提督「……」

天龍「……」

提督「……なぁ」

天龍「…んだよ」

提督「いい加減やめないか？」

天龍「なんでだよ…」

提督「暑いからだよ…もう夏だぞ…」

天龍「俺は暑くてもやりてぇんだよ…」

提督「はぁ…なんでクーラー壊れちまったかなぁ…」

天龍「なぁ提督」

提督「なんだよ…」ｶﾘｶﾘ

天龍「クーラー、いつ直るんだ？」

提督「こっちが知りてぇよ…まぁでも、夕張に頼んでおいたから明日には直ってるだろうよ」ｶﾘｶﾘ

天龍「そうか…」

提督「おう…」ｶﾘｶﾘ

天龍「……」

提督「…お、最後の書類か」ｶﾘｶﾘ

天龍「そろそろ夕飯だな」

提督「…今日は冷やし中華にしてもらうわ」ｶﾘｶﾘ

天龍「…俺もそうするか」

提督「…よし、今日の執務終わりっと」

天龍「お疲れ…さ、飯行こうぜ」

提督「じゃあ早く抱きつくのやめろよ…暑い…」

天龍「…あと5分」ｷﾞｭｯ

提督「…あいよ」ｷﾞｭｯ

10分後

提督「おい」

天龍「…んだよ」

提督「もう10分だぞ」

天龍「…わーったよ、飯行くか」

提督「ったく…」

天龍「…その代わり」

提督「ん」

天龍「…後で、アレな」

提督「…わかったよ」

食堂

提督「ふー…涼しい…」

天龍「天国かここは…」

提督「よーし…今日の担当は…間宮か」

天龍「お、ってことは」

提督「特製アイス食えるな」

天龍「よっしゃ！」

提督「間宮ー、冷やし中華ふたつー」

間宮「わかりましたー、お席で待っててくださいねー」

天龍「ほら、提督」

提督「お、席とっといてくれたのか」

天龍「その代わりアイス奢れな」

提督「は？」

天龍「奢れな？」

提督「…明日はお前な」

天龍「わーったよ」

間宮「お待たせしましたー！冷やし中華お二つです！」ｺﾄｯ

提督「お、ありがとう」

天龍「うひょー！うまそうだなぁ」

提督「あ、間宮さん。食後に特製アイス二つお願いします」

間宮「わかりました！では！」

二人「いただきまーす」ﾁｭﾙｯ

天龍「っうま！」

提督「あ゛ぁ…うめぇ…」

天龍「こんくらい料理うまかったらなー…」

提督「…何言ってんだお前」

天龍「別にいいだろ…俺だって上手くなりてぇんだよ」

提督「そうじゃねぇよ」

天龍「じゃあなんだよ…」

提督「どこの料理よりもお前の料理が一番美味いっつーの」

天龍「…は？」

提督「もう言わん」ﾁｭﾙｯ

天龍「…」ﾁｭﾙｯ

提督「…」ﾁｭﾙﾙ

天龍「…////」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

提督(可愛い)

提督「ふー…ごちそうさん」

天龍「ごちそうさま」

提督「あ、アイス」

天龍「そろそろ持ってくるはずだし待っとこうぜ」

提督「そうだなー…てか、食堂やっぱり人多いな…」

天龍「まぁ涼しいしみんなで飯食える場所だしな」

提督「駆逐艦が多いな」

天龍「まぁここのカレー駆逐艦に大人気だしな…」

提督「俺辛口派なんだよなあ」

天龍「辛さは言えば変えてもらえるぞ？」

提督「まじで？知らんかったわ」

天龍「俺だって中辛だしな…」

提督「明日食ってみるか…」

天龍「いいぜー」