【オリジナル】情報屋戦線 (4)

自分の処女作なのでぜひ見てください
書き込んでくれると喜びます

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ドーン...ドーン...

古い機械の護衛がやたらめったらに銃弾を打ち込んでくる。

俺たち情報屋はここ、機械都市に研究者に売り渡す情報を取り来ている。

機械都市、というのは数十年前に見つられたシェルターに覆われてたすでに滅んだ都市である

男「当たったらどうする気なんだよこいつら!」

声「こいつらは当てに来てるよ!」

右手を覆うようなハンマーから声が聞こえてきた。

彼女は魔人具(オブジェクト)と呼ばれる道具に変身できる人間の一人だ。

今はその魔人具形態で彼女は話しかけている。

男「目的地は右!?左!?」

声「普通は右!でもめんどくさいから...」

声「上だ!」

男「よしきた!」

ズガァン!

俺たちは天井をぶち抜いてついに目的地に到着した。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1438008566

声「いやぁやっぱり私の「p/h(フィジカルハッカー)」がなかったら確実に死んでたねー」

男「そもそもお前がいなかったら入れすらしねーよ」

声「えへへ」

魔人具には一人一つのスキルと呼ばれるものを持っているらしい。

彼女のスキルは「p/h」。
人間の身体能力を超人レベルにあげるものだ。
縦横無尽の銃弾を避けれたのもコイツのおかげだ。

声「よっと」

ハンマーが音を立てて跳ね上がり少女の形になった。

少女「魔人具っていうのも疲れるんだよ?」フゥー

男「普通の人間はなおさら疲れるんだよ!」ゼェゼェ

男「まあいいデータ回収手伝え」ゼェゼェ

少女「はいよー」

データ回収は手元のメモリに入れれるだけ入れて本部で細かく解析して研究者に売りつける。


男「よし終わったか」

少女「じゃあ帰ろ変身するねー」

男「おう!」バシッ

ズガァン!

不用意に床に穴を開けて俺たちは本部に戻った。

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男「帰ったぞ」

少女「帰ったよ!」

サイス「ウェクトにアリーか、トゥルが暇そうにしてたからデータよこしてこい」

このサイスとかいう男は俺の同僚で解析班の人間だ。
ちなみに俺とアリーは調査班だ。

トゥルというのはこの情報屋「フロントライン」の社長だ。
と言ってもこの情報屋は調査班四人の解析班3人(社長を含む)の極小グループなので別に偉い訳じゃない。

ウェクト「お前も暇そうじゃねーかさっさとこの前の奴の解析終わらせとけ」

サイス「へいへい」

アリー「トゥルは?」

サイス「あっち」

アリー「ありがとね」

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ウェクト「おいトゥル働け」

アリー「帰ったよ!」

トゥル「おかえりアリー!いつも可愛くてワタシ嬉しいよ!」

アリー「えへへ」

ファイ「おかえりですウェクトさんデータください」

ウェクト「これだ」ポイッ

ファイ「預かったです」パシッ

このファイというのは同僚で解析班の仕事の7割をこなしている女だ。
ほっとくとすぐに本を読みだすがその頃には既に解析が終わっている。
その間秒単位。
早すぎるだろ。
トゥルも見習ってくれ。

ウェクト「クラムとアキュールは」

ファイ「そろそろ来るはずです」

俺たち以外にももう一組調査班がいるが、そいつらがクラムとアキュールである。

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