと言いておるではないか。」

精霊神「ウへへへへ・・わしは止めぬぞ・・・うへへへ・・・・」

日出「・・・きんめめめええぇぇぇぇーーーーーー!!!!」

男(・・・・真顔ですげえ、叫んどる・・・)

精霊神「・・・・・・やっぱ、お前ぱっつんのが、いいと思うが。」キリッ

日出「やめい。」

男(・・・・・ヤヴぁいわ。日出がついに、変な独り言、・・始めたわ。・・・・ついに、・・・か、・・・・いやぁ、今までこんなこと無かったのに・・・・やはり、年をとるって怖いことなのだね・・・・)

精霊神「で、そこに居るそれが勇者なのか?」

日出「そうじゃ」

精霊神「そうか、そうか、そうなのか!!」

日出「そうじゃ。」

精霊神「それは、人間であるな!」

日出「そうじゃ。」

精霊神「ということは、私の本当のすがたが見えていないんであるなぁ!」


日出「そうじゃな。」

精霊神「ということは、」

日出「そーじゃ。」

精霊神「・・・私の地上界の姿が見えるんであるなぁ!」

日出「そうじゃー」

精霊神「そうじゃなぁ!」

日出「そうじゃ。」

精霊神「そうじゃなぁぁぁ!」

日出「そうじゃぁ。」

精霊神「そじゃろりぃ!!!」

日出「なんじゃぁ。」

精霊神「勇者殿に聞いとくれ!私は何の姿をしているかを!!!」

日出「そうじゃな。勇者よ、どん引いてないで聞いとくれ。」

男「あわっ、なっ、な、何だい?日出君?僕はいつでもノンプログレムだよ。日出君」イクラユウシャトイエドモ、ドウヨウヲカクシキレマセン、・・ナゼカッテ?・・・ソレハ、ワリトマエカラズットトモニイタ、トモダチカンカクデアッタカミガ、キュウニ『ソウジャァ、ソジャァア』トクリカエシイウモンデスカラ。コレハ、キョウフデスゼ。

日出「お主、お主の目の前には何が見える?」

男「え・・・・?・・何・・・・・でかい樹?・・・無駄にでかい樹?」

日出「じゃとさ。」

精霊神「・・・・・・・・・・・・・・・・
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ガびーん。」




     バキィバキバキバキバキバキィィィィィ  トすっ

精霊神「だって・・・・だって、思うじゃん、・・・・・・・・
この自分だってさぁ、とりあえず神っちゅう職をやらして貰ってるわけなんでさぁ・・・ね
で、さぁ、・・・・・この神生で一番、しょっキングなう・・・」

男「・・・・何か思いっ切り、この樹ぃ、もげたんだけど、大丈ビ?」

日出「大丈夫じゃぁないね、こりゃぁどーしたものか」

     精霊「どうかしましたかぁ!?」

男「あ、綺麗な蝶だ」

   精霊「うへへっ」ドヤガオ キラッ

日出「あの鼻提灯が、蝶とは、超驚き。」ボソッ

精霊神「・、何だと!蝶だと!綺麗だと!!・・・・うヴぁぁぁぁぁああああ!!!追い討ちだはぁぁあああぁぁぁ・・・・、_________」・・・・・・パタリ・・・・、


やっと帰ってきた、うるとら俺・・・・・・が、

待たせたな・・・・・・。キラン

____________森を超え、山へ行く

男「何だったのだ、あれは・・・・」

日出「気にしたら負け。そして、お前は負けd//

男「あっそう、でぇ、何で、わざわざ歩いてどこへ行こうというのかねぇ・・・・?あのお札で、いんじゃーぁないの?」

日出「歩いてかなきゃ駄目なんじゃ。山の近くには、結界が張ってあるんじゃよ。」

男「なぁにぃぃぃ?今から登山しに行くのぉぉぉおお??」

日出「否!!今からねっ、山の抜け道から魔王城に、いっくよぉぉぉおおお!!!」

男「へぇえ、こんな道なき道の道の抜け道の道、分かるの?」

日出「否」

男「大丈夫じゃないね。」

日出「・・・フッ・・・・安心しろ、・・・・・おれのウんめぇがこうしろと叫んでいるのさ・・・・。」キメガオ キラリ・・・

男「大丈夫じゃないよね?迷子で死ぬのは本当っ勘弁だから。」

日出「安心してください!!!あなたは伝説の勇者になる、そんなシナリオができあg//

男「えー、あー、うんじゃあ、地上の平ー和ー(笑)は誰が守んのよ?」

日出「そらぁ、どこぞの勇者様がいるではないか」

_______地上_どこぞの宿屋

勇者「はっくしっ!!」クシャミセンセ

魔法使い「大丈夫ですか?風邪ですか?」

勇者「ああ、問題ないよ。」キラリ

  (魔法使いっ!あぁ、かわいぃよっ!!!かわいぃぃ!!河合ーー氏ーーー!!!)

  最高神「この子、そのうち死ぬど。」チョーマガオ

勇者「へ!?」ビクッツ!!!

  (・・・・・・まさかのっ!!最高神からのっ、まさかのっ、カミングアーウツッ!!!
   しかも真顔だし!!しかも、こいつの一声目だしっ!!!おでんのだしっ!!!!)

魔法使い「どうかしたの?」シンパイソウニ、ジットミツメ・・・・

勇者「いや・・・・・いな、・・・」オドオド、アァ、オドオド

  (やばい・・・・、衝撃すぎて、・・・・おわたくん・・・・・。
   死神のノートとか使ってるときに、死神さんに寿命の衝撃カミングアウトさせられちゃったくんの気持ちが分かる気がするよ。・・・・・・・・・ちがうか・・・・・)

  最高神(まじやばぃ、最高にオドオドしてて、おっもしろーーーーー!!!!)

魔法使い「実は、勇者に言わなくてはならないことがあるの。」

勇者「へえ・・・・・・・」

  最高神「死亡フラッグ?脂肪フラッグ?」

魔法使い「私っっ、・・・実は・・・勇者様のことがっっ・・・・好きなのっっ!!」 ////ッポッ

勇者「へ?」

  最高神「みごとな志望フラッグ有難う御座います。あうぇぇえええ、・・・・・・ぁぁぁぁぁあああ??!!!」

_______どこぞの宿屋_翌日

  最高神「りあじゅーな勇者くんにへばり付いてんの飽き飽きだから、そのうちすぬ、まほーつ、くんを観察することにするよ!!!!」

僧侶「昨日はお楽しみだったんですか?」

魔法使い「は?」

僧侶「隠しごとしないで下さいね。」

  最高神「おぉ、ミゴトな女のシュラバなのぜぃ。」

魔法使い「は?」

僧侶「全て知ってますから、」

  最高神「なんかー、俺みたいなやつだー。」

騎士「ふぁ?」

僧侶「お見通しですよ」

魔法使い「何のこと?」

僧侶「昨日、」

魔法使い「へえ、」

僧侶「夜遅くまで、」

魔法使い「へえ、」

僧侶「どッたんばったんと、」

魔法使い「へえ、」

僧侶「何やら楽しそうなお声が、」

魔法使い「へえ、」

僧侶「何があったんですかねぇxwぇxtぇぇ?!!」

魔法使い「へえ?」

僧侶「白状なさい。焼き切りますわよ?」

魔法使い「・・・・あんだと??」

僧侶「ワタクシより若くてなのに、耳が遠いと・・・・・へぇ・・・・・」

魔法使い「・・・・・ぅはっぅ!!!焼き切るだと??!!!僧侶ごときに何ができるというか!!後ろの方でマホーノ杖を片手に回復番でも待ってろや!!!」

  最高神「まるで、昼に見るどらまのようなのようなそれだぜぃ。」ホーノボーノ

僧侶「はぁ?はー?ワタクシをここまでコケにしたおヴァぁかさんは初めてですわ。全く・・・・」

  最高神「なぬっ!僧侶は魔法使いによって苔にされていたのか!!オドロキハカセ!!!」

僧侶「お忘れですか、ワタクシには強力な召喚魔法が有ることを、」キリッ

魔法使い「なっ!!!!くっ・・・・」

騎士「まじか☆まじでかっ」ハシリ、ハシル、オレタチ・・・・・

  最高神「皆忘れてたと思うでー。ぜーんぜんつかってなかったもーん。もーん。
      そして、どこへ行く、騎士よ。逃げるのか、おーい、戻ってこーい、ポーツィ・・・・おーい、騎士、・・・・をホットで・・・・・・」  

僧侶「地獄で後悔なさい。」

     ぼっっ(召還!!!)

    ぱっぱかぱー(無事、召還されました!!!)

  聖神「呼ばれて飛び出た動物のモレ。」

  最高神「おひさー、どッたの?」

  聖神「この娘に呼ばれたんだぁぁ」

  最高神「なーぁるーぅほーぉどーぉ」

僧侶「聖なる神よ、」

  聖神「んん、ハイ?」

僧侶「我に力を貸したまえ、」

  聖神「ずいぶんと偉そうだな、お前よぉ・・・・・、人にものをたのむときh//

魔「おい、おぃ、やめろよな・・・・・まじで・・・・」オドオドオドド

僧侶「悪しきものを断つ光、・・・・・」

  聖神「ヴぉい!!人の話を最後まできk//

僧侶「ッホーリーバーーーストッ!!!!!」キューン!!!

  聖神「もっとさあ、ネーミングセンs//



    ちゅっ、どぉぉぉーーーーーーーーん  ンゴゴゴゥゴゴゴゴゴゴゴゴゴッゴゴッゴオオオオッッツ
                                   ・・・・・・・・・んごっ・・・・ご



  最高神「おぉ、すげぇ、すげぇ。」

  聖神「今、気付いたんだけどさあ・・・・ね・・・・・」

  最高神「うん?」

  聖神「僕、人の話をとか言ってたけどさあ・・・・」

  最高神「うん。」

  聖神「僕、神だったね。」

  最高神「そだね。」

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