苗木「え、いやだってライトが凄いって……何が？」

左右田「何がって……ライトのすばらしさが分かってねーな！」

舞園「どこが素晴らしいんですか？」

左右田「どこがって……寧ろどこが素晴らしくないんだよ！？」

舞園「……バカなところですかね？」

左右田「どうやったらそうなるんだよ！？」

苗木「確かにバカなときあるよね」

桑田「そうか？まあ断言は出来ねーけど……」

左右田「はあああああああああ！？」

苗木「でもライトって輝いてるよね」

左右田「……あーまあ確かに」

舞園「……どっちかというと輝きはないような……」

桑田「いやいやいや、やっぱライトは輝いてるっしょ！」

舞園「……そんな輝いてますか？」

苗木「あれを輝いていると言わずして何を輝いていると言うんだ！って感じかな」

舞園「えぇ……」

セレス「……あら、皆様ごきげんよう」

山田「ですぞ」

苗木「山田クン眠そうだね」

山田「そうですか？どちらかというと舞園さやか殿の方が眠たそうですが」

舞園「……ちょっと、毎週土曜に用事が出来まして」

苗木「用事？」

舞園「あーいや、大丈夫ですよ？大したことじゃないですから」

苗木「そっか」

山田「して、今は何の話を？」

苗木「ライトの話」

山田「らららららライトですか！？」

桑田「そんな驚くようなことか？」

山田「あっ……これは失敬失敬。いやしかし、まさか皆様方がライトについて話されているとは」

セレス「……なるほど、興味はありますわね」

桑田「やっぱライトはあれだよな、あれ！」

左右田「どれだよ」

桑田「ビームだよビーム！」

苗木「分かる！何かあの直線感がたまんないよね！」

左右田「……ま、確かにビームは大事だったな」

舞園（桑田君、あれはビームじゃなくてペンライトって言うんですよ）

苗木「舞園さんどうかした？」

舞園「えっ、あっいや何でも……」

セレス「ライトはやはり手放すべきではないですわね」

苗木「緊急時困るもんね」

桑田「いざという時困るからな」

左右田「その界隈からしてみたらそうだよな」

舞園「というか、あれは手放してみても面白いかも……」

山田「もう遅いですけどね」

セレス「は？」

山田「いえなんでも」

山田「……いやでも、やっぱりあの発想はないですな。頭脳の良さが出てるというか」

左右田「それな」

舞園「まあ、意外と言ったら意外ですね」

苗木「不思議だよねー」

セレス「……さっきから何の話ですの？」

山田「（映画版夜神）ライトの話ですぞ」

舞園「（ドラマ版夜神）ライトの話ですよね？」

苗木「ライト（＝照明、灯り）の話だよ？」

桑田「ライト（フィールダー）だろ？」

左右田「ライト（兄弟）の事だろ？」

セレス「ライト（＝権利）の事ですわよ？」

苗木「でしょ？」

山田「それにしては噛み合ってないような……」

苗木「気のせい気のせい」

舞園「まあでもあれはあれで形としてはありなんじゃないですかね」

山田「まあ異議無しですな」

左右田「最後が結構あれだけどな」

苗木「悲惨だよね」

桑田「呆気ないというか何というか……」

セレス「歴史は繰り返されるものですから」

苗木「セレスさん厨二臭くない？」

セレス「うっせーんだよビチグソがあああっ！」

桑田「落ち着けよ……」

苗木「ライトは強いと思うんだ」

桑田「おう急にどうした」

山田「概ね同意ですぞ」

セレス「わたくしも」

左右田「つよ……うーんまあそうだな」

舞園「一見弱そうなのに強いですしね」

桑田「強いって言うより強くないとダメなんじゃね？重要だし」

左右田「は？」

桑田「え？」

左右田「まあでも、ライトはやっぱ凄いって事で」

舞園「だから凄くないですって」

山田「並ですぞ」

苗木「凄いって言うほどかな」

桑田「つか凄いって日本語が変じゃね」

セレス「あなたの生い立ちが思いやられますわ……同情はしませんけど」

左右田「……」



左右田「何なんだよーっ！」