真姫「日本では、フィジカルエリートは野球に集中しているというのをよく聞くわね」

穂乃果「ヨーロッパだって野球がサッカー以上に人気出たら、今よりサッカーが弱くなるのは目に見えてるし」

真姫「それだと野球が無くなるじゃない。野球が無くなると世のお父さん達や甲子園球児が悲しむわ」

穂乃果「野球はもうそこそこ世界で通用しているし、ダルビッシュさんとか田中マー君とかハンカチ王子とかメジャー級の移籍が相次いでるよね？」

穂乃果「サイヤング賞とれそうな位って、これってサッカー界に照らし合わせると凄い事だよね？　平気でバロンドール候補だよ。メッシさんとかそのクラスだよ！」

真姫「野球人口が全てサッカー界に流れるのならJリーグも盛り上がるかもしれないわね。アジアで一番の座を不動のものに出来るかも」

穂乃果「甲子園制度って他国に類をみないもの凄い実力底上げ制度なんだよ！　今よりプレイ人口が数倍以上になったサッカー甲子園が毎年行われたら、サッカードラフトとか凄い盛り上がるよ！　うわぁいっ！」

真姫「そうなった世界もそれはそれで楽しいのかもね」

穂乃果「糸井さん（サッカー特化）で本田圭介さんクラス狙えるよ！」

真姫「だから糸井さんって誰！」

真姫「日本人野球選手　 190センチ以上　15人 。188センチ以上　30人 。185センチ以上　50人。この人達をサッカーに移住させましょう」

穂乃果「長友さんとか香川さんの例もあるし、175センチ以上でみたら凄い数の野球選手がサッカー界を震撼させるよ！」

穂乃果「イ・デホさんやおかわりくんは置いといてね」

真姫「これはサッカー大国日本ワンチャンあるわね……」

穂乃果「ダッグアウトに温存しているまま出場機会が無い選手はもったい無いよ！　日本の宝だよっ！」

真姫「ふふふ……コンサドーレがJ1の覇者になる日もそう遠くないかもしれないわ」

穂乃果「それはわからないけど」

穂乃果「元SB監督の秋山幸二さんとかきっとルーニーくらい良いFWになれたよ！　あの人の身体能力ハンパないんだよ！！　糸井さんにも負けないんだっ！」

真姫「まず糸井さんを教えて！！」

真姫「でも現実問題、野球選手をサッカーに移動させるなんて……」

穂乃果「そこでねっ」

穂乃果「一年だけ、一学年だけ野球じゃなくサッカーをやる世代をくれたらいいのっ！」

真姫「どういう意味？」

穂乃果「野球界の層は厚いでしょ？」

穂乃果「一年だけ、空白の学年をつくって……その一学年分をサッカーやる世代にすればサッカー界のフィジカルエリートも増えるよ！」

真姫「田中マー君世代がみんなサッカーをやっていたらと考えるとゾッとしないわね。坂本くんもマエケン、澤村くん、吉川くん、斎藤佑樹さん。たった一学年だけでも大きな損失だわ」

穂乃果「この制度を、5年に一度ないし10年に一度やってくれたら日本のサッカー界の人材も底上げ間違いなし」

穂乃果「でも……日本では野球人気の方が大きいから…それも難しいよね……」

真姫「野球教育の分を少しサッカー教育に回すならともかく、必ずサッカーをやらせる制度はちょっとね……」

穂乃果「そんな……それなら一生日本はサッカー弱小国だよ…」

穂乃果「糸井さん……」

真姫「逆に糸井さん運動神経どんだけよ」