【胸糞注意】 カレーパンマン「鬱だ…死のう…」 (34)

胸糞注意 

アンパンマンssです

カレーパンマンは4番目ぐらいに好きなキャラです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1439361664


ジャム「集団食中毒!?」





バタコ「ええ、カレーパンマンのカレーから毒キノコがみつかったらしいのよ…」





バタコ「死亡者も出ているの…でも、カレーパンマンは絶対にキノコは入れてないって言ってるの…ジャムおじさん、どうしましょう…」





ジャム「うーん、カレーパンマンに会って話を聞きにいこう」

その頃、カレーパンマンは土砂降りの中顔が濡れるのを気にせず、解毒薬になる薬草を必死で探していた。



しかし、どこへ行ってもみつからず疲れ果てていた。

カレー(クソッ、クソッ、どこにもねぇ!)




カレー(このままじゃカレーを食べた全員が死んでしまう…!どうすりゃいいんだ…!)

ゴロゴロゴロ




ピカッ





ドドーン



カレー(…!)




カレー(あれは…)

今にも風に吹き飛ばされそうな草が根を張っていた



カレー(みつけたぞ…!)





カレーパンマンが薬草を摘み取ろうとしたとき、

ダレカ、ダレカキテ…




カレー(! 誰かが助けを求めてる…!)




見ると、木の下で小さな少年がうずくまってる…




足を痛めてるようだ…



そのとき、

ゴロゴロ




ビシャァアアン



カレー「あぶない!」



バチィィィィン

カレーパンマンは摘むのを後にし、少年を雷から庇った




少年「…!? カレーパンマン!」




カレー「う…うぐ…っ…」




少年「だれか…!アンパンマン!」

ピーン



アン「! 誰かが助けをもとめてる!それっ」


ビューン

カレー「…」




アン「カレーパンマン…! 早くパン工場に…」

アン「ジャムおじさーん!」




バタコ「カレーパンマン!?」




ジャム「私たちはカレーパンマンに会おうとしていたところだったよ…いったいどうしたんだい?!」




アン「酷い傷を負っているんです…!早くしないと手遅れに…」



ジャム「わかった。バタコや、私はカレーパンマンを看てるから

すまないが街の病院のようすを見てきておくれ。」




バタコ「はい!いってきます!」

少年「あ、あの」




アン「?」




少年「カレーパンマンはぼくを庇ってくれたんです…それで…」



アン「そうだったんだ…きみ、足をけがしてるじゃないか。はやくパン工場にお入り。」




少年「は、はい」

~病院~

ワイワイ
  ガヤガヤ



カバオ「う、うぐぐぐ…」




ピョンきち「…バタコさん。カバオ、元気になるかな…?」




バタコ「…」




ちびぞう「うう、おかーさん…いたいぞう…」




でかこ「ちびぞう、しっかりして…!」




ミミ先生「まさか、こんなことになるなんて…」




医者「あれもこれもカレーパンマンのせいだ!」




住民A「うっうう…わたしの娘を返して…!」




住民B「坊や!坊やぁぁ!」



バタコ「…カレーパンマン…」

ピコン   ピコン 


       ピコン

ばい「は、はひぃ~これはやばいのだ…」




ドキ「…ばいきんまん、やりすぎよ。」




ばい「オ、オレ様悪くないのだっ!絶望ちくりんとカレーパンマンのせいなのだ!」




ドキ「それ、いったいどうなるの?」




ばい「ドキンちゃん聞いてなかったの?だから、こいつに刺されたやつは、一時的に自分が破滅することをしてしまうのだ。だからカレーパンマンは自分で気

づかずに毒キノコを入れちゃったってわけ。もうカレーパンマンはみんなの嫌われ者ってわけさ。はひふへほ」




ドキ「はひふへほじゃないでしょ!?でかこかあさんも悲しんでるじゃない!」




ばい「オ、オレ様しーらないっ」




ドキ「おばか通り越して鬼畜よ!」




ばい「はひ、そんなこといわれたって…」




~パン工場~






ブルロロロ キキー




ジャム「…!バタコがかえってきたようだ」




ダッダッダッ




バタム


バタコ「たいへんよ!!」




アン「いったいどうしたんですか!?」




バタコ「みんながカレーパンマンを出せって押し寄せてくるの!」




ジャム「なんだって!?」

チーズ「あんあん!?あいん!?」




ジャムおじさんが外見ると、街中の人々が集まってきていた!

住民B「カレーパンマンをだせ!」



住民C「そうよ!こんなことになったのはカレーパンマンのせいよ!」



住民R「どうしてくれるんだ!」

ガヤ ガヤ 


  ガヤ  ガヤ


ガヤ

ジャム「おちついてください!今、カレーパンマンは出られる状況じゃないんです!」




住民I「出られないって!?私のかわいい坊やが殺されたのよ!」




住民Ⅿ「そうだそうだ!」




ジャム「…こまった…」



カチャ

アン「!」




バタコ「カレーパンマン!?」




 カレー「…ハァ…ハァ…ッ…」 ヨロッ ヨロ




少年「出ていかなくても…!」




カレー「…」




住民たち「…」

カレー「オ…オレは、とんでもない…過ちを…した…許せることじゃない…」




住民たち「…」




カレー「だけど…今、食中毒で苦しんでる子供たちだけでも救って…やりたいんだ…治せる薬草を見つけたんだ…いまから取りに行こうとおもう…」




チーズ「あうん!?あんあん!」




住民P「逃げるつもりだな!?」




アン「まって!…カレーパンマンは無理しないで、ぼくが取りに行くよ…!」




カレー「…いや、オレのせいでこうなっちまったんだ。…オレ一人で行く…」

カレーパンマンは、足を引きずりながら薬草のあるところへと向かった。










アンパンマンたちはカレーパンマンを信じて何時間も何日も待った

しかし、かえって来ない



一週間たったとき、





アン「…ぼく、様子を見に行ってきます」



ジャム「ああ、さすがに遅い」



ピューン

アン「カレーパンマーン!」



アン「どこにいったんだろう」




アン「!?あれは…」




森の中にカレーパンマンが立ち尽くしていた

アン「カレーパンマン…!」




カレー「……ない」




アン「…!…そんな…」



カレー「…きっと、あの日…風に吹き飛ばされたんだ…はは…」




アン「…!」

カレー「…ははは、はははははははっふふふっ」




アン「カレーパンマン…しっかりして!」




カレー「ああはははははっ…う…」 バタ





アン「…パン工場に戻ろう…」

その後、









カレーパンマンの傷は日がたつにつれて回復していった






しかし、街の住民たちからは白い目で見られ、時にはものを投げるものもいた







そうした日々が続き、カレーパンマンは……

バタコ「…」




カレー「…」 



カラン 
   カラ




その日、カレーパンマンは街のみんなにカレーを作ると、パン工場で鍋をかき混ぜていた




バタコ「…町のみんなはきっと食べてくれないとおもうわ…みんなはカレーパンマンのカレーは汚れてるっていってたもの…」




カレー「…」

バタコ「…カレーパンマンも傷つくだけだわ…」




ピタ




カレー「……なに、言ってんだいバタコさん…」




バタコ「…」




カレー「…オレは、みんなにカレーを食べてもらうのが生きがいみたいなもんなんだよ。はは…今日のカレーも最高だぜ…オレ、ちょっとみんなを呼びに行っ

てくるぜ」





バダム

バタコ「カレーパンマン…」




バタコはなんとなく鍋の中をのぞいてみた









そこには何も入ってはいなかった

…その後 カレーパンマンはかえっては来なかった






おわり

おまけ


ばい「…ほんとにやりすぎたのだ」




ドキ「おばか。こんどはしょくぱんまんさまをあんな目にあわせるつもりだったらゆるさないわよこの鬼畜。」





ばい「…アンパンマンをやつける方法はべつのにしよ…」



ばい(…カレーパンマン、ホントに悪かったのだ)



おわり

皆様見てくださってありがとうございます

イタイノトンデケダケの話を参考にしました



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