ー屋上ー
海未「ワンツー!ワンツー!」
にこ「...ハァハァ...」
海未「ほらにこ!足が止まっていますよ!もう限界ですか!?」
にこ「っ!ま、まだやれるわよ!こんなの余裕よ余裕!」
海未「なら残り30セット一気にいきましょうか」
にこ「...ほぇ?」
海未「それが終わったら次は校庭を100周です。その後は発声練習2時間に筋トレ各200回とそれからええと...」
にこ「まままままちなさいよ!なにその練習量!どんだけやる気なの!?」
海未「無論私が満足するまでです。ラブライブまで残り1ヶ月...ここから全力で最後の追い込みをかけます!そしてそれにみんなもついてきて下さい!以上!さ、続きをやりましょう。説明に3分かかってしまったので先ほどの倍のペースでいきます」
にこ「」
にこ(...し、死ぬかも...いやほんとに...)
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にこ「あれから3日...ええ、もう限界よ」ボロボロ
にこ「パパと再会することになる前になんとかしないと」
にこ「もう少し楽にしてくれるようお願いしてみるとか?...ダメね。聞き入れてくれないだろうし、なによりそんなことはにこのプライドが許さないわ...何か方法ないかな」
にこ「うーんとりあえず>>3してみるわ」
ストレッチ
にこ「ストレッチ...そうよストレッチよ!にこには柔軟性が足りてなかったんだわ!そういえば絵里もストレッチは大切だって言ってたような」
にこ「まさかこんなにも早く解決しちゃうなんて、流石はスーパーアイドルにこにーね!」
にこ「よしさっそく...ぐぬぬ」グイー
ー1時間後ー
にこ「ふふふ...こころなしかさっきより少し身体がやわらかくなった気がするわ」コキコキ
にこ「これで練習についていけるはず!さぁ今日の練習もがんばるわよ!」
海未「にこー!あと86周ですよー!」
にこ「ぜぇ...ぜぇ...み、みずを...」
にこ(やっぱダメだったわ)
にこ「うん、まあやっててうすうす無理だとは気づいてたけど...そもそもストレッチなんていつもやってるし」
にこ「しっかしどうすりゃいいのよ...そろそろ身体の方も限界よ」
にこ「...もう誰かに相談するしかないわね」
にこ「>>6ならなんとかしてくれるかも」
凛
にこ「失礼するわよ!」ガララッ
にこ(凛はどこかな)キョロキョロ
花陽「あれ、にこちゃんだ珍しい。どうしたの?ここ一年生の教室だけど」
にこ「ん?ああ花陽か、いやちょっとここに用があってね。ほんとは目立つからあんま来たくないんだけど」
真姫「そんな心配しなくてもにこちゃんは上級生には見えないから平気でしょ」ボソッ
にこ「はぁぁぁぁいいい??今なんて言った真姫!?」グルリ
真姫「にこちゃんなら小学生でも通るんじゃないって言ったのよ」
にこ「むっきー!」
花陽「お、落ち着いてにこちゃん!えっと、用があるんでしょ?」
にこ「...ああそうだったわ。凛ってどこにいるか知ってる?」
凛「呼んだー?」ヒョイ
にこ「うわっ!?きゅ、急に後ろから声かけるんじゃないわよ!...まあいいわあんたちょっと来なさい」グイッ
凛「え、ちょ、なになに!?」ズザザ
花陽「ああ、凛ちゃん!...行っちゃった。次授業あるのに...」
凛「ケホッケホッ...もうなんなのにこちゃん!急に引っ張ったりして!」
にこ「いや実は凛に相談があるのよ」
凛「相談?」
にこ「...その前に一応聞ききたいんだけど、あんた最近の練習どう?」
凛「練習?楽しいよ!」
にこ「さ、流石だわ...」
凛「?」
にこ(あれを楽しく感じるとは...これは期待出来そうだわ)
凛「それで相談ってなにかにゃ?」
にこ「実はかくかくしかじかで...どうすればいいと思う?」
凛「>>10」
海未ちゃん以外の二年生に頼んでもらったらどうかにゃー
凛「海未ちゃん以外の二年生に頼んでもらったらどうかにゃー」
にこ「なるほど...それなら海未も聞き入れてくれるかも」
凛「ふふん、凛のアイデアで無事解決だね!」
にこ「そうねー、てかそれならあんた必要なかったわね」
凛「それはちょっとひどくない!?」
にこ「冗談よ。じゃあさっさと頼んじゃいましょ」
凛「穂乃果ちゃんとことりちゃんのどっちに頼むの?」
にこ「>>12」
ことり
ーーー
ーー
にこ「というわけでことり!頼んだわよ」
ことり「...」ムスー
にこ「なによ。も、もしかしていやなの?」
ことり「はぁ...突然にこちゃんが屋上に呼び出したりするから、てっきり告白でもされちゃうのかと思ってワクワクしてたのに...」
にこ「なんでそうなるのよ!」
ことり「乙女は常に恋を意識しなければならないのです」
にこ「ここ女子校なんだけど...」
ことり「むっ、にこちゃん。恋愛に性別は関係ないんだよ」
にこ「はいはい分かったわよ。で?頼まれてくれるの?」
ことり「重要なことなのに...えっと海未ちゃんに練習をもう少し楽にしてくれるよう頼んで欲しいんだっけ?」
にこ「うんうん」
ことり「...どうしようかなー」
にこ「な、なによ」
ことり「だっていくらことりでも海未ちゃんを説得するのは大変だから...ただ引き受けるだけじゃ割りに合わないよ」
にこ「うっ...それもそうね」
ことり「だからさ、ことりもにこちゃんに1つお願いしていいかな?」
にこ「...まあしょうがないわね、ただ変なのはやめてよ?」
ことり「やった♪じゃあ>>16して?」
私にハグ
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