千秋「見せてあげるわ。黒石の輝きを」 (27)

ちゃおラジの外伝です。本編を読んでなくても大丈夫です。
本編
蘭子「混沌電波第20幕!(ちゃおラジ第20幕)」
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文香「では決闘講座を…始めます…。今日は当然ながら…千秋さんです…」

千秋「よろしく」

文香「では千秋さんの…カテゴリを決めましょう…。私としては黒繋がりで…真紅眼にしようと思うのですが…。伝説の黒石も…ありますし…」

千秋「真紅眼?どこらへんが黒なの?」

のあ「メインが真紅眼の黒竜だからよ。ついでに言うとこれで一通り時戻しの秘法持ちが揃うわね」

文香「まあのあさんの言う通り…まだダメージステップ終了時とか言ってる相手に…もうダメージステップ終了時だから使えるはずだというのは…不毛でしょうね…。ただ1つ確かなことが…あります…」

飛鳥「確かなこと?」

文香「ダメージステップ内に…ダメージステップ終了時なんてタイミングを作らなければ…そもそもこんな話にならない…ということです…」

飛鳥「確かにそうだね。なければそもそも誰も戦闘時に使えるなんて思うはずないよ。ダメージステップ終了時なんて紛らわしい名前を付けたせいで無用な混乱をもたらしたわけだね」

千秋「まあ何にしても私に合うならそれでいいわ」

文香「真紅眼の主戦法は…墓地利用とデッキの活用です…。豊富な蘇生手段に…デッキから特殊召喚どころか…デッキ融合までこなします…。まあそんなことができるカテゴリは…他にもありますが…真紅眼だけの強みもあります…」

千秋「強み?」

文香「バーンです…。デメリットなしで…2400という数字を…手軽に削る高火力…。それが真紅眼の他にはない…強みですね…」

千秋「よくわからないけど勝つまでの道筋が短くなるということかしら?」

文香「大体そんな所です…。では今日はルール説明で終わりますね…。明日までにベースデッキと…預かった予算内で使えそうなカードを用意します…」

つかさ「全プロジェクトを解体して白紙に戻すんだってよ。まさかこんなに早いとは思わなかったよな」

文香「そうですね…。枠を壊してグループを組むんだとは思ってましたけど…もっと話を使うと思ってました…」

飛鳥「これはいよいよボクたちの出番が近付いてきたね」

のあ「そうね。李衣菜と組みそうな夏樹が出たなら、ダークイルミネイトの飛鳥やにゃん・にゃん・にゃんの私が出るのはもはやほぼ確定よね」

蘭子「むしろ出さねば我らの聖域に危機が及ぶぞ!(むしろ出さないとこの事務所に抗議が殺到しますね)」

文香「うちは346プロじゃないんですけどね…」

千秋「みんなもう集まってるのね。待たせてしまったならごめんなさい」

文香「大丈夫ですよ…千秋さん…。これがベースデッキと…使えそうなカードです…。すみませんがやることがあるので…1人で組んでみて下さい…。終わったらいくらでも…アドバイスしますので…」

千秋「それは構わないけど…。一体何を始めるの?」

文香「今日発売するパックの…開封です…。皆さん…パックは買いましたよね…?」

飛鳥「ライキリがあるから当然だよ」

つかさ「DDD使ってて買わないとかありえねーから」

幸子「強化カードが当たりやすいとかさすがボクですね!」

輝子「フヒ。私も当たりやすいぞ…」

蘭子「ククク。我が望みは荒ぶる魂ただ1つよ!(私の狙いはスカーライトだけです!)」

千秋「そ、そう。当たるといいわね」

文香「はい…。では皆さん…開けていきましょう…」

つかさ「とりあえずカエサル・ラグナロクは当たったな。誰かカリ・ユガ持ってねーか?」

飛鳥「ボクが買った箱に入ってたけど」

つかさ「ちょうどよかった。ライキリとトレードしねーか?」

飛鳥「いいよ。多分2枚あっても困らないしね」

蘭子「紅の悪魔翌竜よ。傷ついてもなお我と共にあることを望むか。よかろう!共にまいるぞ!(レッド・デーモンズ・ドラゴン。傷ついてもまだ私と一緒にいたいんですね。いいですよ。一緒に行きましょう)」

のあ「明らかに素レモン抜く気ね。まあ使い分けできなくはないけど優先順位は下がるかしらね」

メアリー「とりあえずトゥーン・リボルバーは当てたワ!」

文香「フレシアと禁忌の壺の…確保に成功しました…。…あれ…?何だか泣き声が…。あの机の位置は…乃々さん…」

乃々「デビル・イーグルの素材にしかできないスカル・イーグルに、スカル・イーグルしか呼べないワイルド・ヴァーチャー、さらに現状スカル・イーグルでしか召喚できないデビル・イーグル。いぢめですかそうですか」

輝子「れ、レイド・フォースはなかなかつかえるぞ…」

幸子「それにラプターズ・アルティメット・メイスも…使えなくはないです。だからお願いですからボクを心眼の女神さんとお別れする感傷にひたらせて下さい!」

つかさ「まあいつかRDMも出るだろ。へー。そのデッキドラゴンと悪魔入ってるのか。だったらこいつ使ってやってくれよ。このデッキだと出番ねーんだよな」

千秋「仮にも秘書だったんだからもっと気にかけてもいいと思うのだけど。まあそういうことならありがたく使わせてもらうわ」

千秋「できたわ。さあ、相手は誰?」

アーニャ「ヤー…私やりたいです。マリノヴィーグラッツ…真紅眼の相手ときたらシニーグラッツ…青眼でしょう?」

千秋「私はそれで構わないわ」

文香「決まりですね…。準備が出来たら始めますね」

千秋・アー二ャ「「決闘!」」

アーニャ「ヴァティンペルヴィー…先攻はもらいます。ヤー…私のターン。シニーグラッツ…青き眼の乙女を召喚。カードを2枚伏せてターンエンドです」

千秋「私のターン、ドロー。モンスターを裏側守備表示で召喚。カードを1枚伏せてターンエンドよ」

アーニャ「エンドフェイズにスキル・サクセサーを発動。シニーグラッツ…青き眼の乙女の攻撃翌力を400アップします。シニーグラッツ…青き眼の乙女の効果発動。シニーグラッツ…青き眼に宿りし力、今こそここに解放せよ!出でよ。ベールィードラコン…白き龍。青眼の白龍」

のあ「序盤はアーニャが有利ね」

飛鳥「そうだね。問題は裏側守備表示モンスターがどっちなのかだね」

文香「そうですね…。カードによっては…逆転される可能性もあります…」

アーニャ「ヤー…私のターン、ドロー。クラッドビシュチェ…墓地のスキル・サクセサーを除外して効果発動。シニーグラッツ…青き眼の乙女の攻撃翌力を800アップ。シニーグラッツ…青き眼に宿りし力、今ここに解放せよ!出でよ。ベールィードラコン…白き龍。青眼の白龍。オネストを召喚。バトルです。青眼で守備モンスターを攻撃。滅びの爆裂疾風弾」

千秋「黒鋼竜の効果発動。効果で真紅眼融合を手札に加えるわ」

アーニャ「青眼でダイレクトアタック。滅びの爆裂疾風弾。オネストでダイレクトアタック。オネスティ・クライイング。シニーグラッツ…青き眼の乙女でダイレクトアタック。ブルーアイレーザー」

千秋「その人そんなの出せるの?」LP3100

アーニャ「ヤー…私はレベル8の青眼に、レベル1の青き眼の乙女をチューニング。神秘の力よ。白龍に宿りてその身を輝かせよ。覚醒せよ。セレブロドラコン…銀の龍。シンクロ召喚。蒼眼の銀龍。ヤー…私はオネストを手札に戻してターンエンドです」

千秋「私のターン、ドロー。真紅眼融合発動。デッキの真紅眼の黒竜とデーモンの召喚を融合!黒の竜よ。雷の悪魔よ。真紅の渦の中で混ざり合い1つとなり、新たな力と姿を見せよ。現れ出でよ。悪魔の力持ちし黒き竜。悪魔翌竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン。バトルよ。ブラックデーモンズで青眼を攻撃。メテオ・フレア」

アーニャ「ルカ…手札のオ」

文香「残念ですが…悪魔翌竜の方のブラック・デーモンズの戦闘中…ダメージステップ終了時まで…何も発動できません…」

アーニャ「ポゾー…残念です」LP7800

千秋「バトル終了時にブラック・デーモンズの効果発動。墓地の真紅眼を指定して元々の攻撃翌力分のダメージを与えるわ」

アーニャ「オグネヴァーヤモシュチュ…火力が高いですね」LP5400

千秋「効果が発動した後真紅眼はデッキに戻るわ。伝説の黒石召喚。リリースしてデッキからレベル7以下のレッドアイズモンスターを特殊召喚するわ。真紅眼よ。炎の力を纏いて全てを焼き尽くせ。出でよ。真紅眼の黒炎竜を守備表示で特殊召喚。ターンエンド」

アーニャ「ヤー…私のターン、ドロー。トレード・イン発動。銀河眼の光子竜を捨てて2枚ドロー。蒼眼の効果発動。墓地から青眼を特殊召喚。バトルです。青眼で黒炎竜に攻撃。滅びの爆裂疾風弾」

千秋「くっ。さすがにきついわね」LP2500

>>18
真紅眼融合使ったターン他の召喚、特殊召喚、モンスターのセットは出来ないよ?

アーニャ「ヤー…私はカードを1枚伏せてターンエンド」

千秋「エンドフェイズにレッドアイズ・スピリットを発動。墓地から黒炎竜を蘇生するわ。私のターン、ドロー。真紅眼を墓地に送って2枚ドロー。効果でデッキから黒炎竜を墓地に送るわ。私は黒炎竜を再召喚」

輝子「フヒ。再召喚ってことはデュアルだな…」

千秋「バトルよ。ブラック・デーモンズで青眼を攻撃。メテオ・フレア。更に黒炎竜で蒼眼に攻撃。ダーク・メガ・フレア」1900

アーニャ「ポチェム…なぜライフを失うのに攻撃を?」

千秋「ブラック・デーモンズの効果発動。墓地の真紅眼を指定して効果発動。真紅眼の元々の攻撃翌力分のダメージを与えるわ。発動した真紅眼はデッキに戻るわ。再召喚した黒炎竜の効果発動。戦闘したバトルフェイズ終了時に攻撃翌力分のダメージを与えるわ」

アーニャ「ライフが本当にまずいですね」LP600

>>20すみません。18で効果使ってからの部分を書き直します。

千秋「私はこれでターンエンドよ」

アーニャ「ヤー…私のターン、ドロー。蒼眼の効果発動。墓地の青眼を守備表示で召喚。トレード・イン発動。ルカ…手札の銀河眼の光子竜を捨てて2枚ドロー。カードを1枚伏せてターンエンドです」

千秋「私のターン、ドロー。紅玉の宝札発動。手札の真紅眼を墓地に送り2枚ドロー。効果でデッキから真紅眼の黒炎竜を墓地に送るわ。レッドアイズ・スピリット発動。効果で黒炎竜を特殊召喚するわ。更に黒炎竜を再召喚。バトルよ。ブラック・デーモンズで蒼眼に攻撃。メテオ・フレア。黒炎竜で青眼に攻撃。ダーク・メガ・フレア」LP3000

アーニャ「ポチェム…なぜライフを失うのにわざわざ攻撃を?」

千秋「バトル終了よ。ブラック・デーモンズの効果発動。墓地の真紅眼を指定して2400ダメージ。更に再召喚した黒炎竜の効果発動。バトルフェイズ終了時に2400ダメージを与えるわ」

アーニャ「プロークホーイ…まずいですね」LP600

千秋「私は手札の伝説の黒石と真紅眼の凶雷皇-エビル・デーモンをリリースするわ。悪魔と竜の力が混じる時、忘れられし王の力が目覚める。出でよ。DDD覇龍王ペンドラゴン」

アーニャ「DDD…つかさのカードですか?」

つかさ「まあアタシのデッキじゃ使わねーしよ。使ってもらえる所にいた方が本望だろ?」

千秋「私は黒炎竜とペンドラゴンでオーバー・レイ。真紅眼よ。鋼の体に炎を纏い、眼にる全てを焼き尽くせ。現れよ。ランク7。真紅眼の鋼炎竜。私はこれでターンエンドよ」

アーニャ「…文香。そのカードの効果は?」

文香「オーバー・レイ・ユニットがある限り…効果で破壊されない耐性と…オーバー・レイ・ユニットを使い…真紅眼を蘇生する効果…そして千秋さんが特殊召喚した理由である…カードを発動する度に500ダメージを与えるバーン効果です…」

アーニャ「500…。スパスィーバ…ありがとうございます」

アーニャ「ヤー…私のターン、ドロー。プリスコルブニィー…惜しかったですね千秋。青眼がいなければ間違いなく負けてました」

千秋「勝利宣言?できるならやってみなさい。私はそんな脅しに屈したりしないわ!」

アーニャ「ダー…はい。青眼を攻撃表示に変更。バトルです。青眼で鋼炎竜に攻撃。手札のオネストを墓地に送り効果発動。青眼の攻撃翌力を鋼炎竜の攻撃翌力分アップします」LP100

千秋「攻撃翌力分アップ?!青眼の攻撃翌力は5800、私のライフはちょうど3000…。クッ…殺せ!」

アーニャ「コーネッツ…終わりです。滅びの爆裂疾風弾」

千秋「まさかあそこから逆転されるとはね」LP0

千秋「ごめんなさいつかさ。あなたのカードを使ったのに負けてしまったわ」

つかさ「気にすんなって。アタシとしては出してもらっただけでもありがたいんだからよ」

千秋「でもペンドラゴンをバトル前に出してれば青眼の攻撃はなかったわ」

アーニャ「ニェート…いいえ。セレブロドラコン…銀龍の轟咆がありましたからどの道青眼は出てきたから大事です」

文香「それフォローに…なってるんでしょうかか…?」

のあ「まあ何にせよさDDDに居場所がないペンドラゴンに居場所ができてよかったわね。この勢いでDDパンドラもどうにかなるといいわね」

つかさ「…あいつを組み込めるデッキなんてあんのか?」

おわりです。本当にご指摘ありがとうございました。

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