【咲-Saki-】照「なぜかいろんな人に目の敵にされる」 (39)


・オリキャラ大量に出ます



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照「……何故なのか?」

菫「いや、いろんな人って言ってもな……具体的には誰だ?」

照「えっと、一年の時の部長のA先輩とか、そのA先輩を筆頭に当時の虎姫メンバーとか」

菫「そうだったか? お前が入るまで虎姫のメンバーだったF先輩とかはいつもお前の世話を焼いてくれていたじゃないか」

照「F先輩以外……特にE先輩からはたまにものすごく怖い目で睨まれてた」

菫「あの人は元から目つきが……それはさておき、少なくともA先輩はそんな人ではなかったと思うぞ? 私もあの人みたいな部長であろうと心がけているほどの人物だ」

照「A先輩に関しては菫はあてにならない。あと、二年の時の部長のD先輩とかにも嫌われてた気がする」

菫「おいおい……流石になにかの間違いだろう? 人を嫌いになることがあるのかどうかすら怪しい人が?」

照「辻垣内さんとか白水さんにも避けられてるし……」

菫「まあ、あいつらは仕方ないと思う。敵同士だしな」

照「だって菫とは敵同士なのに仲良いじゃん」

菫「小学生の頃から大会で顔を合わせている仲だからな、仲がいいというのは少し違う気もするが」

照「何故理不尽に嫌われるのか……」

菫「いや、被害妄想じゃないか? 辻垣内たちはともかく、先輩たちはあり得んだろう」

照「そんなことはない。私はそういうのにかなり敏感」


ガラッ


尭深「あれ、もう来られてたんですか? お疲れ様です」

誠子「何の話してたんですか?」

菫「いや、それがな……お前たちも知ってるだろう? 去年の部長だったD先輩が照を嫌っていたとか言うものだから……」

誠子「あー……それは仕方ないというか……」

尭深「誰が悪いというわけでもないんですよね……表に出さないD先輩は大人だったと思います」

菫「……え?」

照「ほら。やっぱり嫌われてた」

菫「ちょっと待て、どういうことだ? だってD先輩だぞ?」

尭深「えっと……私たちが虎姫に入るって話が出た時に聞かされたんですけど……」


~回想~

D「来たね」

尭深「は、はい……」

誠子「部長、お話しってなんですか?」

D「ま、大体想像ついてるだろうけど、虎姫の件だよ。別に嫌な話じゃないはずだから身構えなさんな」

尭深「は、はい……」

誠子「えっと、来季の虎姫に私たちを入れたいという話でしたよね?」

D「そう。ただ、これは宮永のわがままみたいなもんだ。断りたければ断ってもいいんだよって話をしようかと思ってね」

尭深「断る……ですか?」

D「あ、いや、断れって言ってるわけじゃないんだ。あんたたちに一緒のチームで頑張ろうって約束した仲間とか居たら、そっちを優先していいってこと」

誠子「まあ、一年同士で仲のいい部員はいますけど……虎姫の誘いを蹴るほどの仲間となると尭深ぐらいしかいませんね」

尭深「それは私も、誠子ちゃんが一緒なら断る理由はないです」

D「そっか。あんたらは引き裂かれないで済んだんだね……ならいいんだよ、私みたいな思いはさせたくなかったからさ」

尭深「先輩みたいな……えっと、どういうことですか?」


D「ほら、今年の虎姫、強かっただろ? 自分で言うのもなんだけどさ」

誠子「はい。部内戦なんかも虎姫が一強の様相でしたよね」

D「けど、いくら宮永が居るからって、白糸台の部内戦がそこまで一方的になるはずはないんだよ。三年間積み上げた絆が部内戦で力になるからね」

尭深「……じゃあ、今年はどうして?」

D「簡単だよ。宮永のために、強い順に上から三人、元居たチームを抜けて虎姫に入ったからさ」

誠子「……」

D「あれは白糸台の歴史の中でもとびっきりの逸材だ。白糸台の歴史上どころか日本史上でも稀な逸材。小鍛冶健夜さえ超えて日本麻雀界のトップに立てる器」

D「その才能を伸ばすため。確実に全国の舞台に引っ張り出すために、対抗しうる人間を引き抜いて宮永の味方にしたのさ。監督がね」

尭深「そんな……じゃあ、部内戦の結果は最初から……」

D「まあ、それ自体はいいのさ。あいつはそれだけの才能があるし、他の二人も納得してる。それに、宮永本人は何も知らない。周りが勝手にやったことだ」

D「他の二人は部内でチームに分かれて争うのがそもそもおかしい、強い順に五人選んで代表にするべきだって一年の頃から言ってたしね」

D「ただ、あたしは一年の頃から一緒にインターハイに出ようって約束してた奴らが居てね。けど、あたし部長じゃん?」

D「部長がダダこねて全員で納得したことひっくり返すわけにもいかないじゃん? 肝心のそいつらはあたしだけでも全国に行けって言って背中押すしさ」

D「だけど、三年間過ごしたあいつらと一緒なら、あたしが居ない虎姫となら、宮永相手でも勝負になったんじゃないかって、思うんだよね……」

D「優勝は嬉しかったけどさ、隣にいるのがあいつらじゃないんだよ。その時になって、あたしすっごく後悔しちゃってね」

D「負けてもいいから、終わった時にそばに居るのはあいつらが良かったな、ってさ」

尭深「部長……」

D「だから、もしそういう仲間がいるなら、後悔しないようにってね」

D「たとえ負けても、あたしは、あいつらと一緒ならなんの後悔もしなかったと思うから」

誠子「部長、もしかして、団体戦で優勝した時に泣いてたのって……?」

D「……そういうこと。これ内緒な?」


~~回想終了~~


尭深「……ということがありまして」

菫「……気付かなかったな。一年間一緒のチームに居たのに……なんということだ」

照「インハイの後は特に話しかけにくかった。拒絶オーラ出てた」

菫「となると、まさか、A先輩たちも照の思い込みじゃなくて本当に……?」

誠子「A先輩? えっと……誰ですか?」

照「私が一年の頃の部長。イメージ的には今の菫を上品にして五年分ぐらい大人にした感じ」

尭深「ひ、弘世先輩を更に大人にするんですか……?」

?「へ? スミレが大人に……!?」


ガラッ!!


淡「スミレなにやってんの!? 不純異性交遊は校則違反だよ!!」

菫「なにか盛大な勘違いをして入ってきたな。とりあえず正座しろ」

淡「え? いきなり正座? 理不尽すぎない?」チョコン

尭深「とか言いながら正座するんだね」

誠子「意外と従順だからな、大星は」

菫「……しかし、A先輩となると確認のしようがないな。どうしたものか……」

淡「え? 正座させておいてあたし以外の話題を進めるの? これ、忘れ去られるパターンじゃ?」

監督「あら、懐かしい話をしてるわね。Aたちのこと?」

照「あ、先生。淡と一緒だったんですか?」

菫「そういえばこの人が居たな。何か知ってるかもしれない」

監督「?」

尭深「監督、そのA先輩たちなんですが、宮永先輩絡みでなにかトラブルとかありませんでした?」

淡「ねえねえ、私の正座の件がさっそく無視されてるけど、これいつまで正座するの?」

監督「そうねえ……強いて言えば、宮永を上位チームにねじ込むときに揉めたわね」

菫「おいこら、なにやってんだ指導者。あの頃は新入生で周りが見えてなかったから気付かなかったぞ」

監督「上位チームは三年生中心で、それまで培ってきた絆とか先輩から受け継いだ想いとかあるから、四月になってメンバー削って新人入れろとか無茶なのよね」

尭深「さらっと言ってますけど、分かっててやったんですか!?」

監督「だって宮永を下位チームで腐らせるわけにもいかないし。結局、唐突に上位四チームで勝負させて、【勝ったところ】にねじ込んだのよね」

誠子「勝ったところって……それ分かってたらわざと負けるんじゃ? その勝負やる時になんて説明しました?」

監督「『試合をして決めましょう。宮永が入るべきチームを。麻雀で決めるのが一番後腐れがないでしょう』って言って始めたわ」

菫「……頭が痛くなってきた。そりゃ、流石のA先輩も恨むだろうさ」

監督「Aといえば、あの時の虎姫って初代なのよね。一年生の頃に一年五人で組んで三年間……幼馴染だったらしい四人組を中心に、申請ギリギリで当時の一年の二番手だったEを引っ張り込んで来て、一年生チームながら部内戦で決勝卓に残る快挙を成し遂げた。あの時、二年後のレギュラーはこの子達だと予感したわ」

照「ヤバい、聞きたくない情報が次々と……」

監督「例の勝負の一週間前にFが倒れてたから宮永を入れるのにちょうどいいと思ったのだけど、妙に強く反対されて……」

菫「おいやめろ、それ以上フラグを立てるな」


~回想~

A「……うそ。 私が負けた? 三連続で?」

B「Eやあたしも退けての三連続トップ……Aの調子が悪いというんじゃなく、Fが好調なんだろうね。こりゃ今年は行けるかな?」

C「FちゃんがAちゃんより強くなったら私が最弱になるよぉ……チームとしてはありがたいけど複雑だよぉ……」

E「けど、こないだ倒れたばっかりなんだから無理はすんなよ? ただでさえ体弱いんだから、病み上がりは大事にしないと」

F「えへへ、大丈夫です。心配かけてごめんなさい」

A「けど、本当に見違えるようね。 一体どうしたの? まぐれなんて言わせないわよ」

F「……実はね。このまえ倒れてから、見えるようになったんだ」

A「見える……?」

F「うん、ほかの人の、シャンテン数とおおまかな打点が見えるの」

B「そ、それすごいじゃん!! マジで!?」

C「シャンテン数と打点が見えれば押し引きの判断がしやすいよね。 それに、読みの材料も増える」

E「空切りかどうか、手が進んだ時に何が出たか、読みの材料が増えるし、シャンテン数の増減っていう根拠があるから材料が確実なものになるな」

B「打点も見えるっていうなら、どんな役が絡んでるかも大体分かりそうだな。そりゃ強くなるわ」

A「Fは本来なら私と対等に打てるのに臆病なせいですぐオリるのが欠点だったけど、聴牌してないと分かれば押せるものね」

E「実際、私たち相手に三連勝。こいつが嘘をつくなんて考えられねえし、本物だろうな」

F「えへへ……Aちゃんには子供の頃から迷惑ばっかりかけて来たから、これで少しは恩返しができるかも……Eさんの足手まといにもならなくて済むし……」

A「返してもらうような恩はないけど、そうね、これで約束を守ってもらえそう」

B「ああ、これなら……」

C「あーもう、私には荷が重いのに! Fちゃんのバカー!」

F「あ、あう……ごめんねCちゃん……」


E「おい、幼馴染四人で盛り上がるな。何の話だ?」


A「あら? 誰も話してなかったの? もう二年近く経つのに?」

B「そういうのを話すのってお前かFの役目じゃないのか? 少なくとも私のガラじゃないぞ」

C「わ、私は話してないよ……?」

F「えっと……Aちゃんが話したと思ってたんだけど……」

E「A、お前……私を半ば無理やり引き込んだくせにまだ隠し事を……」

A「ごめんなさい、忘れてたわ」ニコッ

E「それで済むかあああああああああ!!!!!!」



【翌日】


監督「とても有望な新人をスカウトしたわ」

A「あら、素敵です。来年以降も安泰ですね。 ところでご報告が……」

監督「というわけで、上位4チームのどこかに編入しようと思うのだけど」

A「あの、ご報告……聞いてくれなさそうね、後でいいか」

監督「賢明ね。で、どうかしら?」

A「上位チームへの編入は難しいと思います。上位のチームは皆がそれぞれの想いを抱えています、この時期のメンバー変更は好ましくありません」

監督「多少既存メンバーの力が削がれても十分すぎるほどの強化が見込めるわ。それほどの逸材よ」

A「と言われましても、受け入れるチームはないと思います。戦力的に多少劣っても、メンバー不足のチームや絆が弱いドライな関係のチームに編入した方が……」

監督「Fがこの前倒れてたじゃない? あなた達もダメかしら?」

A「本気でおっしゃっているのなら、いくら私でも怒りますよ?」

監督「うーん……仕方ないわね。各チームの責任者を集めてちょうだい」


【会議後】


監督「……やっぱり、問題なく編入できそうなところは宮永を預けるには力が足りな過ぎるのよねえ」

A「想いは力になります。強いチームはそれだけ強い想いで結ばれていますから、当然と言えば当然ですね」

監督「……そうね。後腐れないように、麻雀で決めましょう。上位4チームで打って、宮永を編入するチームを決めるわ」

A「……何を想って「そうね」なのかさっぱりですが、いくら言っても無駄でしょうし、ご自由に。少なくとも私たちは負ける気はありません」

監督(ん? 負ける気がないなら素直に受け入れればいいのに……これがツンデレってやつなのかしら?)

A「で、いつ打つんですか?」

監督「今から打ちましょう。チームになじませるなら早い方がいい、ほんの少しの差だとしても、あの子には可能な限り良い環境を与えたいの」


【対局にて】


A(絶対に勝つ。あの子が死線を潜って身に着けた力、無駄にするわけにはいかないもの)

A「ロン! 7700!」

~~

B(ま、Aが作ったリードがあって、EやFが後ろに控えてるんだから流して打っても負けはないだろうけど……)

B「ツモだ。6000オール」


B(万が一にも負けられねえからな。稼がせてもらうぜ)

~~

C(私はいつもBちゃんに助けられてた。AちゃんがFちゃんを、Bちゃんが私をフォローするのが、私たち四人の自然体)

C(けど、今回は、私だって足を引っ張るわけにはいかないんだ! 勝たないと、五人の中の誰かが居なくなっちゃう!)


C「ロンです! 1500の一本場は1800!」

~~

E(ったく、みんなして熱くなっちゃってまあ……お前ら四人からしたら私を外せばいいだけだろうに)

E(って、そんなこと言ったらFあたりにぶん殴られるんだろうな。『Eさんも大事な仲間です!』とか言ってさ)

E(喧嘩弱いくせにすぐに手を出すのはやめろって言ってんのになあ……体も弱いんだからさあ)

E(Aの奴も意外と抜けてるし、私が居ないと危なっかしくて見れられねえ)

E(てなわけで、悪く思うなよお前ら!)


E「ツモ! 8000オールだ!」

~~

F(うん……ちゃんと見えてる。ツモも悪くないし、みんなが作ってくれたリードもある)

F(Aちゃん。勝つよ、私)

F(私たち四人で……ううん、Eさんも一緒に五人で、インタ―ハイで優勝するんだ!!)


F「ツモです! 2000、4000!」

~~


A「……圧勝、ね」

B「文句のつけようがねえな」

C「わ、私も頑張ったからね」

E「チーム全員が区間トップの完全試合。ま、当然だな」

F「え、えへへ……勝っちゃった。私でも勝てるんだあ……」

A「部内一位の私や二位のEを相手に連勝しておいて、今更何を言うのかしらこの子は?」

B「全くだ」

E「ま、こいつはそういう奴だ。今更言ってもな」

C「あはは……でも……私たちはいいけど……」

A「……そうね。私も部長としてケアはするけど」


二位チームリーダー「ま、ここまでされたら仕方ないか」

三位チームリーダー「……ごめんね、うちも負けられなかったから」

四位チームリーダー「……うっ……ぐすっ……嫌だよ……誰が抜けても、このチームは別のチームになっちゃうんだよ……」


監督「じゃあ、勝った虎姫に宮永を編入するわね。異議はなしよ」


全員「「「「「「「「え?」」」」」」」」」



二位チームリーダー「いや、冗談ですよね監督?」

三位チームリーダー「あいつらの強さを見てなかったんですか!? あのメンバーから誰かを外すなんて……」

四位チームリーダー「え、えっと……?」


A「あ、あの……?」

B「どういうこと? 負けたら入れ替えなんじゃ……?」


監督「上位4チームで打って宮永を編入するチームを決めると言ったでしょ。やはり虎姫が一番あの子に相応しいわ」


E「おいこらふざけんな! いくらなんでも……」

監督「実績からして、CかFを入れ替えることになるわね。やはりFかしら?」

E「馬鹿言うな!! どうしても誰か入れ替えるにしてもあたしに決まってんだろ!! 虎姫は元々あいつら四人のチームで……うおっ!?」


ペチンッ!!


E(全く痛くも痒くもねえけど、なんでこんなに効くんだろうな? って、そんなこと言ってる場合じゃねえか)

E「……おいF、今はそういう話してる場合じゃねえだろ」

F「いいえ、いついかなる時でも、言わせてもらいます! Eさんも大事な仲間なんです! なんでそうやって仲間外れになろうとするんですか!!」

A「あ、あのねF、いまは本当にそんなことを言ってる場合じゃ……Eだって今更言わなくても分かってるはずよ。今のはそういう意味じゃなくて……」

C「そ、そうだよFちゃん……」


監督「(ま、予想外の事態だけどちょうどいいわね)部内での暴力は見過ごせないわ。F、しばらく謹慎よ。あなたの代わりに宮永を入れるわ」


E「おい!! ふざけんな!!」

監督「じゃあ、そういうことで」

E「ちょっと待て! おい! ふざけんなああああああ!!!」

B「おいこら! 暴れんな! 監督に手をあげる気かよ!?」

E「暴力で謹慎だって言うならその方が都合がいいぐらいだ!! あたしが謹慎になればお前ら四人が残れるだろ!」

F「Eさん!? まだ言いますか!!」

A「あなた達落ち着きなさい!! 特にE!」

C「そ、そうだよ、みんな落ち着いてよぉ……」


~~回想終了~~


監督「ということがあったわね。懐かしいわ。そして、そこから宮永の快進撃が始まるのよ」

照「思ってたのの100倍ぐらい酷いことしてた!?」

菫「この仕打ちをうけてなお照の世話焼いてたのかF先輩は!? 菩薩か!? 菩薩なのかあの人は!?」

照「イジメとかシゴキとかなかっただけでもA先輩たちも相当な天使だと思う。嫌われて当たり前だった……てゆうか、F先輩がいなかったら……」

菫「そしてA先輩への仕打ち……許さん、許さんぞ監督め……」ゴゴゴゴゴ

照「菫、下手人は目の前」

菫「お前かアアアアアア!!!!」ガー

監督「ひっ!?」ビクッ

尭深「お、落ち着いて下さい! 今度お茶に睡眠薬を入れますから、寝てる時にいたぶりましょう!」ガシッ

誠子「完全犯罪の準備が出来るまで我慢してください!! 今はダメです」ガシッ

菫「止めるな!! こいつは、こいつだけはアアアア!!!!」ジタバタ

照「ちなみに、菫は入学した時と今では全くキャラが違う。髪型とか口調とか、全てA先輩に褒められたものに変えてる」

淡「最初はどんなキャラだったの?」(正座してる)

照「知り合いの中では……江口さんが一番近いかな?」

淡「え? 千里山の?」(足を組みなおす)

照「うん。当時の菫は今の誠子みたいなショートカットで、スカートの下にズボン履いたりしてた。A先輩に注意されて直してたけど」

淡「あの人とスミレってもう別人じゃん!? 原型ないじゃん!?」(足が痺れてる)

照「あ、あるよ……顔とか」

淡「そこまで人間変わるほど入れ込んでるってことだよね?」

照「うん。だからさっきの話を聞いてあの反応なわけ」


菫「よくもA先輩を悲しませたなアアアアアア!!!!!」ゴゴゴゴゴゴ


尭深「宮永先輩! 淡ちゃん! お願いだから手伝って!!」

誠子「すごい力だ……このままじゃ持たない」

照「行くよ淡!」

淡「うええ……二軍から応援呼ぼうよー、多分四人でも無理だよー。あと、私、今、足が痺れて立てない……」


【しばらくして】


照「さて、菫も落ち着いたところで……」

菫「あんな奴を指導者と仰いでいたのか私は……A先輩、私はまだまだ未熟でした……」

誠子「落ち着いたんですかこれ? まだ監督への憎悪が燃えてますけど」

尭深「暴れないだけいいんじゃないかな?」

淡「スミレ止める時に役に立たなかったからって正座追加とか、流石に横暴じゃないかな? なんで役に立てなかったかとか考えると絶対横暴だよね?」

照「それはさておき、話を戻そう」

淡「さておかないで!! これは流石の私も本気で抗議するよ!?」

誠子「なんの話でしたっけ?」

淡「セーコ!! 無視しないで!!」

照「私が理不尽に色んな人に嫌われてるという話」

尭深「ああ……そんな話でしたね」

淡「タカミーまで!?」

照「先輩たちのはほぼ100%監督のせいだと分かった。他の人に何故嫌われるかを知りたい」

淡「後輩に理不尽な正座を強いるからじゃないかな?」

照「淡は文句言いつつ私を嫌ってないから別にいい」

尭深「理不尽にっていうと……あ、インハイの団体戦のあと原村さんに絡まれてましたよね」

照「あれもひどかった。言ってることがめちゃくちゃだったし」

誠子「たしか、妹さんを一方的に突き放すのがどうとか言ってましたよね? 心当たりは?」


照「全くない。咲が私に会いに来て一言も会話せずに追い返されただの、手紙に一度も返事を出さないだの、酷い言いがかり」

菫「だな。一年の頃はいつも妹さんへの返事になんと書くか悩んでいたような奴だし、妹さんから手紙が来ないと言って悲しんでいたこともある」

照「ストーカーっぽい子にいきなりお姉ちゃんとか呼ばれて関わらないように逃げたりしたことはあるけど、私が咲を無視して追い返すとかありえない」

誠子「ん?」

照「ん? なんか気になるとこあった?」

尭深「そのストーカーの話をもう少し詳しく」

菫「なんだ? まさかお前たちの知り合いで心当たりでもあるのか?」

照「それなら話す。あれ以来いちども来ないけど、誰だかわからないと怖いし、犯人が特定できるならありがたい」

誠子「そのストーカーが来た時期は?」

照「一昨年の冬かな? 私が長野出身だってことも知ってるみたいで、わざわざ新幹線で来たんだよとか叫んでた。 長野に居た頃にロックオンされたのかもしれない」

尭深「その子の特徴は?」

照「怖いからしっかり見てはいなかったけど、あまり特徴のない女の子だったと思う」

菫「……ちょっと待て、確認するが、来たのはそれ一度だけなんだな?」

照「うん。それ以来咲からの手紙も来ないし、疫病神か何かだったんじゃないかとさえ思う」


誠子「尭深……これは……」

尭深「多分間違いないよ誠子ちゃん。原村さんが言ってた内容と一致する」

照「なんでここで原村さんが?」

菫「あのな、照。お前……妹さんの見分け、ちゃんとつくか?」

照「最近会ってないから怪しい。清澄の映像を見たとき、一番小さい片岡さんが咲だと思った」

淡「……ねえ、テルー?」

照「なに、淡?」

淡「そのストーカーっていうのが、サキだった可能性は?」

照「……」

淡「……」


照「……あっ」


照「わ、私はなんということを……」カタカタ

菫「落ち込むのはまだ早いぞ照」

照「菫……? あ、そうか、まだそれが咲だったと決まったわけでは……」

菫「いや、それはほぼ確定なんだが、もう一つ悪い事実がある」

照「これ以上何があるというの? 私は最愛の妹を見分けられず、長野からはるばる来た咲をストーカーだと思い込んで追い返したという事実に打ちひしがれてるというのに」

尭深「確か、原村さんの話では、手紙の返事が全く来なくて直接会いに行ったという話でした……おかしいですよね?」

照「……確かにおかしい。私は咲への返事は毎回出していた」

菫「それなんだがな照……今思えば、私は、お前が封筒に宛名を書いてるところを見たことがないんだ」


照「……それがどうしたの?」キョトン


菫「決まりだな」

尭深「自業自得ですね」

誠子「マジですか……」

淡「……え? なにがマズイの?」

菫「残念な奴がもう一人居ただと!?」


【「講義:何故封筒に宛名を書かなければいけないのか」受講後】


淡「そっかー、手紙って宛先書かないと届かないんだねー」

菫「メールですら相手のアドレスを入力しないと届かないだろうが。何故宛名も書かずに届くと思った?」

淡「機械と違って、郵便職人の手作業だから何とかなるかなーって」

誠子「郵便局の人は職人じゃないし、そもそも職人なら何でも出来ると思うな」

照「え? 職人さんでも無理なの?」

尭深「というか、何のために宛名を書くと思ってたんですか?」

照「なんとなくカッコいいから。別に書いてもよかったけど、姉妹の仲でそんな飾り気は不要だと思った」

菫「なぜそこで姉として恰好をつけようと思わなかったのか……」

照「それにしても、まさかそんなことになっていたとは……咲には悪いことをした」

菫「これは完全に自業自得だな」

照「むー……これは仕方ないか」

尭深「理不尽でもなんでもありませんでしたね」

照「た、確かにこれは私が悪いけど!! 先輩に嫌われたのは理不尽な……」


バタン


E「よう現役、練習してるかー?」

F「みなさん、三連覇おめでとうございます! 照ちゃん久しぶりー!」

A「E、F、初めましてが先でしょう。 宮永さんと弘世さん以外は私たちを知らないのよ」


照「なっ!?」

菫「先輩!!! お久しぶりです!!!」


B「相変わらず暑苦しいな弘世は。その体育会系のノリはどうにかならないのか?」

A「B、それをあなたが言うの……?」

C「あ、あはは……初めまして」


尭深「お噂は常々……」

誠子「初代虎姫の皆さま、ですよね?」

E「なんだ、知ってるのか。照にばかり注目が集まっていたから忘れられたものだと思ってたんだが」

A「……いえ、様子が変ね。たまたま私たちの話をしてた、とか?」

菫「流石先輩! その通りです!!」

淡「スミレのキャラが……」

照「言ったでしょ、今の菫はA先輩に褒められたことしてるだけだって。あれが素。A先輩の前だから素より酷いけど」

A「私たちの話をしていたとなると……初代と今の虎姫、つまり、照以外の四人はどちらが強いかというお話かしら?」

淡「(キラーン)そうだよ!!」

B「ほう、例えそうだとしても、それを堂々と言うとはいい度胸だな?」

照「え? いや、そんな話してな……」

淡「ねえテルー、このひとたち、強そうだよね?」

照「まあ、実際強いけど……私が居なくても多分団体で優勝してたし」

淡「打ちたくない?」

照「……打ちたい」

C「照ちゃんは相変わらず変なところで素直だね。で、本当は何の話をしてたの?」

淡「そんなことどうでもいいから打とうよー!! それとも、一年に負けるのが怖い?」

A「大星さん、目上の人間を挑発するのは感心しないわ。そんなに焦らなくても相手はしてあげるわよ?」

菫「そうだぞ大星! 少し黙っていろ!! 正座だ!」

淡「ちょっ!? 横暴だよー!! てゆうか私まだ正座してるんだけど!! 現在進行形で正座してるんだけど!!」



かくかくしかじか


A「……ああ、その話ね。私たちなら大丈夫よ。監督には相応のお仕置きをしてあるから」ニコッ

E「ま、なんだかんだで面白いやつだしな、照は」

F「六人で戦ったあの夏は、私の大切な思い出だよ。これは嘘じゃない」

B「まあ、Fが照を受け入れようって言わなかったらどうなってたかわかんないけどな」

照「え? でも、たまにE先輩に睨まれて……」

F「え? Eさんが? 勘違いじゃないかな?」

C「あ、それは多分……」

E「C、余計なこと言うなよ?」ギロッ

A「どうせ、Fを独占されて嫉妬してたんでしょう? あの頃のFは照につきっきりだったもの」

E「おいいいいいいい!!!? 何しれっと言ってくれてんだ!? 照に嫉妬してたのはお前もだろうが!!」

A「なんの話かしら? それより弘世さん、照が同世代の他校生に嫌われているというのは本当なの?」

菫「はい! 事実です!!」

照「そんな全力で肯定されるとへこむんだけど……」

A「その子達はプロの同期になるのよ? ライバル意識ぐらいなら良いけど、本気で嫌われるというのは良くないわ、解決できないの?」

菫「先輩からの御命令とあらばこの弘世菫、全身全霊をもって問題の解決にあたらせていただきます!」

A「では、お願いするわ。私たちの仲間をよろしくね」

菫「はいっ! お任せください!!」

B「二年経ってもこの扱いなのか弘世……なんか泣けて来たぞあたしは」


【10分後】


照「淡が先輩たちに連行された……」

菫「そりゃ、あれだけ煽ればなあ……」

照「で、菫?」

菫「ああ、任せとけって。先輩の命令だからな、命に代えても完遂するぜ」

誠子「誰ですかこのひと……?」

尭深「これが、本当の弘世先輩……?」

照「それはありがたいんだけど、そもそも何故私は辻垣内さんと白水さんに嫌われてるの?」

菫「ああ、それは……」


~回想~


智葉「弘世」

菫「ん? ああ、智葉か。久しぶりだな」

智葉「(あれ? こいつこんな奴だったか?)挨拶はいい。それより、お前のところの代表、何があった?」

菫「虎姫か? なにがあったと言われても……」

智葉「E姐さんとは昔馴染でな。ついこの間会った時には、五人でインターハイに行くんだと嬉しそうに語ってくれたものだ」

菫「ああ、E先輩と……というか、その姐さんというのは?」

智葉「あの一匹狼の姐さんにそこまで言わせる、さぞやいい仲間なんだろうと思っていたんだよ、さっきまでな」

菫「いや、実際にいい人たちだぞ、特にA先輩は品行方正文武両道才色けん……」

智葉「なのに、何故メンバーに一年が居る? 私が白糸台に行って姐さんのチームにお力添えすると言っても「絶対に入れない」と突っぱねられたのに、何故一年が居るんだ!?」

菫「いや、知らん。私は「宮永は特例で虎姫に編入する」としか聞いていない」

智葉「……特例だと? そうか、コネか何かで姐さんの仲間達を引き裂いたというわけか」

菫「否定は出来ない。部内でのあいつは特例尽くしだ、部内二位のF先輩があいつの付き人みたいになってるしな」

智葉「姐さんが、どれだけ虎姫の仲間を想っていたか、私はよく知っている。 私は、奴を許せそうにない」

菫「そうか……言っておくがあんなのでも一応部の仲間だからな、手は貸さんぞ?」

智葉「要らん。私一人で沈めてみせる」


~回想終了~


菫「ということが一年の夏に……」

照「おいこらポンコツ!? 道理で初対面で『貴様となれ合う気はない』とか辛辣な言葉が飛んで来たわけだよ!!」

誠子「なに誤解を深めてるんですか!? なにやってるんですか!?」

菫「多分、E先輩から何か聞いたんだろう、最近はバツが悪くて照に顔を合わせにくいみたいだな」

尭深「ああ……(納得)」

照「てゆうかまたあの監督のせいか!! どこまで私の対人関係を破壊すれば気が済むのあの人!?」

菫「あ、しかしな、白水の方はお前が悪いぞ?」

照「え? 私なにかした?」

菫「あいつから聞いた限りではそれなりのことをしてるはずだが……」

照「白水さんとまともに会話した記憶すらないんだけど……」

尭深「多分無自覚になにかやってると思うので、とりあえず話してください」

菫「ああ、分かった。私が聞いた話では――」


哩「姫子が居らんっちゅーのは心細か……しかし、姫子もきっと見とーやろから、無様は晒せん」

照「よろしくお願いします」

哩(名門白糸台の一年エース、こいつも私と同様のプレッシャーに晒されとるはず。 終わったら、少し話をしてみたかね)


照「あれ? 最初は割と好印象だった?」

尭深「名門校の一年エース同士、親近感を覚えていたみたいですね」

誠子「それでボコボコにされてトラウマに……?」

菫「いや、ボコボコにされた時点では、むしろ尊敬に近い感情を抱いて好感度はピークに達していたらしい」

尭深「じゃあ、一体何が……?」

菫「照の力を目の当たりにした白水は、居ても立ってもいられずに照のところに向かったらしいんだ。そこで――」


哩(おった!! こんなとこで何をしとーと!?)

哩「あ、あの……」

照「一人じゃ何もできないくせに、エースだなんて持ち上げられて調子に乗って、無様だよね」

哩「なっ!?」

哩(た、確かに私は姫子が居らんと……あの東一局の妙な力で見抜かれとったか? しかし、初対面でそんな言い方……)

照「期待ばっかりされて、実力は全然伴ってないのにね。ばっかみたい」

哩(さっきから、こっちを見もせんと、何を勝手なことばいいよっと……)

照「もう、消えちゃえばいいのに……」

哩「う……あ……うわああああああーーーーー!!!」ダッ


菫「と、照の吐く辛辣な言葉に耐えかねてその場を逃げ出すように新道寺の控室に戻ったと言っていたぞ」

照「いや、全く記憶がないんだけど……」


F「そんなことあったねえー。照ちゃんと喧嘩したときでしょー?」


照「!?」

尭深「せ、先輩!? いつの間に?」

F「私が居るとやりにくいからってEさんに追い出されちゃったの。で、せっかくだから照ちゃんの悩み事の方で力になれないかなーって」

誠子「宮永先輩の言動に心当たりがあるんですか?」

F「えっとね、照ちゃんのプリンを私が食べちゃって、それで会場までの付き添いを断られてた時があったんだー」

照「……あ」

尭深「それが、今の話の時と重なるんですか?」

F「うん。照ちゃん方向音痴だから、なかなか帰って来ないのは迷ってるからだと思って探しに行ったんだよ。それで白水さんと会って照ちゃんの居場所を聞いたから……」

照「たしかに、あの時は新道寺と当たってた気がする。プリンを食べられたショックで相手のこととかほとんど忘れてた」

菫「それで、なんであの台詞が出てくることになるんだ?」

照「それは――」


【会場内を20分ほど彷徨った後】


照「迷った……もう疲れて歩けない……このまま死んじゃうのかな、私?」

照「プリンぐらいであんなに怒って、F先輩のこと邪険にして……」

照「調子に乗ってたのかな、私……」

照「一人じゃ何もできないくせに、エースだなんて持ち上げられて調子に乗って、無様だよね」

照「期待ばっかりされて、実力は全然伴ってないのにね。ばっかみたい」

照「もう、消えちゃえばいいのに……」

照「先輩、ごめんなさい……」グスン


F「で、照ちゃんを探してる時に白水さんを見つけて、どこに居たか聞いて、照ちゃんが疲れて座り込んでるところを発見して仲直りしたの」

照「あの時はF先輩が天使に見えた……私が一方的に怒って邪険にしたのに助けに来てくれて……」

菫「照の回想の中に白水が一瞬も出てこないとは思わなかった。白水、不憫なやつ……じゃあ、誤解は後で解いておくぞ」

照「お願い」

F「ごめんね照ちゃん、これ、私のせいだよね……」

照「い、いや、そんなことは……プリンぐらいで怒った私が悪いし……」

F「でも、私が照ちゃんのプリンを食べなければ……」

照「あれぐらいで怒るのがおかしいんです。先輩は悪くないです」

F「えへへ、照ちゃん、大人になったねー。ちゃんと先輩を立てられてえらいよー」ナデナデ

照「え? 今、私、試されてた?」

F「流石にあれは照ちゃんが悪いからねー。私も、何でもかんでも自分のせいだと思うなってEさんに叱られてから、悪いことは悪いって言うようになったんだよー。ほめてほめてー」

誠子「なにこの先輩可愛い」


E「手を出したら殺すぞ?」


誠子「ひっ!?」ビクッ

F「あ、Eさん。麻雀は終わったの?」

E「Aに稼ぎ負けて二着抜けだよ。今はCが代わりに入ってる」

尭深(え? それって淡ちゃんが三着以下ってことだよね? 本当に強いんだ……)


【数日後 仲直りのために菫さんが頑張ってセッティングした会合】


智葉「……まあ、いつか謝ろうと思っていたんだが、なかなか言い出せなくてな」

智葉「毒気が抜けた後でお前に会ったら、その、なんだ、何故か上手く話せなくてな。変なやつだと思われたくなくて避けるような形になってしまった」


哩「私も別に避けてたわけじゃなくて、宮永の前に堂々と立てるようになるまではと思ってたらズルズルとな……今年は結局オーダーの時点で宮永から逃げたわけで……」


和「わ、私がここに居るのは咲さんのためですからね!! 照さんの麻雀を見た両親が、『運だけで決まる不毛なゲームではないのかもしれないな。確かな実力があれば、絶対的な勝者であることが出来るのかもしれない』と言って転校を考え直してくれたことなんかちっとも感謝してないんですから!!」

咲「和ちゃん、いつからツンデレキャラになったの……? 私は割と本気でお姉ちゃんに幻滅したから会いたくないって言ってるのに無理やり連れ出して言うことがそれなの?」


照「なぜ咲以外の全員が頬を赤らめながら言うの? そして咲、照れなくていいんだよ? お姉ちゃん傷つくよ?」


【更に後日】


照「というわけで、肝心の咲に嫌われたままなので何とか対策を……」

尭深「それは自業自得では……?」

誠子「あ、すみません、私は部長の引継ぎがあるので……」

菫「あれ? そうだったか? じゃあ、私も亦野に引継ぎをしなくてはならんので、後でな」

淡「テルー、私もう正座嫌だよー……二時間ぐらいの正座じゃ足が痺れる事がないぐらいには正座に慣れたけど、もう正座嫌だよー」

照「待って、聞いて、これ割と切実なの!!」


和「わ、私が居るのに何が不満なんですか照さん!?」

哩「いや、なんで原村がここにおっと?」

智葉「お前にだけは言われたくないと思うぞ白水。お前、鶴田はどうした? いや、原村も大概なんだが」


照「このストーカー達の被害についても話し合いたいし……」

淡「とりあえず、私の正座を解除するところからスタートじゃないかな?」

尭深「あ、私、菜園の手入れがあるので……」

誠子「じゃ、別室で引継ぎ作業を……」

菫「ああ、そうだな。じゃあ、後は任せたぞ智葉」

智葉「ああ、任された」


照「お願いだから無視しないでみんなあああああ!!」

淡「無視しないでって、それは私のセリフだよおおおおおおお!!!!!」



ABCDEと並べるとただでさえ記号でわかりにくい上に順番に並んで識別しにくいのでDを別のところに持ってきました。
余計わかりにくかったらごめんなさい。

依頼出してきます。

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