珠美声実装おめでとう
ということで思いついたのを書きます
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P「始めまして今日から君を担当するプロデューサーだ
新米ってことで君の専属マネージャーみたいな感じになるけどよろしくな!」
脇山珠美「私は脇山珠美と申します!
私もまだまだ新米ですのでよろしくお願いします!プロデューサー殿!」
P「随分と礼儀正しいけど服装とか竹刀を見た感じ剣道とかやってんの?」
珠美「はい!剣の道とアイドルの道を極めると決めているのです!」
P「はぇ〜…ちっちゃい…」(二足の草鞋か……かっこいいじゃないか!頑張ろうな!)
珠美「いきなり気にしてることを言われた!!」
このプロデューサーの身長は日本平均と言われている170cmくらいだぞ!
ノーマルコミュニケーション!
P「16歳…高校生か……」
珠美「なんですか?やっぱり珠美はそうは見えないんですか?」
P「いや、145cmのちびっ子高校生なんて、イマドキ学年で一人二人は居るもんだろ?全然普通だよ」
珠美「うむむ、確かに普通ではありますが…いや、ちびっ子ちゃうし……」
P「まあ、やっぱり剣道では面をよく狙われるタイプかなとは思うな」
珠美「うぐぐぐ……ん?」
珠美「プロデューサー殿、剣道を知っておられるんですか!?」
P「いや、ぱっと見の判断?」
珠美「うぐぐぐぐぐ……」
だいたい分かるとは思うけど剣道は背の高い方が打突のリーチ的な意味で有利なんだ!
P「ところで珠美はさ、剣道の実績の程はどうなんだい?」
珠美「うっ…た、珠美は…まだ、ほ、(中学の)補欠…でしか…」
P「あー、女子部員6人しか居なかったのか」
珠美「し、失礼な!…そんなこと…ありますけど……ってやっぱりプロデューサー殿剣道知ってますよね!!」
P「いや、こんなん一般常識だから」
珠美「うぐぐぐ……」
剣道の団体戦は先鋒、次鋒、中堅、副将、大将の五人のメンバーで組まれるぞ!
なんとなく聞いたことはあるよね!
レッスン場
珠美「48…49…50!」ブンブン!
珠美「ふぅ…なんか今日は竹刀が振りやすいな…調子いいのかも」
P「おーす、こんなとこでも素振りするのか…トレーナーさんビックリしてたぞ」
珠美「いやぁ、やっぱり身体を動かす前はこれをしなくては調子が上がりませんので」
P「ん?おい、珠美その竹刀ささくれてるぞ」
珠美「え?ああ!本当だ!昨日の練習の時になっちゃったんですね、ありがとうございますプロデューサー殿!」
P「危ないからちゃんと手入れしとかなきゃダメだぞ」
珠美「そうですね、気をつけます!」
珠美「(このささくれを見抜くとは、やっぱりこのプロデューサー怪しい…)」
竹刀のささくれが酷いと竹刀が割れたり、最悪自分や練習相手の怪我の原因にもなるから時々チェックしてメンテナンスもしよう!
竹刀は消耗品だぞ!
珠美「プロデューサー殿!」
P「ん?どうした?」
珠美「珠美の稽古に付き合ってください!」
P「どうしたんだよ突然…」
珠美「どうせならプロデューサーも剣の道を歩いて欲しいと思いまして!どうですか!?」
P「うーん…じゃあ、珠美の段位を教えてくれたらやってやろう」
珠美「う、なんですかそれは…うぐぐぐ……」
珠美「今年中に絶対、絶対に!初段を取るつもりですが!!!!……まだ、一級です…」
P「あ、一級だったのかすまんな」
珠美「なんですか!その適当な対応は!!!」
P「いやー高校生だから段位を取ってるもんかと」
珠美「う、うるさいです!そうゆうプロデューサー殿はどうなんですか!?」
P「いや、まぁ一級だけどね」
珠美「やっぱり剣道やってたんじゃないですか!!」(憤怒)
珠美「しかも社会人にもなって一級って恥ずかしくないんですか!?」
P「いや、俺中学までしかやらないつもりだったからさ段位は良いかなーって」
珠美「なんか言い方が無性に腹立たしいですね…」
P「いや、俺もお前みたいに真面目だったら取ってたかも知れないけど、学生のうちは中学までしかやらないって決めてたからさ
今思えば勿体無い気もするんだけどな」
珠美「そうですよ!なんか……冒涜された気分ですよ……」グスッ
P「まぁ、高校の時に剣道よりもやりたかったことも漠然とあったからってのが理由だし、剣の道から外れなかったら、今こうしてプロデューサーとしてここには居ないんだ」
P「俺みたいなチャランポランなのが段位取る方が珠美みたいに真面目にやってる人達に対して失礼だからって……後付けにはなるけど俺が思った理由なんだ」
珠美「プロデューサー殿…」
P「まあ、俺は珠美みたいに二足の草鞋なんてかっこよくて辛いこと出来ないからさ、結果としては剣道から逃げたに過ぎないんだ」
珠美「…………」
珠美「プロデューサー殿!やっぱり今すぐ珠美と稽古してください!!」
珠美「珠美は今猛烈に怒ってます!
許して欲しかったら珠美から一本取ってみて下さい!!」
このあとPが試合形式の稽古で開始早々放った面で珠美から一本取ったのは言うまでもないのだ!
個人的な意見だけど珠美は面の出端小手を狙えば普通に強いと思う
まあ、そこを相手から小手面で対応されてしまうのを考慮すれば小手胴で一本取れるようになればいい選手になるだろう(小並感)
珠美「ぐぬぬぬぬ……プロデューサー殿強すぎですよ…」
P「お前はまだ仕事はなくともアイドルなんだ、あんまり大きい怪我とかされても困るからプロデューサーとして一撃でね」
珠美「慈愛のある一撃なのですね…なおさら悔しい!」
P「まあ、俺は剣道をやめてくれとは言わないがこういう形でやる事はあまりないようにして欲しいな、珠美は感情的になると周りが中々見えないからな…それで剣道やってヘコまれても困る」
珠美「しかし、またリベンジさせていただきたいです!今度は絶対勝ちますから!!」
P「うーん、まあ、しばらくしたらだな!
なんだかんだお前の身長は良い武器になるんだ、それを体得できたらやってやるよ」
珠美「言い方が妙にムカつきますけども鍛錬が足りないというのもまた事実ですからね…ありがとうございましたプロデューサー殿!」
P「それにしても…珠美の身長は良い武器になるな……」
P「…他にはスポーツバラエティーで活躍しそうだな……なんか番組があればいいな」
珠美「どうされたんです?プロデューサー殿」
P「珠美の仕事についての案を企画書にして出さなきゃならないんだよ、ユニットを組みたいとは思ったけどまだ珠美個人で仕事させた方が良いらしくてさ」
珠美「なるほど…ところでプロデューサー殿はどんな仕事を選んでくれたんです?」
P「あー今んとここんなんだ」
・N○K教育の幼児向け番組『いないいないいる!』
・ミキ○ウスのCM
・お子様ランチグルメリポート
P「こんな感じかな」
珠美「全体的に低年齢向けなんですね」
P「まあ、そうだな特にミキh
珠美「やっぱりそういうイメージなんですか!!!」
珠美「第一ミキハ○スのCMなんて出れませんよ!流石にあの服は着れません!!」
P「え、まじか」
珠美「当たり前です!」
P「でも、いないいないいる!は何気に大仕事だと思うんだけど…勿論お姉さん役だぞ?」
珠美「うっ…お姉さん役なら…いや、でもですねぇ……」
P「流石に16歳を幼児役ではださねぇよ」
P「とりあえず珠美からはお子様ランチのグルメリポートのOKが出た」
P「あと川島さんや十時さんがMCをやってるバラエティー番組の案を出してくれた」
P「そこでユニットを組む事が出来るかも知れないのは盲点だったな」
P「よし、企画書できた!提出してこよう!」
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