八幡「カッとなって雪ノ下をハンマーで殴ってしまった」 (31)

~奉仕部~

八幡「つーか何で奉仕部が椅子の修理なんてしないといけないんだよ」トントン

雪乃「仕方がないでしょう。学校からの依頼なのだから」

八幡「私物化されるのはマジで困るぜ」

雪乃「貴方は今こうして椅子を修理させて頂いているのよ?それだけで存在意義が出来たのよ?感謝なさい」

八幡「へいへい」
(相変わらずイラつくな、それに今日は暑いし余計だ)

八幡「つーか、お前は何でやらないんだよ」

雪乃「こういうのは男の仕事でしょ?私みたいな女の子がやって怪我でもしたらどうするのかしら?そんな事も考えられないなんて
頭も腐ってきている様ね」

八幡「そうですか お嬢様」イラッ

雪乃「えぇそうよ 貴方は所詮、奴隷でしかないのよ?言われたことをおとなしくやればいいのよ」

八幡「あ?お前いい加減にしろよ」机ドン

雪乃「何を本気にしているのかしら?貴方は怒る権利以前に人間としての権利がないのよ?奴隷くん」

八幡「おいマジでその辺にしておけ!」

雪乃「気持ちが悪いわね 冗談が通じないのね まるで精神病の様ね 眼科と精神科へ今すぐに行きなさい」

八幡「いい加減にしろ!」頭ドカッ

雪乃「」

八幡「はぁはぁ…やべぇついカッとなって雪ノ下をハンマーで殴ってしまった。俺の人生終わりだ…」

八幡「おい雪ノ下?生きてるか?おい返事してくれ!頼むから!」

雪乃「」

八幡「やばい頭から血が流れている…」

結衣「やっはろー!」

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八幡「・・・」

結衣「どうしたのヒッキー?ハンマー持ったりして それにそこで寝てるのはゆきのん?珍しいね」

結衣「おーいゆきのん!そんな所で寝ると風邪ひくよ?起きて~」

雪乃「」

結衣「ゆ、ゆきのん!頭から血流してるよ!」

結衣「それにヒッキーが持ってるそのハンマー、血がついてる!もしかしてヒッキーが!?」

八幡「由比ヶ浜!違うんだ!これには事情があるんだ!」

結衣「ひ、人殺し!」

八幡「由比ヶ浜待ってくれ!落ち着いてくれ!頼む」土下座

結衣「嫌だ!先生たち呼んでくる!あと警察も!ヒッキーのクズ!犯罪者!」

八幡「そうだよな…信じてくれないよな 俺の事なんて」

結衣「どういう事?」

八幡「言えない・・・言ったらあいつが大変な目に・・・」

結衣「???」

八幡「由比ヶ浜のことを愛している だから本当のことをお前だけに話す 聞いてくれるか?」

結衣「うん聞かせて それに愛してるって///」

八幡「俺はある人間を庇って 俺が雪ノ下を殺したフリをしたんだ お前が警察を呼べば全ては計画通りだった」

結衣「つまりゆきのんを殺した犯人は別にいてヒッキーはその人を庇ったってこと???」

八幡「そういう事だ」

結衣「それでヒッキーが庇った人って誰なの?」

八幡「それは言えない すまん だがそいつは雪ノ下に金を借りていたんだ。」

結衣「お金のトラブルってこと???」

八幡「そうだ。10万借りたらしいが雪ノ下は100万返せと言っていた。確かに俺も聞いた」

結衣「ゆきのんがそんな酷いことを!?」

八幡「そうだ… そいつは兄弟がいっぱいいてな、生活費に困っていたんだ。でも口論になって雪ノ下を殺しちまったんだ」

結衣「でも警察に事情を話せば・・・」

八幡「兄弟たちが知ったらどう思う?それに俺は無価値な人間だ、それでそいつを救えるならそれでいいんだ」

結衣「ヒッキーは無価値なんかじゃないよ!でもそーゆー自己犠牲とかもうやめようって言ったじゃん」

八幡「でも俺も思った、このまま俺が逮捕されれば小町は犯罪者の妹になる。それじゃ不味いって・・・」

八幡「それに俺の家族は雪ノ下家から物凄い制裁を喰らうだろう 下手すれば一家心中だ」

結衣「じゃあどうするの?」

八幡「驚かないで聞いてくれ 俺はこれから死ぬつもりだ 」

結衣「ヒッキー!そんなの絶対にダメだって!」

八幡「じゃあどうすればいいんだ!」

結衣「ゆきのんの死体をどこかに隠そうよ!」



八幡「そんなこと・・・」

結衣「やるしかないよ!ヒッキー!」
(よく考えてみればゆきのんが死んだから私はもうヒッキーと結婚できるかもしれないじゃん!)

八幡「そうだな…あともうひとつ提案がある。これも驚かないで聞いてくれ」

結衣「うん」

八幡「雪ノ下がいなくなったことに気付けば俺たちをかなり追及してくるであろう人間が一人いる 一番厄介な存在だ」

結衣「陽乃さんでしょ?」

八幡「よくわかったな。あの人にはどうしても勝ち様がない だから…」

結衣「ヒッキー!殺ろう!」

八幡「だがあの人を殺害するにはそれなりに計画を考えないといけない」

結衣「確か合気道をやってたから簡単には倒せないかもね」

八幡「それが問題だ それに護衛がつくかもしれない」

結衣「じゃあどうしよう」

八幡「いずれ役に立つと思って あの人の弱みを見つけておいたんだ」

結衣「どういう事?」

八幡「実はあの人 最近年下の彼氏が出来たらしい 運が良いことにこの学校の生徒だ」

結衣「それって誰?」

八幡「聞いて驚くなよ?」

夜~とある崖にて

戸部「つーか俺をこんな夜に呼び出してマジで何の用?」

八幡「由比ヶ浜!やれ!」

結衣「とべっち!ごめんね!こうするしかないんだ!」頭ドカッ

戸部「」

八幡(これで由比ヶ浜も共犯だ…こいつも逃げられない)

八幡「あとは陽乃さんが戸部の死体に近づくはずだ そしたら二人で後ろから襲うぞ!流石に二人で武器を持っていて後ろからならいけるだろう」

陽乃「どうしたのかな~?戸部くん?こんな場所に呼び出しちゃって、もしかしてプロポーズかなぁ~」

戸部「」

陽乃「そんな所で死んだふりして驚かせようとするつもり?可愛いなぁ 私は驚かないぞ~ ん?この血は本物だ!」

八幡「いくぞ!由比ヶ浜!」

由比ヶ浜「うん!」

八幡「妹と同じ所に埋葬してあげるからあの世で仲直りしてくださいね」頭ドカッ

由比ヶ浜「ヒッキーのためだぁ!」倒れた体ドカッ

陽乃「」

八幡「よし!成功したな!」

由比ヶ浜「何言ってるのヒッキー?ちゃんと仕留めないと」頭ドカッ×10

八幡「おい!由比ヶ浜流石にやりすぎだ!」

由比ヶ浜「へへへ…ごめん何か快感でさ!」

八幡(こいつ狂ってる・・・)


八幡「と、戸部の死体はどうする?考えてなかった」

由比ヶ浜「戸部っちは雪ノ下家じゃないから違う所にしようよ!」

八幡(こいつ何言ってるんだ…)

八幡「じゃあ戸部はここの海に突き落とすか」戸部投げ捨てる

由比ヶ浜「へへへ 火曜サスペンスみたいで楽しい」

八幡(やべぇよ…やべぇよ…)

由比ヶ浜「じゃあ陽乃さんはゆきのんと同じトランクに詰め込むね!あ!ヒッキー!ゆきのんの頭って何回殴った?」

八幡「い、一回だが」

由比ヶ浜「それじゃあ不平等だから、あと頭を11回ハンマーで殴らないと!」雪ノ下を取り出す

八幡「いやぁいいだろう…」

由比ヶ浜「ゆきのん!今陽乃さんとお揃いにしてあげるから喧嘩しないでね!」頭ドカッ×11

八幡(こいつサイコパスだ・・・)

由比ヶ浜「ねぇヒッキー ゆきのん制服だと何か可哀想だからお洒落させてあげようよ!」

八幡「いやぁ早く死体を捨てないと・・・」

由比ヶ浜「ゆきのんも女の子だよ!最後も綺麗でいたいはずだよ!」

由比ヶ浜「明日、ゆきのんに似合うお洋服着せてあげてから埋めようよ~」

八幡「だが明日になると捜索願が出るかもしれない 早目に片付けないと」

由比ヶ浜「ごめんね ヒッキー 今までの会話全部録音してあるんだ♪一緒に社会的に死のっか?私はヒッキーとならそれでも全然いいよ!」

八幡(逆手に取られたか)

八幡「分かった 」
(こいつと手を組んだことが間違いだったな。こいつも[ピーーー]べきか・・・?)

由比ヶ浜「ねぇヒッキー!ゆきのんの血と陽乃さんの血同じ味だよ!やっぱり姉妹だね!」ニコッ

八幡(助けてくれ 小町 戸塚 この際材木座でもいい)

由比ヶ浜「ヒッキーも舐めてみる?」

八幡「いやっ…俺はいい」

由比ヶ浜「変なヒッキー!おいしいのに!」プイッ

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