理子「キーくん♪アメリカに行くんだって？」

キンジ「もう知ってるのか」

理子「退学になったって凄い噂になってるよ？理由は女たらしが原因ってことになってるけど・・・」

キンジ「事実無根だが、酷すぎる退学理由だな」

理子「キーくんまだ女の子足りないの？これ以上増えるのは理子としてもちょーっと見逃せないよ」ｶﾞｵｰ

キンジ「何の話だよ？」

理子「・・・おいキンジ、本当の退学理由知ってもそれを言えるのか？」

キンジ「なんだよ急に」

理子「お前がオルメス・・・アリア関連でイギリスに目をつけられてたのは知ってるな？」

キンジ「ああ、だがあれはハワードが」

理子「確かに貴族は王族には逆らえないが・・・。こっちで貴族が、しかもオルメスの一族の問題なんかを学校側が対処するのは無理だ。」

キンジ「国同士で面倒臭いことになる前に学校は俺を、今度は完璧に退学にしたってことか・・・もしかして日本にすら目をつけられてんのかな俺」

理子「そうだよーキーくん問題起こしてばっかだしね。でーアリアはまだこの件を知らないんだよね。すぐに耳には入るだろうけど、退学しちゃった今、もう手遅れ。退学される前に知れたら良かったけど」

キンジ「だが何故今なんだ？そんなことできるなら前から」

理子「キーくんがアリアの妹に手を出したことになってるんだよねー」

キンジ「はい？」

理子「またたらしこんだのか？姉妹丼とは流石だな」ｷﾞﾛｯ

キンジ「そんなことしてないが・・・そうかアリアの家はメヌエットまで俺が連れていくと思ってるのか」

理子「自業自得だけど大変だがな・・・何かあったら協力はしてやる」

キンジ「ありがとな理子・・・そうだ。前に付き合う約束してたが・・・もう少し待ってくれるか？」

理子「な//キーくん急に何を！？」

キンジ「約束してただろ？今は無理そうだからもう少し待っててくれ。お礼になんでもするからさ」

理子「い、いつでも大丈夫だよ//・・・待ってるから」

キンジ「悪いな…じゃあまたな」

理子「困ったら何でも理子に！言ってよね！」

キンジ(理子はそのまま飛んでどっかに行ってしまった。いつも変だが今日は特に変だな顔真っ赤だし。そんなやばい本買いたいのだろうか？だとしたら安易に何でもすると言ったのは間違いかもしれない)

キンジ「アリアにばれたら、メヌに手を出したのね！とかで風穴だな・・・はやく行こう」