ルルーシュ「催眠オナニー?」 (20)
スザク「そうだ。とても気持ちがいいんだって」
ルルーシュ「ほう。興味があるな」
スザク「用意するものはその催眠[田島「チ○コ破裂するっ!」]用の音声を入れてある再生機器とイヤホンとか、ヘッドホン」
ルルーシュ「ふむなるほど。試してみるのも一興か……」
ゼロ(うーん、最近は特区日本の仕事に縛り付けられて抜いてないからな。すごく興味があるな)
ゼロ(よし、今日は早めに帰ってその催眠[田島「チ○コ破裂するっ!」]とやらを試してみるか)
ゼロ「ライ、すまないが、野暮用がある。今日の残りの書類を任せていいか?」
ライ「構わないが、貸し一つだよ」
ゼロ「ありがとう、では」
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ルルーシュ「クラブハウスもしばらくぶりだな」
ルルーシュ「ふむ、調べてみたところ用意するものはこんなところだな」
ルルーシュ「なるほど、スザクの言うとおりそれほど必要なものは多くない、イヤホンはこれで、あとは携帯端末に……しかし音声はどうするか」
ルルーシュ「ググってみるか……お、たくさん出てきたな。ふむ、無料のものもいくつかあるな、とりあえずはこれを試してるか」
ルルーシュ「……よし、あとはこれをつけて」
ルルーシュ「実践だ」
『こんばんは!これからあなたの催眠オナニーを……』
ルルーシュ(始まったか……ふふ、どれほどの快楽か待ち遠しいぞ)
ーーー
スザク「うーん、ナナリーの作ったサンドイッチおいしいね」モグモグ
ナナリー「私は、挟んだだけですから……///」
咲世子「いえ、ナナリー様は食材の加工も手伝ってくださいましたよ」
スザク「すごいじゃないかナナリー」
ナナリー「ありがとうございますスザクさん。早くライさんにも食べさせてあげたい……」
バァン!!
ルルーシュ「スザァク!!!」
ナナリー「きゃあ!」
スザク「ど、どうしたのルルーシュ!」
ルルーシュ「こっちこい!」
スザク「わ、ちょ、ちょ!」ズルズル
ナナリー「……お兄様?」
咲世子「……ああ、朝からたぎる獣慾を抑えきれず、無垢な親友に、あっー!」
ナナリー「咲世子さん!?!?」
スザク「ちょ、どうしたんだよルルーシュ」
ルルーシュ「どうしたもこうしたもあるか!お前の言ってた催眠オナニー、まったくうまくいかなかったぞ!」
スザク「ええ?そんなはずないんだけどなぁ」
ルルーシュ「実際ダメだった!いくら言葉に耳を傾けても、何言ってんだこいつとかしか思わなかったぞ!」
スザク「うーん、僕は簡単に催眠にかかるんだけどなぁ……実は僕もロイドさんに教わってやり始めたからあんまり詳しくないんだよ」
ルルーシュ「くっ……睡眠時間を削って、仕事も肩代わりしてもらったのに」
スザク「仕事?」
ルルーシュ「あ、なんでもない」
ルルーシュ(どうする、どうしても気になるし試してみたいが、スザクにこれを教えたおそらくブリタニア軍のやつには、あんまり会いたくない……)
ーーー
ゼロ「というわけで本日の会議は催眠オナニーだ」
ライ「」
C.C「」
カレン「さいみんおなにー?」
藤堂「ほう……」
ライ「ル、げほん、ゼロ。その催眠オナニーとやらはいまこの場で、黒の騎士団員の幹部で話し合う必要のあるものなのかな?」
ゼロ「当然だ!今後の黒の騎士団を左右する重要な会議だ」
ライ(どうしちゃったんだルルーシュは)ヒソヒソ
C.C(さっぱりわからん、むしろこっちが聞きたい)
カレン「さいみんおなにー……さいみんおなにー……? 催眠、オナ、ニ……!?」
藤堂「ふむ、ゼロ。なぜ急に催眠オナニーに興味を持ったのだ?」
千葉「藤堂さん!?」
ゼロ「いや実は先日とある伝でこの催眠オナニーとやらの存在を知ってな、興味が出て試してみたんだがさっぱり何が良いのか分からなかった」
カレン(ゼロのイメージが)
ライ「おいまさかこんな昨日僕に仕事押し付けたのはそれが目的だったんじゃないだろうな」
ゼロ「知らんな、さて、誰かこれについてわかるものはいるか」
朝比奈「まぁいちおう」
卜部「俺も」
仙波「ハイカラなもんはわからん……」
扇「何回かは、最近は用はないけど」
玉城「俺はしょっちゅうだぜ!」
ライ「頭痛くなってきた……」
藤堂「ふ、確かに普段の人となりを見ていれば、ゼロは催眠オナニーには馴染みにくいかもしれんな」
ゼロ「というと?」
藤堂「催眠にかかりづらそう、という意味だ」
ゼロ(まぁかける側だし)
卜部「ちゃんとしっかり準備をしないとうまくいきにくいもんだ、それと慣れもある」
ゼロ「準備だと?」
朝比奈「あれ?まさか本当に機材用意しただけ?それじゃあ難しいに決まってるじゃないか、呆れた」
千葉「呆れたのはこっちだ」
ゼロ「ふむ、いかんせん初めてでな、しかし確かに情報は不足していたかもしれん……」
藤堂「よし、ではこの藤堂がゼロに催眠オナニーの基礎を伝授してみせよう」
ゼロ「おお!頼むぞ藤堂!」
ライ「ピザでも頼もうか、僕のおごりだぞ」
C.C「本当か!」
カレン「私もコーラとか頼もうかな」
藤堂「では基礎の基礎から、催眠オナニーは、その名の通り催眠状態に自分から入り込んで行う自慰行為だ。もちろんなんの手助けもなく催眠状態に入ることは難しい、ゆえに専用の音声を用いる」
ゼロ「それは知っている」
藤堂「この催眠音声というのが実は曲者だ、ピンキリもあるし、個人によってかなり相性もある」
ゼロ「そうなのか?」
藤堂「それなりに万人受けの高い汎用性を持つものもあるが、それも確実ではない。自分にぴったり合う催眠音声を見つける努力も必要だ」
朝比奈「それと、実行に移す前にしっかり頭と体を洗わないとな」
ゼロ「なに?催眠と何の関係がある」
藤堂「催眠音声によって催眠状態に陥るまでにはそれなりに時間がかかる。その最中に体の各所や、特に頭や耳などが痒くなってしまうと声に集中できなくなり、効果が薄まってしまうのだ、同じ理由で、歯磨きも普段より念入りにしておくといい」
ゼロ「……ふむ」
玉城「環境も大切だぜ!あったかくしとかねーと、動けなくて風邪ひいたなんて大変だからな!」
ゼロ「動けないだと?どういうことだ」
扇「深い催眠状態に陥ると本当に体が動かせ無くなるんだ、解除の合図があるまで」
卜部「仰向けになる関係上枕もちょうどいい高さのものがいいな、高すぎたり低すぎると、圧迫感や違和感で阻害される」
ゼロ「オナニー一つに手間が深いな」
藤堂「だからこそ、極上の快楽を得られるのだ」
ライ「そしたらこの前の純血派とやらが僕を引き抜こうとしてたらしくて……」
C.C「どこでも人気だなお前は……ん、うまい、他はともかくチーズは最高だな」
カレン「ライが騎士団抜けちゃやだよ私」
ライ「はは、大丈夫だよカレン」
藤堂「やはり基礎から固めて正解だったな。どれもある程度安値で揃うものだ、快適な催眠オナニーのためにも揃えてみるべきだ」
ゼロ「ふーむなるほどな……」
藤堂「イヤホンもインナーイヤー型の、自分の耳にあったものを揃えればより深く催眠に落ちるだろう」
ゼロ「……しかし、な。一番の問題がある」
藤堂「なんだ?」
ゼロ「自分に合った催眠音声を探したほうがいいとは言うが、私は、まぁ知っての通り多忙でな。ライに仕事を押し付けなければオナニーの時間すら確保できない」
ライ(認めやがった)
藤堂「ふむ、確かに由々しき事態だ。こちらでも手伝えればいいのだがゼロや戦闘隊長殿でしか処理できない書類も多い……」
ゼロ「これではとても探す時間など確保できん、どうすれば……」
藤堂「……ふむ、では私に任せてもらおうか」
ゼロ「なに!?」
藤堂「この藤堂が、ゼロに相応しい催眠音声を用意してみせよう!」
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