誘拐犯7「今こそ魔族の高峰を蹂躙せし時!」
誘拐犯8「血塗られし御身を沼の賢者にて、さあ清めようぞ!」
誘拐犯9「我が白き闇で汝に天の祝福を!」
ちひろ(などと供述した誘拐犯たちによりRosengurg Engelの蘭子ちゃんが仕事先で捕まり)
ちひろ(そのまま手足を拘束されてしまいました)
ちひろ(しかし有能なプロデューサーさんは、事前に犯人の動向を『ほぼ』掴んでいたため、今回は攫われる前に駆けつけることが出来ました)
ちひろ(そして、そのまま誘拐犯たちを無力化し、蘭子ちゃん達の安全を確保)
ちひろ(三度目にして、ようやくプロデューサーさんは誘拐から自分のアイドルを守り抜くことが出来たのでした)
ちひろ(…まあ、駆けつけたのは蘭子ちゃんが縛られてしまった後なので、ギリギリアウトとも取れますが)
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武内Pの拘束されてしまいましたシリーズは今回で最後になります。
熊本弁にはそこまで詳しくないので、ちょくちょくオリジナルの言葉遣いになっています。ご了承下さい。
アスタリスクないのかマジかよ失望しました前川さんのファンやめます
~CPルーム(他のアイドル達は……?)~
武内P「……」ズーン
蘭子「わっ、我が友よ! 気に病むでない! 鎖は我が魔力を抑える神具に非ず!」
(プロデューサーさん、気にしないで下さい! これくらいなら私は気にしませんから!)
武内P「いえ……結局は神崎さんにも不自由を強いる羽目になってしまったのですから……」ズーン
蘭子「汝が練りし魔力は魔獣が王にも等しき器に満たされたものなのだ! 築きしものを見誤るでない!」
(私、プロデューサーさんがいつも頑張ってるの知ってますから! だから、これくらいで落ち込まないで!)
武内P「……ありがとうございます……」ズーン
蘭子「あ、あうう……」オロオロ
蘭子(ど、どうしよう……ほんとに私、気にしてなんかいないのに……!)
ガチャ
武蘭「「?」」
蘭子「何者ぞ?」(どなたですか?)
「えっ…えっと……ここがシンデレラプロジェクトのお部屋、なんだよね……」
武内P「! あなたは……」
「こ…こんにちは……」
小梅「蘭子ちゃん……いる……?」
蘭子「我はここだが」(ここにいますよー)ヒョコ
小梅「あ…ほんとに縛られてる……」ジー
武内P「白坂さん。どうしましたか?」
蘭子「……ハッ!」
武内P「…神崎さんに用事が?」
小梅「うん……蘭子ちゃんが『ホラーを克服したいから映画に付き合って』って、今日約束してた……」
蘭子「そ、そうなのだ……し、しかし小梅よ、残念だったな! 我は鎖にて千年の封印を課された身! よって我が翼はこの現世にて機能せんのだ! ナーッハッハッハ!!」
(た、確かに約束はしたけど、ほら! 今縛られちゃってるから自由に行動出来ないの! あーあ残念だなー! これじゃあ映画見に行けないなー! ゴメンねー!)
武内P「約束までしていたのに……よりによって今日に……本当にすみません……」ズズーン
蘭子「ハッ!? 我が呪文はそのような魔物を生み出すのではない!」
(ち、違うんです! 今のはそんな意味で言ったわけじゃなくって……!)
小梅「……」
小梅「……えっと……知ってるよ?」
蘭子「…ほえ?」
小梅「蘭子ちゃんが…攫われかけて、今縛られたままだって言うのは……もう聞いてたから……」ゴソゴソ
小梅「ちょっとモノマネ……」
小梅「…たったららったったーったったー……ホラービデオ~……えへへ……」ペカーン
小梅「ここでビデオを見るなら……縛られたままでも出来るよね……」ニコッ
蘭子「ヒイッ」
小梅「折角だから……一緒に見てほしいな……」チラ
武内P「私も、ですか?」
小梅「うん…ビックリして、転んだら……蘭子ちゃん、起き上がれないから……危ないなって……」
武内P「わ、わかりました……それなら……」
~十数分後~
小梅「再生準備ができた……蘭子ちゃんは、どう……?」
蘭子「う、うむ! 魔物共の祭典は今、始まりを告げる……!」
(と、とりあえず見る準備は出来てます……)
小梅「観賞用の……お菓子は……?」
武内P「ポテトチップスと、飲み過ぎは良くないので500mlのジュース三本…」
武内P「加えて白坂さんは星さんと仲がいいと聞いているので、きのこの山の方を買ってきましたが……」
小梅「うん…それでいいよ……」
小梅「ふふ……ちゃんと、守ってあげてね……?」ニコニコ
武内P「は……はい」
※現在の状況:武内Pと小梅がソファに座り、武内Pの足の上に蘭子が座っている。
ふとした拍子に転ばないよう武内Pが蘭子の腰回りを緩くホールドしている。
ちなみに、その気になれば好き放題に乳を揉める体制。
小梅「それじゃあ……始まり、始まり……」ピッ
>>4,8
*とラブライカは構想の段階でどうしてもレズエロが入ってしまうので……
やるときには、また余裕のある時に別シリーズとしてやろうと思います。
< ソッチノドアニナニカウツッタゾ…!
小梅「ふふ……」ニコニコ
蘭子「ひっ、ひぃいいいいい……」ガタガタ
武内P「……」ドキドキ
< ヴアアアアアアアアアアアアア
蘭子「ヒャアあああああああああああッ!?」
武内P「」ビクッ
小梅「わあ……!」キラキラ
~ホラー映画中盤~
蘭子「ぷっ、ぷろ、デューサー、そこに、いる、います、か?」ブルブルブルブル
武内P「ええ。ちゃんとここにいます」ナデナデ
蘭子「な、ならよい……」ブルブルブルブル
武内P「……」ピタッ
蘭子「なでるの止めないでぇっ!?」ブワッ
武内P「は、はい!」ナデナデナデナデ
~数分後~
小梅「……」チラ
蘭子「コワイコワイコワイコワイワガトモタスケテアクリョーガオソッテクルウウウ」
武内P「落ち着いて下さい……私がついていますから」
蘭子「ふ……ううっ……ひとりにしない? おいてかない?」グスッ
武内P「大丈夫です、私はちゃんと神崎さんの傍にいます。私を信じてください……」ギュッ
蘭子「……うん」ピトッ
武内P「何か食べたいものはありますか?」ナデナデ
蘭子「では…日陰の民を」(それじゃあ…きのこの山を……)ペトー
小梅「……」
小梅(…良かった…)
小梅(部屋に入った瞬間、何だか2人の間に…変なわだかまりがあるみたいだったから……何とかしたかった……)
小梅(あんなにくっついて……蘭子ちゃん、本当にこの人を信頼してるんだ……)
小梅(今みたいなことを、吊り橋効果って言うのかな……?)フフッ
~数十分後~
小梅「……」
武内P「どうぞ」
蘭子「あーん…」パクッ
蘭子「んふー♪ 甘美なる民の命……」(きのこの山甘くて美味しい…♪)
武内P「喜んでいただけて何よりです」ナデナデ
蘭子「我が友よ……今のそなたは我のみを映す鏡……♪」(今はプロデューサーを独り占めです♪)スリスリ
イチャイチャ
イチャイチャ
小梅「……」イラッ
小梅「ヘアアァアアァァアアアア~~!!」
蘭子「ひゃいっ!?」ビクッ
※その後、武内Pとイチャイチャしてたおかげで何とか最後まで映画を見ることが出来た。
あまりのイチャつきっぷりに珍しく小梅が不愉快な気分になり、蘭子は鑑賞後の後片付け中に動けないのをいいことにセクハラされまくった。
そして鬱憤を晴らし満足した顔で小梅はCPルームを後にした。
あとは滅茶苦茶お世話した。
~一方、誘拐犯達のアジト~
誘拐犯10「ロック(意味深)」
誘拐犯11「にゃんにゃん」
誘拐犯12「イきます!」
誘拐犯13「Половые сношения……」パキュン
13「ウワアアアアアアア!!」ゴロゴロゴロゴロ
「「「!?」」」
10「何だ!?」
11「誘拐犯13が狙撃でキンタマをやられた!」
12「畜生! 何処のどいつだ……おい! アレを見ろ!」
「「「!!」」」バッ
『お嬢様。とりあえず1人、爆撃しました』
『そう……ご苦労様。やれそう?』
『見る限り、襲撃は上手いが防御がド下手といった所でしょうな。そんなんだから、いつもあの小僧に女を取り返されてしまうのでしょう』
『ハッキリ言って、赤子の手を捻るよりも楽に殲滅できます』
『わかったわ。それならさっさと終わらせて頂戴。あの禿げた男の顔がすごくムカつくの』
『…さてと』
『あなたたちは三度も私の仲間に襲い掛かったわ。確か……仏の顔も三度まででしょう?』
アーニャ『その股間にぶら下げたゴミは、いい狙撃の的になりそうね(ロシア語)』
この後滅茶苦茶パキュンした。誘拐犯の組織は壊滅した。
アーニャの父の部下(お嬢様……日本語とロシア語でかなり印象変わるよな……)
今まで以上に話の流れがメチャクチャだったと思う。7月中に終わらせたかったんだ。
短編シリーズものはマンネリ防止のため原則三回までと決めているので、このシリーズはここで終わりにします。
*とラブライカは、また話を思いついたときに別の形をとって書こうと思います。
ありす誕生日おめでとう。今年で十二歳だね。私は今日で二十歳だよ。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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