凛「真姫ちゃんのママ」 (23)

真姫ママ「ねぇ、真姫ちゃんは今日の晩御飯何がいい…?」

真姫「んー……別になんでもいいわよ。」

真姫ママ「そうね……じゃあホワイトシチューとかにしましょうか。」

真姫「!!」

真姫ママ「あっ……良かった♪お気に召してくれたみたいね。」

真姫「えぇ……も、もう、変な言い方しないでよ、ママ。」

今日はμ'sの練習も無くて、暇だったからママと一緒にスーパーに買い物に来てる。

ママと買い物なんていつ以来かな……。

思えば、こうやって一緒におでかけする機会も減ったかも…。

フフ、でもいい感じかも……♪


……あれ?

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「ねぇ凛、晩御飯は何がいい?」

「うーん…お魚以外ならなんでもいいかな?」

「もっとこう…モチベーションが上がる事言って欲しいなぁって…」

「えー、だってママの料理ってなんでも美味しいし…あっ」

「えっ…フフ、ありがとね、凛。」

「もう、ママ!やめてよ!」

「はいはい…そうねー、今日は凛の好きなの作っちゃおうかなー♪」


今日は、凛はママとお買い物。

μ'sの活動がなくて暇だったからなんとなくついてきたんだにゃ。

練習続きだったからママとの買い物は、凛にはちょっぴり久しぶりなんだ。

けれど、凛にはちょっとだけ退屈で、それでちょっぴりだけ後悔しちゃってるんだにゃ。

……あれ?

真姫「凛…と隣にいるのって……凛のお母さん……よね?」

見間違うはずもない。

私の大切な友達と凛によく似た大人の女性。

誰が見ても母と娘ってわかっちゃうような並びの二人だ。



凛「あ、真姫ちゃんだ!真姫ちゃーん!!」

真姫「ちょっ、ちょっと!?」

な、なんでそんなに声を出すの!?

ちょっと注目を浴びちゃうでしょ!?


凛「真姫ちゃんもお買い物?」

真姫「ま、まぁ…」

真姫ママ「あ、凛ちゃんね。初めまして、真姫ちゃんの母です~♪」

凛「初めまして!真姫ちゃんのママ!星空凛です!」

真姫ママ「うちの真姫がお世話になってます~、真姫ちゃんったら凛ちゃん達と一緒にアイドルするようになってから本当に明るくなって~」


真姫「ちょっ、ちょっとママ!恥ずかしいからぁ!」

凛「えへへ~、真姫ちゃんがこんなに焦るなんて珍しいにゃ~」


凛ママ「あら?そちらは真姫ちゃんと……真姫ちゃんのお母さんですか?」

真姫ママ「あっ、凛ちゃんのお母さんですね!うちの真姫がお世話になってます~」

凛ママ「こちらこそ、うちの凛がお世話になってます。」

凛ママ「うちの凛ったら、最近は家に帰ったらいつもμ'sの話をしてくれて、うちも前より賑やかになってるんですよ。」

凛「ま、ママ!?」

凛ママ「いいじゃない、減るような物じゃないんだし。」

真姫ママ「そうよ~、それに真姫ちゃんの知らないお話とかにも興味もあるしね」

真姫「えぇ……」

真姫ママ「あ、この後大丈夫ですか?」

凛ママ「えぇ、大丈夫ですよ。」

真姫ママ「それじゃあ……」

凛ママ「はい。あ、凛、私は真姫ちゃんのママとちょっとお喋りするから真姫ちゃんと遊んでていいわよ。」

真姫ママ「そうよ、真姫ちゃんもせっかくだから凛ちゃんと遊んでらっしゃい。」

まきりん「え、えぇぇ……」

とはいったものの…

これからどうしようかにゃぁ…

うーん、凛って真姫ちゃんのママに会ったの、初めてなんだよね。

真姫ちゃんに似てて、綺麗で美人なお母さんで、なんだか羨ましいのと、真姫ちゃんも将来はあんな感じの美人さんになるのかなぁって思っちゃったにゃ。

だけど…


これからどうすればいいのよ…。

なんだかママと一緒だったせいで若干気まずいし…。

でも凛のママかぁ…。

なんていうのかな、年齢はうちのママと同じくらいなのに、顔立ちは凛にそっくりで幼さもある顔立ちなんだけど、雰囲気が大人って感じだからちょっとだけドキッとしちゃった…。

もしかして、凛も将来にはあんな感じになるのかな…?

あれが凛のママなのかぁ…

なんとなくだけど…

「中身は全然似てなさそうにゃ。」
「中身は全然似てなさそうね。」


「!!??」
「!!??」

あ、あれ?私つい口からこぼれちゃってた・・・!?

って、そうじゃないわよ。

真姫「な、何よ凛!誰が中身は似てなさそうですって!」

凛「にゃにゃ!?それは真姫ちゃんだって言ってたじゃん!」

真姫「そ、そうだけど、似てなさそうに見えるってどういう事よ!」


凛「言葉通りの意味だにゃ!真姫ちゃんあんなに穏やかな雰囲気をずーっと出せていられないでしょ!」

真姫「うっ」

凛「大体なんだにゃ。あんなにママの前でデレデレしちゃって!」


真姫「は、はぁ!?どういう意味よ!」


凛「あまりにも嬉しそうに喋ってたから一瞬呼んだの後悔しちゃったもん!なんであんなにニコニコ笑えるお母さんなのに真姫ちゃんは素直じゃないんだにゃ!」

凛「顔立ちが真姫ちゃんにそっくりなのもなんか気に入らないにゃ。将来あんな美人さんになれるなんて羨ましいにゃ!」

真姫「ま、ママは関係ないでしょ!」

真姫「それに、凛も凛よ! なんで私を見つけた瞬間にあんなに明るくなったのよ!凛のママちょっとかわいそうじゃない!」

凛「うっ…」

真姫「あんなに落ち着いた顔の凛、初めて見たわよ。凛ってあんなにオンオフ切り替えできたのにびっくりしたわよ。」

凛「ひ、人をにこちゃんみたいに言わないで欲しいにゃ!」

真姫「別にいいじゃない、私は悪いなんて言ってないわ。」

凛「にゃぁ…なんかずるいにゃぁ…」

真姫「それにしても、あの凛のママがねぇ…」


凛「な、なにが……?」


真姫「んー?凛に似てて、美人だなぁって。」


凛「にゃ!?真姫ちゃんの目大丈夫かにゃ!?」


真姫「え?綺麗で大人びた魅力もあるいい人じゃない。」

真姫「それに凛に似てるし♡」

凛「にゃ……にゃ…」


真姫「あ、凛もあんな感じで髪伸ばしたら意外と似合いそうね。」

真姫「そうね。ことりってウィッグ持ってたはずだし、今度借りてみてもいいんじゃない?」

凛「真姫ちゃん……言っててはずかしくないの…?」


真姫「なんで?私は凛の事を可愛いってずっと思ってるし、凛の事は大好きよ?」


凛「!?」


真姫「前にも言ったでしょ?凛はμ’sで一番女の子らしいと思ってるって。」

真姫「オシャレの話ぐらいもっともっとしましょう?せっかくの磨く前から輝いている原石なんだから。」


凛「ま……」


真姫「ま?」


凛「真姫ちゃんの馬鹿ー!」


真姫「凛が壊れた!?」

真姫「っ…てどこ行くのよー!」

はぁ……まったく、真姫ちゃんはいきなり何を言いだすんだにゃ。

真姫ちゃんの無意識に凛を照れさせてくる所、結構怖いにゃぁ…。


真姫「……大丈夫?」

凛「にゃぁ…真姫ちゃんが悪いんだよ!」

真姫「ご、ごめんね…?」

凛「むぅ…それにしても、真姫ちゃん、本当にお母さんとそっくりだにゃぁ…」

真姫「え?それ、まだ言うの?」

凛「だって本当に似てるんだもん!理事長とことりちゃんより似てると思うにゃ!」

真姫「でも凛も似てるわよ?雰囲気とか、顔立ちとか。」

凛「そんな事は…」


真姫「あるわよ!私の目に狂いはないわ。なんだったら凛が大人になった時にこの真姫ちゃんが審査してあげてもいいわよ!」

凛「……わかったにゃ!それじゃあ、その時を楽しみにしてるからね!」

凛「それじゃあ凛も真姫ちゃんを審査してあげるにゃ!」

なんだか凛のテンションはかーって上がってきちゃって、ついつい勢いのままに真姫ちゃんの手を取る。



凛「そうだ!それじゃあこれからかよちんのお家に行こうよ!ここからなら結構近いし!」

真姫「ちょ、ちょっと!なんでよ!」

凛「真姫ちゃんにかよちんのお母さんも見てもらうんだにゃ!」


凛は真姫ちゃんの手を取って、かよちんの家へ一直線!

えへへ、絶対に審査してもらうんだからね!

「あ!真姫ちゃんだ!真姫ちゃーん!」

「あら?凛に花陽じゃない。」

「真姫ちゃん、久しぶり…じゃないかな?」

「……でも無いわねぇ。二人は買い物?」

「うん!実はかよちんともそこでばったり会ってね!」

「あ、そうだ!ねえねえ、真姫ちゃん、ここでした約束って覚えてる?」

「約束………?」

「もしかして忘れたの!?」

「あ、大丈夫、大丈夫よ、思い出したから!」

「二人とも何か約束してたの?」

「ええ、とっても大切な約束よ。」

「かよちんともここじゃないけどしたはずだよ?」

「……?あっ、アレかぁ!」

「思い出したみたいね、それじゃあ一斉に言ってみない?」


「うん!いいよ!それじゃあせーの!で言おうよ!」

「フフ、子供っぽいわね。いいけど。」


「「「せーの」」」

「「「全然似てない」」」


でも、あの頃より、ずーっと素敵に見えてるよ。

― Fin ―

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