モバP「今日は茜の誕生日だぞ!」 (21)
アイマスシンデレラガールズSS
アニメ設定あり
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P「今日は茜の誕生日だ!というわけで、ここにいるみんなでドッキリをプレゼンツしたいと思う!」
小日向美穂「はっ、はい!いいと思います」
佐久間まゆ「プロデューサーさぁん?私の誕生日は祝ってくれなかったですよねぇ?」
城ケ崎美嘉「イイじゃんプロデューサー、気がきくんだね?」
川島瑞樹「へぇ、どういう企画をプロデュースするつもりなのかしら?」
P「ああ、どんなドッキリがいいと思う?」
神谷奈緒「
神谷奈緒「茜先輩にしかけるドッキリかぁ…」
北条可蓮「う~ん、やっぱり>>5がいいんじゃない?」
おう加蓮だぞ間違えんな加速下
…ついでに城ヶ崎な、城ケ崎じゃなく
お前の誕生日は昨日だと教える
>>4 すみません直していきます
美嘉「どういう事?茜の誕生日は8月4日じゃ無いの?」
P「ああ、8月4日が茜の誕生日だったんだが……休みが取れなくて、結局後回しになってしまったんだ」
美穂「う、うーん。じゃあ、プレゼントを実は用意しているけど、誕生日を過ぎたから用意してませんよ〜ってドッキリしかけるのはどうですか?」
P「可愛らしいドッキリだなあ」
P「よし!茜を呼ぶぞ!茜にメール、っと」
美嘉「じゃああたしらは隠れてるよ。一人一人茜にプレゼントしよ?」
水樹「わかったわ。そうね、最初は言い出しっぺのPがドッキリするべきよ」
P「OK、じゃあ隣の部屋にでも居てくれ」
加蓮「あっ、足音が聞こえてきた」
奈緒「うわ、すっげー速ぇ…」
美嘉「ま、うまくやってよ、プロデューサー☆」
加蓮「そ、私たち見てるから、ね」
奈緒「言っとくけど、茜が心配なだけだからな。茜泣かせたりしたら承知しねーから」
瑞樹「またあとでね、プロデューサーくん」
P「おう!」
8月4日 AM9:00
茜「プロデューサー!私を呼び出していったいどうしたんですか!?」
P「……実はお前に謝らなくてはならないことがあるんだ…」
茜「…はて、いったい何をされたでしょうか?はっ!私は試されているんでしょうか!?」
P「茜、ごめんなあ……茜、誕生日は昨日だっただろ?」
茜「へ!?いや、今日ですよ!プロデューサーさん、覚えていてくださったんですね!」
P「いや…昨日だよな、茜の誕生日。公式サイトのプロフィールにも昨日って書いてあるだろ?」
茜「へ!?いや、そんなはずは…!?あれ!?えっ!?」
P「ごめんなぁ茜…お前の誕生日を忘れるなんて俺は…俺ぁP失格だ!!」
茜「そんなことないですよ!顔を上げてくださいプロデューサー!」
P「だめなんだよ…担当アイドルにそういうことを言わせること事態がもう駄目なんだ…」
茜「プロデューサー!!」
P「ど、どうした茜?」
茜「たとえ私の誕生日を忘れていても、自分のことをだめだなんて言わないでください!」
P「あ、茜?」
茜「プロデューサーさんはこう…うーっ、うまく言えないですけど…!こう、ボンバーなんです!」
P「あ、茜…!」
茜「だから、プロデューサーさんは私の誕生日を忘れていたくらいでへこんじゃ駄目です!もっと自信をもってください!」
P「ああ、おれ頑張るよ!ありがとう茜!」
茜「いえいえ、私はたいそうなことはしていません!そうだプロデューサーさん!一緒に西日に向かって走りましょう!」
P「え、いや今朝でしょ」
茜「東に向かって走れば!あの陽は西日になるんですよ!」
P「経線を超えるつもりなのか!?」
美嘉「ちょっとプロデューサー?アンタドッキリのセンスなくない?」
瑞樹「わかるわ…自虐がメインで茜ちゃんが騙されてしまったことがどうでもよくなってしまったじゃない」
奈緒「茜を泣かせるどころか茜に元気づけられてっし…どっちが仕掛け人だかわからないじゃんか」
加蓮「そうだよねぇ~」
P「くっ」
美嘉「プロデューサーがドッキリ弱いのはわかったしさ、次はアタシが行くよ☆」
美嘉「茜ちゃん☆こっちこっち」
茜「美嘉ちゃん!どういたしましたか?」
美嘉「実はね、茜ちゃん誕生日だったでしょ?」
茜「ええ!今日だと思ってたんですが、実は昨日が誕生日だったんです!」
美嘉「そそ、でさプレゼント用意してるんだけどさ~」
茜「えっ!ありがとうございます!」
美嘉「でも、茜ちゃん持てるかなぁ~?」
茜「どうしてですか?」
美嘉「実はね☆米俵一俵、茜ちゃんへのプレゼントなんだ!」
茜「こ、こんなにたくさんのおこめ!ほかほかごはんが炊けますね!でも持っていくのが大変そうですね!」
美嘉「冗談だって、さすがに小分けにして持っていけばいいじゃん?」
茜「いえ、せっかくもらったんですから全部いただいていきます!ふんぬっ!ボンバー!!!!」
美嘉「す、すごい、軽々しく持ち上げちゃった…」
茜「じゃあ私、一度これを家に置いてきます!」
美穂「茜ちゃん、わ、私からは茶碗をあげるね」
茜「なかなか風情があっていい茶碗ですね!」
美穂「えへへ…あ、御飯よそってあげる」
茜「じゃあさっそくこの茶碗を使いますね!」
美穂「(うーんとよそってあげよう)」
茜「超大盛りですね!ありがとうございます!ファイヤー!」
美穂「うそ…ぜ、全部食べちゃった…」
瑞樹「茜ちゃん、私からはしゃもじをあげるわ」
茜「ありがとうございます!あれ…なにかしゃもじに書いてありますね!?」
瑞樹「この間の広島のロケで買ってきたの。宮島名物のお土産らしいわ」
茜「そうなんですか!じゃあここに大きく愛!って書いてあるのは?」
瑞樹「いい?茜ちゃん、愛を大事に生きるのよ。どんな人と結婚していいわけじゃないわ」
茜「え?結婚って好きなお…おとこのひととするものじゃ…」
瑞樹「えっ…」
茜「うーっ…!ちょっと外走ってきます!」
瑞樹「…茜ちゃんって、じつはかなり純情?」
奈緒「茜先輩、これ、プレゼント…み、みんなが買ってるからしかたなくですね…」
茜「ありがとうございます!なんだかかわいいお箸ですね!」
奈緒「えっ!わかってくれるのか…!」
茜「それに奈緒さんが選んでくれたお箸ですし、大事に扱いますね!」
奈緒「あっ、ありがとう」
茜「それにこの間まで使っていたはしが折れてしまって、ちょうどはしが無かったんですよ!」
奈緒「えっ?箸が折れる?」
茜「えっ?使ってると握力で折れませんか?」
奈緒「どんだけ怪力なんだよ…」
加蓮「私からは箸置きを送らせてもらうね」
茜「ありがとうございます!加蓮さんにはお世話になりっぱなしですね!」
加蓮「それはお互い様だよ~」
茜「いえいえそんなことはありません!」
加蓮「あ、じゃあプロデューサーとは進展あったの?」
茜「え、ええええ!?いえいえそんなことはまったくなにごともなく!」
加蓮「そうなんだ、でもプロデューサーさんは茜ちゃんのこと好きだと思うし、大丈夫だよ」
茜「大丈夫って何がですか!?何が何ですかぁ!?」
P「茜、おれからは炊飯器をあげよう」
茜「ぷ、プロデューサーさん」
P「どうした?」
茜「ありがとうございます!誕生日は一日遅れだったけど、私楽しめました!」
P「だいそうなことは、おれはしてないよ。茜が魅力あるひとだからみんなが祝ってくれるんだ」
茜「でも、プロデューサーさんが私をスカウトしてくれなかったら、こんな楽しいことも、大好きな仲間にも出会えてませんでした」
P「そっか」
茜「大好きな人にも、誕生日を祝ってもらうことが出来て、私幸せです!」
P「そういってくれるなら良かったよ。茜、誕生日おめでとう」
茜「私、ちょっと恥ずかしいことばかり言ったので外走ってきます!」
P「夜までには帰ってこいよ?ケーキも用意してあるから!」
茜「りょーかいしましたーっ!うおおおおおお!!!!!」
おわります。
読んでいただいた方ありがとうございました。
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