漣「出る！アニメに！」

曙「何言ってんのよ…」

漣「だってぇ！！私達アニメでこれっぽっちも出番無かったじゃないの！」

朧「うん…第六駆逐隊に持って行かれた感があるね」

漣「でしょう？だからせめて第七駆逐隊がアニメで主役張る妄想するわけですよ」

曙「はぁ…」

潮「ま、まぁ、私達もいつかアニメ化するかもしれないし…準備しておくのは悪くないよね」

漣「ふぅ、立派な武器…いや装甲がある人は余裕ですなぁ」ﾓﾆｭﾓﾆｭ

潮「ひゃああ！？」

漣「そんなわけでオープニングから差し替えます！ミュージックスタート！」

ｱｻﾉﾋｶﾘｰ ﾏﾌﾞｼｸﾃ

朧「あ、曲は変えないんだ…」

漣「まぁね。主人公である漣を中心に第七（私達）のカットを沢山入れて…と」

曙「えっ！？主人公は漣なの？」

漣「これでも初期艦ですから！立場は吹雪ちゃんと同じ！」ｴｯﾍﾝ

潮「じゃあ第一話のサブタイトルは…」

朧「『はじめまして、ご主人様』？」

漣「そうなるね！」

朧（何か、いかがわしい…）

曙「なんかドタバタラブコメ成分多そうな第一話ね」

漣「まぁまぁ、それはさておき…オープニングのサビの部分もかっこよくしよう」


ｲｸﾂﾓﾉｳﾐｦｺｰｴ…

朝潮『…』ｷﾘ

吹雪『…』ﾆｺｯ

雪風『…』ｴﾍ


漣「ここまで第八、第十一、第十六あたりの集合を入れてやって…サビのカットイン！」


ﾀﾄｴ ｾｶｲﾉ～

ｽﾞｺﾞｯｸ『…』ﾋﾞｺｰﾝ


漣「水しぶきをあげながらクローを構えるズゴック…ッ！！」

曙「待てや！！」

漣「え？」ｸﾋﾞｶｼｹﾞ

曙「待て待て待て、待ちなさい！何で水陸両用モビルスーツが出てくるのよ！？」

漣「え？だって漣がコレに搭乗して深海棲艦と戦うロボットアニメだから…」

曙「第一話のサブタイ明らかにメイド物アニメなのに、いつロボットアニメになった！？」

漣「手持ちの武装で砲撃とかぱんぱか…いやバンバカやってるし…合うかなって」

朧「ちなみにあたしの乗機はグラブロ…ハサミがいい」

曙「蟹か！？蟹っぽいからか！」

漣・朧「イェーイ」ﾊｲﾀｯﾁ
曙「えぇい……いやそれでも他作品のメカもってきちゃ駄目でしょ」

漣「だぁいじょうぶだって…財団Ｋ川繋がりでガン○ムエースか月刊ニュ○タイプあたりで、ガ○ダム×艦これコラボしてもらえるって！」朧「多分…」

曙「そんな無茶な…」

漣「映像化しちまえば公式よ」ﾍｯﾍｯﾍ

朧「そしてゆくゆくはスパロボに参戦…戦闘BGMは「海色」のままで」

漣「BGMは想像すると意外に合ってるでしょ？」

曙「ああ…アンタがﾄﾞﾔ顔でアイアンネイルを敵のどてっ腹に突き刺してるのが目に浮かぶわよ…」ﾔｹｸｿ

漣「でしょでしょ？ケ○ロ軍曹だって参戦したんだからワンチャンあるって！」

漣「さぁ、ついでに曙も搭乗するMSここから選んでよ」つMS大全

曙「えーっ…私も付き合う設定なの…」ﾄﾞﾚﾄﾞﾚ

・アッガイ
・球磨専用ベアッガイ
・三隈専用ベアッガイ
・筑摩専用（ry）
・熊野専
・阿武



曙「実質一択じゃないの！！」

曙「ったく…あれ？そういえば潮は？」

潮「……ﾊﾗﾊﾗ」ｼﾞｰｯ

曙「あぁ、アンタも付き合いきれずに別のDVD見てるのね。何見て…」


ｱﾝﾃﾞｨｨｨｨｨ！！


潮「そ、そんな…アンディさんが…アンディさんがァァァァ」ﾜｰﾝ

曙「ポケ戦～っ！？」

漣「潮にはハイゴッグに乗ってもらうので参考映像を見てもらってます」ﾌﾝｽ

潮「うううっ…隊が一人欠けちゃったよぅ」ｸﾞｽｯ

曙「これで大泣きしてたらこのあとの話見ないほうがいいわよ…」

漣「さぁて乗機も決まったのでアニメの続きを作るよ～」

朧「おぉ～！」

漣「やっぱ第七駆逐隊漣、出る！って言って出撃だよねぇ」



曙「あぁもう…ＭＳが配備されてるとかどんな鎮守府よ……ん？」

曙「そういえばクソ提督の立ち位置はどうすんのよ？やっぱシルエットだけ？」

漣「ご主人様にも出演してもらいます」

朧「でも、そのままだと提督はビジュアルをクリアできないんじゃ…」

漣「そう、なのでご主人様は恒例の仮面かぶってる枠です！」

曙「あざとい！」

朧「自らも指揮官用ザクⅡに乗って連邦軍と戦うんだね…そういうとこキライ、じゃない」

曙「深海棲艦との戦いどうした！？」

漣「ご主人様は『今は人類同士で戦ってる場合じゃないのに！』っていう役」

曙「どんな世界観よ…」

漣「最終決戦では漣の機体がズゴックEにパワーアップ。ご主人様も加えて戦います！」

曙「ほぉ…」

漣「漣たちは輪形陣という陣形で戦う！」

漣「漣を中心に、胸部装甲の厚い潮（ﾊｲｺﾞｯｸﾞ）が後衛」

漣「朧（ｸﾞﾗﾌﾞﾛ）と曙（ｱｯｶﾞｲ）が両脇を固める」

漣「ご主人様（ザクⅡS）は漣（ｽﾞｺﾞｯｸE）の前に立つ」

漣「ご主人様のポジションが一番危険なので覚悟して戦ってもらいまショ」b　ｸﾞｯ　

曙「水陸両用仕事しろ！～！」

潮「……」

曙「そういえば潮はさっきから黙ってどうし…」



潮「いゃぁぁ！嘘だと言ってよバーニィ！！」ｳﾜｧｧｰﾝ

曙「だから続きみるなって言ったでしょ！」



朧「というわけでアニメに出られるように…」

漣「第七駆逐隊の応援をよろしくぅ！」

おわる